JP5852546B2 - 作業者支援システム及び作業者支援方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に係る作業者支援システム1の全体構成を示す模式図である。本作業者支援システム1は、複数の作業ステーションWS,WS,…を有する生産ラインPL,PLに配置される作業者の作業を支援するために用いられるものである。作業者支援システム1は、インターネット又はイントラネット等の情報ネットワークを使用したクライアントサーバシステムであり、作業者の作業を支援するための作業者支援サーバ2と、生産ラインPL,PLの各ステーションWS,WS,…に配置される作業者が使用する作業者用クライアント3,3,…とを備えている。作業者支援サーバ2と作業者用クライアント3,3,…との間は、情報ネットワークNTWによりデータ通信可能に接続されている。
図2は、本実施の形態に係る作業者支援サーバ2の構成を示すブロック図である。作業者支援サーバ2は、コンピュータ2aによって実現される。図2に示すように、コンピュータ2aは、本体21と、画像表示部22と、入力部23とを備えている。本体21は、CPU21a、ROM21b、RAM21c、ハードディスク21d、読出装置21e、入出力インタフェース21f、通信インタフェース21g、及び画像出力インタフェース21hを備えており、これらのCPU21a、ROM21b、RAM21c、ハードディスク21d、読出装置21e、入出力インタフェース21f、通信インタフェース21g、及び画像出力インタフェース21hは、バス21jによって接続されている。
機種情報テーブル201は、生産ラインにおいて生産される機種に係る情報が登録されるテーブルである。図3は、機種情報テーブル201の一例を示す模式図である。図3に示すように、機種情報テーブル201は、機種を識別するための機種ID201aと、機種の名称を示す機種名201bと、機種を製造するために各作業ステーションで行われる工程を識別するための第1工程ID201c,第2工程ID201d,…とを要素として含んでいる。ここで、各工程ID201c,201d,…には、各機種を生産するために作業ステーションに割り振られる工程が作業順に登録される。具体的には、機種IDが“A01”の機種においては、第1工程として工程ID“P001”で示される工程が、第2工程として工程ID“P002”で示される工程が登録されている。この場合、機種ID“A01”の機種は、生産ライン上の1番目の作業ステーションでは工程ID“P001”の工程が、2番目の作業ステーションでは工程ID“P002”の工程が順次行われることにより生産される。ここで、各工程ID201c,201d,…に登録される工程IDは、次に説明する工程情報テーブル202によって定義される。なお、機種情報テーブル201に格納される情報は、コンピュータプログラム24aがハードディスク21dにインストールされる際に自動的に登録されてもよく、また、マニュアルで登録されてもよい。
工程情報テーブル202は、作業ステーション毎に割り振られる工程の作業内容を示す情報が登録されるテーブルである。図4は、工程情報テーブル202の一例を示す模式図である。図4に示すように、工程情報テーブル202は、工程を識別するための工程ID202aと、各工程における作業項目の作業の順番を示す作業項目ナンバー202bと、作業項目の名称を示す作業項目名202cと、作業項目毎に作業が適切に行われたか否かを判定するための判定基準202dと、作業項目毎の標準作業時間を示す標準作業時間202eと、作業工程毎の作業時における注意点等を示す備考202fとを要素として含んでいる。図4に示す例では、工程ID“P001”の工程の作業項目として4つの項目が登録されており、作業項目ナンバー“1”には作業項目名“圧力センサ取付”の作業項目が、作業項目ナンバー“2”には作業項目名“温度センサ取付”の作業項目が、作業項目ナンバー“3”には作業項目名“配管取付”の作業項目が、作業項目ナンバー“4”には作業項目名“コントローラソフト設定”の作業項目が、それぞれ登録されている。工程ID“P001”の工程は、これら4つの作業項目で構成されており、作業項目ナンバー“1”の作業項目から順に作業が行われる。判定基準202dには“吐出圧が30MPa以下”又は“v3.1のソフトに設定”のような実際の作業実績を示す数値等に基づく判定基準、または、“締め忘れ無きこと”のような適切な設定が行われたか否かの確認を促す判定基準等が登録される。これらの判定基準に基づいて、作業が適切に実施されたか否かが作業項目毎に判定される。なお、工程情報テーブル202に格納される情報は、コンピュータプログラム24aがハードディスク21dにインストールされる際に自動的に登録されてもよく、また、マニュアルで登録されてもよい。
作業者情報テーブル203は、生産ラインの各作業ステーションに配置され、各種の作業を行う作業者の情報が登録されるテーブルである。図5は、作業者情報テーブル203の一例を示す模式図である。図5に示すように、作業者情報テーブル203は、作業者を識別するための作業者ID203aと、作業者の名前を示す作業者名203bと、作業者毎に設定されたパスワード203cとを要素として含んでいる。なお、作業者情報テーブル203に格納される情報は、コンピュータプログラム24aがハードディスク21dにインストールされる際に自動的に登録されてもよく、また、マニュアルで登録されてもよい。
スキル情報テーブル204は、作業者の工程毎のスキルを示す情報が登録されるテーブルである。図6は、スキル情報テーブル204の一例を示す模式図である。図6に示すように、スキル情報テーブル204は、作業者を識別するための作業者ID204aと、工程を識別するための工程ID204bと、作業者のスキルを示すスキル204cとを要素として含んでいる。ここで、スキル204cには作業者のスキルに応じて“若手”、“中堅”、及び“熟練”の何れかの値が登録される。ここで、“若手”が最も低いスキルを示し、“熟練”が最も高いスキルを示している。なお、後述するように、本実施の形態ではスキルの平均値の算出が行われる。このような計算を行うために、スキル204cには、“若手”、“中堅”、及び“熟練”に対応する数値(例えば、“1”、“10”、及び“20”等)が併せて登録されている。勿論、“1”、“10”、及び“20”等の数値のみがスキル204cに登録されていてもよく、また、“若手”、“中堅”、及び“熟練”の代わりに“A”、“B”、及び“C”等の別の表記が登録されていてもよい。なお、スキル情報テーブル204に格納される情報は、工程情報テーブル202及び作業者情報テーブル203が登録される際に自動的に登録されてもよく、マニュアルで登録されてもよい。このスキル情報テーブル204に登録されたスキル情報は、後述するスキル更新処理により更新される。
資料情報テーブル205は、各機種の各工程において実際の作業の参考となる資料を示す情報が登録されるテーブルである。図7は、資料情報テーブル205の一例を示す模式図である。図7に示すように、資料情報テーブル205は、資料を識別するための資料ID205aと、資料の名称を示す資料名205bと、機種を識別するための機種ID205cと、工程を識別するための工程ID205dと、資料を参照するために必要最低限のスキルを示す参照スキル205eと、資料にアクセスするためのアドレス206fとを要素として含んでいる。ここで、アドレス206fには、資料にアクセスするためのアドレスとして、URL(Uniform Resource Locator)、URI(Uniform Resource Identifier)又はローカルパス等が登録される。なお、資料情報テーブル205に格納される情報は、機種情報テーブル201及び工程情報テーブル202と共に自動的に登録されてもよい。また、後述する資料登録処理によって新たな情報を登録することもできる。
作業実績情報テーブル206は、各作業者の作業項目毎の作業実績を示す作業実績情報が登録されるテーブルである。図8は、作業実績情報テーブルの一例を示す模式図である。図8に示すように、作業実績情報テーブル206は、作業者を識別するための作業者ID206aと、工程を識別するための工程ID206bと、作業項目を識別するための作業項目ナンバー206cと、過去に作業した際の実作業時間が格納される実作業時間206dと、作業実績が登録された日時を示す作業日時206eを要素として含んでいる。この作業実績情報テーブル206への作業実績を示す情報の登録は、後述する作業実績登録処理によって行われる。
図9は、本実施の形態に係る作業者用クライアント3の構成を示すブロック図である。作業者用クライアント3は、タッチパネル式の情報端末装置3aによって実現され、生産ラインの各作業ステーションに設けられる。図9に示すように、情報端末装置3aは、CPU31a、ROM31b、RAM31c、ハードディスク31d、入出力部31f、及び通信インタフェース31gを備えており、これらのCPU31a、ROM31b、RAM31c、ハードディスク31d、入出力部31f、及び通信インタフェース31gは、バス31jによって接続されている。
次に、上述したように構成された作業者支援システム1の動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。なお、本実施の形態の作業者支援システム1にて実行される主な処理として、(1)作業実績情報テーブル206に作業実績情報を登録するための作業実績登録処理、(2)作業が遅れている作業者を特定し、他の作業者に対して支援要求を送信する支援要求処理、(3)作業が遅れている作業者に対して作業支援を行う遅延作業者支援処理、(4)スキル情報テーブル204に登録されたスキル情報を更新するためのスキル更新処理、(5)資料情報テーブル205に資料情報を登録するための資料登録処理がある。以下では、これらの各処理について説明する。
まず、各作業ステーションにおける作業項目毎の作業時間を含む作業実績を登録する作業実績登録処理について説明する。なお、この作業実績登録処理は、各作業ステーションWS,WS,…のそれぞれに配置された作業者用クライアント3,3,…毎に並列で実行される。
各作業者は、作業ステーションで作業を開始する前に、各作業ステーションWSに設置されている作業者用クライアント3のコンピュータプログラム34aを起動する。当該コンピュータプログラム34aが起動すると、作業者用クライアント3は、入出力部31fにログイン画面を表示する。図10は、ログイン画面D1の画面例を示す図である。図10に示すように、ログイン画面D1は、日付、作業用クライアント3が設置されている生産ライン及び作業ステーションを示す情報、並びに生産ラインにおけるその日の工程表T101が表示される。ここで表示される工程表T101は、顧客からの受注に基づいて生成される。なお、作業者支援システム1は、顧客からの受注情報を格納する受注情報データベースを備えており、工程表T101は、受注情報データベースに格納される受注情報に基づいて自動的に生成される。この工程表T101は、作業者支援システム1内で自動的に生成される他、予め他のコンピュータ等で工程表を生成し、当該工程表を読出装置21e等より読み込んでもよい。各作業ステーションWSのその日の作業内容は、この工程表T101に基づいて決定される。このため、作業者は、ログイン前にこの工程表T101を参照することで、生産する機種及びその生産順等のその日の作業内容を確認することができる。
次に、支援要求処理について説明する。この支援要求処理は、上述した実績登録処理において、作業実績情報が作業実績情報テーブルに登録され、作業余裕時間が算出される度に自動的に開始される。したがって、支援要求処理は、実績登録処理と同様に、各作業ステーションWS,WS,…のそれぞれに配置された作業者用クライアント3,3,…毎に並列で実行されることになる。この支援要求処理の具体的な処理手順等を以下に説明する。
次に、上述した支援要求処理で送信される支援要求を作業者用クライアント3が受信した後に実行される遅延作業者支援処理について説明する。なお、以下では、作業が遅れており、支援を受ける必要がある作業者を「遅延作業者」、上述した支援要求処理により支援要求を受け、遅延作業者支援処理の実行を指示し、遅延作業者に対して支援を行う作業者を「支援作業者」、支援作業者より遅延作業者の作業補助を行うように指示された作業者を「補助作業者」とする。本実施の形態の遅延作業者支援処理は、(3−1)補助作業者を選定し、当該補助作業者に対して作業補助依頼を送信する作業補助依頼送信処理と、(3−2)遅延作業者に対して作業の参考となる資料を示す情報を送信する資料送信処理とに分けられる。
まず、作業補助依頼送信処理について説明する。作業補助依頼送信処理は、支援作業者が、作業者用クライアント3を操作し、作業補助依頼ボタンB301を押下することで開始される。図15Aは、本実施の形態に係る作業者支援システム1で実行される作業補助依頼送信処理の手順を示すフローチャートである。作業補助依頼送信処理が開始されると、CPU31aは、補助作業者となる作業者を選択するために、補助作業者候補要求データを作業者支援サーバ2に送信する(ステップS401)。補助作業者候補要求データを作業者支援サーバ2が受信すると(ステップS501)、CPU21aは、まず、現在作業に従事している作業者を特定する(ステップS502)。次に、CPU21aは、ステップS502で特定された作業者より、遅延作業者が従事している工程について、一定のスキルを有する作業者を抽出する(ステップS503)。このステップS503の詳細について説明すると、まず、CPU21aは、スキル情報テーブル204より、ステップS502で特定された作業者の作業者ID及び遅延作業者が従事している工程の工程IDと一致する情報を検索し、各作業者の当該工程に係るスキルの値を特定する。次にCPU21aは、ここで特定された各作業者のスキルの値が“熟練”である作業者のみを抽出する。
次に、資料送信処理について説明する。資料送信処理は、支援作業者が、作業者用クライアント3を操作し、資料送信ボタンB302を押下することで実行される。図15Bは、本実施の形態に係る作業者支援システム1で実行される資料送信処理の手順を示すフローチャートである。資料送信処理が開始されると、CPU31aは、遅延作業者の作業支援に適した資料を選択するために、候補資料要求データを作業者支援サーバ2に送信する(ステップS601)。候補資料要求データを作業者支援サーバ2が受信すると(ステップS701)、CPU21aは、遅延作業者のスキル情報に基づいて、作業支援として送信するに適当な資料を候補資料として選定する(ステップS702)。具体的な処理を以下に説明する。まず、CPU21aは、遅延作業者が現在従事している工程における機種ID及び工程IDを取得する。次に、資料情報テーブル205より、取得した機種ID及び工程IDを検索し、当該機種及び工程に係る資料を抽出する。次に、CPU21aは、遅延作業者が現在従事している工程に係るスキルの値をスキル情報テーブル204より取得する。次に、CPU21aは、抽出した資料毎の参照スキルと、遅延作業者のスキルの値とを比較し、これらが一致する資料を候補資料として選定する。次に、CPU21aは、選定された資料の資料ID及び資料名を含む候補資料情報を作業者用クライアント3に送信する(ステップS703)。
次に、スキル情報テーブル204に登録されている作業者のスキル情報を更新登録するためのスキル更新処理について説明する。このスキル更新処理は、上述した遅延作業者支援処理による作業支援を受けること等によって、作業者のスキルが向上したと判断されたときに実行される。この判断は、作業者(例えば、遅延作業者)が実際に作業を行っている様子に基づいて、他の作業者(例えば、支援作業者又は補助作業者)が行う。その他にも、遅延作業者支援処理により遅延作業者に対して作業支援が行われた後に、作業チェックシート画面D2の作業ステーション進捗情報表示部L203より、遅延作業者の作業余裕時間が増加したか否かを確認すること等によって、遅延作業者のスキルが向上したか否かを支援作業者又は補助作業者が判断してもよい。
次に、資料情報テーブル205に新たな資料を追加登録するための資料登録処理について説明する。この資料登録処理は、作業者用クライアント3より資料を追加登録するものである。資料登録処理を実行する作業者は、作業者用クライアント3の入出力部31fを操作し、作業チェックシート画面D2の資料登録ボタンB202を押下し、資料登録を行うための資料登録画面を入出力部31fに表示させる。図18は、資料登録画面D9の画面例を示す図である。資料登録画面D9には、機種を選択するための機種選択欄F901、機種毎の工程を選択するための工程選択欄F902と、資料を参照するに適切なスキルを選択する参照スキル選択欄F903と、資料名を入力する資料名入力欄F904と、ファイルのアドレスを入力するアドレス入力欄F905と、登録ボタンB901とが設けられている。ここで、機種選択欄F901及び工程選択欄F902には機種情報テーブル201に登録されている機種ID及び機種毎の工程が、参照スキル選択欄には“若手”、“中堅”、“熟練”の各値がプルダウン形式で表示される。作業者は、入出力部31fを操作し、機種選択欄F901、工程選択欄F902、参照スキル選択欄F903、資料名入力欄F904、及びアドレス入力欄F905に新たな資料の情報を入力し、登録ボタンB901を押下する。これにより、入力された資料情報が作業者支援サーバ2に送信され、資料情報テーブル205に追加登録される。
上述した実施の形態の作業者支援システム1は、支援作業者から実行開始の指示を受けることによって遅延作業者支援処理を開始するように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、先行する支援要求処理において作業が遅れている作業者がいると判断された場合に、自動で遅延作業者支援処理を開始するように構成されていてもよい。この場合、作業補助依頼送信処理においては、各作業者のスキル及び作業余裕時間に基づいて、スキルが最も高く、作業余裕時間が最も大きな値である作業者を、作業者支援サーバ2が補助作業者として自動的に選出することが好ましい。また、資料送信処理においては、遅延作業者の従事している工程及び当該工程のスキルに基づいて、作業者支援サーバ2が自動的に選出することが好ましい。この他、作業補助依頼送信処理又は資料送信処理の何れかを自動で開始するようにしてもよく、まず作業補助依頼送信処理を開始し、当該作業補助依頼送信処理において補助作業者の候補が見つからなかった場合に資料送信処理を開始するように構成されていてもよい。その他にも、支援要求処理において、作業の全体を管理する作業管理者が、作業者支援サーバ2または作業管理者用のクライアントを操作し、任意に支援要求処理を開始するよう作業者支援システム1に指示することでその結果を作業管理者に対してその結果を作業支援サーバに表示するようにしてもよい。この場合、作業管理者はその結果を基に、作業支援すべきかどうかを判断し、作業支援すべきであると判断すれば、作業支援要求を発信し遅延作業者支援処理を開始するように作業者支援システム1に指示することが考えられる。
2 作業者支援サーバ
2a コンピュータ
21 本体
21a,31a CPU
21b,31b ROM
21c,31c RAM
21d,31d ハードディスク
21e 読出装置
21f 入出力インタフェース
21g,31g 通信インタフェース
21h 画像出力インタフェース
21j,31j バス
22 画像表示部
23 入力部
201 機種情報テーブル
202 工程情報テーブル
203 作業者情報テーブル
204 スキル情報テーブル
205 資料情報テーブル
206 作業実績情報テーブル
3 作業者用クライアント
3a 情報端末装置
31f 入出力部
PL 生産ライン
WS 作業ステーション
NTW 情報ネットワーク
Claims (6)
- 複数の作業ステーションを有する生産ラインの作業者を支援する作業者支援システムにおいて、
前記各作業ステーションに配設され、作業に係る情報を送受信可能であり、表示部を有する情報端末装置と、
前記生産ラインにおける生産計画に基づいて生成される前記各作業ステーションの作業工程毎の作業に要した実績作業時間を含む作業実績情報を取得する作業実績取得手段と、
前記作業実績取得手段により取得される前記作業実績情報に含まれる前記作業工程毎の前記実績作業時間と、前記作業工程毎に予め設定される標準作業時間とを比較することによって、前記作業ステーション毎の作業の進捗を判定する進捗判定手段と、
前記進捗判定手段による判定結果に基づいて、作業が遅れている遅延作業ステーションを特定する遅延作業ステーション特定手段と、
前記遅延作業ステーション特定手段により特定される遅延作業ステーションへの作業支援要求を当該遅延作業ステーション以外の作業ステーションの少なくとも一つに配設された前記情報端末装置に対して送信する支援要求手段と、
前記情報端末装置が前記支援要求を受信した場合に、前記作業ステーション毎の前記進捗判定手段による判定結果を含む作業状況情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部に表示される作業状況情報に基づいて選定される前記遅延作業ステーションへの作業補助を行う補助作業者を示す補助作業者情報を、前記情報端末装置を介して取得する補助作業者取得手段と、
前記補助作業者取得手段により取得される補助作業者情報に示されている補助作業者の前記作業ステーションに配設された前記情報端末装置に対して、作業補助依頼を送信する作業補助依頼送信手段と
を備えることを特徴とする作業者支援システム。 - 前記進捗判定手段による判定結果に基づいて、作業が進んでいる進行作業ステーションを特定する進行作業ステーション特定手段をさらに備え、
前記支援要求手段は、前記進行作業ステーション特定手段により特定される進行作業ステーションに配設された前記情報端末装置に対して前記支援要求を送信するように構成されている、
請求項1に記載の作業者支援システム。 - 前記作業者の作業の習熟度を示す習熟度情報を記憶する習熟度記憶部と、
前記習熟度記憶部に記憶される習熟度情報で示される習熟度が所定の値以上である作業者を特定する支援作業者特定手段と
をさらに備え、
前記支援要求手段は、前記支援作業者特定手段により特定される作業者が配置されている作業ステーションの前記情報端末装置に対して支援要求を送信するように構成されている、
請求項1又は2に記載の作業者支援システム。 - 前記支援要求手段により前記支援要求が送信され、前記遅延作業ステーションの作業者に対して作業支援が行われた後に、前記遅延作業ステーションに配置された作業者の作業の進捗状況に基づいて判定される当該作業者の前記習熟度情報の更新登録を受け付ける習熟度更新手段をさらに備える、
請求項3に記載の作業者支援システム。 - 前記作業工程の作業内容に関する資料を記憶する資料記憶部と、
前記支援要求を受信したときに前記資料記憶部より選択される前記遅延作業ステーションの作業工程に関する資料を示す参考資料情報を取得する参考資料取得手段と、
前記参考資料取得手段により取得した前記参考資料情報を前記遅延作業ステーションに配設された前記情報端末装置に対して送信する参考資料送信手段と
をさらに備える、
請求項1乃至4の何れかに記載の作業者支援システム。 - 生産ラインに設けられる複数の作業ステーションに配置される作業者を支援するための方法であって、
前記各作業ステーションには、作業に係る情報を送受信可能であり、表示部を有する情報端末装置が配設されており、
前記生産ラインの生産計画に基づいて生成される前記各作業ステーションの作業工程毎に、当該作業工程に要した作業時間を含む作業実績を登録するステップと、
登録された前記作業実績及び前記作業工程毎に予め設定される標準作業時間に基づいて、前記作業ステーション毎の作業の進捗を判定するステップと、
前記判定結果に基づいて、作業が遅れている作業ステーションを特定するステップと、
前記作業が遅れている作業ステーションへの作業支援要求を、他の作業ステーションの少なくとも一つに配設された前記情報端末装置に対して送信するステップと、
前記情報端末装置が前記支援要求を受信した場合に、前記作業ステーション毎の前記判定結果を含む作業状況情報を前記表示部に表示させるステップと、
前記表示部に表示される作業状況情報に基づいて選定される前記遅延作業ステーションへの作業補助を行う補助作業者を示す補助作業者情報を、前記情報端末装置を介して取得するステップと、
取得された補助作業者情報に示されている補助作業者の前記作業ステーションに配設された前記情報端末装置に対して、作業補助依頼を送信するステップと
を有する作業者支援方法。
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