JPH0657384B2 - 生産ライン情報管理方法 - Google Patents

生産ライン情報管理方法

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JPH0657384B2
JPH0657384B2 JP63082292A JP8229288A JPH0657384B2 JP H0657384 B2 JPH0657384 B2 JP H0657384B2 JP 63082292 A JP63082292 A JP 63082292A JP 8229288 A JP8229288 A JP 8229288A JP H0657384 B2 JPH0657384 B2 JP H0657384B2
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公 多田
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日立精機株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、加工・組立を行う生産ラインのための生産
ライン情報管理方法に関する。更に詳しくは、加工・組
立情報をICカードなどの移動できる情報記録媒体に記
憶させて、この記憶情報にしたがって作業を行うもので
ある。
[従来技術] 加工・組立作業のために、被加工の対象であるワークに
ICなどのワーク情報を記憶するカードを取り付けて移
動させるものである。例えば、特開昭62−11486
0号公報には、ワークとともに移動するワーク情報保持
装置に検査情報を書き込み、各工程でこの情報を読み取
って検査を行い、検査結果をワーク情報保持装置に書き
込むものが記載されている。特開昭62−94252号
公報、特開昭62−24950号公報には、同様にLS
Iカードに製造仕様を書き込み、工程管理を行うものが
記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] 前記したものは、いずれも移動する製品に生産情報を書
き込んだ記録媒体(ICカード)を取り付けて生産ライ
ンに流している。したがって、ホストコンピュータがダ
ウンしても情報が独立しているので、生産が継続できる
などの優れた生産管理装置である。しかし、仕様が異な
る製品毎に作業項目、検査項目などの作業項目ファイル
を作成する点が記載されていない。作業項目ファイルを
作成するには工数がかかる問題がある。
この発明の目的は、製品毎の作業項目ファイルを迅速に
作成できる生産ライン情報管理方法を提供することにあ
る。
この発明の他の目的は、各工程の生産遅延を監視するた
めの生産ライン情報管理方法を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] この発明は前記課題を解決するため次の手段を採る。
複数の工程間を移動して製品の加工・組立を行う生産ラ
イン(4)と、 前記製品に付属して移動し生産情報を記憶し書き換え可
能な記録媒体(3)と、 前記各工程に設けられ前記記録媒体に記録された情報を
読み取り/書き込みできるリーダ/ライタ(2,5)
と、 このリーダ/ライタおよび後記ホストコンピュータから
の情報の表示と検査・作業結果とを入出力できる端末
(6)と、 この端末を管理し前記記録媒体を発行回収するホストコ
ンピュータ(1)とを有する生産ライン情報管理装置に
おいて、 前記ホストコンピュータに前記製品の標準的な加工・組
立内容を示す標準作業データが記憶された製品別標準作
業項目ファイルと、仕様毎の作業項目を示す仕様別作業
項目データが記憶された仕様別作業項目ファイルと、製
品別の付加仕様を示す製品別付加仕様データが記憶され
た付加仕様ファイルとを設け、 前記ホストコンピュータで前記各ファイルの各データを
合成した製品作業項目データを作成し、 この製品作業項目データを前記記録媒体に前記リーダ/
ライタを介して書き込むことを特徴とする生産ライン情
報管理方法である。
前記ホストコンピュータにおいて、前記各工程の実際の
作業完了時間と前記製品作業項目データの標準作業時間
とを比較し、生産が遅延したとき警告メッセージを発生
させ、前記端末に警告メッセージ出力したほうが良い。
[作 用] ホストコンピュータは、標準的な加工・組立内容を示す
製品別標準作業項目ファイルと、仕様毎の作業項目を示
す仕様別作業項目ファイルと製品毎の付加仕様を示す付
加仕様ファイルとから加工しようとする製品毎の製品作
業項目ファイルを作成する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は、この発明の生産ライン情報管理方法を工作機械の
組立・検査作業に適用した場合の機能ブロック図であ
る。ホストコンピュータ1は、このシステム全体を総括
する中央処理装置である。ホストコンピュータ1には、
カードリーダ/ライタ2が直結して設けてある。カード
リーダ/ライタ2は、ICカード3に書き込まれた情報
を読み込んだり、書き込むためのものである。
カードリーダ/ライタ2は、ICカード3を発行、回収
するものである。ICカード3は、製品1個に対応して
1枚発行される。生産ライン4に入る前に発行されるI
Cカード3は、製品の基盤となる材料または半製品の加
工・組立に支障がない位置に取り付けられる。ICカー
ド3が取り付けられた材料または半製品は、コンベヤな
どで結ばれた生産ライン4に投入される。生産ライン4
は、工程1〜工程Nまでの複数の工程があり、各工程1
〜工程Nで作業者が加工・組立作業を行う。
各工程1〜工程Nで加工・組立されたものは、製品A、
製品B……製品Nとなり完成されて行く。各工程1〜工
程Nには、カードリーダ/ライタ5が設置してある。カ
ードリーダ/ライタ5は、端末器6と連結されている。
端末6は、CRT画面、入出力用のキーボードなどを備
えたものである。CRT画面には、作業者への作業内容
の指示を行う作業項目などが表示される。キーボード
は、作業の終了のときなどに終了を知らせるものであ
る。各工程1〜工程Nにも同様にカードリーダ/ライタ
5と、端末6とが設置されている。
作業動作 第2図に示すフロー図は、作業者の動作、端末6および
カードリーダ/ライタ5の動作を示すものである。まず
最初に、作業者は、各工程1〜工程Nに移動してきた製
品A〜製品Nに取り付けられたICカード3をカードリ
ーダ/ライタ5にセットする(ステップP)。作業者
は、端末6のCRT画面を見ながら次の三つの表示を選
択する。製品の仕様情報表示、作業指示項目表示、検査
項目表示のいずれか一つをキーボードで選択する。仕様
情報表示は、製品の仕様の内容を表示するものである。
仕様が付加されていれば、すなわち標準仕様以外の付加
仕様があれば、当該作業後キーボードから付加確認のデ
ータを入力する。作業指示項目表示は、作業者がその工
程で行うべき作業内容を表示するものである。表示され
た作業指示項目の作業が終了すると、端末6のキーボー
ドから入力され作業が終了したことを入力する(ステッ
プP,P,P)。検査項目表示は、製品A、製品
B、…製品Nごとの検査項目を表示し、その検査項目の
データをキーボードから入力する(P,P)。
次に、ICカード3をカードリーダ/ライタ5にセット
して、仕様付加確認データ、作業実積データ、検査デー
タなどのデータを書き込み、作業を終了する(ステップ
,P)。作業者は、カードリーダ/ライタ5から
ICカード3を取り出し、製品A、…製品Nへ戻す各製
品A、…Nを次工程へ移動させる。全工程が完了する
と、ICカード3を回収し、ホストコンピュータ1でデ
ータを収集し完成品をラインアウトする(ステップP
10〜P12)。
ICカード用データ作成手順 第3図に示すフロー図は、ホストコンピュータ1が、I
Cカード3を発行する動作を示すものである。ステップ
は、製品別にいつからどこのラインでいつまでに生
産するかなどの生産計画に関するデータを入力する。ホ
ストコンピュータ1にはあらかじめ工場全体の生産計
画、製品別の生産計画が入力されている。この入力デー
タにしたがってICカード3に製品別の生産指示データ
が記入される。
ステップPでデータをチェックしてステップPに進
む。問題があればステップPに進みエラー処理を行
う。ステップPでは、製品の仕様情報をICカード3
に書き込みデータチェックをする(ステップP
)。問題がなければ、ステップPでその製品に対
応した作業指示データを作成する。すなわち、加工・組
立作業の内容を作成するのである。作成された作業指示
データは、あらかじめ入力された標準の作業である。こ
の標準の作業に加えて付加的な仕様がある場合、追加さ
れる作業が製品によっては生じてくる。この追加作業
は、ステップPで追加される。
ステップPの製品別検査項目データPは、製品ごと
に精度、締付トルクなど検査項目があらかじめ決まって
いるので、この検査項目データを作業者が入力する。あ
るいは、作業者が手動で入力する必要のない自動検査機
械であればその検査機械から直接自動的にデータを入力
する。ステップPでは、標準作業日程データを作成す
る。すなわち、作業ごとに標準作業時間が決まっている
ので、時間がわかり日程または時間を決定できる。
ステップP10では、ステップPで付加した付加仕様
によって作業時間が変更されるので、その作業時間を変
更して日程データを修正する。以上の手順でデータが完
成すると、ステップP11でICカード3にこれらのデ
ータを書き込む。ステップP12では、他にデータを書
き込むものがあるか否か判断し、あればに戻り同様の
動作を繰り出す。なければ、ステップP13でカード3
の書き込みが終了し、作業者は生産ライン4へカード3
を供給する。
ホストコンピュータのライン監視 第4図は、ホストコンピュータ1が生産ライン4の流れ
を監視するための動作フロー図である。ステップP
は、各端末6から実積データを収集する。すなわち、作
業者が端末6のキーボードを操作して各工程A〜工程N
から指示された組立・加工作業が完了した旨のデータを
送る。または、作業ができない、必要な部品がないなど
の異常を作業者はホストコンピュータ1に通知する。ス
テップPでそのデータが正確に送られてきたか否かチ
ェックする。NOであれば、エラー処理をする(ステッ
プP)。YESであれば、ステップPで通常の作業
完了データか、異常通知かの判断する。YESであれ
ば、製品別の現在の加工・組立状況を示す工程データの
テーブル用のデータを更新する。
NOであれば、ステップPで実積データを解読する。
この実積データ時間と標準の作業時間とを比較して、両
者を対比計算する(ステップP、P)。生産が予定
より遅延していれば、警告メッセージを発生させて端末
6のCRT画面に表示して作業者に知らせる(ステップ
、P10)。ステップP11では、遅れ済製品か否
か判断する。すなわち、この工程で初めて遅れたか、そ
の前の工程ですでに遅れていたのか判断する。その遅れ
を回復したのであればステップP12で警告を解除す
る。
ステップP13では、製品別に現在の加工・組立状況を
示すテーブルがあるので、そのデータを更新する。ステ
ップP14では、全工程が作業を終了したか否か判断
し、終了しいなければステップPに戻り前記同様の動
作を行う。
作業指示項目の編集 第5図は、ホストコンピュータ1内で作業指示項目を編
集するときの編集方法を示す概念図である。製品別標準
作業データファイル10と、付加仕様30によって発生
する作業項目ファイル20を組み合わせて、製品1個毎
の正確な作業指示情報ファイル40を得るためのファイ
ルの編集するときの方法を示す。製品の種類、機種など
が決定すると、あらかじめこれに対応した標準作業項目
が決められているので、製品別標準作業項目ファイル1
0を記憶されているファイルから取り出し、作業領域の
RAMに移す。
通常、各製品は、客先の仕様などで標準製品を一部変更
して設計される。この付加される仕様は、あらはじめ仕
様別作業項目ファイル20としてファイルされている。
一方、今回製造される製品の付加仕様30が設計および
生産計画により決定される。この付加仕様30の情報に
よりその具体的な作業項目を仕様別作業項目ファイル2
0から抽出する。この抽出したデータとを合成して、最
終的な製品の作業項目ファイル40が完成する。このデ
ータの合成は、作業コードの番号順に並べるだけで達成
できる。仕様別作業項目ファイル20は、あらかじめ製
品別標準作業項目ファイル10に挿入されるように作業
コードが付されている。
[他の実施例] 前記実施例のICカード3は、各工程1〜Nで作業者が
ICカードを各製品A〜Nから取り外して、カードリー
ダ/ライタ5に取り付けている。しかし、各製品A〜N
が各工程1〜Nに移動してきたとき、カードリーダ/ラ
イタ5のアームに設けたコネクタが自動的にICカード
3に近づき、接触または非接触で連結しても良い。ま
た、前記端末6、カードリーダ/ライタ5は、定置式で
あるが、製品A〜Nと共にコンベヤなどで移動するもの
でも良い。
[発明の効果] 以上、詳記したようにこの発明は、異なる仕様の製品で
もその製品の加工・組立作業に応じた作業項目、検査項
目などが作成できる。また、工程の作業の遅れも最少限
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は工作機械の組立作業に適用した実施例の機能ブ
ロック図、第2図は生産ラインでの作業者の動作のフロ
ーを示す図、第3図はホストコンピュータのカード発行
動作フロー図、第4図はホストコンピュータが生産ライ
ンを監視するフロー図、第5図は製品毎の作業項目を編
集する方法を示す図である。 1……ホストコンピュータ、2,5……カードリーダ/
ライタ、3……ICカード、6……端末器、10……製
品別標準作業項目ファイル、20……仕様別作業項目フ
ァイル、30……付加仕様ファイル、40……製品作業
項目ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の工程間を移動して製品の加工・組立
    を行う生産ライン(4)と、 前記製品に付属して移動し生産情報を記憶し書き換え可
    能な記録媒体(3)と、 前記各工程に設けられ前記記録媒体に記録された情報を
    読み取り/書き込みできるリーダ/ライタ(2,5)
    と、 このリーダ/ライタおよび後記ホストコンピュータから
    の情報の表示と検査・作業結果とを入出力できる端末
    (6)と、 この端末を管理し前記記録媒体を発行回収するホストコ
    ンピュータ(1)とを有する生産ライン情報管理装置に
    おいて、 前記ホストコンピュータに前記製品の標準的な加工・組
    立内容を示す標準作業データが記憶された製品別標準作
    業項目ファイルと、仕様毎の作業項目を示す仕様別作業
    項目データが記憶された仕様別作業項目ファイルと、製
    品別の付加仕様を示す製品別付加仕様データが記憶され
    た付加仕様ファイルとを設け、 前記ホストコンピュータで前記各ファイルの各データを
    合成した製品作業項目データを作成し、 この製品作業項目データを前記記録媒体に前記リーダ/
    ライタを介して書き込むことを特徴とする生産ライン情
    報処理方法。
  2. 【請求項2】前記ホストコンピュータにおいて、前記各
    工程の実際の作業完了時間と前記製品作業項目データの
    標準作業時間とを比較し、生産が遅延したとき警告メッ
    セージを発生させ、前記端末に警告メッセージを出力す
    ることを特徴とする第1項記載の生産ライン情報管理方
    法。
JP63082292A 1988-04-05 1988-04-05 生産ライン情報管理方法 Expired - Lifetime JPH0657384B2 (ja)

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