JP3031943B2 - 生産機械の稼働予定管理装置 - Google Patents

生産機械の稼働予定管理装置

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JP3031943B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生産機械の稼働予定管理装置、特に、処理対
象となる複数の品目を、複数の生産機械を動作させて順
次処理するための予定を立案し、生産機械がこの予定に
従って稼働しているかを監視することのできる生産機械
の稼働予定管理装置に関する。
〔従来の技術〕
種々の生産工程では、それぞれ処理能力が異なった生
産機械を複数台同時に用い、いくつもの品目をそれぞれ
の生産機械に割り当てて処理することが一般に行われて
いる。たとえば、印刷物の処理では、種々の大きさ、種
々の色をもった印刷物の印刷が複数の印刷機で処理され
る。この場合、最も効率良く印刷機を稼働させるため
に、どの印刷機でどの品目をどの順番で処理するかとい
う予定を立案する必要がある。特に、雑誌の印刷物で
は、発刊時期が定まっているため、納期の条件を最優先
させて予定を組まなければならない。また、各印刷機ご
とに処理能力が異なるため、その機械の能力を十分に活
用できるような予定を組まなければならない。たとえ
ば、4色までの印刷を行う能力のある印刷機では、2色
刷りの品目を処理させるより、4色刷りの品目を処理さ
せた方が効率的である。このような稼働予定の立案を自
動的に行う装置が、特開平3−32556号公報に開示され
ている。この装置を用いれば、処理対象となる複数の品
目を複数の生産機械を動作させて順次処理するための稼
働予定を、コンピュータを利用して自動的に立案するこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の稼働予定立案装置では、予定の立案を行うこと
はできるが、生産機械がこの予定に従って正しく稼働し
ているかどうかを監視することはできない。実際には、
生産機械が全く予定どおりに稼働することは希であり、
特に印刷機の場合には、実際の処理完了時間が完了予定
時間と前後することが多い。このため、実際の機械の稼
働状況を監視しうるシステムが望まれている。
そこで本発明は、予定の立案を行うとともに、実際の
機械の稼働状況を把握しながら生産機械の稼働予定を総
合的に管理しうる生産機械の稼働予定管理装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の態様は、処理対象となる複数の品目
を、複数の生産機械を動作させて順次処理するために、
生産機械の稼働予定を立案し、この稼働予定に従った生
産機械の動作を管理する生産機械の稼働予定管理装置に
おいて、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを
記憶する処理能力データ記憶装置と、 処理対象となる各品目ごとに、前記処理能力に関連し
た個々の処理内容を示す品目データを記憶する品目デー
タ記憶装置と、 処理能力データを参照しながら、品目データに基づい
て、各生産機械ごとに処理すべき品目を時間軸に沿って
処理すべき順に並べた予定テーブルを作成する予定作成
装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する
処理実績検出装置と、 作成した予定テーブルを、各生産機械ごとに処理すべ
き各品目についてのデータを時間軸上の対応する時間帯
領域内に提示することにより表示する予定表示装置と、 を設け、 予定表示装置が、処理実績検出装置によって検出され
た処理実績に基づいて、予定テーブルに掲載される品目
を、処理完了の品目、現在処理中の品目、未処理の品
目、の3つのグループに分け、各グループごとに区別し
うる方法で予定テーブルを表示し、かつ、現在処理中の
品目については、当該品目についてのデータが提示され
た領域の時間軸方向の全幅をaとし、処理完了割合をc
としたときに、全幅aの始端位置からb/a=cとなるよ
うな幅bの位置に境界線が認識できるような表示を行う
ようにしたものである。
本発明の第2の態様は、上述の第1の態様に係る生産
機械の稼働予定管理装置において、 予定作成装置が、所定の時点において、処理実績検出
装置が検出した処理実績に基づいて処理が完了していな
い品目を認識し、この認識した品目について再度予定テ
ーブルを作成するようにしたものである。
本発明の第3の態様は、上述の第1または第2の態様
に係る生産機械の稼働予定管理装置において、 処理実績検出装置によって検出された処理実績に基づ
いて、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻を
演算する完了予定時刻演算装置を更に設け、予定表示装
置が予定テーブルを予定時刻とともに表示するようにし
たものである。
〔作 用〕
本願発明の装置では、予定作成装置によって予定テー
ブルが作成される。この予定テーブルは、各生産機械の
処理能力と、各品目の処理内容と、を考慮して作成され
るため、各機械をできるだけ効率良く稼働させることの
できる予定テーブルとなる。また、本願発明の装置は、
処理実績検出装置を備えており、各時点における各生産
機械ごとの処理実績が検出される。この検出された処理
実績を利用することにより、次のような各機能が付加さ
れる。
まず、本願第1の発明では、検出された処理実績に基
づいて、予定テーブルに掲載される品目を、処理完了の
品目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つにグル
ープに分け、各グループごとに区別しうる方法で予定テ
ーブルが表示される。オペレータはこの表示により、予
定の進捗状況を容易に確認することができる。
また、本願第2の発明では、予定作成装置が、所定の
時点において、検出された処理実績に基づいて処理が完
了していない品目を認識し、この認識した品目について
再度予定テーブルを作成する機能を合わせもつ。したが
って、実際の処理状況が、当初作成した予定テーブルか
らはずれてきた場合でも、その時点の予定の進捗状況に
合わせて予定テーブルを作成しなおすことができ、常に
理想的な予定テーブルに従った効率良い処理が可能にな
る。
更に、本願第3の発明では、検出された処理実績に基
づいて、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻
を演算する完了予定時刻演算装置が備えられており、予
定テーブルにはこの予定時刻も合わせて表示されるた
め、オペレータは予定の進捗状況をより正確に把握する
ことができる。
〔実施例〕
装置の基本構成 以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定管
理装置の基本構成を示すブロック図である。ここでは、
生産機械として印刷機を用いた例について説明する。ホ
スト装置1は、ホストとなるコンピュータであり、イン
ターフェイス2を介して、処理能力データ記憶装置3お
よび品目データ記憶装置4と、ホスト装置1との間でデ
ータ通信が行われる。印刷機についての予定作成を行う
この装置では、記憶装置3内の処理能力データとは、た
とえば、各印刷機ごとの印刷可能な版サイズ、色数など
のデータとなる。また、記憶装置4内の品目データと
は、たとえば、印刷対象物の版サイズ、色数、ロット
数、納期、などのデータとなる。
予定作成装置5は、記憶装置3内の処理能力データを
参照しながら、記憶装置4内の品目データに基づいて予
定テーブルを立案してゆく。作業メモリ6は、この予定
テーブル立案作業のワークエリアとして使用される。た
とえば、A版サイズの品目については、A版サイズの印
刷が可能な印刷機に割り当てたり、4色刷りの品目につ
いては4色刷りが可能な印刷機に割り当てたりし、更に
納期を考慮して各印刷機ごとに処理する品目の並べ換え
などを行う。このような予定立案作業の手順は、特開平
3−32556号公報に詳述されているので、詳細について
は該明細書を参照されたい。
オペレータは、キーボードあるいはマウスといった入
力装置7を用い、この予定作成作業に対する種々の指示
を入力することができる。こうして作成された予定テー
ブルは、予定表示装置8によって表示される。この実施
例の装置では、予定表示装置8として、ディスプレイお
よびプリンタが用意されている。オペレータは、予定テ
ーブルをディスプレイの画面で確認することもできる
し、これをプリンタで出力してハードコピーを得ること
もできる。本明細書において、予定テーブルの表示と
は、このようにディスプレイの画面上の表示の他、プリ
ンタ出力などによる紙面上での表示も含むものである。
第2図に、予定表示装置8によって表示された予定テー
ブルの一例を示す。この予定テーブルは、2台の印刷機
(1号機および2号機)についての、11月29日〜12月1
日の3日間の稼働予定を示している。テーブルの横方向
は時間軸であり、日付欄には2時間おきに刻みがつけら
れている。1号機および2号機の各欄には、それぞれ各
品目についてのデータ(品名、内容、予定数)が対応す
る時間帯内に表示されている。たとえば、1号機に予定
されている最初の品目は、品名A、内容はA3判、予定数
(印刷予定のロット数)は20となっており、11月29日の
午前零時〜午前10時の時間帯に処理するよう予定が組ま
れている。なおこの例では、説明の便宜上、品名をアル
ファベット1文字で示し、内容としては版サイズのみを
示し、予定数としてはロット数を示してあるが、実際に
は、より複雑なデータを表示することができる。このよ
うに、第2図に示す例では、品名A〜Lで表される12品
目が、2台の印刷機に割り当てられている。
本願第1の発明の特徴 本願装置の特徴は、処理実績検出装置9を設け、実績
データを得ることができるようにした点にある。この実
施例では、生産機械100として複数台の印刷機が用いら
れている。これらの印刷機は、予定表示装置8によって
表示された予定テーブルに従って稼働されることになる
が、各印刷機ごとの処理実績(具体的には、刷り上がっ
た印刷物の生産数量)が、処理実績検出装置9によって
実績データとして検出される。この実績データは、イン
ターフェイス2を介して実績データ記憶装置10に記憶さ
れる。なお、処理実績検出装置9についての詳細は、特
開平2−157990号公報に開示されている。
本願第1の発明の特徴は、予定表示装置8が記憶装置
10内の実績データに基づいて、予定テーブルの表示を行
う点にある。すなわち、予定テーブルに掲載する品目
を、処理完了の品目、現在処理中の品目、未処理の品
目、の3つにグループに分け、各グループごとに区別し
うる方法で予定テーブルの表示を行うのである。第2図
に示す予定テーブルに基づいて2台の印刷機を稼働させ
たとき、予定表示装置8に、11月30日の午前零時の時点
で表示される予定テーブルを第3図に示す。第2図と第
3図とを比較するとわかるように、第3図では部分的に
ハッチングが施されている。ここで、単線のハッチング
が施された品目(品名Aおよび品名Hの品目)は、処理
完了(印刷完了)の品目であり、二重線のハッチングが
施された品目(品名Bおよび品名Iの品目)は、現在処
理中(印刷中)の品目であり、ハッチングの施されてい
ない品目(その他の8品目)は、未処理の品目であるこ
とを示す。このように、各時点における処理の進行状況
に応じて各品目ごとの表示の方法を変えることにより、
オペレータは予定の進捗状況を一目で確認することがで
きる。
また、この実施例の表示方法の特徴は、現在処理中の
品目については、その品目についての処理がどの程度完
了しているかという程度までも表示しうる点である。第
3図に示すように、品名Bの品目欄には、欄の左側70%
程度だけに二重ハッチングがなされており、品名Iの品
目欄には、欄の左側65%程度だけに二重ハッチングがな
されている。これは、品名Bの品目については、現時点
で70%の処理が完了しており、品名Iの品目について
は、現時点で65%の処理が完了していることを示してい
る。これは、第4図に示すように、品目欄の時間軸方向
の全幅をaとし、ハッチング境界線lまでの幅をbとす
ると、実績データに基づいて求められるその品目につい
ての処理完了割合cを用いて、b/a=cとなるようにb
を決定すればよい。
第3図に示す表示において、現在時刻は11月30日の午
前零時であるから、予定テーブルの時間軸においてこの
現在時刻に対応する位置(図の矢印で示す位置)と、現
在処理中の品目欄のハッチング境界線l1,l2の位置と、
を比較することにより、予定が遅れているか、早まって
いるかを認識することができる。この例では、1号機に
ついての予定は6時間近く遅れているのに対し、2号機
についての予定は1時間以上早まっていることが一目瞭
然である。
本願第2の発明の特徴 本願第2の発明の特徴は、予定作成装置5が記憶装置
10内の実績データに基づいて、予定テーブルを再度作成
する機能を有する点にある。たとえば、第2図に示すよ
うな予定テーブルを作成し、この予定テーブルに従って
実際の処理を行った結果、11月30日の午前零時の時点
で、第3図に示すような進捗状況になった場合を考え
る。すなわち、前述のように、1号機についての予定は
遅れ、2号機についての予定は早まったことになる。予
定作成装置5には、このような実績データが与えられる
ので、この時点で新たな予定テーブルの作成が可能であ
る。この場合、予定作成作業は、記憶装置4内の品目デ
ータのうち、現時点で処理完了となった品目(この例で
は、品名AおよびHの品目)以外の品目を対象にして行
われる。しかも、現在処理中の品目については、現時点
で処理が完了した分を全予定ロット数から減じた数量を
用いて予定立案作業を行う。第3図に示す例では、品名
Bの品目は、既に70%の作業が完了しており残りは30%
である。したがって、予定ロット数は30×30%=9に修
正される。また、品名Iの品目は、既に65%の作業が完
了しており残りは35%である。したがって、予定ロット
数は80×35%=28に修正される。この時点で未処理であ
る品名C,D,E,F,G,J,K,Lの各品目については、記憶装置
4の品目データをそのまま用いればよい。品名Aおよび
Bの各品目については、既に処理済みであるので、この
時点での予定再立案作業からは除外してよい。こうし
て、11月30日午前零時の時点において、新たな予定テー
ブルが作成されると、以後はこの新たな予定テーブルに
従って処理を行ってゆけばよい。
このように、予定作成装置5が、記憶装置10内の実績
データを考慮して予定作成を行う機能をもっているた
め、各時点における最適な予定テーブルを作成しなおす
ことができる。予定の再立案作業は、オペレータが入力
装置7に対してその旨の指示を与えたときに行うように
してもよいし、所定の時間周期(たとえば半日ごと)で
自動的に行うようにしておいてもよい。
本願第3の発明の特徴 本願第3の発明の特徴は、記憶装置10内の実績データ
に基づいて、現在処理中の品目について処理完了の予定
時刻を演算する完了予定時刻演算装置11を設けた点にあ
る。予定表示装置8は、このようにして求められた予定
時刻を予定テーブル内に表示する機能を有する。たとえ
ば、前述の第3図に示す予定テーブルでは、11月30日午
前零時の時点において、現在処理中である品名Bの品目
欄に「完了予定4:00am」なる表示がなされ、品名Iの品
目欄に「完了予定5:30am」なる表示がなされている。オ
ペレータはこの表示を見ることにより、処理の進捗状況
をより正確に把握することが可能になる。
続いて、完了予定時刻演算装置11による演算の一例
を、第5図を参照しながら説明する。第5図のグラフに
おいて、横軸は時間T、縦軸は実績数S(印刷機の場合
は、印刷済みの枚数)を示す。いま、時刻T0において、
ある品目についての処理作業を開始したものとする。こ
の処理作業において、実際に実績数Sが伸び始めるまで
には、準備時間tpが必要である。これは、印刷機の場合
には、用紙の準備や、インキの調合といった作業に必要
な時間である。そこで、準備時間tpが経過した時刻T1か
ら、実際の印刷が行われたものとする。通常は、印刷開
始後、何度か印刷を中止する必要が生じる。この中止理
由には、たとえば用紙の補給、インキの補給、紙づまり
などの支障発生、など種々の要因がある。いずれにして
も、この休止期間には、実績数Sの伸びは止まる。第5
図の例では、時刻T2〜T3、時刻T4〜T5に休止期間が生じ
たものとする。したがって、実際に印刷物が生産されて
いる期間は、図のハッチングを施した時期となる。こう
して、現在時刻T6において、この品目についての処理の
完了予定時刻を演算によって求めてみよう。いま、開始
時刻T0から現在時刻T6に至るまでの時間を、稼働時間tr
とし、現在時刻T6における実績数をS6、この品目の処理
予定ロット数をSzとすると、完了予定時刻Tzは、 Tz=T0+tp+Sz/(S6/(tr−tp)) なる式により求まる。ここで右辺第3項の(S6/(tr−t
p))は、時刻T1〜T6の期間における実績数Sの伸びの
平均値に相当する。あるいは、現在時刻T6を基準にすれ
ば、 Tz=T6+(Sz−S6)/(S6/(tr−tp)) なる式によっても求められる。
記憶装置10内には、各時点における実績データ、すな
わち、第5図に示すグラフが記憶されているので、完了
予定時刻演算装置11は、いつでも完了予定時刻を演算し
て求めることができる。
他の実施例 以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例のみに限定されるものではな
く、種々の態様で実施可能である。たとえば、上述の実
施例では、第3図に示すように、ハッチングにより、処
理完了、処理中、未処理、の各品目を区別して表示して
いるが、これは互いに区別可能な表示のしかたであれ
ば、どのような方法で表示してもかまわない。たとえ
ば、カラーディスプレイに表示するのであれば、色を変
えることによって区別することもできよう。また、完了
予定時刻の演算方法は、上述の方法だけに限らず、他の
式を用いた演算方法を採ってもかまわない。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明の生産機械の稼働予定管理装置で
は、予定テーブルを作成する機能の他に、処理実績を検
出する機能を設けるようにしたため、次のような効果が
得られる。
(1)予定テーブルに掲載される品目を、処理完了の品
目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つにグルー
プに分け、各グループごとに区別しうる方法で予定テー
ブルが表示できるので、オペレータは、予定の進捗状況
を容易に確認することができる。
(2)検出された処理実績に基づいて処理が完了してい
ない品目を認識し、この認識した品目について再度予定
テーブルを作成することができるため、常に理想的な予
定テーブルに従った効率良い処理が可能になる。
(3)検出された処理実績に基づいて、現在処理中の品
目について処理完了の予定時刻を演算して表示すること
ができるため、オペレータは予定の進捗状況をより正確
に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定管
理装置の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図に
示す装置によって作成された予定テーブルの一例を示す
図、第3図は第1図に示す装置によって表示された予定
テーブルの一例を示す図、第4図は第3図の部分拡大
図、第5図は第1図に示す装置による完了予定時刻の演
算方法の一例を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 41/08 G07C 3/08 G05B 19/418

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象となる複数の品目を、複数の生産
    機械を動作させて順次処理するために、生産機械の稼働
    予定を立案し、この稼働予定に従った生産機械の動作を
    管理する生産機械の稼働予定管理装置であって、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
    憶する処理能力データ記憶装置と、 処理対象となる各品目ごとに、前記処理能力に関連した
    個々の処理内容を示す品目データを記憶する品目データ
    記憶装置と、 前記処理能力データを参照しながら、前記品目データに
    基づいて、各生産機械ごとに処理すべき品目を時間軸に
    沿って処理すべき順に並べた予定テーブルを作成する予
    定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
    理実績検出装置と、 各生産機械ごとに処理すべき各品目についてのデータ
    を、前記時間軸上の対応する時間帯領域内に提示するこ
    とにより、前記予定テーブルを表示する予定表示装置
    と、 を備え、 前記予定表示装置が、前記処理実績検出装置によって検
    出された処理実績に基づいて、前記予定テーブルに掲載
    される品目を、処理完了の品目、現在処理中の品目、未
    処理の品目、の3つのグループに分け、各グループごと
    に区別しうる方法で前記予定テーブルを表示する機能を
    有し、かつ、現在処理中の品目については、当該品目に
    ついてのデータが提示された領域の時間軸方向の全幅を
    aとし、処理完了割合をcとしたときに、前記全幅aの
    始端位置からb/a=cとなるような幅bの位置に境界線
    が認識できるような表示を行う機能を有することを特徴
    とする生産機械の稼働予定管理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の生産機械の稼働予定管理
    装置において、 予定作成装置が、所定の時点において、処理実績検出装
    置が検出した処理実績に基づいて処理が完了していない
    品目を認識し、この認識した品目について再度予定テー
    ブルを作成する機能を有することを特徴とする生産機械
    の稼働予定管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の生産機械の稼働
    予定管理装置において、 処理実績検出装置によって検出された処理実績に基づい
    て、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻を演
    算する完了予定時刻演算装置を更に設け、予定表示装置
    が予定テーブルを予定時刻とともに表示することを特徴
    とする生産機械の稼働予定管理装置。
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