JPH03256657A - 生産機械の稼働予定管理装置 - Google Patents

生産機械の稼働予定管理装置

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JPH03256657A
JPH03256657A JP2056875A JP5687590A JPH03256657A JP H03256657 A JPH03256657 A JP H03256657A JP 2056875 A JP2056875 A JP 2056875A JP 5687590 A JP5687590 A JP 5687590A JP H03256657 A JPH03256657 A JP H03256657A
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彦坂 眞一
Yoshiji Morioke
森桶 義嗣
Takuo Hida
飛田 拓郎
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生産機械の稼働予定管理装置、特に、処理対象
となる複数の品目を、複数の生産機械を動作させて順次
処理するための予定を立案し、生産機械がこの予定に従
って稼働しているかを監視することのできる生産機械の
稼働予定管理装置に関する。
[従来の技術〕 種々の生産工程では、それぞれ処理能力が異なった生産
機械を複数台同時に用い、いくつもの品目をそれぞれの
生産機械に割り当てて処理することが一般に行われてい
る。たとえば、印刷物の処理では、種々の大きさ、種々
の色をもった印刷物の印刷が複数の印刷機で処理される
。この場合、最も効率良く印刷機を稼働させるために、
どの印刷機でどの品目をどの順番で処理するかという予
定を立案する必要がある。特に、雑誌の印刷物では、発
刊時期が定まっているため、納期の条件を最優先させて
予定を組まなければならない。また、各印刷機ごとに処
理能力が異なるため、その機械の能力を十分に活用でき
るような予定を組まなければならない。たとえば、4色
までの印刷を行う能力のある印刷機では、2色刷りの品
目を処理させるより、4色刷りの品目を処理させた方が
効率的である。このような稼働予定の立案を自動的に行
う装置が、特願平1−165039号明細書に開示され
ている。この装置を用いれば、処理対象となる複数の品
目を複数の生産機械を動作させて順次処理するための稼
働予定を、コンピュータを利用して自動的に立案するこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の稼働予定立案装置では、予定の立案を行うことは
できるが、生産機械がこの予定に従って正しく稼働して
いるかどうかを監視することはできない。実際には、生
産機械が全く予定どおりに稼働することは希であり、特
に印刷機の場合には、実際の処理完了時間が完了予定時
間と前後することが多い。このため、実際の機械の稼働
状況を監視しうるシステムが望まれている。
そこで本発明は、予定の立案を行うとともに、実際の機
械の稼働状況を把握しながら生産機械の稼働予定を総合
的に管理しうる生産機械の稼働予定管理装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願第1の発明は、処理対象となる複数の品
目を、複数の生産機械を動作させて順次処理するために
、生産機械の稼働予定を立案し、この稼働予定に従った
生産機械の動作を管理する生産機械の稼働予定管理装置
において、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
目ごとに、処理能力に関連した個々の処理内容を示す品
目データを記憶する品目データ記憶装置と、 処理能力データを参照しながら、品目データに基づいて
、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべき順に並
べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
理実績検出装置と、 この処理実績検出装置によって検出された処理実績に基
づいて、予定テーブルに掲載される品目を、処理完了の
品目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つにグル
ープに分け、各グループごとに区別しうる方法で予定テ
ーブルを表示する予定表示装置と、 を設けたものである。
(2)  本願第2の発明は、処理対象となる複数の品
目を、複数の生産機械を動作させて順次処理するために
、生産機械の稼働予定を立案し、この稼働予定に従った
生産機械の動作を管理する生産機械の稼働予定管理装置
において、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
目ごとに、処理能力に関連した個々の処理内容を示す品
目データを記憶する品目データ記憶装置と、 処理能力データを参照しながら、品目データに基づいて
、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべき順に並
べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
理実績検出装置と、 を設け、予定作成装置が、所定の時点において、処理実
績検出装置が検出した処理実績に基づいて処理が完了し
ていない品目を認識し、この認識した品目について再度
予定テーブルを作成する機能を合わせもつようにしたも
のである。
(3)  本願第3の発明は、処理対象となる複数の品
目を、複数の生産機械を動作させて順次処理するために
、生産機械の稼働予定を立案し、この稼働予定に従った
生産機械の動作を管理する生産機械の稼働予定管理装置
において、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
目ごとに、処理能力に関連した個々の処理内容を示す品
目データを記憶する品目データ記憶装置と、 処理能力データを参照しながら、品目データに基づいて
、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべき順に並
べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
理実績検出装置と、 この処理実績検出装置によって検出された処理実績に基
づいて、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻
を演算する完了予定時刻演算装置と、 予定テーブルを予定時刻とともに表示する予定表示装置
と、 を設けたものである。
〔作 用〕
本願発明の装置では、予定作成装置によって予定テーブ
ルが作成される。この予定テーブルは、各生産機械の処
理能力と、各品目の処理内容と、を考慮して作成される
ため、各機械をできるだけ効率良く稼働させることので
きる予定テーブルとなる。また、本願発明の装置は、処
理実績検出装置を備えており、各時点における各生産機
械ごとの処理実績が検出される。この検出された処理実
績を利用することにより、次のような各機能が付加され
る。
まず、本願第1の発明では、検出された処理実績に基づ
いて、予定テーブルに掲載される品目を、処理完了の品
目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つにグルー
プに分け、各グループごとに区別しうる方法で予定テー
ブルが表示される。オペレータはこの表示により、予定
の進捗状況を容易に確認することができる。
また、本願第2の発明では、予定作成装置が、所定の時
点において、検出された処理実績に基づいて処理が完了
していない品目を認識し、この認識した品目について再
度予定テーブルを作成する機能を合わせもつ。したがっ
て、実際の処理状況が、当初作成した予定テーブルから
はずれてきた場合でも、その時点の予定の進捗状況に合
わせて予定テーブルを作成しなおすことができ、常に理
想的な予定テーブルに従った効率良い処理が可能になる
更に、本願第3の発明では、検出された処理実績に基づ
いて、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻を
演算する完了予定時刻演算装置が備えられており、予定
テーブルにはこの予定時刻も合わせて表示されるため、
オペレータは予定の進捗状況をより正確に把握すること
ができる。
〔実施例〕
装置の基本構成 以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定管理
装置の基本構成を示すブロック図である。ここでは、生
産機械として印刷機を用いた例について説明する。ホス
ト装置1は、ホストとなるコンピュータであり、インタ
ーフェイス2を介して、処理能力データ記憶装置3およ
び品目データ記憶装置4と、ホスト装置1との間でデー
タ通信が行われる。印刷機についての予定作成を行うこ
の装置では、記憶装置3内の処理能力データとは、たと
えば、各印刷機ごとの印刷可能な版サイズ、色数などの
データとなる。また、記憶装置4内の品目データとは、
たとえば、印刷対象物の版サイズ、色数、ロフト数、納
期、などのデータとなる。
予定作成装置5は、記憶装置3内の処理能力データを参
照しながら、記憶装置4内の品目データに基づいて予定
テーブルを立案してゆく。作業メモリ6は、この予定テ
ーブル立案作業のワークエリアとして使用される。たと
えば、A版サイズの品目については、A版サイズの印刷
が可能な印刷機に割り当てたり、4色刷りの品目につい
ては4色刷りが可能な印刷機に割り当てたりし、更に納
期を考慮して各印刷機ごとに処理する品目の並べ換えな
どを行う。このような予定立案作業の手順は、特願平1
−165039号明細書に詳述されているので、詳細に
ついては該明細書を参照されたい。
オペレータは、キーボードあるいはマウスといった入力
装置7を用い、この予定作成作業に対する種々の指示を
入力することができる。こうして作成された予定テーブ
ルは、予定表示装置8によって表示される。この実施例
の装置では、予定表示装置8として、デイスプレィおよ
びプリンタが用意されている。オペレータは、予定テー
ブルをデイスプレィの画面で確認することもできるし、
これをプリンタで出力してハードコピーを得ることもで
きる。本明細書において、予定テーブルの表示とは、こ
のようにデイスプレィの画面上の表示の他、プリンタ出
力などによる紙面上での表示も含むものである。第2図
に、予定表示装置8によって表示された予定テーブルの
一例を示す。この予定テーブルは、2台の印刷機(1号
機および2号機)についての、11月29日〜12月1
日の3日間の稼働予定を示している。テーブルの横方向
は時間軸であり、日付欄には2時間おきに刻みがつけら
れている。1号機および2号機の各欄には、それぞれ各
品目についてのデータ(品名、内容、予定数)が対応す
る時間帯内に表示されている。たとえば、1号機に予定
されている最初の品目は、品名A、内容はA3判、予定
数(印刷予定のロフト数)は20となっており、11月
29日の午前零時〜午前10時の時間帯に処理するよう
予定が組まれている。なおこの例では、説明の便宜上、
品名をアルファベット1文字で示し、内容としては版サ
イズのみを示し、予定数としてはロフト数を示しである
が、実際には、より複雑なデータを表示することができ
る。このように、第2図に示す例では、品名A−Lで表
される122品目、2台の印刷機に割り当てられている
本願第1の発明の特徴 本願装置の特徴は、処理実績検出装置9を設け、実績デ
ータを得ることができるようにした点にある。この実施
例では、生産機械100として複数台の印刷機が用いら
れている。これらの印刷機は、予定表示装置8によって
表示された予定テーブルに従って稼働されることになる
が、各印刷機ごとの処理実績(具体的には、刷り上がっ
た印刷物の生産数量)が、処理実績検出装置9によって
実績データとして検出される。この実績データは、イン
ターフェイス2を介して実績データ記憶装置10に記憶
される。なお、処理実績検出装置9についての詳細は、
特願昭63−312698号明細書に開示されている。
本願第1の発明の特徴は、予定表示装置8が記憶装置1
0内の実績データに基づいて、予定テーブルの表示を行
う点にある。すなわち、予定テーブルに掲載する品目を
、処理完了の品目、現在処理中の品目、未処理の品目、
の3つにグループに分け、各グループごとに区別しつる
方法で予定テーブルの表示を行うのである。第2図に示
す予定テーブルに基づいて2台の印刷機を稼働させたと
き、予定表示装置8に、11月30日の午前零時の時点
で表示される予定テーブルを第3図に示す。
第2図と第3図とを比較するとわかるように、第3図で
は部分的にハツチングが施されている。ここで、単線の
ハツチングが施された品目(品名Aおよび品名Hの品目
)は、処理完了(印刷完了)の品目であり、二重線のハ
ツチングが施された品目(品名Bおよび品名夏の品目)
は、現在処理中(印刷中)の品目であり、ハツチングの
施されていない品目(その他の8品目)は、未処理の品
目であることを示す。このように、各時点における処理
の進行状況に応じて各品目ごとの表示の方法を変えるこ
とにより、オペレータは予定の進捗状況を一目で確認す
ることができる。
また、この実施例の表示方法の特徴は、現在処理中の品
目については、その品目についての処理がどの程度完了
しているかという程度までも表示しうる点にある。第3
図に示すように、品名Bの品目欄には、欄の左側70%
程度だけに二重ハツチングがなされており、品名■の品
目欄には、欄の左側65%程度だけに二重ハツチングが
なされている。これは、品名Bの品目については、現時
点で70%の処理が完了しており、品名工の品目につい
ては、現時点で65%の処理が完了していることを示し
ている。これは、第4図に示すように、品目欄の時間軸
方向の全幅をaとし、ハツチング境界線pまでの幅をb
とすると、実績データに基づいて求められるその品目に
ついての処理完了割合Cを用いて、b / a −cと
なるようにbを決定すればよい。
第3図に示す表示において、現在時刻は11月30日の
午前零時であるから、予定テーブルの時間軸においてこ
の現在時刻に対応する位置(図の矢印で示す位置)と、
現在処理中の品目欄のハツチング境界線N 1. fI
2の位置と、を比較することにより、予定が遅れている
か、早まっているかを認識することができる。この例で
は、1号機についての予定は6時間近く遅れているのに
対し、2号機についての予定は1時間以上早まっている
ことが一目瞭然である。
本願第2の発明の特徴 本願第2の発明の特徴は、予定作成装置5が記憶装置1
0内の実績データに基づいて、予定テーブルを再度作成
する機能を有する点にある。たとえば、第2図に示すよ
うな予定テーブルを作成し、この予定テーブルに従って
実際の処理を行った結果、11月30日の午前零時の時
点で、第3図に示すような進捗状況になった場合を考え
る。すなわち、前述のように、1号機についての予定は
遅れ、2号機についての予定は早まったことになる。
予定作成装置5には、このような実績データが与えられ
るので、この時点で新たな予定テーブルの作成が可能で
ある。この場合、予定作成作業は、記憶装置4内の品目
データのうち、現時点で処理完了となった品目(この例
では、品名AおよびHの品目)以外の品目を対象にして
行われる。しかも、現在処理中の品目については、現時
点で処理が完了した分を全予定ロフト数から減じた数量
を用いて予定立案作業を行う。第3図に示す例では、品
名Bの品目は、既に70%の作業が完了しており残りは
30%である。したがって、予定ロフト数は30X30
%−9に修正される。また、品名■の品目は、既に65
%の作業が完了しており残りは35%である。したがっ
て、予定ロフト数は80X35%−28に修正される。
この時点で未処理である品名C,D、 E、  F、 
G、  J、 K、  Lの各品目については、記憶装
置f4の品目データをそのまま用いればよい。品名Aお
よびBの各品目については、既に処理済みであるので、
この時点での予定立案作業からは除外してよい。こうし
て、11月30日午前零時の時点において、新たな予定
テーブルが作成されると、以後はこの新たな予定テーブ
ルに従って処理を行ってゆけばよい。
このように、予定作成装置5が、記憶装置10内の実績
データを考慮して予定作成を行う機能をもっているため
、各時点における最適な予定テーブルを作成しなおすこ
とができる。予定の再立案作業は、オペレータが入力装
置7に対してその旨の指示を与えたときに行うようにし
てもよいし、所定の時間周期(たとえば半日ごと)で自
動的に行うようにしておいてもよい。
本願第3の発明の特徴 本願第3の発明の特徴は、記憶装置10内の実績データ
に基づいて、現在処理中の品目について処理完了の予定
時刻を演算する完了予定時刻演算装置11を設けた点に
ある。予定表示装置8は、このようにして求められた予
定時刻を予定テーブル内に表示する機能を有する。たと
えば、前述の第3図に示す予定テーブルでは、11月3
0日午前零時の時点において、現在処理中である品名B
の品目欄に「完了予定4:00amJなる表示がなされ
、品名Iの品目欄に「完了予定5:30am」なる表示
がなされている。オペレータはこの表示を見ることによ
り、処理の進捗状況をより正確に把握することが可能に
なる。
続いて、完了予定時刻演算装置11による演算の一例を
、第5図を参照しながら説明する。第5図のグラフにお
いて、横軸は時間T、縦軸は実績数S(印刷機の場合は
、印刷済みの枚数)を示す。
いま、時刻TOにおいて、ある品目についての処理作業
を開始したものとする。この処理作業において、実際に
実績数Sが伸び始めるまでには、準備時間tpが必要で
ある。これは、印刷機の場合には、用紙の準備や、イン
キの調合といった作業に必要な時間である。そこで、準
備時間tpが経過した時刻T1から、実際の印刷が行わ
れたものとする。通常は、印刷開始後、何度か印刷を中
止する必要が生じる。この中止理由には、たとえば用紙
の補給、インキの補給、紙づまりなどの支障発生、など
種々の要因がある。いずれにしても、この休止期間には
、実績数Sの伸びは止まる。第5図の例では、時刻T2
〜T3、時刻T4〜T5に休止期間が生じたものとする
。したがって、実際に印刷物が生産されている期間は、
図のハツチングを施した期間となる。こうして、現在時
刻T6において、この品目についての処理の完了予定時
刻を演算によって求めてみよう。いま、開始時刻TOか
ら現在時刻T6に至るまでの時間を、稼働時間trとし
、現在時刻T6における実績数を86、この品目の処理
予定ロット数をSzとすると、完了予定時刻Tzは、 Tz−TO+tp+ Sz/ (S6/ (t r−tp))なる式により求
まる。ここで右辺第3項の(S6/(tr−tp))は
、時刻T1〜T6の期間における実績数Sの伸びの平均
値に相当する。あるいは、現在時刻T6を基準にすれば
、 Tz−76+ (Sz−86)/ (S6/ (t r
−tp)) なる式によっても求められる。
記憶装置10内には、各時点における実績データ、すな
わち、第5図に示すグラフが記憶されているので、完了
予定時刻演算装置11は、いつでも完了予定時刻を演算
して求めることができる。
他の実施例 以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明したが
、本発明はこの実施例のみに限定されるものではなく、
種々の態様で実施可能である。たとえば、上述の実施例
では、第3図に示すように、ハツチングにより、処理完
了、処理中、未処理、の各品目を区別して表示している
が、これは互いに区別可能な表示のしかたであれば、ど
のような方法で表示してもかまわない。たとえば、カラ
ーデイスプレィに表示をするのであれば、色を変えるこ
とによって区別することもできよう。また、完了予定時
刻の演算方法は、上述の方法だけに限らず、他の式を用
いた演算方法を採ってもかまわない。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明の生産機械の稼働予定管理装置では
、予定テーブルを作成する機能の他に、処理実績を検出
する機能を設けるようにしたため、次のような効果が得
られる。
(]、)予予定テープに掲載される品目を、処理完了の
品目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つにグル
ープに分け、各グループごとに区別しつる方法で予定テ
ーブルが表示できるので、オペレータは、予定の進捗状
況を容易に確認することができる。
(2)検出された処理実績に基づいて処理が完了してい
ない品目を認識し、この認識した品目について再度予定
テーブルを作成することができるため、常に理想的な予
定テーブルに従った効率良い処理が可能になる。
(3)検出された処理実績に基づいて、現在処理中の品
目について処理完了の予定時刻を演算して表示すること
ができるため、オペレータは予定の進捗状況をより正確
に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る生産機械の稼働予定管
理装置の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図に
示す装置によって作成された予定テーブルの一例を示す
図、第3図は第1図に示す装置によって表示された予定
テーブルの一例を示す図、第4図は第3図の部分拡大図
、第5図は第1図に示す装置による完了予定時刻の演算
方法の一例を示すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理対象となる複数の品目を、複数の生産機械を
    動作させて順次処理するために、生産機械の稼働予定を
    立案し、この稼働予定に従った生産機械の動作を管理す
    る生産機械の稼働予定管理装置であって、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
    憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
    目ごとに、前記処理能力に関連した個々の処理内容を示
    す品目データを記憶する品目データ記憶装置と、 前記処理能力データを参照しながら、前記品目データに
    基づいて、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべ
    き順に並べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
    理実績検出装置と、 前記処理実績検出装置によって検出された処理実績に基
    づいて、前記予定テーブルに掲載される品目を、処理完
    了の品目、現在処理中の品目、未処理の品目、の3つに
    グループに分け、各グループごとに区別しうる方法で前
    記予定テーブルを表示する予定表示装置と、を備えるこ
    とを特徴とする生産機械の稼働予定管理装置。
  2. (2)処理対象となる複数の品目を、複数の生産機械を
    動作させて順次処理するために、生産機械の稼働予定を
    立案し、この稼働予定に従った生産機械の動作を管理す
    る生産機械の稼働予定管理装置であって、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
    憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
    目ごとに、前記処理能力に関連した個々の処理内容を示
    す品目データを記憶する品目データ記憶装置と、 前記処理能力データを参照しながら、前記品目データに
    基づいて、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべ
    き順に並べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
    理実績検出装置と、 を備え、前記予定作成装置が、所定の時点において、前
    記処理実績検出装置が検出した処理実績に基づいて処理
    が完了していない品目を認識し、この認識した品目につ
    いて再度予定テーブルを作成する機能を有することを特
    徴とする生産機械の稼働予定管理装置。
  3. (3)処理対象となる複数の品目を、複数の生産機械を
    動作させて順次処理するために、生産機械の稼働予定を
    立案し、この稼働予定に従った生産機械の動作を管理す
    る生産機械の稼働予定管理装置であって、 各生産機械固有の処理能力に関する処理能力データを記
    憶する処理能力データ記憶装置と、処理対象となる各品
    目ごとに、前記処理能力に関連した個々の処理内容を示
    す品目データを記憶する品目データ記憶装置と、 前記処理能力データを参照しながら、前記品目データに
    基づいて、各生産機械ごとに処理すべき品目を処理すべ
    き順に並べた予定テーブルを作成する予定作成装置と、 各時点における各生産機械ごとの処理実績を検出する処
    理実績検出装置と、 前記処理実績検出装置によって検出された処理実績に基
    づいて、現在処理中の品目について処理完了の予定時刻
    を演算する完了予定時刻演算装置と、 前記予定テーブルを前記予定時刻とともに表示する予定
    表示装置と、 を備えることを特徴とする生産機械の稼働予定管理装置
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Cited By (3)

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