JPH1166157A - 生産工程管理システム - Google Patents

生産工程管理システム

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JPH1166157A
JPH1166157A JP22801197A JP22801197A JPH1166157A JP H1166157 A JPH1166157 A JP H1166157A JP 22801197 A JP22801197 A JP 22801197A JP 22801197 A JP22801197 A JP 22801197A JP H1166157 A JPH1166157 A JP H1166157A
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JP
Japan
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progress
reinforcing
base plate
cutting
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Application number
JP22801197A
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English (en)
Inventor
Tooru Konagamitsu
亨 小長光
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】立案した生産計画に対して、現場で最適な生産
順序となるような計画変更を容易に行う。 【解決手段】先頭工程作業指示端末3は、生産計画立案
部1から得られた元板の生産順序データと、その元板か
ら切り出された中間仕掛品によって補強装置にかかる作
業負荷値とを対応させて表示するとともに、切出工程及
び補強工程の仕掛量を示すデータを併せて表示する計画
表示部31、並びに表示された元板の中から補強工程で
の作業負荷値を平準化するように任意の元板を選択し、
その選択した元板に対応する作業指示情報を書き込んだ
識別標識、例えばバーコードを作成するバーコード印字
部32を備え、切出工程作業指示端末4及び補強工程作
業指示端末5は、バーコードを読み取るバーコード読取
部を有し、自工程での仕掛量を先頭工程作業指示端末3
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用外壁のよう
に、1枚の元板から各種形状の複数枚の中間仕掛品(外
壁パネルの元)を切り出し、その後に補強等の作業を行
って最終製品(外壁パネル)とするような生産設備ライ
ン(すなわち、あらかじめライン負荷の予測が困難で、
最適なラインバランスを考慮した生産計画が立てにくい
生産設備ライン)に適した生産工程管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、予め製品品番ごとに設定され
た工程負荷に従って、ラインバランスを考慮した投入計
画を作成する生産スケジューリング作成装置(特開平3
−239457号公報参照)が提案されている(これ
を、従来技術1という)。
【0003】また、多品種にわたる製品が複数の工程を
経ながら順次作業が付加されて製品が完成される生産シ
ステムにおいて、各工程での生産進捗状況を収集する収
集手段と、収集した各工程での生産進捗状況を基に、関
連する前工程及び後工程での作業スケジューリングを決
定する決定手段と、限定した作業スケジュールに基づく
当該工程での作業指示情報及び後工程への搬送指示情報
を当該工程へ指示する指示手段と、これらを統合的に調
整管理する調整管理手段とを備えた生産制御方式(特開
昭63−256340号公報参照)が提案されている
(これを、従来技術2という)。すなわち、従来技術2
は、通過順序を生産状況に応じて変更する場合に、作業
進捗状況を全て調整管理手段に集めて再度計画作成を行
い、作業指示を作成する必要がある。
【0004】また、複数の工程を経ることによって製品
が完成する生産システムであって、前工程と自工程の生
産進捗情報と自工程の生産設備の稼働情報とを収集する
収集手段と、前工程の作業指示方法と生産設備の能力と
稼働スケジュールと収集した生産進捗情報と生産設備の
稼働情報とを基にして自工程で次に行う作業を決定する
決定手段と、決定した作業指示情報を自工程またはその
生産設備へ指示する指示手段と、システム全体の各種情
報を蓄積管理するデータベース手段と、各手段を接続す
る通信手段とを備えた工程管理方法(特開平5−257
946号公報参照)が提案されている(これを、従来技
術3という)。すわち、従来技術3は、前工程の通過情
報を登録し、かつ終了予定時刻を元に順序を決定してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1枚の元板
から各種形状の複数枚の中間仕掛品(外壁パネルの元
板)を切り出し、その後に補強等の作業を行って最終製
品(外壁パネル)とするような生産設備ラインでは、1
枚の元板から複数枚の中間仕掛品を切り出す場合、元板
への中間仕掛品の組み合わせはさまざまなパターンがあ
り、組み合わせによっては切り出し線の数が変化する。
しかしながら、このような切り出し線の変化による切出
工程の負荷を予測して、ラインバランスを考慮した計画
を作成することは、上記した各従来技術1,2,3では
不可能なものであった。
【0006】また、当初の計画通りの生産を行ったとし
ても、ラインにおいて機械の故障が発生したり、中間仕
掛品の切り出し作業の必要時間(構成材の形状、寸法等
で異なる)の見積もり誤り等があった場合には、生産途
中でラインの負荷の違いが生じることは避けられない問
題であった。
【0007】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、立案した生産計画に対して、現
場で最適な生産順序となるような計画変更を容易に行え
る生産工程管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生産工程管理システムは、元板を搬出する
先頭工程と、この先頭工程から搬出された元板から品種
の異なる複数枚の中間仕掛品を切り出す切出工程と、切
り出された各中間仕掛品に必要な補強を施す補強工程と
を備え、前記切出工程には複数台の切出装置が並列的に
配置され、前記補強工程には前記中間仕掛品の品種によ
って補強作業の異なる複数台の補強装置が並列的に配置
された生産ライン設備であって、前記先頭工程に配置さ
れる先頭工程作業指示端末と、前記切出工程に配置され
る切出工程作業指示端末と、前記補強工程に配置される
補強工程作業指示端末と、前記元板へ受注オーダである
製品を必要数だけ割り付け、次に前記切出工程に配置さ
れた各切出装置に搬送する元板を設定するとともに、前
記補強工程に配置された各補強装置に搬送する中間仕掛
品を設定し、これら元板ごと及び中間仕掛品ごとに登録
されている前記切出工程及び前記補強工程での標準作業
負荷値に従って生産順序を決定する生産計画立案部とを
備えた生産工程管理システムにおいて、前記先頭工程作
業指示端末は、前記生産計画立案部から得られた前記元
板の生産順序データと、その元板から切り出された中間
仕掛品によって前記補強工程に配置された各補強装置に
かかる作業負荷値とを対応させて表示するとともに、前
記切出工程作業指示端末から得られた切出工程の仕掛量
を示すデータ及び前記補強工程作業指示端末から得られ
た補強工程の仕掛量を示すデータを併せて表示する表示
部と、この表示部に表示された元板の中から前記補強工
程での作業負荷値を平準化するように任意の元板を選択
する元板選択部と、この元板選択部で選択された任意の
元板に対応する作業指示情報を書き込んだ元板識別標識
を作成し、その元板に対応付けて出力する元板識別標識
作成部とを備え、前記切出工程作業指示端末は、前記元
板ごとに作成された元板識別標識から作業指示情報を読
み取る読取部と、この読取部によって読み取った作業指
示情報に従って切り出された各中間仕掛品に対応する作
業指示情報を書き込んだ仕掛品識別標識を作成し、各中
間仕掛品に対応付けて出力する仕掛品識別標識作成部
と、自工程での仕掛量を前記先頭工程作業指示端末に出
力する仕掛量出力部とを備え、前記補強工程作業指示端
末は、前記中間仕掛品ごとに作成された仕掛品識別標識
から作業指示情報を読み取る読取部と、この読取部によ
って読み取った作業指示情報に従って補強を施した中間
仕掛品に対応する作業指示情報を書き込んだ仕掛品識別
標識を作成し、各中間仕掛品ごとに対応付けて出力する
仕掛品識別標識作成部と、自工程での仕掛量を前記先頭
工程作業指示端末に出力する仕掛量出力部とを備えてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0010】図2は、本発明の生産工程管理システムが
適用される外壁パネルの生産設備ラインの概略構成図で
ある。
【0011】この生産設備ラインは、元板Pを搬出する
先頭工程A(元板供給工程)と、この先頭工程Aから搬
出された元板Pから品種の異なる複数枚の中間仕掛品P
1,P2・・・を切り出す切出工程Bと、切り出された
各中間仕掛品P1,P2・・・に必要な補強を施す補強
工程Cとを備え、切出工程Bには5台の切出装置B1〜
B5が並列的に配置され、補強工程Cには中間仕掛品P
1,P2・・・の品種によって補強作業の異なる5台の
補強装置C1〜C5が並列的に配置されている。また、
各切出装置B1〜B5の前後のラインには、2箇所の前
仕掛部B1a,B1b,・・・,B5a,B5bと2箇
所の後仕掛部B1c,B1d,・・・,B5c,B5d
とが配置されており、各補強装置C1〜C5の前ライン
にも、2箇所の前仕掛部C1a,C1b,・・・,C5
a,C5bが配置されている。すなわち、この生産設備
ラインは、図5(a)に示す元板Pから同図(c)のよ
うにして各中間仕掛品P1,P2・・・を切り出し、補
強作業を行って次工程に搬出するラインとなっている。
【0012】このような生産設備ラインにおいて、先頭
工程Aに先頭工程作業指示端末3が配置され、切出工程
Bの各切出装置B1〜B5のそれぞれに切出工程作業指
示端末4,4・・・が配置され、補強工程Cの各補強装
置C1〜C5のそれぞれに補強工程作業指示端末5,5
・・・が配置されている。ただし、各端末3,4,5
は、図2には示していない。
【0013】図1は、本発明の生産工程管理システムの
電気的構成を示すブロック図である。
【0014】この生産工程管理システムは、大別する
と、生産計画立案部1と、作業指示情報作成部2と、先
頭工程Aに配置された先頭工程作業指示端末3と、切出
工程Bの各切出装置B1〜B5に配置された切出工程作
業指示端末4,4・・・と、補強工程Cの各補強装置C
1〜C5に配置された補強工程作業指示端末5,5・・
・と、計画元情報記憶部6と、これら生産計画立案部
1、作業指示情報作成部2、先頭工程作業指示端末3、
切出工程作業指示端末4,4・・・、補強工程作業指示
端末5,5・・・との間でデータの授受を行う主端末部
7とで構成されている。
【0015】主端末部7は、住宅用外壁の受注オーダを
記憶するオーダ情報記憶部71、生産計画立案部1での
結果を記憶する生産計画情報記憶部72、作業指示情報
作成部2での作業指示作成結果を記憶する作業指示情報
記憶部73、切出工程Bの各切出装置B1〜B5及び補
強工程Cの各補強装置C1〜C5から送られてくる仕掛
量情報等の後工程進捗状況を記憶する後工程進捗記憶部
74を備えている。すなわち、主端末部7は、これらオ
ーダ情報記憶部71、生産計画情報記憶部72、作業指
示情報記憶部73、後工程進捗記憶部74をまとめて管
理するブロックである。
【0016】計画元情報記憶部6は、生産計画や作業指
示情報を作成する際に、製品(中間仕掛品)品番ごと、
元板品番ごと、若しくは元板と中間仕掛品との割付関係
ごとに設定されている、各工程標準作業負荷値や通過工
程経路等の情報を格納している。
【0017】生産計画立案部1は、オーダ情報記憶部7
1からオーダ情報を受け取り、元板Pへ受注オーダであ
る製品(中間仕掛品)P1,P2・・・を必要数だけ割
り付け、次に切出工程Bに配置された各切出装置B1〜
B5に搬送する元板Pを設定するとともに、補強工程C
に配置された各補強装置C1〜C5に搬送する中間仕掛
品P1,P2・・・を設定し、これら元板Pごと及び中
間仕掛品P1,P2・・・ごとに登録されている切出工
程B及び補強工程Cでの標準作業負荷値に従って生産順
序を決定する。
【0018】作業指示情報作成部2は、ワーク単位(元
板単位及び中間仕掛品単位)について、各々の工程でど
のような作業を行えばよいかを示す作業指示情報を作成
する。 先頭工程作業指示端末3は、生産計画立案部1
から得られた元板Pの生産順序データと、その元板から
切り出された中間仕掛品P1,P2・・・によって補強
工程Cに配置された各補強装置C1〜C5にかかる作業
負荷値とを対応させて表示するとともに、切出工程作業
指示端末4,4・・・から得られた切出工程の仕掛量を
示すデータ及び補強工程作業指示端末5,5・・・から
得られた補強工程の仕掛量を示すデータを併せて表示す
る計画表示部31と、この計画表示部31に表示された
元板Pの品番の中から補強工程Cでの作業負荷値を平準
化するように任意の元板Pの品番を選択する元板選択部
(図3中の「選択ボタン31c)と、この元板選択部で
選択された任意の元板Pの品番に対応する作業指示情報
をバーコード8で書き込んだ元板識別標識(ラベル)を
作成し、その元板Pに対応付けて出力するバーコード印
刷部(元板識別標識作成部)32と、主端末部7の生産
計画情報記憶部72に記憶されている先頭工程の生産計
画情報を取り込んで記憶する生産計画情報記憶部33
と、主端末部7の作業指示情報記憶部73に記憶されて
いる先頭工程の作業指示情報を取り込んで記憶する作業
指示情報記憶部34と、定期的に更新される主端末部7
の後工程進捗記憶部7に記憶されている後工程進捗情報
を取り込んで記憶する後工程進捗記憶部35とを備えて
いる。すなわち、計画表示部31には、生産計画情報記
憶部33に記憶されている生産計画情報と後工程進捗記
憶部35に記憶されている後工程進捗情報とが表示され
る。
【0019】切出工程作業指示端末4は、先頭工程Aか
ら搬出された元板Pに添付された元板識別標識(ラベ
ル)から作業指示情報を読み取るバーコード読取部41
と、読み取ったバーコードの内容から自工程の生産計画
情報を主端末部7の生産計画情報記憶部72から読み込
んで記憶する生産計画情報記憶部42と、同じく読み取
ったバーコードの内容から自工程の作業指示情報を主端
末部7の作業指示情報記憶部73から読み込んで記憶す
る作業指示情報記憶部43と、これら生産計画情報記憶
部42及び作業指示情報記憶部43に記憶されている情
報を表示する計画/指示表示部44と、作業指示情報に
従って各切出装置B1〜B5から切り出された各中間仕
掛品P1,P2・・・に対し、対応する作業指示情報を
書き込んだ仕掛品識別標識(ラベル)を作成し、各中間
仕掛品P1,P2・・・に対応付けて出力するバーコー
ド印刷部(仕掛品識別標識作成部)45と、自工程での
仕掛量(前仕掛部のワークの有無)を主端末部7に出力
する仕掛量出力部46とを備えている。
【0020】補強工程作業指示端末5は、切出工程Bか
ら搬出された中間仕掛品P1,P2・・・に添付された
仕掛品識別標識(ラベル)から作業指示情報を読み取る
バーコード読取部51と、読み取ったバーコードの内容
から自工程の生産計画情報を主端末部7の生産計画情報
記憶部72から読み込んで記憶する生産計画情報記憶部
52と、同じく読み取ったバーコードの内容から自工程
の作業指示情報を主端末部7の作業指示情報記憶部73
から読み込んで記憶する作業指示情報記憶部53と、こ
れら生産計画情報記憶部52及び作業指示情報記憶部5
3に記憶されている情報を表示する計画/指示表示部5
4と、作業指示情報に従って各補強装置C1〜C5によ
り補強が施された各中間仕掛品P1,P2・・・に対
し、対応する作業指示情報を書き込んだ仕掛品識別標識
(ラベル)を作成し、各中間仕掛品P1,P2・・・に
対応付けて出力するバーコード印刷部(仕掛品識別標識
作成部)55と、自工程での仕掛量(前仕掛部のワーク
の有無)を主端末部7に出力する仕掛量出力部56とを
備えている。
【0021】次に、上記構成の生産工程管理システムの
処理動作について、図3及び図4に示す先頭工程作業指
示端末3の画面表示例を適宜参照して説明する。
【0022】主端末部7のオーダ情報記憶部71は、外
部からの住宅用外壁の受注オーダを記憶する。このと
き、外部からき受注オーダを受け取る方法は、フロッピ
ディスクなどの外部記憶媒体による方法、オンラインで
直接受け取る方法など、いずれの方法を用いてもよい。
【0023】生産計画立案部1は、主端末部7のオーダ
情報記憶部71からオーダ情報を受け取り、元板Pへ受
注オーダである製品(この場合は中間仕掛品)P1,P
2・・・を必要数だけ割り付ける。次に、切出工程Bに
ついて元板Pの種類でまとめを行った後、搬送ラインの
設備条件などに従い、各切出装置B1〜B5のラインを
搬送する元板Pの種類と枚数とを決定することで、各切
出装置B1〜B5に搬送する元板Pを設定する。また、
補強工程Cについて中間仕掛品P1,P2・・・の種類
でまとめを行った後、搬送ラインの設備条件などに従
い、各補強装置C1〜C5のラインを搬送する中間仕掛
品P1,P2・・・の種類と枚数とを決定することで、
各補強装置C1〜C5に搬送する中間仕掛品P1,P2
・・・を設定する。そして、計画元情報記憶部6に予め
登録されているこれら元板Pごと及び中間仕掛品P1,
P2・・・ごとの標準作業負荷値に基づいて、設定され
た元板P及び中間仕掛品P1,P2・・・の作業負荷値
を、切出工程B及び補強工程Cについて算出する。この
後、切出工程B及び補強工程Cのそれぞれの工程で、作
業負荷値が平準化されるように生産順序(先頭工程Aか
ら切出工程Bへの投入順序)を決定する。
【0024】図3に示す先頭工程作業指示端末3の計画
表示部31の表示例で言えば、投入順序のNO. 1は品番
AA0100の元板P、NO. 2は品番AA0020の元
板P、NO. 3は品番AB0100の元板P、NO. 4は品
番AB0100の元板P、NO. 5は品番AA0030の
元板Pとなっている。そして、例えば、〔NO. 01〕に
ついて見ると、品番AA0100の元板Pの必要枚数は
20枚で、1枚の元板Pから15枚の中間仕掛品P1,
P2・・・を切り出し、切り出した中間仕掛品P1,P
2・・・を作業指示情報に従って補強工程Cに投入した
ときの各補強装置C1〜C5の作業負荷値は、補強装置
C1が15、補強装置C2が20、補強装置C3が2
0、補強装置C4が8、補強装置C5が0となってい
る。つまり、品番AA0100の元板Pから切り出され
た15枚の中間仕掛品P1,P2・・・が補強工程Cを
通過するためには、補強装置C1に15、補強装置C2
に20、補強装置C3に20、補強装置C4に8、補強
装置C5に0の割合で作業負荷がかかることを示してい
る。因みに、補強装置C5の作業負荷値は0であるの
で、品番AA0100の元板Pから切り出した中間仕掛
品P1,P2・・・は補強装置C5へは1枚も搬送され
ないことになる。
【0025】このように、元板Pの品番によって補強工
程Cでの作業負荷値が異なるのは、元板Pから切り出さ
れた中間仕掛品P1,P2・・・の種類によって補強工
程Cでの補強作業が異なり、この補強作業の種類によっ
て投入できる補強装置C1〜C5が決まってくるからで
ある。
【0026】このNO. 1からNO. 5までの品番の元板P
を作業負荷値についてまとめると、表1のようになる。
【0027】
【表1】
【0028】表1からわかるように、NO. 1〜NO. 5の
元板Pは、各切出装置B1〜B5で切り出された後の補
強工程Cにおいて、各補強装置C1〜C5ごとに平均的
に負荷がかかるように投入順序が決定されている。
【0029】生産計画情報記憶部72は、上記のように
決定された元板Pの投入順序情報、元板Pごとの各工程
B,Cでの標準負荷時間、元板Pの種類と枚数、各元板
Pに割り付く中間仕掛品P1,P2・・・の品番と枚数
といった生産計画立案部1での算出結果(計画立案結
果)を記憶する。
【0030】作業指示情報作成部2は、生産計画情報記
憶部72に記憶されている計画立案結果と、予め計画元
情報記憶部6に記憶されている元板Pの品番ごと及び中
間仕掛品P1,P2・・・の品番ごとの作業指示情報か
ら、元板P及び中間仕掛品P1,P2・・・について、
各工程B,Cでどのような作業を行えばよいかを示す絵
や文字の情報、機械をコントロールする作業プログラム
を合成する情報等の作業指示情報を作成する。
【0031】作業指示情報記憶部73は、作業指示情報
作成部2で作成されたこのような作業指示情報を記憶す
る。後工程進捗記憶部74は、切出工程Bの各切出装置
B1〜B5及び補強工程Cの各補強装置C1〜C5から
送られてくる仕掛量情報等の後工程進捗状況を記憶す
る。
【0032】一方、先頭工程作業指示端末3は、作業当
日の朝一番等、端末の起動直後に、主端末部7の生産計
画情報記憶部72及び作業指示情報記憶部73に予め記
憶されている生産計画情報と作業指示情報とを取り込ん
で、生産計画情報記憶部33及び作業指示情報記憶部3
4に記憶する。また、先頭工程作業指示端末3は、主端
末部7の後工程進捗記憶部74に記憶されている、切出
工程作業指示端末4及び補強工程作業指示端末5からの
仕掛量の情報を一定周期ごとに参照し、新規に追加又は
変更がある場合には、その追加又は変更分の仕掛量の情
報を後工程進捗記憶部35に取り込んで記憶する。
【0033】先頭工程作業指示端末3の計画表示部31
は、このようにして生産計画情報記憶部33に記憶した
生産計画情報と、後工程進捗記憶部35に記憶した各工
程B,Cの各装置B1〜B5,C1〜C5の仕掛量情報
とを、計画表示部31に表示する。計画表示部31は、
例えば液晶テレビ画面、パソコン端末画面等である。
【0034】計画表示部31での表示例を図3に示す。
ここで、〔投入順序:NO. 〕、〔元板品番〕、〔枚〕、
〔切〕、〔補強工程負荷〕の各項目については、生産計
画立案部1の説明のところですでに説明しているので、
ここでは説明を省略する。
【0035】表示例の右上欄の切出工程には、各切出装
置B1〜B5に対応させて0から2までの数値が記入さ
れているが、この数値が仕掛量情報を示している。すな
わち、切出装置B1の横の数値2は、図2において切出
装置B1の前仕掛部B1aと前仕掛部B1bとが以前に
供給した元板Pで埋まっていることを示し、新たな元板
Pの供給ができないことを示している。また、切出装置
B3の横の数値1は、図2において切出装置B3の前仕
掛部B3aは空であるが、前仕掛部B3bが以前に供給
した元板Pで埋まっていることを示しており、前仕掛部
B3aへの新たな元板Pの供給が可能であることを示し
ている。また、切出装置B2の横の数値0は、図2にお
いて切出装置B2の前仕掛部B2aと前仕掛部B2bと
が共に空であることを示しており、新たな元板Pの供給
が即可能であることを示している。
【0036】また、表示例の右下欄の補強工程には、各
補強装置C1〜C5に対応させて0から2までの数値が
記入されているが、この数値が仕掛量情報を示してお
り、その意味は上記した各切出装置B1〜B5に対応さ
せて示している数値の意味と同じである。
【0037】また、表示例の最下段には、「前画面」、
「次画面」、「選択」の各ボタン31a,31b,31
cが表示されている。図3の表示例では、一度に8個し
か元板Pの投入順序が表示できないので、「前画面」ボ
タン31aを1回押すことによって、1つ前の投入順序
の画面を見ることができ、「次画面」ボタン31bを1
回押すことによって、1つ後の投入順序の画面を見るこ
とができるようになっている。つまり、図3に示す表示
画面の情報量を1単位として、各ボタン31a,31b
を押すごとに、前後の画面に順次切り替わるようになっ
ている。また、「選択」ボタン31cは、NO. 1からN
O. 8まで表示されている列情報のうちのいずれか1つ
の列情報を選択するためのボタンであり、選択したいN
O. の列までカーソルを移動させて「選択」ボタン31
cを押すことにより、そのNO. の列情報が選択できるよ
うになっている。本実施形態では、NO. 3の列情報を選
択しており、図4に示すように、NO. 3の列情報の表示
部分が反転(図面では、斜線を付して示している)する
ようになっている。
【0038】ここで、NO. 3の列情報を選択する理由は
次の通りである。すなわち、中間仕掛品P1,P2・・
・の各補強装置C1〜C5への投入順序は、各ラインが
最大効率となるように決定されなくてはならない。生産
計画立案部1では、各ラインが最大効率となるような生
産計画が一応立案されている。しかしながら、機械の故
障や切り出し作業時間の見積もりミス等により、当初の
計画通りに生産を行った結果、ラインに負荷が生じた場
合には、これを調整して、ラインが最大効率に少しでも
近づくように投入順序を修正する必要がある。
【0039】そこで、このような観点から図3に示すN
O. 1からNO. 5までの元板Pの投入順序と、補強工程
Cの各補強装置C1〜C5の仕掛量情報とを見ると、補
強装置C1,C2は、数値2であり、前仕掛部C1aと
前仕掛部C1bとが以前に供給した中間仕掛品P1,P
2・・・で埋まっていることが分かる。一方、NO. 1の
元板Pの補強工程Cでの作業時間負荷は、補強装置C1
が15、補強装置C2が20、補強装置C3が20、補
強装置C4が8、補強装置C5が0となっている。つま
り、投入不可能な補強装置C1,C2において補強作業
が必要な元板Pとなっている。そのため、このまま投入
したのでは、補強装置C1,C2のラインにおいて負荷
(待機状態)が生じることは明らかである。そこで、こ
の補強装置C1,C2のラインに負荷(待機状態)を与
えない元板Pを検索すると、NO. 3の元板Pが各補強装
置C1,C2の作業負荷値0となっており、このNO. 3
の元板Pを次に投入すれば、補強装置C1,C2のライ
ンにおける負荷の発生が回避できることがわかる。この
ような判断から、作業現場の端末操作者は、NO. 3まで
カーソルを移動させて「選択」ボタン31cを押すこと
により、NO. 3の列情報を選択することになる。
【0040】一方、計画表示部31の画面表示例からN
O. 3の情報を選択した結果、当初の生産計画から変更
されることになるため、その変更情報を各切出装置B1
〜B5の切出工程作業指示端末4,4・・・や各補強装
置C1〜C5の補強工程作業指示端末5,5・・・に伝
える必要がある。
【0041】そこで、このような生産計画の変更が生じ
た場合、先頭工程作業指示端末3のバーコード印刷部3
2は、次に供給する元板PがNO. 3の元板Pであること
を示す元板識別情報を、当該元板Pにバーコード8で表
記してラベル等に印刷し、これを供給する元板Pの所定
の箇所に添付する[図5(a)参照]。元板識別情報と
しては、計画段階での元板供給順序、元板品番、枚数等
である。ここで、バーコードの形式は、CODE39等
のバーコード、QRコード等の2次元バーコード等、い
ずれの形式でもよい。また、バーコードではなく、デー
タキャリア等の電子情報を直接運搬する手段を用いても
構わない。
【0042】「選択」ボタン31cによって選択され、
バーコード印刷部32によって印刷したバーコードが添
付された元板Pは、切出工程Bのいずれかの切出装置B
1〜B5に搬送される。切出装置B1〜B5は、補強装
置C1〜C5とは異なり、元板Pの種類(切り出す中間
仕掛品P1,P2・・・の枚数や種類)に関係なく切り
出せるので、単純に各ラインの前仕掛部の込み具合を見
て決定すればよい。このような決定は、搬送装置により
自動的に判断してもよいし、「選択」ボタン31cで選
択した時点で決定しておいてもよい。図3の表示例で言
えば、切出工程Bの切出装置B3の仕掛量が0となって
いるので、この場合には切出装置B3のラインへ投入さ
れる。
【0043】切出装置B3のラインへ投入されたNO. 3
の元板Pは、前仕掛部B3aに到着後、前仕掛部B3b
へと順次進み、切出装置B3に搬入される。切出装置B
3では、NO. 3の元板Pが前仕掛部B3aに到着した時
点で、元板Pが前仕掛部B3a上にあることを検知し、
前仕掛部B3aの搬送設備の制御盤(図示省略)から主
端末部7に対して在籍情報をリアルタイムに通信する。
主端末部7は、この在籍情報を後工程進捗情報として、
後工程進捗記憶部74に記憶する。
【0044】一方、切出工程作業指示端末4の端末操作
者は、NO. 3の元板Pが前仕掛部B3aに到着した時点
で、この元板Pに添付されているバーコード8をバーコ
ード読取部41を用いて読み取る。ここで、バーコード
8を読み取る際、2度読みする。これは、バーコード8
の汚れによる読み取り異常等のエラー処理を行い、間違
いが生じないようにするためである。
【0045】切出工程作業指示端末4は、読み取ったバ
ーコード8の内容から、自工程の生産計画情報と作業指
示情報とを、主端末部7の生産計画情報記憶部72と作
業指示情報記憶部73とからオンラインにより読み込ん
で、自らの生産計画情報記憶部42及び作業指示情報記
憶部43に記憶する。そして、生産計画情報記憶部42
と作業指示情報記憶部43とに取り込んだ情報を計画/
指示表示部44に表示する。
【0046】切出工程作業指示端末4の端末操作者は、
表示された計画情報と作業指示情報とに基づいて作業判
断を行い、又は切出装置B3へ作業指示情報をオンライ
ンで通信する。切出装置B3は、受信した作業指示情報
を、自機の動作情報として利用する。
【0047】切り出し作業を終了すると、切出工程作業
指示端末4は、切り出した中間仕掛品P1,P2・・・
を次工程に搬出する際に、搬出する各中間仕掛品P1,
P2・・・の内容をバーコードに印刷して添付する。す
なわち、切出工程作業指示端末4のバーコード印刷部4
5は、次に供給する各中間仕掛品P1,P2・・・がN
O. 3の元板Pから切り出したものであることを示す仕
掛品識別情報を、各中間仕掛品P1,P2・・・にバー
コード9,9・・・で表記してラベル等に印刷し、これ
を次工程に供給する各中間仕掛品P1,P2・・・の所
定の箇所に添付する[図5(c)参照]。仕掛品識別情
報としては、計画段階での元板供給順序、元板品番、中
間仕掛品品番、枚数等である。ここで、バーコードの形
式は、CODE39等のバーコード、QRコード等の2
次元バーコード等、いずれの形式でもよい。また、バー
コードではなく、データキャリア等の電子情報を直接運
搬する手段を用いても構わない。ただし、先頭工程作業
指示端末3でのバーコード形式と同じ形式であることが
望ましい。
【0048】このように、本発明の生産工程管理システ
ムによれば、先頭工程作業指示端末3の計画表示部31
に表示されている生産計画情報と各装置B1〜B5,C
1〜C5の仕掛量情報とを見れば、各ラインの作業負荷
状況が容易に把握できるので、切出工程Bや補強工程C
で負荷(元板Pや中間仕掛品P1,P2・・・の待機状
態)が発生しないように、次に投入する元板Pを計画表
示部31の表示画面上から選択することができる。つま
り、表示画面上の「選択」ボタン31cを操作するだけ
で、その後の工程に不都合を生じることなく、当初の生
産計画を容易に変更できるようになっている。
【0049】
【発明の効果】本発明の生産工程管理システムは、生産
ライン設備の先頭工程に配置される先頭工程作業指示端
末と、切出工程に配置される切出工程作業指示端末と、
補強工程に配置される補強工程作業指示端末と、生産計
画立案部とを備え、先頭工程作業指示端末は、生産計画
立案部から得られた前記元板の生産順序データと、その
元板から切り出された中間仕掛品によって前記補強工程
に配置された各補強装置にかかる作業負荷値とを対応さ
せて表示するとともに、切出工程作業指示端末から得ら
れた切出工程の仕掛量を示すデータ及び前記補強工程作
業指示端末から得られた補強工程の仕掛量を示すデータ
を併せて表示する表示部と、この表示部に表示された元
板の中から前記補強工程での作業負荷値を平準化するよ
うに任意の元板を選択する元板選択部と、この元板選択
部で選択された任意の元板に対応する作業指示情報を書
き込んだ元板識別標識を作成し、その元板に対応付けて
出力する元板識別標識作成部とを備え、切出工程作業指
示端末は、元板ごとに作成された元板識別標識から作業
指示情報を読み取る読取部と、この読取部によって読み
取った作業指示情報に従って切り出された各中間仕掛品
に対応する作業指示情報を書き込んだ仕掛品識別標識を
作成し、各中間仕掛品に対応付けて出力する仕掛品識別
標識作成部と、自工程での仕掛量を前記先頭工程作業指
示端末に出力する仕掛量出力部とを備え、補強工程作業
指示端末は、中間仕掛品ごとに作成された仕掛品識別標
識から作業指示情報を読み取る読取部と、この読取部に
よって読み取った作業指示情報に従って補強を施した中
間仕掛品に対応する作業指示情報を書き込んだ仕掛品識
別標識を作成し、各中間仕掛品ごとに対応付けて出力す
る仕掛品識別標識作成部と、自工程での仕掛量を前記先
頭工程作業指示端末に出力する仕掛量出力部とを備えた
構成としいてる。すなわち、先頭工程作業指示端末の計
画表示部に表示されている生産計画情報と切出工程及び
補強工程での後工程進捗状況とを見れば、各ラインの作
業負荷状況が容易に把握できるので、切出工程や補強工
程で負荷が発生しないように、次に投入する元板を計画
表示部の表示画面上から選択することができる。つま
り、表示画面上から選択するだけで、その後の工程に不
都合を生じることなく、当初立案した生産計画を容易に
変更できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生産工程管理システムの電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の生産工程管理システムが適用される外
壁パネルの生産設備ラインの概略構成図である。
【図3】先頭工程作業指示端末の画面表示例を示す図で
ある。
【図4】先頭工程作業指示端末の画面表示例を示す図で
ある。
【図5】元板から各中間仕掛品を切り出す過程を示す図
である。
【符号の説明】
1 生産計画立案部 2 作業指示情報作成部 3 先頭工程作業指示端末 4 切出工程作業指示端末 5 補強工程作業指示端末 6 計画元情報記憶部 7 主端末部 31 計画表示部 32,45,55 バーコード印刷部(元板識別標識作
成部) 33,42,52 生産計画情報記憶部 34,43,53 作業指示情報記憶部 35 後工程進捗記憶部 41,51 バーコード読取部 44,54 計画/指示表示部 46,56 仕掛量出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元板を搬出する先頭工程と、この先頭工
    程から搬出された元板から品種の異なる複数枚の中間仕
    掛品を切り出す切出工程と、切り出された各中間仕掛品
    に必要な補強を施す補強工程とを備え、前記切出工程に
    は複数台の切出装置が並列的に配置され、前記補強工程
    には前記中間仕掛品の品種によって補強作業の異なる複
    数台の補強装置が並列的に配置された生産ライン設備で
    あって、前記先頭工程に配置される先頭工程作業指示端
    末と、前記切出工程に配置される切出工程作業指示端末
    と、前記補強工程に配置される補強工程作業指示端末
    と、前記元板へ受注オーダである製品を必要数だけ割り
    付け、次に前記切出工程に配置された各切出装置に搬送
    する元板を設定するとともに、前記補強工程に配置され
    た各補強装置に搬送する中間仕掛品を設定し、これら元
    板ごと及び中間仕掛品ごとに登録されている前記切出工
    程及び前記補強工程での標準作業負荷値に従って生産順
    序を決定する生産計画立案部とを備えた生産工程管理シ
    ステムにおいて、 前記先頭工程作業指示端末は、 前記生産計画立案部から得られた前記元板の生産順序デ
    ータと、その元板から切り出された中間仕掛品によって
    前記補強工程に配置された各補強装置にかかる作業負荷
    値とを対応させて表示するとともに、前記切出工程作業
    指示端末から得られた切出工程の仕掛量を示すデータ及
    び前記補強工程作業指示端末から得られた補強工程の仕
    掛量を示すデータを併せて表示する表示部と、 この表示部に表示された元板の中から前記補強工程での
    作業負荷値を平準化するように任意の元板を選択する元
    板選択部と、 この元板選択部で選択された任意の元板に対応する作業
    指示情報を書き込んだ元板識別標識を作成し、その元板
    に対応付けて出力する元板識別標識作成部とを備え、 前記切出工程作業指示端末は、 前記元板ごとに作成された元板識別標識から作業指示情
    報を読み取る読取部と、 この読取部によって読み取った作業指示情報に従って切
    り出された各中間仕掛品に対応する作業指示情報を書き
    込んだ仕掛品識別標識を作成し、各中間仕掛品に対応付
    けて出力する仕掛品識別標識作成部と、 自工程での仕掛量を前記先頭工程作業指示端末に出力す
    る仕掛量出力部とを備え、 前記補強工程作業指示端末は、 前記中間仕掛品ごとに作成された仕掛品識別標識から作
    業指示情報を読み取る読取部と、 この読取部によって読み取った作業指示情報に従って補
    強を施した中間仕掛品に対応する作業指示情報を書き込
    んだ仕掛品識別標識を作成し、各中間仕掛品ごとに対応
    付けて出力する仕掛品識別標識作成部と、 自工程での仕掛量を前記先頭工程作業指示端末に出力す
    る仕掛量出力部とを備えたことを特徴とする生産工程管
    理システム。
JP22801197A 1997-08-25 1997-08-25 生産工程管理システム Pending JPH1166157A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273024A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 作業指示方法及び作業指示装置
KR100361063B1 (ko) * 2001-01-13 2002-11-23 주식회사 이솔시스템즈 이차원 바코드를 이용한 생산시점 관리시스템
US7031785B2 (en) 2002-03-19 2006-04-18 Sharp Kabushiki Kaisha Method of production control and method of manufacturing electronic apparatus
JP2009282803A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Murata Mach Ltd 板材加工時間見積り装置およびネスティングオーダ生成装置
JP2010181941A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Murata Machinery Ltd ネスティング装置および板材加工設備

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