JP2021130478A - 制御装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる手段を提供する。【解決手段】 生成部(110)は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、指示部(120)は、処理装置に処理の各工程を実行させ、第1指標値算出部(130)は、処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、第2指標値算出部(150)は、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、出力部(140)は、第1指標値および第2指標値を入力され、グラフのデータに基づくグラフの画面上に第1指標値および第2指標値を表示させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、制御装置、制御方法、およびプログラムに関し、特に、処理装置の動作を制御する制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
物品を梱包した箱を自動的に開梱するシステムが開発されている。特許文献1には、ローラーコンベアおよび昇降機が、箱を所定の位置まで移動させた後、箱の位置をガイドによって位置決めし、開梱装置が備えたカッターが箱の上部周縁を切断することによって、箱を開梱するシステムが開示されている。
特開2002−249116号公報 特開2005−047555号公報 特開2018−073176号公報
関連する技術では、ユーザが開梱装置(処理装置)の稼働状況を容易に把握することができない。例えば、開梱装置のカッターが摩耗することによって、箱を開梱する速度が低下する可能性がある。しかしながら、ユーザはこのことを容易に知ることができない。このため、開梱装置による処理の効率が低下することを未然に防止できない可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる手段を提供することにある。
本発明の一態様に係わる制御装置は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成する生成手段と、前記処理装置に前記処理の各工程を実行させる指示手段と、前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出する第1指標値算出手段と、前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出する第2指標値算出手段と、前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させる出力手段とを備えている。
本発明の一態様に係わる制御方法は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、前記処理装置に前記処理の各工程を実行させ、前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させることを含む。
本発明の一態様に係わるプログラムは、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成することと、前記処理装置に前記処理の各工程を実行させることと、前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出することと、前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出することと、前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させることとをコンピュータに実行させる。
本発明の一態様によれば、ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる。
実施形態1に係わるシステムの構成を示すブロック図である。 実施形態1の一実施例に係わるシステムの構成を概略的に示す図である。 実施形態1に係わる制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係わる制御装置が表示装置に表示させる第1の指標値および第2の指標値のグラフの一例を示す図である。 実施形態1に係わる制御装置、処理装置、および表示装置の各々が実行する処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態1の一変形例に係わる制御装置が表示装置に表示させるグラフの画面を示す図である。 実施形態3に係わる制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係わる制御装置が表示装置に表示させる第1の指標値および第2の指標値のグラフの一例を示す図である。 実施形態1〜3のいずれかに係わる制御装置のハードウェア構成を示す図である。
〔実施形態1〕
図1〜図6を参照して、実施形態1について説明する。
(システム1)
図1は、本実施形態1に係わるシステム1の構成を示すブロック図である。システム1は、物品を梱包した箱(処理の対象物の一例である)を自動的に開梱する。図1に示すように、システム1は、表示装置80、処理装置90、および制御装置100を備えている。なお、処理装置90は1台であってもよいし、複数台であってもよい。図1は、システム1が処理装置90を1つ備えている場合を示している。処理装置90が複数台存在する場合、制御装置100は、処理装置90ごとに、以下で説明する制御を実行する。
表示装置80および処理装置90は、制御装置100と無線または有線で通信可能に接続されている。表示装置80は、制御装置100から独立した表示機器であってもよいし、制御装置100と一体になったディスプレイであってもよい。処理装置90は、制御装置100によって動作を制御されることによって、処理を実行する。一例では、処理装置90は、物品を梱包した段ボール箱などを開梱する開梱装置である。
(制御装置100の構成)
図3は、本実施形態1に係わるシステム1が備えた制御装置100の構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御装置100は、生成部110、指示部120、第1指標値算出部130、出力部140、および第2指標値算出部150を備えている。
生成部110は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成する。生成部110は、生成手段の一例である。具体的には、生成部110は、時間を示す横軸と、第1の指標値および第2の指標値を示す縦軸とで構成されるグラフのデータを生成する。第1の指標値は、処理装置90の状態に係わる値であり、第1指標値算出部130によって算出される。第2の指標値は、処理の対象物(ここでは箱)の状態に係わる値であり、第2指標値算出部150によって算出される。なお、第1指標値および第2の指標値の具体例を後述する。生成部110は、生成したグラフのデータを出力部140へ出力する。この時に出力されるグラフのデータには、第1の指標値のデータおよび第2の指標値のデータは含まれていない。
指示部120は、処理装置90に処理の各工程を実行させる。指示部120は、指示手段の一例である。具体的には、指示部120は、処理装置90に対し、それぞれの工程を実行させるためのコマンドを順番に出力する。例えば、処理装置90が開梱装置である場合、指示部120は、箱の開梱に係わる処理の各工程を実行させるためのコマンドを順番に、処理装置90へ出力する。また、指示部120は、処理装置90が処理の各工程を開始するごとに、処理の開始時刻を示す開始信号を、第1指標値算出部130及び第2指標値算出部150へそれぞれ出力する。加えて、指示部120は、処理装置90の稼働状況を示す情報を、出力部140へ出力してもよい(本実施形態1の変形例)。
第1指標値算出部130は、処理装置90の状態に係わる第1の指標値を算出する。第1指標値算出部130は、第1指標値算出手段の一例である。具体的には、第1指標値算出部130は、指示部120から開始信号を受信した後、処理装置90に設けられた各種センサ91が検知した第1のセンサ値のデータを取得する。第1指標値算出部130は、取得した第1のセンサ値のデータに基づいて、第1の指標値を算出する。本実施形態1では、第1指標値算出部130は、取得した第1のセンサ値に基づいて、処理装置90が処理した対象物(ここでは箱)の個数を算出する。しかしながら、処理装置90の状態に係わる第1の指標値は、処理装置90が処理した対象物の個数に限定されない。
例えば、第1指標値算出部130は、センサ91によって、個々の箱に付加されたバーコードまたは符号(数字および文字を含む)を読み取り、データベースに登録された箱の種別情報(発送主、重量、内容物、箱のサイズ、および箱の素材など)を参照する。そして、第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した個々の箱のサイズおよび素材を特定する。
次に、第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した箱のサイズごとまたは素材ごとに、開梱した箱の個数を算出する。第1指標値算出部130は、こうして算出した第1の指標値のデータを、出力部140へ出力する。
第2指標値算出部150は、処理の対象物(ここでは箱)の状態に係わる第2の指標値を算出する。第2指標値算出部150は、第2指標値算出手段の一例である。具体的には、第2指標値算出部150は、指示部120から開始信号を受信した後、処理装置90に設けられた各種センサ91が検知した第2のセンサ値のデータを取得する。第1のセンサ値と第2のセンサ値とは、同じ種類のセンサ91から得られてもよいし、異なる種類のセンサ91から得られてもよい。第2指標値算出部150は、取得した第2のセンサ値のデータに基づいて、第2の指標値を算出する。本実施形態1では、第2指標値算出部150は、第2の指標値として、箱のサイズ、凹み、および湿潤度をそれぞれ算出する。なお、ここで挙げた第2の指標値は単なる一例である。第2の指標値は、対象物によって異なっていてよい。
例えば、第2指標値算出部150は、第2指標値算出部150は、センサ91によって、個々の箱に付加されたバーコードまたは符号を読み取ることによって、箱のサイズを特定する。第2指標値算出部150は、センサ91で箱を走査することによって、一方向における箱の凹みの平均を算出する。また、第2指標値算出部150は、箱が置かれていた倉庫の湿度に基づいて、箱の湿潤度を算出する。第2指標値算出部150は、こうして算出した第2の指標値のデータを、出力部140へ出力する。
出力部140は、第1指標値および第2指標値を入力され、グラフのデータに基づくグラフの画面上に第1指標値および第2指標値を表示させる。出力部140は、出力手段の一例である。具体的には、出力部140は、生成部110から、グラフのデータを受信し、受信したデータに基づくグラフの画面データを生成する。一例では、出力部140は、第1の指標値および第2の指標値を受信する前に、生成したグラフの画面データに基づくグラフの画面を、表示装置80に表示させる。
次に、出力部140は、第1指標値算出部130から、第1の指標値のデータを受信する。また、出力部140は、第2指標値算出部150から、第2の指標値のデータを受信する。出力部140は、生成部110が生成したグラフのデータに基づくグラフの画面を表示装置80に表示させるとともに、グラフの画面上に、第1指標値および第2指標値を表示させる。
(グラフの画面の一例)
図4は、出力部140が表示装置80に表示させるグラフの画面の一例を示す。図4に示すグラフの画面は、3つのグラフで構成されている。上のグラフは、第1の指標値を示すグラフである。第1の指標値を示すグラフは、第1の指標値(ここでは処理装置90によって処理された箱の個数)が時間とともに増大することを示している。第1の指標値の急落は、処理装置90がメンテナンスされた結果、第1の指標値がリセットされたことを示している。図4に示すグラフの画面において、真ん中のグラフは、処理装置90の稼働状況(運転/停止)を示す。そして、一番下のグラフは、第2の指標値を示す。第2の指標値とは、ここでは箱のサイズ、凹み、および湿潤度である。
(制御装置100の動作)
図5を参照して、本実施形態1に係わる制御装置100が実行する動作を説明する。図5は、システム1が備えた表示装置80、処理装置90、および制御装置100の各々が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、制御装置100の生成部110は、処理装置90が実行する処理に関するグラフを生成する(S201)。生成部110は、生成したグラフのデータを出力部140へ出力する。
出力部140は、生成部110から受信したグラフのデータを用いて、グラフの画面データを生成する。そして、出力部140は、グラフの画面データを表示装置80へ送信する。表示装置80は、出力部140から受信したグラフの画面データに基づいて、グラフの画面を表示する(S101)。
次に、制御装置200の指示部120は、コマンド入力によって処理装置90を制御する(S202)。
指示部120は、処理装置90が処理の各工程を開始するごとに、処理の開始時刻を示す情報を、第1指標値算出部130および第2指標値算出部150へそれぞれ出力する。一例では、指示部120は、処理装置90を停止させるための所定の入力操作が行われるまで、処理の全工程を処理装置90に繰り返し実行させる。指示部120は、処理装置90が処理の各工程を開始するごとに、処理の開始時刻を示す開始信号を、第1指標値算出部130および第2指標値算出部150へそれぞれ出力する。
一方、処理装置90は、処理の1つの工程を実行する(S301)。処理装置90が処理を実行している間、処理装置90が備えたセンサ91は、第1のセンサ値のデータを第1指標値算出部130へ送信する(S302)。また、センサ91は、第2のセンサ値のデータを第2指標値算出部150へ出力する(S303)。
第1指標値算出部130は、センサ91から、第1のセンサ値のデータを受信する。第1指標値算出部130は、第1のセンサ値に基づいて、処理装置90の状態を計測する(S203)。具体的には、第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した箱の個数を算出する。第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した箱の個数を示す情報を、第1の指標値のデータとして、出力部140へ出力する(S204)。
出力部140は、第1指標値算出部130から、第1の指標値のデータを受信する。出力部140は、第1指標値算出部130から受信した第1の指標値を、表示装置80が表示するグラフの画面(図4)上に表示させる(S102)。
第2指標値算出部150は、センサ91から、第2のセンサ値のデータを受信する。第2指標値算出部150は、第2のセンサ値に基づいて、処理の対象物(ここでは箱)の状態を計測する(S205)。具体的には、第2指標値算出部150は、箱のサイズ、凹み、および湿潤度をそれぞれ算出する。第2指標値算出部150は、箱のサイズ、凹み、および湿潤度を示す情報を、だい2の指標値のデータとして、出力部140へ出力する(S206)。
出力部140は、第2指標値算出部150から、第2の指標値のデータを受信する。出力部140は、第2指標値算出部150から受信した第2の指標値を、表示装置80が表示するグラフの画面(図4)上に表示させる(S103)。
以上で、システム1が備えた表示装置80、処理装置90、および制御装置100の動作は終了する。
(変形例)
一変形例では、出力部140は、指示部120から、処理装置90の稼働状況を示す情報を受信する。出力部140は、処理装置90の稼働状況とともに、第1の指標値および第2の指標値を示したグラフを表示させる。
図6は、出力部140が表示装置80に表示させるグラフの画面の一変形例を示す。図6に示すグラフの画面は、第1の指標値を示すグラフ、および第2の指標値を示すグラフに加えて、処理装置90の稼働状況を示すグラフを含む点で、図4に示すグラフの画面と異なる。
図6に示すグラフの画面は、3つのグラフで構成されている。上のグラフは、第1の指標値を示すグラフである。第1の指標値を示すグラフは、第1の指標値が時間とともに増大することを示している。第1の指標値の急落は、第1の指標値がリセットされたことを示している。図6に示すグラフの画面において、真ん中のグラフは、処理装置90の稼働状況(運転/停止)を示す。そして、一番下のグラフは、第2の指標値を示す。第2の指標値とは、ここでは箱のサイズ、凹み、および湿潤度である。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、生成部110は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、指示部120は、処理装置に処理の各工程を実行させ、第1指標値算出部130は、処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、第2指標値算出部150は、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、出力部140は、第1指標値および第2指標値を入力され、グラフのデータに基づくグラフの画面上に第1指標値および第2指標値を表示させる。
これにより、ユーザは、グラフの画面を見て、処理装置90の状態に係わる第1の指標値と、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値とを確認できる。したがって、ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる。
〔実施形態2〕
前記実施形態1において、第1の指標値は、処理装置90の状態であった。一方、本実施形態2において、第1の指標値は、処理装置90が備えた消耗品の状態を示す。例えば、第1の指標値は、箱を開梱するためのカッターの摩耗度である。
本変形例において、第1指標値算出部130は、センサ91によって、個々の箱に付加されたバーコードまたは符号(数字および文字を含む)を読み取り、データベースに登録された箱の種別情報(発送主、重量、内容物、箱のサイズ、および箱の素材など)を参照する。
第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した個々の箱のサイズおよび素材を特定する。第1指標値算出部130は、箱のサイズおよび素材と、箱を処理した場合のカッターの摩耗度との間の関係を示すテーブルを参照する。
第1指標値算出部130は、処理装置90が処理した箱のサイズごとまたは素材ごとに、摩耗度を算出する。そして、第1指標値算出部130は、処理装置90がこれまでに処理した箱についての摩耗度の合計を、第1の指標値とする。第1指標値算出部130は、こうして算出した第1の指標値のデータを、出力部140へ出力する。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、生成部110は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、指示部120は、処理装置に処理の各工程を実行させ、第1指標値算出部130は、処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、第2指標値算出部150は、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、出力部140は、第1指標値および第2指標値を入力され、グラフのデータに基づくグラフの画面上に第1指標値および第2指標値を表示させる。
これにより、ユーザは、グラフの画面を見て、処理装置90の状態に係わる第1の指標値と、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値とを確認できる。したがって、ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる。
また、本実施形態2の構成によれば、第1の指標値は、処理装置90が備えた消耗品の状態である。ユーザは、第1の指標値を示すグラフを見て、消耗品の適切なタイミングでの交換等、効率向上のための適切な対処をすることができる。
〔実施形態3〕
図7〜図8を参照して、実施形態3について説明する。なお、前記実施形態1において説明した部材に関して、本実施形態3において、説明を省略する。前記実施形態1で説明した部材と同一の符号がついた部材は、本実施形態3においても、前記実施形態1で説明した機能を有する。
(制御装置200の構成)
図7は、本実施形態3に係わる制御装置200の構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御装置200は、生成部110、指示部120、第1指標値算出部130、出力部140、および第2指標値算出部150を備えている。制御装置200は、アラート部160をさらに備えている。
アラート部160は、第1の指標値がある閾値を上回ったとき、アラートを報知する。アラート部160は、アラート手段の一例である。前記実施形態1で説明したように、第1の指標値は、処理装置90の状態に係わる値であり、第1指標値算出部130によって算出される。
具体的には、アラート部160は、第1指標値算出部130から、第1の指標値のデータを受信する。アラート部160は、第1の指標値と、ある閾値とを比較する。閾値は、どのように決定されてもよい。第1の指標値が箱の個数である場合、一例では、閾値は、処理装置90のメンテナンス周期に基づいて決定される。第1の指標値が閾値を上回っている場合、アラート部160は、任意の手段でアラートを出力する。例えば、アラート部160は、警告音を出力する。または、アラート部160は、警告表示を出力する。以下で説明するように、アラート部160は、表示装置80にアラートを表示させるように、出力部140に指示してもよい。
(アラートを表示するグラフの画面の一例)
図8は、出力部140が表示装置80に表示させるグラフの画面の一例を示す。図9に示すグラフの画面では、前記実施形態1の一変形例で示したグラフの画面と同様に、第1の指標値を示すグラフ、第2の指標値を示すグラフに加えて、処理装置90の稼働状況を示すグラフも示されている。しかしながら、処理装置90の稼働状況を示すグラフは存在しなくてもよい。
図8において、第1の指標値を示すグラフには、上述した閾値が示されている。第1の指標値が、閾値を上回った時、アラート部160は、警告表示をするように、出力部140に指示する。なお、ここで説明したアラートの基準は単なる一例である。アラートの基準は任意の方法で決定されてよい。
ユーザは、図8に示すグラフを見ることによって、処理装置90の状態を監視することができる。また、第1の指標値が閾値を上回ったときに出力されるアラートによって、ユーザは処理装置90の修理等、適切な対処を迅速に行うことができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、生成部110は、処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、指示部120は、処理装置に処理の各工程を実行させ、第1指標値算出部130は、処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、第2指標値算出部150は、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、出力部140は、第1指標値および第2指標値を入力され、グラフのデータに基づくグラフの画面上に第1指標値および第2指標値を表示させる。
これにより、ユーザは、グラフの画面を見て、処理装置90の状態に係わる第1の指標値と、処理の対象物の状態に係わる第2の指標値とを確認できる。したがって、ユーザが処理装置の稼働状況を容易に把握できる。
さらに、アラート部160は、第1の指標値がある閾値を上回ったとき、アラートを報知する。これにより、アラートによって、ユーザは、処理装置90の修理等、適切な対処を迅速に行うことができる。
(ハードウェア構成について)
前記実施形態1〜3で説明した制御装置100、200の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。これらの構成要素の一部又は全部は、例えば図10に示すような情報処理装置900により実現される。図10は、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図10に示すように、情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)901
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インタフェース908
・データの入出力を行う入出力インタフェース910
・各構成要素を接続するバス911
前記実施形態1〜3で説明した制御装置100、200の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901が読み込んで実行することで実現される。各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やROM902に格納されており、必要に応じてCPU901がRAM903にロードして実行される。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901に供給してもよい。
上記の構成によれば、前記実施形態1〜3において説明した制御装置100、200が、ハードウェアとして実現される。したがって、前記実施形態1〜3において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
本発明は、箱を開梱する開梱装置を制御することのほか、加工、運搬、組み付け、分解などの様々な処理を自動で実行する処理装置を制御するために利用することができる。
80 表示装置
90 処理装置
100 制御装置
110 生成部
120 指示部
130 第1指標値算出部
140 出力部
150 第2指標値算出部
160 アラート部
200 制御装置
(グラフの画面の一例)
図4は、出力部140が表示装置80に表示させるグラフの画面の一例を示す。図4に示すグラフの画面は、つのグラフで構成されている。上のグラフは、第1の指標値を示すグラフである。第1の指標値を示すグラフは、第1の指標値(ここでは処理装置90によって処理された箱の個数)が時間とともに増大することを示している。第1の指標値の急落は、処理装置90がメンテナンスされた結果、第1の指標値がリセットされたことを示している。図4に示すグラフの画面の下のグラフは、第2の指標値を示す。第2の指標値とは、ここでは箱のサイズ、凹み、および湿潤度である。
次に、制御装置00の指示部120は、コマンド入力によって処理装置90を制御する(S202)。
第2指標値算出部150は、センサ91から、第2のセンサ値のデータを受信する。第2指標値算出部150は、第2のセンサ値に基づいて、処理の対象物(ここでは箱)の状態を計測する(S205)。具体的には、第2指標値算出部150は、箱のサイズ、凹み、および湿潤度をそれぞれ算出する。第2指標値算出部150は、箱のサイズ、凹み、および湿潤度を示す情報を、2の指標値のデータとして、出力部140へ出力する(S206)。

Claims (9)

  1. 処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成する生成手段と、
    前記処理装置に前記処理の各工程を実行させる指示手段と、
    前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出する第1指標値算出手段と、
    前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出する第2指標値算出手段と、
    前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させる出力手段と
    を備えた
    制御装置。
  2. 前記第1の指標値算出手段は、前記第1の指標値として、前記処理装置が処理した対象物の個数を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1の指標値算出手段は、前記第1の指標値として、前記処理装置が回収した塵埃の集塵量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記第2の指標値算出手段は、前記第2の指標値として、前記処理の対象物のサイズ、凹み、および湿度のうち、少なくともいずれか1つを算出する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第1の指標値がある閾値を上回ったとき、アラートを報知するアラート手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記出力手段は、前記処理装置の稼働状況とともに、前記第1の指標値および前記第2の指標値を示した前記グラフを表示させる
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の制御方法。
  7. 処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成し、
    前記処理装置に前記処理の各工程を実行させ、
    前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出し、
    前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出し、
    前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させる
    ことを含む制御方法。
  8. 処理装置が実行する処理に関するグラフのデータを生成することと、
    前記処理装置に前記処理の各工程を実行させることと、
    前記処理装置の状態に係わる第1の指標値を算出することと、
    前記処理の対象物の状態に係わる第2の指標値を算出することと、
    前記第1指標値および前記第2指標値を入力され、前記グラフのデータに基づくグラフの画面上に前記第1指標値および前記第2指標値を表示させることと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に係わる制御装置と、
    前記制御装置によって動作を制御される処理装置と、
    前記処理装置が実行する処理に関するグラフを表示する表示装置とを備えた
    システム。
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