JP2017117049A - 物流管理支援装置および物流管理支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、物流の流通を悪化させる原因を究明するための物流の管理を支援できる物流管理支援装置および該方法を提供する。【解決手段】本発明は、物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、所定の時間長を1単位とした複数の単位について記憶し、複数の状態それぞれであって複数の単位それぞれについて、当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定し、複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、判定結果に基づいて当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求め、複数の状態それぞれについて、演算結果に基づいて当該状態に対する当該状態を除いた複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜し、複数の状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから前記選抜の状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する。【選択図】図1
Description
本発明は、物流を管理する場合に、前記管理を支援する物流管理支援装置および物流管理支援方法に関する。
物品を移動あるいは保管する業務である物流は、円滑であることが望ましい。この物流に関し、例えば、特許文献1に開示された技術がある。
前記特許文献1に開示された生産・物流スケジュール作成装置は、生産・物流プロセスの物流状態と物流制約を表現した生産・物流プロセスを模擬する離散系の生産・物流シミュレータと、上記生産・物流プロセスの物流状態と物流制約とを数式で表現した数式モデルであって、着目している物流のスケジュールを作成するのに係わる情報を取り込んで作成された状態方程式を用いた数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、上記数式モデルに対して所定の評価関数を用いて最適化計算処理を行って上記生産・物流シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを有し、上記最適化計算処理によりフィードバックゲインを算出し、そのフィードバックゲインと物流状態とを用いて物流指示を算出して上記生産・物流シミュレータに与えて、シミュレーションを進め、新たな物流状態を得て、この新たな物流状態をもとに新たな物流指示を算出するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果からスケジュールを作成する生産・物流スケジュール作成装置であって、上記数式モデル保持装置で最適化計算処理の時間に比例したきざみ時間遅れに従って表される接続行列と遷移行列とを用いた状態方程式を求めるとともに、上記求めた状態方程式と、設定した評価行列および所定の条件を満たす目標状態量によって表される有限加算ステップの評価関数とから最適化計算装置でフィードバックゲイン行列の収束値(上記のフィードバックゲイン)を求めておいて、上記求めたフィードバックゲイン行列と工程内製品仕掛状態を表す状態ベクトルとから、製品の移動操作端に対する操作ベクトルを求めたのち、各移動操作端に対して、上記操作ベクトルの中の正値で大きい操作量が得られた順に発火可能性を調べ、移動可能な数だけ製品を移動させるようにして生産・物流スケジュールを作成するようにした装置である。
前記特許文献1に開示された生産・物流スケジュール作成装置は、物流のスケジュールを作成できるので、この作成されたスケジュールの通りに実際の物流が実現されれば、円滑な物流が実現できると考えられる。
しかしながら、実際の物流では、スケジュールの作成後に生じる、例えば生産過程でのトラブルや流通過程でのトラブル等の何らかの原因によって、スケジュールの通りに物流を実現できないことが多い。この結果、スケジュールの想定より、流通時間が増大したり、流通過程での保管時間が増大したり、流通過程での保管量が増大したりする等の流通が悪化して行く。このため、このような流通悪化兆候が検出された場合に、その原因となる事象ならびに流通悪化にいたる経緯を特定し、流通悪化を低減するためのアクション(行動)を講じることが望まれる。前記特許文献1に開示された生産・物流スケジュール作成装置は、物流のスケジュールを作成できるが、流通悪化の原因となる事象の特定や悪化にいたる経緯についての情報を物流管理担当者に提供することはできない。そして、前記特許文献1には、その示唆もない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、流通悪化の原因となる事象や悪化の過程についての情報を物流管理者に提供することで、物流悪化の防止や低減を支援できる物流管理支援装置および物流管理支援方法を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる物流管理支援装置は、第1物品が流入する1または複数の第1場所と、前記第1物品または前記第1物品に所定の処理を施した第2物品が流出する1または複数の第2場所との間に介在する複数の第3場所とを備え、前記第1場所から前記第3場所を介して前記第2場所に至る複数の流通ルートのうちのいずれかの流通ルートで前記第1場所から流入した前記第1物品が流通する物流網の管理を支援する物流管理支援装置であって、前記物流網に予め割り付けられた物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、所定の時間長を1単位とした複数の単位について記憶する状態データ記憶部と、前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、前記状態データ記憶部に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定する状態成否判定部と、前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、前記状態成否判定部の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求める発生頻度演算部と、前記複数の状態それぞれについて、前記発生頻度演算部の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する選抜処理部と、前記複数の状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから前記選抜処理部で選抜された状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する有向グラフ作成部とを備えることを特徴とする。好ましくは、上述の物流管理支援装置において、前記発生頻度演算部は、前記組合せのうちの一方の状態が成立している下で他方の状態も成立している割合を前記所定の発生頻度として求める。好ましくは、上述の物流管理支援装置において、前記発生頻度演算部は、前記組合せのうちの両方が成立していた個数を、前記一方の状態が成立していた個数で除算することで前記所定の発生頻度を求める。
このような物流管理支援装置は、物流網の状態遷移図として、発生頻度を考慮した有向グラフを作成する。状態が物流悪化に関わるものである場合、この有向グラフにより、物流悪化状態の伝播が表現されるため、流通悪化の誘因となる状態ないし事象と、物流悪化状態が拡大していく経緯を観察および考察できる。したがって、上記物流管理支援装置は、流通を悪化させる事象(状態)の特定とその影響の伝播を明示化するための物流の管理を支援できる。
また、他の一態様では、上述の物流管理支援装置において、前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフを抽出する閉ループ抽出部をさらに備えることを特徴とする。好ましくは、上述の物流管理支援装置において、前記閉ループは、A状態から出てA状態に戻る流通ルート内の任意の2個のX状態、Y状態に対し、X状態からY状態に至る流通ルートを持つ。
物流の悪化は、物流の悪化がさらなる悪化を引き起こすループ性を有しているのが通常である。上記物流管理支援装置は、有向グラフから閉ループの部分グラフを抽出することにより、流通を悪化させる過程を抽出できる。
また、他の一態様では、これら上述の物流管理支援装置において、前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出する出射ノード抽出部をさらに備えることを特徴とする。
出射だけで入射のノードは、物流の悪化を誘引する状態(事象)となると考えられる。上記物流管理支援装置は、有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出するので、流通の悪化を誘引する状態(事象)を抽出できる。
また、他の一態様では、これら上述の物流管理支援装置において、前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出する入射ノード抽出部をさらに備えることを特徴とする。好ましくは、これら上述の物流管理支援装置において、前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、入射の有向エッジを所定の閾値以上持つノードを抽出する第2入射ノード抽出部をさらに備える。
入射の多いノードは、物流の悪化を顕在的なものとしてモニタリングすべき状態(状態)となると考えられる。上記物流管理支援装置は、有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出するので、流通の悪化を顕在化させる状態(事象)を抽出できる。
また、他の一態様では、これら上述の物流管理支援装置において、前記組合せのうちの両方の状態は、同単位についての状態であることを特徴とする。
このような物流管理支援装置は、同時状態遷移図としての有向グラフを作成できる。
また、他の一態様では、これら上述の物流管理支援装置において、前記発生頻度演算部は、前記組合せのうちの一方の状態が成立している下で他方の状態も成立している割合を前記所定の発生頻度として求め、前記他方の状態は、前記一方の状態についての単位に対する次単位についての状態であることを特徴とする。
このような物流管理支援装置は、将来状態遷移図としての有向グラフを作成できる。
そして、本発明の他の一態様にかかる物流管理支援方法は、第1物品が流入する1または複数の第1場所と、前記第1物品または前記第1物品に所定の処理を施した第2物品が流出する1または複数の第2場所との間に介在する複数の第3場所とを備え、前記第1場所から前記第3場所を介して前記第2場所に至る複数の流通ルートのうちのいずれかの流通ルートで前記第1場所から流入した前記第1物品が流通する物流網の管理を支援する物流管理支援方法であって、前記物流網に予め割り付けられた物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、所定の時間長を1単位とした複数の単位について状態データ記憶部に記憶する状態データ記憶工程と、前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、前記状態データ記憶部に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定する状態成否判定工程と、前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、前記状態成否判定工程の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求める発生頻度演算工程と、前記複数の状態それぞれについて、前記発生頻度演算工程の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する選抜処理工程と、前記複数の状態それぞれをノードとし、前記選抜処理工程で選抜された状態に対応するノードから当該状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する有向グラフ作成工程とを備えることを特徴とする。
このような物流管理支援方法は、物流網の状態遷移図として、発生頻度を考慮した有向グラフを作成するので、ユーザは、この有向グラフを参照することで、流通を悪化の原因となる状態(事象)や、それらの影響が伝播する過程やその結果どのような状態(事象)として顕在化するかを考察できる。したがって、上記物流管理支援方法は、流通を悪化させる事象(状態)の特定とその影響の伝播を明示化するための物流の管理を支援できる。
本発明にかかる物流管理支援装置および物流管理支援方法は、流通悪化の原因となる事象や悪化の過程についての情報を物流管理者に提供することで、物流悪化の防止や低減を支援できる。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
図1は、実施形態における物流管理支援装置の構成を示すブロック図である。実施形態における物流管理支援装置は、第1物品が流入する1または複数の第1場所(流入場所、搬入場所)と、前記第1物品または前記第1物品に所定の処理を施した第2物品が流出する1または複数の第2場所(流出場所、出荷場所)との間に介在する複数の第3場所(中継場所)とを備え、前記第1場所から前記第3場所を介して前記第2場所に至る複数の流通ルートのうちのいずれかの流通ルートで前記第1場所から流入した前記第1物品が流通する物流網(物流ネットワーク)の管理を支援する装置である。前記第1物品は、任意のものであり、例えば、材料、中間製品(仕掛品)および製品(完成品)等である。なお、A社にとっては、製品でも、B社にとっては材料または中間製品であり得る。前記所定の処理は、任意の処理であり、例えば、変性、変形、加工、ラベル付けおよび包装等である。そして、前記第1ないし第3場所は、それぞれ、前記所定の処理を実施して良く、また、前記所定の処理を実施しなくても良い(単なる留置)。
このような物流管理支援装置Dは、例えば、図1に示すように、制御処理部1と、入力部2と、出力部3と、インターフェース部(IF部)4と、記憶部5とを備える。
入力部2は、制御処理部1に接続され、例えば、支援開始を指示するコマンド等の各種コマンド、および、例えば後述の状態データ等の物流の管理を支援する上で必要な各種データを物流管理支援装置Dに入力する機器であり、例えば、キーボードおよびマウス等である。出力部3は、制御処理部1に接続され、制御処理部1の制御に従って、入力部2から入力されたコマンドやデータ、および、物流管理支援装置Dによって求められた有向グラフ等を出力する機器であり、例えばCRTディスプレイ、LCD(液晶ディスプレイ)および有機ELディスプレイ等の表示装置やプリンタ等の印刷装置等である。
なお、入力部2および出力部3からタッチパネルが構成されてもよい。このタッチパネルを構成する場合において、入力部2は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力装置であり、出力部3は、表示装置である。このタッチパネルでは、表示装置の表示面上に位置入力装置が設けられ、表示装置に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、ユーザが、入力したい入力内容を表示した表示位置を触れると、前記位置入力装置によってその位置が検出され、検出された位置に表示された表示内容がユーザの操作入力内容として物流管理支援装置Dに入力される。このようなタッチパネルでは、ユーザは、入力操作を直感的に理解し易いので、ユーザにとって取り扱い易い物流管理支援装置Dが提供される。
IF部4は、制御処理部1に接続され、制御処理部1の制御に従って外部機器との間でデータを入出力するためのインターフェース回路であり、例えば、Bluetooth(登録商標)規格を用いてデータを入出力するBluetoothインターフェース回路、IrDA(Infrared Data Asscoiation)規格を用いてデータを入出力するIrDAインターフェース回路およびUSB(Universal Serial Bus)規格を用いてデータを入出力するUSBインターフェース回路等である。また、IF部4は、制御処理部1に接続され、制御処理部1の制御に従って有線または無線で通信するための通信回路(通信カード)であって良い。このようなIF部4は、制御処理部1から入力された転送すべきデータを収容した通信信号を、通信ネットワークで用いられる通信プロトコルに従って生成し、この生成した通信信号を前記通信ネットワークを介して外部機器へ送信する。IF部4は、前記通信ネットワークを介して前記外部機器から通信信号を受信し、この受信した通信信号からデータを取り出し、この取り出したデータを制御処理部1が処理可能な形式のデータに変換して制御処理部1へ出力する。
記憶部5は、制御処理部1に接続され、制御処理部1の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、当該物流管理支援装置Dの各部を当該各部の機能に応じて制御する制御プログラムや、物流の管理を支援する物流管理支援プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。前記各種の所定のデータには、状態データ等の物流の管理を支援するために必要なデータが含まれる。
状態は、前記物流網に予め割り付けられた物流に関する状態であって、その成否の判定が可能で、前記成否判定のためのデータを得ることができる限り、任意の状態であってよい。前記状態は、例えば、生産に関するもの、前記処理に関するもの、出荷に関するもの、留置に関するもの、輸送に関するもの、および、これらに関わる人員に関するもの等である。前記生産に関する状態は、例えば、単位時間当たりの生産量の増加や低減、および、生産設備の稼働率の増加や低減等である。前記処理に関する状態は、例えば、処理量の増加、処理量の低減、処理時間の延長、処理時間の短縮および処理を行う設備の稼働率等である。前記出荷に関する状態は、例えば、出荷量の増加、出荷量の低減および出荷待ち時間の増加や低減等である。前記留置に関する状態は、空き有り(留置可)、空き無し(留置不可)、留置時間(滞留時間)の増加、回転率の悪化、P1場所からP2場所への搬入量の増加、P1場所からP2場所への搬入量の減少、P1場所からP2場所への搬入の停止、P3場所からP4場所への搬出量の増加、P3場所からP4場所への搬出量の減少、P3場所からP4場所への搬出の停止等である。前記輸送に関する状態は、輸送手段の稼働率や積み下ろしに伴う滞留時間の増加や低減等である。前記人員に関する状態は、必要要員の増加や低減、新人配属等による練度のレベルの増加や低減等である。
前記状態データは、前記状態に関わるデータであり、前記状態の成否を判定するために用いられる。前記状態データは、所定の時間長を1単位として複数の前記単位についてデータを持つ。前記状態データは、複数である。前記所定の時間長は、任意であり、例えば、勤務時間長、1日、1週間および1カ月等である。
このような状態データを記憶するために、記憶部5は、機能的に状態データ記憶部51を備える。すなわち、状態データ記憶部51は、前記物流網に予め割り付けられた物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、前記所定の時間長を1単位とした複数の単位について記憶するものである。このような状態データ記憶部51は、状態データを記憶する外部機器からIF部4を介してダウンロードされた状態データを一時的に記憶するために、例えばRAM等の記憶部5に一時的に機能的に形成されて良く、また、比較的長期に亘って状態データを記憶するために、例えばハードディスク等の記憶部5に定常的に機能的に形成されて良い。
そして、前記物流管理支援プログラムには、複数の状態それぞれであって複数の単位それぞれについて、状態データ記憶部51に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定する状態成否判定プログラムや、前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、前記状態成否判定プログラムの判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求める発生頻度演算プログラムや、前記複数の状態それぞれについて、前記発生頻度演算プログラムの演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する選抜処理プログラムや、前記複数の状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから前記選抜処理プログラムで選抜された状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する有向グラフ作成プログラムが含まれる。本実施形態では、さらに、前記物流管理支援プログラムには、前記有向グラフ作成プログラムで作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフを抽出する閉ループ抽出プログラムや、前記有向グラフ作成プログラムで作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出する出射ノード抽出プログラムや、前記有向グラフ作成プログラムで作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出する入射ノード抽出プログラムが含まれる。
このような記憶部5は、例えば不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等を備える。そして、記憶部5は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆる制御処理部1のワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等を備える。また、記憶部5は、例えばハードディスク等の比較的大容量の記憶装置を備えて良い。
制御処理部1は、物流管理支援装置Dの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、物流を支援するための情報を処理するための回路である。制御処理部1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺回路を備えて構成される。制御処理部1には、制御処理プログラムが実行されることによって、制御部11、状態成否判定部12、発生頻度演算部13、選抜処理部14、有向グラフ作成部15、閉ループ抽出部16、出射ノード抽出部17および入射ノード抽出部18が機能的に構成される。
制御部11は、物流管理支援装置Dの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するものである。
状態成否判定部12は、前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、状態データ記憶部51に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定するものである。より具体的には、当該状態の成否を判定するための条件(成否判定条件)が当該状態に対応付けて予め設定され、当該状態に対応する1単位の状態データが前記成否判定条件を満たすか否かが判定され、前記成否判定条件を満たす場合に、当該1単位での当該状態が成立と判定され、前記成否判定条件を満たさない場合に、当該1単位での当該状態が不成立と判定される。前記成否判定条件は、例えば複数のサンプルを用いて適宜に設定される。一例では、前記成否判定条件は、成否判定のための閾値であり、例えば複数のサンプルを用いて例えば統計処理する等によって適宜に設定される。なお、状態の頻度分布が正規分布ではなく一方に偏った分布である場合には、閾値は、例えば上位25%、30%および35%等や、下位5%、10%および15%等に適宜に設定される。
発生頻度演算部13は、前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、状態成否判定部12の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求めるものである。より具体的には、本実施形態では、発生頻度演算部13は、前記組合せのうちの一方の状態が成立している下で他方の状態も成立している割合を前記所定の発生頻度として求める。より詳しくは、発生頻度演算部13は、前記組合せのうちの両方が成立していた個数を、前記一方の状態が成立していた個数で除算することで前記所定の発生頻度を求める。この発生頻度の最大値は、1であり、大きい値ほど、両方の状態が共に成立している頻度が高い。
選抜処理部14は、前記複数の状態それぞれについて、発生頻度演算部13の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜するものである。前記所定の順位は、任意であり、例えば、2位や3位等であり、また入力部2から適宜に入力設定されても良い。
有向グラフ作成部15は、前記複数の状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから選抜処理部14で選抜された状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成するものである。
閉ループ抽出部16は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフ(強連結サブグラフ)を抽出するものである。好ましくは、前記閉ループは、A状態から出てA状態に戻る流通ルート内の任意の2個のX状態、Y状態に対し、X状態からY状態に至る流通ルートを持つ。好ましくは、前記閉ループは、A状態から出て他の少なくとも1のB状態を介してA状態に戻る流通ルートである。
出射ノード抽出部17は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出するものである。
入射ノード抽出部18は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出するものである。前記所定の順位は、任意であり、例えば、1位や2位等であり、また入力部2から適宜に入力設定されても良い。
このような物流管理支援装置Dは、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータによって構成されて良く、また例えば、処理サーバ装置、データサーバ装置および入出力端末装置を互いに通信可能に備えたシステムで構成されて良い。
次に、本実施形態の動作について説明する。図2は、実施形態における物流管理支援装置の動作を示すフローチャートである。
このような物流管理支援装置Dでは、ユーザ(オペレータ)によって図略の電源スイッチがオンされると、制御処理部1は、必要な各部の初期化を実行し、制御処理プログラムの実行によって、制御処理部1には、制御部11、状態成否判定部12、発生頻度演算部13、選抜処理部14、有向グラフ作成部15、閉ループ抽出部16、出射ノード抽出部17および入射ノード抽出部18が機能的に構成される。
そして、本実施形態における物流管理支援装置Dは、物流管理の支援に関し、大略、次のように動作する。
図2において、まず、制御処理部1は、制御部11によって、状態データを読み込み、この読み込んだ状態データを状態データ記憶部51に記憶する(S11)。例えば、状態データは、入力部2から入力され、状態データ記憶部51に記憶される。また例えば、状態データは、IF部4を介して例えばサーバ装置や外部メモリ等の外部機器からダウンロードされ、状態データ記憶部51に記憶される。
次に、制御処理部1は、状態成否判定部12によって、前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、状態データ記憶部51に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定し、この判定結果を当該状態および当該単位に対応付けて記憶部5に記憶する(S12)。すなわち、状態データは、前記複数の状態それぞれについて、かつ、複数の単位それぞれについて存在するので、その1つ1つについて、その状態の成否が判定される。
次に、制御処理部1は、発生頻度演算部13によって、前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、状態成否判定部12の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度であって前記複数の単位での前記所定の発生頻度を求め、この演算結果を当該組合せに対応付けて記憶部5に記憶する(S13)。より具体的には、本実施形態では、発生頻度演算部13は、前記組合せのうちの両方が成立していた個数を、前記一方の状態が成立していた個数で除算することで、前記組合せのうちの一方の状態が成立している下で他方の状態も成立している割合を前記所定の発生頻度として求める。
次に、制御処理部1は、選抜処理部14によって、前記複数の状態それぞれについて、発生頻度演算部13の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜し、この選抜結果を当該状態に対応付けて記憶部5に記憶する(S14)。
次に、制御処理部1は、有向グラフ作成部15によって、前記複数の状態それぞれをノードとし、選抜処理部14で選抜された状態に対応するノードから当該状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成し、この作成した有向グラフを記憶部5に記憶する(S15)。これによって物流の状態遷移図が有向グラフで得られる。
次に、制御処理部1は、閉ループ抽出部16によって、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフを抽出し、この抽出結果を記憶部5に記憶する(S16)。
次に、制御処理部1は、出射ノード抽出部17によって、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出し、この抽出結果を記憶部5に記憶する(S17)。
次に、制御処理部1は、入射ノード抽出部18によって、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出し、この抽出結果を記憶部5に記憶する(S18)。
そして、制御処理部1は、制御部11によって、処理S15で求められた有向グラフ、および、処理S16ないし処理S18の各処理で抽出された各抽出結果を出力部3に出力し(S19)、処理を終了する。なお、必要に応じて、制御処理部1は、制御部11によって、処理S15で求められた有向グラフ、および、処理S16ないし処理S18の各処理で抽出された各抽出結果をIF部4を介して外部機器へ出力しても良い。
このような物流管理支援装置Dの動作を、一具体例を用いて、より具体的に以下に説明する。図3は、物流網の一例を示す図である。図4は、図3に示す物流網に割り付けられた各状態を説明するための図である。図5は、同時状態遷移の場合について、図3に示す物流網における発生頻度の計算結果の一例を示す図である。図6は、同時状態遷移の場合について、図5に示す発生頻度の演算結果から、発生頻度で上位2位までの状態を選抜した選抜結果を示す図である。図7は、同時状態遷移の場合について、図6に示す選抜結果から作成された有向グラフである。図8は、将来状態遷移の場合について、図3に示す物流網における発生頻度の計算結果の一例を示す図である。図9は、将来状態遷移の場合について、図8に示す発生頻度の演算結果から、発生頻度で上位2位までの状態を選抜した選抜結果を示す図である。図10は、将来状態遷移の場合について、図9に示す選抜結果から作成された有向グラフである。
ここで、取り上げる一具体例の物流網は、図3に示すように、A工場LP−1およびC工場LP−2で生産された鋼材をB工場LP−3で圧延加工し、圧延鋼材を出荷する仕掛品の物流網である。C工場LP−3には、隣接して加工前の鋼材を貯留するA置き場LP−4が在る。A工場LP−1とB工場LP−3とは、近接した敷地に建てられており、A工場LP−1で生産した鋼材は、A置き場LP−4へクレーン等の搬送装置によって搬送可能である一方、A工場LP−1の生産量とB工場LP−3の加工量との相違を吸収するバッファーとして、B置き場LP−5も在る。A工場LP−1からB置き場LP−5へ鋼材は、基本的に台車によって搬送される。B置き場LP−5に置かれた鋼材は、必要に応じてA置き場LP−4へ基本的に台車によって搬送される。また、C工場LP−2とB工場LP−3とは、離れた敷地に建てられており、C工場LP−2で生産された鋼材は、船等の輸送手段によってC置き場LP−6に搬入される。C置き場LP−6に置かれた鋼材は、必要に応じてA置き場LP−4またはB置き場LP−5へ基本的に台車によって搬送される。なお、台車の個数は、有限で、不足する場合には、トラック等の別手段が用いられる。そして、B工場で圧延加工された圧延鋼材は、D置き場LP−7に置かれ、必要に応じて出荷される。この図3に示す例の物流網では、A工場LP−1およびC置き場LP−6が第1場所の一例に相当し、D置き場LP−7が第2場所の一例に相当し、B工場LP−3、A置き場LP−4およびB置き場LP−5が第3場所の一例に相当する。
このような物流網に対し、ここでは、図4に示す10個の第1ないし第10状態NA〜NJが予め割り付けられている。
第1状態NAは、A置き場LP−4における回転率の悪化である。この第1状態NAに関わる第1状態データは、A置き場LP−4の在庫の滞留日数であり、一例では、この滞留日数がα1[日]以上である場合に、第1状態NAの成立と判定され、この滞留日数がα1[日]未満である場合に、第1状態NAの不成立と判定される。
第2状態NBは、A置き場LP−4の置き場無しである。この第2状態NBに関わる第2状態データは、A置き場LP−4の在庫量であり、一例では、この在庫量がα2[トン@所定時刻]以上である場合に、第2状態NBの成立と判定され、この在庫量がα2[トン@所定時刻]未満である場合に、第2状態NBの不成立と判定される。
第3状態NCは、B置き場LP−5からA置き場LP−4を介してB工場LP−3に搬入され、加工された加工量の増加である。この第3状態NCに関わる第3状態データは、送付元(B置き場LP−5)および送付先(A置き場LP−4)のデータ(データ;PB→PA)であり、一例では、このデータ;PB→PAがα3[トン@所定期間]以上である場合に、第3状態NCの成立と判定され、このデータ;PB→PAがα3[トン@所定期間]未満である場合に、第3状態NCの不成立と判定される。
第4状態NDは、A工場LP−1からB置き場LP−5へ搬入された持込量の増加である。この第4状態NDに関わる第4状態データは、B置き場LP−5への送付元のデータ(データ;FA→PB)であり、一例では、このデータ;FA→PBがα4[トン@所定期間]以上である場合に、第4状態NDの成立と判定され、このデータ;FA→PBがα4[トン@所定期間]未満である場合に、第4状態NDの不成立と判定される。
第5状態NEは、C置き場LP−6からB置き場LP−5へ搬入された持込量の増加である。この第5状態NEに関わる第5状態データは、B置き場LP−5への送付されたものの中でC置き場LP−6から持ち込まれた明細分の重量データ(データ;FC→PB)であり、一例では、このデータ;FC→PBがα5[トン@所定期間]以上である場合に、第5状態NEの成立と判定され、このデータ;FC→PBがα5[トン@所定期間]未満である場合に、第5状態NEの不成立と判定される。
第6状態NFは、C置き場LP−6における在庫量の増加である。この第6状態NFに関わる第6状態データは、C置き場LP−6の在庫量であり、一例では、この在庫量がα6[トン@所定時刻]以上である場合に、第6状態NFの成立と判定され、この在庫量がα6[トン@所定時刻]未満である場合に、第6状態NFの不成立と判定される。
第7状態NGは、C置き場LP−6における受入量の増加である。この第7状態NGに関わる第7状態データは、C置き場LP−6における受入量であり、一例では、この受入量がα7[トン@所定期間]以上である場合に、第7状態NGの成立と判定され、この在庫量がα7[トン@所定期間]未満である場合に、第7状態NGの不成立と判定される。
第8状態NHは、A工場LP−1における生産量の増加である。この第8状態NHに関わる第8状態データは、A工場LP−1における生産量であり、一例では、この生産量がα8[トン@所定期間]以上である場合に、第8状態NHの成立と判定され、この在庫量がα8[トン@所定期間]未満である場合に、第8状態NHの不成立と判定される。
第9状態NIは、B工場LP−3における処理量の低下である。この第9状態NIに関わる第9状態データは、B工場LP−3における処理量であり、一例では、この処理量がα9[トン@所定期間]以下である場合に、第9状態NIの成立と判定され、この処理量がα5[トン@所定期間]を越える場合に、第9状態NIの不成立と判定される。
第10状態NJは、トラックによる搬送の増加である。この第10状態NJに関わる第10状態データは、トラックによる搬送データであり、一例では、このトラックによる搬送データがα10[トン@所定期間]以上である場合に、第10状態NJの成立と判定され、このトラックによる搬送データがα10[トン@所定期間]未満である場合に、第10状態NJの不成立と判定される。
なお、上記α1〜α10は、それぞれ、適宜に予め設定された所定値である。「所定時刻」は、例えば、1日3シフトの場合における業務開始時刻であり、「期間」は、シフト期間(8時間)である。在庫量は、シフト開始時刻で置場に存在する材料または製品の重量総和であり、生産量、運搬量は、シフト期間8時間に生産ないし搬送された重量の総和である。
このような第1ないし第10状態NA〜NJそれぞれに関わる第1ないし第10状態データが、処理S11において、例えば日単位の1年分(図略)で状態データ記憶部51に記憶されている。なお、この例では、第1ないし第10状態データは、それぞれ、所定期間分の集計値である。
続いて、処理S12では、状態成否判定部12は、第1ないし第10状態NA〜NJそれぞれについて、そして、1年分の各期間について、第1ないし第10状態データに基づいて、その成否を判定する。より具体的には、状態成否判定部12は、まず、第1状態NAに対し、1年分の各期間について、A置き場LP−4における在庫の滞留日数がα1[日]以上であるか否かを判定し、この在庫の滞留日数がα1[日]以上である場合に第1状態NAの成立と判定し、この在庫の滞留日数がα1[日]未満である場合に第1状態NAの不成立と判定する。次に、状態成否判定部12は、第2状態NAに対し、1年分の各期間について、A置き場LP−4の在庫量が期間開始時刻においてα2[トン@所定時刻]以上であるか否かを判定し、この在庫量がα2[トン@所定時刻]以上である場合に第2状態NBの成立と判定し、この在庫量がα2[トン@所定時刻]未満である場合に第2状態NBの不成立と判定する。以下、同様に、状態成否判定部12は、第3ないし第10状態それぞれについてその状態の成否を判定する。
続いて、処理S13では、発生頻度演算部13は、第1ないし第10状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、当該組合せのうちの両方が成立していた個数を、一方の状態が成立していた個数で除算することで前記所定の発生頻度を求める。
より具体的には、発生頻度演算部13は、まず、第1および第2状態の組合せについて、第1状態を一方の状態とし、第2状態を他方の状態とした場合に、第1および第2状態の両方が成立していた日数;F(第1状態∧第2状態)を計数し、第1状態が成立していた日数;F(第1状態)を計数し、この計数した第1および第2状態の両方が成立していた日数;F(第1状態∧第2状態)を、前記計数した第1状態が成立していた日数;F(第1状態)で除算することで、第1および第2状態の組合せにおける第1状態についての発生頻度;F(第2状態|第1状態)を求める(F(第2状態|第1状態)=F(第1状態∧第2状態)/F(第1状態))。次に、発生頻度演算部13は、第1および第3状態の組合せについて、第1状態を一方の状態とし、第3状態を他方の状態とした場合に、第1および第3状態の両方が成立していた日数;F(第1状態∧第3状態)を計数し、この計数した第1および第3状態の両方が成立していた日数;F(第1状態∧第3状態)を、前記計数した第1状態が成立していた日数;F(第1状態)で除算することで、第1および第3状態の組合せにおける第1状態についての発生頻度;F(第3状態|第1状態)を求める(F(第3状態|第1状態)=F(第1状態∧第3状態)/F(第1状態))。同様に、発生頻度演算部13は、第1および第4状態の組合せ、第1および第5状態の組合せ、第1および第6状態の組合せ、第1および第7状態の組合せ、第1および第8状態の組合せ、第1および第9状態の組合せ、ならびに、第1および第10状態の組合せそれぞれについて、第1状態についての発生頻度を求める。
続いて、発生頻度演算部13は、第2および第1状態の組合せについて、第2状態を一方の状態とし、第1状態を他方の状態とした場合に、第2および第1状態の両方が成立していた日数;F(第2状態∧第1状態)を計数し、第2状態が成立していた日数;F(第2状態)を計数し、この計数した第2および第1状態の両方が成立していた日数;F(第2状態∧第1状態)を、前記計数した第2状態が成立していた日数;F(第1状態)で除算することで、第2および第1状態の組合せにおける第2状態についての発生頻度;F(第1状態|第2状態)を求める(F(第1状態|第2状態)=F(第2状態∧第1状態)/F(第2状態))。次に、発生頻度演算部13は、第2および第3状態の組合せについて、第2状態を一方の状態とし、第3状態を他方の状態とした場合に、第2および第3状態の両方が成立していた日数;F(第2状態∧第3状態)を計数し、この計数した第2および第3状態の両方が成立していた日数;F(第2状態∧第3状態)を、前記計数した第2状態が成立していた日数;F(第2状態)で除算することで、第2および第3状態の組合せにおける第2状態についての発生頻度;F(第3状態|第2状態)を求める(F(第3状態|第2状態)=F(第2状態∧第3状態)/F(第2状態))。同様に、発生頻度演算部13は、第2および第4状態の組合せ、第2および第5状態の組合せ、第2および第6状態の組合せ、第2および第7状態の組合せ、第2および第8状態の組合せ、第2および第9状態の組合せ、ならびに、第2および第10状態の組合せそれぞれについて、第2状態についての発生頻度を求める。
そして、同様に、発生頻度演算部13は、第3ないし第10状態それぞれについての発生頻度を求める。このように処理によって求められた発生頻度の一例が図5に示されている。図5に示す発生頻度は、各組合せの各状態における同日の状態データを用いて求められている(同時状態遷移での発生頻度)。図5の縦が前記一方の状態であり、図5の横が前記他方の状態である。図5の各値は、百分率で表されている(%)。後述の図8の各値も同様である。
続いて、処理S14では、選抜処理部14は、第1ないし第10状態それぞれについて、当該状態に対する、当該状態を除いた残余の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する。より具体的には、選抜処理部14は、まず、第1状態についての発生頻度の中から、上位2位までの状態を選抜する。図5に示す例では、1行目の中から、第1状態が除かれ、第4および第10状態が選抜される。次に、選抜処理部14は、第2状態についての発生頻度の中から、上位2位までの状態を選抜する。図5に示す例では、1行目の中から、第2状態が除かれ、第1および第4状態が選抜される。同様に、選抜処理部14は、第3ないし第10状態それぞれについて、上位2位の状態を選抜する。図5に示す同時状態遷移での発生頻度から、上位2位を選抜した選抜結果が図6に示されている。図6において、「1」は、選抜された状態であることを表し、「0」は、選抜されなかった状態であることを表す。このように選抜結果は、2値で表されている。
続いて、処理S15では、有向グラフ作成部15は、第1ないし第10状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから選抜処理部14で選抜された状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する。すなわち、有向グラフ作成部15は、第1ないし第10状態それぞれをノードとし、前記一方の状態としての第1ないし第10状態それぞれの各ノードについて、前記他方の状態としての選抜処理部14で選抜された状態のノードに向かう有向エッジを形成することで、有向グラフを作成する。図6に示す選抜結果から作成された有向グラフ(同時状態遷移での有向グラフ)が図7に示されている。このように、この例では、物流管理支援装置Dは、同時状態遷移図としての有向グラフを作成できる。
続いて、処理S16では、閉ループ抽出部16は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフを抽出する。図7に示す例では、ノードNJからノードNE、ノードNF、ノードNDおよびノードNAを介してノードNJに戻る部分グラフが抽出される。これは、状態NJにおける「トラック搬送の増加」、状態NFにおける「C置場LP−6への持込量増加・在庫量増加」、状態ND、NEにおける「B置場LP−5への持込量増加」、「A置場LP−4の回転率悪化」の事象群が連関して発生すること、あるいは、いずれかが生じた場合は、それらの事象を同時に誘起する頻度が高いことを示している。
続いて、処理S17では、出射ノード抽出部17は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出する。図7に示す例では、ノードNHおよびノードNIが抽出される。これは、いずれも、工場の生産量変化であり、それが流通悪化の誘因となることを示している。
続いて、処理S18では、入射ノード抽出部18は、有向グラフ作成部15で作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出する。例えば、上位2位のノードが抽出され、図7に示す例では、ノードNDおよびノードNAが抽出される。これらは、流通悪化にともなうA置場LP−4での在庫滞留と新規受け入れ余裕不足、それによるB置場LP−5への迂回、退避増加といった物流悪化により顕在化する事象を示している。
そして、処理S19では、上述の例では、図7に示す有向グラフ、出射の有向エッジのみを持つノードとしてノードNHおよびノードNI、および、入射の有向エッジの個数で上位2位までのノードとしてノードNDおよびノードNAが出力部3に出力され、そして、ノードNJからノードNE、ノードNF、ノードNDおよびノードNAを介してノードNJに戻る部分グラフが例えば表示色や点滅等の表示態様を変えることで、出力された有向グラフ中に出力される。
なお、上述の例では、前記組合せのうちの両方の状態は、同日の状態とされ、発生頻度が演算されたが、前記他方の状態が前記一方の状態についての翌日の状態とされ、発生頻度が演算されても良い。この場合において、上述と同様の処理によって得られた、将来状態遷移での発生頻度が図8に示され、選抜結果が図9に示され、将来状態遷移での有向グラフが図10に示されている。このように、この例では、物流管理支援装置Dは、将来状態遷移図としての有向グラフを作成できる。この図10に示す例では、閉ループを形成する部分グラフとして、ノードNFから、ノードNE、ノードNDおよびノードNAを介してノードNFに戻る部分グラフが抽出され、出射の有向エッジのみを持つノードとしてノードNC、ノードNG、ノードNH、ノードNIおよびノードNJが抽出され、および、入射の有向エッジの個数で上位2位までのノードとしてノードNDおよびノードNAが抽出される。
以上説明したように、本実施形態における物流管理支援装置Dおよびこれに実装された物流管理支援方法は、物流網の状態遷移図として、発生頻度を考慮した有向グラフを作成するので、状態が物流悪化に関わるものである場合、この有向グラフにより、物流悪化状態の伝播が表現されるため、ユーザは、流通悪化の誘因となる状態ないし事象と、物流悪化状態が拡大していく経緯を観察および考察できる。したがって、上記物流管理支援装置Dおよび該方法は、流通を悪化させる事象(状態)の特定とその影響の伝播を明示化するための物流の管理を支援できる。
物流の悪化は、物流の悪化がさらなる悪化を引き起こすループ性を有しているのが通常である。すなわち、ループのいずれかで物流に関する状態が悪化すると、その悪化が下流側に伝わり、ループであるために、やがて当該状態に伝わり、さらに当該状態が悪化する。上記物流管理支援装置Dおよび該方法は、有向グラフから閉ループの部分グラフを抽出するので、流通を悪化させる過程を抽出できる。このような抽出された部分グラフは、物流の悪化を改善する改善策を検討する上で有益な情報となる。
出射だけで入射のノードは、物流の悪化を誘引する状態(事象)と考えられる。上記物流管理支援装置Dおよび該方法は、有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出するので、流通の悪化を誘引する状態(事象)を抽出できる。したがって、この抽出されたノードは、物流の監視点(モニタリング点)を選定する際に、その指針となり得、有益な情報となる。
入射の多いノードは、その許容量を越えやすく、物流の悪化を顕在的なものとしてモニタリングすべき状態(状態)となると考えられる。上記物流管理支援装置Dおよび該方法は、有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出するので、流通の悪化を顕在化させる状態(事象)を抽出できる。したがって、この抽出されたノードは、物流の監視点(モニタリング点)を選定する際に、その指針となり得、有益な情報となる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
D 物流管理支援装置
1 制御処理部
2 入力部
3 出力部
4 インターフェース部
5 記憶部
11 制御部
12 状態成否判定部
13 発生頻度演算部
14 選抜処理部
15 有向グラフ作成部
16 閉ループ抽出部
17 出射ノード抽出部
18 入射ノード抽出部
51 状態データ記憶部
1 制御処理部
2 入力部
3 出力部
4 インターフェース部
5 記憶部
11 制御部
12 状態成否判定部
13 発生頻度演算部
14 選抜処理部
15 有向グラフ作成部
16 閉ループ抽出部
17 出射ノード抽出部
18 入射ノード抽出部
51 状態データ記憶部
Claims (7)
- 第1物品が流入する1または複数の第1場所と、前記第1物品または前記第1物品に所定の処理を施した第2物品が流出する1または複数の第2場所との間に介在する複数の第3場所とを備え、前記第1場所から前記第3場所を介して前記第2場所に至る複数の流通ルートのうちのいずれかの流通ルートで前記第1場所から流入した前記第1物品が流通する物流網の管理を支援する物流管理支援装置であって、
前記物流網に予め割り付けられた物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、所定の時間長を1単位とした複数の単位について記憶する状態データ記憶部と、
前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、前記状態データ記憶部に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定する状態成否判定部と、
前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、前記状態成否判定部の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求める発生頻度演算部と、
前記複数の状態それぞれについて、前記発生頻度演算部の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する選抜処理部と、
前記複数の状態それぞれをノードとし、当該状態に対応するノードから前記選抜処理部で選抜された状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する有向グラフ作成部とを備えること
を特徴とする物流管理支援装置。 - 前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、閉ループを形成する部分グラフを抽出する閉ループ抽出部をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の物流管理支援装置。 - 前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、出射の有向エッジのみを持つノードを抽出する出射ノード抽出部をさらに備えること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物流管理支援装置。 - 前記有向グラフ作成部で作成された有向グラフから、入射の有向エッジの個数で上位から所定の順位までのノードを抽出する入射ノード抽出部をさらに備えること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の物流管理支援装置。 - 前記組合せのうちの両方の状態は、同単位についての状態であること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の物流管理支援装置。 - 前記発生頻度演算部は、前記組合せのうちの一方の状態が成立している下で他方の状態も成立している割合を前記所定の発生頻度として求め、
前記他方の状態は、前記一方の状態についての単位に対する次単位についての状態であること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の物流管理支援装置。 - 第1物品が流入する1または複数の第1場所と、前記第1物品または前記第1物品に所定の処理を施した第2物品が流出する1または複数の第2場所との間に介在する複数の第3場所とを備え、前記第1場所から前記第3場所を介して前記第2場所に至る複数の流通ルートのうちのいずれかの流通ルートで前記第1場所から流入した前記第1物品が流通する物流網の管理を支援する物流管理支援方法であって、
前記物流網に予め割り付けられた物流に関する複数の状態それぞれに関わる複数の状態データそれぞれを、所定の時間長を1単位とした複数の単位について状態データ記憶部に記憶する状態データ記憶工程と、
前記複数の状態それぞれであって前記複数の単位それぞれについて、前記状態データ記憶部に記憶された当該状態データに基づいて当該状態の成否を判定する状態成否判定工程と、
前記複数の状態のうちの2個を選択した全ての組合せそれぞれについて、前記状態成否判定工程の判定結果に基づいて、当該状態の成立に関する所定の発生頻度を求める発生頻度演算工程と、
前記複数の状態それぞれについて、前記発生頻度演算工程の演算結果に基づいて、当該状態を除いた前記複数の状態の中から、当該状態に対する、当該状態を除いた前記複数の状態それぞれの発生頻度で上位から所定の順位までの状態を選抜する選抜処理工程と、
前記複数の状態それぞれをノードとし、前記選抜処理工程で選抜された状態に対応するノードから当該状態に対応するノードへ向かう有向エッジを形成することで有向グラフを作成する有向グラフ作成工程とを備えること
を特徴とする物流管理支援方法。
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- 2015-12-22 JP JP2015249480A patent/JP2017117049A/ja active Pending
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