JP2006150192A - 細断処理装置、および細断処理方法 - Google Patents

細断処理装置、および細断処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006150192A
JP2006150192A JP2004342377A JP2004342377A JP2006150192A JP 2006150192 A JP2006150192 A JP 2006150192A JP 2004342377 A JP2004342377 A JP 2004342377A JP 2004342377 A JP2004342377 A JP 2004342377A JP 2006150192 A JP2006150192 A JP 2006150192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
paper
shredding
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004342377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4701688B2 (ja
Inventor
Kosuke Ohata
浩介 大畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Xerox Engineering Co Ltd
Original Assignee
Fuji Xerox Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Engineering Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Engineering Co Ltd
Priority to JP2004342377A priority Critical patent/JP4701688B2/ja
Publication of JP2006150192A publication Critical patent/JP2006150192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4701688B2 publication Critical patent/JP4701688B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

【課題】 古紙をさばきながら細断する際の処理装置の時間情報を取得して、シュレッドされる古紙の概略枚数を把握する。
【解決手段】 複数枚の古紙を束として投入可能な投入部11と、この投入部11から束となって投入された古紙をさばいて搬送する押付部材34と、この押付部材34によりさばかれて搬送された古紙を細断処理する破砕ユニット3と、この破砕ユニット3による細断処理に要する時間情報を監視し、監視された時間情報を、細断処理された古紙の処理枚数情報に換算して出力する制御部6とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、廃棄する用紙を細断処理する細断処理装置に係り、より詳しくは、用紙の紙片再利用に配慮した処理装置に関するものである。
近年、情報化社会が高度に進化するに伴って各種の画像形成装置が普及し、機密性のある文書の不用意な拡散が問題となっている。また、機密性のある文書を取り扱う機会が増えるに従い、情報漏洩の危険などに対する意識が高まっている。かかる背景から、機密性のある文書を廃棄する際には、その機密文書をシュレッダ(shredder)で細断処理し、情報漏洩の防止やプライバシー保護を図ることが一般的に行われている。
ここで、従来から用いられているシュレッダとしては、古紙(用紙、細断処理すべき用紙)を例えば1mm×3mm程度の細片に切断するものがある。しかし、このような細片に切断するものでは、紙の繊維が細かく切断されてしまい、再生紙の原料として利用することが困難となる。特に近年、環境問題に対する意識が高まり、紙資源を有効に利用するために、細断処理の結果物である紙片(細断物)を、例えば梱包品の緩衝材や再生紙の原料として再利用することが要求されている。
かかる要求に答えるために、公報記載の従来技術として、水平方向へ伸びる一対の回転軸に等間隔に複数の回転刃を固着し、この一対の回転軸に各々固着される回転刃を噛込部にて相互に重なり合うように設け、この噛込部にて古紙を引き裂いて細断する技術が存在する(例えば、特許文献1参照。)。この技術によれば、古紙を引き裂いて細断することにより古紙の繊維が切断されず、細断後の古紙を再生紙の原料として有効に利用することが可能となる。また、この特許文献1には、大量の古紙が噛込部へ送り込まれて過負荷になることを防止するために、古紙をさばく技術についても開示されている。
特開平6−93583号公報(第3〜4頁、図1、図5)
このように、近年の環境問題に対するユーザの関心は非常に高いが、その関心は、単に古紙を再利用するだけではなく、この古紙の処理状況を管理するレベルまで高まっている。例えば、官公庁や環境問題に熱心な企業内においては、用紙を有効に使用および活用し、用紙を極力、捨てないような管理がなされる傾向にある。かかる管理を行う場合には、古紙の処理装置にてシュレッドされた枚数を明らかにすることが好ましい。
また、古紙を細断するための各種部材について、これらの耐久性を把握することも要求されている。例えば、カッタ刃などの消耗部品についての交換時期の把握や、故障時の原因調査などにおいて、シュレッド枚数を知ることは非常に有効である。
更に、例えば古紙回収業者にとっては、シュレッド枚数を知ることにより、例えば、処理枚数を直接、金額換算する、といった新たなビジネスモデルへの展開も可能である。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、用紙をさばきながら細断する際の処理装置の時間情報などを取得して、シュレッドされる用紙の処理量を把握することにある。
また他の目的は、把握された処理量を、処理装置の診断などに有効に活用することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される細断処理装置は、投入部に投入された用紙を処理手段によって略一枚ごとに細断処理し、この処理手段の稼働時間を稼働時間監視手段によって監視する。そして、この稼働時間監視手段により監視された稼働時間を用いて、処理手段により細断処理された用紙の処理量を処理量把握手段によって把握している。処理量としては、処理枚数が最も好ましいものであるが、細断処理装置の性格として処理枚数把握は完全なまでに正確な枚数情報が必要とされるものではなく、簡易な構成にて概略の枚数を認識できれば足りる。尚、処理量としては、処理枚数の他、用紙の束の量、箱詰めであれば箱数などを用いることもできる。
ここで、この処理手段は、回転刃を用いて用紙を細断処理し、稼働時間監視手段は、回転刃を回転させるモータの稼働時間を監視することを特徴とすることができる。また、この処理量把握手段は、回転刃の回転数および回転周長の情報を用いて処理量を把握することを特徴とすれば、投入された用紙の束をさばいた後に細断処理する細断処理装置において、処理枚数などの処理量を簡易に取得できる点で好ましい。
一方、本発明が適用される細断処理装置は、投入部に投入された用紙を略一枚ごとに細断処理する処理手段と、この投入部に投入された用紙の存在を検知するセンサと、このセンサによる検知時間を監視する検知時間監視手段と、この検知時間監視手段により監視された検知時間を用いて、処理手段により細断処理された用紙の処理量を把握する処理量把握手段とを含む。
ここで、この処理量把握手段により把握される処理量は、投入部に投入される用紙のサイズに基づいて把握されることを特徴とすることができる。例えば、設置されるオフィスにて最も頻繁に使用されると考えられる用紙サイズ(例えばA4やB4)を、この用紙サイズとすることができる。
また、この検知時間監視手段は、センサにより一定時間以上、用紙が検知された状態にある場合に、有効な検知時間とすることを特徴とすれば、センサの誤検知による検知時間を除外し、より精度の高い処理量を把握できる点で優れている。
他の観点から把えると、本発明が適用される細断処理装置は、複数枚の用紙を束として投入可能な投入部と、この投入部から束となって投入された用紙をさばいて搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送された用紙を細断処理する処理手段と、この処理手段による細断処理に要する時間情報を監視する監視手段と、この監視手段により監視された時間情報を、細断処理された用紙の処理枚数情報に換算する換算手段とを含む。
ここで、この監視手段により監視される時間情報は、処理手段による細断処理に用いられる機構部の稼働時間であることを特徴とすることができる。
また、この投入部から投入された用紙を検知する検知手段を更に備え、監視手段により監視される時間情報は、この検知手段により検知される時間であることを特徴とすることができる。
更に、換算手段により換算された処理枚数情報をメモリに格納する格納手段と、この格納手段によりメモリに格納された処理枚数情報を出力する出力手段とを更に備えたことを特徴とすれば、従来、把握されることのなかった用紙の細断処理枚数情報を有効に利用することができる点で好ましい。ここで、この出力手段は、処理枚数情報の表示出力またはネットワークを介した出力を行うことを特徴とすることができる。
また、ユーザからの処理すべき用紙に関する情報の入力を受け付ける情報入力手段を更に備え、この換算手段は、情報入力手段により受け付けられた情報を用いて換算することを特徴とすれば、より正確な処理枚数情報を取得できる点で優れている。
また、換算手段によって換算された用紙の処理枚数情報を用いて、細断された用紙のチップを回収する収容部におけるチップ量を判定する判定手段を更に備えたことを特徴とすれば、例えば、用紙チップの満杯状況をユーザに適切に通知することができる点で好ましい。
本発明を方法のカテゴリから把えると、本発明が適用される細断処理方法は、投入部に投入された用紙を略一枚ごとに細断処理し、この細断処理に要する時間情報を監視し、監視された時間情報を、細断処理された用紙の処理枚数情報に換算し、換算された処理枚数情報から得られる細断処理の累積枚数情報をメモリに格納することを特徴としている。
ここで、監視される前記時間情報としては、用紙の存在を認識するセンサからの検出時間または細断処理を実行する機構部の稼働時間から得られる情報であることを特徴とすることができる。
本発明によれば、用紙をさばきながら細断する際の処理装置の時間情報を取得して、細断処理される用紙の処理枚数を把握することができる。また、把握された処理枚数を、処理装置の診断などに有効に活用することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る古紙処理装置(細断処理装置)の外観を示す概略構成図である。図1に示す古紙処理装置は、装置の上部を構成する上面部1と、上面部1に設けられ、廃棄する古紙(用紙、細断処理すべき用紙)が投入される投入部11とを備えている。また、古紙処理装置は、上面部1の投入部11に投入された古紙の処理(細断処理など)を行うとともに処理済み古紙(以下、細断片、チップとも言う)を内部に一時的に収容する本体部2を備えている。また、古紙処理装置の上面部1には、古紙の処理操作などに対するユーザからの指示を受け付けるとともに古紙の処理などに関してユーザへの通知事項を表示するための操作表示部5を備えている。また、古紙処理装置は、本体部2の内部に収容されたチップを装置外へ排出する際に開閉可能な開閉扉25と、この開閉扉25に設けられ、本体部2の内部に収容されたチップの量を視認可能な窓25aと、本体部2の移動を可能にするためのキャスタ26とを備えている。なお、窓25aには、光を透過する部材25bが嵌め込まれている。
図2は、図1に示す古紙処理装置の内部を示す構成図である。図2に示すように、古紙処理装置の本体部2は、投入された古紙がチップになるように破砕(細断)する破砕ユニット3と、破砕ユニット3により形作られたチップが塊になるように圧縮する圧縮ユニット4とを備えている。また、古紙処理装置の本体部2は、圧縮ユニット4で形成されたチップの塊を移送する移送部としてのダクト21と、ダクト21により移送されたチップの塊を収容する収容部としてのボックス(収容部)22とを備えている。また、古紙処理装置の本体部2には、装置内部の空気流を強制的に形成するためのファン23と、破砕ユニット3や圧縮ユニット4など(各部)の動作を制御する制御部6と、外部からの電源供給をON/OFFの操作を使用者が行うための主電源スイッチ(メインスイッチ)24とが設けられている。また、外部からの電源供給は、インレット付きブレーカ24aを介してなされる。
破砕ユニット3は、互いに略平行である第1の回転軸31Aおよび第2の回転軸31Bを備え、この第1の回転軸31Aに取り付けられた複数の回転刃33Aからなる第1の回転刃列32Aと、この第2の回転軸31Bに取り付けられた複数の回転刃33Bからなる第2の回転刃列32Bとを備えている。また、第1の回転刃列32Aにおいて隣り合う回転刃33Aの間に位置し、古紙を第1の回転刃列32Aに押し付けるための押付部材34を備えている。更に、第1の回転刃列32Aおよび第2の回転刃列32Bの駆動源としての破砕モータ36を有する。この各回転刃33A,33Bは、例えば円形板状部材で構成され、その周面には、外方に延びる複数の刃が形成されている。
この第1の回転刃列32Aおよび第2の回転刃列32Bを構成する回転刃33A,33Bの各々は、第1の回転軸31Aおよび第2の回転軸31Bの軸方向(紙面垂直方向)に沿って所定の間隔に配置されている。そして、この第1の回転刃列32Aと第2の回転刃列32Bとの相互の位置関係は、一方の回転刃列の回転刃が、他方の回転刃列の隣り合う回転刃の間に位置するようになっている。即ち、第1の回転刃列32Aの回転刃33Aおよび第2の回転刃列32Bの回転刃33Bは、第1の回転軸31Aおよび第2の回転軸31Bの軸方向に関して互い違いになるように配置されている。また、第1の回転刃列32Aと第2の回転刃列32Bとの相互の位置関係は、一方の回転刃列の回転刃が他方の回転刃列の隣り合う回転刃の間に入り込むようになっている。このような互い違いに配置され、かつ入り込んで配置される回転刃33A,33Bによって、重なり領域である噛合部35が形成されている。
破砕モータ36は、制御部6により制御されている。そして、破砕モータ36で発生した駆動力は、図示しない駆動伝達系(例えば駆動ベルト)を介して第1の回転軸31Aおよび第2の回転軸31Bに伝達される。これら第1の回転軸31Aおよび第2の回転軸31Bに駆動力が伝達されることにより、第1の回転刃列32Aおよび第2の回転刃列32Bが回転する。
ここで、本実施の形態において、第1の回転刃列32Aの回転方向と第2の回転刃列32Bの回転方向とは互いに反対方向となるように構成されている。即ち、一方の回転刃列が時計方向に回転し、他方の回転刃列が反時計方向に回転する。具体的には、通常時(正回転時)には、図2の矢印に示すように、第1の回転刃列32Aは時計方向に回転し、第2の回転刃列32Bは反時計方向に回転する。これにより、噛合部35の噛合側35aは、回転軸31A,31Bの位置よりも下方に位置し、噛合部35の反噛合側35bは回転軸31A,31Bの位置よりも上方に位置する。また、破砕モータ36は、正逆反転が可能なものであり、第1の回転刃列32Aおよび第2の回転刃列32Bを図2の矢印方向とは反対の方向に回転させることも可能である。その場合には、噛合部35の噛合側35aと反噛合側35bとが互いに反対の位置になる。また、第1の回転刃列32Aの回転速度(周速度)と第2の回転刃列32Bの回転速度とは互いに異なっている。すなわち、古紙投入側に位置する第1の回転刃列32Aは遅く(低速)回転し、古紙投入側とは反対側に位置する第2の回転刃列32Bは速く(高速)回転する。その速度差としては、例えば2倍の値を採用することができる。
破砕ユニット3の下方には圧縮ユニット4が設けられている。この圧縮ユニット4は、破砕ユニット3から落下するチップを受け入れるホッパ41と、ホッパ41に受け入れられたチップが連続して供給される筒状部材42と、筒状部材42の中に回動自在に配置されたスクリュ43と、スクリュ43の駆動源としての圧縮モータ44とを有する。
このスクリュ43は、筒状部材42の中で支持された回転軸43aの軸方向に沿って延びるようにらせん状のスクリュ片43bが回転軸43aに取り付けられて構成されている。即ち、スクリュ43は、一方向に回転することにより、ホッパ41から筒状部材42内に連続的に供給されたチップを下方に移動させる(押し出す)。筒状部材42の下端部分42bは、上端部分42aよりも開口径が狭く絞られた絞り形状である。この絞り形状により、チップを下端部分42bで圧縮してチップの塊にすることができる。
圧縮モータ44は、制御部6により制御されている。そして、圧縮モータ44で発生した駆動力は、図示しない駆動伝達系を介してスクリュ43に伝達される。スクリュ43は、チップを下方に押し出す方向に回転する。
ここで、筒状部材42内でチップがスクリュ43の押圧力で円滑に前進できるように、スクリュ片43bの円周方向での範囲は、回転軸43aを中心として360度以内とされている。また、スクリュ43の回転に伴ってチップの塊が同じように回るだけで前進しない共回り現象を防止するために、筒状部材42の内面には、長さ方向に延びる図示しない複数の小突起部が全周にわたって形成されている。
圧縮ユニット4に後続して、ダクト21およびボックス22が古紙処理装置の本体部2に設けられている。ダクト21は、圧縮ユニット4の筒状部材42の下流端42cに接続されている。そして、本実施の形態では、ダクト21内でチップの塊を移送するための特別な駆動源を有していない。即ち、ダクト21内のチップの塊は、圧縮ユニット4のスクリュ43の押圧力を利用して移送される。
ボックス22は、ダクト21内を移送されてダクト21から排出されたチップの塊を受け取るように配置されている。そして、ボックス22は、開閉扉25を開けて本体部2から取り出し可能になっている。
古紙処理装置の本体部2には、各種のセンサ(検出ユニット)が取り付けられている。例えば古紙処理装置の本体部2には、投入部11に古紙が投入されたことを検出するペーパーセンサ(用紙センサ)90と、破砕ユニット3から落下してきたチップが圧縮ユニット4のホッパ41内で満杯になっていることを検出するホッパ満杯検出センサ92とが取り付けられている。また、古紙処理装置の本体部2には、本体部2の内部にボックス22がセットされていることを検出するボックスセットセンサ94と、ボックス22内のチップが満杯に近い位置に達していることを検出するニア満杯センサ96と、開閉扉25が閉じてロックしていることを検出するドアセンサ(ドアインターロックスイッチ)98とが取り付けられている。これらの各種センサ90,92,94,96,98の検出結果は、制御部6に出力される。
ここで、古紙処理装置の本体部2の主電源スイッチ24がOFFからONに操作されると、それを検出した制御部6により所定のイニシャライズ処理が開始される。その後は、制御部6により古紙処理装置の状態管理が行われ、古紙処理装置の状態は、操作表示部5に表示される。
古紙処理装置の状態としては、イニシャライズ、停止状態、スタンバイ(待機)状態、(細断)処理状態、省電力状態、エラー発生状態、システムエラー状態がある。また、保守/管理状態、DIAGがある。まず、所定のイニシャライズ処理が完了すると、古紙処理装置は停止状態になる。そして、停止状態において、図示しないスタートスイッチが押されると、スタンバイ状態に移行する。ペーパーセンサ90が投入部11に古紙が投入されたことを検出すると、破砕ユニット3が作動して古紙の処理(細断処理)が開始され(オートスタート)、処理状態になる。古紙の処理が終了すると、処理状態からスタンバイ状態に戻る(オートストップ)。
また、スタンバイ状態のときに図示しないスタートボタンが所定の時間押し続けられると、マニュアルモードに移行する。このマニュアルモードでは、図示しないスタートボタンが押されている間は古紙の処理が継続される。なお、ファン23は、制御部6からの制御により必要に応じて作動することになる。また、停止状態に移行してから所定の時間が経過しても操作されないときには、節電のために省電力状態に移行し、図示しないスタートボタンが押されるのを待つ。
一方、処理状態のときに、開閉扉25が開けられたことをドアセンサ98により検出すると、エラー発生状態になり、直ちに古紙の処理が中止される。また、古紙処理装置の操作表示部5の一部を構成する非常停止ボタン(押しボタンスイッチ)51が上面部1に設けられており、この非常停止ボタン51が処理状態のときに押されると、強制的に停止されてエラー発生状態になる。また、紙詰まりであることが制御部6により判別されたときには、例えば破砕モータ36の停止などの所定の紙詰まり処理が実行される。更に、ボックス(収容部)22に収容される細断片(くず、チップ)の収容量を検知し、システム制御を実行するニア満杯と満杯処理が行われる。また更に、本実施の形態における古紙処理装置は、その特徴的な構成として、古紙のさばき機構によりさばかれた古紙の累積細断処理枚数をカウントするカウント機能(後述)を備えている。
図3は、本実施の形態にて適用される古紙のさばき機構を示した図である。古紙のさばき機構は、図2に示す第1の回転刃列32Aの回転刃33Aと、その回転刃33A(第1の回転刃列32A)に当接する押付部材34によって実現される。
押付部材34は、図3に示すように、回動軸34aと複数の鋸歯状部34bとを備えている。押付部材34は、回動軸34aを中心として回動自在に構成される。鋸歯状部34bは、押付部材34の下側であって回転刃33A(第1の回転刃列32A)に当接する位置に、複数箇所、形成されている。この鋸歯状部34bは、古紙の先端に停止力を作用させ、回転刃33Aに近い側の古紙から順次、搬送することで、同時に大量の古紙が挿入された場合であっても、1枚ごと(場合によっては定量ごと)に古紙をさばくことを可能にしている。
次に、古紙処理装置の具体的な処理内容について説明する。
まず、スタンバイ状態のときに、投入部11に古紙が投入されたことをペーパーセンサ90が検出すると、制御部6の指示により破砕モータ36および圧縮モータ44が作動する。投入された古紙は、図3に示す押付部材34によって第1の回転刃列32A(低速側)の回転刃33Aに押し付けられ、1枚ごとにさばかれた状態で、回転刃33Aに引っ掛けられる。このため、破砕ユニット3の第1の回転刃列32Aおよび第2の回転刃列32Bが回転すると、第1の回転刃列32Aの回転刃33Aに引っ掛けられた古紙は、第1の回転刃列32Aに巻き付きながら内部に1枚ずつ引き込まれていく。そして、噛合部35では、第1の回転刃列32Aに引っ掛けられた古紙が、第2の回転刃列32Bによって剥ぎ取られ、破砕されていく。破砕され細かくなった古紙は、チップ(細断片)となって次工程(圧縮工程)の圧縮ユニット4へと落下していく。一方、大きな古紙は再び噛合部35で破砕され、それでも細かく破砕されなかった古紙は、細かくなるまで噛合部35の通過を繰り返す。このようにして、古紙処理装置は、まず、投入された古紙を1枚ずつ、さばいた後、第1の回転刃列32Aと第2の回転刃列32Bとの速度差で引きちぎってチップにしていく(細断処理)。このとき、第1の回転刃列32Aに巻き付いたほとんどすべての古紙が第2の回転刃列32Bによって剥ぎ取られて第2の回転刃列32Bに移動する。このため、第1の回転刃列32Aの回転刃33Aは、古紙によって埋まることなく常に露出し、古紙を引っ掛けるという第1の回転刃列32Aの機能が維持される。
破砕ユニット3により古紙が破砕されて形成されたチップは、圧縮ユニット4のホッパ41に落下し、筒状部材42の上端部分42aから筒状部材42の中に入っていく。筒状部材42の中では、チップは、圧縮モータ44の駆動力で回転しているスクリュ43により、筒状部材42の下端部分42bに向けて押し進められる。その一方で、筒状部材42の下端部分42bは絞り形状になっているので、チップは、筒状部材42の中を通過することが妨げられる。このようにして、筒状部材42の中においてスクリュ43の押付力でチップが圧縮され、やがて筒状部材42から嵩張らないチップの塊になって押し出される。
圧縮ユニット4により形成されたチップの塊は、スクリュ43の押付力によって、ダクト21内を移送される。ダクト21の下流端21aは、ボックス22の上方に位置しており、チップの塊は、ダクト21から押し出されてボックス22内へと排出される。
ボックス22内のチップは、開閉扉25を開けてボックス22ごと本体部2から運び出されて回収される。なお、回収されたチップは、紙の繊維が寸断されていないので、再資源化を容易に実現することができる。また、回収されたチップは、古紙を不定形かつ不規則に破砕したものであるので、高い機密性を保持することができる。
次に、本実施形態の特徴的な構成である、細断処理枚数のカウント処理について説明する。従来の古紙処理装置では、投入された古紙の細断機能や、細断後の細断片(ゴミ)に対する処理については多くの検討がなされていたが、細断処理を行なった古紙の枚数を把握する技術については十分な検討がなされておらず、なるべく多くの枚数が束ねられた古紙をまとめて切断し、細断処理を高速化することが主眼となっていた。一方、本実施形態にて採用する古紙処理装置では、図3に示すようなさばき機構により、投入部11に束となって投入された古紙を1枚ずつさばき、1枚ずつ細断することが可能となった。かかる技術を発展させ、本実施形態の制御部6では、細断される古紙の概略枚数を把握し、把握された枚数(積算枚数)を例えばメモリに記憶する等により、各種の管理に有効利用できるように構成している。
図4は、制御部6にて実行される細断処理枚数のカウント処理を示す機能ブロック図である。細断処理枚数のカウント処理を実行するに際し、制御部6は、ペーパーセンサ90からの出力を検知するペーパーセンサ出力検知部61と、ペーパーセンサ出力検知部61による検知結果から用紙を確定する用紙確定部62と、この用紙確定部62による確定情報を用いて用紙の検知時間を監視する検知時間監視部63とを備えている。また、用紙確定部62からの出力に基づいて機構部の一つである破砕モータ36の駆動を制御するモータ制御部64と、モータ制御部64により制御される破砕モータ36のモータ稼働時間を監視するモータ稼働時間監視部65とを備えている。更に、検知時間監視部63からの監視情報および/またはモータ稼働時間監視部65からの監視情報を用いて、細断処理された古紙の枚数を算出(演算)する演算処理や、演算結果を足し合わせてトータル処理枚数を把握する積算処理などを実行する(用紙換算)演算部66を有している。また、演算部66により演算され、積算された積算処理枚数情報をNVM(後述)などに記憶する記憶部67を備えている。更に、記憶部67に記憶された積算処理枚数情報を操作表示部5に表示する表示制御部68と、記憶部67に記憶された積算処理枚数情報をネットワークを介して外部に出力する通信制御部69とを備えている。また更に、ボックス22内のチップが満杯に近い位置に達していることを検出するニア満杯センサ96からの出力を検知して演算部66に出力するニア満杯センサ出力検知部71と、ニア満杯センサ出力検知部71による出力から順次、積算される処理枚数の情報を演算部66から取得し、ボックス22内のチップ積載量を算出するチップ積載量算出部72を有している。このチップ積載量算出部72によって例えば満杯と算出された結果は、表示制御部68や通信制御部69に出力され、満杯表示やリモートへの満杯出力が実行される。
尚、制御部6におけるこれらの機能は、例えばプログラム制御されたCPU(Central Processing Unit)等で実現される。また制御部6は、メモリとして不揮発性のROM(Read Only Memory)や読み書き可能なRAM(Random Access Memory)、データの書き換えと電源を切った後のデータ保持を可能とするフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであるNVM(Non Volatile Memory)を備えている。このROMには、コントローラが実行する細断処理動作や古紙の検出、異常処理動作などを制御するためのソフトウェアプログラム等が格納されている。RAMには、各種カウンタ値や処理動作時間、モータの動作時間などの各種の情報が格納される。NVMには、各種エラー情報などの他、CPUにて算出されて得られた累計細断処理枚数の情報などが格納される。
図5は、図4に示す制御部6にて実行される細断処理枚数のカウント処理を示したフローチャートである。制御部6のペーパーセンサ出力検知部61は、古紙処理装置の投入部11付近に用紙が投入されたことをペーパーセンサ90のON(オン)で検出する(ステップ101)。ペーパーセンサ90の出力がONになるまで待機し、ONになった後に、用紙確定部62により用紙確定がなされたか否かが判断される(ステップ102)。用紙確定部62では、ペーパーセンサ90が用紙を検知している時間がカウントされ、一定時間以上、用紙検知状態が続いた場合に、用紙であると確定し、用紙検知時間としてのカウントを有効とする。このように一定時間以上としたのは、例えば用紙間におけるセンサ出力のチャタリングや誤検知を防止するためであり、例えば、ペーパーセンサ90がONした後、250ms経過しても継続してONしている場合に、用紙と確定している。この250msという時間は、ペーパーセンサ90がONした後に破砕モータ36がON(駆動開始)となる時間である。ステップ102で用紙が確定されない場合には、ステップ101へ戻る。用紙が確定される場合には、各種の時間がカウントされる(ステップ103)。例えば、検知時間監視部63によって、例えば最初にペーパーセンサ90がONされた時間にさかのぼって、その時間から継続したセンサON時間が監視される。また、モータ稼働時間監視部65では、破砕モータ36の駆動時間が監視される。
制御部6では、ペーパーセンサ出力検知部61による出力を検知し、センサ出力がOFF(オフ)となったか否かが判断される(ステップ104)。センサ出力がOFFとなっていない場合には、時間カウントが継続され、センサ出力がOFFとなった場合には、検知時間監視部63により、センサ出力がONからOFFとなった用紙検知時間が取得される。また、モータ稼働時間監視部65では、センサ出力がOFFとなった後、一定時間(例えば3s)経過後にOFFされるまでの破砕モータ36の駆動時間が取得される(ステップ105)。尚、検知時間監視部63により検知される時間は、連続した時間である場合の他、複数の断続的な時間が足し合わされる場合がある。かかる場合には、ステップ104のセンサ出力OFFの判断は、一定時間以上、継続してOFFが続く場合などとすることができる。
演算部66では、検知時間監視部63により取得されたセンサ出力のON時間、および/またはモータ稼働時間監視部65により取得された破砕モータ36の駆動時間に基づいて、用紙換算演算処理が実行される(ステップ106)。例えば、センサ出力のON時間で処理枚数の演算をする場合には、例えば、検知時間監視部63によりカウントされ、または累積された検知時間を、古紙処理装置の処理能力時間で割って枚数が算出される。例えば、150枚/1分の処理が可能な古紙処理装置で、検知時間監視部63により検知された時間の合計が565秒であった場合には、換算される処理枚数は
565/60 × 150 = 1412枚
となる。
一方、機構部の一つであるモータ稼働時間監視部65からの出力に基づく用紙換算演算処理が行われる場合には、演算部66では、まず、モータ稼働時間監視部65にてカウントされた破砕モータ36の駆動時間が取得される。そして、ペーパーセンサ90のON/OFFと破砕モータ36の起動/停止との間にタイムラグを持たせている場合には、その分の時間が差し引かれる。また、演算部66は、第1の回転刃列32Aの回転刃33A(カッタ刃)の回転数、回転刃33A(カッタ刃)の周長、例えばA4縦方向の長さ情報など、演算に必要な情報をROMなどから取得する。そして、これらの情報に基づいて、処理枚数の換算処理がなされる。例えば、回転刃33A(カッタ刃)の周長を392.5mm、回転刃33A(カッタ刃)の回転数を63.7rpm、A4縦方向の長さを297mmとし、破砕モータ36が60分間、稼働したものとすると、換算される処理枚数は、
392.5×63.7×60÷297=5051枚
となる。
このようにして処理枚数が換算された後、制御部6では、演算部66によって演算処理された積算枚数情報が記憶部67であるNVMなどに記憶される(ステップ107)。制御部6では、記憶された積算枚数情報が表示制御部68によって操作表示部5に表示される。また、必要に応じ、通信制御部69を介してネットワークにより、記憶された積算枚数情報が外部装置(PC等)に提供される。このようにして、演算され記憶された積算枚数情報が表示出力またはデータ出力されて(ステップ108)、処理が終了する。
このようにして出力される積算枚数情報は、操作表示部5に表示することで、ユーザは、累積細断処理の概略枚数を知ることができる。例えば、操作表示部5を操作することにより、職場の所定期間内(例えば1ヶ月内)の処理枚数を把握し、職場の用紙管理などに利用することができる。また、古紙処理装置のメンテナンスを行うサービス担当者がこの積算枚数情報を知ることによって、例えば消耗品の交換時期や故障時の原因調査に使用することができる。更に、例えば細断処理を請け負う請負業者などでは、処理枚数を直接、金額換算することが可能となり、細断処理ビジネスといった新たな市場における有用な情報となり得る。更に、本実施の形態では、積算枚数情報を操作表示部5に表示するだけではなく、通信制御部69により、ネットワークを介して外部のPCなどに出力することが可能となる。例えばイーサネット(ゼロックス社商標)などのイントラネットや、インターネットなどの外部ネットワークを介して積算枚数情報を転送することもできる。これによって、職場の管理者のPCや遠隔地の管理装置(例えばPC)などでは、必要なときに積算枚数情報が取得でき、各種業務を円滑に進めることが可能となる。
尚、このようにして取得される積算枚数情報は、他の利用方法もある。例えば、図4に示すニア満杯センサ出力検知部71にてニア満杯センサ96からの出力を検知した後、演算部66にてその後の処理枚数を積算するように構成する。これによれば、チップ積載量算出部72では、ニア満杯センサ出力検知部71による検知後の処理枚数を演算部66から知ることができ、ボックス(収容部)22内の実際の満杯時期をほぼ正確に認識することが可能となる。
また、本実施の形態では、図3に示すようなさばき機構によって1枚ごとに古紙が細断処理されることを基準として説明したが、必ずしも1枚ごとに搬送されない場合があっても問題はない。例えば重送して複数枚が搬送された場合であっても、この場合には幾分の誤差が生じてしまうが、全体として概略の処理枚数を把握できれば、本実施形態の趣旨を満足できる。また、細断処理される古紙として、例えばA4サイズの長手方向送りや短手方向送りに限定しており、他の古紙が投入された場合には、処理枚数が正確に把握できない場合がある。しかしながら、同様に、概略の処理枚数を把握できれば本実施形態の趣旨を満足できることから、厳密なまでの枚数把握は必ずしも必要としない。厳密な枚数を把握するのであれば、別に、古紙のサイズを認識するセンサを設けるなどの処置により対応可能である。尚、職場の環境ごとに、通常使用される用紙のサイズ(例えばB4サイズ)に合わせて、積算枚数計算の基準となる値を変更することも有効である。
また、例えば、図1に示す操作表示部5に、ユーザが用紙サイズなどの細断予定の古紙情報を入力できるように構成すれば、この入力された情報に基づいて、処理枚数の演算に必要なデータを選択することが可能となる。例えば、ユーザがA3サイズの古紙を細断しようとする場合に、A3サイズの情報が入力されれば、A3サイズの送り量(420mm)を計算の基準とすることができる。
尚、本実施の形態では、細断した処理量として処理枚数のカウント処理を例に挙げて説明したが、処理枚数以外に、用紙の束の数や、換算される使用前の用紙の箱数、細断処理後のボックス22の処理箱数などとして出力することも可能である。例えば、換算された処理枚数の500枚を1束として、束数を出力したり、2500枚を1箱として箱数を出力するように構成することもできる。また、ボックス22の満杯状態の設計値が例えば1500枚であれば、1500枚を一単位として処理箱数を出力するように構成することも可能である。更に進んで、得られた処理枚数を用紙の重量に換算して出力することもできる。
本実施の形態に係る古紙の処理装置の外観を示す概略構成図である。 図1に示す古紙処理装置の内部を示す構成図である。 本実施の形態にて適用される古紙のさばき機構を示した図である。 制御部にて実行される細断処理枚数のカウント処理を示す機能ブロック図である。 制御部にて実行される細断処理枚数のカウント処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1…上面部、2…本体部、3…破砕ユニット、5…操作表示部、6…制御部、11…投入部、22…ボックス(収容部)、31A…第1の回転軸、32A…第1の回転刃列、33A…回転刃、34…押付部材、36…破砕モータ、61…ペーパーセンサ出力検知部、62…用紙確定部、63…検知時間監視部、65…モータ稼働時間監視部、66…(用紙換算)演算部、67…記憶部、68…表示制御部、69…通信制御部、71…ニア満杯センサ出力検知部、72…チップ積載量算出部、90…ペーパーセンサ

Claims (15)

  1. 投入部に投入された用紙を略一枚ごとに細断処理する処理手段と、
    前記処理手段の稼働時間を監視する稼働時間監視手段と、
    前記稼働時間監視手段により監視された前記稼働時間を用いて、前記処理手段により細断処理された用紙の処理量を把握する処理量把握手段と
    を含む細断処理装置。
  2. 前記処理手段は、回転刃を用いて用紙を細断処理し、
    前記稼働時間監視手段は、前記回転刃を回転させるモータの稼働時間を監視することを特徴とする請求項1記載の細断処理装置。
  3. 前記処理量把握手段は、前記回転刃の回転数および回転周長の情報を用いて処理量を把握することを特徴とする請求項2記載の細断処理装置。
  4. 投入部に投入された用紙を略一枚ごとに細断処理する処理手段と、
    前記投入部に投入された用紙の存在を検知するセンサと、
    前記センサによる検知時間を監視する検知時間監視手段と、
    前記検知時間監視手段により監視された前記検知時間を用いて、前記処理手段により細断処理された用紙の処理量を把握する処理量把握手段と
    を含む細断処理装置。
  5. 前記処理量把握手段により把握される前記処理量は、前記投入部に投入される用紙のサイズに基づいて把握されることを特徴とする請求項4記載の細断処理装置。
  6. 前記検知時間監視手段は、前記センサにより一定時間以上、用紙が検知された状態にある場合に、有効な検知時間とすることを特徴とする請求項4記載の細断処理装置。
  7. 複数枚の用紙を束として投入可能な投入部と、
    前記投入部から束となって投入された用紙をさばいて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された用紙を細断処理する処理手段と、
    前記処理手段による前記細断処理に要する時間情報を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視された前記時間情報を、細断処理された用紙の処理枚数情報に換算する換算手段と
    を含む細断処理装置。
  8. 前記監視手段により監視される前記時間情報は、前記処理手段による細断処理に用いられる機構部の稼働時間であることを特徴とする請求項7記載の細断処理装置。
  9. 前記投入部から投入された用紙を検知する検知手段を更に備え、
    前記監視手段により監視される前記時間情報は、前記検知手段により検知される時間であることを特徴とする請求項7記載の細断処理装置。
  10. 前記換算手段により換算された処理枚数情報をメモリに格納する格納手段と、
    前記格納手段により前記メモリに格納された前記処理枚数情報を出力する出力手段とを更に備えたことを特徴とする請求項7記載の細断処理装置。
  11. 前記出力手段は、前記処理枚数情報の表示出力またはネットワークを介した出力を行うことを特徴とする請求項10記載の細断処理装置。
  12. ユーザからの処理すべき用紙に関する情報の入力を受け付ける情報入力手段を更に備え、
    前記換算手段は、前記情報入力手段により受け付けられた前記情報を用いて換算することを特徴とする請求項7記載の細断処理装置。
  13. 前記換算手段によって換算された用紙の処理枚数情報を用いて、細断された用紙のチップを回収する収容部におけるチップ量を判定する判定手段を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の細断処理装置。
  14. 投入部に投入された用紙を略一枚ごとに細断処理し、
    前記細断処理に要する時間情報を監視し、
    監視された前記時間情報を、前記細断処理された用紙の処理枚数情報に換算し、
    換算された前記処理枚数情報から得られる前記細断処理の累積枚数情報をメモリに格納する細断処理方法。
  15. 監視される前記時間情報は、用紙の存在を認識するセンサからの検出時間または細断処理を実行する機構部の稼働時間から得られる情報であることを特徴とする請求項14記載の細断処理方法。
JP2004342377A 2004-11-26 2004-11-26 細断処理装置、および細断処理方法 Expired - Fee Related JP4701688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004342377A JP4701688B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 細断処理装置、および細断処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004342377A JP4701688B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 細断処理装置、および細断処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006150192A true JP2006150192A (ja) 2006-06-15
JP4701688B2 JP4701688B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=36629105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004342377A Expired - Fee Related JP4701688B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 細断処理装置、および細断処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4701688B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132407A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Honda Elesys Co Ltd シュレッダー装置
JP2009530108A (ja) * 2006-03-22 2009-08-27 フェローズ インコーポレイテッド シュレッダ
CN108746145A (zh) * 2018-04-12 2018-11-06 福州及时雨云信息科技有限公司 一种电子设备信息安全回收箱及回收电子设备的方法
JP2021130478A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 日本電気株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63305949A (ja) * 1987-06-08 1988-12-13 シャープ株式会社 シユレツダ−
JPH0872051A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Yamaha Corp ホイールカッター方式切断装置
JPH0994471A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Ricoh Elemex Corp シュレッダ
JPH11249501A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Canon Inc 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2000158632A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Ryobi Ltd 枚葉印刷装置の板取り作業管理装置
JP2000317330A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd シュレッダ
JP2003076900A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 用紙発注用シュレッダー、用紙発注システム、およびネットワーク用紙発注方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63305949A (ja) * 1987-06-08 1988-12-13 シャープ株式会社 シユレツダ−
JPH0872051A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Yamaha Corp ホイールカッター方式切断装置
JPH0994471A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Ricoh Elemex Corp シュレッダ
JPH11249501A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Canon Inc 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2000158632A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Ryobi Ltd 枚葉印刷装置の板取り作業管理装置
JP2000317330A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd シュレッダ
JP2003076900A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 用紙発注用シュレッダー、用紙発注システム、およびネットワーク用紙発注方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530108A (ja) * 2006-03-22 2009-08-27 フェローズ インコーポレイテッド シュレッダ
JP2008132407A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Honda Elesys Co Ltd シュレッダー装置
CN108746145A (zh) * 2018-04-12 2018-11-06 福州及时雨云信息科技有限公司 一种电子设备信息安全回收箱及回收电子设备的方法
CN108746145B (zh) * 2018-04-12 2020-11-27 福州及时雨云信息科技有限公司 一种电子设备信息安全回收箱及回收电子设备的方法
JP2021130478A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 日本電気株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム
JP7024809B2 (ja) 2020-02-19 2022-02-24 日本電気株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4701688B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10576476B2 (en) Shredding machine
US6883408B2 (en) Method and device for feeding and cutting a rolled transfer paper with improved operability
KR20110071394A (ko) 문서 세단기의 용지 잼 제거 장치
JP4701688B2 (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP2006320875A (ja) 破砕機の制御装置及びその制御方法
JP4848636B2 (ja) 細断処理装置および紙詰まり除去方法
GB2486990A (en) Sheet processing machine having thickness and displacement measuring means
JP2008093524A (ja) 剪断式破砕装置
JP5745557B2 (ja) 通信型シュレッダ及びこれを用いたシュレッダ管理システム
US20150224513A1 (en) Shredding machine
JP2006159155A (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP2007069186A (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP2015110217A (ja) シュレッダ及びこれを用いたシート状物処理装置
JP2006167647A (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP7418783B2 (ja) 分別装置
JP2006150475A (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP2006159105A (ja) 細断処理装置およびログ保存方法
JP5082315B2 (ja) 細断処理装置
JP6878980B2 (ja) シート製造装置およびシート製造システム
JP2010269252A (ja) 破砕装置及び破砕方法
JP2006159071A (ja) 細断処理装置、および細断処理方法
JP4779349B2 (ja) 細断処理装置およびファンの制御方法
JP3125198U (ja) 文書細切断機
JP4779360B2 (ja) 細断処理装置
JP3432544B2 (ja) 穿孔装置および用紙処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070928

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100921

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101007

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4701688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees