JPH05108665A - 生産機器の稼動管理装置 - Google Patents

生産機器の稼動管理装置

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JPH05108665A
JPH05108665A JP29652091A JP29652091A JPH05108665A JP H05108665 A JPH05108665 A JP H05108665A JP 29652091 A JP29652091 A JP 29652091A JP 29652091 A JP29652091 A JP 29652091A JP H05108665 A JPH05108665 A JP H05108665A
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JP
Japan
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production
job
data
unit
production equipment
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Application number
JP29652091A
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English (en)
Inventor
Isao Yamaoka
功 山岡
Kazunori Yasumoto
和則 安本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の生産機器の生産実績を一括して管理する
ことができる、生産機器の稼動管理装置を提供すること
を目的とする。 【構成】ジョブ登録部10より登録された作業指示デー
タに基づいて作成された複数の生産機器の生産計画デー
タを記憶する生産計画データ記憶部32と、生産機器よ
り得た生産実績データを記憶する生産実績データ記憶部
33とよりのデータに基づき、稼動監視部30の稼動表
示処理部34が、表示部39の時間軸に稼動実績および
稼動予定を表示する。稼動表示処理部38は、生産機器
が処理したジョブを生産機器別に表示する処理と、オペ
レータが処理したジョブをオペレータ別に表示する処理
と、ある品目を構成するすべてのジョブについての進捗
状況をジョブ別に表示する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産機器の稼動管理装
置に関するもので、特に、生産機器を用いて処理されて
得た生産実績データを、ディスプレイに表示して生産機
器の稼動管理をするものである。
【0002】
【従来の技術】複数の生産機器を稼動させて一連の生産
処理を行い、一つの製品を生産することが通常行われて
いる。印刷工程の中の一つである製版工程を例にする
と、製版工程はフィルム原版作成まで一連の生産処理に
よって行われており、例えば、割付指定紙にもとづく図
形データの作成、文字データの入力、文字データの組
版、画像データの作成、画像データのレイアウトなどを
行う個々の生産機器を稼動させて生産処理している。こ
のような複数の生産機器の稼動状態を管理するために、
複数の生産機器をネットワークに接続し、各生産機器で
生成されるデータをネットワークを通じて送受するよう
なシステムが提案されており、本出願人も特願平2−9
6899号にて提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されているネットワークを利用した生産機器の管理に
あっては、各生産機器に実行させる作業を管理すること
はできるが、各生産機器の生産実績を管理するものでは
なく、生産実績を一括して管理することはできない。そ
こで本発明は、複数の生産機器を効率よく稼動させると
ともに、複数の生産機器の生産実績を一括して管理する
ことができる、生産機器の稼動管理装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みなさたものであり、一連の生産処理を行うために必要
な複数の生産機器と、前記生産機器による生産処理を行
うために必要な作業指示データとを登録するジョブ登録
部と、入力された作業指示データに基づいて作成された
前記複数の生産機器の生産計画データを記憶する生産計
画データ記憶部と、各生産機器より得られた生産実績デ
ータを記憶する生産実績データ記憶部と、前記生産実績
データと前記生産計画データとの双方に基づき稼動実績
および稼動予定を表示部の時間軸の対応する位置に表示
する処理を行う稼動表示処理部と、をネットワークによ
り相互に接続して構成したものである。
【0005】
【作用】本発明においては、ジョブ登録部より登録され
た作業指示データに基づいて作成された複数の生産機器
の生産計画データと、生産機器より得た生産実績データ
とを用いて、稼動監視部の稼動表示処理部が、ディスプ
レイの時間軸に稼動実績および稼動予定を表示する。
【0006】また、生産機器と稼動表示処理部(稼動監
視部)はネットワークで接続されているので、稼動実績
をリアルタイムで入手することができ、稼動予定の変更
も稼動実績に応じて瞬時に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本願発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は、本発明による生産機器の稼動管
理装置を表すブロック図である。なお本実施例では、一
連の生産処理を製版工程を例にして説明し、使用する生
産機器としては製版工程に使用される生産機器を用いて
説明をする。図において、工程管理ネットワーク100
には、ジョブ登録部10、工程設計部20、稼動監視部
30、工程管理部40、複数の生産機器50A,50B
・・・、データ管理部70が相互に接続されている。ま
た、データ管理ネットワーク200には、複数の生産機
器50A,50B・・・、素材データ記憶部60、デー
タ管理部70が相互に接続されている。
【0008】まず図1における工程管理ネットワーク1
00に接続された各部を詳細に説明する。ジョブ登録部10 ジョブ登録部10は、生産機器を用いて一連の生産処理
を行うために必要な作業指示を登録するものである。登
録する作業指示データとしては以下に示すものがある。 品目名(例えば、雑誌『発明1月号』) ジョブ名(例えば、雑誌『発明1月号』、1頁〜16
頁) 素材の種類(例えば、写真原稿2枚、文字原稿2枚、割
付指定紙) 納期、校了の時期
【0009】なお、生産製品として一冊の雑誌を印刷す
る場合、通常一冊の本を複数の折り単位(1〜16頁,
17〜32頁など)に分けて製版・印刷・折りをして折
丁を作成して、最終的に製本工程にてこの折丁を複数個
集めて一冊の雑誌を作成しており、上記『品目』とはこ
の場合の雑誌などの最終製品であり、上記『ジョブ』と
はこの場合の雑誌(品目)を複数の折丁などに分けた作
業単位である。登録された作業指示データは、工程管理
ネットワーク100を介して工程設計部20に入力され
る。
【0010】工程設計部20 図2は、工程設計部20を示すブロック図である。工程
設計部20は工程管理ネットワーク100に接続されて
おり、必要な指示を入力する入力部21と、ジョブ登録
部10により入力された作業指示データを記憶する作業
指示データ記憶部22と、一連の生産処理における生産
機器の作業順序を記憶する作業順序データ記憶部23
と、ある作業単位に対する標準的な処理時間を記憶する
作業工数データ記憶部24と、工程設計処理部25とを
有する。
【0011】この作業順序データ記憶部23に記憶され
ている内容は、作業要素に使用される生産機器、生産機
器の作業順序関係などであり、図4を用いて説明する。
図4は作業順序データを説明するための図であり、製版
工程中の作業要素に使用される生産機器の作業順序を示
した図である。この図4には、製版工程が、図形データ
入力装置50Aにて開始し出力装置50Iにて終了する
ことが示されており、さらに、図形データ入力装置50
Aにより割付指定紙に対応した図形データを作成する作
業が完了しなければ、文字入力装置50Bまたは倍率測
定装置50Eによる生産処理をすることができないこと
が示されている。また、実際の生産処理においては、同
一処理をおこなう生産機器50を複数台稼動させている
ので、例えば文字原稿に基づき文字データを作成する文
字入力装置50Bを2台用意しておき、文字データ入力
作業を並行して行うことも示されている。作業順序デー
タ記憶部23には図4を用いて説明したように、作業要
素に使用される生産機器、生産機器の作業順序関係が記
憶される。
【0012】また、作業工数データ記憶部24には、あ
る単位作業を行うのに必要な所要時間を記憶しておく。
例えば、「文字入力装置50Bにおいて1000文字入
力するのに15分所要する」、というようなデータを記
憶しておく。この所要時間は生産機器50A〜50Iの
処理スピードに応じて異なるので、ある作業要素におい
て処理スピードが異なる生産機器ごとにデータを用意し
ても良い。
【0013】また工程設計処理部25は、ジョブを処理
する際に必要な要素作業を作業順序データ記憶部23に
記憶された作業要素より選択する処理を行う作業要素抽
出処理部26と、抽出された作業要素の処理されるべき
予定を算出する生産計画データ作成部27とを有し、こ
れらの記憶部22〜24に記憶されたデータを基準にし
て各生産機器ごとに作業を割当てて工程設計を行い結果
として以下のような生産計画データを作成し、生産計画
データ記憶部32(図3)に送信する。 ジョブ名/使用する生産機器/作業予定日時/オペレー
タ名 この工程設計処理部25の処理内容については後述す
る。
【0014】稼動監視部30 図3は、稼動監視部30を示すブロック図であり、工程
管理ネットワーク100に接続されている。稼動監視部
30は、作業指示が与られる入力部31と、工程設計部
20により作成された生産計画データを記憶する生産計
画データ記憶部32と、生産計画データに対応した生産
実績データを各生産機器より得て記憶する生産実績デー
タ記憶部33と、これら生産計画データおよび生産実績
データより、各生産機器の稼動状況または各オペレータ
の勤務状況または各品目ごとに作業進行状況などを表示
部39に表示する演算処理部34より構成されている。
【0015】この演算処理部34は、生産計画データお
よび生産実績データを検索しジョブを選択するジョブ選
択処理部35と、各生産機器の稼動率を演算する稼動率
演算部36と、ジョブに対する稼動実績を判断する稼動
実績判定部37と、生産機器等の稼動状況を表示部39
に表示する稼動表示処理部38とを有する。この演算処
理部34の処理内容については後述する。
【0016】工程管理部40 工程管理部40は、生産計画データ記憶部32に登録さ
れたジョブのうち、現時点で生産機器による処理が可能
なジョブを選択し、ジョブキューテーブルに一時的に格
納する処理を行うものである。このジョブキューデーブ
ルに格納されているジョブは、各生産機器50A,50
B・・・よりの次作業問合わせに応じて、工程管理ネッ
トワーク100を介して各生産機器に与えられる。な
お、本実施例ではジョブキューテーブルを各生産機器共
通で使用しているが、各生産機器に一つずつ用意しても
よい。
【0017】生産機器50 各生産機器50A,50B・・・は、デジタイザ等の図
形データ入力装置50A、ワードプロセッサ等の文字入
力装置50Bなどである。図1には示していないが実際
には製版工程に必要な種々の生産機器が工程管理ネット
ワーク100に接続されているものである。例えば図5
に示されている各生産機器50A〜50Iが工程管理ネ
ットワーク100に接続されている。
【0018】次に、データ管理ネットワーク200に接
続された各部を説明する。素材データ記憶部60は、各
生産機器50A,50B・・・により作成された素材デ
ータが記憶されるものである。データ管理部70は、素
材データ記憶部60に記憶されている素材データのアド
レス管理をするとともに、必要な素材データをデータ管
理ネットワーク200を介して各生産機器50A,50
B・・・に送信する制御を行うものである。なお、素材
データとは具体的には、割付指定紙に基づき図形データ
作成装置50Aより作成された図形データや、文字入力
装置50Bにより作成された文字コードデータなどであ
る。
【0019】以上、本実施例における各要素をブロック
図で示したが実際には、これらの各要素はコンピュタ
ー,ワークステーションなどによって構成されものであ
る。工程設計部20と工程稼動監視部30は別々の要素
として示したが、1台のワークステーションで構成する
ことができる。また、素材データ記憶部60はディスク
ユニットによって構成することができる。さらに、この
ブロック図では2つのネットワークで表現しているが、
各要素を1本のケーブルで接続するような構成にしても
良い。
【0020】次に、この生産機器の稼動管理装置を利用
した生産処理を製版工程を例にして以下説明する。ジョブの登録 まず、企業内の営業担当のオペレータがジョブ登録部1
0に対して、製版処理を行うために必要な作業指示デー
タを登録する。ジョブ登録部10はキーボードとディス
プレイを備えたワークステーションで構成され、キーボ
ードより作業指示データを入力することになる。登録す
る作業指示データとしては、前述のごとく、 品目名/ジョブ名/素材の種類/納期/校了の時期 など生産管理に必要なデータである。オペレータが必要
な作業指示データを登録を完了すると、作業指示データ
は工程管理ネットワーク100を介して工程設計部20
の作業指示データ記憶部22(図2参照)に記憶され
る。
【0021】生産計画データの作成 つぎに、工程設計部20にて、登録されたジョブを製版
処理するために、一連の生産機器に割り当てる作業を決
定する。前述したように作業指示データ記憶部22に
は、ジョブ登録部10より登録された作業指示データが
記憶されているものであるが、以下この作業指示データ
が、『ジョブ名』として「雑誌Aの第1頁」、『素材の
種類』として「写真原稿2枚,文字原稿2枚,割付指定
紙1枚」であるとして工程設計処理部25の処理内容を
説明する。
【0022】まず、工程設計処理部25の作業要素抽出
処理部26は、図5に示すような各作業要素に使用され
る生産機器とその順序関係を記憶している作業順序デー
タ記憶部23に記憶された作業要素の中で、ジョブの生
産処理に必要な作業要素の抽出をする。この例による
と、写真原稿と文字原稿との両方を処理する必要がある
ので、抽出される作業要素としては、生産機器50A〜
50Iを使用した作業となる。なお、生産機器50B〜
50Dは文字原稿を処理する生産機器であり、生産機器
50E〜50Gは写真原稿を処理する生産機器であるの
で、ジョブに文字原稿の処理が無い場合は、生産機器5
0B〜50Dを抽出しない。同様にジョブに写真原稿が
ない場合は生産機器50E〜50Gを抽出しない。
【0023】以下抽出された作業要素中、生産機器50
Aに割り当てられたジョブを『ジョブA』で表す。生産
機器50B〜50Iについても同様に『ジョブB〜ジョ
ブI』で表すものとする。この例の場合であると『ジョ
ブ名:雑誌Aの第1頁』は以下の複数のジョブ(作業要
素)に分けられる。 ジョブA1:図形データ入力装置50A1を用いた、図
形データの作成処理 ジョブB1:文字入力装置50B1を用いた、文字原稿
1の文字入力処理 ジョブB2:文字入力装置50B2を用いた、文字原稿
2の文字入力処理 ジョブC :文字組版装置50Cを用いた、文字組版処
理 ジョブD :文字レイアウト装置50Dを用いた、レイ
アウト処理 ジョブE1:倍率測定装置50E1を用いた、写真原稿
1の倍率測定処理 ジョブE2:倍率測定装置50E2を用いた、写真原稿
2の倍率測定処理 ジョブF1:スキャナー50F1を用いた、写真原稿1
の色分解処理 ジョブF2:スキャナー50F2を用いた、写真原稿2
の色分解処理 ジョブG :画像レイアウト装置50Gを用いた、レイ
アウト処理 ジョブH :メイク演算装置50Hを用いた、ページメ
イクアップ処理 ジョブI :出力装置50I用いた、データの出力処理
【0024】つぎに、工程設計処理部25の生産計画デ
ータ作成部27は、作業順序データ記憶部23の内容に
基づき各ジョブA〜Iの作業順序を決定し、作業工数デ
ータ記憶部24の内容に基づき各ジョブA〜Iでの処理
時間を算出し、生産予定日時を決定する。生産予定日時
は、作業順序と上記演算で得られた時間と後述の稼動監
視部30の生産計画データ記憶部32とを参照して決定
される。なお、図示はしていないが、オペレータと、そ
のオペレータの勤務予定時間、オペレータが作業できる
生産機器などの情報を記憶した記憶部を工程設計処理部
25に接続しておき、この情報より各ジョブA〜Iにお
ける処理をどのオペレータが行うかも決定する。
【0025】生産計画データ作成部27により作成され
た各ジョブA〜Iに関する生産計画データは、以下の
(a)〜(e)の項目を含むものであり、稼動監視部3
0(図3参照)に送信され、各項目に関して検索可能に
生産計画データ記憶部32に記憶される。 (a)品目名と、そのジョブ名(ジョブA,ジョブB1
など) (b)使用する生産機器(生産機器50A1,生産機器
50B1など) (c)生産予定日時(開始○月○日○時○分、所要時間
○○分など) (d)オペレータ名(オペレータ1,オペレータ2な
ど) (e)制約条件(ジョブAが終了したら処理可能状態に
なる、など)
【0026】以上述べた工程設計部20による処理はジ
ョブ登録部10より作業指示データが登録されるごとに
行われる。なお、工程設計部20よって作成された生産
計画データに従って処理をしたときに作業指示データ記
憶部22に記憶された納期に間に合わない場合が考えら
れる。この場合は納期に間に合わないジョブを表示部2
8に表示し、オペレータが入力部21よりジョブの処理
順序をマニュアルで修正できるような機能を付加すれば
良い。
【0027】工程設計部20により作成された生産計画
データは、工程管理ネットワーク100を介して、図3
に示した工程稼動監視部30に登録される。工程管理部
40は、後述する作業実績データ記憶部33を参照し
て、この登録されたジョブのうち現在実行可能なジョブ
を選択してジョブキューテーブルに一時的に格納する。
【0028】生産機器の稼動(生産実績データ) 以上の処理が行われると、実際に各生産機器50を用い
て生産処理をするのに必要な工程管理データが準備され
たことになり、生産機器の稼動を行う。まず、各生産機
器50A,50B・・・は、工程管理ネットワーク10
0を介して、工程管理部40のジョブキューテーブルか
ら実行すべきジョブを獲得しにいく。獲得された現在実
行可能なジョブは各生産機器50A,50B・・・の側
に設置されたモニター(図示せず)に表示されるように
構成されており、各生産機器50A,50B・・・の処
理を行うオペレータが表示されたジョブを選択する。こ
の選択により、作業の開始を示す信号が工程稼動監視部
30に送信されるとともに、各生産機器50A,50B
・・・が処理に必要な素材データを素材データ記憶部6
0より受け取り、生産処理が開始される。
【0029】図1に示された生産機器の稼動管理装置に
おける上記動作を、文字入力装置50Bにおける処理を
例にとって説明する。ジョブキューテーブルに前述のジ
ョブB1またはジョブB2が格納されている状態(すな
わちジョブB1とジョブB2が実行可能な状態)のとき
に、文字入力装置50BのモニターにはジョブB1また
はジョブB2が選択可能なジョブとして表示される。オ
ペレータによりジョブB1が選択された場合、その選択
に応じてジョブB1の作業開始信号を工程管理ネットワ
ーク100を介して工程稼動監視部30に送信するとと
もに、データ管理部70に素材データ記憶部60に記憶
されている素材データのうちジョブB1を実行する際に
必要な素材データを問い合わせ、データ管理部70は必
要な素材データをデータ管理ネットワーク200を介し
て文字入力装置50Bに送信する。
【0030】このジョブB1に必要な素材データが送信
された後、オペレータは文字入力装置50Bを稼動させ
文字データを作成する。文字入力装置50Bによる生産
処理が終了するとオペレータの操作により、ジョブB1
の作業終了信号が生産機器より発生し工程管理ネットワ
ーク100を介して工程稼動監視部30に送信される。
これとともに、データ管理部70が、作成された文字デ
ータをデータ管理ネットワーク200を介して素材デー
タ記憶部60の所定のアドレスに格納する。
【0031】上記生産機器50により送信されたジョブ
の開始信号およびジョブの終了信号に基づき、ジョブ開
始時間およびジョブ終了時間が、図3に示す工程稼動監
視部30の生産実績データ記憶部33に記憶される。生
産実績データとは実際におこなわれた生産機器の稼動状
況を表すものであり、上記生産実績日時の他に下記
(a)〜(d)の項目を含むデータが、生産実績データ
記憶部33に各項目に関して検索可能に記憶される。 (a)品目名と、そのジョブ名(ジョブB1) (b)使用した生産機器(生産機器50B1) (c)生産実績日時(○月○日○時○分から○○分) (d)オペレータ名(オペレータ1) なお、演算処理部34は、生産実績データの入力に対し
て生産計画データの生産予定日時の修正処理をする。
【0032】稼動状況の表示 以上の処理が終了すると、各項目(品目名・ジョブ名・
生産機器・作業日時・オペレータ名)に関する生産計画
データと生産実績データが各項目に関して検索可能に各
記憶部32,33に記憶された状態になる。演算処理部
34(図3)は、入力部31によって入力された指示に
基づき、上記生産計画データおよび生産実績データに基
づき演算処理をして、表示部39に生産機器の稼動状況
を画面表示する。以下、演算処理部34が行う稼動表示
処理につき説明する。
【0033】図5は、表示部39に表示される生産機器
別の稼動状況を示す図である。図において、61は各生
産機器50の装置名を表示する生産機器表示領域であ
り、図4に示された各生産機器50A〜50Iの名称が
表示されている。62は各生産機器50A〜50Iの稼
動状況を表示する領域であり、各生産機器が処理するべ
きまたは処理したジョブを、時間軸を横軸として対応す
る時刻にジョブ別に異なった図形または色(以下マーク
という)で表示するためのものである。領域62には、
現在の時刻を境にして過去の実績と今後の予定が表示さ
れる。また、63は領域62に表示されたマークが示す
ジョブを説明するための領域である。
【0034】この表示をおこなうために演算処理部34
(図3)は次のような処理をおこなう。まずジョブ選択
処理部35は、生産計画データと生産実績データとの両
データを、生産機器別に検索を行いその生産機器が処理
したまたは処理するべきジョブを選択する。現在の時刻
までに処理が終了しているジョブについては、生産実績
データよりの検索結果を選択し、現在処理中または処理
予定のジョブについては生産計画データよりの検索結果
を選択する。続いて稼動表示処理部38は、これらの検
索結果得られたジョブに対応する生産予定日時または生
産実績日時に対応する位置を演算し、ジョブ別に異なる
マークで表示する処理を行う。
【0035】この処理の結果図5に図示するように、ジ
ョブにより異なるマーク64,65にて稼動状況が表示
される。この図5に示された表示例によると、「図形デ
ータ入力装置50A1」は、ジョブ名「品目A P33
〜48」をマーク64に対応した時間に処理し、ジョブ
名「品目A P17〜32」をマーク65に対応した時
間に処理したことが示されている。オペレータは、この
表示をもとに各生産機器の稼動状況を把握することがで
きる。
【0036】図6は、表示部39に示されるオペレータ
別の稼動状況を示す図である。図において、71は各オ
ペレータ名を表示する領域である。72は各オペレータ
が処理したジョブを表示する領域であり、各オペレータ
が処理するべきまたは処理したジョブを、時間軸を横軸
として対応する時刻に異なったマークで表示するための
ものである。領域72には、現在の時刻を境にして過去
の実績と今後の予定を同時に表示される。また、73は
領域72に表示されたマークが示すジョブを説明するた
めの領域である。なお図では、領域72にはジョブでは
なく品目を示すマーク74,75で稼動状況を表示した
例を示したものである。
【0037】この領域72に表示をおこなうために演算
処理部34は次のような処理をおこなう。まず、ジョブ
選択処理部35は、生産計画データと生産実績データと
の両データを、オペレータ別に検索を行いオペレータが
処理をしたまたは処理をする予定のジョブを選択する。
現在の時刻までに処理終了しているジョブについては、
生産実績データよりの検索結果を利用し、現在処理中ま
たは処理予定のジョブについては生産計画データよりの
検索結果を利用する。続いて、稼動表示処理部38は、
これらの検索結果得られたジョブに対応する生産予定日
時または生産実績日時に対応する位置を演算し、ジョブ
により異なるマークで領域72に表示する処理を行う。
【0038】この処理の結果図6に図示するように、異
なる品目(またはジョブでも良い)について異なるマー
ク74,75にて稼動状況が表示される。この図6に示
された表示例によると、「オペレータ10」は、品目
「雑誌A」をマーク74に対応した時間に処理し、品目
「広告A」をマーク75に対応した時間に処理したこと
が示されている。オペレータは、この表示をもとに各生
産機器の稼動状況を把握することができる。
【0039】図7は、表示部39に表示されるある品目
におけるジョブ別の進捗状況を示す図である。これは品
目を「表紙1,表紙2,1折〜8折」の各ジョブに分け
て製版処理をしている場合の表示例である。図におい
て、81はある品目を構成する各ジョブを表示する領域
である。82は、時間軸を横軸として対応する時刻に各
ジョブの進捗状況を表示するための領域である。この例
では、各ジョブについて初校・再校・三校・校了・予定
などが異なるマークで表示されている。また、83は領
域82に表示されたマークが示す内容を説明するための
領域である。
【0040】この領域82に表示をおこなうために演算
処理部34は次のような処理をおこなう。まず、ジョブ
選択処理部35は、生産実績データおよび生産計画デー
タを品目別に検索を行い、その品目を構成するジョブを
すべて選択する。続いて、稼動表示処理部38は、校了
がジョブ登録部10より入力されている場合は、校了が
なされたことを示すマーク87とともに、生産実績デー
タより終了日時を得て、領域82に表示する。また選択
されたジョブについて校了が入力されていない場合は、
生産計画データより一連の生産処理が終了する終了予定
日時を得て、領域82の所定の位置に表示する。
【0041】この処理の結果図7に図示するように、あ
る品目を構成するすべてのジョブについてその進捗状況
が異なるマーク84,85にて表示される。この図7に
示された表示例によると、ジョブ「雑誌Aの8折」は、
初校をマーク84に対応した時間に処理し、マーク85
に対応した時間に処理終了予定であることが表示されて
いる。
【0042】図8は、表示部39に表示される生産機器
別の稼動状況を示す図である。図において、91は図5
に示された各生産機器50A〜50Iに対応する装置を
表示するための領域であり、図に示すとおり、その処理
順序を考慮して各生産機器が図形的に表示される。ま
た、各生産機器を示す各図形はその稼動率に応じて異な
るマークで表示がなされる。92は各生産機器の稼動率
を示す参照領域であり、稼動率に応じて異なるマークを
表示するものである。
【0043】この領域91に表示をおこなうために演算
処理部34は次のような処理をおこなう。まずジョブ選
択処理部35は、生産実績データを生産機器別に検索を
して各生産機器が処理したジョブを選択する。次に稼動
率演算部36は、選択されたジョブについての総稼動時
間を演算し、この総稼動時間が全体時間の何%に相当す
るかを演算する。この演算結果を各生産機器の稼動率と
する。つづいて稼動表示処理部38は、欄61に示すよ
うに各生産機器とその処理順序を図形的に表し、稼動率
演算部36の結果に応じて稼動率に対応するマークで個
々の生産機器の稼動率を表示する。
【0044】この処理の結果、生産機器の稼動率が図8
に図示したように表示される。この図8に表示された例
によると、「図形データ入力装置50A1」は、マーク
93によりその稼動率が表示され、稼動率は40%〜6
0%であることが表示されている。なお、生産計画デー
タに対して上記と同様の演算処理を行い、ディスプレイ
に表示しても良く、この場合はスケジューリングの参考
とすることができる。また、稼動率の算出方法は上記の
方法に限らず、生産機器の処理能力に対してその生産機
器がその日に処理した量の割合でもって表してもよい。
【0045】図9は、表示部39に表示されるある品目
を構成するある特定ジョブの進捗状況を示す図である。
図において、95は図5に示された各生産機器50A〜
50Iに対応する装置を表示している領域であり、図に
示すとおり、その作業順序を考慮して各生産機器が図形
的に表示される。また、各生産機器を示す各図形は、そ
のジョブの稼動実績に応じて異なるマークで表示がなさ
れている。96は各生産機器の稼動状況示す参照領域で
あり、図に示すとおり、稼動実績に応じて「終了,処理
中,未処理」の3種類のマークを表示するためのもので
ある。
【0046】この領域95に表示をおこなうために演算
処理部34は次のような処理をおこなう。まずジョブ選
択処理部35は、あるジョブについて生産機器に割り当
てられたジョブ(作業要素,ジョブA〜I)を選択す
る。次に稼動実績判定部37は、生産実績データに基づ
き選択されたジョブの稼動実績を「終了,処理中,未処
理」のいづれかと判断する。つづいて稼動表示処理部3
8は、領域95に示すように前記判定結果を各生産機器
の処理順序とともに図形的に表示し、稼動実績判定部3
7の結果に応じて異なるマークで表示する。
【0047】この処理の結果、ある特定ジョブの進捗状
況が図9に図示したように表示される。この図9に表示
された例によると、品目「雑誌A」のジョブ「頁65〜
80」の進捗状況は、マーク97が「図形データ入力装
置50A2」は処理済であり、マーク98が「文字組版
装置50C」は未処理であり、マーク99が「画像レイ
アウト装置50G」は処理中であることを示している。
この表示をもとにある特定ジョブの進捗状況を把握する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上本発明によると、ジョブ登録部より
登録された作業指示データに基づいて作成された複数の
生産機器の生産計画データと、生産機器より得た生産実
績データとを用いて、稼動監視部の稼動表示処理部が、
ディスプレイの時間軸に対応した位置に稼動実績および
稼動予定を表示するので、稼動実績と稼動予定を一見し
て把握することができる。また、生産機器と稼動監視部
の稼動表示処理部はネットワークで接続されているの
で、稼動実績をリアルタイムで表示することができ、生
産計画データの修正を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による生産機器の稼動管理装置
を表すブロック図である。
【図2】図2は、図1の工程設計部20を示すブロック
図である。
【図3】図3は、図1の工程監視部30を示すブロック
図である。
【図4】図4は、製版工程の中の作業要素に使用される
生産機器と、その作業順序を示した図である。
【図5】図5は、生産機器別の稼動状況を示す図であ
る。
【図6】図6は、オペレータ別の稼動状況を示す図であ
る。
【図7】図7は、ある品目におけるジョブ別の進捗状況
を示す図である。
【図8】図8は、生産機器別の稼動状況を示す図であ
る。
【図9】図9は、特定ジョブ別の進捗状況を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ジョブ登録部 20 工程設計部 30 稼動監視部 39 表示部 40 工程管理部 50 生産機器 60 素材データ記憶部 70 データ管理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の生産処理を行うために必要な複数
    の生産機器と、前記生産機器による生産処理を行うため
    に必要な作業指示データとを登録するジョブ登録部と、
    入力された作業指示データに基づいて作成された前記複
    数の生産機器の生産計画データを記憶する生産計画デー
    タ記憶部と、各生産機器より得られた生産実績データを
    記憶する生産実績データ記憶部と、前記生産実績データ
    と前記生産計画データとの双方に基づき稼動実績および
    稼動予定を表示部の時間軸の対応する位置に表示する処
    理を行う稼動表示処理部と、をネットワークにより相互
    に接続してなる複数の生産機器の稼動管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の生産機器の稼動管理装
    置において、前記稼動表示処理部は、前記複数の生産機
    器に割り当てられたジョブを生産機器別に表示部に表示
    することを特徴とする生産機器の稼動管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の生産機器の稼動管理装
    置において、前記稼動表示処理部は、オペレータに割り
    当てられたジョブをオペレータ別に表示部に表示するこ
    とを特徴とする生産機器の稼動管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の生産機器の稼動管理装
    置において、前記稼動表示処理部は、ある品目を構成す
    るジョブをすべて選択し、選択されたジョブ別の進捗状
    況を表示部に表示することを特徴とする生産機器の稼動
    管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087421A (ja) * 2006-11-30 2007-04-05 Hitachi East Japan Solutions Ltd 作業計画立案システム及び作業計画立案プログラム
JPWO2007100138A1 (ja) * 2006-03-03 2009-07-23 ジャシィ株式会社 労働者単位で管理する生産管理システム
JP2021022232A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 コニカミノルタ株式会社 生産実績記録システムおよび生産実績記録プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007087421A (ja) * 2006-11-30 2007-04-05 Hitachi East Japan Solutions Ltd 作業計画立案システム及び作業計画立案プログラム
JP2021022232A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 コニカミノルタ株式会社 生産実績記録システムおよび生産実績記録プログラム

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