JP2011090452A - 情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
異なる情報処理システム間を電子文書を操作することによって、各情報処理システムに登録された情報を対応付けることを可能とする情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】
保守業務システムで記憶する情報に基づいて作成された保守作業記録の文書に電子指示シートを指定することで、その電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションに含まれる抽出条件を保守作業記録の文書の属性情報が満たすかを判断し、抽出条件を満たす場合にその付加情報で指定された属性項目に対する属性値を前記属性情報から抽出する。抽出した属性値を抽出方法アノテーションと関連付けられた登録方法アノテーションの内部データとし、コールセンター業務システムで記憶する情報に基づいて作成された顧客カルテの文書に電子指示シートが指定されることでその顧客カルテの属性情報に内部データを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムに関する。
複数の業務システムがその業務内容に応じて動作し、企業活動における業務の遂行を可能としている。例えば、顧客先にレンタル設置した機械の保守点検を行う業務では、保守点検対象となる製品データを参照しながら、保守点検作業記録を作成する専用の業務システムが稼動している。
また、顧客先からの電話等による問い合わせに対応するコールセンター業務では、これまで顧客毎に収集してきた情報を見ながら、接客をに行うための専用の業務システムが稼動している。
さらに、日々の作業記録を定量的に把握するため、各員の作業内容と、その作業にかかった工数を入力するための専用の業務システムがある。
従来、業務システムを結合・統合化するためには、メッセージ・バス等の連携機構を利用したシステム統合や、ポータルとよばれる総合情報表示システムがある。
特許文献1に開示された従来技術では、XML(eXtensible Markup Language)技術を用いて、企業アプリケーションなどの異種システムの統合化を行うXML処理タスクの管理、定義、および実行のための標準化し構造化したフレームワークのための方法およびシステムが開示されている。
特表2006−510955号公報
本発明は、異なる情報処理システム間を電子文書を操作することによって、各情報処理システムに登録された情報を対応付けることを可能とする情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書に登録する登録項目情報が記録された登録付加情報と、が付加された電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段と、前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電子指示シートに付加された抽出付加情報は、前記第一電子文書に設定された属性情報から前記抽出項目情報を抽出する抽出条件を更に含み、前記電子指示シートに付加された登録付加情報は、前記第二電子文書の属性情報として前記抽出手段により抽出した抽出属性情報に基づく属性値を登録する登録条件を含み、前記抽出手段は、前記電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記第一電子文書に設定された属性情報が前記抽出条件を満たすかを判断する抽出条件判断手段を更に具備し、前記抽出条件判断手段によって抽出条件を満たすと判断した場合に、前記抽出付加情報に記録された抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出し、前記登録手段は、前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより該第二電子文書の属性情報が当該電子指示シートに付加された登録付加情報に記録された登録条件を満たすかを判断する登録条件判断手段を更に具備し、前記登録条件判断手段によって登録条件を満たすと判断した場合に、前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記第一の情報処理システムは、前記第一登録情報をレコード単位で記憶する第一の記憶手段を具備し、前記第一電子文書は、前記第一の記憶手段によって記憶した前記レコード単位の第一登録情報を、該第一登録情報に含まれる種別単位でグループ分けした場合に同一グループに属することとなる各第一登録情報のレコードそれぞれを頁における属性情報とした電子文書であって、前記情報抽出手段は、前記抽出条件判断手段によって抽出条件を満たすと判断された前記第一電子文書の各頁の属性情報から前記属性値を抽出する。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記情報抽出手段によって複数の属性値が抽出された場合にこれらを連結する属性値連結手段を具備し、前記第二の情報処理システムは、前記第二登録情報をレコード単位で記憶する第二の記憶手段を具備し、前記第二電子文書は、前記第二の記憶手段によって記憶した前記レコード単位の第二登録情報を、該第二登録情報に含まれる種別単位でグループ分けした場合に同一グループに属することとなる各第二登録情報のレコードそれぞれを頁における属性情報とした電子文書であって、前記登録手段は、前記登録条件判断手段によって登録条件を満たす前記第二電子文書の各頁の属性情報に前記属性値連結手段により連結された属性値を登録する。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記抽出項目情報は、前記第一電子文書の属性情報から抽出する前記属性値に対する属性項目であって、前記登録項目情報は、前記第二電子文書の属性情報を構成する属性項目であって、前記登録手段は、前記登録項目情報の属性項目が前記第二電子文書の属性情報の属性項目として存在しない場合に該属性項目を作成し、作成した属性項目に対する属性値を、前記登録項目情報の属性値として登録する。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、少なくとも前記抽出項目情報が記録されていない前記抽出付加情報若しくは前記登録項目情報が記録されていない前記登録付加情報のいずれかが付加された電子指示シートを、抽出項目情報および登録項目情報が設定された代表文書に重ね合わせることにより、該抽出項目情報を前記抽出付加情報に記録されていない抽出項目情報として若しくは該登録項目情報を前記登録付加情報に記録されていない登録項目情報として記録する記録手段とを具備する。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記抽出項目情報および前記登録項目情報が前記電子指示シートの前記抽出付加情報および前記登録付加情報に記録されている場合には記録済みであることを該電子指示シートの印刷面に掲示する掲示手段を具備する。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかの発明において、前記第二電子文書に電子指示シートを重ね合わせることにより、該電子指示シートに付加された登録付加情報に前記登録項目情報における属性値が登録されているかを確認する確認手段とを具備する。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至7のいずれかの発明において、前記登録手段によって前記第二電子文書に前記属性値を登録することにより該第二電子文書に指定した前記電子指示シートに記録された属性値を消去する消去手段を具備する。
また、請求項10の発明は、請求項2の発明において、前記登録手段によって前記第二電子文書に前記属性値を登録することにより該第二電子文書に指定した前記電子指示シートに記録された前記抽出条件および前記登録条件を削除する削除手段を具備する。
また、請求項11の発明は、第一登録情報を登録した第一の情報処理システムと、第二登録情報を登録した第二の情報処理システムとを備え、前記第一登録情報を属性情報に設定した第一電子文書を作成する第一電子文書作成手段と、前記第二登録情報を属性情報に設定した第二電子文書を作成する第二電子文書作成手段と、前記第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、前記第一登録情報と関連する第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書へ登録する登録項目情報が記録された登録付加情報とが付加された電子指示シートを、前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段と、前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段とを具備する。
また、請求項12の発明は、コンピュータを、第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書に登録する登録項目情報が記録された登録付加情報とが付加された電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段、前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段として機能させる。
本発明の請求項1、11、12によれば、異なる情報処理システム間を電子文書を操作することによって、各情報処理システムに登録された情報を対応付けることが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、指定した条件を満たす情報処理システムに登録された情報を対応付けた電子文書を作成することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項3によれば、請求項1または2に係る発明の効果に加えて、種別単位に応じた属性値を抽出することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4によれば、請求項3に係る発明の効果に加えて、種別単位に応じた属性値を登録することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項5によれば、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加えて、抽出した属性値を属性情報に設定する場合にその属性値を設定する属性項目が存在しない場合であっても、属性値を電子文書に設定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項6によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、代表文書を用いて前記情報処理システムに登録された情報を対応付けた電子文書を作成することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項7によれば、請求項6に係る発明の効果に加えて、電子指示シートに付加情報が設定されていることを提示することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項8によれば、請求項1乃至7のいずれかに係る発明の効果に加えて、属性値が登録されているか否かを確認することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項9によれば、請求項1乃至7のいずれかに係る発明の効果に加えて、電子指示シートに記録された属性値を消去することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項10によれば、請求項2に係る発明の効果に加えて、電子指示シートに記録された抽出条件および登録条件を削除することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態における情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムを適用して構成したシステム構成図の一例。 図1における入力元システムと出力元システムから作成された電子文書の一例を示す図。 電子指示シートの一例を示す図。 抽出方法アノテーションと登録方法アノテーションの具体的構成を示す図。 処理後の出力先文書に付与された属性情報の構成を示す図。 操作画面を示す図。 ビューアーを示す図。 汎用文書フォーマットにより構成される文書の構成を示す図。 本発明の実施の形態における情報処理装置の詳細な構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態における情報処理装置で行なわれる処理の詳細な流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における情報処理装置の属性抽出処理の詳細な流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における情報処理装置の属性登録前処理の詳細な流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における情報処理装置の属性登録処理の詳細な流れを示すフローチャート。 入力元システムにおいて管理される情報をテーブル構成によって表した図。 出力先システムにおいて管理される情報をテーブル構成によって表した図。 出力先システムにおいて管理される情報をテーブル構成によって表した図。
以下、本発明に係わる情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置および情報処理システムおよび情報処理プログラムを適用して構成したシステム構成図の一例である。
図1において、情報処理システムは、2つ以上の異なる業務システムを相互に連携するシステムであって、例えば顧客にレンタル設置した製品の保守点検を行なう業務における保守業務システム200(第一の情報処理システム若しくは第二の情報処理システム)とその製品に対する顧客からの問い合わせに対応する業務におけるコールセンター業務システム100(第二の情報処理システム若しくは第一の情報処理システム)があって、各システムによって関連する業務を提供する。
保守業務システム200では、保守点検対象の製品に関する保守マニュアルデータ等を参照しながら保守点検を行なってその保守点検の作業内容に関する作業履歴情報を登録したシステムである。また、コールセンター業務システム100では、レンタル設置した製品の製品マニュアルや問い合わせ対応マニュアル等のほか、顧客ごとの問い合わせ履歴を参照しながら問い合わせに応答し、その問い合わせおよび対応内容を顧客応対情報として記録するシステムである。
図1には3つの保守業務システム(200−A、200−B、200−C)と1つのコールセンター業務システム100が示されており、相互通信が可能な状態で接続されている。
これらの各業務システムでは、当業務システムで利用するために他の異なる業務システムにおける情報を取得し、その情報に基づいて当業務システムにおける業務に利用する。このとき、情報を提供する業務システムを「入力元システム」と称し、また提供された情報を用いて業務を行なう業務システムを「出力先システム」と称する。
上記の例では、例えば保守業務システム200における保守点検による作業履歴情報を、コールセンター業務システム100の顧客からの問合せ業務で用いる場合に、保守業務システム200が入力元システムとなり、コールセンター業務システム100が出力先システムとなる。
このとき、問い合わせのあった顧客への対応内容を記録した顧客応対情報とその顧客にレンタル設置した製品に対する保守点検作業の内容を記録した作業履歴情報とを相互に連携し、新たな顧客カルテを作成する情報処理機能を入力元システム若しくは出力先システムが有する。
もちろん、これらいずれかのシステムを構成する情報処理装置がこの情報処理機能を有するのではなく、これらのシステムと接続された他の情報処理装置がこの情報処理機能を有するような構成であってもよい。この場合、他の情報処理装置が入力元システムから作業履歴情報を受信するとともに出力先システムから顧客応対情報を受信して情報処理機能を実現し、その結果を入力元システム若しくは出力先システムに通知するような構成とする。
この情報処理機能では、入力元システムで記録された記録単位ごと(顧客ごと)の作業履歴情報を属性情報として付与した入力元文書(保守作業記録)(第一電子文書若しくは第二電子文書)を作成し、さらに出力先システムで記録された記録単位(顧客ごと)の顧客応対情報を属性情報として付与した出力先文書(顧客カルテ)(第二電子文書若しくは第一電子文書)を作成する。
なお、以下では入力元文書および出力先文書を総称して、単に「文書」と称する場合がある。
この作業履歴情報は、入力元システムのデータベースに登録されており、顧客応対情報は出力先システムのデータベースに登録されている。
このとき、記録単位における作業履歴情報が複数、データベースに登録されている場合(すなわち、顧客ごとの作業履歴情報が複数登録されている場合)にはその記録単位における各作業履歴情報の情報数(レコード数)をページ数とする入力元文書を作成する。また、記録単位における顧客応対情報が複数、データベースに登録されている場合(各顧客の顧客応対情報が複数登録されている場合)にはその記録単位における各顧客応対情報の情報数(レコード数)をページ数とする出力先文書を作成する。
このときの作成された入力元文書20の一例を図2(a)に示し、出力先文書10の一例を図2(b)に示す。
図2は、図1における入力元システムと出力元システムから作成された電子文書の一例を示す図である。
図2に示す入力元文書20、出力先文書10は汎用文書フォーマットによって構成されており、これらの各文書には属性情報が付与されている。
この汎用文書フォーマットにより構成される文書の構成を図8に示す。
図8に示す汎用フォーマット文書は、(1)文書構成情報、(2)ページ情報から構成される。
(1)文書構成情報は、文書のルート情報であり、文書ヘッダー情報、文書ページテーブルからなる。文書ヘッダー情報は、文書に関する詳細情報が記録されている。また、文書ページテーブルは、文書内のページそれぞれに与えられたページ情報へのアドレスが保持されている。
(2)ページ情報は、文書が複数頁から構成される場合にページ単位で情報を保持するものであって、ページヘッダー情報、ページ属性テーブル、ページデータ、ページアノテーションテーブルからなる。
ページヘッダー情報は、文書を構成する各ページにおける詳細情報であって、ページを識別するページIDや文書全体の中で構成するページ状態の情報が含まれる。
ページ属性テーブルは、各ページに付与された属性情報であって、ページデータは、そのページを表示するサムネイルイメージや表示テキストなどを示すものである。
また、ページアノテーションテーブルは、ページ内のアノテーションそれぞれに与えられた名称、位置情報、グループ、該当するアノテーション情報へのアドレスを保持する。アノテーション情報は、アノテーション単位の情報であって、アノテーションヘッダー情報、アノテーション属性テーブル、アノテーションデータからなる。
アノテーションヘッダー情報は、各アノテーションにおける詳細情報であって、アノテーションを識別するアノテーションIDが含まれる。また、アノテーション属性テーブルは、アノテーションの項目およびその項目に対する値によって構成されており、アノテーションデータは、表示テキストや内部データからなる。
図2(a)は、入力元文書20の一例を示し、文書に付与された属性情報は入力元システムのデータベースに登録された作業履歴情報等の登録情報のうち任意の属性項目とその属性項目に対する値とから構成されている。また、図2(b)は、出力先文書10の一例を示し、文書に付与された属性情報は出力先システムのデータベースに登録された顧客応対情報等の登録情報のうち任意の属性項目とその属性項目に対する値とから構成されている。
また、入力元文書20および出力先文書10の印刷面には、登録情報の一部若しくは全てのほか、任意の情報が印刷された状態にある。
図2(a)に示す入力元文書20の印刷面には、文書に付与された属性情報のうち重要となる情報である「顧客名」、「訪問日時」、「作業内容」の3つの属性項目に関する登録情報が印刷された状態にあり、また図2(b)に示す出力先文書10の印刷面には、同じく「顧客名」、「連絡先」の2つ属性項目に関する登録情報が印刷された状態にある。これらの情報は、任意に書き換え、追記が可能である。
さらに、図2(a)に示す入力元文書20および図2(b)に示す出力先文書10に付与された属性情報は、[名称]項目11、[値]項目12から構成されており、[名称]項目11はデータベースにおける属性項目であり、[値]項目12は[名称]項目11が示す属性項目に設定された属性値である。
このときの属性情報は、各業務システムで登録された登録情報の全て若しくは一部によって構成されており、情報処理機能において他の業務システムとの連携に必要となる情報である。
例えば、図2(a)に示す入力元文書20に付与された属性情報は、システム名称項目、システムのアドレス項目、点検記録番号項目、営業所顧客番号項目、顧客名項目、顧客連絡先項目、所員番号項目、所員名項目、所員連絡先項目、訪問日時項目、作業時間項目、作業内容項目、製品型番項目、製品名項目、コメント項目の各属性項目によって構成されている。また、図2(b)に示す出力先文書10に付与された属性情報は、システム名称項目、システムのアドレス項目、センター顧客番号項目、顧客名項目、顧客連絡先項目の各属性項目によって構成されている。
これらの属性項目は、各業務システムでの登録情報の項目名であって、入力元システムと出力先システムにおいて同一の内容を示す場合であっても異なる項目名が付与されている場合がある。これは業務システムが別個独立して開発され、稼動している場合等が往々にして考えられるためである。
もちろん、偶然若しくは他の業務システムを考慮して設計することにより、同一の項目名となっている場合も考えられる。
なお、図2(a)および図2(b)では単数ページにおける文書を示しているが、各頁において同一構成の複数頁からなる文書であってもよい。
すなわち、各頁ごとの印刷面に所定の情報が印刷されており、各頁には属性情報が付与された構成である。このときの各頁における属性情報は、作業単位(顧客単位、レンタル設置した製品単位(「記録単位」ともいう))で複数の作業履歴情報、顧客応対情報が記録されている場合に、各業務システムで管理するレコード単位の情報に基づいて作成される。
図2(a)の入力元文書20と図2(b)の出力先文書10の各属性情報に示された項目名で同一の項目を示す場合であるが異なる項目名が付与されている例として、入力元文書20の属性情報に含まれる属性項目の「営業所顧客番号項目」と出力先文書10の属性情報に含まれる属性項目の「センター顧客番号項目」とがある。
これらの項目は、顧客を識別する番号として同一の内容を示しているが、属性項目の項目名が異なった状態にある。
それに対して、図2(a)の入力元文書20と図2(b)の出力先文書10の各属性情報に示された項目名が同一である例として、「顧客名項目」がある。この属性項目は顧客の名称を識別する情報として同一の項目名によって同一の内容を示している。
このような入力元文書20および出力先文書10が作成された状態において情報処理機能は、ユーザ操作を受け付けることによって図3に示すような電子指示シートがこれらの文書に重ね合わされると、重ね合わされた電子指示シートに設定された情報に基づいて新たな属性情報が付与された文書が作成されることとなる。
この電子指示シートは、付加された付加情報に基づいて所定の文書に指示に対して処理指示を行なうシートである。
この電子指示シートを所定の文書に重ね合わせることにより、その重ね合わされた文書に設定されている属性情報から所定の属性値を取得することができ、また他の文書に重ね合わせることにより当該属性値をその文書の属性項目に対する属性値として登録することができる。
図3に示す電子指示シート30は、印刷面に任意の情報が印刷され、また付加情報であるアノテーションが付加されている。
図3に示した電子指示シートの印刷面には、業務システムのシステム名称が示されており、付加情報のアノテーションとして、「抽出方法アノテーション」、「登録方法アノテーション」と称される2種類のアノテーションが付加されている。
抽出方法アノテーション(抽出付加情報)は、重ねられた文書(入力元文書)に設定された属性情報の属性値を抽出するための抽出条件と、その抽出条件を満たす場合に抽出する属性値の属性項目が設定された情報である。
また、登録方法アノテーション(登録付加情報)は、重ねられた文書(出力先文書)に設定された属性情報の属性値として抽出方法アノテーションにより抽出された属性値を登録するための登録条件と、重ねられた文書(出力先文書)に設定された属性情報の属性項目とが設定されており、この属性項目に、抽出した属性値を登録する。
このときの抽出方法アノテーションに設定された抽出条件と登録方法アノテーションに設定された登録条件は、入力元システムと出力先システムとを連携するために各システムにおける登録情報を識別する情報であって、例えば顧客番号などがこれに該当する。
抽出方法アノテーションの抽出条件として設定された顧客番号と異なる顧客番号が属性情報の属性値として設定された入力元文書に、当該抽出方法アノテーションが付加された電子指示シートを重ね合わされた場合には抽出条件を満たさないとして処理を中止する。それに対して、抽出方法アノテーションの抽出条件として設定された顧客番号と同一の顧客番号が属性情報の属性値として設定された入力元文書であって抽出条件を満たす場合には、抽出方法アノテーションに設定された抽出属性項目に対する属性値を抽出する処理が行なわれる。
図3に示す電子指示シート30は、抽出方法アノテーション1と抽出方法アノテーション2の2つの抽出方法アノテーションおよび1つの登録方法アノテーションによって構成されている。
このように2つ以上の抽出方法アノテーションが設定された電子指示シートでは、各抽出アノテーションに設定された抽出条件を満たす場合に、属性項目に対する属性値をそれぞれ抽出し、各アノテーションの抽出属性項目に対する属性値としてセットする。
また、登録方法アノテーションは、2つ以上の抽出方法アノテーションによって抽出された属性値を併合してまたは合成して、登録条件にしたがって属性項目に対する属性値としてセットする。
このときの抽出方法アノテーションおよび登録方法アノテーションの具体的な例を図4に示す。
なお、図3に示す電子指示シートは単数ページから構成する例を示しているが、同一構成の複数頁からなる電子指示シートを構成するような場合であってもよい。
この場合、電子指示シートの各頁には1または複数のアノテーションが付加されており、この複数頁からなる電子文書を入力元文書、出力先文書に重ね合わせると、電子指示シートの各頁のアノテーションが入力元文書、出力先文書の各頁に対してそれぞれ適用されることとなる。
複数頁からなる電子指示シートを複数頁からなる入力元文書および出力先文書に重ね合わせた場合に行なわれる処理の流れを図11、図12、図13に示しており、以下で説明する。
次に、図4では、図3に示す電子指示シート30に付加されたアノテーションの具体例を示している。すなわち、2つの抽出方法アノテーションと1つの登録方法アノテーションによるアノテーション構成を示している。
抽出方法アノテーション1のアノテーション属性テーブルは、抽出対象属性=「システム名称」、抽出対象属性値=「保守業務システム」、抽出条件属性=「営業所顧客番号」、抽出条件属性値=「 (空白)」、抽出属性=「訪問日時」によって構成されている。
この抽出方法アノテーション1には、抽出対象属性の「システム名称」に対する抽出対象属性値が「保守業務システム」であることが示されていることから、この抽出方法アノテーション1が付加された電子指示シートが重ねられた文書に付与された属性情報の属性項目が「システム名称」であってその属性項目の属性値が「保守業務システム」である場合に、その文書を入力元文書とし、抽出項目情報として抽出属性によって指定された「訪問日時」の属性項目に対する属性値を抽出することを示している。
また、この抽出方法アノテーション1には、抽出条件属性に「営業所顧客番号」が示されており、この属性項目に対する属性値をセットする抽出条件属性値が空白となっていることから、抽出条件が学習されていない状態にあることを示している。
このとき、抽出方法アノテーション1の抽出条件が学習されていないことから、入力元システムから生成した文書の代表例を用意し、その代表例の代表文書にこの抽出方法アノテーション1が付加された電子指示シートを重ね合わせることにより抽出条件の営業所顧客番号が学習された状態となる。このとき、学習された営業所顧客番号を「100」とする。
このようにして、抽出条件が学習された状態となることにより電子指示シートの印刷面に、抽出条件を学習したことを掲示する。
このようにして抽出条件が学習された状態にある抽出方法アノテーション1が付加された電子指示シートを、図2(a)に示す入力元文書へと重ね合わせた場合には、その入力元文書に設定された属性情報の「営業所顧客番号」の属性項目に対する属性値が「100」であるかを判断する。
営業所顧客番号が「100」である場合には、抽出属性の訪問日時をその入力元文書から抽出した「2008/11/18 13:00」を内部データとして記録する。このときの重ね合わせ操作を行なう画面を図6に示し、以下で説明する。
同様に、抽出方法アノテーション2のアノテーション属性テーブルは、抽出対象属性=「システム名称」、抽出対象属性値=「保守業務システム」、抽出条件属性=「営業所顧客番号」、抽出条件属性値=「 (空白)」、抽出属性=「作業内容」によって構成されている。
この抽出方法アノテーション2には、抽出方法アノテーション1と同様に、抽出対象属性の「システム名称」に対する抽出対象属性値が「保守業務システム」であることが示されていることから、この抽出方法アノテーション2が付加された電子指示シートが重ねられた文書に付与された属性情報の属性項目が「システム名称」であってその属性項目の属性値が「保守業務システム」である場合に、その文書を入力元文書とし、抽出項目情報として抽出属性によって指定された「訪問日時」の属性項目に対する属性値を抽出することを示している。
また、この抽出方法アノテーション2には、抽出条件属性に「営業所顧客番号」が示されており、この属性項目に対する属性値をセットする抽出条件属性値が空白となっていることから、抽出条件が学習されていない状態にあることを示している。
なお、複数の抽出方法アノテーションが電子指示シートに付加されている場合には1つの抽出方法アノテーションが抽出条件を学習するのと同時に、他の抽出方法アノテーションの抽出条件についても学習された状態となる。すなわち、抽出方法アノテーション1の抽出条件が学習されるのと同時に、抽出方法アノテーション2の抽出条件もが同時に学習された状態となる。
これにより、抽出方法アノテーション2の抽出条件として、営業所顧客番号が「100」と学習された状態となる。
このようにして抽出条件が学習された状態にある抽出方法アノテーション2が付加された電子指示シートを、図2(a)に示す入力元文書へと重ね合わせた場合には、その入力元文書に設定された属性情報の「営業所顧客番号」の属性項目に対する属性値が「100」であるかを判断する。
営業所顧客番号が「100」である場合には、抽出属性の作業内容としてその入力元文書から抽出した「通信不良によるメインボードの交換」を内部データとして記録する。このときの重ね合わせ操作を行なう画面を図6に示し、以下で説明する。
もちろん、電子指示シートに複数の抽出方法アノテーションが付加されている場合には、各抽出方法アノテーションの抽出条件を満たすか否かの判断処理を同時に行うような構成であってもよい。上記の例では、抽出方法アノテーション1と抽出方法アノテーション2の抽出条件である属性情報の「営業所顧客番号」の属性項目に対する属性値が「100」であるかの判断処理を同時に行なう構成とする。
続いて、登録方法アノテーションのアノテーション属性テーブルは、登録対象属性=「システム名称」、登録対象属性値=「コールセンターシステム」、登録条件属性=「センター顧客番号」、登録条件属性値=「 (空白)」、登録属性=「(保守作業記録)」によって構成されている。
この登録方法アノテーションには、登録対象属性の「システム名称」に対する登録対象属性値が「コールセンター業務システム」であることが示されていることから、コールセンター業務システムに基づいて作成した出力先文書に付与された属性情報の属性項目が「システム名称」であってその属性項目の属性値が「コールセンター業務システム」である場合に、その文書を出力先文書とする。
また、登録方法アノテーションの登録条件属性に「センター顧客番号」が示されており、この属性項目に対する属性値をセットする登録条件属性値が空白となっていることから、抽出条件が学習されていない状態にあることを示している。
これは、電子指示シートが出力先文書に重ね合わされる前であって、登録条件が学習されていない状態を示している。
また、登録方法アノテーションの登録項目情報として登録属性に「保守作業記録」が示されていることから、抽出方法アノテーションの抽出属性により抽出して内部データとして記録した属性値を出力先文書の属性情報「保守作業記録」における属性値として登録する。
なお、登録条件属性値が空白であって、登録方法アノテーションの登録条件が学習されていない状態にある場合には、出力先システムから生成した文書の代表例を用意し、その代表例の代表文書にこの登録方法アノテーションが付加された電子指示シートを重ね合わせることにより登録条件としてセンター顧客番号が学習された状態とする。このとき、学習されたセンター顧客番号を「200」とする。
このようにして、登録条件が学習された状態となることにより電子指示シートの印刷面に、登録条件を学習したことを掲示する。
このようにして登録条件が学習された状態にある登録方法アノテーションが付加された電子指示シートを図2(b)に示す出力先文書へと重ね合わせると、登録条件の属性項目に示された「センター顧客番号」が「200」であるかを判断し、出力先文書の属性項目がセンター顧客番号である属性値として「200」が設定されているかを判断する。
センター顧客番号の属性値として「200」が設定されている場合には、抽出方法アノテーションにより抽出して内部データとして記録された「“2008/11/10”,”通信不良によるメインボードの交換”」を属性値として属性情報にセットする。
このとき、出力先文書の属性情報における属性項目に「保守作業記録」が存在しない場合には、この「保守作業記録」を新たに属性項目に追加、作成し、その属性項目に対する属性値とする。
このとき、作成された出力先文書に付加された属性情報の一例を図5(a)に示す。
図5は、図4に示す登録方法アノテーションが付加された図3に示すような電子指示シートを図2(b)に示す出力先文書に重ね合わせることにより、出力先文書に付与された新たな属性情報を示す図である。
図5(a)は、図2(b)の出力先文書に付与された属性情報に、属性項目「保守作業記録」とその属性値「“2008/11/10”,”通信不良によるメインボードの交換”」を新たに追加した状態にある属性情報を示している。
また、図5(b)は、入力元文書が複数頁からなっており、図3に示すような電子指示シートをその複数頁からなる入力元文書に重ね合わせることにより各頁の属性情報の属性項目「保守作業記録」の属性値として「“2008/01/05”,”通信エラー発生状況の現地調査実施”」、「“2008/05/15”,”通常メンテナンスのための訪問”」、「“2008/11/10”,”通信不良によるメインボードの交換”」の3つが抽出され、これらを出力先文書の属性項目「保守作業記録」の属性値として設定した状態を示している。
図6は、各業務システム(保守業務システム、コールセンター業務システム)により作成された電子文書に対して頁単位での文書操作を可能とする文書ハンドリングアプリケーションにより表示された画面を示す図である。
この文書ハンドリングアプリケーションは、デスクトップ機能、ビューア機能、文書生成機能、API(Application Program Interface)の4つから構成されている。
このうち、APIは、文書の読込み、文書内に保持された各種データの取得、編集、保存を可能とするプログラミングインターフェイスを提供するものである。
また、デスクトップ機能は、ユーザによる文書操作を受け付ける画面を表示する機能であって、図6に示す画面はこのデスクトップ機能により表示された画面である。
この画面は、文書一覧領域610と処理コマンド配置領域600によって構成されている。
文書一覧領域610は、APIによって取得した文書サムネイルイメージの一覧を表示する表示領域である。このとき、表示された文書サムネイルイメージはユーザ操作により選択可能である。処理コマンド配置領域600には、ユーザ操作により選択された文書に対して発行する処理コマンドがボタン表示されている。もちろん、これ以外にもユーザ追加コマンドを配置可能である。図6(a)および図6(b)の処理コマンド配置領域600には、ばらすコマンドボタン601、転記コマンドボタン602、削除コマンドボタン603、カスタムコマンドボタン604が示されている。
また、文書一覧領域610に表示された文書サムネイルイメージの文書は単数、複数の頁からなる文書形式によって管理される。
図6に示す画面の文書一覧領域610に表示された文書のサムネイルイメージを、ポインディングデバイスを用いたドラッグ&ドロップするユーザ操作が行なわれることによって文書同士の重ね合わせ処理となる。また、一定時間以上のポインディングデバイスのボタン操作(長押し操作など)後にドラッグ操作を行なうことにより選択した文書のサムネイルイメージをはがす処理が行なわれることとなる。
図6(a)では、抽出方法アノテーション、登録方法アノテーションが付加された電子指示シート614を入力元文書である保守作業記録の文書サムネイルイメージ613へと重ね合わせる操作を行なうユーザ操作を示しており、この操作が行なわれることにより電子指示シート614に付加された抽出方法アノテーションによって保守作業記録の文書サムネイルイメージ613の文書に付与された属性情報から抽出する処理が行なわれる。
図6(b)では、抽出方法アノテーション、登録方法アノテーションが付加された電子指示シート614に学習済みマーク616が付された状態を示している。これは、抽出条件が学習済みであることを示している。
この状態にある電子指示シートを出力先文書である顧客カルテのサムネイルイメージ611に重ね合わせる重ね合わせ操作を行なう状態を示している。なお、このときの顧客カルテのサムネイルイメージ611はクリップマーク612が付されていることから複数頁により構成されていることを示している。
このようにして、図6(a)に示すようなユーザ操作によって入力元文書である保守作業記録に電子指示シートが重ね合わされ、続いて図6(b)に示すようなユーザ操作によって出力先文書である顧客カルテに電子指示シートが重ね合わされることにより、その電子指示シートの登録方法アノテーションに設定された情報が顧客カルテに付与された属性情報にセットされることとなる。これによりセットされた顧客カルテの属性情報が上記する図5(a)、図5(b)である。
このようにして属性情報がセットされた文書を参照する画面が図7であって、文書ハンドリングアプリケーションにより提供されるビューア機能によって表示された画面である。
このビューア機能は、汎用フォーマット文書の閲覧およびアノテーション編集機能を有し、付箋タイプ、図形タイプ、テキストタイプにより構成されるアノテーションを文書内の任意のページ、位置に追加、移動、削除、転記、表示内容編集、属性編集することが可能である。このときの属性編集には、専用のプロパティウィンドウが使われる。
ビューアの表示画面に表示された出力先文書の顧客カルテのサムネイルイメージ701には、その顧客カルテに付加された[抽出方法アノテーション、登録方法アノテーション]702を示し、このうち図7では抽出方法アノテーションに対して属性編集するために、専用のプロパティウィンドウ703を開いた状態を示している。
この専用のプロパティウィンドウ703に表示された属性情報は、図4に示すような抽出方法アノテーションの状態から抽出条件を学習した状態を示している。すなわち、抽出対象属性値の属性項目に対する属性値として「100」が設定されている。
このアノテーションに対する各種操作は、ビューア機能だけでなく、APIによっても実行可能である。
図9は、本発明の実施の形態における情報処理装置の詳細な構成を示すブロック図である。
図9において、情報処理装置は、情報入力部101、情報記憶部(データベース)102、情報検索部103、情報送受信制御部104、文書作成部105、操作受付部106、属性登録処理部107、条件設定確認部108、属性抽出処理部109、文書管理部110、電子指示シート更新部111を具備して構成される。
この情報処理装置は、上記のように、入力元システムおよび出力先システムを構成する装置として実現されるほか、他の情報処理装置においても実現することができるが、図9に示す例では、出力先システムを構成する情報処理装置において実現する場合について説明する。
情報入力部101は、製品をレンタル設置した顧客に関する顧客情報をユーザ操作により入力するほか、コールセンター業務における問合せ内容や対応状況を示す情報を入力する。
この情報入力部101による情報は情報記憶部102(データベース)に入力されて記憶された状態となる。この情報記憶部102では、問い合わせに対する応答業務を行なうセンター従業員に関する従業員情報、製品をレンタル設置した顧客に関する顧客情報、レンタル設置した製品に関する製品情報、製品に対して営業所において行なった作業内容を示す作業情報、顧客からの問い合わせ内容やそれに対する応答内容を示した接客情報等の登録情報を記憶する。
この情報記憶部102で記憶するこれらの情報の詳細を図15、図16に示す。
図15において、図15(a)は、センター従業員テーブルを示し、図15(b)は、センター顧客テーブルを示し、図15(c)は、センター製品テーブルを示し、図16において、図16(a)は、ノウハウ情報テーブルを示し、図16(b)は、接客記録テーブルを示す。
図15(a)に示すセンター従業員テーブルは、コールセンターにおいて顧客からの問い合わせに応答する従業員を管理するテーブルであって、[従業員番号]項目1501、[従業員名]項目1502、[従業員連絡先]項目1503により構成される。
図15(b)に示すセンター顧客テーブルは、コールセンターにおけるコールセンター業務システムで管理する各顧客に関する情報であって、[センター顧客番号]項目1504、[顧客名]項目1505、[電話番号]項目1506、[FAX番号]項目1507、[部署名]項目1508、[担当者名]項目1509によって構成される。
図15(c)に示すセンター製品テーブルは、コールセンターにおいて管理するレンタル設置した製品に関する情報であって、[製品型番]項目1510、[製品名]項目1511、[仕様]項目1512によって構成される。
図16(a)に示すノウハウ情報テーブルは、入力元システムから作成された入力元文書に重ね合わせた電子指示シートを出力先システムから作成された出力先文書に重ね合わせることにより、その出力文書の属性情報として設定された属性情報を出力先システムで管理した状態を示すテーブルであって、[センター顧客番号]項目1513、[製品型番]項目1515、[保守作業記録]項目1515によって構成される。
図16(b)に示す接客記録テーブルは、コールセンターにおけるコールセンター業務において記録される情報であって、[接客記録番号]項目1516、[センター顧客番号]項目1517、[従業員番号]項目1518、[接客日時]項目1519、[作業時間]項目1520、[問い合わせ内容]項目1521、[製品型番]項目1522、[コメント]項目1523によって構成される。
このようにして情報記憶部102において、情報が記憶された状態で情報送受信制御部104においてユーザから情報を受信すると、この情報が登録情報に基づく文書作成要求であると判断した場合、文書作成部105に対して文書の作成要求を行なう。このときの情報送受信制御部104で受信した情報がユーザ操作における図6に示すような文書ハンドリングアプリケーションの実行要求が行なわれることにより文書作成要求であると判断する。
文書作成部105では、情報検索部103に対して情報記憶部102で記憶された登録情報のうち、特定の顧客に対する作業情報を要求する。文書ハンドリングアプリケーションを起動に際して顧客を指定する情報を入力し、その入力された顧客に関して文書を作成する処理を行なう。
特定の顧客に対する作業情報を要求された情報検索部103では、情報記憶部102で管理する作業情報のうち、その顧客の作業情報を検索し、検索された作業情報を文書作成部105へと応答する。
また、文書作成部105では、情報送受信制御部104に対して入力元システムである保守業務システムから当該顧客にレンタル設置した製品情報および当該顧客の製品に対する保守作業記録を要求する。情報送受信制御部104では、この要求を保守業務システムへと送信し、保守業務システムからこの顧客にレンタル設置した製品に対する情報を受信する。
このとき、保守業務システムにおいて管理する情報を図14に示す。
図14には、保守業務システムのデータベースで管理されるテーブルを示している。
図14(a)は、営業所に所属する営業所員の情報を管理する営業所員テーブルであって、[所員番号]項目1401、[所員名称]項目1402、[所員連絡先]項目1403により構成されている。図14(b)は、製品をレンタル設置した顧客に関する情報を管理した営業所顧客テーブルであって、[営業所顧客番号]項目1404、[顧客名]項目1405、[電話番号]項目1406、[FAX番号]項目1407、[部署名]項目1408、[担当者名]項目1409によって構成される。
図14(c)は、レンタル設置した製品に関する情報を管理する営業所製品テーブルであって、[製品型番]項目1410、[製品名]項目1411、[使用]項目1412により構成されている。図14(d)は、レンタル設置した製品の保守点検作業内容を管理した保守点検作業記録テーブルであって、[点検記録番号]項目1413、[営業所顧客番号]項目1414、[所員番号]項目1415、[訪問日時]項目1416、[作業時間]項目1417、[作業内容]項目1418、[製品型番]項目1419、[コメント]項目1420によって構成される。
情報送受信制御部104における判断において、保守業務システムからこれらの情報を受信すると、文書作成部105へと送信する。
このようにして、情報検索部103により検索された作業情報を属性情報とした出力先文書である顧客カルテの文書を作成し、また情報送受信制御部104から送信された情報を属性情報とした入力元文書である保守作業記録の文書をそれぞれ作成する。
この文書作成部105によって入力元文書、出力先文書が作成されると、文書ハンドリングアプリケーションが提供する図6に示すような表示画面にその文書のサムネイルイメージを表示する。
図6に示す表示画面には、電子指示シートが表示されているが、文書ハンドリングアプリケーションにより表示画面が表示される際に、保存された電子指示シートを表示するほか、ユーザ操作により指定した電子指示シートを表示する。
この状態で、操作受付部106が文書に対する文書操作を受け付ける。この操作受付部106では、イベントを検知し、イベントハンドラーによりその検知したイベントに対する処理を行なう。
検知したイベントが電子指示シートを入力元文書の保守作業記録に重ね合わせる操作である場合にはその電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションの抽出条件が設定されているかを条件設定確認部108において確認する。条件設定確認部108において抽出条件が設定されていることが確認された場合には属性抽出処理部109へとその旨を通知する。
また、抽出条件が設定されていることが確認されない場合にはユーザによる電子指示シートを入力元文書へ重ね合わせる操作を無効する。このとき、抽出条件が電子指示シートの抽出方法アノテーションに設定されていない旨を示す画面を表示することによりユーザにその旨を通知するような構成であってもよい。
そして、属性抽出処理部109では、条件設定確認部108から抽出条件が設定されていることが通知されると、重ね合わされた入力元文書に付与された属性情報がその抽出条件を満たすかを判断する。属性情報が抽出条件を満たさない場合にはユーザによる電子指示シートを入力元文書へ重ね合わせる操作を無効する。この場合においても、抽出条件が電子指示シートの抽出方法アノテーションに設定された抽出条件に合致しない旨を示す画面を表示することによりユーザにその旨を通知するような構成であってもよい。
抽出条件を満たすと判断した場合には、抽出方法アノテーションにより指定された抽出する属性項目に対する属性値を入力元文書から抽出する。そして、抽出した属性値を内部データとして保存部112へ保存する。
続いて、操作受付部106で受け付けた操作が出力先文書へ電子指示シートを重ね合わせる操作である場合には条件設定確認部108によって、その電子指示シートに付加された登録方法アノテーションに登録条件が設定されているかを確認する。登録条件が設定されていることが確認されない場合にはユーザによる電子指示シートを出力先文書へ重ね合わせる操作を無効する。このとき、登録条件が電子指示シートの登録方法アノテーションに設定されていない旨を示す画面を表示することによりユーザにその旨を通知するような構成であってもよい。
条件設定確認部108によって、登録条件が登録方法アノテーションに設定されていることが確認できた場合には、その旨を属性登録処理部107へと通知する。属性登録処理部107では、条件設定確認部108によって登録条件が登録されていることが確認できたことが通知されると、出力先文書に付与された属性情報へ保存部112で保存された内部データを設定する。
このとき、登録方法アノテーションに設定された登録属性が出力先文書の属性情報の属性項目に存在しない場合にはその登録属性の属性項目を新たに作成し、内部データをその属性項目に対する属性値とする。
これにより、出力先文書の属性情報が新たに作成されると、その新たな属性情報が付与されている出力先文書を文書管理部110で管理する。
このようにして文書管理部110において新たな属性情報が付与された出力先文書が管理されると、出力先システムではこの出力先文書の属性情報から新たな属性情報を取得して、出力先システムで管理する情報に追加するような構成とすることもできる。
例えば、図5(b)に示す属性情報の属性項目が「保守作業記録」であってその属性値として「“2008/01/05”,”通信エラー発生状況の現地調査実施”、“2008/05/15”,”通常メンテナンスのための訪問”、“2008/11/10”,”通信不良によるメインボードの交換”」が設定されている場合では、この属性情報を出力先システム(コールセンター業務システム)のノウハウ情報として追加する。この属性情報が追加された状態におけるノウハウ情報のテーブル構成を図16(a)に示している。
すなわち、図16(a)の[保守作業記録]項目1515を新たに追加し、その属性項目に対する属性値として「“2008/01/05”,”通信エラー発生状況の現地調査実施”、“2008/05/15”,”通常メンテナンスのための訪問”、“2008/11/10”,”通信不良によるメインボードの交換”」を追加している。
そして、操作受付部106で受け付けた操作が出力先文書に重ね合わされた電子指示シートをはがす操作である場合、操作受付部106は、電子指示シート更新部111へ通知する。このとき、電子指示シート更新部111では、保存部112に保存された内部データを消去する。
さらに、この電子指示シート更新部111では、抽出方法アノテーションの抽出条件属性値に設定された抽出条件および登録方法アノテーションの登録条件属性値に設定された登録条件を消去する。
もちろん、内部データと、抽出条件および登録条件とを消去するのではなく、いずれか一方を消去するような構成であってもよい。
図10は、本発明の実施の形態における情報処理装置で行なわれる処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
図10において、まず、入力元システムおよび出力先システムに備えられたデータベース上の登録情報に基づく文書の作成要求が行なわれたかを判断し(1001)、操作要求が行なわれるまで待機状態となる(1001でNO)。
ユーザにより作成要求が行なわれたと判断する場合には(1001でYES)、データベース上の登録情報を元に汎用形式の文書を作成する(1002)。このときの文書は、入力元システムおよび出力先システムに備えられたデータベースが登録しているレコード単位の登録情報を用いて作成される。このレコード単位の登録情報全て若しくはその一部が文書の表示項目に設定され、さらにその登録情報を文書の属性情報としても設定された文書が作成される。
これにより、入力元システムにおける文書である「入力元文書」と、出力元システムにおける文書である「出力元文書」とが作成された状態となる。これら2つの文書を合わせて単に、「文書」と称している。
続いて、ユーザにより電子指示シートが選択された選択操作を受け付けて(1003)、選択された電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションに抽出条件が設定されているかを確認し、および電子指示シートに付加された登録方法アノテーションに登録条件が設定されているかを確認することにより設定済みであるかを判断する(1004)。
電子指示シートに抽出条件、登録条件が設定されていると判断する場合(1004でYES)には、続いて、その電子指示シートを入力元文書に重ね合わせる操作を受け付けたかを判断する(1006)。
それに対して、電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションに抽出条件が設定されていない場合(1004でNO)には、抽出条件が設定されていない旨のエラー表示を行ない、処理を終了する(1005)。
もちろん、エラー表示に代えて、抽出方法アノテーションに抽出条件を記録する条件記録処理を行なうような構成とし、条件記録処理によって抽出条件が記録された場合に続いてステップ1006以降の処理を継続するような構成としてもよい。
この条件記録処理は、入力元システムのデータベースに登録された登録情報を元に作成した汎用形式の入力元文書に電子指示シートを重ね合わせることで、その電子指示シートの抽出方法アノテーションに、入力元文書に付与された属性情報から電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションで指定された属性項目に対する属性値を抽出条件として記録する。また同様に、出力先システムのデータベースに登録された登録情報を元に作成した汎用形式の出力先文書に電子指示シートを重ね合わせることで、その電子指示シートの登録方法アノテーションに、出力先文書に付与された属性情報から電子指示シートに付加された登録方法アノテーションで指定された属性項目に対する属性値を登録条件として記録する。
そして、抽出方法アノテーションに抽出条件が、登録方法アノテーションに登録条件が設定されていると判断された電子指示シートが入力元文書に重ね合わされると(1006でYES)、入力元文書に付与された属性情報が、電子指示シートに付加された抽出方法アノテーションに設定された抽出条件を満たすかを判断し、抽出条件を満たす場合に、その抽出方法アノテーションで指定された登録項目情報である抽出属性を入力文書の属性情報から抽出する属性抽出処理を行なう(1007)。
これにより、抽出した抽出属性は内部データとして保存される。この属性抽出処理の詳細な流れを図11のフローチャートに示す。
続いて、電子指示シートを出力先文書に重ね合わせる重ね合わせ操作を受け付けたかを判断し(1008)、操作を受け付けるまでには待機状態とする(1008でNO)。出力先文書に電子指示シートが重ね合わされたと判断すると(1008でYES)、その電子指示シートに付加された登録方法アノテーションに設定された登録条件をその出力先文書に付与された属性情報が満たすかを判断して満たす場合に、属性抽出処理によって抽出して保存した内部データを出力先文書の新たな属性情報として登録する属性登録処理を行なう(1009)。
この属性登録処理の詳細な流れを図12および図13のフローチャートに示す。
そして、このようにして新たな属性情報が設定された出力先文書を出力先システムに保存する(1010)。
なお、このようにして出力先文書に新たな属性情報が設定されると、このとき用いた電子指示シートを更新するような構成とすることも可能である。つまり、電子指示シートに設定された抽出条件、登録条件を消去し、さらに内部データを消去する更新処理を行なう。
図11は、本発明の実施の形態における情報処理装置の属性抽出処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
図8に示す文書構成における入力元文書を用いて属性抽出処理を行なう場合について説明する。
まず、選択された電子指示シートの指定ページにおけるページアノテーションテーブルを参照し(1101)、1または複数のレコードが存在するかを判断する(1102)。
レコードが存在すると判断されない場合(1102でNO)には、処理を終了する。
それに対して、1以上のレコードが存在する場合(1102でYES)には、そのレコードのアノテーション情報におけるアノテーションヘッダー情報に含まれるアノテーションIDを参照する(1103)。
このアノテーションIDにより抽出方法アノテーションであるかを判断し(1104)、抽出方法アノテーションあると判断されない場合(1104でNO)には、ページアノテーションテーブルを構成する他のレコードのアノテーション情報を参照する処理以降(1101)を行なう。
また、アノテーションIDにより抽出方法アノテーションであると判断された場合(1104でYES)には、その抽出方法アノテーションのアノテーション属性テーブルから[抽出対象属性]、[抽出対象属性値]、[抽出条件属性]、[抽出条件属性値]、[抽出属性]の項目を取得する(1105)。
次に、電子指示シートが重ね合わされた入力元文書のページ属性テーブルを参照する(1106)。
指定ページにおけるページ情報が存在するかを判断し(1107)、ページ情報が存在しない場合(1107でNO)には、電子指示シートのページアノテーションテーブルを参照して他のレコードのアノテーション情報が存在するかを判断する処理(1101)以降を行なう。
それに対して、指定ページのページ情報が存在する場合(1107でYES)には、続いて、そのページ情報を構成するアノテーション情報に含まれるアノテーション属性テーブルから[抽出条件属性値]の値が設定されているかを判断する(1108)。
この値が設定されている場合(1108でYES)には、アノテーション属性テーブルの[抽出条件属性値]の値と入力元文書に付与された属性情報におけるその抽出条件属性値に対応する属性値が一致するかを判断する(1109)。
一致しない場合(1109でNO)には、重ね合わされた入力元文書の他の指定ページについてステップ1106以降の処理を行なう。また、一致した場合(1109でYES)には、入力元文書の属性情報から[抽出属性]の値を取得し、抽出方法アノテーションの内部データとして記録する(1110)。
次に、アノテーション属性テーブルから[抽出条件属性値]の値が設定されているかの判断によって、[抽出条件属性値]の値が設定されていない場合(1108でNO)には、代表例の入力元文書の属性情報から[抽出条件属性]の値を取得し、抽出方法アノテーションのアノテーション属性テーブルにある[抽出条件属性値]に設定する(1111)。
このとき、再度、ステップ1101以降の処理を行なう。
図12は、本発明の実施の形態における情報処理装置の属性登録処理の前に行なわれる前処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
図8に示す文書構成における出力先文書を用いて属性登録処理を行なう場合について説明する。
図12において、電子指示シートを出力先文書へ重ね合わされると処理が開始され、電子指示シートの指定ページにおけるページアノテーションテーブルを参照し(1201)、レコードが存在するかを判断する(1202)。
ページアノテーションテーブルにアノテーション情報のレコードが存在しない場合(1202でNO)には処理を終了する。
それに対して、アノテーション情報のレコードが1または複数、存在する場合(1202でYES)には、そのアノテーション情報に対応するアノテーションヘッダー情報に含まれるアノテーションIDを参照して、そのアノテーションを識別する(1203)。
このアノテーションIDによりアノテーション情報が登録方法アノテーションであるかを判断し(1204)、登録方法アノテーションであると判断されない場合(1204でNO)には、ページアノテーションテーブルに含まれる他のアノテーション情報のレコードを参照し、そのレコードに対してステップ1201以降の処理を実行する。
これにより、複数のアノテーションが電子指示シート1ページ分に付加されている場合であっても全てのアノテーションに基づいて処理が可能となる。
また、アノテーションIDにより登録方法アノテーションであると判断された場合(1204でYES)には、続いて、ページアノテーションテーブルにおける他のアノテーション情報のレコードを参照し(1205)、レコードが存在するかを判断する(1206)。
レコードが存在すると判断されない場合(1206でNO)には、電子指示シートにおける他のページのページアノテーションテーブルに対してステップ1201以降の処理を実行する。これにより、複数ページからなる電子指示シートを用いた場合においてもページごとに電子指示シートにおける処理が可能となる。
また、レコードが存在する場合(1206でYES)には、そのレコードが示すアノテーション情報が、上記の処理で登録方法アノテーションであると判断されたアノテーション情報と同一グループに属するかを判断し(1207)、同一グループに属さないと判断する場合(1207でNO)には、ページアノテーションテーブルを参照して他のアノテーション情報が存在するかを判断する処理(1205)以降を行なう。
また、同一グループに属するアノテーション情報であると判断した場合(1207でYES)には、そのアノテーション情報のアノテーションヘッダー情報に含まれるアノテーションIDを参照し(1208)、そのアノテーションIDによりそのアノテーション情報が抽出方法アノテーションであるかを判断する(1209)。
そのアノテーションIDにより抽出方法アノテーションであると判断されない場合(1209でNO)には、ページアノテーションテーブルを参照して他のアノテーション情報が存在するかを判断する処理(1205)以降を行なう。
また、抽出方法アノテーションであると判断された場合(1209でYES)には、その抽出方法アノテーションの内部データを取得して、登録方法アノテーションの内部データと関連付けする(1210)。
図13は、本発明の実施の形態における情報処理装置の属性登録処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
図8に示す文書構成における入力元文書を用いて属性抽出処理を行なう場合について説明する。
まず、選択された電子指示シートの指定ページにおけるページアノテーションテーブルを参照し(1301)、1または複数のレコードが存在するかを判断する(1302)。
レコードが存在すると判断されない場合(1302でNO)には、処理を終了する。
それに対して、1以上のレコードが存在する場合(1302でYES)には、そのレコードのアノテーション情報におけるアノテーションヘッダー情報に含まれるアノテーションIDを参照する(1303)。
このアノテーションIDにより登録方法アノテーションであるかを判断し(1304)、登録方法アノテーションあると判断されない場合(1304でNO)には、ページアノテーションテーブルを構成する他のレコードのアノテーション情報を参照する処理以降(1301)を行なう。
また、アノテーションIDにより登録方法アノテーションであると判断された場合(1304でYES)には、その抽出方法アノテーションのアノテーション属性テーブルから[登録対象属性]、[登録対象属性値]、[登録条件属性]、[登録条件属性値]、[登録属性]の項目を取得する(1305)。
次に、電子指示シートが重ね合わされた入力元文書のページ属性テーブルを参照する(1306)。
指定ページにおけるページ情報が存在するかを判断し(1307)、ページ情報が存在しない場合(1307でNO)には、電子指示シートのページアノテーションテーブルを参照して他のレコードのアノテーション情報が存在するかを判断する処理(1301)以降を行なう。
それに対して、指定ページのページ情報が存在する場合(1307でYES)には、続いて、そのページ情報を構成するアノテーション情報に含まれるアノテーション属性テーブルから[登録条件属性値]の値が設定されているかを判断する(1308)。
この値が設定されている場合(1308でYES)には、アノテーション属性テーブルの[登録条件属性値]の値と入力元文書に付与された属性情報におけるその登録条件属性値に対応する属性値が一致するかを判断する(1309)。
一致しない場合(1309でNO)には、重ね合わされた入力元文書の他の指定ページについてステップ1306以降の処理を行なう。また、一致した場合(1309でYES)には、入力元文書の属性情報から[登録属性]の値を取得し、登録方法アノテーションの内部データとして記録する(1310)。
次に、アノテーション属性テーブルから[登録条件属性値]の値が設定されているかの判断によって、[登録条件属性値]の値が設定されていない場合(1308でNO)には、代表例の入力元文書の属性情報から[登録条件属性]の値を取得し、登録方法アノテーションのアノテーション属性テーブルにある[登録条件属性値]に設定する(1311)。
そして、その内部データを出力先文書の属性情報に追記する(1312)。
以上に示す構成では、ユーザ操作により入力元文書と出力先文書とを電子指示シートを介して相互に連携する構成を示しているが、これに限定されることなく、図2(a)の入力元文書20と図2(b)の出力先文書10の各属性情報に付された項目名を対応付けて相互連携における連携条件として設定しておくことにより、対応付けられた項目名に対して設定された顧客番号が異なる場合であっても、それらの顧客番号を同じ顧客を示す情報として業務システム間を相互連携するような構成であってもよい。
例えば、システム間ごとの連携条件をデータ変換テーブルとして保持しておき、このデータ変換テーブルに基づいて各業務システムを相互に連携させる。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
なお、本発明は、通信機能を備えた情報処理装置システムで上述の動作を実行させ、あるいは上述の手段を構成させるためのプログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをコンピュータにインストールし、これを実行させることにより、上述の処理を実行する情報処理装置システムを構成することも可能である。情報処理装置システムを構成するコンピュータは、システムバスを介してCPU(Central Processor Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクが接続されている。CPUは、ROMまたはハードディスクに記憶されているプログラムに従い、RAMを作業領域にして処理を行う。
また、プログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信システムのように一時的または流動的にプログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin Board Service)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信するようにしてもよい。
10 出力先文書(顧客カルテ)
20 入力元文書(保守作業記録)
30 電子指示シート
100 コールセンター業務システム
101 情報入力部
102 情報記憶部(データベース)
103 情報検索部
104 情報送受信制御部
105 文書作成部
106 操作受付部
107 属性登録処理部
108 条件設定確認部
109 属性抽出処理部
110 文書管理部
111 電子指示シート更新部
200−A [第一営業所]保守業務システム
200−B [第二営業所]保守業務システム
200−C [第三営業所]保守業務システム

Claims (12)

  1. 第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書に登録する登録項目情報が記録された登録付加情報と、が付加された電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段と、
    前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記電子指示シートに付加された抽出付加情報は、
    前記第一電子文書に設定された属性情報から前記抽出項目情報を抽出する抽出条件
    を更に含み、
    前記電子指示シートに付加された登録付加情報は、
    前記第二電子文書の属性情報として前記抽出手段により抽出した抽出属性情報に基づく属性値を登録する登録条件を含み、
    前記抽出手段は、
    前記電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記第一電子文書に設定された属性情報が前記抽出条件を満たすかを判断する抽出条件判断手段
    を更に具備し、
    前記抽出条件判断手段によって抽出条件を満たすと判断した場合に、前記抽出付加情報に記録された抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出し、
    前記登録手段は、
    前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより該第二電子文書の属性情報が当該電子指示シートに付加された登録付加情報に記録された登録条件を満たすかを判断する登録条件判断手段
    を更に具備し、
    前記登録条件判断手段によって登録条件を満たすと判断した場合に、前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第一の情報処理システムは、
    前記第一登録情報をレコード単位で記憶する第一の記憶手段
    を具備し、
    前記第一電子文書は、
    前記第一の記憶手段によって記憶した前記レコード単位の第一登録情報を、該第一登録情報に含まれる種別単位でグループ分けした場合に同一グループに属することとなる各第一登録情報のレコードそれぞれを頁における属性情報とした電子文書であって、
    前記情報抽出手段は、
    前記抽出条件判断手段によって抽出条件を満たすと判断された前記第一電子文書の各頁の属性情報から前記属性値を抽出する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報抽出手段によって複数の属性値が抽出された場合にこれらを連結する属性値連結手段
    を具備し、
    前記第二の情報処理システムは、
    前記第二登録情報をレコード単位で記憶する第二の記憶手段
    を具備し、
    前記第二電子文書は、
    前記第二の記憶手段によって記憶した前記レコード単位の第二登録情報を、該第二登録情報に含まれる種別単位でグループ分けした場合に同一グループに属することとなる各第二登録情報のレコードそれぞれを頁における属性情報とした電子文書であって、
    前記登録手段は、
    前記登録条件判断手段によって登録条件を満たす前記第二電子文書の各頁の属性情報に前記属性値連結手段により連結された属性値を登録する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出項目情報は、
    前記第一電子文書の属性情報から抽出する前記属性値に対する属性項目であって、
    前記登録項目情報は、
    前記第二電子文書の属性情報を構成する属性項目であって、
    前記登録手段は、
    前記登録項目情報の属性項目が前記第二電子文書の属性情報の属性項目として存在しない場合に該属性項目を作成し、作成した属性項目に対する属性値を、前記登録項目情報の属性値として登録する請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 少なくとも前記抽出項目情報が記録されていない前記抽出付加情報若しくは前記登録項目情報が記録されていない前記登録付加情報のいずれかが付加された電子指示シートを、抽出項目情報および登録項目情報が設定された代表文書に重ね合わせることにより、該抽出項目情報を前記抽出付加情報に記録されていない抽出項目情報として若しくは該登録項目情報を前記登録付加情報に記録されていない登録項目情報として記録する記録手段と
    を具備する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記抽出項目情報および前記登録項目情報が前記電子指示シートの前記抽出付加情報および前記登録付加情報に記録されている場合には記録済みであることを該電子指示シートの印刷面に掲示する掲示手段
    を具備する請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記第二電子文書に電子指示シートを重ね合わせることにより、該電子指示シートに付加された登録付加情報に前記登録項目情報における属性値が登録されているかを確認する確認手段と
    を具備する請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記登録手段によって前記第二電子文書に前記属性値を登録することにより該第二電子文書に指定した前記電子指示シートに記録された属性値を消去する消去手段
    を具備する請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記登録手段によって前記第二電子文書に前記属性値を登録することにより該第二電子文書に指定した前記電子指示シートに記録された前記抽出条件および前記登録条件を削除する削除手段
    を具備する請求項2記載の情報処理装置。
  11. 第一登録情報を登録した第一の情報処理システムと、
    第二登録情報を登録した第二の情報処理システムと
    を備え、
    前記第一登録情報を属性情報に設定した第一電子文書を作成する第一電子文書作成手段と、
    前記第二登録情報を属性情報に設定した第二電子文書を作成する第二電子文書作成手段と、
    前記第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、前記第一登録情報と関連する第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書へ登録する登録項目情報が記録された登録付加情報とが付加された電子指示シートを、前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段と、
    前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段と
    を具備する情報処理システム。
  12. コンピュータを、
    第一の情報処理システムに登録された第一登録情報を属性情報として設定した第一電子文書の当該属性情報から抽出する抽出項目情報を記録した抽出付加情報と、第二の情報処理システムに登録された第二登録情報を属性情報として設定した第二電子文書に登録する登録項目情報が記録された登録付加情報とが付加された電子指示シートを前記第一電子文書に重ね合わせることにより前記電子指示シートに付加された抽出付加情報に記録された前記抽出項目情報に基づいて前記第一電子文書の属性情報から属性値を抽出する抽出手段、
    前記電子指示シートを前記第二電子文書に重ね合わせることにより前記抽出手段によって抽出した属性値を、前記第二電子文書に設定された属性情報の前記登録項目情報に対する属性値として登録する登録手段
    として機能させる情報処理プログラム。
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