JP2001216452A - ドキュメントサービス統合システム - Google Patents

ドキュメントサービス統合システム

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JP2001216452A
JP2001216452A JP2000026880A JP2000026880A JP2001216452A JP 2001216452 A JP2001216452 A JP 2001216452A JP 2000026880 A JP2000026880 A JP 2000026880A JP 2000026880 A JP2000026880 A JP 2000026880A JP 2001216452 A JP2001216452 A JP 2001216452A
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processing
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JP2000026880A
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Kenichi Nishida
賢一 西田
Kyosuke Yanai
恭輔 屋内
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
    • Y10S707/99932Access augmentation or optimizing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99952Coherency, e.g. same view to multiple users
    • Y10S707/99953Recoverability

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の多様のアプリケーションおよび既存の
多様のデータベースを相互につなげて統合管理し、ドキ
ュメントの一元管理を実現する。 【解決手段】 第1インターフェイス部18は、API
サービス32で構成され、マネジメントシステム16と
業務アプリケーション34との間のインターフェイスを
確立する。WEBブラウザ36とWEBサーバー30は
ユーザーインターフェイスを確立する。第2インターフ
ェイス部20はマネジメントシステム16と業務データ
ベース14との間のインターフェイスを確立する。マネ
ジメントシステム16はドキュメントモデルやプロセス
モデルに基づく各種の定義にしたがってサービス管理お
よびドキュメント管理を遂行する。今まで独立に存在し
ていた複数のサービスが統合され、複数のドキュメント
が業務プロセス単位でドキュメントセットとして管理さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドキュメントサービ
ス統合システムに関し、特に複数のデータベースによっ
て管理されている多様な業務ドキュメントを業務プロセ
スに従って複数のクライアントで利用するためのシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】例えば、製品の製造・販売
を行う場合における一連の業務は複数の工程から成り立
っている。一例をあげれば、その一連の業務は、提案企
画、設計、承認、生産、物流、販売、サポートなどの各
工程で構成される。一般に、各工程は別々の部門が担当
し、また、各部門ごとに異なるシステムが設置されてい
る場合が多い。例えば、設計部門には設計図などを取り
扱うシステムが設置され、販売部門には売上情報などを
含む営業情報を管理するシステムが設置されている。
【0003】近年、イントラネットの普及により、物理
的には会社内における各システムが統合されつつある
が、一連の業務プロセス上における多様なシステムを統
合し、しかも業務プロセス全体を総合的にサポート可能
なシステムは未だ提供されていない。
【0004】ところで、業務プロセスを管理する方式と
して、いわゆるワークフローシステムが知られている。
この方式では、所定の帳票(核となる業務ドキュメン
ト)を各工程間で順次移送し、これにより業務の進捗が
管理される。例えば、設計変更の業務であれば、帳票と
しての所定のリクエストシートが最初に作成され、その
回付によって設計、承認などの各工程が段階的に進行す
る。なお、そのような帳票は紙として担当者間で回付さ
れるのが通常であるが、近年、電子メールなどを利用し
電子ドキュメントという形式で回付する方式も採用され
ている。いずれにしても、業務進行の核となるのは当該
帳票であり、そのドキュメントの所在あるいはステータ
スが当該業務の進捗を反映している。
【0005】上記業務ドキュメントには、関連する文
書、統計資料、図面などの各種のデータが添付される場
合が多い。しかし、上記のように、従来においては、一
連の業務プロセスが複数のサービス、具体的にはアプリ
ケーション(アプリケーションプログラム)やデータベ
ース(データベースシステム)の上に構築されていたた
め、個別システム間で情報を共有したり交換したりする
ことは困難であった。このため、実際には、必要に応じ
て、当該業務に関連する情報を紙に印刷し、それを添付
することが行われていた。
【0006】もちろん、各システム間にそれらをつなぐ
特別のソフトウエアを構築すれば、個別システム間のつ
ながりを確保することが可能である。しかし、そのよう
なカスタマイズは多くの費用負担を発生させ、また、個
別システムの仕様変更などに柔軟に対応するのは困難で
ある。
【0007】特開平10−326314号公報には、ワ
ークフロー管理システムが開示されている。このシステ
ムでは、処理の内容、手順、担当者、それらの決定規則
を記述したプロセス定義、及び、ドキュメントの回覧状
況及び処理状況などを含むフロー制御情報に従って、処
理対象であるドキュメントが各担当者間で電子的に回覧
されている。ここで、プロセス定義は、ドキュメントの
ステータスを遷移させる場合に参照される。
【0008】また、特開平9−282250号公報に
は、電子ドキュメント中にそのドキュメントの回覧経路
を記述することが開示されている。特開平8−3209
01号公報や特開平10−111888号公報にもワー
クフローに対応したシステムが開示されている。
【0009】更に、特開平10−105623号公報に
はワークフローの階層化について開示されており、特開
平8−161393号公報には業務に対して特定の人を
直接関連付けず、業務に対して抽象的な役割を関連付け
る事項が開示されている。
【0010】しかしながら、上記のいずれの文献にも、
業務プロセスを意識して各種のドキュメントを一元管理
すること、及び、アプリケーションあるいはそれを利用
するクライアントとデータベースとの間で柔軟にデータ
交換を行うこと、については開示されていない。
【0011】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、業務プロセスに関わる多様な
ドキュメントサービス(システム)を統合し、業務プロ
セスを支援するとともに、合理的なドキュメント処理を
実現することにある。
【0012】本発明の他の目的は、既存の多種多様のア
プリケーション及び既存の多種多様のデータベースを相
互につなげて統合管理し、ドキュメントの利用の促進及
びドキュメントの一元管理を実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、ドキュメントを利用する少なくと
も1つのクライアントと、ドキュメントを管理する少な
くとも1つのデータベースと、の間に設けられたシステ
ムであって、前記データベースによって管理されている
各種のドキュメントを業務プロセスに応じて統合管理す
る管理部と、前記クライアントからのドキュメント操作
要求を処理する処理部と、を有するマネジメント部と、
前記クライアントと前記マネジメント部との間のインタ
ーフェイスを確立する第1インターフェイス部と、前記
データベースと前記マネジメント部との間のインターフ
ェイスを確立する第2インターフェイス部と、を含むこ
とを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、ドキュメントサービス
統合システムが、少なくとも1つのクライアントと、少
なくとも1つのデータベース(データベースシステム)
との間に設けられ、当該統合システムによって、それら
のサービス(すなわち、クライアントで利用される各種
のアプリケーション(アプリケーションプログラム)や
各種のデータベース)がネットワーク上で統合される。
また、データベースによって管理されている複数のドキ
ュメントが業務プロセスに応じて統合管理される。
【0015】マネジメント部とクライアント(基本態様
ではクライアントで利用されるアプリケーション)との
間のインターフェイスは第1インタフェイス部によって
確立され、この手段によって、第1インタフェイス部に
適合するインターフェイスを有する限りにおいて、多種
多様かつ任意数のクライアント(あるいはアプリケーシ
ョン)をつなげることが可能となる。マネジメント部と
データベースとの間のインターフェイスは第2インター
フェイス部によって確立され、この手段によって、第2
インターフェイス部に適合する限りにおいて、多種多様
かつ任意数のデータベースをつなげることが可能であ
る。ここで、接続したいデータベースごとに、それとマ
ネジメント部との間のインターフェイスを個別的に確立
するファシリティハンドラをプラグインできるようにす
るのが望ましい。この構成の場合、第2インターフェイ
ス部は、本システムで統合したいデータベースの個数又
はその種類の個数に相当する数のファシリティハンドラ
で構成されることになる。
【0016】上記構成によれば、複数のシステムを相互
に連携させて新しい業務システムを構成できる。しか
も、異種の複数のデータベースによって管理されている
多種多様なドキュメントを業務プロセスを基本として統
合管理することが可能となる。すなわち、分散して存在
する複数のドキュメントを一元管理し、そのようなドキ
ュメントを様々なクライアントンから利用できる。よっ
てクライアントからは、システム上の各種のドキュメン
トはあたかも単一のデータベースによって管理されてい
るように見えるので、個々のクライアントに対して統一
的なアクセス手段を提供可能である。特に、既存のシス
テム(サービス)をそのまま利用できるので、コスト面
で有利であり、またシステムの柔軟性及び拡張性に優れ
ている。例えば、会社内における情報の共有もより一層
推進される。
【0017】なお、ドキュメントの概念には、各種の電
子的なマルチメディアデータ(特に業務で利用するテキ
ストデータ、図面データ、イメージデータなど)が含ま
れる。また、各種のアプリケーションは、ドキュメント
サービス統合システムの一部あるいはそれに管理される
リソースとして構成することができ、その場合には、各
アプリケーションを複数のクライアントで共用すること
が可能となる。その場合に、ドキュメントサービス統合
システム上のアプリケーションによってドキュメントの
操作を実行し、その実行結果をクライアントに提供する
こともでき、又は、ドキュメントサービス統合システム
上のアプリケーションの全部又は一部の機能をクライア
ントへ転送し、クライアント上の処理機能をもってドキ
ュメントを処理させてもよい。あるいは、最初から個々
のクライアントに必要なアプリケーションを搭載し、そ
のアプリケーションへドキュメントを渡して処理させて
もよい。つまり、各種の条件に応じてシステム構成を適
宜変更可能である。
【0018】(2)望ましくは、上記構成において、前
記管理部は、業務プロセスごとに複数のドキュメントの
関連付け定義が格納された第1テーブルを有し、前記処
理部は、前記関連付け定義に従って、前記ドキュメント
操作要求を処理する。
【0019】上記構成によれば、業務プロセスごとに、
その業務プロセスに関わる複数のドキュメント(例え
ば、起案書、当初の設計図面、変更後の設計図面、マニ
ュアル、指示書、管理情報、など)が相互に関連付けれ
られる。つまり、業務プロセスごとのドキュメントセッ
トが構成される。
【0020】(3)望ましくは、上記構成において、前
記処理部は、前記関連付け定義に従って、ドキュメント
検索を行う機能を有する。この構成によれば、関連付け
定義に従って、あるドキュメントからそれに関連する他
のドキュメントを検索することや、ある業務プロセスで
利用される全ドキュメントを検索することなどが可能と
なる。もちろん、そのような検索に当たって、クライア
ント側は各ドキュメントの実際の所在や登録属性を格別
意識する必要はない。
【0021】(4)望ましくは、上記構成において、前
記処理部は、前記関連付け定義に従って、相互に関連付
けされた複数のドキュメントを一括印刷する機能を有す
る。この構成によれば、ある業務プロセスに関わる全部
又はその一部を構成する複数のドキュメントを一括印刷
することが可能となり、ユーザー負担が大幅に軽減され
る。
【0022】(5)望ましくは、上記構成において、前
記管理部は、業務プロセスにおけるステータス遷移定義
が格納された第2テーブルを有し、前記処理部は、前記
ステータス遷移定義に従って、前記ドキュメント操作要
求を処理する。この構成によれば、従来のように、人
(担当者)を基準にして業務プロセス上のステータス
(状態)を管理するのに代えて、ドキュメントを基準に
して業務プロセス上のステータスを管理することが可能
となる。
【0023】(6)望ましくは、上記構成において、前
記管理部は、役割名とユーザー名との対応関係の定義が
格納された第3テーブルを有し、前記ステータス遷移定
義には前記役割名を記述可能であり、前記処理部は前記
ステータス遷移定義及び前記対応関係に従って、前記ド
キュメント操作要求を処理する。この構成によれば、抽
象的な役割名によってステータス遷移の条件を記述可能
である。よって、担当者が変更になっても、第3テーブ
ルの内容のみ書き換えればよい。ここで、役割(ロー
ル)名とは、例えば、作成者、承認者、管理者、入出力
業務担当者、利用者などの抽象名称である。ユーザー名
は、例えば、具体的人名(あるいはそのID)かそれらを
構成要素とするグループ名(あるいはそのID)である。
【0024】(7)望ましくは、上記構成において、前
記管理部は、複数のアプリケーション間におけるデータ
形式変換の定義が格納された第4テーブルを有し、前記
処理部は、前記データ形式変換の定義に従って、第1の
アプリケーションで生成された第1データ形式のドキュ
メントを第2形式のドキュメントに変換し、当該第2デ
ータ形式のドキュメントを第2のアプリケーションへ渡
す。この構成よれば、各アプリケーションにおいて、常
に、それが処理可能なデータ形式でドキュメントを受け
取ることが可能となる。そして、その結果をクライアン
トで利用できる。
【0025】(8)望ましくは、上記構成において、前
記管理部は、各ドキュメントの公開範囲の定義が格納さ
れた第5テーブルを有し、前記処理部は、前記公開範囲
の定義に従って、ドキュメントに対するアクセス制限を
行う。この構成によれば、業務プロセスの内容やドキュ
メントの性質に応じて自在に公開範囲を設定でき、ドキ
ュメントのセキュリティを図ることができる。
【0026】(9)望ましくは、上記構成において、前
記マネジメント部は、業務プロセスにおける一連のドキ
ュメント操作に関するログを記録するログ記録部を有す
る。この構成によれば、各操作に関してログが記録され
ているので、そのログを分析して、業務プロセスを改善
することなどが可能となる。
【0027】(10)また、上記目的を達成するため
に、本発明は、ドキュメントを各種アプリケーション上
で利用する複数のクライアントに接続可能であり、か
つ、ドキュメントを管理する複数のデータベースに接続
可能であるシステムであって、前記データベースによっ
て管理されている各種のドキュメントを業務プロセスに
応じて統合管理する管理部と、前記クライアントからの
ドキュメント操作要求を処理する処理部と、を有するマ
ネジメント部と、前記アプリケーションと前記マネジメ
ント部との間のインターフェイスを確立する第1インタ
ーフェイス部と、前記データベースと前記マネジメント
部との間のインターフェイスを確立する第2インターフ
ェイス部と、を含むことを特徴とする。
【0028】上記構成によれば、所望数のアプリケーシ
ョン及び所望数のデータベースを接続可能であり、それ
らのサービスを統合し、複数のデータベースに存在する
各種のドキュメントを一元管理することが可能となる。
【0029】(11)望ましくは、前記第1インターフ
ェイス部は、所定のアプリケーションインターフェイス
規約に則った命令を解釈する機能を有する。
【0030】(12)望ましくは、上記構成において、
前記第2インターフェイス部は、個々のデータベースに
対応して設けられた複数のファシリティハンドラによっ
て構成される。
【0031】(13)望ましくは、上記のマネジメント
部は、ミドルウエアとしてのソフトウエアによって構成
される。また、第1インターフェイス部及び第2インタ
ーフェイス部もソフトウエアによって構成される。それ
らのソフトウエアは、コンピュータシステム上の記憶装
置に格納され、CPUによって実行される。また、その記
憶装置に対しては、それらのソフトウエアを可搬型のメ
ディアや通信によってインストールするようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0033】図1には、本発明に係るドキュメントサー
ビス統合システムの好適な実施形態が示されており、図
1はその全体構成を示す概略図である。
【0034】図1において、ドキュメントサービス統合
システム10は、1または複数の業務プロセスで利用さ
れる複数のサービス(システム)をネットワーク上で統
合し、しかも業務プロセスに関連する複数のドキュメン
トを統合管理するためのシステムである。図示されるよ
うに、ドキュメントサービス統合システム10には、複
数のクライアントシステム12と、複数の業務データベ
ース14と、が接続されている。
【0035】ここで、各クライアントシステム12は、
WEBブラウザ36を有している。このWEBブラウザ
36及び後述のWEBサーバー30の両者によって、ユ
ーザーインターフェイスが構築されている。
【0036】後述のように、ある業務プロセス200の
遂行にあたっては、異種または同種の複数の業務アプリ
ケーション34A,34B、34Cが利用される。それ
らの業務アプリケーション34A,34B,34Cは、
図1に示す実施形態において、ドキュメントサービス統
合システム10の一部を構成しあるいは当該システム1
0によって統合管理される。
【0037】なお、各クライアント12に対して必要に
応じて業務アプリケーションの全部又は一部の機能を転
送し、各クライアント12の処理機能を利用してドキュ
メントの処理を行うこともできるし、最初から各クライ
アント12に必要なアプリケーションを搭載しておくこ
ともできる。
【0038】また、ある業務プロセスの遂行にあたって
は異種または同種の複数の業務データベース14によっ
て管理されている複数のドキュメントが利用される。そ
のような複数のデータベース14は、上記のように、ド
キュメントサービス統合システム10によって統合管理
されている。
【0039】ドキュメントサービス統合システム10
は、図1に示す例において、マネジメントシステム16
と、第1インターフェイス部18(この例でははAPI
サービス32)と、1又は複数のアプリケーション34
A,34B,34Cと、WEBサーバー30と、第2イ
ンターフェイス部20と、プライマリーデータベース2
2と、アウトプットサービス(OPS)24と、によっ
て構成されている。ちなみに、必要に応じてインプット
サービス(図示せず)などを設けてもよい。
【0040】ここで、WEBサーバー30は、上記の通
り、WEBブラウザ36とともにユーザーインターフェ
イスを構成する。具体的には、WEBサーバー30は、
WEBブラウザ36からの指示に応じてドキュメントの
ブラウジング処理などのサービスを提供する。それらの
間の通信にあたっては、HTTPプロトコルが利用され
る。
【0041】複数の業務アプリケーション34A,34
B,34Cは、業務プロセス上においてドキュメント処
理を実行するためのプログラムであって、システム10
上に各種のものを搭載可能である。クライアントシステ
ム12からのドキュメント操作命令は、上述のように、
WEBサーバー30を介して、各アプリケーション34
A,34B,34Cへ渡される。業務アプリケーション
34A,34B,34Cは、API(アプリケーション
インターフェイス)サービス32が提供するAPIをコ
ールすることによって、いずれかの業務データベース1
4上に存在するドキュメントを取得可能である。このA
PIサービス32の介在により、業務アプリケーション
34A,34B,34Cは(クライアントシステム12
側でも同様)、ドキュメントの所在や属性を意識するこ
となく、必要なドキュメントを必要な形式で取得可能で
ある。また、APIサービス32によってアプリケーシ
ョン間の形式の相違も吸収される。
【0042】以上のように、業務アプリケーション34
A,34B,34Cは、WEBブラウザを介して受けた
操作要求を処理・解釈し、APIを呼び出すことによっ
て所望のサービスを提供する。つまり、APIサービス
32は、業務アプリケーション34A,34B,34C
でのドキュメント処理を実現するために、ドキュメント
に対する呼び出しや登録などの操作、ドキュメントの検
索、ログ管理などのためのインターフェイスを提供す
る。なお、各クライアントマシン12でドキュメントに
対する何らかの操作を行う場合には、あらかじめ定めら
れたAPI規約に則ったコマンドが指定され、当該コマ
ンドがAPIサービス32によって解釈されることにな
る。具体的には、その解釈結果を受け付けたマネジメン
トシステム16からのサービスの提供を受ける。
【0043】もちろん、図1に示す第1インターフェイ
ス部18の構成は単に一例であって、これ以外にもマネ
ジメントシステム16と業務アプリケーション34との
間のインターフェイスを確立できる限りにおいて、他の
インターフェイスモジュールを利用することもできる。
【0044】一方、第2インターフェイス部20は、マ
ネジメントシステム16と各業務データベース14との
間のインターフェイスを確立する手段である。本実施形
態においては、業務データベース14毎に設けられたフ
ァシリティハンドラー28によってインターフェイス
(サービスプログラムインターフェイス(SPI))が
確立されている。ここで、ファシリティハンドラー28
は、各業務デ−タベース14に対応したものをプラグイ
ン方式によって追加できるように構成されている。よっ
て、異種の業務データベースが混在していても、ファシ
リティハンドラー28を追加することによって、それら
の業務データベースをマネジメントシステム16によっ
て一元管理することが可能となる。
【0045】ちなみに、プライマリーハンドラー26
は、ドキュメントサービス統合システム10を構成する
プライマリーデータベース22との間におけるインター
フェイスを確立するための専用のファシリティハンドラ
ーである。
【0046】したがって、上記の第2インターフェイス
部20によれば、例えば会社内における既存の複数の業
務データベースを統合し、一元管理することが可能とな
る。つまり、テキストデータや図面データあるいはイメ
ージデータといった異種のデータもひとまとめに管理す
ることが可能となる。
【0047】OPS24は、マネジメントシステム16
からの要求により、ドキュメントデータを出力するサー
ビスである。例えば、後述するドキュメントセットの印
刷を実行する場合、このOPS24が機能する。
【0048】マネジメントシステム16は、本実施形態
においてデータ(ドキュメント)モデル、プロセスモデ
ル、ユーザモデル、エリアモデル、インターチェンジモ
デルなどの各種の抽象化モデルにしたがって、業務プロ
セス毎に複数のドキュメントを統合管理するシステムで
ある。このマネジメントシステム16は多様な機能を有
しており、それらの各機能の代表例が図2にブロック図
として示されている。ちなみに、上述した各モデルに基
づく各種の定義はプライマリーデータベース22上に格
納されており、それらの定義の具体例については後に図
3を用いて説明する。
【0049】なお、従来においては、業務プロセスにお
けるステータスが人を基準にして管理されていたが、本
実施形態においては、業務プロセス上のステータスがド
キュメントを基準として管理されている。これについて
も後に詳述する。
【0050】図2において、図1に示したマネジメント
システム16は大別して処理モジュール群202と管理
モジュール群204とで構成されている。但し、以下に
説明する各モジュールは、処理モジュール群202また
は管理モジュール群204のいずれかに完全に属すると
いうものではなく、それぞれのモジュールは処理機能お
よび管理機能の両面を有している。
【0051】まず、ドキュメント操作モジュール40に
ついて説明する。このドキュメント操作モジュール40
が有する作成(登録)機能42は、業務プロセス単位で
構成される1または複数のドキュメントからなるドキュ
メントセットを作成する機能である。また、参照機能4
4は、参照要求が出されたドキュメントの内容および属
性を参照する機能である。また、削除機能45は、登録
されているドキュメントセットを削除する機能である。
また、更新機能46は、ドキュメントセットの属性を変
更する機能であり、排他制御機能48は、ドキュメント
セットの編集時においていわゆるチェックイン・チェッ
クアウトによって他の編集を一時的にブロックしておく
機能である。
【0052】検索モジュール50は、ドキュメントが持
っている任意の属性を用いてドキュメントを検索する機
能を有している。例えばある業務プロセスで利用する全
部または一部の複数の関連ドキュメントを検索したり、
ある業務プロセスに属するあるドキュメントから他のド
キュメントを検索したりすることが可能である。ちなみ
に、ドキュメント内の情報検索すなわち全文検索はドキ
ュメントを保管しているファシリティすなわちデータベ
ースが当該機能を持っている場合に限り、実行すること
が可能である。
【0053】処理定義モジュール52は、ドキュメント
に対する処理を定義してそれを管理・実行する機能を持
ったモジュールである。まず、処理追加機能54は、ド
キュメントに対する処理を追加する機能である。次に、
処理削除機能56は、既に定義されている処理を削除す
る機能である。また、処理実行機能58は、登録されて
いる処理を実行する機能である。
【0054】ステータス管理モジュール60は、ドキュ
メントセットの業務プロセス上における状態遷移の条件
を定義し、それに基づいてドキュメントに対するアクセ
ス権を制御する機能を有している。具体的には、ステー
タス定義機能62は、ドキュメントセットがとりうる状
態とその状態間をどのように遷移させるかを定義する機
能である。プロセス設定機能64は、ドキュメントセッ
トがどのプロセスに基づいて状態遷移するのかを設定す
る機能である。ステータス変更機能65は、ドキュメン
トセットが持っている状態を変更する機能である。アク
セス権制御機能66は、ドキュメントセットが持ってい
る状態毎に実行できる処理を制御するための機能であ
る。
【0055】関係管理モジュール68は、ドキュメント
セットを構成する各ドキュメント間の関係を保持し、必
要に応じてそれをたどることによって、関連するドキュ
メントにアクセスするためのモジュールである。それが
有する関係設定機能70はドキュメントセットを枠組み
として、複数のドキュメント間に関係を設定する機能で
ある。関係削除機能72は、ドキュメント間の関係を削
除する機能である。関係ナビゲート機能74は、既に設
定されている関係を参照して関係先のドキュメントにア
クセスするための機能である。
【0056】バージョン管理・処理モジュール76はド
キュメントセットの変更履歴を保持する。まず、バーシ
ョン生成機能78は、新しいバージョンを生成する機能
であり、最新バージョン取得機能80は指定されたドキ
ュメントに関し、最新のバージョンを取り出すための機
能である。また、指定バージョン取得機能82は、指定
されたドキュメントに関する指定バージョンを取り出す
機能である。
【0057】スコープ管理機能モジュール83は、ドキ
ュメントの検索範囲や公開範囲を設定する。サービス間
通信モジュール84は、当該システムを構成する各コン
ポーネント間における通信を図るための機能である。そ
れにはデータ転送機能も含まれる。
【0058】サービス管理モジュール86は、サービス
の開始・停止をつかさどる機能、発生したエラーを記憶
する機能、各種の操作を記録する機能、データをバック
アップする機能などを有している。
【0059】プラグインモジュール88は、図1に示し
たファシリティハンドラー28を追加する場合に機能す
るものである。図2に示した各モジュールは一例であっ
て、それ以外にも各種のモジュール89を搭載可能であ
る。
【0060】上記のマネジメントシステム16によれ
ば、第1インターフェイス部18および第2インターフ
ェイス部20による両側におけるインターフェイスの確
立を前提とし、いずれかのデータベース14上に存在す
るドキュメントを自在に取り扱うことが可能であり、ク
ライアントシステム12からの各種のドキュメント操作
要求に対してそれに対応したサービスを提供することが
可能である。特に、クライアントシステム12から、業
務アプリケーションを介して、業務プロセス200に関
連するドキュメントセットの取得要求があった場合、マ
ネジメントシステム16によって当該ドキュメントセッ
トを構成する複数のドキュメントが複数の業務データベ
ース14から取得され、アプリケーションなどを介し
て、クライアントシステム12に提供される。したがっ
て、クライアントシステム12側においては、目的とす
るドキュメントの実際の所在やその登録属性を意識する
ことなく当該ドキュメントを参照可能であり、情報の共
有化をより一層促進させることが可能となる。
【0061】マネジメントシステム16は、上述したよ
うにデータ(ドキュメント)モデルやプロセスモデルな
どに基づいて各種のデータを抽象的に管理しており、以
下に、そのように管理されるデータについて図3を用い
て説明する。
【0062】図3には、マネジメントシステム16によ
って管理されるデータ構成例が示されている。特に、プ
ライマリーデータベース22上に格納されるデータの構
造が示されている。図3に示すデータ構造は一例であっ
て、もちろんこれ以外にも各種のデータ構造を採用可能
である。
【0063】図3において、ドキュメント(セット)定
義90は、ドキュメントモデルに基づいて各業務プロセ
ス毎に作成されるものである。このドキュメント定義9
0によって、ある業務プロセスで利用される複数のドキ
ュメントがドキュメントセットとして定義され、しかも
そのドキュメントセットが業務プロセスとの関係におい
て管理される。具体的に説明すると、ID100はドキ
ュメントセットの識別子であり、ステータス102は当
該ドキュメントセットの現在のステータス、すなわち業
務プロセスの現状のステータスである。プロセス定義9
2は、後に説明する構成を有しており、このプロセス定
義92が直接的にドキュメント定義90と関連づけられ
ることによって、ドキュメントベースでのプロセス管理
が実現されている。
【0064】URL104は、ドキュメントセットを構
成する各ドキュメント毎にその所在を表したポインタで
ある。例えば、URL104によってドキュメント実体
108〜110のアドレスが指定され、URL104に
よってプライマリーデータベース22内に存在するドキ
ュメント実体106のアドレスが指定される。
【0065】ちなみに、ドキュメント定義90には、大
別して、あらかじめシステム上で定められたシステム属
性と、ユーザによって定義されるユーザ属性とが含ま
れ、後者の属性を利用して各種の情報を管理することが
可能である。すなわち、図3に示すドキュメント定義9
0は一例である。
【0066】プロセス定義92は上述したようにドキュ
メント定義90と直接的に関連づけられているものであ
り、このプロセス定義92はプロセスモデルに基づいて
作成される。ステータス112は、業務プロセスにおけ
る各ステータスすなわちドキュメントのステータスを表
しており、次のステータス114は、遷移条件116が
満たされた場合に移行すべきステータスを表している。
役割名118は、後述するユーザ定義94によって定義
されるものである。
【0067】したがって、このプロセス定義92によれ
ば、あるステータスにおいては、役割名118の条件を
満たすユーザが遷移条件116を満たす操作を行わない
限り、あるステータスから次のステータスへの移行は行
われない。これによってプロセス管理が可能となり、同
時にアクセス制限が実現されている。
【0068】ユーザ定義94は、役割名118とユーザ
名120との対応関係を定義したものである。ここで役
割名118は抽象的な担当者名であって、ユーザ名12
0は具体的なユーザ名あるいはユーザIDであり、また
はそれらの具体的なユーザ名のグループあるいはそのI
Dである。このようなユーザ定義94はユーザモデルに
したがって作成される。
【0069】プロセスログ99は、業務プロセス毎に当
該業務プロセス上において行われたドキュメントに対す
る各種の操作の記録に相当している。エリア定義96
は、エリアモデルにしたがってドキュメントの公開範囲
や検索範囲を定義するものである。例えば、図4におい
て最上位のドキュメントスペース内に階層的に複数のエ
リアを設定することが可能であり、そのようなエリア定
義を利用してアクセス制限などを行える。
【0070】インターチェンジ定義98は、アプリケー
ション間におけるデータ形式の変換を定義したものであ
り、インターチェンジモデルにしたがって作成される。
このようなインターチェンジ定義98を利用して、各種
のアプリケーションにおいて、それに適合するデータ形
式でドキュメントを受け取ることが可能となる。ちなみ
に、ドキュメント定義90におけるURL104として
他のドキュメントセットを指定すれば、いわゆるドキュ
メントセットの入れ子状態を形成することが可能であ
り、ドキュメントセット相互間において階層的な管理を
実現可能である。
【0071】上述したように、図3に示す構成例は実施
形態を説明するための一例であって、実際のシステムを
構成する場合においてはオブジェクトを階層的に管理
し、これによって各モデルにしたがった定義を構成する
ことができる。
【0072】図2に示したドキュメント操作モジュール
40は、図3に示したドキュメント定義90などを利用
してその処理を遂行するものである。また、検索モジュ
ール50は、ドキュメント定義90やエリア定義96な
どを利用してその処理を遂行する。ステータス管理モジ
ュール60は、主としてプロセス定義92を取り扱うモ
ジュールである。関係管理モジュール68は、ドキュメ
ント定義90にかかわる処理を実行する。図2に示した
それ以外のモジュールも必要に応じて図3に示す各情報
を参照・利用しその機能を発揮している。
【0073】次に、マネジメントシステム16の代表的
な処理例を図5および図6を用いて説明する。
【0074】図5にはドキュメント取得時の処理の一例
が示されている。まず、S101では、クライアントシ
ステム12から発行された特定ドキュメントの処理要求
がWEBサーバー30によって受け付けられ、アプリケ
ーションを介して、特定のドキュメントの取得要求がA
PIサービス32によって処理される(S102)。次
に、S103において、マネジメントシステム16によ
り、取得対象となったドキュメント(あるいはドキュメ
ントセット)に関するアクセス権およびステータス遷移
条件がチェックされる。ここで、アクセス権がないもの
からのアクセスであったり、あるいはそのドキュメント
のステータスが閲覧可能状態にない場合には、S104
においてエラー処理が実行される。一方、S105にお
いては、マネジメントシステム16によっていずれかの
業務データベース14から対象ドキュメントが取得さ
れ、必要に応じてS106においてデータ変換が実行さ
れた後、S107で管理情報(例えばログ情報)などの
記録が行われ、S108において当該対象ドキュメント
が取得要求を発行したクライアントシステム12へ提供
される。
【0075】以上のような処理において、クライアント
システム側においては、上記のように対象ドキュメント
の所在やその登録属性を把握して取得要求を発行する必
要はなく、極めて簡便に対象ドキュメントの取得を行う
ことが可能となる。また、そのような対象ドキュメント
の取得にあたって、当該対象ドキュメントが属する業務
プロセスから見て、アクセス権やステータスなどがチェ
ックされるため、セキュリティを確保することも可能で
ある。また、プロセス管理を確実に行えるという利点が
ある。
【0076】図6には、ドキュメントセット印刷時の処
理の一例が示されている。まず、S201では、クライ
アントからのセット印刷要求がWEBサーバー30で受
け付けられる。S202ではその要求がAPIサービス
32によって処理され、S203ではマネジメントシス
テム16により、要求を発行したクライアントに関し、
アクセス権があるかおよび印刷可能なステータスにある
かどうかがチェックされる。ここで、そのチェックの結
果が否定的であればS204においてエラー処理が実行
される。一方、そのチェックの結果が肯定的であれば、
S205のおいて対象ドキュメントセットがいずれかの
データベース上から取得され、それらの対象ドキュメン
トセットが一括して印刷される。
【0077】したがって、従来のように、ユーザが各ド
キュメントをそれぞれ個別的に印刷して束ねるといった
煩雑な作業を解消でき、業務作業を速やかにかつ簡便に
遂行できるという利点がある。また、上記のようにアク
セス権やステータスのチェックが行われているため、セ
キュリティを確実に確保できるとともに、業務プロセス
上における印刷管理を徹底できるという利点がある。
【0078】図5および図6はマネジメントシステム1
6が有する一部の機能を図示したものであり、もちろん
図2に示したようにマネジメントシステムは多様な機能
を有している。いずれにしても図1に示した第1インタ
ーフェイス部18および第2インターフェイス部20の
作用によって多種多様のドキュメントサービスが統合化
されており、しかも業務プロセスの観点からドキュメン
ト管理が行われているため、単なるドキュメント管理を
越える、業務に密着した合理的なドキュメント管理を実
現できる。よって、本実施形態にかかるドキュメントサ
ービス統合システム10によれば、従来にはない全く新
しい業務システムを構築でき、その上で能率的な業務プ
ロセスを構築できるという利点がある。なお、本実施形
態にかかるドキュメントサービス統合システムは、製品
開発から製品販売さらにはメンテナンスや製品修理など
を含む総合的な業務支援システムとして利用可能であ
る。一方において、小規模の業務についても適合でき、
拡張性および柔軟性に富むという利点がある。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
業務プロセスにかかわる多様なドキュメントサービスを
統合し、業務プロセスを支援するとともに、合理的なド
キュメント処理を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるドキュメントサービス統合シ
ステムの概念を示す図である。
【図2】 図1に示すマネジメントシステムの具体的な
構成例を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すプライマリーデータベース上にお
けるデータの構造を示す図である。
【図4】 エリア定義の一例を示す図である。
【図5】 ドキュメント取得時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】 ドキュメントセット印刷時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 ドキュメントサービス統合システム、12 クラ
イアントシステム、14 業務データベース、16 マ
ネジメントシステム、18 第1インターフェイス部、
20 第2インターフェイス部、22 プライマリーデ
ータベース、24 アウトプットサービス(OPS)、
26 プライマリーハンドラー、28ファシリティハン
ドラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 BB07 BB11 CC00 EE05 EE23 FF02 GG04 5B075 KK13 KK37 KK43 KK54 ND07 ND35 NK04 PQ03 PQ12 UU21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドキュメントを利用する少なくとも1つ
    のクライアントと、ドキュメントを管理する少なくとも
    1つのデータベースと、の間に設けられたシステムであ
    って、 前記データベースによって管理されている各種のドキュ
    メントを業務プロセスに応じて統合管理する管理部と、
    前記クライアントからのドキュメント操作要求を処理す
    る処理部と、を有するマネジメント部と、 前記クライアントと前記マネジメント部との間のインタ
    ーフェイスを確立する第1インターフェイス部と、 前記データベースと前記マネジメント部との間のインタ
    ーフェイスを確立する第2インターフェイス部と、 を含むことを特徴とするドキュメントサービス統合シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記管理部は、業務プロセスごとに複数のドキュメント
    の関連付け定義が格納された第1テーブルを有し、 前記処理部は、前記関連付け定義に従って、前記ドキュ
    メント操作要求を処理することを特徴とするドキュメン
    トサービス統合システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシステムにおいて、 前記処理部は、前記関連付け定義に従って、ドキュメン
    ト検索を行う機能を有することを特徴とするドキュメン
    トサービス統合システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のシステムにおいて、 前記処理部は、前記関連付け定義に従って、相互に関連
    付けされた複数のドキュメントを一括印刷する機能を有
    することを特徴とするドキュメントサービス統合システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記管理部は、業務プロセスにおけるステータス遷移定
    義が格納された第2テーブルを有し、 前記処理部は、前記ステータス遷移定義に従って、前記
    ドキュメント操作要求を処理することを特徴とするドキ
    ュメントサービス統合システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシステムにおいて、 前記管理部は、役割名とユーザー名との対応関係の定義
    が格納された第3テーブルを有し、 前記ステータス遷移定義には前記役割名を記述可能であ
    り、 前記処理部は、前記ステータス遷移定義及び前記対応関
    係に従って、前記ドキュメント操作要求を処理すること
    を特徴とするドキュメントサービス統合システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記管理部は、複数のアプリケーション間におけるデー
    タ形式変換の定義が格納された第4テーブルを有し、 前記処理部は、前記データ形式変換の定義に従って、第
    1のアプリケーションで生成された第1データ形式のド
    キュメントを第2形式のドキュメントに変換し、当該第
    2データ形式のドキュメントを第2のアプリケーション
    へ渡すことを特徴とするドキュメントサービス統合シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記管理部は、各ドキュメントの公開範囲の定義が格納
    された第5テーブルを有し、 前記処理部は、前記公開範囲の定義に従って、ドキュメ
    ントに対するアクセス制限を行うことを特徴とするドキ
    ュメントサービス統合システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記マネジメント部は、業務プロセスにおける一連のド
    キュメント操作に関するログを記録するログ記録部を有
    することを特徴とするドキュメントサービス統合システ
    ム。
  10. 【請求項10】 ドキュメントを各種アプリケーション
    上で利用する複数のクライアントに接続可能であり、か
    つ、ドキュメントを管理する複数のデータベースに接続
    可能であるシステムであって、 前記データベースによって管理されている各種のドキュ
    メントを業務プロセスに応じて統合管理する管理部と、
    前記クライアントからのドキュメント操作要求を処理す
    る処理部と、を有するマネジメント部と、 前記アプリケーションと前記マネジメント部との間のイ
    ンターフェイスを確立する第1インターフェイス部と、 前記データベースと前記マネジメント部との間のインタ
    ーフェイスを確立する第2インターフェイス部と、 を含むことを特徴とするドキュメントサービス統合シス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のシステムにおいて、 前記第1インターフェイス部は、所定のアプリケーショ
    ンインターフェイス規約に則った命令を解釈する機能を
    有することを特徴とするドキュメントサービス統合シス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のシステムにおいて、 前記第2インターフェイス部は、個々のデータベースに
    対応して設けられた複数のファシリティハンドラによっ
    て構成されることを特徴とするドキュメントサービス統
    合システム。
  13. 【請求項13】 ドキュメントを利用する少なくとも1
    つのクライアントと、ドキュメントを管理する少なくと
    も1つのデータベースと、の間に設けられたドキュメン
    トサービス統合システムで利用されるコンピュータ読取
    り可能なプログラムを格納した媒体であって、 前記プログラムが、 前記データベースによって管理されている各種のドキュ
    メントを業務プロセスに応じて管理する管理機能と、 前記クライアントからのドキュメント操作要求を処理す
    る処理機能と、 を有することを特徴とするプログラム記憶媒体。
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