JP3361867B2 - 稼働予定立案システム - Google Patents
稼働予定立案システムInfo
- Publication number
- JP3361867B2 JP3361867B2 JP31455393A JP31455393A JP3361867B2 JP 3361867 B2 JP3361867 B2 JP 3361867B2 JP 31455393 A JP31455393 A JP 31455393A JP 31455393 A JP31455393 A JP 31455393A JP 3361867 B2 JP3361867 B2 JP 3361867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- item
- item data
- printing
- printing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機械の稼働予定立
案システムに関し、特に処理対象である複数の印刷品目
を複数の印刷機械に割り付けることにより、効率的な印
刷機械の運用を図ることができる稼働予定立案システム
に関する。
案システムに関し、特に処理対象である複数の印刷品目
を複数の印刷機械に割り付けることにより、効率的な印
刷機械の運用を図ることができる稼働予定立案システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各種の生産システムにおいては、
各々処理能力及び仕様の異なる複数の生産機械を用いる
と共に、複数の生産品目をその内容に応じて適切な生産
機械に割り付けて処理することが一般的に実施されてい
る。
各々処理能力及び仕様の異なる複数の生産機械を用いる
と共に、複数の生産品目をその内容に応じて適切な生産
機械に割り付けて処理することが一般的に実施されてい
る。
【０００３】例えば、印刷物の生産処理の場合、印刷物
のサイズ、色数等に応じて、仕様の異なる複数の印刷機
械に割り付けて処理がなされる。この場合、複数の印刷
機械を最も効率良く、すなわち生産効率が最も高くなる
ように稼働させるために、どの印刷機械にどの品目の印
刷物を割り付けるかという予定を立てることが行なわれ
ている。従来、この種の稼働予定の立案は、主に立案者
の手作業によって行なっていた。
のサイズ、色数等に応じて、仕様の異なる複数の印刷機
械に割り付けて処理がなされる。この場合、複数の印刷
機械を最も効率良く、すなわち生産効率が最も高くなる
ように稼働させるために、どの印刷機械にどの品目の印
刷物を割り付けるかという予定を立てることが行なわれ
ている。従来、この種の稼働予定の立案は、主に立案者
の手作業によって行なっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た稼働予定の立案作業は、非常に複雑な作業であり、最
適な予定を立てるまでには、多くの手間と時間を要する
という問題点や、立案者の経験や考え方により差異が生
ずるという問題があった。また、複数の印刷品目を印刷
機械で印刷する場合、印刷品目毎の切替え作業が必要に
なるが、品目毎の切替えに多くの時間を要すると、生産
効率が低くなってしまうことになる。このため、切替え
時間が極小となるように品目を印刷機械に割り付けるこ
とが望ましいが、上記のように手作業による立案では、
事実上不可能であった。
た稼働予定の立案作業は、非常に複雑な作業であり、最
適な予定を立てるまでには、多くの手間と時間を要する
という問題点や、立案者の経験や考え方により差異が生
ずるという問題があった。また、複数の印刷品目を印刷
機械で印刷する場合、印刷品目毎の切替え作業が必要に
なるが、品目毎の切替えに多くの時間を要すると、生産
効率が低くなってしまうことになる。このため、切替え
時間が極小となるように品目を印刷機械に割り付けるこ
とが望ましいが、上記のように手作業による立案では、
事実上不可能であった。
【０００５】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、処理対象である複数の印
刷品目を複数の印刷機械に自動的に割り付けて最適な予
定を立案することができ、かつ品目毎の切替えに要する
時間が極力短くなるように品目データを割り付けること
ができる印刷機械の稼働予定立案システムを提供するこ
とを目的とする。
るためになされたものであり、処理対象である複数の印
刷品目を複数の印刷機械に自動的に割り付けて最適な予
定を立案することができ、かつ品目毎の切替えに要する
時間が極力短くなるように品目データを割り付けること
ができる印刷機械の稼働予定立案システムを提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の印刷品目を複数の印刷機械によっ
て印刷する際の各印刷機械の稼働予定を立案する予定立
案システムにおいて、前記印刷機械によって印刷する複
数の印刷品目データを格納する品目ファイルと、前記複
数の印刷機械の仕様に関するデータを予め格納する登録
ファイルと、前記印刷品目データを、前記印刷品目デー
タの内容及び前記登録ファイルに格納された各印刷機械
の仕様に関するデータを参照して適合する印刷機械に割
り付けることにより予定データを生成する割り付け手段
と、前記予定データの所定の印刷機械に割り付けられて
いる品目データについて、判サイズについて降順あるい
は昇順のソート処理を行なうデータソート手段と、生成
した予定データを出力する出力装置を備えると共に 、 前
記割り付けた品目データを、数量または要素で分割し、
複数の品目データを生成する分割手段を備え、かつ前記
品目データに、数量または要素で分割した場合に、分割
後の複数の品目データが互いに兄弟関係にあることを識
別する分割履歴情報を設けることを特徴とする。
め、本発明は、複数の印刷品目を複数の印刷機械によっ
て印刷する際の各印刷機械の稼働予定を立案する予定立
案システムにおいて、前記印刷機械によって印刷する複
数の印刷品目データを格納する品目ファイルと、前記複
数の印刷機械の仕様に関するデータを予め格納する登録
ファイルと、前記印刷品目データを、前記印刷品目デー
タの内容及び前記登録ファイルに格納された各印刷機械
の仕様に関するデータを参照して適合する印刷機械に割
り付けることにより予定データを生成する割り付け手段
と、前記予定データの所定の印刷機械に割り付けられて
いる品目データについて、判サイズについて降順あるい
は昇順のソート処理を行なうデータソート手段と、生成
した予定データを出力する出力装置を備えると共に 、 前
記割り付けた品目データを、数量または要素で分割し、
複数の品目データを生成する分割手段を備え、かつ前記
品目データに、数量または要素で分割した場合に、分割
後の複数の品目データが互いに兄弟関係にあることを識
別する分割履歴情報を設けることを特徴とする。
【０００７】
【０００８】
【作用】本発明では、複数の印刷品目データごとに、登
録ファイルに格納された各印刷機械の仕様に関するデー
タを参照して、適合する印刷機械に割り付ける。この割
り付けは、各印刷品目の納入期限を満足するように処理
される。この割り付けにより、予定データが生成され
る。また、印刷機械に割り付けられている品目データ
を、判サイズに従って降順にソートを行なうことによ
り、判サイズの大きい品目から小さい品目の順に割り付
けるようにすれば、前回の印刷処理で印刷機械の胴に付
着した紙粉あるいはインキが次の品目の用紙サイズにか
からなくなるため、紙粉あるいはインキを取り除く作業
が不要となり、切替え時間をより短くすることができ
る。
録ファイルに格納された各印刷機械の仕様に関するデー
タを参照して、適合する印刷機械に割り付ける。この割
り付けは、各印刷品目の納入期限を満足するように処理
される。この割り付けにより、予定データが生成され
る。また、印刷機械に割り付けられている品目データ
を、判サイズに従って降順にソートを行なうことによ
り、判サイズの大きい品目から小さい品目の順に割り付
けるようにすれば、前回の印刷処理で印刷機械の胴に付
着した紙粉あるいはインキが次の品目の用紙サイズにか
からなくなるため、紙粉あるいはインキを取り除く作業
が不要となり、切替え時間をより短くすることができ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例による印
刷機械の稼働予定立案システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。また、図２は、本稼働予定立案システムを
適用した印刷システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
て詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例による印
刷機械の稼働予定立案システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。また、図２は、本稼働予定立案システムを
適用した印刷システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【００１０】まず、図２を参照して、生産システムの全
体構成を説明する。図示のように、稼働予定立案システ
ム１０は、複数の印刷機械を備えた工場等に設置され、
ＬＡＮ等を構成する回線３０を介して各印刷機Ｐ１，Ｐ
２，Ｐ３，・・・を管理する管理端末４０ａ，４０ｂ，
・・・に接続されている。稼働予定立案システム１０で
作成された予定データは各管理端末４０ａ，４０ｂ，・
・に送られ、各管理端末４０ａ，４０ｂ，・・では、送
られた予定データに従って回線６０で接続された印刷機
監視端末２０ｐ１，２０ｐ２，２０ｐ３，・・・，２０
ｐｊを介して管理下の印刷機械Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，・・
・を管理する。印刷機監視端末２０ｐ１，２０ｐ２，２
０ｐ３，・・・，２０ｐｊでは、管理端末４０ａ，４０
ｂ，・・に予定に対しての作業実績を報告する。管理端
末４０ａ，４０ｂ，・・は、その作業実績を稼働予定立
案システム１０に報告し、その実績を元に予定の消し込
みが行なわれる。また、稼働予定立案システム１０は、
印刷物の品目データを管理する上位システム（ホストコ
ンピュータ）５０と回線３０で接続されており、印刷設
備において処理する複数の印刷物の品目データが回線３
０を介して稼働予定立案システム１０に送られる。
体構成を説明する。図示のように、稼働予定立案システ
ム１０は、複数の印刷機械を備えた工場等に設置され、
ＬＡＮ等を構成する回線３０を介して各印刷機Ｐ１，Ｐ
２，Ｐ３，・・・を管理する管理端末４０ａ，４０ｂ，
・・・に接続されている。稼働予定立案システム１０で
作成された予定データは各管理端末４０ａ，４０ｂ，・
・に送られ、各管理端末４０ａ，４０ｂ，・・では、送
られた予定データに従って回線６０で接続された印刷機
監視端末２０ｐ１，２０ｐ２，２０ｐ３，・・・，２０
ｐｊを介して管理下の印刷機械Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，・・
・を管理する。印刷機監視端末２０ｐ１，２０ｐ２，２
０ｐ３，・・・，２０ｐｊでは、管理端末４０ａ，４０
ｂ，・・に予定に対しての作業実績を報告する。管理端
末４０ａ，４０ｂ，・・は、その作業実績を稼働予定立
案システム１０に報告し、その実績を元に予定の消し込
みが行なわれる。また、稼働予定立案システム１０は、
印刷物の品目データを管理する上位システム（ホストコ
ンピュータ）５０と回線３０で接続されており、印刷設
備において処理する複数の印刷物の品目データが回線３
０を介して稼働予定立案システム１０に送られる。
【００１１】図１において、本印刷機械の稼働予定立案
システム１０は、予定を立案する処理装置１００、印刷
物の品目データを格納する品目データファイル１１５、
印刷機械の処理能力及び仕様に関する登録データを格納
する登録データファイル１２０、立案した予定データを
格納する予定データファイル１３０、立案した予定の画
面表示を行なう表示装置１４１とプリントアウトするプ
リンタ１４２からなる出力装置１４０、データ及び指示
命令の入力を行なうキーボード１５１及びマウス１５２
からなる入力装置１５０で構成される。
システム１０は、予定を立案する処理装置１００、印刷
物の品目データを格納する品目データファイル１１５、
印刷機械の処理能力及び仕様に関する登録データを格納
する登録データファイル１２０、立案した予定データを
格納する予定データファイル１３０、立案した予定の画
面表示を行なう表示装置１４１とプリントアウトするプ
リンタ１４２からなる出力装置１４０、データ及び指示
命令の入力を行なうキーボード１５１及びマウス１５２
からなる入力装置１５０で構成される。
【００１２】また、処理装置１００の機能は、各ファイ
ルに対するデータの入出力を制御するデータ読み書き手
段１０１、品目データのソート処理を行なうデータソー
ト手段１０２、品目データを複数の印刷機械に割り付け
て予定データを作成する割り付け手段１０３、割り付け
手段１０３で作成された予定データの表示装置１４１ま
たはプリンタ１４２への出力、及びキーボード１５１ま
たはマウス１５２からの入力を制御する入出力制御手段
１０４、品目データの分割及び分割したデータの合成処
理を行なう品目データ分割・合成手段１０５、品目デー
タごとの刷了余裕を算出する刷了余裕算出手段１０６、
装置全体の制御を行なう制御手段１０７、作成した予定
データに対して品目データを挿入する品目データ挿入手
段１０８、作成した予定データ内で品目データを移動し
て割り付け先を変更する品目データ移動手段１０９、作
成した予定データ内で品目データどうしを交換して割り
付け先を変更する品目データ交換手段１１０とで構成さ
れている。この稼働予定立案システムの処理装置１００
については、ワークステーション、パーソナルコンピュ
ータ等で実現されている。
ルに対するデータの入出力を制御するデータ読み書き手
段１０１、品目データのソート処理を行なうデータソー
ト手段１０２、品目データを複数の印刷機械に割り付け
て予定データを作成する割り付け手段１０３、割り付け
手段１０３で作成された予定データの表示装置１４１ま
たはプリンタ１４２への出力、及びキーボード１５１ま
たはマウス１５２からの入力を制御する入出力制御手段
１０４、品目データの分割及び分割したデータの合成処
理を行なう品目データ分割・合成手段１０５、品目デー
タごとの刷了余裕を算出する刷了余裕算出手段１０６、
装置全体の制御を行なう制御手段１０７、作成した予定
データに対して品目データを挿入する品目データ挿入手
段１０８、作成した予定データ内で品目データを移動し
て割り付け先を変更する品目データ移動手段１０９、作
成した予定データ内で品目データどうしを交換して割り
付け先を変更する品目データ交換手段１１０とで構成さ
れている。この稼働予定立案システムの処理装置１００
については、ワークステーション、パーソナルコンピュ
ータ等で実現されている。
【００１３】印刷物の品目データは、上述した上位シス
テム５０から回線３０を介して送られる。この品目デー
タは、例えばカタログ、雑誌、カレンダー等の印刷物の
仕様に関するデータであり、図３に示すように、受注番
号、内容コード、印刷面、構成部品、判サイズ、表面色
数、裏面色数、刷了予定日（納入期日）、下版予定日
（製版のできる予定日）、品目名、枚数等のデータから
構成されている。上位システム５０から送られた品目デ
ータは、品目データファイル１１５に格納される。
テム５０から回線３０を介して送られる。この品目デー
タは、例えばカタログ、雑誌、カレンダー等の印刷物の
仕様に関するデータであり、図３に示すように、受注番
号、内容コード、印刷面、構成部品、判サイズ、表面色
数、裏面色数、刷了予定日（納入期日）、下版予定日
（製版のできる予定日）、品目名、枚数等のデータから
構成されている。上位システム５０から送られた品目デ
ータは、品目データファイル１１５に格納される。
【００１４】ここで、受注番号は品目ごとに付された複
数桁の番号であり、内容コードは印刷物が物理的にどの
ような構造に分けられるかを示すコードであり、例えば
雑誌等の印刷物の場合、表紙と本文とに分けられ、それ
ぞれにコードが付けられる。印刷面とは、印刷を表、裏
あるいは両面の何れに行なうかを指定するデータであ
る。構成部品とは、上記内容コードで分けた部分が、印
刷を行なう上で分けられる単位である。上位システム５
０から送られた品目データは、さらに分割履歴格納部を
持っている。分割履歴とは構成部品の単位に分けられた
品目を稼働予定立案装置１０によってさらに数量または
要素（色数）で分割した場合に付けられる履歴情報であ
る。
数桁の番号であり、内容コードは印刷物が物理的にどの
ような構造に分けられるかを示すコードであり、例えば
雑誌等の印刷物の場合、表紙と本文とに分けられ、それ
ぞれにコードが付けられる。印刷面とは、印刷を表、裏
あるいは両面の何れに行なうかを指定するデータであ
る。構成部品とは、上記内容コードで分けた部分が、印
刷を行なう上で分けられる単位である。上位システム５
０から送られた品目データは、さらに分割履歴格納部を
持っている。分割履歴とは構成部品の単位に分けられた
品目を稼働予定立案装置１０によってさらに数量または
要素（色数）で分割した場合に付けられる履歴情報であ
る。
【００１５】ある１つの印刷物を表わす品目データのう
ち、受注番号、内容コード、印刷面、構成部品、分割履
歴の関係構造を図４に示す。図示のように、これらのデ
ータは受注番号を先頭にして、階層構造を形成してい
る。ここでは、受注番号１１１の印刷物が表紙と本文に
分けられ、それぞれに内容コード０１と０２が付されて
いる。また、それぞれの内容コードに対応する部分ごと
に、印刷する面を指定するデータが付けられ、さらに構
成部品に分けられている。ここでは、内容コード０１
（表紙）が１つの構成部品からなり、内容コード０２
（本文）が３つの構成部品からなることを示している。
分割履歴の詳細については、後述する。上述した印刷物
の品目データは、構成部品のレベルまで分けられた状態
で上位システム５０から送られてくる。すなわち、図４
の例であれば、図５に示すように、１つの印刷物（１つ
の受注番号で管理される）が４つの品目データに分けら
れて送られてくる。
ち、受注番号、内容コード、印刷面、構成部品、分割履
歴の関係構造を図４に示す。図示のように、これらのデ
ータは受注番号を先頭にして、階層構造を形成してい
る。ここでは、受注番号１１１の印刷物が表紙と本文に
分けられ、それぞれに内容コード０１と０２が付されて
いる。また、それぞれの内容コードに対応する部分ごと
に、印刷する面を指定するデータが付けられ、さらに構
成部品に分けられている。ここでは、内容コード０１
（表紙）が１つの構成部品からなり、内容コード０２
（本文）が３つの構成部品からなることを示している。
分割履歴の詳細については、後述する。上述した印刷物
の品目データは、構成部品のレベルまで分けられた状態
で上位システム５０から送られてくる。すなわち、図４
の例であれば、図５に示すように、１つの印刷物（１つ
の受注番号で管理される）が４つの品目データに分けら
れて送られてくる。
【００１６】複数の印刷機械Ｐ１〜Ｐｊに関する処理能
力及び仕様等の登録データは、予め用意され、登録デー
タファイル１２０に格納される。登録データファイル１
２０に登録されるデータとしては、各印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊの仕様を示すデータ６００と、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊ
の処理能力を示すデータ７００と、各印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊの運転停止予定データ８００からなる。ここで、各印
刷機械の仕様を示すデータ６００は、図６に示すよう
に、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに、その版式（輪転また
は枚葉の区別）データ６０１、判サイズデータ６０２、
印刷可能な色数データ６０３等が登録されている。色数
データ６０３には、その印刷機械で印刷可能な表と裏の
色数が示してある。
力及び仕様等の登録データは、予め用意され、登録デー
タファイル１２０に格納される。登録データファイル１
２０に登録されるデータとしては、各印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊの仕様を示すデータ６００と、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊ
の処理能力を示すデータ７００と、各印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊの運転停止予定データ８００からなる。ここで、各印
刷機械の仕様を示すデータ６００は、図６に示すよう
に、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに、その版式（輪転また
は枚葉の区別）データ６０１、判サイズデータ６０２、
印刷可能な色数データ６０３等が登録されている。色数
データ６０３には、その印刷機械で印刷可能な表と裏の
色数が示してある。
【００１７】各印刷機械の処理能力を示すデータ７００
は、図７に示すように、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに、
その印刷速度データ７０１と印刷の切り替えに要する時
間が登録されている。印刷の切り替えに要する時間は、
基本的な切り替え時間データ７０２と、印刷のサイズを
替える場合のサイズ切り替え時間データ７０３と、色を
替える場合の色切り替え時間データ７０４等がある。各
印刷機械の運転停止予定データ８００は、図８に示すよ
うに、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊが保守等で運転を止める運
転停止日時データ８０１と、停止する時間データ８０２
が各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに登録されている。
は、図７に示すように、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに、
その印刷速度データ７０１と印刷の切り替えに要する時
間が登録されている。印刷の切り替えに要する時間は、
基本的な切り替え時間データ７０２と、印刷のサイズを
替える場合のサイズ切り替え時間データ７０３と、色を
替える場合の色切り替え時間データ７０４等がある。各
印刷機械の運転停止予定データ８００は、図８に示すよ
うに、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊが保守等で運転を止める運
転停止日時データ８０１と、停止する時間データ８０２
が各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊごとに登録されている。
【００１８】次に、本印刷機械稼働予定立案システムの
動作を図９〜図１２のフローチャートを参照して説明す
る。図９は、予定立案の概略を説明するフローチャート
である。上位システム５０から送られ品目データファイ
ル１１５に格納された品目データが、データ読み書き手
段１０１で読み込まれる（ステップ９０１）。同時に、
登録データファイル１２０から複数の印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊに関する登録データ（仕様データ６００、処理能力デ
ータ７００、停止日程データ８００）がデータ読み書き
手段１０１によって読み込まれる（ステップ９０２）。
読み込まれた各品目データには、図３に示す如く、個々
に連続するＩＤ番号が付され、以後このＩＤ番号によっ
て管理される。
動作を図９〜図１２のフローチャートを参照して説明す
る。図９は、予定立案の概略を説明するフローチャート
である。上位システム５０から送られ品目データファイ
ル１１５に格納された品目データが、データ読み書き手
段１０１で読み込まれる（ステップ９０１）。同時に、
登録データファイル１２０から複数の印刷機械Ｐ１〜Ｐ
ｊに関する登録データ（仕様データ６００、処理能力デ
ータ７００、停止日程データ８００）がデータ読み書き
手段１０１によって読み込まれる（ステップ９０２）。
読み込まれた各品目データには、図３に示す如く、個々
に連続するＩＤ番号が付され、以後このＩＤ番号によっ
て管理される。
【００１９】読み込まれた品目データは、各品目ごと
に、（納期−予定立案当日）／枚数で定義される刷了余
裕が刷了余裕算出手段１０６で計算される（ステップ９
０３）。そして、データソート手段１０２においてその
計算された刷了余裕で昇順にソートされる（ステップ９
０４）。ソートされた品目データは、刷了余裕の小さい
品目から、仕様の適合する印刷機械Ｐ１〜Ｐｊに割り付
けられる（ステップ９０５）。仕様の適合する印刷機械
が複数ある場合には、最も負荷の小さい印刷機械が選択
されて割り付けがなされる。この印刷機械Ｐ１〜Ｐｊへ
の割り付けにより予定データが生成され、予定データフ
ァイル１３０に格納される（ステップ９０６）。また、
印刷機械への割り付けが完了した予定データは、表示装
置１４１に予定表として表示され、また必要に応じてプ
リンタ１４２によってプリントアウトされる。
に、（納期−予定立案当日）／枚数で定義される刷了余
裕が刷了余裕算出手段１０６で計算される（ステップ９
０３）。そして、データソート手段１０２においてその
計算された刷了余裕で昇順にソートされる（ステップ９
０４）。ソートされた品目データは、刷了余裕の小さい
品目から、仕様の適合する印刷機械Ｐ１〜Ｐｊに割り付
けられる（ステップ９０５）。仕様の適合する印刷機械
が複数ある場合には、最も負荷の小さい印刷機械が選択
されて割り付けがなされる。この印刷機械Ｐ１〜Ｐｊへ
の割り付けにより予定データが生成され、予定データフ
ァイル１３０に格納される（ステップ９０６）。また、
印刷機械への割り付けが完了した予定データは、表示装
置１４１に予定表として表示され、また必要に応じてプ
リンタ１４２によってプリントアウトされる。
【００２０】ステップ９０５の割り付け処理の詳細を図
１０のフローチャートに示す。まず、判サイズによる割
り付けが行なわれる（ステップ１００１）。これは、品
目データの判サイズと各印刷機械の仕様データに記録さ
れた判サイズを照合することで、各品目を判サイズの適
合する印刷機械に割り付ける処理である。次に、色数に
よる割り付けが行なわれる（ステップ１００２）。これ
は、品目データの色数と各印刷機械の仕様データの色数
を照合することにより、各品目を色数の適合する印刷機
械に割り付ける処理である。
１０のフローチャートに示す。まず、判サイズによる割
り付けが行なわれる（ステップ１００１）。これは、品
目データの判サイズと各印刷機械の仕様データに記録さ
れた判サイズを照合することで、各品目を判サイズの適
合する印刷機械に割り付ける処理である。次に、色数に
よる割り付けが行なわれる（ステップ１００２）。これ
は、品目データの色数と各印刷機械の仕様データの色数
を照合することにより、各品目を色数の適合する印刷機
械に割り付ける処理である。
【００２１】各印刷機械の割り付け状態と登録データフ
ァイル１２０の運転停止予定データ８００及び割り付け
られた各品目の製版の仕上がり予定日に基づいて、各品
目ごとの印刷開始予定日時が算出される（ステップ１０
０３）。製版の仕上がり予定日が考慮されるのは、品目
を印刷するための製版ができていなければ、実際の印刷
が行なえないからである。
ァイル１２０の運転停止予定データ８００及び割り付け
られた各品目の製版の仕上がり予定日に基づいて、各品
目ごとの印刷開始予定日時が算出される（ステップ１０
０３）。製版の仕上がり予定日が考慮されるのは、品目
を印刷するための製版ができていなければ、実際の印刷
が行なえないからである。
【００２２】次に、各印刷機械の割り付け状態と、登録
データファイル１２０の処理能力を示すデータ７００と
運転停止予定データ８００に基づいて、各品目ごとの印
刷終了予定日時が算出される（ステップ１００４）。以
上で予定データが生成され、その予定データに基づい
て、表示装置１４１の画面上に予定表が表示される（ス
テップ１００５）。その後、制御手段１０７で、各品目
の予定データが納期内に割り付けられているか否かがチ
ェックされる（ステップ１００６）。納期の条件を満足
している場合には、割り付け処理を終了する。
データファイル１２０の処理能力を示すデータ７００と
運転停止予定データ８００に基づいて、各品目ごとの印
刷終了予定日時が算出される（ステップ１００４）。以
上で予定データが生成され、その予定データに基づい
て、表示装置１４１の画面上に予定表が表示される（ス
テップ１００５）。その後、制御手段１０７で、各品目
の予定データが納期内に割り付けられているか否かがチ
ェックされる（ステップ１００６）。納期の条件を満足
している場合には、割り付け処理を終了する。
【００２３】各品目データを複数の印刷機械Ｐ１〜Ｐｊ
に割り付けることにより生成される予定データの構造を
図１３から図１６に示す。予定データは、割り付けデー
タ、品目データと割り付けデータの関連データ、印刷開
始予定日時データ、印刷終了予定日時データからなる。
に割り付けることにより生成される予定データの構造を
図１３から図１６に示す。予定データは、割り付けデー
タ、品目データと割り付けデータの関連データ、印刷開
始予定日時データ、印刷終了予定日時データからなる。
【００２４】図１３に、上記割り付け処理により生成さ
れる割り付けデータを示す。ここでは、ＩＤ番号で識別
される各品目が、どの印刷機械の何番目に割り付けられ
ているかが記録されている。図１４は、品目データと図
１３に示す割り付けデータとの関連を示すデータであ
り、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊの何番目にどの品目データ
（ＩＤ番号）が割り付けられているかを示している。
れる割り付けデータを示す。ここでは、ＩＤ番号で識別
される各品目が、どの印刷機械の何番目に割り付けられ
ているかが記録されている。図１４は、品目データと図
１３に示す割り付けデータとの関連を示すデータであ
り、各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊの何番目にどの品目データ
（ＩＤ番号）が割り付けられているかを示している。
【００２５】また、図１５には、各印刷機械における割
り付け順序ごとに、図１０のステップ１００３で求めら
れた印刷開始予定日時が記録されたデータを示してい
る。図１６には、各印刷機械における割り付け順序ごと
に、図１０のステップ１００４で求められた印刷終了予
定日時が記録されたデータを示している。図１７には、
ステップ１００５で表示される予定表の画面イメージを
示す。ここでは、各印刷機械ごとに縦に日時の時間軸を
とって、割り付けた品目データのＩＤ番号を表示帯１７
０として割り付け順序で表示させている。なお、表示帯
１７０の高さは、印刷処理に要する時間に対応してい
る。各品目の表示帯１７０には、品目データの受注番
号、内容コード、構成部品、分割履歴等を表示して、表
示帯１７０を目視することでどの品目のデータであるか
が分かるようにしている。
り付け順序ごとに、図１０のステップ１００３で求めら
れた印刷開始予定日時が記録されたデータを示してい
る。図１６には、各印刷機械における割り付け順序ごと
に、図１０のステップ１００４で求められた印刷終了予
定日時が記録されたデータを示している。図１７には、
ステップ１００５で表示される予定表の画面イメージを
示す。ここでは、各印刷機械ごとに縦に日時の時間軸を
とって、割り付けた品目データのＩＤ番号を表示帯１７
０として割り付け順序で表示させている。なお、表示帯
１７０の高さは、印刷処理に要する時間に対応してい
る。各品目の表示帯１７０には、品目データの受注番
号、内容コード、構成部品、分割履歴等を表示して、表
示帯１７０を目視することでどの品目のデータであるか
が分かるようにしている。
【００２６】上記ステップ１００６で、特定の品目に関
して納期を過ぎている場合には、表示装置１４１に表示
された予定表に納期遅れの警告を表示して注意を促す
（ステップ１００７）。その場合には、後述する品目の
枚数による分割や色数による分割を行なって割り付け変
更を行なう（ステップ１００８）。この割り付け変更
は、納期条件を満足するまで繰り返す。ステップ１００
７の警告については、例えば図１７のイメージで表示さ
れた予定表の各品目の表示帯１７０の表示色を変えるこ
とで、どの品目が納期を過ぎているかが容易に確認でき
るようにする。
して納期を過ぎている場合には、表示装置１４１に表示
された予定表に納期遅れの警告を表示して注意を促す
（ステップ１００７）。その場合には、後述する品目の
枚数による分割や色数による分割を行なって割り付け変
更を行なう（ステップ１００８）。この割り付け変更
は、納期条件を満足するまで繰り返す。ステップ１００
７の警告については、例えば図１７のイメージで表示さ
れた予定表の各品目の表示帯１７０の表示色を変えるこ
とで、どの品目が納期を過ぎているかが容易に確認でき
るようにする。
【００２７】次に、上記ステップ１００８の割り付け変
更の処理内容について、図１１を参照して説明する。ま
ず、納期条件を満たしていない品目データを枚数または
色数の何れで分割するかを選択する（ステップ１１０
１）。分割方法の選択に応じて、各品目データが枚数ま
たは色数に基づいて分割される（ステップ１１０２，１
１０４）。そして、分割して得られた新たな品目データ
には、図３に示す分割履歴に履歴情報が付加され、互い
に兄弟関係にあることが識別できるようにしている。
更の処理内容について、図１１を参照して説明する。ま
ず、納期条件を満たしていない品目データを枚数または
色数の何れで分割するかを選択する（ステップ１１０
１）。分割方法の選択に応じて、各品目データが枚数ま
たは色数に基づいて分割される（ステップ１１０２，１
１０４）。そして、分割して得られた新たな品目データ
には、図３に示す分割履歴に履歴情報が付加され、互い
に兄弟関係にあることが識別できるようにしている。
【００２８】図４に示した品目データを、枚数と色数で
分割した場合の例を図１８に示す。ここでは、色数が６
色である内容コード０１（表紙）の構成部品（１／１）
を色数で２つに分割している。分割履歴には、それぞれ
Ｃ１、Ｃ２の分割情報が付加されている。内容コード０
２（本文）の１番目の構成部品（１／３）を枚数で２つ
に分割している。分割履歴には、それぞれＬ１、Ｌ２の
分割情報が付加されている。
分割した場合の例を図１８に示す。ここでは、色数が６
色である内容コード０１（表紙）の構成部品（１／１）
を色数で２つに分割している。分割履歴には、それぞれ
Ｃ１、Ｃ２の分割情報が付加されている。内容コード０
２（本文）の１番目の構成部品（１／３）を枚数で２つ
に分割している。分割履歴には、それぞれＬ１、Ｌ２の
分割情報が付加されている。
【００２９】また、図１８の分割によって、図５の品目
データがどのように変化したかを図１９に示す。ここで
は、分割によって２つの品目データが新たに追加挿入さ
れて、ＩＤ番号（番号１と３）が付されている。新たな
品目データが挿入されると、それ以降のＩＤ番号は自動
的に更新され、連続したＩＤ番号となる。ＩＤ番号０と
１の品目データについては、分割履歴に色数分割である
ことを示す履歴情報Ｃ１とＣ２が付加され、兄弟関係に
あることが指定される。また、その色数は、図５の元の
品目データでは６色であったものが、４色と２色に分割
されている。ＩＤ番号２と３の品目データについては、
分割履歴にロット分割であることを示す履歴情報Ｌ１と
Ｌ２が付加され、兄弟関係にあることが指定される。ま
た、その枚数は、図５の元の品目データでは２０００で
あったものが、１５００と５００に分割されている。
データがどのように変化したかを図１９に示す。ここで
は、分割によって２つの品目データが新たに追加挿入さ
れて、ＩＤ番号（番号１と３）が付されている。新たな
品目データが挿入されると、それ以降のＩＤ番号は自動
的に更新され、連続したＩＤ番号となる。ＩＤ番号０と
１の品目データについては、分割履歴に色数分割である
ことを示す履歴情報Ｃ１とＣ２が付加され、兄弟関係に
あることが指定される。また、その色数は、図５の元の
品目データでは６色であったものが、４色と２色に分割
されている。ＩＤ番号２と３の品目データについては、
分割履歴にロット分割であることを示す履歴情報Ｌ１と
Ｌ２が付加され、兄弟関係にあることが指定される。ま
た、その枚数は、図５の元の品目データでは２０００で
あったものが、１５００と５００に分割されている。
【００３０】分割された品目データ（例えば、図１９の
ＩＤ番号０と１、ＩＤ番号２と３）は、仕様が適合する
印刷機械に割り付けられる（ステップ１１０３，１１０
５）。この割り付けは、上述した各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊ
の登録データを参照してなされる。また、分割した品目
データの割り付けは、自動的に行なうこともできるし、
オペレータの操作によって手動で行なうことも可能であ
る。手動で割り付けを行なう場合には、図１７のように
表示される予定表の画面で、分割した品目データをマウ
ス１５２でクリックすること等で指定し、かつ割り付け
先をマウス１５２で指定することで行なう。
ＩＤ番号０と１、ＩＤ番号２と３）は、仕様が適合する
印刷機械に割り付けられる（ステップ１１０３，１１０
５）。この割り付けは、上述した各印刷機械Ｐ１〜Ｐｊ
の登録データを参照してなされる。また、分割した品目
データの割り付けは、自動的に行なうこともできるし、
オペレータの操作によって手動で行なうことも可能であ
る。手動で割り付けを行なう場合には、図１７のように
表示される予定表の画面で、分割した品目データをマウ
ス１５２でクリックすること等で指定し、かつ割り付け
先をマウス１５２で指定することで行なう。
【００３１】色数によって分割された品目データについ
ては、先にどの色を印刷するかが予め決まっている場合
がある。例えば、黄色、マゼンタ色、藍色、墨を先に印
刷して、それ以外の特色（例えば、金色や銀色等）をそ
の後に印刷するというように順番が決まっているとする
と、色によって分割した品目データが決まった順番に従
って割り付けられているか否かが制御手段１０７でチェ
ックされる（ステップ１１０６）。例えば、特色の品目
データが時間的に先に割り付けられている場合には、順
番が間違っていることを示す警告を行なう。この警告
は、予定表の表示画面で、該当する品目データの表示帯
の色を変えるなどの方法で行なう。順番が違っている場
合には、所定の順番となるように割り付けし直す（ステ
ップ１１０７）。
ては、先にどの色を印刷するかが予め決まっている場合
がある。例えば、黄色、マゼンタ色、藍色、墨を先に印
刷して、それ以外の特色（例えば、金色や銀色等）をそ
の後に印刷するというように順番が決まっているとする
と、色によって分割した品目データが決まった順番に従
って割り付けられているか否かが制御手段１０７でチェ
ックされる（ステップ１１０６）。例えば、特色の品目
データが時間的に先に割り付けられている場合には、順
番が間違っていることを示す警告を行なう。この警告
は、予定表の表示画面で、該当する品目データの表示帯
の色を変えるなどの方法で行なう。順番が違っている場
合には、所定の順番となるように割り付けし直す（ステ
ップ１１０７）。
【００３２】以上の品目データを枚数または色数によっ
て分割して割り付けの変更を終了すると、図１０のステ
ップ１００６で各品目データが納期を満足しているかが
再度チェックされる。満足していれば、割り付けが終了
する。満足していなければ、分割による割り付け変更処
理を繰り返す。このような納期対処の他に、もちろん機
械の色数制限を越えるような品目について色数分割が行
なわれる。
て分割して割り付けの変更を終了すると、図１０のステ
ップ１００６で各品目データが納期を満足しているかが
再度チェックされる。満足していれば、割り付けが終了
する。満足していなければ、分割による割り付け変更処
理を繰り返す。このような納期対処の他に、もちろん機
械の色数制限を越えるような品目について色数分割が行
なわれる。
【００３３】次に、分割した品目データを合成する場合
の処理を図１２のフローチャートに示す。一度分割した
品目データを、予定変更等の事情で合成する場合、ま
ず、分割した品目データを指定する（ステップ１２０
１）。この指定は、図１７に示す予定表の表示画面上
で、品目データの表示帯１７０をマウス１５２でクリッ
クすること等で行なう。この品目データの指定によっ
て、その分割履歴に記録された履歴情報が読み込まれる
（ステップ１２０２）。そして、読み込んだ分割の履歴
情報に基づいて、分割データが存在するか否かが判別さ
れる（ステップ１２０３）。分割した品目データが存在
しない場合は、最初に指定した品目データが間違ってい
たことを示し、処理を終了する。
の処理を図１２のフローチャートに示す。一度分割した
品目データを、予定変更等の事情で合成する場合、ま
ず、分割した品目データを指定する（ステップ１２０
１）。この指定は、図１７に示す予定表の表示画面上
で、品目データの表示帯１７０をマウス１５２でクリッ
クすること等で行なう。この品目データの指定によっ
て、その分割履歴に記録された履歴情報が読み込まれる
（ステップ１２０２）。そして、読み込んだ分割の履歴
情報に基づいて、分割データが存在するか否かが判別さ
れる（ステップ１２０３）。分割した品目データが存在
しない場合は、最初に指定した品目データが間違ってい
たことを示し、処理を終了する。
【００３４】分割した品目データが存在する場合には、
分割履歴情報に基づいて品目データが書き換えられ、合
成される（ステップ１２０４）。例えば、図１９の品目
データにおいて、ＩＤ番号０と１の品目データの合成及
びＩＤ番号２と３の品目データの合成がなされることに
より、図５の内容となる。分割した品目データが合成さ
れると、元の分割データが削除され、合成された品目デ
ータの割り付けが行なわれる（ステップ１２０５）。
分割履歴情報に基づいて品目データが書き換えられ、合
成される（ステップ１２０４）。例えば、図１９の品目
データにおいて、ＩＤ番号０と１の品目データの合成及
びＩＤ番号２と３の品目データの合成がなされることに
より、図５の内容となる。分割した品目データが合成さ
れると、元の分割データが削除され、合成された品目デ
ータの割り付けが行なわれる（ステップ１２０５）。
【００３５】図２０に、品目データの確認及び編集を行
なう場合の画面表示例を示す。ここでは、図１７の予定
表の表示画面で特定の品目の表示帯１７０を指定するこ
と等により、その品目データの内容を表示するウィンド
ウ２００が予定表にオーバーラップして表示される例を
示している。この画面では、図示のように品目に関する
データの内容が複数の項目名２０１に分かれて表示され
る。この表示により、各品目データの詳細な内容の確認
が可能である。表示された品目データの変更等の編集を
行なう場合には、表示されている項目名２０１の左に付
されている項目番号２０２を、項目番号入力窓２０３か
ら入力することで、編集が可能となる。
なう場合の画面表示例を示す。ここでは、図１７の予定
表の表示画面で特定の品目の表示帯１７０を指定するこ
と等により、その品目データの内容を表示するウィンド
ウ２００が予定表にオーバーラップして表示される例を
示している。この画面では、図示のように品目に関する
データの内容が複数の項目名２０１に分かれて表示され
る。この表示により、各品目データの詳細な内容の確認
が可能である。表示された品目データの変更等の編集を
行なう場合には、表示されている項目名２０１の左に付
されている項目番号２０２を、項目番号入力窓２０３か
ら入力することで、編集が可能となる。
【００３６】次に、図１７に示す如く割り付けられた予
定データについて、印刷機械Ｐ１〜Ｐｊに割り付けられ
ている品目データを、判サイズに従ってソートを行なう
場合の処理を説明する。この割り付け品目データのソー
ト処理は、データソート手段１０２において行なう。
定データについて、印刷機械Ｐ１〜Ｐｊに割り付けられ
ている品目データを、判サイズに従ってソートを行なう
場合の処理を説明する。この割り付け品目データのソー
ト処理は、データソート手段１０２において行なう。
【００３７】図２１は、上記判サイズによる品目データ
のソート処理を説明するフローチャートである。まず、
印刷機械Ｐ１〜Ｐｊからソートを行なう印刷機械を選択
して指定する（ステップ２１０１）。この印刷機の選択
指定は、図１７に示すように表示装置１４１に表示され
ている予定表において、マウス１５２で希望する印刷機
械をクリックすること等により行なう。
のソート処理を説明するフローチャートである。まず、
印刷機械Ｐ１〜Ｐｊからソートを行なう印刷機械を選択
して指定する（ステップ２１０１）。この印刷機の選択
指定は、図１７に示すように表示装置１４１に表示され
ている予定表において、マウス１５２で希望する印刷機
械をクリックすること等により行なう。
【００３８】次に、指定した印刷機に割り付けられた品
目データについて、ソートを行なう開始日時と期間を指
定する（ステップ２１０２）。この開始日時と期間は、
キーボード１５１によってオペレータが手動で入力す
る。そして、ソート処理をサイズ降順で行なうかあるい
はサイズ昇順で行なうかを指定する（ステップ２１０
３）。データソート手段１０２は、指定されたソートの
種類に応じてソートを実行する（ステップ２１０４）。
目データについて、ソートを行なう開始日時と期間を指
定する（ステップ２１０２）。この開始日時と期間は、
キーボード１５１によってオペレータが手動で入力す
る。そして、ソート処理をサイズ降順で行なうかあるい
はサイズ昇順で行なうかを指定する（ステップ２１０
３）。データソート手段１０２は、指定されたソートの
種類に応じてソートを実行する（ステップ２１０４）。
【００３９】ソートの結果、指定印刷機械における割り
付けが変わるので、制御手段１０７で、各品目データが
納期内に割り付けられているか否かがチェックされる
（ステップ２１０５）。ソートにより納期を過ぎてしま
う品目データが生じた場合には、表示装置１４１に表示
された予定表に納期遅れの警告を表示する（ステップ２
１０６）。その場合は、ステップ２１０２のソートの開
始日時と期間の指定から操作をやり直す。納期の条件を
満足している場合には、判サイズによるソート処理を終
了する。
付けが変わるので、制御手段１０７で、各品目データが
納期内に割り付けられているか否かがチェックされる
（ステップ２１０５）。ソートにより納期を過ぎてしま
う品目データが生じた場合には、表示装置１４１に表示
された予定表に納期遅れの警告を表示する（ステップ２
１０６）。その場合は、ステップ２１０２のソートの開
始日時と期間の指定から操作をやり直す。納期の条件を
満足している場合には、判サイズによるソート処理を終
了する。
【００４０】立案した予定データに従って印刷機械によ
って品目の印刷処理を行なう場合、一つの品目毎に切替
え作業を行なうが、判サイズの切替えにおいては、判サ
イズの小さい品目から大きい品目に切り換える場合と、
判サイズの大きい品目から小さい品目に切り換える場合
とでは、切替え作業に要する時間が異なってくる。印刷
処理においては、用紙の縁から発生する紙粉及び用紙の
縁からはみ出たインキがブランケット胴や圧胴の表面に
付着するが、判サイズの小さい品目から大きい品目に切
り換える場合、前回の印刷処理で付着した紙粉あるいは
インキが次の品目の用紙サイズにかかってしまうので、
紙粉あるいはインキを取り除く作業が必要となり、この
ために切替え時間が長くかかる。
って品目の印刷処理を行なう場合、一つの品目毎に切替
え作業を行なうが、判サイズの切替えにおいては、判サ
イズの小さい品目から大きい品目に切り換える場合と、
判サイズの大きい品目から小さい品目に切り換える場合
とでは、切替え作業に要する時間が異なってくる。印刷
処理においては、用紙の縁から発生する紙粉及び用紙の
縁からはみ出たインキがブランケット胴や圧胴の表面に
付着するが、判サイズの小さい品目から大きい品目に切
り換える場合、前回の印刷処理で付着した紙粉あるいは
インキが次の品目の用紙サイズにかかってしまうので、
紙粉あるいはインキを取り除く作業が必要となり、この
ために切替え時間が長くかかる。
【００４１】これに対して、判サイズの大きい品目から
小さい品目に切り換える場合では、前回の印刷処理で付
着した紙粉あるいはインキが次の品目の用紙サイズにか
からないため、上記のような紙粉あるいはインキを取り
除く作業が不要となり、切替え時間をより短くすること
ができる。従って、上記のように、予定データに割り付
けた品目データを判サイズについて降順のソートを行な
うようにすれば、指定した印刷機械に対して判サイズの
大きい品目から小さい品目の順番で割り付けられること
になり、品目の切替えに要する時間を極力短くすること
ができる。なお、判サイズについて昇順のソートを含め
たのは、降順のソートを行なった後に、何等かの理由で
元に戻す場合を考慮している。
小さい品目に切り換える場合では、前回の印刷処理で付
着した紙粉あるいはインキが次の品目の用紙サイズにか
からないため、上記のような紙粉あるいはインキを取り
除く作業が不要となり、切替え時間をより短くすること
ができる。従って、上記のように、予定データに割り付
けた品目データを判サイズについて降順のソートを行な
うようにすれば、指定した印刷機械に対して判サイズの
大きい品目から小さい品目の順番で割り付けられること
になり、品目の切替えに要する時間を極力短くすること
ができる。なお、判サイズについて昇順のソートを含め
たのは、降順のソートを行なった後に、何等かの理由で
元に戻す場合を考慮している。
【００４２】作成した予定データの割り付け変更は、品
目データの分割、合成による場合だけでなく、品目デー
タ挿入手段１０８による新たな品目データの挿入、品目
データ移動手段１０９による割り付け品目データの移動
及び品目データ交換手段１１０による割り付け品目デー
タどうしの交換によっても行なうことができる。
目データの分割、合成による場合だけでなく、品目デー
タ挿入手段１０８による新たな品目データの挿入、品目
データ移動手段１０９による割り付け品目データの移動
及び品目データ交換手段１１０による割り付け品目デー
タどうしの交換によっても行なうことができる。
【００４３】次に、上述のように割り付けられた予定デ
ータに対して、新たな品目データを挿入して割り付けを
変更する処理、割り付けられた品目データを他の印刷機
械または同じ印刷機械内の別の時間帯に移動して割り付
けを変更する処理、２つの品目データを相互に交換して
割り付けを変更する処理について説明する。まず、デー
タ挿入手段による品目データの挿入処理について、図２
２のフローチャートに従って説明する。まず、既に作成
した予定データに挿入する品目データを入力する（ステ
ップ２２０１）。
ータに対して、新たな品目データを挿入して割り付けを
変更する処理、割り付けられた品目データを他の印刷機
械または同じ印刷機械内の別の時間帯に移動して割り付
けを変更する処理、２つの品目データを相互に交換して
割り付けを変更する処理について説明する。まず、デー
タ挿入手段による品目データの挿入処理について、図２
２のフローチャートに従って説明する。まず、既に作成
した予定データに挿入する品目データを入力する（ステ
ップ２２０１）。
【００４４】挿入する新たな品目データについては、品
目データファイル１１５から読み込むか、あるいはキー
ボード１５１によってオペレータが手動で入力する。キ
ーボード１５１によって入力する場合には、上述したよ
うに予定表の表示画面上で品目データの挿入を行なうウ
ィンドウ２００をオーバーラップして表示し、そのウイ
ンドウ２００上で入力を行なう。
目データファイル１１５から読み込むか、あるいはキー
ボード１５１によってオペレータが手動で入力する。キ
ーボード１５１によって入力する場合には、上述したよ
うに予定表の表示画面上で品目データの挿入を行なうウ
ィンドウ２００をオーバーラップして表示し、そのウイ
ンドウ２００上で入力を行なう。
【００４５】その後、図１７に示す如く表示装置１４１
に表示された予定表の挿入したい箇所をマウス１５２で
クリックすることで、挿入位置の指定を行なう（ステッ
プ２２０２）。挿入位置が指定されると、挿入品目デー
タの判サイズが指定された印刷機械の仕様に適合するか
どうかが判定される（ステップ２２０３）。適合しない
場合には、表示装置１４１にその旨の警告表示を行なう
（ステップ２２０５）。この警告表示は、予定データの
挿入位置に品目データを割り付けた後に、その品目デー
タの表示色を変えることで行なうようにしてもよい。
に表示された予定表の挿入したい箇所をマウス１５２で
クリックすることで、挿入位置の指定を行なう（ステッ
プ２２０２）。挿入位置が指定されると、挿入品目デー
タの判サイズが指定された印刷機械の仕様に適合するか
どうかが判定される（ステップ２２０３）。適合しない
場合には、表示装置１４１にその旨の警告表示を行なう
（ステップ２２０５）。この警告表示は、予定データの
挿入位置に品目データを割り付けた後に、その品目デー
タの表示色を変えることで行なうようにしてもよい。
【００４６】判サイズが印刷機械の仕様に適合する場
合、次に、挿入品目の色数が指定された印刷機械の仕様
に適合するかどうかが判定される（ステップ２２０
４）。適合しない場合は、ステップ２２０５で警告表示
を行なう。適合する場合は、割り付けが可能であるの
で、予定データに対して入力した品目データの割り付け
を行なう（ステップ２２０６）。以上により、新たな品
目データの挿入による割り付け変更が行なえる。
合、次に、挿入品目の色数が指定された印刷機械の仕様
に適合するかどうかが判定される（ステップ２２０
４）。適合しない場合は、ステップ２２０５で警告表示
を行なう。適合する場合は、割り付けが可能であるの
で、予定データに対して入力した品目データの割り付け
を行なう（ステップ２２０６）。以上により、新たな品
目データの挿入による割り付け変更が行なえる。
【００４７】次に、データ移動手段による品目データの
移動処理について、図２３のフローチャートに従って説
明する。まず、表示装置１４１に表示された予定表の表
示画面上で移動したい品目の表示帯１７０をマウス１５
２でクリックすることで、移動対象となる品目データを
指定する（ステップ２３０１）。
移動処理について、図２３のフローチャートに従って説
明する。まず、表示装置１４１に表示された予定表の表
示画面上で移動したい品目の表示帯１７０をマウス１５
２でクリックすることで、移動対象となる品目データを
指定する（ステップ２３０１）。
【００４８】その後、図１７に示す如く表示装置１４１
に表示された予定表の移動したい箇所をマウス１５２で
クリックすることで、移動先の位置指定を行なう（ステ
ップ２３０２）。移動先の位置が指定されると、移動対
象の品目データの判サイズが移動先の印刷機械の仕様に
適合するかどうかが判定される（ステップ２３０３）。
適合しない場合には、表示装置１４１にその旨の警告表
示を行なう（ステップ２３０７）。この警告表示は、予
定データの移動先に品目データを割り付けた後に、その
品目データの表示色を変えることで行なうようにしても
よい。
に表示された予定表の移動したい箇所をマウス１５２で
クリックすることで、移動先の位置指定を行なう（ステ
ップ２３０２）。移動先の位置が指定されると、移動対
象の品目データの判サイズが移動先の印刷機械の仕様に
適合するかどうかが判定される（ステップ２３０３）。
適合しない場合には、表示装置１４１にその旨の警告表
示を行なう（ステップ２３０７）。この警告表示は、予
定データの移動先に品目データを割り付けた後に、その
品目データの表示色を変えることで行なうようにしても
よい。
【００４９】判サイズが印刷機械の仕様に適合する場
合、次に、移動品目の色数が移動先の印刷機械の仕様に
適合するかどうかが判定される（ステップ２３０４）。
適合しない場合は、ステップ２３０７で警告表示を行な
う。色数が移動先の印刷機械の仕様に適合する場合は、
指定した品目データについて、色数によって分割された
兄弟関係にある品目データが存在するかどうかが判断さ
れる（ステップ２３０５）。この判断は、品目データの
分割履歴情報を参照してなされる。
合、次に、移動品目の色数が移動先の印刷機械の仕様に
適合するかどうかが判定される（ステップ２３０４）。
適合しない場合は、ステップ２３０７で警告表示を行な
う。色数が移動先の印刷機械の仕様に適合する場合は、
指定した品目データについて、色数によって分割された
兄弟関係にある品目データが存在するかどうかが判断さ
れる（ステップ２３０５）。この判断は、品目データの
分割履歴情報を参照してなされる。
【００５０】兄弟関係にある品目データが存在する場
合、移動の結果、分割した品目データどうしが決まった
順番で割り付けられるかが否かが判断される（ステップ
２３０６）。指定した品目データを移動することによっ
て、特色の品目データが時間的に先に割り付けられる結
果になる場合は、ステップ２３０７で順番が間違ってい
ることを示す警告を行なう。
合、移動の結果、分割した品目データどうしが決まった
順番で割り付けられるかが否かが判断される（ステップ
２３０６）。指定した品目データを移動することによっ
て、特色の品目データが時間的に先に割り付けられる結
果になる場合は、ステップ２３０７で順番が間違ってい
ることを示す警告を行なう。
【００５１】兄弟関係にある品目データが存在しない場
合、あるいはステップ２３０６で決まった順番で割り付
けられる場合は、移動による割り付けが可能であるの
で、予定データの指定した品目データを移動先に移動し
て割り付け処理を行なう（ステップ２３０８）。以上に
より、品目データの移動による割り付け変更が行なえ
る。
合、あるいはステップ２３０６で決まった順番で割り付
けられる場合は、移動による割り付けが可能であるの
で、予定データの指定した品目データを移動先に移動し
て割り付け処理を行なう（ステップ２３０８）。以上に
より、品目データの移動による割り付け変更が行なえ
る。
【００５２】次に、データ交換手段による品目データの
交換処理について、図２４のフローチャートに従って説
明する。まず、表示装置１４１に表示された予定表の表
示画面上で交換したい品目の表示帯１７０をマウス１５
２でクリックすることで、交換対象となる２つの品目デ
ータを指定する（ステップ２４０１）。
交換処理について、図２４のフローチャートに従って説
明する。まず、表示装置１４１に表示された予定表の表
示画面上で交換したい品目の表示帯１７０をマウス１５
２でクリックすることで、交換対象となる２つの品目デ
ータを指定する（ステップ２４０１）。
【００５３】交換する２つの品目データが指定される
と、それぞれの品目データについて、判サイズが交換先
の印刷機械の仕様に適合するかどうかが判定される（ス
テップ２４０２）。適合しない場合には、表示装置１４
１にその旨の警告表示を行なう（ステップ２４０６）。
この警告表示は、品目データを交換して割り付けた後
に、その品目データの表示色を変えることで行なうよう
にしてもよい。
と、それぞれの品目データについて、判サイズが交換先
の印刷機械の仕様に適合するかどうかが判定される（ス
テップ２４０２）。適合しない場合には、表示装置１４
１にその旨の警告表示を行なう（ステップ２４０６）。
この警告表示は、品目データを交換して割り付けた後
に、その品目データの表示色を変えることで行なうよう
にしてもよい。
【００５４】判サイズが印刷機械の仕様に適合する場合
には、次に、それぞれの品目の色数が交換先の印刷機械
の仕様に適合するかどうかが判定される（ステップ２４
０３）。適合しない場合、ステップ２４０６で警告表示
を行なう。色数が移動先の印刷機械の仕様に適合する場
合は、指定した品目データについて、色数によって分割
された兄弟関係にある品目データが存在するかどうかが
判断される（ステップ２４０４）。この判断は、品目デ
ータの分割履歴情報を参照してなされる。
には、次に、それぞれの品目の色数が交換先の印刷機械
の仕様に適合するかどうかが判定される（ステップ２４
０３）。適合しない場合、ステップ２４０６で警告表示
を行なう。色数が移動先の印刷機械の仕様に適合する場
合は、指定した品目データについて、色数によって分割
された兄弟関係にある品目データが存在するかどうかが
判断される（ステップ２４０４）。この判断は、品目デ
ータの分割履歴情報を参照してなされる。
【００５５】兄弟関係にある品目データが存在する場
合、交換の結果、分割した品目データどうしが決まった
順番で割り付けられるかが否かが判断される（ステップ
２４０５）。指定した品目データを交換することによっ
て、特色の品目データが時間的に先に割り付けられる結
果になる場合は、ステップ２４０６で順番が間違ってい
ることを示す警告を行なう。
合、交換の結果、分割した品目データどうしが決まった
順番で割り付けられるかが否かが判断される（ステップ
２４０５）。指定した品目データを交換することによっ
て、特色の品目データが時間的に先に割り付けられる結
果になる場合は、ステップ２４０６で順番が間違ってい
ることを示す警告を行なう。
【００５６】兄弟関係にある品目データが存在しない場
合、あるいはステップ２４０５で決まった順番で割り付
けられる場合は、交換による割り付けが可能であるの
で、指定した品目データを交換して割り付けを行なう
（ステップ２４０７）。以上により、品目データの交換
による割り付け変更が行なえる。以上好ましい実施例を
あげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施
例に限定されるものではない。
合、あるいはステップ２４０５で決まった順番で割り付
けられる場合は、交換による割り付けが可能であるの
で、指定した品目データを交換して割り付けを行なう
（ステップ２４０７）。以上により、品目データの交換
による割り付け変更が行なえる。以上好ましい実施例を
あげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施
例に限定されるものではない。
【００５７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の印刷機械の
稼働予定立案システムによれば、処理対象である複数の
印刷品目を複数の印刷機械に自動的に割り付けて最適な
予定を作成することができる。
稼働予定立案システムによれば、処理対象である複数の
印刷品目を複数の印刷機械に自動的に割り付けて最適な
予定を作成することができる。
【００５８】また、予定データの印刷機械毎に、品目デ
ータを判サイズについて降順にソートすることにより、
判サイズの大きい品目から小さい品目に切り換える場合
では、前回の印刷処理で付着した紙粉あるいはインキが
次の品目の用紙サイズの内側に隠れるため、上記のよう
な紙粉あるいはインキを取り除く作業が不要となり、切
替え時間をより短くすることができる。従って、上記の
ように、予定データに割り付けた品目データを判サイズ
について降順のソートを行なうようにすれば、品目の切
替えに要する時間を極力短くすることができる。
ータを判サイズについて降順にソートすることにより、
判サイズの大きい品目から小さい品目に切り換える場合
では、前回の印刷処理で付着した紙粉あるいはインキが
次の品目の用紙サイズの内側に隠れるため、上記のよう
な紙粉あるいはインキを取り除く作業が不要となり、切
替え時間をより短くすることができる。従って、上記の
ように、予定データに割り付けた品目データを判サイズ
について降順のソートを行なうようにすれば、品目の切
替えに要する時間を極力短くすることができる。
【図１】 本発明の一実施例による印刷機械の稼働予定
立案システムの構成ブロック図である。
立案システムの構成ブロック図である。
【図２】 本稼働予定立案システムを適用した印刷シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図３】 割り付けを行なう品目データの例を示す図で
ある。
ある。
【図４】 品目データの階層構造を示す図である。
【図５】 図４に示した階層構造に対応する品目データ
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図６】 各印刷機械の仕様データの例を示す図であ
る。
る。
【図７】 各印刷機械の処理能力データの例を示す図で
ある。
ある。
【図８】 各印刷機械の停止予定日時データの例を示す
図である。
図である。
【図９】 稼働予定立案システムによる動作の概略を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図１０】 図９における割り付け処理の詳細を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図１１】 品目データの分割による割り付け変更処理
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図１２】 分割した品目データの合成処理を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１３】 品目データの各印刷機械への割り付けデー
タの例を示す図である。
タの例を示す図である。
【図１４】 品目データと割り付けデータの関係データ
を示す図である。
を示す図である。
【図１５】 各印刷機械の印刷開始予定日時データを示
す図である。
す図である。
【図１６】 各印刷機械の印刷終了予定日時データを示
す図である。
す図である。
【図１７】 表示装置に表示される予定表のイメージを
示す図である。
示す図である。
【図１８】 色数または枚数で分割した品目データの階
層構造を示す図である。
層構造を示す図である。
【図１９】 色数または枚数で分割した品目データの例
を示す図である。
を示す図である。
【図２０】 品目データの確認及び編集を行なう場合の
画面表示例を示す図である。
画面表示例を示す図である。
【図２１】 予定データの品目データを判サイズについ
てソートする処理を説明するフローチャートである。
てソートする処理を説明するフローチャートである。
【図２２】 作成した予定データに対して新たな品目デ
ータを挿入する処理の内容を説明するフローチャートで
ある。
ータを挿入する処理の内容を説明するフローチャートで
ある。
【図２３】 作成した予定データに割り付けられた品目
データを移動して割り付け先を変更する処理の内容を説
明するフローチャートである。
データを移動して割り付け先を変更する処理の内容を説
明するフローチャートである。
【図２４】 作成した予定データに割り付けられた品目
データを交換して割り付け先を変更する処理の内容を説
明するフローチャートである。
データを交換して割り付け先を変更する処理の内容を説
明するフローチャートである。
１０ 稼働予定立案システム
２０ｐ１〜２０ｐｊ 印刷機監視端末
３０ 回線
４０ａ，４０ｂ，４０ｃ 管理端末
５０ 上位システム
６０ 回線
１００ 処理装置
１０１ データ読み書き手段
１０２ データソート手段
１０３ 割り付け手段
１０４ 入出力制御手段
１０５ 品目データ分割・合成手段
１０６ 刷了余裕算出手段
１０７ 制御手段
１０８ 品目データ挿入手段
１０９ 品目データ移動手段
１１０ 品目データ交換手段
１１５ 品目データファイル
１２０ 登録データファイル
１３０ 予定データファイル
１４０ 出力装置
１４１ 表示装置
１４２ プリンタ
１５０ 入力装置
１５１ キーボード
１５２ マウス
Ｐ１〜Ｐｊ 印刷機械
フロントページの続き
(72)発明者 市村 仁
東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号
大日本印刷株式会社内
(56)参考文献 特開 平３−32556（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B41F 33/00
B23Q 41/08
G06F 17/60
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の印刷品目を複数の印刷機械によっ
て印刷する際の各印刷機械の稼働予定を立案する予定立
案システムにおいて、 前記印刷機械によって印刷する複数の印刷品目データを
格納する品目ファイルと、 前記複数の印刷機械の仕様に関するデータを予め格納す
る登録ファイルと、 前記印刷品目データを、前記印刷品目データの内容及び
前記登録ファイルに格納された各印刷機械の仕様に関す
るデータを参照して適合する印刷機械に割り付けること
により予定データを生成する割り付け手段と、 前記予定データの所定の印刷機械に割り付けられている
印刷品目データについて、判サイズについて降順あるい
は昇順のソート処理を行なうデータソート手段と、 生成した予定データを出力する出力装置を備えると共
に 、 前記割り付けた品目データを、数量または要素で分割
し、複数の品目データを生成する分割手段を備え、かつ
前記品目データに、数量または要素で分割した場合に、
分割後の複数の品目データが互いに兄弟関係にあること
を識別する分割履歴情報を設けることを特徴とする 稼働
予定立案システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31455393A JP3361867B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 稼働予定立案システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31455393A JP3361867B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 稼働予定立案システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137233A JPH07137233A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3361867B2 true JP3361867B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=18054676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31455393A Expired - Fee Related JP3361867B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 稼働予定立案システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3361867B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102021101124A1 (de) | 2021-01-20 | 2022-07-21 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Planung von Produktionsabläufen von Aufträgen auf bedruckstoffverarbeitenden Maschinen |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000218769A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-08 | Yoshioka Printing Co Ltd | 印刷工程管理システム |
| JP5273238B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-08-28 | 株式会社リコー | 印刷制御装置、印刷装置、印刷システム、および印刷制御用記録媒体 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP31455393A patent/JP3361867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102021101124A1 (de) | 2021-01-20 | 2022-07-21 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Planung von Produktionsabläufen von Aufträgen auf bedruckstoffverarbeitenden Maschinen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07137233A (ja) | 1995-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2347196C (en) | Apparatus and method for describing, planning and automatically programming complex finishing tasks | |
| DE69433482T2 (de) | Netzwerkdrucker | |
| CA2203453C (en) | Billing system for use with document processing system | |
| EP1324187B1 (en) | Method of creating and managing packages, including multiple documents, in a printing system | |
| DE69725451T2 (de) | Drucken in offenen systemen | |
| US5732403A (en) | Method and apparatus for transferring page construction data according to hierarchical page data | |
| EP0720086A2 (en) | Printing system for carrying out print jobs | |
| JP4630743B2 (ja) | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム | |
| DE69835936T2 (de) | Bilddrucksystem sowie hierin enthaltenes aufgeteiltes Druckverfahren | |
| JP2000351201A (ja) | 印刷機の制御装置 | |
| DE10257428A1 (de) | Steuerung von Software über Bündeln | |
| CN100517343C (zh) | 生成印刷制版用的工作流程的装置和方法 | |
| JP3361867B2 (ja) | 稼働予定立案システム | |
| JP3361866B2 (ja) | 生産機械の稼働予定立案システム | |
| JP3305437B2 (ja) | 生産機械の稼働予定立案システム | |
| JPH07175865A (ja) | 生産機械の稼働予定立案システム | |
| JP3075357B2 (ja) | 生産機械の稼動予定立案装置 | |
| JPH11194911A (ja) | 最適分散印刷方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 | |
| JPH06187354A (ja) | 印刷製品の生産予定作成システム | |
| JPH06223080A (ja) | 生産機械の稼働予定立案システム | |
| JPH07160777A (ja) | 生産機械の稼働予定立案システム | |
| JP3031943B2 (ja) | 生産機械の稼働予定管理装置 | |
| JPH11102362A (ja) | コンピュータネットワークを利用した集版システム | |
| EP1470473B1 (de) | Verfahren, computersystem und computerprogramm-modul zum erstellen von dokumentenbearbeitungsaufträgen aus variablen, seitenindividuellen daten und aus resourcendaten | |
| JP4000200B2 (ja) | 印刷物用データの作成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |