JPH06223080A - 生産機械の稼働予定立案システム - Google Patents

生産機械の稼働予定立案システム

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JPH06223080A
JPH06223080A JP2745693A JP2745693A JPH06223080A JP H06223080 A JPH06223080 A JP H06223080A JP 2745693 A JP2745693 A JP 2745693A JP 2745693 A JP2745693 A JP 2745693A JP H06223080 A JPH06223080 A JP H06223080A
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JP
Japan
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JP2745693A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Morioke
義嗣 森桶
Takuo Hida
拓郎 飛田
Shunichi Nonaka
俊一 野中
Hitoshi Ichimura
仁 市村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、処理対象である複数の生産品目を
複数の生産機械に自動的に割り付けて最適な予定を立案
し、品目の割り付け変更を容易に行なうことができる生
産機械の稼働予定立案システムを提供することを目的と
する。 【構成】 複数の生産品目を複数の生産機械によって生
産する際の各生産機械の稼働予定を立案する予定立案シ
ステムにおいて、複数の生産機械の仕様に関するデータ
を格納するファイル120と、複数の生産品目データを
格納するファイル110と、生産品目データを、生産品
目データの内容及び前記仕様データを参照して適合する
生産機械に割り付ける割り付けることにより予定データ
を生成する割り付け手段103と、生成した予定データ
を出力する出力装置140と、割り付けた品目データ
を、数量または要素で分割し、複数の品目データを生成
する分割手段105を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産機械の稼働予定立
案システムに関し、特に処理対象である複数の生産品目
を複数の生産機械に割り付けることにより、効率的な生
産機械の運用を図ることができる稼働予定立案システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の生産システムにおいては、
各々処理能力及び仕様の異なる複数の生産機械を用いる
と共に、複数の生産品目をその内容に応じて適切な生産
機械に割り当てて処理することが一般的に実施されてい
る。例えば、印刷物の生産処理の場合、印刷物のサイ
ズ、色数等に応じて、仕様の異なる複数の印刷機械に割
り当てて処理がなされる。この場合、複数の印刷機械を
最も効率良く、すなわち生産効率が最も高くなるように
稼働させるために、どの印刷機械にどの品目の印刷物を
割り当てるかという予定を立てることが行なわれてい
る。従来、この種の稼働予定の立案は、主に立案者の手
作業によって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た稼働予定の立案作業は、非常に複雑な作業であり、最
適な予定を立てるまでには、多くの手間と時間を要する
という問題点や、立案者の経験や考え方により差異が生
ずるという問題があった。また、加えて、品目の割り付
け変更による修正が非常に困難で調整に熟練を要すると
いった問題もあった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、処理対象である複数の生
産品目を複数の生産機械に自動的に割り付けて最適な予
定を立案することができると共に、品目の割り付け変更
を容易に行なうことができる生産機械の稼働予定立案シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の生産品目を複数の生産機械によっ
て生産する際の各生産機械の稼働予定を立案する予定立
案システムにおいて、複数の生産機械の仕様に関するデ
ータを格納するファイルと、複数の生産品目データを格
納するファイルと、前記生産品目データを、生産品目デ
ータの内容及び前記仕様データを参照して適合する生産
機械に割り付ける割り付けることにより予定データを生
成する割り付け手段と、生成した予定データを出力する
出力装置と、前記割り付けた品目データを、数量または
要素で分割し、複数の品目データを生成する分割手段を
備えた構成としている。また、請求項2の生産機械の稼
働予定立案システムでは、前記品目データは、数量また
は要素で分割した場合に、分割後の複数の品目データが
互いに兄弟関係にあることを識別する分割履歴情報を備
える構成としている。また、請求項3の生産機械の稼働
予定立案システムでは、前記分割した生産品目データの
合成を行なう手段を備えた構成としている。
【0006】
【作用】本発明では、複数の生産品目データをその内容
に応じて、複数の生産機械のうち仕様の適合する生産機
械に割り当てる。この割り当ては、各生産品目の納入期
限を満足するように処理される。この割り当てにより、
予定データが生成される。また、予定データは予定表と
して表示装置等に出力される。生産機械に割り当てられ
た各品目データは、数量または要素で複数の品目データ
として分割することができる。分割された新たな品目デ
ータは、再度生産機械への割り付けが行なわれ、予定デ
ータが変更される。また、分割された品目データは、必
要に応じて合成することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例による生
産機械の稼働予定立案システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。また、図2は、本稼働予定立案システムを
適用した生産システムの全体構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施例では、本発明を生産機械として複数
の印刷機械を使用する場合に適用した場合を示してい
る。まず、図2を参照して、生産システムの全体構成を
説明する。図示のように、稼働予定立案システム10
は、複数の印刷機械を備えた工場等に設置され、LAN
等を構成する回線30を介して各印刷機P1,P2,P
3,・・・を管理する管理端末40a,40b,・・・
に接続されている。稼働予定立案システム10で作成さ
れた予定データは各管理端末40a,40b,・・に送
られ、各管理端末40a,40b,・・では、送られた
予定データに従って管理下の印刷機械を管理する。ま
た、稼働予定立案システム10は、印刷物の品目データ
を管理する上位システム(ホストコンピュータ)50と
回線30で接続されており、印刷設備において処理する
複数の印刷物の品目データが回線30を介して稼働予定
立案システム10に送られる。
【0008】図1において、本印刷機械の稼働予定立案
システム10は、予定を立案する処理装置100、印刷
物の品目データを格納する品目データファイル110、
印刷機械の処理能力及び仕様に関する登録データを格納
する登録データファイル120、立案した予定データを
格納する予定データファイル130、立案した予定の画
面表示を行なう表示装置141とプリントアウトするプ
リンタ142からなる出力装置140、データ及び指示
命令の入力を行なうキーボード151及びマウス152
からなる入力装置150で構成される。また、処理装置
100の機能は、各ファイルに対するデータの入出力を
制御するデータ読み書き手段101、データのソート処
理を行なうデータソート手段102、品目データを複数
の印刷機械に割り付けて予定データを作成する割り付け
手段103、割り付け手段103で作成された予定デー
タの表示装置141あるいはプリンタ142への出力、
あるいはキーボード151またはマウス152からの入
力を制御する入出力制御手段104、品目データの分割
及び分割したデータの合成処理を行なう品目データ分割
・合成手段105、装置全体の制御を行なう制御手段1
06とで構成されている。この稼働予定立案システムの
処理装置100については、ワークステーション、パー
ソナルコンピュータ等で実現されている。
【0009】印刷物の品目データは、上述した上位シス
テム50から回線30を介して送られる。この品目デー
タは、例えばカタログ、雑誌、カレンダー等の印刷物の
仕様に関するデータであり、図3に示すように、受注番
号、内容コード、印刷面、構成部品、版サイズ、色数、
刷了予定日(納入期日)、下版予定日(製版のできる予
定日)、品目名、枚数等のデータから構成されている。
上位システム50から送られた品目データは、品目デー
タファイル110に格納される。ここで、受注番号は品
目ごとに付された複数桁の番号であり、内容コードは印
刷物が物理的にどのような構造に分けられるかを示すコ
ードであり、例えば雑誌等の印刷物の場合、表紙と本文
とに分けられ、それぞれにコードが付けられる。印刷面
とは、印刷を表、裏あるいは両面の何れに行なうかを指
定するデータである。構成部品とは、上記内容コードで
分けた部分が、印刷を行なう上で分けられる単位であ
る。上位システム50から送られた品目データ、さらに
分割履歴格納部を持っている。分割履歴とは構成部品の
単位に分けられた品目を稼働予定立案装置10によって
さらに数量または要素で分割した場合に付けられる履歴
情報である。
【0010】図4にある1つの印刷物を表わす品目デー
タのうち、受注番号、内容コード、印刷面、構成部品、
分割履歴の関係構造を示す。図示のように、これらのデ
ータは受注番号を先頭にして、階層構造を形成してい
る。ここでは、受注番号111の印刷物が表紙と本文に
分けられ、それぞれに内容コード01と02が付されて
いる。また、それぞれの内容コードに対応する部分ごと
に、印刷する面を指定するデータが付けられ、さらに構
成部品に分けられている。ここでは、内容コード01
(表紙)が1つの構成部品からなり、内容コード02
(本文)が3つの構成部品からなることを示している。
また、分割履歴には、内容コード01(表紙)が枚数ま
たは色数により2つに分割され、内容コード02(本
文)の1番目の構成部品が枚数または色数により2つに
分割されていることを示している。この分割履歴の詳細
については、後述する。上述した印刷物の品目データ
は、構成部品のレベルまで分けられた状態で上位システ
ム50から送られてくる。すなわち、図4の例であれ
ば、図5に示すように、1つの印刷物(1つの受注番号
で管理される)が4つの品目データに分けられて送られ
てくる。
【0011】複数の印刷機械P1〜Piに関する処理能
力及び仕様等の登録データは、予め用意され、登録デー
タファイル120に格納される。この登録データとして
は、各印刷機械P1〜Piの仕様を示すデータ600
と、各印刷機械P1〜Piの処理能力を示すデータ70
0と、各印刷機械P1〜Piの運転停止日時を示すデー
タか800らなる。印刷機械の仕様を示すデータ600
は、図6に示すように、各印刷機械P1〜Piごとに、
その版式(輪転または枚葉の区別)、版サイズ、印刷可
能な色数等が登録されている。印刷機械の処理能力を示
すデータ700は、図7に示すように、各印刷機械P1
〜Piごとに、その印刷速度と印刷の切り替えに要する
時間が登録されている。印刷の切り替えは、印刷のサイ
ズを替える場合と、色を替える場合等がある。各印刷機
械の運転停止日時を示すデータ800は、図8に示すよ
うに、各印刷機械P1〜Piが保守等で運転を止める日
時が登録されている。
【0012】次に、本印刷機械稼働予定立案システムの
動作を図9〜図12のフローチャートを参照して説明す
る。図9は、予定立案の概略を説明するフローチャート
である。上位システム50から送られ品目データファイ
ル110に格納された品目データが、データ読み書き手
段101で読み込まれる(ステップ901)。同時に、
登録データファイル120から複数の印刷機械P1〜P
iに関する登録データ(仕様データ600、処理能力デ
ータ700、停止日程データ800)がデータ読み書き
手段101によって読み込まれる(ステップ902)。
読み込まれた各品目データには、図3に示す如く、個々
に連続するID番号が付され、以後このID番号によっ
て管理される。
【0013】読み込まれた品目データは、各品目ごと
に、(納期−予定立案当日)/ロットで定義される刷了
余裕が制御手段106で計算され、データソート手段1
02においてその計算された刷了余裕で昇順にソートさ
れる(ステップ903)。ソートされた品目データは、
刷了余裕の小さい品目から、仕様の適合する印刷機械P
1〜Piに割り付けられる(ステップ904)。仕様の
適合する印刷機械が複数ある場合には、最も負荷の小さ
い印刷機械が選択されて割り付けがなされる。この印刷
機械P1〜Piへの割り付けにより予定データが生成さ
れ、予定データファイル130に格納される(ステップ
905)。また、印刷機械への割り付けが完了した予定
データは、表示装置141に予定表として表示され、ま
た必要に応じてプリンタ142によってプリントアウト
される。
【0014】上記ステップ904の割り付け処理の詳細
を図10のフローチャートに示す。まず、版サイズによ
る割り付けが行なわれる(ステップ1001)。これ
は、品目データの版サイズと印刷機械の仕様データに記
録された版サイズを照合することにより、各品目を版サ
イズの適合する印刷機械に割り付ける処理である。次
に、色数による割り付けが行なわれる(ステップ100
2)。これは、品目データの色数と印刷機械の仕様デー
タの色数を照合することにより、各品目を色数の適合す
る印刷機械に割り付ける処理である。各印刷機械の割り
付け状態及び割り付けられた各品目の製版の仕上がり予
定日に基づいて、各品目ごとの印刷開始予定日時が算出
される(ステップ1003)。製版の仕上がり予定日が
考慮されるのは、品目を印刷するための製版ができてい
なければ、実際の印刷が行なえないからである。次に、
各印刷機械の割り付け状態及び割り付けられた品目の納
期(仕上がり日)に基づいて、各品目ごとの印刷終了予
定日時が算出される(ステップ1004)。以上で予定
データが生成され、その予定データに基づいて、表示装
置141の画面上に予定表が表示される(ステップ10
05)。その後、制御手段106で、各品目の予定デー
タが納期内に割り付けられているか否かがチェックされ
る(ステップ1006)。納期の条件を満足している場
合には、割り付け処理を終了する。
【0015】各品目データを複数の印刷機械P1〜Pi
に割り付けることにより生成される予定データの構造を
図13から図16に示す。予定データは、割り付けデー
タ、品目データと割り付けデータの関連データ、印刷開
始予定日時データ、印刷終了予定日時データからなる。
図13に、上記割り付け処理により生成される割り付け
データを示す。ここでは、ID番号で識別される各品目
が、どの印刷機械の何番目に割り付けられているかが記
録されている。図14は、品目データと図13に示す割
り付けデータとの関連を示すデータであり、各印刷機械
P1〜Pjの何番目にどの品目データ(ID番号)が割
り付けられているかを示している。また、図15には、
各印刷機械における割り付け順序ごとに、図10のステ
ップ1003で求められた印刷開始予定日時が記録され
たデータを示している。図16には、各印刷機械におけ
る割り付け順序ごとに、図10のステップ1004で求
められた印刷終了予定日時が記録されたデータを示して
いる。図17には、ステップ1005で表示される予定
表の画面イメージを示す。ここでは、各印刷機械ごとに
縦に日時の時間軸をとって、割り付けた品目データのI
D番号を表示帯170として割り付け順序で表示させて
いる。なお、表示帯170の高さは、印刷処理に要する
時間に対応している。各品目の表示帯170には、品目
データの受注番号、内容コード、構成部品、分割履歴等
を表示して、表示帯170を目視することでどの品目の
データであるかが分かるようにしている。
【0016】上記ステップ1006で、特定の品目に関
して納期を過ぎている場合には、表示装置141に表示
された予定表に納期遅れの警告を表示して注意を促す
(ステップ1007)。その場合には、後述する品目の
枚数による分割や色による分割を行なって割り付け変更
を行なう(ステップ1008)。この割り付け変更は、
納期条件を満足するまで繰り返す。ステップ1007の
警告については、例えば図17のイメージで表示された
予定表の各品目の表示帯170の表示色を変えること
で、どの品目が納期を過ぎているかが容易に確認できる
ようにする。
【0017】次に、上記ステップ1008の割り付け変
更の処理内容について、図11を参照して説明する。ま
ず、納期条件を満たしていない品目データを枚数または
色数の何れで分割するかを選択する(ステップ110
1)。分割方法の選択に応じて、各品目データが枚数ま
たは色数に基づいて分割される(ステップ1102,1
104)。そして、分割した得られた新たな品目データ
には、図3に示す分割履歴に履歴情報が付加され、互い
に兄弟関係にあることが識別できるようにしている。図
4に示した品目データを、枚数と色数で分割した場合の
例を図18に示す。ここでは、色数が6色である内容コ
ード01(表紙)の構成部品(1/1)を色数で2つに
分割している。分割履歴には、それぞれC1、C2の分
割情報が付加されている。内容コード02(本文)の1
番目の構成部品(1/3)を枚数で2つに分割してい
る。分割履歴には、それぞれL1、L2の分割情報が付
加されている。
【0018】また、図18の分割によって、図5の品目
データがどのように変化したかを図19に示す。ここで
は、分割によって2つの品目データが新たに追加挿入さ
れて、ID番号(番号2と4)が付されている。新たな
品目データが挿入されると、それ以降のID番号は自動
的に更新され、連続したID番号となる。ID番号1と
2の品目データについては、分割履歴に色数分割である
ことを示す履歴情報C1とC2が付加され、兄弟関係に
あることが指定される。また、その色数は、図5の元の
品目データでは6色であったものが、3色と3色に分割
されている。ID番号3と4の品目データについては、
分割履歴にロット分割であることを示す履歴情報L1と
L2が付加され、兄弟関係にあることが指定される。ま
た、その枚数は、図5の元の品目データでは2000で
あったものが、1500と500に分割されている。
【0019】分割された品目データ(例えば、図19の
ID番号1と2、ID番号3と4)は、仕様が適合する
印刷機械に割り付けられる(ステップ1103,110
5)。この割り付けは、上述した各印刷機械P1〜Pi
の登録データを参照してなされる。また、分割した品目
データの割り付けは、自動的に行なうこともできるし、
オペレータの操作によって手動で行なうことも可能であ
る。手動で割り付けを行なう場合には、図17のように
表示される予定表の画面で、分割した品目データをマウ
ス152等で指定し、かつ割り付け先を同様にマウス1
52で指定することで行なう。
【0020】色数によって分割された品目データについ
ては、先にどの色を印刷するかが予め決まっている場合
がある。例えば、黄色、マゼンタ色、藍色、墨を先に印
刷して、それ以外の特色(例えば、金色や銀色等)をそ
の後に印刷するというように順番が決まっているとする
と、色によって分割した品目データが決まった順番に従
って割り付けられているか否かが制御手段106でチェ
ックされる(ステップ1106)。例えば、特色の品目
データが時間的に先に割り付けられている場合には、順
番が間違っていることを示す警告を行なう。この警告
は、予定表の表示画面で、該当する品目データの表示帯
の色を変えるなどの方法で行なう。順番が違っている場
合には、所定の順番となるように割り付け仕直す(ステ
ップ1107)。以上の品目データを枚数または色数に
よって分割して割り付けの変更を終了すると、図10の
ステップ1006で各品目データが納期を満足している
かを再度チェックされる。満足していれば、割り付けが
終了する。満足していなければ、分割による割り付け変
更処理を繰り返す。このような納期対処の他に、もちろ
ん機械の色数制限を越えるような品目について色数分割
が行なわれる。
【0021】分割した品目データの合成する場合の処理
を図12のフローチャートに示す。一度分割した品目デ
ータを、予定変更等の事情で合成する場合、まず、分割
した品目データを指定する(ステップ1201)。この
指定は、図17に示す予定表の表示画面上で、品目デー
タの表示帯170をマウス152等でクリックすること
で行なう。この品目データの指定によって、その分割履
歴に記録された履歴情報が読み込まれる(ステップ12
02)。そして、読み込んだ分割の履歴情報に基づい
て、分割データが存在するか否かが判別される(ステッ
プ1203)。分割した品目データが存在しない場合
は、最初に指定した品目データが間違っていたことを示
し、処理を終了する。分割した品目データが存在する場
合には、分割履歴情報に基づいて品目データが書き換え
られ、合成される(ステップ1204)。例えば、図1
9の品目データにおいて、ID番号1と2の品目データ
の合成及びID番号3と4の品目データの合成がなされ
ることにより、図5の内容となる。分割した品目データ
が合成されると、元の分割データが削除される(ステッ
プ1205)。品目データの合成が終了すると、合成さ
れた品目データの割り付けが行なわれる(ステップ12
06)。
【0022】図20に、品目データの確認及び編集を行
なう場合の画面表示例を示す。ここでは、図17の予定
表の表示画面で特定の品目の表示帯170を指定するこ
とにより、その品目データの内容を表示するウインドウ
200が予定表にオーバーラップして表示される例を示
している。この画面では、図示のように品目に関するデ
ータの内容が複数の項目名201に分かれて表示され
る。この表示により、各品目データの詳細な内容の確認
が可能である。表示された品目データの変更等の編集を
行なう場合には、表示されている項目名201の左に付
されている項目番号202を、項目番号入力窓203か
ら入力することで、編集が可能となる。ここでは、実施
例として分割、合成による編集を示したが、もちろん分
割、合成いかんに関わらず移動、交換、挿入などの編集
作業が行なえる。以上好ましい実施例をあげて本発明を
説明したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定される
ものではない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の生産機械の
稼働予定立案システムによれば、処理対象である複数の
生産品目を複数の生産機械に自動的に割り付けて最適な
予定をすることができる。また、品目データをロットま
たは色数で自由に分割することができるので、品目の割
り付け変更を極めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による印刷機械の稼働予定
立案システムの構成ブロック図である。
【図2】 本稼働予定立案システムを適用した生産シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】 割り付けを行なう品目データの例を示す図で
ある。
【図4】 品目データの階層構造を示す図である。
【図5】 図4に示した階層構造に対応する品目データ
の例を示す図である。
【図6】 印刷機械の仕様データの例を示す図である。
【図7】 印刷機械の処理能力データの例を示す図であ
る。
【図8】 印刷機械の停止予定日時データの例を示す図
である。
【図9】 稼働予定立案システムによる動作の概略を示
すフローチャートである。
【図10】 図9における割り付け処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図11】 品目データの分割による割り付け変更処理
を示すフローチャートである。
【図12】 分割した品目データの合成処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】 品目データの各印刷機械への割り付けデー
タを示す図である。
【図14】 品目データと割り付けデータの関係を示す
図である。
【図15】 各印刷機械の印刷開始予定日時データを示
す図である。
【図16】 各印刷機械の印刷終了予定日時データを示
す図である。
【図17】 表示装置に表示される予定表のイメージを
示す図である。
【図18】 色数またはロットで分割した品目データの
階層構造を示す図である。
【図19】 色数またはロットで分割した品目データの
内容を示す図である。
【図20】 品目データの確認及び編集を行なう場合の
画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…稼働予定立案システム 100…処理装置 101…データ読み書き手段 102…データソート手段 103…割り付け手段 104…入出力制御手段 105…品目データ分割・合成手段 106…制御手段 110…品目データファイル 120…登録データファイル 130…予定データファイル P1〜Pj…印刷機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市村 仁 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の生産品目を複数の生産機械によっ
    て生産する際の各生産機械の稼働予定を立案する予定立
    案システムにおいて、 複数の生産機械の仕様に関するデータを格納するファイ
    ルと、 複数の生産品目データを格納するファイルと、 前記生産品目データを、生産品目データの内容及び前記
    仕様データを参照して適合する生産機械に割り付ける割
    り付けることにより予定データを生成する割り付け手段
    と、 生成した予定データを出力する出力装置と、 前記割り付けた品目データを、数量または要素で分割
    し、複数の品目データを生成する分割手段を備えたこと
    を特徴とする生産機械の稼働予定立案システム。
  2. 【請求項2】 前記品目データは、数量または要素で分
    割した場合に、分割後の複数の品目データが互いに兄弟
    関係にあることを識別する分割履歴情報を備えることを
    特徴とする請求項1に記載の生産機械の稼働予定立案シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記分割した生産品目データの合成を行
    なう手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の生
    産機械の稼働予定立案システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08150703A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Dainippon Printing Co Ltd 生産機械の稼働計画自動立案装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08150703A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Dainippon Printing Co Ltd 生産機械の稼働計画自動立案装置

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