JP5850487B2 - デシカント換気扇 - Google Patents
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Description
尚、排気通風路Bへ吸入された還気(RA)の有する顕熱は、顕熱交換器112において外気(OA)に回収され、外気空間に排出される。
外気空間の外気を空調空間へ給気する給気風路と、
前記排気風路内の空気を排気方向に吸気する排気送風機と、
前記給気風路内の空気を給気方向に吸気する給気送風機と、
前記排気風路及び前記給気風路の間で顕熱交換を行う顕熱交換器と、
前記排気風路及び前記給気風路の間に介設されたデシカントロータと、前記排気風路内及び/又は前記給気風路内の前記デシカントロータの上流側に配設された加熱器とを備え、前記排気風路と給気風路との間で潜熱交換を行う潜熱交換ユニットと、
運転モードとして、少なくとも、内気及び外気の給排気と内気と外気の全熱交換をともに行う除湿運転モード又は保湿運転モードと、内気と外気の潜熱交換を行うことなく顕熱交換のみを行い前記排気送風機及び前記給気送風機を作動させる熱交換換気運転モードとを有し、各運転モードを切り換えて運転制御が可能な制御部と、を備えたデシカント換気扇において、
前記給気風路に流入する空気の温湿度を検出する外気温湿度検出手段と、
前記排気風路に流入する空気の温湿度を検出する内気温湿度検出手段と、を備え、
前記顕熱交換器は、前記排気風路及び前記給気風路の間に介設された伝熱体のロータが回転することによって前記排気風路と給気風路との間で顕熱交換を行う顕熱ロータであり、
前記制御部は、前記熱交換換気運転モードにおいて、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度が所定の結露注意条件を満たした場合に、前記顕熱ロータを間歇運転させる結露防止運転モードの運転制御を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の実施例1に係るデシカント換気扇の構成を表すブロック図である。図1において、本実施例のデシカント換気扇1は、筐体2の内部に空調空間の内気を外気空間へ排気する排気風路3と、外気空間の外気を空調空間へ給気する給気風路4を備えている。ここで、「空調空間」とは、室内空間のような空気調和が行われる空間をいう。「外気空間」とは、室外空間のような空調空間内の空気を排出したり空調空間へ空気を取り入れたりする外部の空間をいう。排気風路3は、空調空間側に還気口3a、外気空間側に排気口3bを開口している。また、給気風路4は、外気空間側に外気口4a、空調空間側に給気口4bを開口している。排気風路3と給気風路4は、隔壁2aにより区画されている。
以上のように構成された本実施例のデシカント換気扇1について、以下その動作について説明する。
排気送風機13、給気送風機14、顕熱ロータ5、デシカントロータ6、及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)である。
換気運転モードには、次の「普通換気モード」と「熱交換換気モード」がある。
排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5、デシカントロータ6、及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。すなわち、普通換気モードでは、デシカント換気扇1は熱交換を行わず、通常の換気扇と同様の動作となる。
排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5は運転状態(ON)、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。すなわち、熱交換換気モードは、デシカント換気扇1は潜熱交換を行わず、顕熱交換のみを行う換気運転となる。
排気送風機13、給気送風機14、顕熱ロータ5、デシカントロータ6、及びコンプレッサ16はともに運転状態(ON)とされ、四方弁17の連通方向は冷房方向(すなわち、コンプレッサ16の吐出側と排気室内側熱交換器7とが連通し、コンプレッサ16の吸入側と給気室内側熱交換器9とが連通する方向)に設定される。以下、四方弁17が冷房方向に設定された状態で冷媒が循環されるコンプレッサ16の運転モードを「冷房モード」という。冷房モードでは、排気室内側熱交換器7及び排気室外側熱交換器8は高温状態、給気室内側熱交換器9及び給気室外側熱交換器10は低温状態となる。
排気送風機13、給気送風機14、顕熱ロータ5、デシカントロータ6、及びコンプレッサ16はともに運転状態(ON)とされ、四方弁17の連通方向は暖房方向(すなわち、コンプレッサ16の吐出側と給気室内側熱交換器9とが連通し、コンプレッサ16の吸入側と排気室内側熱交換器7とが連通する方向)に設定される。以下、四方弁17が暖房方向に設定された状態で冷媒が循環されるコンプレッサ16の運転モードを「暖房モード」という。暖房モードでは、排気室内側熱交換器7及び排気室外側熱交換器8は低温状態、給気室内側熱交換器9及び給気室外側熱交換器10は高温状態となる。
排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。また、顕熱ロータ5は、間歇的にON/OFFが繰り返される。この結露防止運転モードに関しては、以下に詳細に説明する。
図2は、結露防止運転モードの説明のための湿り空気線図である。
夏期に空調空間が冷房されている状態において、熱交換換気運転が行われた場合を考える。例えば、空調空間の内気が温度25℃、相対湿度50%であるとし、外気の相対湿度が80%である場合を例にとって考える。この場合、熱交換換気運転(表1の熱交換換気モード)により排気風路3と給気風路4に排気(EA)と給気(SA)を流通させると、給気風路4を流れる給気(SA)は、顕熱ロータ5において奪熱されその下流側(空調空間側)で温度が低下する。その一方で、排気風路3を流れる排気(EA)は、顕熱ロータ5において与熱されその下流側(外気空間側)で温度が上昇する。
デシカント換気扇1が換気運転モードに設定されると、制御部20は、まず運転状態を普通換気運転モードに設定する。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)、顕熱ロータ5、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とする。
制御部20は、内気温湿度センサ11により検出される還気(RA)の温度TRA及び給気温湿度センサ12により検出される外気(OA)の温度TOAを取得する。
制御部20は、還気温度TRAと外気温度TOAを比較し、還気温度TRAが外気温度TOA以上であれば普通換気運転モードを維持し、ステップS01に戻る。還気温度TRAが外気温度TOAより低い場合には、次のステップS04に移行する。
制御部20は、運転状態を熱交換換気運転モードに設定する。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)、顕熱ロータ5は運転状態(ON)、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とし、ステップS02に戻る。
制御部20は、内気温湿度センサ11及び給気温湿度センサ12により、還気(RA)(=内気)の温度TRA及び絶対湿度HRAと外気(OA)の温度TOA及び絶対湿度HOAを検出する。
制御部20は、還気(RA)の温度TRA及び外気(OA)の絶対湿度HOAから、温度及び絶対湿度が(TRA,HOA)における露点温度TOA (DP)(以下、これを「給気露点温度」と呼ぶ。)を求める。この給気露点温度TOA (DP)の算出は、図2に示したような湿り空気線図の各温度・各絶対湿度に対する露点温度をルックアップテーブルとして制御部20内の不揮発性メモリに予め記憶させておき、このルックアップテーブルを参照して(TRA,HOA)から給気露点温度TOA (DP)を算出するように構成することができる。
制御部20は、顕熱ロータ5を停止し、デシカント換気扇1の運転状態を普通換気状態に設定する。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5、デシカントロータ6、及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。これにより、顕熱ロータ5による給気(SA)から排気(EA)への熱移動が停止し、顕熱ロータ5よりも下流の給気風路4内の給気(SA)の温度が外気温度TOA付近まで上昇し、顕熱ロータ5から給気口4bにかけての給気風路4内を流れる給気(SA)は結露発生条件から遠ざかる。
制御部20は、内蔵するタイマをリセット/スタートし、経過時間tの計測を開始する。
制御部20は、経過時間tが所定の待機時間T1が経過したか否かを判定し、t≧T1となると、顕熱ロータ5から給気口4bにかけての給気風路4内が十分に乾燥したとみなして次のステップS6へ移行する。
制御部20は、顕熱ロータ5を起動し、デシカント換気扇1の運転状態を熱交換換気状態に戻す。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5は運転状態(ON)、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。
制御部20は、内蔵するタイマをリセット/スタートし、経過時間tの計測を開始する。
制御部20は、内気温湿度センサ11及び給気温湿度センサ12により、還気(RA)(=内気)の温度TRA及び絶対湿度HRAと外気(OA)の温度TOA及び絶対湿度HOAを検出する。
制御部20は、還気(RA)の温度TRA及び外気(OA)の絶対湿度HOAから、温度及び絶対湿度が(TRA,HOA)における給気露点温度TOA (DP)を求め、給気露点温度TOA (DP)から還気温度TRAを引いた差温TOA (DP)−TRAが所定の閾値温度Tc(結露注意解除温度)(Tc≧Td)より大きい場合には「結露注意解除条件を満たした」と判定してステップS1の通常の熱交換換気モードへ戻る。そうでない場合には、次のステップS10へ移行する。
制御部20は、経過時間tが所定の運転継続時間T2を経過したか否かを判定し、t<T2の場合にはステップS8に戻り、t≧T2になると、上記ステップS3へ移行する。
ステップS2に続いて、制御部20は、給気露点温度TOA (DP)から還気温度TRAを引いた差温TOA (DP)−TRAが所定の閾値温度Td2(0<Td2<Td)(以下「結露警戒温度」という。)以下となった場合には「結露警戒条件を満たした」と判定してステップS3aへ移行し、そうでない場合には「結露警戒条件を満たしていない」と判定してステップS3bへ移行する。
制御部20は、顕熱ロータ5及びデシカントロータ6を起動し、四方弁17の連通方向を冷房モードに設定し、コンプレッサ16を起動することにより、デシカント換気扇1の運転状態を除湿運転状態に設定し、ステップS4へ移行する。すなわち、結露警戒条件を満たす場合(例えば、外気の相対湿度が100%に近い場合)には、給気風路4内に結露が生じる可能性が極めて高くなっているため、普通換気運転で給気風路4内を除湿するだけでは結露の防止を十分に行うことができない可能性がある。そこで、そのような場合に限り、デシカントロータ6及びコンプレッサ16を起動して除湿運転を行うことで、給気風路4内の給気(SA)の絶対湿度を低下させ、結露の発生を確実に防止することができる。
制御部20は、顕熱ロータ5を停止し、デシカント換気扇1の運転状態を普通換気状態に設定し、ステップS4へ移行する。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。これは、実施例1のステップS3と同様である。
制御部20は、顕熱ロータ5を停止し、デシカント換気扇1の運転状態を普通換気状態に設定する。すなわち、排気送風機13及び給気送風機14はともに運転状態(ON)とされ、顕熱ロータ5、デシカントロータ6及びコンプレッサ16はともに停止状態(OFF)とされる。これにより、顕熱ロータ5による給気(SA)からの奪熱が停止され、顕熱ロータ5よりも下流の給気風路4内の給気(SA)の温度が外気温度付近まで上昇する。従って、顕熱ロータ5よりも下流の給気風路4内の相対湿度が低下し、結露発生条件から遠ざかる。
制御部20は、内気温湿度センサ11及び給気温湿度センサ12により、還気(RA)(=内気)の温度TRA及び絶対湿度HRAと外気(OA)の温度TOA及び絶対湿度HOAを検出する。
制御部20は、還気(RA)の温度TRA及び外気(OA)の絶対湿度HOAから、温度及び絶対湿度が(TRA,HOA)における給気露点温度TOA (DP)を求め、給気露点温度TOA (DP)から還気温度TRAを引いた差温TOA (DP)−TRAが結露警戒解除温度Tc2より小さい場合には「結露警戒解除条件を満たした」と判定してステップS6へ移行し、そうでない場合には、ステップS11へ戻る。
2 筐体
2a 隔壁
3 排気風路
3a 還気口
3b 排気口
4 給気風路
4a 外気口
4b 給気口
5 顕熱ロータ(顕熱交換器)
6 デシカントロータ
7 排気室内側熱交換器
8 排気室外側熱交換器
9 給気室内側熱交換器
10 給気室外側熱交換器
11 内気温湿度センサ
12 給気温湿度センサ
13 排気送風機
14 給気送風機
15 冷媒循環路
16 コンプレッサ
17 四方弁
18 第1膨張弁
19 第2膨張弁
20 制御部
Claims (5)
- 空調空間の内気を外気空間へ排気する排気風路と、
外気空間の外気を空調空間へ給気する給気風路と、
前記排気風路内の空気を排気方向に吸気する排気送風機と、
前記給気風路内の空気を給気方向に吸気する給気送風機と、
前記排気風路及び前記給気風路の間で顕熱交換を行う顕熱交換器と、
前記排気風路及び前記給気風路の間に介設されたデシカントロータと、
前記排気風路内及び/又は前記給気風路内の前記デシカントロータの上流側に配設された加熱器とを備え、
前記排気風路と前記給気風路との間で潜熱交換を行う潜熱交換ユニットと、
運転モードとして、少なくとも、内気及び外気の給排気と内気と外気の全熱交換をともに行う除湿運転モード又は保湿運転モードと、内気と外気の潜熱交換を行うことなく顕熱交換のみを行い前記排気送風機及び前記給気送風機を作動させる熱交換換気運転モードとを有し、各運転モードを切り換えて運転制御が可能な制御部と、を備えたデシカント換気扇において、
前記給気風路に流入する空気の温湿度を検出する外気温湿度検出手段と、
前記排気風路に流入する空気の温湿度を検出する内気温湿度検出手段と、を備え、
前記顕熱交換器は、前記排気風路及び前記給気風路の間に介設された伝熱体のロータが回転することによって前記排気風路と給気風路との間で顕熱交換を行う顕熱ロータであり、
前記制御部は、前記熱交換換気運転モードにおいて、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度が所定の結露注意条件を満たした場合に、前記顕熱ロータを間歇運転させる結露防止運転モードの運転制御を行うとともに、
前記制御部は、前記結露防止運転モードにおいて、外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が小さいほど、又は外気の絶対湿度と内気の温度とから求まる給気相対湿度RH SA の値が大きいほど、前記顕熱ロータの停止時間が長くなるように、前記顕熱ロータを間歇運転させる運転制御を行うことを特徴とするデシカント換気扇。 - 前記制御部は、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度に基づき、外気の温度が所定の値を上回った場合又は外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Td(0<Td)以下となった場合、又は外気の絶対湿度と内気の温度とから求まる給気相対湿度RH SA の値が所定の閾値湿度RHdを超えた場合に、前記結露注意条件が満たされたと判定して前記結露防止運転モードの運転制御を開始し、外気の温度が所定の値を下回った場合又は外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Tc(≧Td)以上となった場合、又は前記給気相対湿度RH SA 及び前記排気相対湿度RH EA が所定の閾値湿度RHc(≦RHd)を下回ったときに前記結露防止運転モードの運転制御を解除することを特徴とする請求項1記載のデシカント換気扇。
- 空調空間の内気を外気空間へ排気する排気風路と、
外気空間の外気を空調空間へ給気する給気風路と、
前記排気風路内の空気を排気方向に吸気する排気送風機と、
前記給気風路内の空気を給気方向に吸気する給気送風機と、
前記排気風路及び前記給気風路の間で顕熱交換を行う顕熱交換器と、
前記排気風路及び前記給気風路の間に介設されたデシカントロータと、
前記排気風路内及び/又は前記給気風路内の前記デシカントロータの上流側に配設された加熱器とを備え、
前記排気風路と前記給気風路との間で潜熱交換を行う潜熱交換ユニットと、
運転モードとして、少なくとも、内気及び外気の給排気と内気と外気の全熱交換をともに行う除湿運転モード又は保湿運転モードと、内気と外気の潜熱交換を行うことなく顕熱交換のみを行い前記排気送風機及び前記給気送風機を作動させる熱交換換気運転モードとを有し、各運転モードを切り換えて運転制御が可能な制御部と、を備えたデシカント換気扇において、
前記給気風路に流入する空気の温湿度を検出する外気温湿度検出手段と、
前記排気風路に流入する空気の温湿度を検出する内気温湿度検出手段と、を備え、
前記顕熱交換器は、前記排気風路及び前記給気風路の間に介設された伝熱体のロータが回転することによって前記排気風路と給気風路との間で顕熱交換を行う顕熱ロータであり、
前記制御部は、前記熱交換換気運転モードにおいて、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度が所定の結露注意条件を満たした場合に、前記顕熱ロータを間歇運転させる結露防止運転モードの運転制御を行うとともに、
前記制御部は、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度に基づき、外気の温度が所定の値を上回った場合又は外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Td(0<Td)以下となった場合、又は外気の絶対湿度と内気の温度とから求まる給気相対湿度RHSAの値が所定の閾値湿度RHdを超えた場合に、前記結露注意条件が満たされたと判定して前記結露防止運転モードの運転制御を開始し、外気の温度が所定の値を下回った場合又は外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Tc(≧Td)以上となった場合、又は前記給気相対湿度RHSA及び前記排気相対湿度RHEAが所定の閾値湿度RHc(≦RHd)を下回ったときに前記結露防止運転モードの運転制御を解除することを特徴とするデシカント換気扇。 - 前記制御部は、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度が前記結露注意条件を満たした場合において、外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Td2(0<Td2<Td)以下となった場合、又は外気の絶対湿度と内気の温度とから求まる給気相対湿度RHSAの値が所定の閾値湿度RHd2(>RHd)を超えたとき、前記顕熱ロータを連続停止させる運転制御を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載のデシカント換気扇。
- 前記制御部は、前記外気温湿度検出手段及び前記内気温湿度検出手段が検出する外気及び内気の温湿度が前記結露注意条件を満たした場合において、外気の絶対湿度から求まる給気露点温度と内気の温度との差の値が所定の閾値温度Td2(0<Td2<Td)以下となった場合、又は外気の絶対湿度と内気の温度とから求まる給気相対湿度RHSAの値が所定の閾値湿度RHd2(>RHd)を超えたとき、前記潜熱交換ユニットを起動する運転制御を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載のデシカント換気扇。
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