JP4803816B2 - デシカント空調機 - Google Patents

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Description

本発明は、デシカント空調機に関し、特に、熱交換器と温水配管における凍結を有効に防止することが可能なデシカント空調機に関する。
機器本体の内部に形成された通風路を流通する空気を温水熱交換器によって加熱する機能を備えた空気調和機は、広く用いられている。空気調和機は、部屋の壁や天井に設置され、室内の空気の冷房、暖房、除湿、又は加湿を行う。この場合、温水熱交換器には、部屋の外部に設置された室外ユニット(給湯器)から、配管を通して温水が循環される。
寒冷地においては、冬季に空気調和機の停止中に気温が氷点下まで低下すると、温水熱交換器の内部の水が凍結し、温水熱交換器やそれに接続された給湯管が破損する場合がある。そのため、温水熱交換器や給湯管などの配管の温度を監視して、配管内が凍結温度に達しそうになると、凍結防止動作を行わせる必要がある。
このような凍結防止機能を備えた空気調和機としては、特許文献1,2に記載のものが公知である。
図4は、特許文献1に記載の空気調和機100の構成を表す図である。特許文献1に記載の空気調和機100は、室内に設置された複数の室内ユニット101と、室外に設置された室外ユニット102とが温水循環路120で接続されている。また、各室内ユニット101と、室外に設置された熱源機103とが温水循環路121と通信線122で接続されている。
各室内ユニット104a,104bは、室内熱交換器104、熱交温度センサ105、及びマイコン106を備えている。室内熱交換器104は、放熱器104a及び蒸発機104bから構成される。また、放熱器104aの近傍に、熱交温度センサ105が設けられている。
熱源機103は、温水熱交換器107、ガスバーナ108、循環ポンプ109、マイコン110、及び外気温度センサ111を備えている。マイコン106とマイコン110は、通信線122により接続されている。
この空気調和機100において、凍結防止制御は以下のように行われる。まず、マイコン110が外気温度センサ111が検出する室外温度Tを取り込む。次に、室外温度Tが凍結温度T以下か否かを判定する。
室外温度Tが凍結温度T以下の場合、循環ポンプ109を起動して温水循環路121に水を循環させる。そして、バーナ108を起動して、温水熱交換器107を加熱し、温水循環路121を循環する水の加熱を行う。これにより、室内熱交換器104及び温水循環路121の凍結を防止する。
図5は、特許文献2に記載の空気調和機200の構成を表す図である。この空気調和機200は、室外に設置される温水暖房熱源機201と、室内(浴室R内)に設置される温水暖房端末装置202とから構成されている。
温水暖房熱源機201は、熱交換器203,循環ポンプ204,熱源周囲温度センサ205,及びコントローラ206を備えている。
また、温水暖房端末装置202は、循環ファン210,熱交換器211,熱動弁212,浴室温度センサ213,熱交換器温度センサ214,換気口215,及びコントローラ216を備えている。温水暖房熱源機201のコントローラ206と温水暖房端末装置202のコントローラ216は、シリアルインターフェースを介して双方向に通信線220で接続されている。
凍結予防運転は、次のように行われる。まず、温水暖房熱源機201のコントローラ206が、熱源周囲温度センサ205が検出する温度Tを取り込む。そして、取り込まれた温度Tが、熱源側凍結危険温度以下に低下した場合、コントローラ206が温水暖房端末装置202のコントローラ216に熱動弁212の開弁指令を送信する。そして、熱交換器203を加熱するバーナを燃焼させることなく、循環ポンプ204を起動する。これにより、配管内における凍結の予防を行っている。
一方、近年、空調空間の空気の換気を行うと共に、外気空間の外気を除湿して空調空間に取り入れるようにしたデシカント空調機が開発されている。デシカント空調機とは、シリカゲルやゼオライト粉末等の乾燥剤(デシカント(desiccant))が担持されたハニカム構造の潜熱ロータを備え、この潜熱ロータに湿気を吸着させることで除湿を行う吸着方式の除湿機である(例えば、特許文献3,非特許文献1,2参照)。
デシカント空調機では、潜熱ロータに湿気を吸着するのみでは、吸着熱により給気温度が高くなる。そこで、除湿を行う減湿側空気と潜熱ロータの乾燥剤を乾燥させて再生するための再生空気(加湿側空気)との間で熱交換を行うための顕熱交換器を備えたデシカント空調機が開発されている(特許文献3参照)。
図6に、特許文献3に記載の代表的なデシカント空調機の構成を示す。デシカント空調機300は筐体301を備え、筐体301の内部は、隔壁302によって、第1通風路303と第2通風路304とに区画されている。
室内側に面する筐体301の一端には、再生空気吸込口305及び処理空気吹出口306が形成されており、室外側に面する筐体301の他端には、処理空気吸込口307及び再生空気吹出口308が形成されている。再生空気吸込口305及び再生空気吹出口308は、それぞれ、第1通風路303の入口と出口となっており、処理空気吸込口307及び処理空気吹出口306は、それぞれ、第2通風路304の入口と出口となっている。
第1通風路303の再生空気吹出口308付近には、第1通風路303内の空気を再生空気吸込口305から再生空気吹出口308へ流通させるための第1送風機309が備えられている。また、第2通風路304の処理空気吸込口307付近には、第2通風路304内の空気を処理空気吸込口307から処理空気吹出口306へ流通させるための第2送風機310が備えられている。
更に、筐体301の内部には、顕熱交換器311、再生熱交換器312、潜熱ロータ313、及び駆動モータ314が配設されている。潜熱ロータ313は、駆動モータ314により低速で回転駆動されている。
再生空気吸込口305から第1通風路303に流入した室内の空気は、顕熱交換器311において、第2通風路304を流通する空気と熱交換を行う。そして、再生熱交換器312で加熱された後、潜熱ロータ313を通過する。この際、潜熱ロータ313に吸着された水分を脱離させて湿気を取り込む。そして、再生空気吹出口308から室外へ放出される。
一方、処理空気吸込口307から第2通風路304に流入した室外の空気は、まず潜熱ロータ313を通過する。この際、外気に含まれている水分は潜熱ロータ313に吸着され、潜熱ロータ313から第2通風路304に流出する空気は乾燥空気となる。そして、顕熱交換器311において、第1通風路303を流通する空気と熱交換を行った後、処理空気吹出口306から室内に放出される。
このようにして、室外の空気を除湿して室内に取り込むと共に、室内空気の熱は、顕熱交換器311によって、室内に取り込まれる空気に移される。このようなデシカント空調機の運転を、「除湿運転」という。
特開平8−178398号公報 特開2004−116855号公報 特開2000−346400号公報 社団法人空気調和・衛生工学会編,「空気調和・衛生工学便覧」,第13版,社団法人空気調和・衛生工学会,2001年11月30日,pp.451-452 桑原哲,平岡貢,大塚則男,"加湿と除湿(6) 除湿の応用―デシカント空調",[online],2002年9月3日,社団法人空気調和・衛生工学会,[平成18年8月8日検索],<http://www.shasej.org/gakkaishi/0211/0211-koza-01.html>
斯かるデシカント空調機において、上記従来の空気調和機の凍結防止機構を適用した場合、凍結を有効に防止することができない場合がある。
例えば、再生熱交換器312及び潜熱ロータ313を停止した状態で、第1送風機309及び第2送風機310のみを作動させることによって、除湿を行うことなく室内空気と室外空気の換気を行う「換気運転」を行っている場合を考える。この場合、再生熱交換器312は、第1送風機309により常に冷たい外気の流れに曝され、再生熱交換器312の熱が奪われる。この場合、外気温度が氷点以下まで低下すると、単に再生熱交換器312に通水しただけでは、凍結を完全に防止することができない場合もある。
一方、外気温度が氷点付近まで低下すると、再生熱交換器312に温水を通水すれば上記のような問題は生じない。しかし、凍結防止運転のために常に再生熱交換器312に温水を通水するのは、温水生成のためのエネルギー消費が大きくなり、省エネルギー性に欠けてしまう。
そこで、本発明の目的は、温水熱交換器における凍結を確実に防止することが可能であるとともに、凍結防止のためのエネルギー消費も少ないデシカント空調機を提供することにある。
本発明に係る空気調和機の第1の構成は、空調空間と外気空間とを連通する第1通風路及び第2通風路と、前記第1通風路を通して、前記空調空間内の空気を前記外気空間へ流通させる第1送風機と、前記第2通風路を通して、前記外気空間内の空気を前記空調空間へ流通させる第2送風機と、前記第1通風路を流通する空気と第2通風路を流通する空気との間で熱交換を行わせる顕熱交換器と、前記第2通風路を通って前記顕熱交換器に流入する空気中の水分を吸着し、その水分を、前記第1通風路を通って前記顕熱交換器から流入してくる空気中に放出する潜熱ロータと、前記第1通風路を通って前記潜熱ロータに流入する空気を、外部の熱源機から供給される温水の温水熱により加温する再生熱交換器と、前記再生熱交換器を流通する温水の通断を行う熱動弁と、前記外気空間の温度を検出する外気温度センサと、制御部と、を備えたデシカント空調機において、前記制御部は、前記第1送風機及び第2送風機のみを動かす換気モードにおいて、前記外気温度センサにより検出された外気温度Toutが第1の閾値T以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し、前記外気温度センサにより検出された外気温度Toutが前記第1の閾値Tより低い第2の閾値T以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し、前記第2送風機が作動している場合には前記第2送風機を強制的に停止させる制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、外気温度センサにより検出される外気温度Toutが、あまり低温ではない閾値T以下となった場合、制御部は、まず、熱動弁を強制的に開弁し、再生熱交換器に通水させる。これにより、再生熱交換器の凍結を防止できる。
外気温度Toutが、更に低温の閾値T以下となった場合、熱動弁を強制的に開弁し、外部の熱源機に対して再生熱交換器への温水の循環を要求するとともに、第2送風機が作動している場合には第2送風機を強制的に停止させる。これにより、再生熱交換器が室外の冷たい空気に曝気されることがなくなるため、再生熱交換器の熱喪失が小さくなる。また、外部の熱源機に対して再生熱交換器への温水の循環を要求することで、熱交換器に温水が循環されるため、再生熱交換器が暖められる。これにより、再生熱交換器の凍結を確実に防止できる。
また、このように、温度によって段階的に凍結防止動作を切り替え、必要最小限の凍結防止動作を実行する。また、第2送風機を強制的に停止させることにより、再生熱交換器の熱喪失が小さくなるため、エネルギーロスが小さくなる。従って、凍結防止のためのエネルギー消費量を抑え、高い省エネルギー性を得ることができる。
ここで、「第1の閾値T」「第2の閾値T」は、再生熱交換器の容量、第2送風機の風量によって異なるため、凍結防止処理が必要と考えられる温度に適宜設定される。
本発明に係る空気調和機の第2の構成は、前記第1の構成において、前記制御部は、さらに、外気温度Toutが前記第2の閾値Tより低い第3の閾値T以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し前記外部の熱源機に対して前記再生熱交換器への温水の循環を要求するとともに、前記第1送風機及び第2送風機をともに停止させ、所定の時間間隔で一時的に前記第2送風機を作動させる制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の第3の構成は、前記第1又は2の構成において、前記制御部は、全ての運転が停止している停止モードにおいて、外気温度Toutが第1の閾値T又は第2の閾値T以下となった場合は、前記熱動弁のみを開弁し、外気温度Toutが第3の閾値T以下となった場合には、前記熱動弁を開弁するとともに、前記外部の熱源機に対して前記再生熱交換器への温水の循環を要求することを特徴とする。
この構成により、運転停止時にも凍結を防止することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、温度によって段階的に凍結防止動作を切り替え、必要最小限の凍結防止動作を実行し、また、第2送風機を強制的に停止させることにより、再生熱交換器の熱喪失が小さくなるため、エネルギーロスが小さくなる。従って、凍結防止のためのエネルギー消費量を抑え、高い省エネルギー性を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るデシカント空調機の構成を表す図である。
デシカント空調機1は、筐体2を備え、筐体2の内部は、隔壁3,4,5によって、第1通風路A及び第2通風路Bに区画されている。筐体2の一端側は空調空間に面しており、他端側は外気空間に面している。
ここで、「空調空間」とは、空気調和が行われる空間であり、本実施例の場合は室内空間をいう。また、「外気空間」とは、空調空間の外の空間をいい、本実施例の場合は室外空間をいう。
筐体2の空調空間に面した側面には、第1通風路Aの内気の給気口である再生空気吸込口6及び第2通風路Bの排気口である処理空気吹出口9が形成されている。また、筐体2の外気空間に面した側面には、第2通風路Bの外気の給気口である処理空気吸込口8及び第1通風路Aの排気口である再生空気吹出口7が形成されている。
また、筐体2の内部には、第1送風機10、第2送風機11、顕熱交換器12、再生熱交換器13、熱動弁13a、熱交温度センサ13b、潜熱ロータ14、内気温湿度センサ15、外気温湿度センサ16、及び制御部17が配設されている。
第1送風機10は、第1通風路A内の再生空気吹出口7の近傍に配設されている。第1送風機10は、第1通風路Aを通して、空調空間内の空気を外気空間へ流通させる。第2送風機11は、第2通風路B内の処理空気吹出口9の近傍に配設されている。第2送風機11は、第2通風路Bを通して、外気空間内の空気を空調空間へ流通させる。
顕熱交換器12は、第1通風路Aを流通する空気と、第2通風路Bを流通する空気との間で熱交換を行う。
潜熱ロータ14は、第2通風路Bを通って顕熱交換器12に流入する空気中の水分を吸着し、その水分を、第1通風路Aを通って顕熱交換器12から流出する空気中に放出する。尚、潜熱ロータは、中心軸が隔壁5に平行な円柱形の多孔材で形成されており、ロータ・モータ18(図示せず)によって低速で回転される。
再生熱交換器13は、第1通風路Aを通って潜熱ロータ14に流入する空気を加温する熱交換器である。再生熱交換器13には、外部に設置された熱源機30との間で温水が循環され、熱源機30によって熱の供給が行われる。これにより、潜熱ロータ14の第1通風路Aの側は加熱され、潜熱ロータ14に吸着した水分が脱離する。
熱動弁13aは、再生熱交換器13に供給する温水の断通を行う弁である。熱交温度センサ13bは、再生熱交換器13に供給される温水の温度を検出する温度センサである。
内気温湿度センサ15は、第1通風路Aの再生空気吸込口6の近傍に設置されている。この内気温湿度センサ15は、再生空気吸込口6から第1通風路Aに流入する空調空間内の空気(内気)の温度及び湿度を検出するセンサである。
外気温湿度センサ16は、第2通風路Bの処理空気吸込口8の近傍に設置されている。この外気温湿度センサ16は、処理空気吸込口8から第2通風路Bに流入する外気空間内の空気(外気)の温度及び湿度を検出するセンサである。
制御部17は、熱交温度センサ13b、内気温湿度センサ15、及び外気温湿度センサ16が検出する各温度及び湿度に基づいて、第1送風機10、第2送風機11、熱動弁13a、及び潜熱ロータ14の動作を制御する回路基板である。
図2は、図1のデシカント空調機1の凍結防止機構の機能構成を表すブロック図である。尚、図1と同様の構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して説明は省略する。
デシカント空調機1の制御部17は、凍結防止手段17aを備えている。また、熱源機30は、コントローラ30aを備えている。制御部17とコントローラ30aとは、通信線20により接続されており、双方向で通信が可能である。
以上のように構成された本実施例のデシカント空調機1において、以下その凍結防止動作を説明する。
図3は、デシカント空調機1の換気運転中の凍結防止動作を表すフローチャートである。
まず、ステップS1において、凍結防止手段17aは、内気温湿度センサ15及び外気温湿度センサ16が検出する内気温度Tin及び外気温度Toutを取り込む。
次に、ステップS2において、凍結防止手段17aは、外気温度Toutが第1の閾値T以下か否かを判定する。もし、外気温度Toutが閾値Tよりも高い場合には、凍結防止動作を終了する。外気温度Tout≦Tの場合、凍結防止手段17aは、熱動弁13aを開弁する(S3)。これにより、凍結しにくくなる。
次に、ステップS4において、凍結防止手段17aは、外気温度Toutが第2の閾値T以下か否かを判定する。ここで、T<Tである。
もし、外気温度Toutが閾値Tよりも高い場合には、凍結防止動作を終了する。外気温度Tout≦Tの場合、凍結防止手段17aは、第2送風機11を強制的に停止する(S5)。これにより、再生熱交換器13に送風される室外からの空気の流れが止まり、再生熱交換器13の熱喪失が小さくなる。
次に、ステップS6において、凍結防止手段17aは、外気温度Toutが第3の閾値T以下か否かを判定する。ここで、T<Tである。
もし、Tout>Tならば、凍結防止動作を終了する。一方、外気温度Tout≦Tの場合、ステップS7において、凍結防止手段17aは、熱源機30のコントローラ30aに対して、熱要求を送信する。熱源機30のコントローラ30aは、熱要求を受信すると、再生熱交換器13に循環させる水を加熱して、再生熱交換器13に温水を循環させる。
また、凍結防止手段17aは、第2送風機11を間歇運転モードとする。ここで、「間歇運転モード」とは、所定の時間間隔で短時間だけ送風機を起動する運転方法をいう。このように、第2送風機11を間歇運転モードとすることで、一定の時間間隔で第2通風路Bに外気が導入されるため、外気温湿度センサ16において外気温度を正確に検出することができる。
次いで、ステップS8において、凍結防止手段17aは、第1送風機10を強制的に停止し、ステップS6に戻る。これにより、デシカント空調機1の筐体2内に流入する空気の流れが止まり、再生熱交換器13の熱喪失がさらに小さくなる。
本発明の実施例1に係るデシカント空調機の構成を表す図である。 図1のデシカント空調機の凍結防止機構の機能構成を表すブロック図である。 デシカント空調機1の凍結防止動作を表すフローチャートである。 特許文献1に記載の空気調和機の構成を表す図である。 特許文献2に記載の空気調和機の構成を表す図である。 特許文献3に記載の代表的なデシカント空調機の構成を示す図である。
符号の説明
1 デシカント空調機
2 筐体
3,4,5 隔壁
A 第1通風路
B 第2通風路
6 再生空気吸込口
7 再生空気吹出口
8 処理空気吸込口
9 処理空気吹出口
10 第1送風機
11 第2送風機
12 顕熱交換器
13 再生熱交換器
13a 熱動弁
13b 熱交温度センサ
14 潜熱ロータ
15 内気温湿度センサ
16 外気温湿度センサ
17 制御部
17a 凍結防止手段
20 通信線
30 熱源機
30a コントローラ

Claims (1)

  1. 空調空間と外気空間とを連通する第1通風路及び第2通風路と、
    前記第1通風路を通して、前記空調空間内の空気を前記外気空間へ流通させる第1送風機と、
    前記第2通風路を通して、前記外気空間内の空気を前記空調空間へ流通させる第2送風機と、
    前記第1通風路を流通する空気と第2通風路を流通する空気との間で熱交換を行わせる顕熱交換器と、
    前記第2通風路を通って前記顕熱交換器に流入する空気中の水分を吸着し、その水分を、前記第1通風路を通って前記顕熱交換器から流入してくる空気中に放出する潜熱ロータと、
    前記第1通風路を通って前記潜熱ロータに流入する空気を、外部の熱源機から供給される温水の温水熱により加温する再生熱交換器と、
    前記再生熱交換器を流通する温水の通断を行う熱動弁と、
    前記外気空間の温度を検出する外気温度センサと、
    制御部と、
    を備えたデシカント空調機において、
    前記制御部は、
    前記第1送風機及び第2送風機のみを動かす換気モードにおいて、前記外気温度センサにより検出された外気温度Toutが第1の閾値T以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し、
    前記外気温度センサにより検出された前記外気温度Toutが前記第1の閾値Tより低い第2の閾値T以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し、前記第2送風機が作動している場合には前記第2送風機を強制的に停止させる制御を行い、
    外気温度T out が前記第2の閾値T より低い第3の閾値T 以下となった場合、前記熱動弁を強制的に開弁し前記外部の熱源機に対して前記再生熱交換器への温水の循環を要求するとともに、前記第1送風機及び第2送風機をともに停止させ、所定の時間間隔で一時的に前記第2送風機を作動させる制御を行うことを特徴とするデシカント空調機。
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