JP2009002641A - デシカント空調システム - Google Patents

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Hidetoshi Aragai
秀利 新飼
Hiroharu Fujishima
弘治 藤島
Kenichi Nakajima
健一 中島
Kiminori Kawazoe
公典 川添
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Saibu Gas Co Ltd
Kyoritsu Air Tech Inc
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Abstract

【課題】空調システムの簡素化、小型化及び流路切替手段の簡素化を図ることができるデシカント空調システムを提供する。
【解決手段】デシカント空調システム10は、建築物11内の一階部分1Fと二階部分2Fとの間に配置されたデシカント空調機12と、ホールHの天井裏部分に配置された空気清浄装置13と、を備えている。デシカント空調機12は、略直方体形状をした本体部内に、顕熱ロータ、デシカントロータ、ヒータを有する熱交換ユニット、ロータ駆動用モータ及び送風ファンと、デシカントロータ及び顕熱ロータを経由する第一流路と、顕熱ロータ、熱交換ユニット及びデシカントロータを経由する第二流路と、を内蔵している。空気清浄装置13は、室内の空気を導入するため本体ケーシングの下面に集中排気口30が開設され、集中排気口30下面に開閉式の排気グリル31が装着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、水分の吸脱着機能を備えたゼオライト系又はシリカゲル系の乾燥剤等を用いたデシカント空調システムに関する。
デシカントロータ、顕熱ロータ等を内蔵するデシカント空調機は、一般の空調機と異なり、顕熱(温度)と湿度とを個別に調節できるので、通常より負荷の低い状態で空調を行うことができ、エネルギ消費が少ない、という長所がある。デシカント空調機は、夏場は湿度の低い空気を、冬場は加湿した暖かい空気を供給することができるが、そのためにはロータへ流入する空気の切替を行う必要がある。その切替手段としては、ロータの配置を切り替えたり、空気流路を切り替えたりする機構等が代表的である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−317076号公報
特許文献1記載のデシカント空調機(除湿空調装置)は、除湿ロータ及び顕熱交換ロータ等の姿勢を回動式ダンパによって変更することによって用途に応じた空調を行うように構成されている。従って、回動式ダンパを回動させたときに、ヒータの配管が捻れることのないようにする必要があるため、カップリング等を採用しなければならず、構造の複雑化、大型化を招きやすい。このため、建物の天井空間への設置が困難となり、施工性及びメンテナンス性も悪化しがちである。
本発明が解決しようとする課題は、空調システムの簡素化、小型化及び流路切替手段の簡素化を図ることができるデシカント空調システムを提供することにある。
本発明のデシカント空調システムは、顕熱交換手段、調湿手段、加熱手段を有する熱交換ユニット及び送風ファンと、前記調湿手段及び前記顕熱交換手段を経由する第一流路と、前記顕熱交換手段、前記加熱手段及び前記調湿手段を経由する第二流路と、を本体部に内蔵し、
前記本体部内へ空気を導入するため前記本体部外面に開設された第一導入口及び第二導入口と、
室内から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室外へ排出するため前記本体部外面に開設された排気口と、
屋外から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室内へ供給するため前記本体部外面に開設された給気口と、からなるデシカント空調機と、
室内の空気を本体ケーシング内へ導入するため当該本体ケーシングの室内に面する位置に開設された集中排気口と、
室外の空気を前記本体ケーシング内へ導入するため当該本体ケーシング外面に開設された外気取入口と、
前記集中排気口及び前記外気取入口に設けられた空気浄化手段と、
前記デシカント空調機の前記第一導入口、前記第二導入口とそれぞれ個別の空気流路を介して接続するため前記本体ケーシング外面に開設された第一排出口及び第二排出口と、からなる空気清浄装置と、
室内、室外から前記デシカント空調機へ流入する空気の導入先をそれぞれ前記第一流路又は前記第二流路のいずれかに切り替えるための流路切替手段と、
を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、デシカント空調機と空気清浄装置とが別体となるとともに、デシカント空調機の構造も簡素化されるため、空調システムの簡素化、小型化及び流路切替手段の簡素化を図ることができる。また、空気清浄装置の集中排気口及び外気取入口に空気浄化手段を設けたことにより、当該空気清浄装置内及び空気清浄装置からデシカント空調機へ至る空気経路内の汚損を防止することができ、空気浄化手段の清掃やメンテナンスを空気清浄装置の1箇所で行うことができる。さらに、一般人がメンテナンスすることのないデシカント空調機の設置位置の制約がなくなり、メンテナンス専用の点検口が不要となる。
ここで、前記顕熱交換手段として、回転型顕熱エレメントを設けた場合、エレメント部分の気密対策がし易いほか、エレメントの回転を止めることによって熱交換を伴わない換気運転のみが可能となるため、中間期(夏季と冬季の間の期間)にも好適に使用することができる。一方、静止型顕熱エレメントを設けた場合、モータやベルトなどの回転駆動機構が不要となるため、省スペースを図ることができ、当該静止型顕熱エレメントを通過することによって整流された気流が加熱手段へ流入するので、加熱効率も向上する。
また、前記流路切替手段を前記デシカント空調機に設ければ、デシカント空調機と前記空気清浄装置という2つの装置を複数の空気流路で連通することによって空調システムを構築することができるため、施工性が良好となる。また、流路切替手段の制御をデシカント空調機と同一にすることができ、電源も共用化することができるほか、無駄な配線及びこれに付随する作業をなくすことができる。
一方、前記流路切替手段を前記空気流路に設ければ、流路切替手段が、デシカント空調機及び空気清浄装置から分離され、それぞれの構造を簡素化することができるため、コンパクト化を図ることができる。また、運転切替機能のない既存のデシカント換気システムに流路切替手段を追加することにより、冷房運転、暖房運転の切替が可能な空調システムを構築することができる。さらに、各装置単位でメンテナンス及び交換、修理を行うことができるようになる。
また、前記流路切替手段を前記デシカント空調機及び前記空気清浄装置に設ければ、デシカント空調機と空気清浄装置という2つの装置を複数の空気流路で連通することによって空調システムを構築することができるため、施工性が良好となる。また、流路切替手段を2つの装置(デシカント空調機及び空気清浄装置)にそれぞれ設けることにより、流路切替手段の構造を複雑化することなく、シンプルな構造とすることができ、メンテナンス性も向上する。
さらに、前記流路切替手段は、前記デシカント空調機の前記本体部内において前記第一導入口から前記第一流路を経由して前記排気口又は前記給気口へ至る空気流路の切り替えと、前記第二導入口から前記第二流路を経由して前記給気口又は排気口へ至る空気流路の切り替えと、を行う空調流路切替手段と、
前記空気清浄装置の前記集中排気口から前記第一排出口又は前記第二排出口へ至る排気流路の切り替えと、前記外気取入口から前記第一排出口又は前記第二排出口へ至る外気流路の切り替えと、を行う換気流路切替手段と、
からなることが望ましい。
このような構成とすれば、デシカント空調機の空調流路切替手段及び空気清浄装置の換気流路切替手段でそれぞれの流路を切り替えることにより、冷暖房運転の切替が可能となる。また、流路切替手段が2つの装置(デシカント空調機と空気清浄装置)にそれぞれ設けられることにより、流路切替手段の構造の簡素化を図ることができる。
この場合、前記デシカント空調機の前記空気流路切替手段と、前記空気清浄装置の前記換気流路切替手段と、を連動して作動させる連動手段を設ければ、冷暖房運転の切替が容易となる。
また、前記デシカント空調機の前記空気流路切替手段として、前記排気口及び給気口を開閉するスライド式ダンパと、前記スライド式ダンパに対応して開閉する迂回路と、を前記本体部内に設ければ、顕熱ロータ、デシカントロータあるいは熱交換器等の移動を伴うことなく、確実に各流路の切替を行うことができ、構造の簡素化、小型化を図ることができる。
さらに、前記空気清浄装置の前記換気流路切替手段として、前記排気流路及び前記外気流路を跨いで配置された回動式ダンパを設ければ、簡素な構造でありながら、確実に各流路の切替を行うことができる。
また、前記空気清浄装置の集中排気口を開閉可能とすれば、別途メンテナンス口を設けることなく、当該集中排気口を利用してメンテナンスすることができるため、構造の複雑化を招くことなく、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、前記調湿手段、前記回転型顕熱エレメントの運転を個別に制御可能とすれば、前記調湿手段、前記回転型顕熱エレメントのいずれか一方のみの運転が可能となるため、例えば、前記回転型顕熱エレメントを停止させた状態で前記調湿手段のみを運転させることにより、室内の高温乾燥を行うことができる。また、前記調湿手段、前記回転型顕熱エレメントを運転させることにより、全熱交換換気運転をすることができる。
次に、本発明のデシカント空調システムは、
顕熱交換手段、調湿手段、加熱手段を有する熱交換ユニット及び送風ファンと、前記調湿手段及び前記静止型顕熱交換手段を経由する第一流路と、前記顕熱交換手段、前記加熱手段及び前記調湿手段を経由する第二流路と、を本体部に内蔵し、
屋外の空気を前記本体部内へ導入するため前記本体部外面に開設された第一導入口と、 室内の空気を前記本体部内へ導入するため前記本体部外面に開設された第二導入口と、
屋外から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室内へ供給するため前記本体部外面に開設された給気口と、
室内から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して屋外へ排出するため前記本体部外面に開設された排気口と、
室内、屋外から前記デシカント空調機へ流入する空気の導入先をそれぞれ前記第一流路又は前記第二流路のいずれかに切り替えるための流路切替手段と、を有するデシカント空調機と、
室内の空気を前記デシカント空調機の前記第二導入口へ導入するため室内に面する位置に設けられた室内排気口と、
前記デシカント空調機の前記給気口から室内へ空気を供給するため室内に面する位置に設けられた吹出口と、を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、室内の適切な場所にデシカント空調機を配置し、当該デシカント空調機と室内並びに屋外とを連通する空気流路を設けることにより、空調システムを構築することができるため、空調システムの簡素化、小型化を図ることができる。また、デシカント空調機が流路切替手段を有しているため、空調システムの簡素化も図ることができる。
ここで、前記デシカント空調機の本体部に空気浄化手段を設ければ、別途、空気清浄装置を設ける必要がなくなるので、空調システムの集約化、設置スペースの削減を図ることができる。
一方、前記デシカント空調機を前記熱交換ユニット、ファンユニット及び流路切替手段ユニットによって構成すれば、構成部材をそれぞれ独立した複数のユニット化することができるため、組立性、メンテナンス性が向上する。
また、前記熱交換ユニットを構成する前記加熱手段の熱源として、燃焼器、ヒートポンプ、コージェネレーションシステムの排熱、排ガス、排温水のいずれかを使用すれば、従来は捨てられていた排熱を利用することができるため、省エネルギに有効である。
本発明のデシカント空調システムにより、空調システムの簡素化、小型化及び流路切替手段の簡素化を図ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第一実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図、図2(a)は図1に示すデシカント空調システムを構成するデシカント空調機の平面模式図、図2(b)は前記デシカント空調機の側面模式図、図3は図2に示すデシカント空調機を構成する熱交換ユニットの模式図、図4は図1に示すデシカント空調システムを構成する空気清浄装置の側面模式図である。
図1に示すように、本実施形態のデシカント空調システム10は、建築物11内の一階部分1Fと二階部分2Fとの間に配置されたデシカント空調機12と、ホールHの天井裏部分に配置された空気清浄装置13と、を備えている。図2,図3に示すように、デシカント空調機12は、略直方体形状をした本体部12a内に、顕熱交換手段である顕熱ロータ14(回転型顕熱エレメント)、調湿手段であるデシカントロータ15、加熱手段であるヒータ16を有する熱交換ユニット43、ロータ駆動用モータ17及び送風ファン18と、デシカントロータ15及び顕熱ロータ14を経由する第一流路19と、顕熱ロータ14、熱交換ユニット43及びデシカントロータ15を経由する第二流路20と、を内蔵している。
また、本体部12a内へ空気を導入するため本体部12a外面に第一導入口21及び第二導入口22が開設され、第一導入口21又は第二導入口22から本体部12a内へ導入された空気を第一流路19又は第二流路20を経由して室外へ排出するために本体部12a外面に排気口23が開設され、第一導入口21又は第二導入口22から本体部12a内へ導入された空気を第二流路20又は第一流路19を経由して室内へ供給するため本体部12a外面に給気口24が開設されている。
また、本体部12a内において第一導入口21から第一流路19を経由して排気口23又は給気口24へ至る空気流路の切り替えと、第二導入口22から第二流路20を経由して給気口24又は排気口23へ至る空気流路の切り替えと、を行う空調流路切替手段として、排気口23及び給気口24をそれぞれ開閉するスライド式ダンパ25,26と、スライド式ダンパ25,26に対応して開閉する迂回路27と、が本体部12a内に設けられている。排気口23は空気経路28を経由して建築物11外に設けられた屋外フード28aにおいて大気中に連通している。給気口24は、建築物11内に配置された空気流路29及び分岐ボックス29bを経由して各部屋の吹出口29aに連通している。
図4に示すように、空気清浄装置13は、略直方体形状の本体ケーシング13a内に室内の空気を導入するため当該本体ケーシング13aの室内に面する位置に集中排気口30が開設され、集中排気口30の下面に開閉式の排気グリル31が装着されている。また、室外の空気を本体ケーシング13a内へ導入するため当該本体ケーシング13a外面に外気取入口32が開設され、集中排気口30及び外気取入口32にそれぞれ空気浄化手段Fが配置されている。図1に示すように、外気取入口32は空気経路36を経由して建築物11外に設けられた屋外フード36aにて大気中に連通している。
また、本体ケーシング13a外面に開設された第一排出口37及び第二排出口38は、図2に示すデシカント空調機12の第一導入口21、第二導入口22にそれぞれ個別の空気経路33,34を介して接続されている。そして、集中排気口30から第一排出口37又は第二排出口38へ至る排気流路39の切り替えと、外気取入口32から第一排出口37又は第二排出口38へ至る外気流路40の切り替えと、を同時に行う換気流路切替手段として、排気流路39及び外気流路40を跨いで回動式ダンパ41が配置されている。なお、空気清浄装置13の換気流路切替手段である回動式ダンパ41と、デシカント空調機12の空気流路切替手段であるスライド式ダンパ25,26と、は連動して作動する。
次に、図5〜図12に基づいてデシカント空調システム10の作動状態について説明する。図5は除湿換気運転中のデシカント空調システムを示す概略構成図、図6は図5に示すデシカント空調システムの要部を示す模式図、図7(a)は除湿換気運転中のデシカント空調機を示す平面模式図、図7(b)は前記デシカント空調機の側面模式図、図8は除湿換気運転中の空気清浄装置を示す側面模式図である。また、図9は加湿暖房換気運転中のデシカント空調システムを示す概略構成図、図10は図9に示すデシカント空調システムの要部を示す模式図、図11(a)は加湿暖房換気運転中のデシカント空調機を示す平面模式図、図11(b)は前記デシカント空調機の側面模式図、図12は加湿暖房換気運転中の空気清浄装置を示す側面模式図である。
夏期、梅雨時期等においては、デシカント空調システム10は図5〜図8に示すような除湿換気モードに設定される。図7に示すように、デシカント空調機12の本体部12a内のスライド式ダンパ25,26はいずれも本体部12aの上方に位置し、図8に示すように、空気清浄装置13の回動式ダンパ41は水平状態にセットされる。
これにより、室内空気(環気)はホールHの天井の集中排気口30から空気浄化手段Fを通過して空気清浄装置13内の排気流路39へ流入し、第一排出口37から空気流路33を経由して、図7に示すデシカント空調機12の第二導入口22から本体部12a内へ流入する。本体部12a内へ流入した室内空気(環気)は第二流路20へ流れ込み、顕熱ロータ14、ヒータ16及びデシカントロータ15を通過し、送風ファン18にてUターンして迂回路27へ流入し、排気口23から空気流路28へ流入し、屋外フード28aから建築物11外へ排出される。
一方、屋外フード36aから空気経路36を経て外気取入口32及び空気浄化手段Fを通過して空気清浄装置13内へ流入した外気は、本体ケーシング13a内の外気流路40を通過して第二排出口38から空気流路34へ流れ込み、図7に示すデシカント空調機12の第一導入口21から本体部12a内へ流れ込む。本体部12a内へ流れ込んだ外気は、送風ファン18を経て第一流路19へ流入し、デシカントロータ15及び顕熱ロータ14を通過し、本体部12aの端部でUターンした後、迂回路27へ流入し、給気口24から空気流路29へ吐出され分岐ボックス29bで複数方向へ分岐され、吹出口29aから各部屋内へ吹き出される。
冬期においては、デシカント空調システム10は図9〜図12に示すような加湿暖房換気モードに設定される。図11に示すように、デシカント空調機12の本体部12a内のスライド式ダンパ25,26はいずれも本体部12aの下方に位置し、図12に示すように、空気清浄装置13の回動式ダンパ41は傾斜状態にセットされる。
これにより、室内空気(環気)はホールHの天井の集中排気口30から空気浄化手段Fを通過して空気清浄装置13内の排気流路39へ流入し、第二排出口38から空気流路34を経由して、図11に示すデシカント空調機12の第一導入口21から本体部12a内へ流入する。本体部12a内へ流入した室内空気(環気)は送風ファン18を経て第一流路19へ流れ込み、デシカントロータ15及び顕熱ロータ14を通過し、排気口23から空気流路28へ流入し、屋外フード28aから建築物11外へ排出される。
一方、屋外フード36aから空気経路36及び外気取入口32を経由して空気清浄装置13内へ流入した外気は、本体ケーシング13a内の外気流路40を通過して第一排出口37から空気流路33へ流れ込み、図11に示すデシカント空調機12の第二導入口22から本体部12a内へ流れ込む。本体部12a内へ流れ込んだ外気は、第二流路20に流入し、顕熱ロータ14、ヒータ16及びデシカントロータ15を通過し、送風ファン18を経て給気口24から空気流路29へ吐出され分岐ボックス29bで複数方向へ分岐され、吹出口29aから各部屋内へ吹き出される。
デシカント空調システム10においては、デシカント空調機12と空気清浄装置13とが別体であり、デシカント空調機12の構造も簡素化されるため、空調システムの簡素化、小型化を図ることができる。また、デシカント空調機12の空調流路切替手段(スライド式ダンパ25,26)及び空気清浄装置13の換気流路切替手段(回動式ダンパ41)でそれぞれの流路を切り替えることにより冷暖房運転の切替が可能である。
また、図4に示すように、空気清浄装置13の排気グリル31を開けば、集中排気口30を点検口とすることができるため、施工性、メンテナンス性が良好である。また、空気清浄装置13の集中排気口30及び外気取入口32には空気浄化手段Fが設けられているため、当該空気清浄装置13内及び空気清浄装置13からデシカント空調機12へ至る空気流路33,34内の汚損を防止することができる。さらに、一般のユーザーであっても比較的容易に空気浄化手段Fの日常メンテナンスを行うことができる。
さらに、デシカント空調機12の空調流路切替手段(スライド式ダンパ25,26)と空気清浄装置13の換気流路切替手段(回動式ダンパ41)とは連動しているため、冷暖房運転の切替が容易である。
一方、デシカント空調機12の空調流路切替手段として、排気口23を開閉するスライド式ダンパ25と、給気口24を開閉するスライド式ダンパ26とを設けているため、顕熱ロータ14、デシカントロータ15及びヒータ16等を全く移動させることなく、確実に各流路の切替を行うことができる。また、移動機構が不要であるため、構造の簡素化、小型化を図ることができる。
空気清浄装置13においては、排気流路39及び外気流路40を跨いで回動式ダンパ41が配置されているため、簡素な構造でありながら、確実に排気流路39及び外気流路40の切替を行うことができる。
デシカント空調機12の構成部材である、熱交換ユニット43、送風ファン18及び空調流路切替手段(スライド式ダンパ25,26)はそれぞれユニット化されているため、組立性、メンテナンス性に優れている。また、熱交換ユニット43を構成するヒータ16の熱源として、燃焼器、ヒートポンプ、コージェネレーションシステムの排熱を使用できるため、省エネルギに有効である。そのほか、ヒータ16としては、電気ヒータを使用することもできる。
また、デシカントロータ15、顕熱ロータ14の運転は個別に制御可能であるため、顕熱ロータ14、デシカントロータ15のいずれか一方のみの運転も可能である。このため、例えば、顕熱ロータ14を停止させ、デシカントロータ15のみを運転させることにより、室内の高温乾燥を行うことができる。さらに、デシカントロータ15と顕熱ロータ14を運転させることにより、全熱交換換気運転をすることができる。
また、水分に異物が溶け込みデシカントロータ15に吸着されている場合には、ヒータ16に熱を投入することにより、デシカントローラ15に吸着した、異物を含んだ水分を脱着することができる。このように、デシカントロータ15の不使用時に、デシカントロータ15に吸着した水分を前記方法で脱着することにより、デシカントローラ15を、カビ発生のない、健全な状態に保つことができる。
次に、図13〜図18に基づいて、本発明のその他の実施形態について説明する。図13は本発明の第二実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図、図14は図13に示す流路切替手段を模式的に示す斜視図、図15は本発明の第三実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図である。なお、図13〜図18において、図1〜図12に記載した符号と同符号を付した部分は、前述したデシカント空調システム10の構成部分と同じ機能、効果を発揮する部分であり、説明を省略する。
図13に示すデシカント空調システムにおいては、複数の流路切替手段50x,50yがデシカント空調機12に隣接して一体的に設けられている。これらの流路切替手段50x,50yはいずれも図14に示す流路切替手段50と同じ構造、機能を有している。図14に示すように、流路切替手段50は、略直方体形状のケーシング50aの一つの面に第一開口部51及び第三開口部53が開設され、前記面と対向する面に第二開口部52及び第四開口部54が開設されている。ケーシング50a内には支軸55aを中心に回動可能な回動式ダンパ55が配置されている。
回動式ダンパ55が図14(a)に示す状態にあるときは、第一開口部51と第二開口部52とが連通し、第三開口部53と第四開口部54とが連通している。また、回動式ダンパ55が図14(b)に示す状態にあるときは、第一開口部51と第四開口部54とが連通し、第三開口部53と第二開口部52とが連通している。このように回動式ダンパ55が支軸55aを中心に90度単位で回動することにより、第一,第三開口部51,53と第二,第四開口部52,54との連通状態が交互に切り替えられる。
一方、図13に示すように、流路切替手段50xの第二開口部52は迂回路56を経由してデシカント空調機12の排気口23に連通し、第四開口部54はデシカント空調機12の第一流路19に連通している。また、流路切替手段50yの第二開口部52はデシカント空調機12の第二流路20に連通し、第四開口部54は迂回路57を経由してデシカント空調機12の第二導入口22に連通している。
図13(a)は、冬期における加湿暖房換気運転状態を示している。このとき、流路切替手段50x,50yは図14(a)に示す流路切替手段50の状態にある。室外から取り込まれた外気OAは、流路切替手段50xの第一開口部51、第二開口部52及び迂回路56を経由してデシカント空調機12の排気口23から第二流路20へ流入し、流路切替手段50yの第二開口部52及び第一開口部51を経由した後、給気SAとして室内へ供給される。また、室内から排出された環気RAは、流路切替手段50xの第三開口部53、第四開口部54を経由してデシカント空調機12の第一流路19へ流入し、第二導入口22から迂回路57及び流路切替手段50yの第四開口部54及び第三開口部53を経由した後、排気EAとして室外へ排出される。
図13(b)は、夏期における除湿環気運転状態を示している。このとき、流路切替手段50x,50yは図14(b)に示す流路切替手段50の状態にある。室外から取り込まれた外気OAは、流路切替手段50xの第一開口部51、第四開口部54を経由してデシカント空調機12の第一流路19へ流入し、第二導入口22から迂回路57及び流路切替手段50yの第四開口部54及び第一開口部51を経由した後、給気SAとして室内へ供給される。また、室内から排出された環気RAは、流路切替手段50xの第三開口部53、第二開口部52、迂回路56を経由してデシカント空調機12の排気口23から第二流路20へ流入し、流路切替手段50yの第二開口部52及び第三開口部53を経由した後、排気EAとして室外へ排出される。
このような構成とすれば、デシカント空調機12と空気清浄装置(図示せず)という2つの装置を複数の空気流路(図示せず)で連通することによってデシカント空調システムを構築することができるため、施工性が良好である。また、流路切替手段50x,50yの制御をデシカント空調機12と同一にするとともに電源も共用化することができため、無駄な配線及びこれに付随する作業をなくすことができる。さらに、流路切替手段50x,50yをユニット化してデシカント空調機12に組み付けることにより、デシカント空調機12の構成部材である熱交換ユニット43及び送風ファン18と空調流路切替手段50x,50yとがそれぞれユニット化されるため、組立性、メンテナンス性にも優れている。
次に、図15に示すデシカント空調システムにおいては、複数の流路切替手段50x,50yをデシカント空調機12から分離して空気流路58,59に設けている。流路切替手段50x,50yの構造、機能及びデシカント空調機12との接続状態は図13に示すデシカント空調システムと同様である。
このような構成とすれば、流路切替手段50x,50yが、デシカント空調機12及び空気清浄装置(図示せず)から分離され、それぞれの構造を簡素化することができるため、コンパクト化を図ることができる。また、運転切替機能のない既存のデシカント空調機12に流路切替手段50x,50yを追加することにより、冷房運転、暖房運転の切替が可能なデシカント空調システムを構築することができる。さらに、流路切替手段50x,50yが、デシカント空調機12及び空気清浄装置(図示せず)は、それぞれ各装置単位でメンテナンス及び交換、修理を行うことができるようになる。
次に、図16〜図18に基づいて、本発明の第四実施形態について説明する。図16は本発明の第四実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図、図17(a)は図16に示すデシカント空調機が除湿換気運転中の状態を示す平面模式図、図17(b)は前記デシカント空調機の側面模式図、図18(a)は図16に示すデシカント空調機が加湿暖房換気運転中の状態を示す平面模式図、図18(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。
図16に示すように、デシカント空調システム100は、建築物11の小屋裏に配置されたデシカント空調機76と、室内の空気をデシカント空調機76へ導入するためホールHの天井裏に設けられた集中排気口30と、デシカント空調機76から室内へ空気を供給するため各室内に面する位置に設けられた吹出口29aと、を備えている。なお、室内の排気口は集中排気口30に限定しないので、複数の室内排気口を設けることもできる。
図17,図18に示すように、デシカント空調機76は、略直方体形状をした本体部76a内に、顕熱交換手段である静止型顕熱エレメント60、デシカントロータ65、ヒータ66を有する熱交換ユニット73及び送風ファン68と、デシカントロータ65及び静止型顕熱エレメント60を経由する第一流路71と、静止型顕熱エレメント60、ヒータ66及びデシカントロータ65を経由する第二流路72と、を内蔵している。
また、本体部76a内へ空気を導入するため本体部76a外面に第一導入口61及び第二導入口62が開設され、第一導入口61又は第二導入口62から本体部76a内へ導入された空気を第一流路71又は第二流路72を経由して室外へ排出するために本体部76a外面に排気口63が開設され、第一導入口61又は第二導入口62から本体部76a内へ導入された空気を第二流路72又は第一流路71を経由して室内へ供給するため本体部76a外面に給気口64が開設されている。
本体部76a内において、第一流路71、第二流路72から給気口64、排気口63へ至る空気流路の切り替えを行う空調流路切替手段として、排気口63及び給気口64をそれぞれ開閉するダンパ70が設けられている。また、第一導入口61、第二導入口62から本体部76a内の第一流路71、第二流路72へ至る空気流路の切り替えを行う空調流路切替手段として、第一導入口61、第二導入口62をそれぞれ開閉するダンパ69が設けられている。さらに、静止型顕熱エレメント60に設けられた二つの空気導入部60a,60bにそれぞれ空気浄化手段Fが付設されている。
夏期、梅雨時期等においては、デシカント空調機76は図17に示すような除湿換気モードに設定される。これにより、室内空気(環気)はデシカント空調機76の第二導入口62から本体部76a内へ流入する。本体部76a内へ流入した室内空気(環気)は第二流路72へ流れ込み、静止型顕熱エレメント60、ヒータ66及びデシカントロータ65を通過し、送風ファン68を通過して排気口63から排出される。
一方、デシカント空調機76の第一導入口61から本体部76a内へ流れ込んだ外気は迂回路75を通って第一流路71へ流入し、デシカントロータ15及び静止型顕熱エレメント60を通過し、本体部76aの端部でUターンした後、迂回路74へ流入し、給気口64から吐出される。
冬期においては、デシカント空調機76は図17に示すような加湿暖房換気モードに設定される。これにより、デシカント空調機76の第二導入口62から本体部76a内へ流入した室内空気(環気)は迂回路75を経て第一流路71へ流れ込み、デシカントロータ65及び静止型顕熱エレメント60を通過して迂回路74へ流れ込み、送風ファン68を経由して排気口63から排出される。
一方、デシカント空調機76の第一導入口61から本体部76a内へ流れ込んだ外気は、静止型顕熱エレメント60、ヒータ66及びデシカントロータ65を通過し、送風ファン68を経て給気口64から吐出される。分岐ボックス29bで複数方向へ分岐され、吹出口29aから各部屋内へ吹き出される。
このように、デシカント空調機76には静止型顕熱エレメント60が設けられているため、モータやベルトなどの回転駆動機構が不要であり、省スペースを図ることができる。また、静止型顕熱エレメント60を通過することによって整流された気流がヒータ66へ流入するので、加熱効率も向上する。さらに、静止型顕熱エレメント60の空気導入部60a,60bには、それぞれ空気浄化手段Fが付設されているため、別途、空気清浄装置を設ける必要がなく、空調システムの集約化、設置スペースの削減を図ることができる。なお、顕熱交換手段は静止型顕熱エレメント60に限定しないので、その他の顕熱交換手段、例えば、回転型顕熱エレメントなどを採用することもできる。
デシカント空調機76内にあるモータなどの各種機器(図示せず)、静止型顕熱エレメント60、空気浄化手段Fなどのメンテナンスを一箇所から行うことができるため、点検口も一箇所で良い。ダクト施工が一般の24時間換気システムと同様であり、接続箇所が少ないので、施工性も良好である。熱源との配管を行えば、既設の24時間換気システムと本体部分を入れ替えるだけで導入することができる。その他の機能、効果などは前述したデシカント空調機12と同様である。
本発明のデシカント空調システムは一般住宅、オフィスあるいは工場等の空調システムとして広く利用することができる。
本発明の第一実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図である。 (a)は図1に示すデシカント空調システムを構成するデシカント空調機の平面模式図であり、(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。 図2に示すデシカント空調機を構成する熱交換ユニットの模式図である。 図1に示すデシカント空調システムを構成する空気清浄装置の側面模式図である。 除湿換気運転中のデシカント空調システムを示す概略構成図である。 図5に示すデシカント空調システムの要部を示す模式図である。 (a)は除湿換気運転中のデシカント空調機を示す平面模式図であり、(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。 除湿換気運転中の空気清浄装置を示す側面模式図である。 加湿暖房換気運転中のデシカント空調システムを示す概略構成図である。 図9に示すデシカント空調システムの要部を示す模式図である。 (a)は加湿暖房換気運転中のデシカント空調機を示す平面模式図であり、(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。 加湿暖房換気運転中の空気清浄装置を示す側面模式図である。 本発明の第二実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図である。 図13に示す流路切替手段を模式的に示す斜視図である。 本発明の第三実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図である。 本発明の第四実施形態であるデシカント空調システムの概略構成を示す模式図である。 (a)は図16に示すデシカント空調機が除湿換気運転中の状態を示す平面模式図であり、(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。 (a)は図16に示すデシカント空調機が加湿暖房換気運転中の状態を示す平面模式図であり、(b)は前記デシカント空調機の側面模式図である。
符号の説明
10,100 デシカント空調システム
11 建築物
12,76 デシカント空調機
12a,76a 本体部
13 空気清浄装置
13a 本体ケーシング
14 顕熱ロータ
15,65 デシカントロータ
16,66 ヒータ
17 ロータ駆動用モータ
18,68 送風ファン
19,71 第一流路
20,72 第二流路
21,61 第一導入口
22,62 第二導入口
23,63 排気口
24,64 給気口
25,26 スライド式ダンパ
27,56,57,74,75 迂回路
28,29,33,34,36,35,58,59 空気流路
28a,36a 屋外フード
29a 吹出口
29b 分岐ボックス
30 集中排気口
31 排気グリル
32 外気取入口
37 第一排出口
38 第二排出口
39 排気流路
40 外気流路
41,55 回動式ダンパ
43,73 熱交換ユニット
50,50x,50y 流路切替手段
50a ケーシング
51 第一開口部
52 第二開口部
53 第三開口部
54 第四開口部
55a 支軸
60 静止型顕熱エレメント
60a,60b 空気導入部
69,70 ダンパ
H ホール
F 空気浄化手段
1F 一階部分
2F 二階部分
OA 外気
SA 給気
RA 環気
EA 排気

Claims (15)

  1. 顕熱交換手段、調湿手段、加熱手段を有する熱交換ユニット及び送風ファンと、前記調湿手段及び前記顕熱交換手段を経由する第一流路と、前記顕熱交換手段、前記加熱手段及び前記調湿手段を経由する第二流路と、を本体部に内蔵し、
    前記本体部内へ空気を導入するため前記本体部外面に開設された第一導入口及び第二導入口と、
    室内から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室外へ排出するため前記本体部外面に開設された排気口と、
    屋外から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室内へ供給するため前記本体部外面に開設された給気口と、からなるデシカント空調機と、
    室内の空気を本体ケーシング内へ導入するため当該本体ケーシングの室内に面する位置に開設された集中排気口と、
    室外の空気を前記本体ケーシング内へ導入するため当該本体ケーシング外面に開設された外気取入口と、
    前記集中排気口及び前記外気取入口に設けられた空気浄化手段と、
    前記デシカント空調機の前記第一導入口、前記第二導入口とそれぞれ個別の空気流路を介して接続するため前記本体ケーシング外面に開設された第一排出口及び第二排出口と、からなる空気清浄装置と、
    室内、室外から前記デシカント空調機へ流入する空気の導入先をそれぞれ前記第一流路又は前記第二流路のいずれかに切り替えるための流路切替手段と、
    を備えたことを特徴とするデシカント空調システム。
  2. 前記顕熱交換手段として、回転型顕熱エレメントまたは静止型顕熱エレメントを設けたことを特徴とする請求項1記載のデシカント空調システム。
  3. 前記流路切替手段を前記デシカント空調機に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のデシカント空調システム。
  4. 前記流路切替手段を前記空気流路に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のデシカント空調システム。
  5. 前記流路切替手段を前記デシカント空調機及び前記空気清浄装置に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のデシカント空調システム。
  6. 前記流路切替手段は、前記デシカント空調機の前記本体部内において前記第一導入口から前記第一流路を経由して前記排気口又は前記給気口へ至る空気流路の切り替えと、前記第二導入口から前記第二流路を経由して前記給気口又は排気口へ至る空気流路の切り替えと、を行う空調流路切替手段と、
    前記空気清浄装置の前記集中排気口から前記第一排出口又は前記第二排出口へ至る排気流路の切り替えと、前記外気取入口から前記第一排出口又は前記第二排出口へ至る外気流路の切り替えと、を行う換気流路切替手段と、
    からなることを特徴とする請求項5記載のデシカント空調システム。
  7. 前記デシカント空調機の前記空気流路切替手段と、前記空気清浄装置の前記換気流路切替手段と、を連動して作動させる連動手段を設けたことを特徴とする請求項6記載のデシカント空調システム。
  8. 前記デシカント空調機の前記空気流路切替手段として、前記排気口及び前記給気口を開閉するスライド式ダンパと、前記スライド式ダンパに対応して開閉する迂回路と、を前記本体部内に設けたことを特徴とする請求項6又は7記載のデシカント空調システム。
  9. 前記空気清浄装置の前記換気流路切替手段として、前記排気流路及び前記外気流路を跨いで配置された回動式ダンパを設けたことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のデシカント空調システム。
  10. 前記空気清浄装置の集中排気口が開閉可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のデシカント空調システム。
  11. 前記調湿手段、前記回転型顕熱エレメントの運転を個別に制御可能としたことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載のデシカント空調システム。
  12. 顕熱交換手段、調湿手段、加熱手段を有する熱交換ユニット及び送風ファンと、前記調湿手段及び前記静止型顕熱交換手段を経由する第一流路と、前記顕熱交換手段、前記加熱手段及び前記調湿手段を経由する第二流路と、を本体部に内蔵し、
    屋外の空気を前記本体部内へ導入するため前記本体部外面に開設された第一導入口と、 室内の空気を前記本体部内へ導入するため前記本体部外面に開設された第二導入口と、
    屋外から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して室内へ供給するため前記本体部外面に開設された給気口と、
    室内から前記本体部内へ導入された空気を第一流路又は前記第二流路を経由して屋外へ排出するため前記本体部外面に開設された排気口と、
    室内、屋外から前記デシカント空調機へ流入する空気の導入先をそれぞれ前記第一流路又は前記第二流路のいずれかに切り替えるための流路切替手段と、を有するデシカント空調機と、
    室内の空気を前記デシカント空調機の前記第二導入口へ導入するため室内に面する位置に設けられた室内排気口と、
    前記デシカント空調機の前記給気口から室内へ空気を供給するため室内に面する位置に設けられた吹出口と、
    を備えたことを特徴とするデシカント空調システム。
  13. 前記デシカント空調機の本体部に空気浄化手段を設けた請求項12記載のデシカント空調システム。
  14. 前記デシカント空調機を前記熱交換ユニット、ファンユニット及び流路切替手段ユニットにより構成したことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のデシカント空調システム。
  15. 前記熱交換ユニットを構成する前記加熱手段の熱源として、燃焼器、ヒートポンプ、コージェネレーションシステムの排熱、排ガス、排温水のいずれかを使用することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のデシカント空調システム。
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