JP5845395B2 - 消音ボックス付送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、換気送風機器など消音ボックス内部に送風機を内蔵して使用される消音ボックス付送風機に関するものである。
従来、消音ボックス付送風機の吸込騒音の低減に関しては、消音ボックスに内蔵された両吸込型送風機のファンケーシングの背面に分流消音部材を設け、吸込気流をモータ側と反モータ側の風路に分流し、各風路に流入する風量を調整することで消音材の吸音機能を効果的に働かせたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その消音ボックス付送風機の吸込騒音の低減について、図10を参照しながら説明する。
図10に示すように、従来の消音ボックス付送風機は、本体機体101の内部に羽根車102を納めたファンケーシング103と、モータ104を配置した両吸込型遠心送風機105を納めたものである。羽根車102を回転させると、本体機体101に設けた機体吸込口106から空気を吸い込み、両吸込型遠心送風機105を介して機体吹出口107から吹き出すことになる。ファンケーシング103の背面には分流消音部材108が取り付けられており、分流消音部材108により機体吸込口106から吸込んだ空気をモータ側風路109と反モータ側風路110に分流している。分流消音部材108には機体吸込口106側の反モータ側風路110部分に凹み111が設けられており、この凹み111によりモータ側風路109に対し、反モータ側風路110により多くの気流を分流させている。モータ側風路109は、モータ104やモータ取付け脚112により気流が阻害され、もともと気流騒音が発生しやすい構造であり、反モータ側風路110により多くの気流を分流することで、この気流騒音の発生を抑制している。
特開2002−156139号公報
このような従来の消音ボックス付送風機では、ファンケーシング背面での吸込気流の分流によりモータ側風路の気流騒音を抑制できるものの、本来の目的である機体の吸込騒音を低減しようとした場合、分流消音部材により形成される消音風路を長くする必要がある。それにより機体吸込口からケーシング背面までの距離が長くなり、材料費が高くなると共に、機体を小型化することが難しいといった課題が発生する。また大風量タイプの消音ボックス付送風機では、取り扱い風量が多いことから、機体吸込口に接続されるダクトは一般的に角ダクトとなる。この場合ケーシング背面の面積に対して、角ダクトの面積が大きいため、吸込気流がケーシング背面で分流される前に内蔵送風機まで到達してしまい、分流消音部材の効果が得られないといった問題も発生する。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、機体の吸込口の構造を工夫することで、角ダクト接続の大風量タイプにおいても、送風能力を低下させること無く、機体吸込口からケーシング背面までの距離を短くでき、機体を小型化しながら機体の吸込騒音を低減できる消音ボックス付送風機を提供することを目的とする。
本発明の消音ボックス付送風機は、上記目的を達成するために、長方形の機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は、吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、吐出口の面を前記機体吹出口の面に対し傾けて配置し、羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定されたモータにより駆動する消音ボックス付送風機であって、前記機体吸込口側から機体内部を仰いだ際に、前記両吸込型遠心送風機の反モータ側の吸込口を隠蔽するように、機体吸込口に矩形状の吸込遮音板を配置し、前記吸込遮音板により機体吸込口が2分割される構成としたものである。
本発明によれば、長方形の機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は、吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、吐出口の面を前記機体吹出口の面に対し傾けて配置し、羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定されたモータにより駆動する消音ボックス付送風機であって、前記機体吸込口側から機体内部を仰いだ際に、前記両吸込型遠心送風機の反モータ側の吸込口を隠蔽するように、機体吸込口に矩形状の吸込遮音板を配置し、前記吸込遮音板により機体吸込口が2分割される構成としたことにより、角ダクト接続の大風量タイプにおいても、送風能力を低下させること無く、機体吸込口からケーシング背面までの距離を短くでき、機体を小型化しながら機体の吸込騒音を低減できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機の平面構成図 同消音ボックス付送風機の機体吸込口側の正面構成図 同消音ボックス付送風機の設置状態を示す側面構成図 本発明の実施の形態2の消音ボックス付送風機の機体吸込口側の正面構成図 本発明の実施の形態3の消音ボックス付送風機の平面構成図 吸込遮音板の有無による吸込騒音の比較NCグラフ 本発明の実施の形態4の消音ボックス付送風機の機体吸込口側の正面構成図 本発明の実施の形態5の消音ボックス付送風機の平面構成図 本発明の実施の形態6の消音ボックス付送風機の機体吸込口側の正面構成図 従来の消音ボックス付送風機の平面構成図
本発明の請求項1記載の消音ボックス付送風機は、長方形の機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は、吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、吐出口の面を前記機体吹出口の面に対し傾けて配置し、羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定されたモータにより駆動する消音ボックス付送風機であって、前記機体吸込口側から機体内部を仰いだ際に、前記両吸込型遠心送風機の反モータ側の吸込口を隠蔽するように、機体吸込口に矩形状の吸込遮音板を配置し、前記吸込遮音板により機体吸込口が2分割される構成としたものであり、両吸込型遠心送風機を傾けて配置したことにより、ケーシング背面に凹みを設けた分流消音部材を設けることなく、反モータ側風路により多くの気流を分流でき、モータ側風路のモータやモータ取付け脚による気流騒音を抑制できる。また機体吸込口より見て、反モータ側のケーシング吸込口が見える構造となり、外部に伝播しやすくなった両吸込型遠心送風機の吸込騒音を、吸込口を隠蔽するように設けられた吸込遮音板により機内に反響させ、消音風路で効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できるといった作用も有する。
また、前記吸込遮音板のモータ側の端部を反モータ側の端部に対して短くした構成としたものであり、機体吸込口より見て丸形状のケーシング吸込口を隠蔽しない部位を開口することにより、機体吸込口の開口面積を広く確保し、遮音効果を維持しながら圧力損失を抑えられるといった作用を有する。
また、前記吸込遮音板のモータ側の端部を機体の外側に向け屈曲させた構成としたものであり、吸込遮音板に衝突した気流を左右にスムーズに分流させ、両吸込型遠心送風機の反モータ側の吸込口に導くことができるといった作用を有する。
また、前記吸込遮音板を機体側面の外装板と一体化して形成したものであり、ねじ固定時の吸込遮音板と機体との隙間によるビビリ音の発生を抑制できる。また、部品点数を削減でき、ねじ固定する時間を削減できるといった作用を有する。
また、前記吸込遮音板の両吸込型遠心送風機側の面に吸音材を貼り付けた構成としたものであり、吸込遮音板自体にも吸音効果を持たせることができ、両吸込型遠心送風機の吸込騒音をより効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できるといった作用を有する。
また、前記機体吸込口の前記吸込遮音板よりモータ側位置に矩形状の気流ガイドを備え、前記気流ガイドは、吸込遮音板側の端部を機体内部に向け屈曲させた構成としたものであり、気流ガイドにより両吸込型遠心送風機のモータ側の吸込騒音を、機内に反響させると共に、端部の屈曲によりモータ側の吸込気流を左右に分流させ、両吸込型遠心送風機の反モータ側風路とモータ側風路に導く風量を調整できるといった作用を有する。
また、前記気流ガイドを機体側面の外装板と一体化して形成したものであり、ねじ固定時の吸込遮音板と機体との隙間によるビビリ音の発生を抑制できる。また、部品点数を削減でき、ねじ固定する時間を削減できるといった作用を有する。
また、前記気流ガイドの両吸込型遠心送風機側の面に吸音材を貼り付けた構成としたものであり、気流ガイド自体にも吸音効果を持たせることができ、両吸込型遠心送風機の吸込騒音をより効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できるといった作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本実施の形態の消音ボックス付送風機は、機体吸込口1と機体吹出口2を箱状の機体3の対向する側面に設けている。機体3には、機体吸込口1に吸込側ダクト4を接続する吸込側角フランジ5、および機体吹出口2には、吹出側ダクト6を接続する吹出側角フランジ7を配している。機体3の内部は、機体吸込口1から機体吹出口2に至る風路8となっている。機体3内(風路8)には、両吸込型遠心送風機9が吐出口10の面を機体吹出口2に対し傾けて配置されている。すなわち、反モータ側吸込口14aを機体吸込口1側に向けていることになる。この両吸込型遠心送風機9は、モータ11に固定した羽根車12と、渦巻き状のスクロール13、吸込口(反モータ側吸込口14a、モータ側吸込口14b)を設けた両側面のケーシング側板15からなるファンケーシング16とを有している。ファンケーシング16の背面には吸音材17が配置され、この吸音材17と傾けられた両吸込型遠心送風機9の配置により風路8をモータ側風路18と反モータ側風路19に分流している。機体吸込口1には、機体吸込口1を吸込側ダクト4側から見て、両吸込型遠心送風機9の反モータ側吸込口14aを隠蔽するように吸込遮音板20が配置され、機体3にねじ固定されている。このように吸込遮音板20により機体吸込口1が2分割される構成とする。
このような消音ボックス付送風機は、図3に示すように、天井裏22において機体吸込口1に吸込側ダクト4、機体吹出口2に吹出側ダクト6を接続して施工される。機体3は、吸込側に機体吸込口1、吹出側に機体吹出口2、機体3の内部に両吸込型遠心送風機9、外面に施工用吊り金具23を配している。機体3は天井面24に埋め込まれた吊りボルト25に施工用吊り金具23を固定することで、天井裏22に設置される。そして、両吸込型遠心送風機9を運転すると、室内26の空気が吸込側ダクト4、両吸込型遠心送風機9を介して吹出側ダクト6を通過し、室外27に排気される。天井裏22と室内26は天井材28で仕切られ、天井材28には、機体3の直下となるところに天井点検口29を備えている。
上記構成による作用・効果について説明する。両吸込型遠心送風機9のモータ11を駆動して回転させた羽根車12により発生させた気流は、吸込側ダクト4から機体吸込口1をとおり機体3内部に流入する。そのとき、機体吸込口1では、吸込遮音板20によりモータ11側とモータ11とは反対側の二手に分かれて機体3内に流入する。機体3内部では、モータ11側に流入した気流が、さらにモータ側風路18になる気流と反モータ側風路19に合流する気流とに分かれることになる。ここで、反モータ側吸込口14aを上流側に向けるように、両吸込型遠心送風機9は、傾けて配置したことにより、モータ側風路18よりも反モータ側風路19により多くの気流を分流できることとなる。
また、モータ側風路18は、モータ11やモータ取付け脚21により気流が阻害され、もともと気流騒音が発生しやすい構造となっている。しかし、反モータ側風路19により多くの気流を分流させ、モータ側風路18に流れる気流を少なくすることで、この気流騒音を抑制することになる。
また、モータ側吸込口14bを機体吹出口2側に向けているので、機体吸込口1より見ると、モータ側吸込口14bは、隠蔽される配置となっている。従って、モータ11やモータ取付け脚21による気流騒音が外部に伝播するのを抑制できることとなる。一方、機体吸込口1より見ると、反モータ側吸込口14aが見える構造となっている。このような構造によれば、外部に伝播しやすくなった両吸込型遠心送風機9の吸込騒音を、反モータ側吸込口14aを隠蔽するように設けられた吸込遮音板20により機体3内部に反響させ、消音風路で効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できることとなる。
このように本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機によれば、角ダクト接続の大風量タイプにおいても、送風能力を低下させること無く、機体吸込口1からケーシング背面までの距離を短くでき、機体を小型化しながら機体3の吸込騒音を低減できることとなる。
(実施の形態2)
図4を用いて、本願発明の第2の実施の形態について説明する。
ここで、吸込遮音板20について、気流上流側(あるいは下流側)から見て、モータ側の長辺をモータ側端部30、反モータ側の長辺を反モータ側端部31とする。本実施の形態による消音ボックス付送風機は、図4に示すように、吸込遮音板20の形状は、モータ側端部30を反モータ側端部31よりも短くした台形型としたものである。
上記構成による作用・効果について説明する。モータ側端部30を短くし、機体吸込口1より見て、反モータ側吸込口14aを隠蔽しない部位、すなわち、遮音効果の低い部分を開けて開口32とすることにより、機体吸込口1の開口面積を広く確保し、遮音効果を維持しながら圧力損失を抑制できることとなる。
このように本発明の実施の形態2の消音ボックス付送風機によれば、機体吸込口1に吸込遮音板20を配置しても圧力損失を抑え、送風能力の低下を防ぐことができることとなる。
なお、吸込遮音板20を半円型(あるいは円の一部を切り取った弓型)とし、半径(あるいは弦)側を、気流上流側(あるいは下流側)から見て、モータ11の反対側に位置する、すなわち、反モータ側端部31になるようにしてもよい。
(実施の形態3)
図5に示す吸込遮音板20は、モータ側端部30を機体3の外側に向け屈曲させたものである。また、吸込遮音板20の両吸込型遠心送風機9側の面に吸音材33を貼り付けた構成とする。
上記構成による作用・効果について説明する。実施の形態1で説明したように、両吸込型遠心送風機9のモータ11を駆動して回転させた羽根車12により発生させた気流は、吸込側ダクト4から機体吸込口1をとおり機体3内部に流入する。そのとき、機体吸込口1では、吸込遮音板20によりモータ11側とモータ11とは反対側の二手に分かれて機体3内に流入する。本実施の形態では、この分流するときに、機体3の外側に向け屈曲させたモータ側端部30により、吸込遮音板20に衝突した気流を左右にスムーズに分流させ、両吸込型遠心送風機9の反モータ側吸込口14aに導くことができることとなる。
また、吸込遮音板20に吸音材33を貼り付けることにより、吸込遮音板20自体にも吸音効果を持たせることができ、両吸込型遠心送風機9の吸込騒音をより効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できることとなる。本実施の形態での吸込遮音板20の有無による吸込騒音の比較NCグラフを図6に示す。図6に示すように吸込遮音板20を取り付けた状態では、吸込遮音板20が無い状態に対し、全周波数帯で0.5から1dBの消音効果があることが確認できる。
このように本発明の実施の形態3の消音ボックス付送風機によれば、より送風能力の低下を抑え、機体を小型化しながら機体の吸込騒音を低減できることとなる。
(実施の形態4)
図7では、吸込遮音板20を機体3側面の外装板34と一体化し、外装板34を曲げて形成したものを示している。
上記構成による作用・効果について説明する。吸込遮音板20を機体3にねじ固定した場合、吸込気流の衝突により、吸込遮音板20と機体3との隙間によるビビリ音(チリチリ音)が発生する場合がある。吸込遮音板20を機体3側面の外装板34と一体化して形成することにより、吸込遮音板20と機体3との隙間をなくし、ビビリ音(チリチリ音)の発生を抑制できる。また、部品点数を削減でき、ねじ固定する時間を削減できることとなる。
このように本発明の実施の形態4の消音ボックス付送風機によれば、機体の吸込騒音の増加を抑制できると共に、機体を容易に組立てできることとなる。
(実施の形態5)
図8に示すように、第5の実施の形態では、機体吸込口1の吸込遮音板20よりモータ11側位置に矩形状の気流ガイド35を備え、気流ガイド35は、吸込遮音板20側の端部36を機体内部に向け屈曲させた構成とする。また、気流ガイド35の両吸込型遠心送風機9側の面に吸音材37を貼り付けている。
上記構成による作用・効果について説明する。気流ガイド35により両吸込型遠心送風機9のモータ11側の吸込騒音を、機内に反響させると共に、端部36の屈曲によりモータ11側の吸込気流を左右に分流させ、両吸込型遠心送風機9の反モータ側風路19とモータ側風路18に導く風量を調整できることとなる。また、気流ガイド35の両吸込型遠心送風機9側の面に吸音材37を貼り付けたことにより、気流ガイド35自体にも吸音効果を持たせることができ、両吸込型遠心送風機9の吸込騒音をより効率よく吸音でき、外部に伝播するのを抑制できることとなる。
このように本発明の実施の形態5の消音ボックス付送風機によれば、より送風能力の低下を抑え、機体を小型化しながら機体の吸込騒音を低減できることとなる。
(実施の形態6)
図9に示すように、第6の実施の形態では、気流ガイド35を機体3側面の外装板38と一体化し、外装板38を曲げて形成した構成とする。
上記構成による作用・効果について説明する。気流ガイド35を機体3にねじ固定した場合、吸込気流の衝突により、気流ガイド35と機体3との隙間によるビビリ音(チリチリ音)が発生する場合がある。気流ガイド35を機体3側面の外装板38と一体化して形成することにより、気流ガイド35と機体3との隙間をなくし、ビビリ音(チリチリ音)の発生を抑制できる。また、部品点数を削減でき、ねじ固定する時間を削減できることとなる。
このように本発明の実施の形態6の消音ボックス付送風機によれば、機体の吸込騒音の増加を抑制できると共に、機体を容易に組立てできることとなる。
換気送風機器などの空気搬送目的以外に、機体吹出口からの送風を用いて設備機器の冷却ができる設備機器の送風の用途にも適用できる。
1 機体吸込口
2 機体吹出口
3 機体
8 風路
9 両吸込型遠心送風機
10 吐出口
11 モータ
12 羽根車
13 スクロール
14a 反モータ側吸込口
14b モータ側吸込口
15 ケーシング側板
16 ファンケーシング
17 吸音材
18 モータ側風路
19 反モータ側風路
20 吸込遮音板
21 モータ取付け脚
23 施工用吊り金具

Claims (8)

  1. 長方形の機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、
    この両吸込型遠心送風機は、吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、吐出口の面を前記機体吹出口の面に対し傾けて配置し、羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定されたモータにより駆動する消音ボックス付送風機であって、
    前記機体吸込口側から機体内部を仰いだ際に、前記両吸込型遠心送風機の反モータ側の吸込口を隠蔽するように、機体吸込口に矩形状の吸込遮音板を配置し、前記吸込遮音板により機体吸込口が分割される構成としたことを特徴とする消音ボックス付送風機。
  2. 前記吸込遮音板のモータ側の端部を反モータ側の端部に対して短くした構成としたことを特徴とする請求項1に記載の消音ボックス付送風機。
  3. 前記吸込遮音板のモータ側の端部を機体の外側に向け屈曲させた構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の消音ボックス付送風機。
  4. 前記吸込遮音板を機体側面の外装板と一体化して形成したことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の消音ボックス付送風機。
  5. 前記吸込遮音板の両吸込型遠心送風機側の面に吸音材を貼り付けたことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の消音ボックス付送風機。
  6. 前記機体吸込口の前記吸込遮音板よりモータ側位置に矩形状の気流ガイドを備え、前記気流ガイドは、吸込遮音板側の端部を機体内部に向け屈曲させた構成としたことを特徴とする請求項1から請求項5に記載の消音ボックス付送風機。
  7. 前記気流ガイドを機体側面の外装板と一体化して形成したことを特徴とする請求項6に記載の消音ボックス付送風機。
  8. 前記気流ガイドの両吸込型遠心送風機側の面に吸音材を貼り付けたことを特徴とする請求項6から請求項7に記載の消音ボックス付送風機。
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