JP5845391B2 - 屋外形消音ボックス付送風機 - Google Patents
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Description
従来の消音ボックス付送風機は、天井内に埋め込み設置し、排気ダクトや屋外フードに吸音材を貼り付けて対応していた。
また、他には、吐出口から吹出口までの風路距離を長くしながら曲折回数を多くした消音吹出チャンバーを送風機の吐出口に設けたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
また、他には、吸音材ケーシングの内部に、吐出口から吹出口までの風路距離を細長くしながら蛇腹形状とした消音吹出チャンバーを送風機の吐出口に設けたものが知られている。(例えば、特許文献2参照)。
また、他には、筺体の内部に、パンチング開口板と吸音材で形成したL字風路の消音吹出チャンバーを送風機の吐出口に設けたものが知られている。(例えば、特許文献3参照)。
を良化しながら低騒音化できる屋外形消音ボックス付送風機を提供することを目的とする。
体で施工でき、機体を設置施工するだけで同時に吐出気流の消音対策を有しながら、フード吹出口に伝播する遠心送風機の吐出気流の騒音を遮音フードパネルで遮蔽するため、騒音が屋外へ放出することを抑制するという作用を有する。その結果、施工性とメンテナンス性を良化しながら、低騒音化することができる。
図1および図2に示すように、本実施の形態の屋外形消音ボックス付送風機は、機体吸込口6と機体吹出口7を持つ箱状の機体5内部に遠心送風機8を備え、機体吹出口7には、保護網22を被せ、この保護網22を覆うように遮音フードパネル24を設けたものである。機体5は、対向した機体開口面1を機体天面2と機体底面3と機体側面4で連結して箱状としたものである。そして、対向した機体開口面1には、機体吸込口6と機体吹出口7を設けている。遠心送風機8は、機体吹出口7に対向した吐出口9と渦巻状のスクロール10とケーシング吸込口11を設けたケーシング側板12を側面に配置したファンケーシング13を備えている。遠心送風機8内部の羽根車14は、モーター15により駆動される。そして、保護網22には、気流21が通風可能に屋外20側から被せるように、機体吹出口7を設ける。さらに、保護網22と通風方向に対向する正面には、機体吹出口7側から仰いだ際に保護網22の面積よりも大きくして保護網22を覆う遮音平面23を有する遮音フードパネル24を機体5に固定する。つまり、遮音フードパネル24は、機体吹出口7から吹き出す気流21が衝突するように、保護網22を覆うようにして設けている。保護網22と遮音フードパネル24の間に設けた空間は、吐出風路26となり、そして、遮音フードパネル24の末端の開口がフード吹出口27aとなっている。機体5は床面28に設置架台29にて固定している。すなわち、吐出風路26は、床面28側に向けている状態である。遮音フードパネル24は、機体吹出口7に対向した衝突面(遮音平
面23)と天面(フード天面24b)とでL字型に形成した板体に、その側端部に吐出風路26を形成する壁(フード側面24c)を設けた形状である。そして、遮音フードパネル24の内面には、吸音材35が貼り付けられている。吐出風路26は、フード天面24bと対向する側に形成されるフード吹出口27aと、フード側面24cに形成される側面開口部27bから外部へ流出するようになっている。また、この吐出風路26のフード吹出口27aの開口面積は、機体5に設けた吐出口9の開口面積よりも大きくなっている。
図4に示すように、吐出風路26を分割する整流板40を保護網22と遮音フードパネル24の間に設ける。この整流板40は、保護網22から遮音フードパネル24に向かって羽根車14の回転方向(矢印A)に傾けている。言い換えれば、図4に記載のとおり、
遠心送風機8のファンケーシング13の舌部43から吐出口9へ向かうスクロール10の傾きと同じ方向に傾けているのである。また、整流板40に吸音材42を貼り付け、遮音フードパネル24に吸音材35を貼り付けた構成としている。
2 機体天面
3 機体底面
4 機体側面
5 機体
6 機体吸込口
7 機体吹出口
8 遠心送風機
9 吐出口
10 スクロール
11 ケーシング吸込口
12 ケーシング側板
13 ファンケーシング
14 羽根車
15 モーター
20 屋外
21 気流
22 保護網
23 遮音平面
24 遮音フードパネル
26 吐出風路
27a フード吹出口
27b 側面開口部
28 床面
29 設置架台
35 吸音材
36 ねじ
37 ねじ
40 整流板
41 回転方向
42 吸音材
Claims (7)
- 対向した機体開口面を機体天面と機体底面と機体側面2面で連結して箱状とした機体を形成し、機体吸込口と機体吹出口を対向して前記機体開口面に設け、前記機体の内部に遠心送風機を備え、前記遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を側面に配置したファンケーシングを備え、前記機体吹出口の通風方向正面には、前記機体吹出口の面積よりも大きくした遮音平面を有する遮音フードパネルを設け、
前記機体吹出口と前記遮音フードパネルの間に設けた空間を吐出風路として末端の開口をフード吹出口とし、
前記機体を床面に設置架台にて固定し、
前記フード吹出口は前記床面に向けた開口を有することを特徴とする屋外形消音ボックス付送風機。 - 前記吐出風路の断面積を吐出口の開口面積よりも大きくする構成としたことを特徴とする請求項1記載の屋外形消音ボックス付送風機。
- 前記遮音フードパネルは、複数の平面から成る箱形状とし、遮音平面以外の平面に通風用開口を設ける構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の屋外形消音ボックス付送風機。
- 遮音フードパネルの内面に吸音材を貼り付ける構成としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
- 保護網と遮音フードパネルを機体にねじ固定として着脱自在とする構成としたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
- 前記吐出風路内に、吐出風路を分割する整流板を設け、この整流板は保護網から遮音フードパネルに向かって羽根車の回転方向に傾けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
- 前記整流板には、吸音材を貼り付けたことを特徴とする請求項6記載の屋外形消音ボックス付送風機。
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