JP5176333B2 - 消音ボックス付送風機 - Google Patents
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込口近傍に固定したモーターにより駆動し、前記機体吸込口と前記両吸込型遠心送風機の間に吸込口吸音材を配した消音ボックス付送風機であって、前記吸込口吸音材と前記機体内面との間には、前記ケーシング吸込口に対向する前記機体内面側にケーシング吸込口側風路を形成するとともに、前記両吸込型遠心送風機の舌部側の前記機体内面側に略四角柱状の吸込口吸音材風路を形成する構成としたものである。
音材風路を形成する構成としたことにより、風路での圧力損失を低減し、風量を確保しながら、高静圧化でき、また気流衝突での騒音を抑制できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、両吸込型羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定したモーターにより駆動し、前記機体吸込口と前記両吸込型遠心送風機の間に吸込口吸音材を配した消音ボックス付送風機であって、前記機体吸込口から前記ケーシング吸込口への風路は、前記ケーシング吸込口と対向する前記機体内面に挟まれたケーシング吸込口側風路と、前記ケーシング吸込口側風路での気流方向に接する前記吸込口吸音材の稜辺の角部をカットし、略三角柱状の吸込口吸音材風路を形成する構成としたものであり、略三角柱状の吸込口吸音材風路の増加分、ケーシング吸込口までの風路面積が大きくなり気流の衝突ロスを少なくできるという作用を有する。
図1、図2および図3に示すように、機体吸込口1と機体吹出口2を箱状の機体3の対向する側面に設けている。機体3には、機体吸込口1に吸込側ダクト4を接続する吸込アダプター5、および機体吹出口2には、吹出側ダクト6を接続する吹出アダプター7を配している。機体3の内部には、機体吸込口1から機体吹出口2に至る風路8を有し、その風路8に両吸込型遠心送風機9と機体吸音材10と吸込口吸音材11を配している。両吸込型遠心送風機9には、モーター12に駆動軸13を介して固定した両吸込型羽根車14と、機体吹出口2に対向する吐出口15と、渦巻き状のスクロール16と、両側面のケーシング側板17からなるファンケーシング18とを有している。ケーシング側板17には、モーター側ケーシング吸込口19を開口したモーター側オリフィス20、および反モーター側ケーシング吸込口21を開口した反モーター側オリフィス22を配している。また、両吸込型羽根車14には、駆動軸13に接続した円盤状の主板23と、主板23の両側に複数のブレード24とを配し、ブレード24の外径は両吸込型羽根車の直径25の寸法Dである。
図6、図7および図8に示すように、機体吸込口1と機体吹出口2を箱状の機体3の対向する側面に設けている。機体3には、機体吸込口1に吸込側ダクト4を接続する吸込アダプター5、および機体吹出口2には、吹出側ダクト6を接続する吹出アダプター7を配している。機体3の内部には、機体吸込口1から機体吹出口2に至る風路8を有し、その風路8に両吸込型遠心送風機9と機体吸音材10と吸込口吸音材11を配している。両吸込型遠心送風機9には、モーター12に駆動軸13を介して固定した両吸込型羽根車14と、機体吹出口2に対向する吐出口15と、渦巻き状のスクロール16と、両側面のケーシング側板17からなるファンケーシング18とを有している。ケーシング側板17には、モーター側ケーシング吸込口19を開口したモーター側オリフィス20、および反モーター側ケーシング吸込口21を開口した反モーター側オリフィス22を配している。また、両吸込型羽根車14には、駆動軸13に接続した円盤状の主板23と、主板23の両側に複数のブレード24とを配し、ブレード24の外径は両吸込型羽根車の直径25の寸法Dである。
図10および図11に示すように、吸込口吸音材11と両吸込型遠心送風機9のスクロール16との間の距離L3を設け、スクロール背面風路43を形成する構成であり、スクロール背面風路43は、モーター側ケーシング吸込口側風路44と反モーター側ケーシング吸込口側風路45を連通している。モーター側ケーシング吸込口19側のモーター側ケーシング吸込口側風路44を通過した気流は、モーター外径46の外側のモーター側ケーシング吸込口19に吸い込まれ、反モーター側ケーシング吸込口21側の反モーター側ケーシング吸込口側風路45を通過した気流は反モーター側ケーシング吸込口21に吸い込まれている。また、モーター外径46の外側のモーター側ケーシング吸込口19の有効開口面積は、反モーター側ケーシング吸込口21側の開口面積に対し、モーター外径46により小さくなり、またモーター側ケーシング吸込口側風路44からの気流はモーター12に衝突している。
図12に示すように、略三角柱状の吸込口吸音材風路27を構成する吸込口吸音材11の稜辺の角部のカット寸法L1を両吸込型羽根車の直径25の寸法Dに対し、L1<Dとした構成とする。
図13に示すように、略四角柱状の吸込口吸音材風路38を構成する吸込口吸音材11の機体3内面からの距離L2を両吸込型羽根車の直径25の寸法Dに対し、L2<Dとした構成とする。
図14に示すように、スクロール背面風路43を構成する吸込口吸音材11と両吸込型遠心送風機9のスクロール16との間の距離L3を両吸込型羽根車の直径25の寸法Dに対し、L3<Dとする構成とする。
図15に示すように、両吸込型遠心送風機の代わりに片吸込型羽根車46を有した片吸込型遠心送風機47を使用し、略三角柱状の吸込口吸音材風路27を配した構成とする。
2 機体吹出口
3 機体
9 両吸込型遠心送風機
11 吸込口吸音材
12 モーター
14 両吸込型羽根車
15 吐出口
16 スクロール
17 ケーシング側板
19 モーター側ケーシング吸込口
21 反モーター側ケーシング吸込口
25 両吸込型羽根車の直径
26 ケーシング吸込口側風路
27 略三角柱状の吸込口吸音材風路
28 吐出口側の平面
38 略四角柱状の吸込口吸音材風路
39 舌部側の平面
43 スクロール背面風路
47 片吸込型遠心送風機
L1 稜辺の角部のカット寸法
L2 機体内面からの距離
L3 スクロールとの間の距離
Claims (8)
- 機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、
前記両吸込型遠心送風機は吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、
両吸込型羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定したモーターにより駆動し、
前記機体吸込口と前記両吸込型遠心送風機の間に吸込口吸音材を配した消音ボックス付送風機であって、
前記機体吸込口から前記ケーシング吸込口への風路は、前記ケーシング吸込口と対向する前記機体内面に挟まれたケーシング吸込口側風路と、
前記ケーシング吸込口側風路での気流方向に接する前記吸込口吸音材の稜辺の角部をカットし、略三角柱状の吸込口吸音材風路を形成する構成としたことを特徴とする消音ボックス付送風機。 - 略三角柱状の吸込口吸音材風路を両吸込型遠心送風機の吐出口側の平面側に面する機体内面に構成したことを特徴とする請求項1記載の消音ボックス付送風機。
- 略三角柱状の吸込口吸音材風路を通過した後の気流は、両吸込型遠心送風機近傍で両吸込型羽根車の吸込中心に向かって傾いた角度となる吐出口方向気流として吐出口から流出する構成を特徴とする請求項1または2記載の消音ボックス付送風機。
- 機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、
前記両吸込型遠心送風機は吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、
両吸込型羽根車を前記ケーシング吸込口近傍に固定したモーターにより駆動し、
前記機体吸込口と前記両吸込型遠心送風機の間に吸込口吸音材を配した消音ボックス付送風機であって、
前記吸込口吸音材と前記機体内面との間には、前記ケーシング吸込口に対向する前記機体内面側にケーシング吸込口側風路を形成するとともに、前記両吸込型遠心送風機の舌部側
の前記機体内面側に略四角柱状の吸込口吸音材風路を形成する構成としたことを特徴とする消音ボックス付送風機。 - 略四角柱状の吸込口吸音材風路の気流は、両吸込型遠心送風機近傍で両吸込型羽根車の吸込中心に向かって傾いた角度となる舌部方向気流として吐出口から流出する構成を特徴とする請求項4記載の消音ボックス付送風機。
- 前記吸込口吸音材と前記両吸込型遠心送風機の舌部側の前記機体内面との間には、略四角柱状の吸込口吸音材風路を形成し、
前記略三角柱状の吸込口吸音材風路は、前記吸込口吸音材と前記両吸込型遠心送風機の反舌部側の前記機体内面との間に形成した請求項1から3のいずれかに記載の消音ボックス付送風機。 - 吸込口吸音材と両吸込型遠心送風機のスクロールとの間に距離を設け、スクロール背面風路を形成する構成としたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の消音ボックス付送風機。
- 両吸込型遠心送風機の代わりに片吸込型遠心送風機を使用する構成としたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の消音ボックス付送風機。
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