JP5217891B2 - 消音ボックス付送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、換気送風機器など消音ボックス内部に送風機を内蔵して使用される消音ボックス付送風機に関する。
従来、この種の消音ボックス付送風機としては、機体内に片吸込型送風機のケーシング吸込口を底面のドレンパン側に対向するように配置し、機体内の風路をドレンパンと仕切る導風板を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その消音ボックス付送風機について、図8および図9を参照しながら説明する。
図8および図9に示すように、天井裏101に、機体吸込口102に吸込側ダクト103、機体吹出口104に吹出側ダクト105を接続して設置される箱状の機体106があり、機体106の側面には、空気を吸い込む吸込側に機体吸込口102、空気を吹き出す吹出側に機体吹出口104を設け、機体106の内部には、ケーシング107とモーター108とケーシング吸込口109と片吸込型羽根車110を有した片吸込型遠心送風機111を備え、ケーシング吸込口109に対向するドレンパン112を着たい106に着脱自在にねじ固定し、ケーシング吸込口109を底面のドレンパン112側に対向するように配置し、機体106内の風路113をドレンパン112と仕切る導風板114を設けた構成となっている。
そして、片吸込型遠心送風機111を運転すると、室内115の空気は、吸込側ダクト103を通って導風板114で導風され、ケーシング吸込口109に向かい、片吸込型遠心送風機111を介して吹出側ダクト105を通過し、室外116に排気されている。ドレンパン112の直下には、天井材117に天井点検口118を設けている。
特開平4−309738号公報
このような従来の消音ボックス付送風機では、ケーシング吸込口に向けてスムーズに気流を流すため導風板を設けているが、風路での圧力損失を低減するにはケーシング吸込口と導風板の距離を十分確保する必要があり、機体が大型化するという課題がある。
また、モーターをメンテナンスする場合、ドレンパンを機体から取り外し、次に導風板を取り外した後、ケーシング吸込口から羽根車を取り外し、モーターを確認する必要があるためメンテナンス性が悪いという課題がある。
また、ドレンパンを天井点検口から取り出す必要があるため、天井点検口はドレンパンより大きい大型のものが必要であり、かつ室内から上を向いた作業が必要であるため、メンテナンス性が悪いという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ケーシングとドレンパンの配
置と固定方法を工夫することで、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また強度を向上でき、メンテナンス性を向上できる消音ボックス付送風機を提供することを目的とする。
本発明の消音ボックス付送風機は、上記目的を達成するために、機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、前記機体は、前記ケーシング吸込口に対向した面を側面とし、前記スクロールの舌部側を底面とした消音ボックス付送風機であって、前記両吸込型遠心送風機は、前記機体の対向した内面を連結するケーシングベースの上に前記ケーシング側板の底部を固定し、前記底面には、前記ケーシングベースの下側に空間を形成するようにドレンパンを設け、前記機体吸込口からの気流の一部が、前記ケーシングベースの下側をくぐり抜けて、前記ドレンパン側から前記ケーシング吸込口の舌部方向に流入する構成としたものである。
また、他の手段は、ケーシングベースの断面をL字曲げ形状とする構成としたものである。
また、他の手段は、ケーシングベースを機体吸込口から機体吹出口に向かう方向に配置する構成としたものである。
また、他の手段は、ケーシングベースの断面のL字曲げ方向をドレンパン側に突出する構成としたものである。
また、他の手段は、ケーシングベースを両吸込型遠心送風機の両側面のケーシング側板におのおの配置し、モーターを固定した前記ケーシング側板側の前記ケーシングベースの断面のL字曲げ高さを、他方のケーシングベースのL字曲げ高さに対し大きくする構成としたものである。
本発明によれば、機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、前記機体は、前記ケーシング吸込口に対向した面を側面とし、前記スクロールの舌部側を底面とした消音ボックス付送風機であって、前記両吸込型遠心送風機は、前記機体の対向した内面を連結するケーシングベースの上に前記ケーシング側板の底部を固定し、前記底面には、前記ケーシングベースの下側に空間を形成するようにドレンパンを設け、前記機体吸込口からの気流の一部が、前記ケーシングベースの下側をくぐり抜けて、前記ドレンパン側から前記ケーシング吸込口の舌部方向に流入する構成としたことにより、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また強度を向上でき、メンテナンス性を向上できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
また、静圧を向上できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
また、ケーシングベースの断面をL字曲げ形状とする構成としたことにより、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また強度を向上できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
また、ケーシングベースを機体吸込口から機体吹出口に向かう方向に配置する構成としたことにより、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
また、ケーシングベースの断面のL字曲げ方向をドレンパン側に突出する構成としたことにより、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
また、ケーシングベースを両吸込型遠心送風機の両側面のケーシング側板におのおの配置し、モーターを固定した前記ケーシング側板側の前記ケーシングベースの断面のL字曲げ高さを、他方のケーシングベースのL字曲げ高さに対し大きくする構成としたことにより、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また強度を向上できるという効果のある消音ボックス付送風機を提供することができる。
本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機の側面構成図 同消音ボックス付送風機の正面構成図 同消音ボックス付送風機の設置状態を示す側面構成図 本発明の実施の形態2の消音ボックス付送風機の正面構成図 参考例1の消音ボックス付送風機の正面構成図 参考例2の消音ボックス付送風機の側面構成図 参考例3の消音ボックス付送風機の正面構成図 従来の消音ボックス付送風機の側面構成図 同消音ボックス付送風機の設置状態を示す側面構成図
本発明の請求項1記載の消音ボックス付送風機は、機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、この両吸込型遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え、前記機体は、前記ケーシング吸込口に対向した面を側面とし、前記スクロールの舌部側を底面とした消音ボックス付送風機であって、前記両吸込型遠心送風機は、前記機体の対向した内面を連結するケーシングベースの上に前記ケーシング側板の底部を固定し、前記底面には、前記ケーシングベースの下側に空間を形成するようにドレンパンを設け、前記機体吸込口からの気流の一部が、前記ケーシングベースの下側をくぐり抜けて、前記ドレンパン側から前記ケーシング吸込口の舌部方向に流入する構成としたものであり、ドレンパンがドレン受け部と風路を兼ねる配置としたため、機体を大きくすることなく機体内の風路面積が大きくなり気流の衝突ロスを少なくでき、またケーシングベースがケーシング側板の底面を支持するため、重量のある両吸込型遠心送風機を機体に強固に接続でき、また点検用開口部と機体底開口部が連通しているため、ドレンパンを取り外す作業が必要なく、点検用開口部からドレンパン内面を容易に確認できるという作用を有する。
また、ドレンパンを通過した舌部方向気流が両吸込型羽根車のブレードの入口方向の流入気流に対し略平行に流入するため、ブレード入口での風速が増加し静圧を上昇できるという作用を有する。
また、ケーシングベースの断面をL字曲げ形状とする構成としたものであり、ケーシングベースにL字曲げを設けケーシングベース自体の強度を向上したため、両吸込型遠心送風機を機体に強固に接続できるという作用を有する。
また、ケーシングベースを機体吸込口から機体吹出口に向かう方向に配置する構成としたものであり、ケーシングベースのL字曲げが機体吸込口から機体吹出口に向かう機体内の気流方向に沿う向きとなるように、ケーシングベースを設置したため、機体を大きくすることなく風路での気流の衝突ロスを少なくできるという作用を有する。
また、ケーシングベースの断面のL字曲げ方向をドレンパン側に突出する構成としたものであり、ケーシングベースのL字曲げ方向がドレンパン側でありケーシング吸込口を塞ぐことがないため、機体を大きくすることなく風路での気流の衝突ロスを少なくできるという作用を有する。
また、ケーシングベースを両吸込型遠心送風機の両側面のケーシング側板におのおの配置し、モーターを固定した前記ケーシング側板側の前記ケーシングベースの断面のL字曲げ高さを、他方のケーシングベースのL字曲げ高さに対し大きくする構成としたものであり、L字曲げ高さが大きく強度のあるケーシングベースが、重量の大きい側のケーシング側板の底面を支持するため、両吸込型遠心送風機を機体に強固に接続でき、また他方である重量の小さい側のケーシング側板を支持するケーシングベースのL字曲げ高さを小さくできるため、機体を大きくすることなく風路での気流の衝突ロスを少なくできるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、機体吸込口1と機体吹出口2を箱状の機体3の対向する側面に設けている。機体3には、機体吸込口1に吸込側ダクト4を接続する吸込アダプター5、および機体吹出口2には、吹出側ダクト6を接続する吹出アダプター7を配している。機体3の内部には、機体吸込口1から機体吹出口2に至る風路8を有し、その風路8に両吸込型遠心送風機9を備えている。両吸込型遠心送風機9は機体吹出口2に対向した吐出口10と渦巻状のスクロール11とケーシング吸込口12を設けたケーシング側板13を両側面に備え、両吸込型羽根車14をケーシング吸込口12近傍に固定したモーター15により駆動するものである。ケーシング吸込口12に対向する機体3の一面には、点検用開口部16を備え、ケーシング吸込口12に対向しない機体3の一面を底面とし開口した機体底開口部17を備えている。この機体底開口部17には、ドレンパン18を接続し、両吸込型遠心送風機9を機体3に固定するケーシングベース19をケーシング側板13の底面に固定して、ケーシングベース19は機体3の対向した内面を連結する構成とする。ドレンパン18とケーシングベース19とは、距離を持って配置され、ケーシングベース19の下側(ドレンパン18との間)を気流が通過するようになっている。このケーシングベース19の下側の空間は、ケーシングベース下面風路20として、ケーシング吸込口12に向かう気流の通過経路となる。
ケーシングベース19は、断面がL字状(L字曲げ25)であって、ドレンパン18側(下向き)に突出した配置となっている。また、ケーシングベース19は、機体吸込口1から機体吹出口2に向かう方向に配置する。
また、図3に示すように、天井裏26において機体吸込口1に吸込側ダクト4、機体吹出口2に吹出側ダクト6を接続して機体3は施工され、機体3は、吸込側に機体吸込口1、吹出側に機体吹出口2、機体3の内部に両吸込型遠心送風機9を配している。そして、両吸込型遠心送風機9を運転すると、室内27の空気が吸込側ダクト4、両吸込型遠心送風機9を介して吹出側ダクト6を通過し、室外28に排気している。天井裏26と室内27は天井材29で仕切られ、天井材29の機体3の下部に天井点検口30を備えている。
上記構成により、ドレンパン18がドレン受け部と風路を兼ねる配置としたため、機体3を大きくすることなく機体3内の風路面積が大きくなり気流の衝突ロスを少なくでき、またケーシングベース19がケーシング側板13の底面を支持するため、重量のある両吸込型遠心送風機9を機体3に強固に接続でき、また点検用開口部16と機体底開口部17が連通しているため、ドレンパン18を取り外す作業が必要なく、点検用開口部16からドレンパン18内面を容易に確認できる。
また、ドレンパン18を通過したケーシングベース下面風路20の気流方向は、両吸込型遠心送風機9の両吸込型羽根車14の吸込中心に向かって傾いた角度となる舌部方向気流22となり、両吸込型羽根車14のブレード23の入口方向24に略平行に流入するため、ブレード入口での風速が増加し圧力変換がなされやすくなり静圧を上昇できる。なお、一般にスクロール11内の舌部21近傍は断面の面積が小さいため、羽根車での静圧昇圧率が低い部分とされており、本構成は舌部21近傍で作用しているため、静圧上昇に対し有効である。
また、ケーシングベース19にL字曲げ25を設けケーシングベース19自体の強度を向上したため、両吸込型遠心送風機9を機体3に強固に接続できる。
また、ケーシングベース19のL字曲げ25が機体吸込口1から機体吹出口2に向かう機体内の気流方向に沿う向きとなるように、ケーシングベース19を設置したため、機体3を大きくすることなく風路8での気流の衝突ロスを少なくできる。
また、ケーシングベース19のL字曲げ25方向がドレンパン18側でありケーシング吸込口12を塞ぐことがないため、機体3を大きくすることなく風路8での気流の衝突ロスを少なくできる。
このように本発明の実施の形態1の消音ボックス付送風機によれば、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また静圧を向上でき、強度を向上でき、メンテナンス性を向上できることとなる。
また、風路8での圧力損失を低減した分、両吸込型羽根車14を小さくでき、両吸込型遠心送風機9の小型化により機体3を薄くすることができるため、天井裏26の高さを低くすることで室内27の居住空間高さ空間を広く確保することができ、また両吸込型遠心送風機9をメンテナンス時に取り出す際、ドレンパン18を取り外す必要がなく、さらに点検用開口部16から水平方向の目視確認にて作業ができるため、天井点検口30が小さい場合でも容易に作業ができることでメンテナンス性が良くなることはいうまでもない。
(実施の形態2)
図4に示すように、ケーシングベース19を両吸込型遠心送風機9の両側面のケーシング側板13におのおの配置する。これら2つのケーシングベース19のうち、モーター15を固定したケーシング側板13側のケーシングベース19について、その断面のL字曲げ高さ31の寸法Aを、他方のケーシングベース19のL字曲げ高さ32の寸法Bに対し大きくする。すなわち、A>Bとなる構成とする。
また、点検板33を取り外した後の点検用開口部16を通じて、ケーシングベース19とドレンパン18の間に手34を挿入して清掃する空間距離35を設けた構成とする。
上記構成により、L字曲げ高さ31が大きく強度のあるケーシングベース19が、モーター15のため重量の大きい側のケーシング側板13の底面を支持するため、両吸込型遠心送風機9を機体3に強固に接続でき、また他方である重量の小さい側のケーシング側板
13を支持するケーシングベース19のL字曲げ高さ32を小さくできるため、機体3を大きくすることなく風路での気流の衝突ロスを少なくできる。
また、点検用開口部16と機体底開口部17が連通し、点検用開口部16からケーシングベース19とドレンパン18の間に手34を挿入できるため、ドレンパン18を取り外す作業や構造が必要なく、ドレンパン18内面を容易に清掃できる。
このように本発明の実施の形態2の消音ボックス付送風機によれば、風路での圧力損失を低減して風量を確保しながら機体を薄型化でき、また強度を向上でき、簡易な構造とでき、メンテナンス性を向上できることとなる。
参考例1
図5に示すように、機体3の点検用開口部の対面36側はドレンパン18と機体3を差し込み部材37にて勘合自在に固定し、その他の機体3の面はドレンパン18と機体3の接合をねじ止め38にて固定する構成とする。
上記構成により、点検用開口部の対面36側はドレンパン18と機体3のねじ止め38固定がなく、天井材29に設けられた天井点検口30を介して点検用開口部16の側からドレンパン18と機体3の接合のねじを取り外しできるため、機体3裏側に回りこむ作業が必要なく、ドレンパン18を容易に取り外して清掃できる。なお、本形態は、通常のドレンパン18内面の清掃は点検用開口部16から行えながら、厨房環境での換気時の油分等、大量の汚れによりドレンパン18を取り外して清掃する場合の要望に答える構造である。
このように参考例1の消音ボックス付送風機によれば、簡易な構造とでき、またメンテナンス性を向上できることとなる。
参考例2
図6に示すように、ケーシング側板13にケーシング吸音材39を配置し、ケーシング吸音材39をケーシングベース19に接して支持する構成とする。
上記構成により、ケーシングベース19にケーシング吸音材39を支持する機能を持たせたため、別部材を取り付けることなく機体吸込口1からの気流によるケーシング吸音材39の剥がれを防止して取り付けできる。
このように参考例2の消音ボックス付送風機によれば、簡易な構造とでき、また低騒音化できることとなる。
参考例3
図7に示すように、機体3の内面に機体吸音材40を配置し、機体吸音材40をケーシングベース19に接して支持する構成とする。
上記構成により、ケーシングベース19に機体吸音材40を支持する機能を持たせたため、別部材を取り付けることなくケーシング吸込口12の気流による機体吸音材40の剥がれを防止して取り付けできる。
このように参考例3の消音ボックス付送風機によれば、簡易な構造とでき、また低騒音化できることとなる。
換気送風機器、空気調和機、除湿機、加湿器、空気清浄機などの空気搬送目的以外に、機体吹出口からの送風を用いて設備機器の冷却ができ、圧力損失を少なくし風量を確保することで冷却効果が高く、コンパクトに設置できる設備機器の送風の用途にも適用できる。
1 機体吸込口
2 機体吹出口
3 機体
9 両吸込型遠心送風機
10 吐出口
11 スクロール
12 ケーシング吸込口
13 ケーシング側板
14 両吸込型羽根車
15 モーター
16 点検用開口部
17 機体底開口部
18 ドレンパン
19 ケーシングベース
20 ケーシングベース下面風路
22 舌部方向気流
25 L字曲げ
31 L字曲げ高さ
32 L字曲げ高さ
34 手
35 空間距離
36 点検用開口部の対面
38 ねじ止め
39 ケーシング吸音材
40 機体吸音材

Claims (5)

  1. 機体吸込口と機体吹出口を対向して設けた箱状の機体の内部に両吸込型遠心送風機を備え、
    この両吸込型遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を両側面に備え
    前記機体は、前記ケーシング吸込口に対向した面を側面とし、前記スクロールの舌部側を底面とした消音ボックス付送風機であって、
    前記両吸込型遠心送風機は、前記機体の対向した内面を連結するケーシングベースの上に前記ケーシング側板の底部を固定し、
    前記底面には、前記ケーシングベースの下側に空間を形成するようにドレンパンを設け、前記機体吸込口からの気流の一部が、前記ケーシングベースの下側をくぐり抜けて、前記ドレンパン側から前記ケーシング吸込口の舌部方向に流入する消音ボックス付送風機。
  2. ケーシングベースの断面をL字曲げ形状とする構成としたことを特徴とする請求項記載の消音ボックス付送風機。
  3. ケーシングベースを機体吸込口から機体吹出口に向かう方向に配置する構成としたことを特徴とする請求項1または2に記載の消音ボックス付送風機。
  4. ケーシングベースの断面のL字曲げ方向をドレンパン側に突出する構成としたことを特徴とする請求項記載の消音ボックス付送風機。
  5. ケーシングベースを両吸込型遠心送風機の両側面のケーシング側板におのおの配置し、モーターを固定した前記ケーシング側板側の前記ケーシングベースの断面のL字曲げ高さを、他方のケーシングベースのL字曲げ高さに対し大きくする構成としたことを特徴とする請求項記載の消音ボックス付送風機。
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