JP4361061B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消音機能を果たす箱体内に両吸込式の遠心送風機を組込んだ換気装置に関するものである。
ダクトを介して室内の空気を換気する換気系には送風機の運転音等を室内へ及ぼさないようにするために消音機能を果たす箱体が、箱体単独又は送風機を組込んだ本体箱体として構成されていることが多い。箱体は、鋼板材による六面体の中空体の通風路に臨む内壁面に吸音材が貼られた構造である。この箱体内に両吸込式の遠心送風機が組込まれて換気装置が構成されている。遠心送風機自体に消音機能を持たせたものもある(特許文献1参照)。
実開昭56−71999号公報
特許文献1に示された消音に関する技術は、遠心送風機の羽根ケーシングの内面に吸音材を貼着したものである。消音機能を持つ箱体に遠心送風機を組込んだ換気装置では、送風機の羽根ケーシングに消音機能を持たせる意味は少なく、遠心送風機に至る箱体内の通風路に消音機能が付与されている。両吸込式の遠心送風機を組込んだものでは、モーター側の吸込口にはモーターやその取付脚などが有り、騒音の発生要因となる。そこで、モーター側の吸込口への気流を減らし、反モーター側の吸込口への気流を増加させる分流部材が箱体の吸込端開口部の対面部分に設けられている。
この分流部材は、モーター側の吸込口と反モーター側の吸込口に気流を按分するように流すことにより、騒音の低減を図っているが、箱体の吸込端開口部からの風が衝突するためと、箱体内の通風路に消音機能を持たせるため吸音材で形成されている。分流部材は羽根ケーシングの外周部に装着されているが、その装着は、(イ)・固定金具を使うか、(ロ)・接着剤や両面テープ等で接着する方法が採用されている。この固定金具は先端の尖った座金付き鋲であり、羽根ケーシングの一面に重ねた分流部材に、羽根ケーシングに尖った先端が当るように貫かせ、固定金具にスポット溶接機を使って電流を流し、尖った先端を羽根ケーシングにスポット溶接するものである。
この他にも、(ハ)・羽根ケーシングに予め分流部材を貫き通す先の尖った突片を取付け、分流部材を押付けて突片に貫き通させ、貫通した突片に座金を嵌め、突片の先端部分を曲げて分流部材の片面を座金で押え付ける装着方法も行われている。
(イ)の方法では、スポット溶接機が必要で設備が大掛りになる。(ロ)の方法では、経年劣化による接着力の低下が問題で、信頼性が低い。また(ハ)の方法では、部品点数が多くなり、作業性が悪い。いずれの方法も、組立ライン内で作業ができないか、できても作業が煩雑であり、生産性が低くコストも掛かるといった問題点がある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、生産性の良い、コスト低減できる吸音材による分流部材を備えた両吸込式の遠心送風機を箱体に組込んだ換気装置を得ることである。
上記課題を解決するために本発明は、板材を結合してなる箱体内に、羽根ケーシングの両側板に設けた吸込口から空気を吸込む両吸込式の遠心送風機を組込み、箱体の一側面の吸込端開口部から空気を吸込み、他側面の吹出端開口部から吹出すようにし、羽根ケーシングの吸込端開口部に対向する箇所には、遠心送風機の二つの吸込口方向へ気流を分配する吸音材よりなる分流部材を設けた換気装置について、分流部材を羽根ケーシングの両側板の端縁に内向きに一体に設けた突起に突出ることなく差込み、食込み保持させる手段を採用する。
本発明によれば、分流部材を部品も必要なく、組立ライン内で組付けることができ、
生産性の良い、コスト低減できる吸音材による分流部材を備えた両吸込式の遠心送風機を箱体に組込んだ換気装置が得られる。
本発明の換気装置は、両側面にダクトを接続するための接続口部品をそれぞれ取付けた吸込端開口部と吹出端開口部を対向状に備えた六面体の箱形の消音箱体内に、遠心送風機が組込まれて構成されている。遠心送風機は、モーター側と反モーター側の双方に吸込口を有する両吸込式であり、二個の吸込口を上下にし(前後でも構わない)、吐出口を吹出端開口部に向けて、消音箱体内の略中間部に装着されている。
遠心送風機の羽根ケーシングは、略中央に吸込口のある方形の二つの側板と、この側板の間に挟持されるスクロールからなり、鋼板で作られている。羽根ケーシングの吸込端開口部に対向する箇所には、遠心送風機の二つの吸込口方向へ気流を分配する吸音材よりなる分流部材が設けられている。分流部材は、モーター側の吸込口への気流を減らし、反モーター側の吸込口への気流を増加させて流すことにより、騒音の低減を図っているが、吸込端開口部からの風が衝突するためと、消音箱体内の通風路に消音機能を持たせるため吸音材で形成されている。二枚の側板の吸込端開口部側の端縁には上下の端に、内向きに略直角に突出す突起が一体に設けられている。上下の突起の間は後退した位置に内向きのフランジ状の保持面部が形成されている。保持面部の張出し寸法は突起の突出し寸法より大きくなっている。保持面部に分流部材の元側を当て付けて分流部材の端面部分を保持させて、そのまま保持面部に案内させるようにして側板を一枚ずつ押付けることにより、突起が分流部材に差込まれ、分流部材は食込み保持される。分流部材の食込み保持位置は、保持面部に当て付けることで規定され、分流部材は傾きもなく、拘束され安定状態に羽根ケーシングに装着される。
実施の形態1.
図1〜図5によって示す本実施の形態は換気装置に関するものである。図1は、換気装置の断面図、図2は、換気装置の羽根ケーシング部分の分解斜視図、図3は、側板の要部を拡大して示す斜視図、図4は、他の側板の要部を拡大して示す斜視図、図5は、さらに他の側板の要部を拡大して示す斜視図である。
本実施の形態は、建物の天井裏等の空間に設置し、ダクトを介して室内の空気を吸込み室外へ排気して換気を行う換気装置に関するものである。この換気装置は、両側面にダクトを接続するための接続口部品1をそれぞれ取付けた吸込端開口部2と吹出端開口部3を対向状に備えた六面体の箱形の消音箱体4内に遠心送風機5が組込まれて構成されている。遠心送風機5は、モーター側と反モーター側の双方に吸込口6を有する両吸込式であり、二個の吸込口6を上下にし(前後でも構わない)、吐出口を吹出端開口部3に向けて、消音箱体4内の略中間部に装着されている(図1参照)。
遠心送風機5の羽根ケーシング7は、図2に示すように略中央に吸込口6のある方形の二つの側板8と、この側板8の間に挟持されるスクロール9からなり、鋼板で作られている。羽根ケーシング7の吸込端開口部2に対向する箇所には、遠心送風機5の二つの吸込口6の方向へ気流を分配する吸音材よりなる分流部材10が設けられている。分流部材10は、モーター側の吸込口6への気流を減らし、反モーター側の吸込口6への気流を増加させて流すことにより、騒音の低減を図っているが、吸込端開口部2からの風が衝突するためと、消音箱体4内の通風路に消音機能を持たせるため吸音材で形成されている。分流部材10の上下方向の寸法は、羽根ケーシング7の側板8間の寸法と略等しく、前後方向寸法は消音箱体4の前後方向の寸法と略等しくなっている。
二枚の側板8の吸込端開口部2側の端縁には上下の端に、内向きに突出する三角形の突起11が一体に設けられている。上下の突起11の間は後退した位置に内向きのフランジ状の保持面部12が形成されている。保持面部12の張出し寸法は突起11の突出し寸法の倍程度に大きくなっている。この保持面部12に分流部材10の元側を当て付けて分流部材10の端面部分を保持させて、そのまま保持面部12に案内させるようにして側板8を一枚ずつ押付けることにより、突起11が分流部材10に差込まれ、分流部材10は食込み保持される。分流部材10の食込み保持位置は、保持面部12に当て付けることで規定され、分流部材10は傾きもなく、全方向に対して拘束され安定した状態に羽根ケーシング7に装着される。分流部材10の装着作業は組立ライン内で工具なしに行うことができる。
突起11は、突き刺さり易くしかも、必要な保持力を得るべく底辺15mm、高さ12mm、傾斜角30度の二等辺三角形に構成され、組立て作業時の損傷を防ぐために先端はR加工されているが、保持力の点からは図4に示すように矩形の突起11としてもよい。この場合、先端縁は突き刺さり易く斜めに面取りすると良い。また突起11の数は、側板8一枚につき一個でも、図5に示すように二個以上としも良い。突起11については、突き刺さり易くしかも、必要な保持力の得られる数、形状を選定すればよい。
換気装置の断面図である。(実施の形態1) 換気装置の羽根ケーシング部分の分解斜視図である。(実施の形態1) 側板の要部を拡大して示す斜視図である。(実施の形態1) 他の側板の要部を拡大して示す斜視図である。(実施の形態1) さらに他の側板の要部を拡大して示す斜視図である。(実施の形態1)
符号の説明
2 吸込端開口部、 3 吹出端開口部、 4 消音箱体、 5 遠心送風機、 6 吸込口、 7 羽根ケーシング、 8 側板、 10 分流部材、 11 突起、 12 保持面部。

Claims (3)

  1. 板材を結合してなる箱体内に、羽根ケーシングの両側板に設けた吸込口から空気を吸込む両吸込式の遠心送風機を組込み、前記箱体の一側面の吸込端開口部から空気を吸込み、他側面の吹出端開口部から吹出すようにし、前記羽根ケーシングの前記吸込端開口部に対向する箇所には、前記遠心送風機の二つの前記吸込口方向へ気流を分配する吸音材よりなる分流部材を設けた換気装置であって、前記分流部材を前記羽根ケーシングの両側板の端縁に内向きに一体に設けた突起に突出ることなく差込み、食込み保持させた換気装置。
  2. 請求項1に記載の換気装置であって、羽根ケーシングの両側板の端縁に内向きに、分流部材を当て付けて同分流部材の端面部分を保持させる保持面部を一体に設けた換気装置。
  3. 請求項2に記載の換気装置であって、保持面部の張出し寸法を突起の突出し寸法より大きくした換気装置。
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