JP5843727B2 - 容器搬送装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、複数のアンプルが一列になって連続的に搬送されるその上流側から下流側に向かって、搬送要素としての供給スターホイール、第1の中間スターホイール、ターンテーブル、第2の中間スターホイール、及び第3の中間スターホイールがこの順番で互いに隣接配置された搬送装置が開示されている。
また、この搬送装置においては、隣接し合う搬送要素のうち、上流側から下流側にかけてのアンプルの導入位置(受渡し位置)にはガイド部材が配置されている。このガイド部材は、これが設けられる搬送要素の周縁(搬送経路)に沿うように所定の曲率で湾曲している。そして、このガイド部材は、例えば、右回転する上流側の搬送要素の周縁(搬送経路)から下流側で左回転する搬送要素の周縁(搬送経路)に向けて一列になって搬送されるアンプルの流れを誘導することとなる。この際、アンプルは、ガイド部材の内周側(搬送要素の周縁に対向する側)に摺接しながら上流側の搬送要素から下流側の搬送要素へと搬送される。
図1は、本発明の容器搬送装置が搭載される検査機の外観斜視図である。以下では、注射剤等の薬液が内部に充填され、開口に栓部材が取り付けられたバイアル(容器21(図1参照))を検査対象とする検査機100(図1参照)について説明するが、容器21はこれに限定されることなく、例えば、アンプル、シリンジ、ボトル等の他の容器であってもよい。
なお、ローター本体1は、特許請求の範囲にいう「ローター」に相当し、第2のスターホイール3は、特許請求の範囲にいう「スターホイール」に相当し、第2のガイド部材5は、特許請求の範囲にいう「ガイド部材」に相当する。これらのローター本体1、第2のスターホイール3、及び第2のガイド部材5は、後記のように、本発明の容器搬送装置10(図2参照)を構成している。
検査ローター30は、ローター本体1上に配置される検査部11において、後記する容器搬送装置10(図2参照)によって連続的に搬送されてくる複数の容器21を検査するように構成されている。
なお、図1中、第1のスターホイール2にて供給されている容器21の様子、及び第2のスターホイール3にて搬出されている容器21の様子は、作図の便宜上省略している。
次に、前記の検査機100に搭載される本実施形態に係る容器搬送装置10について説明する。
図2は、図1の検査機の容器搬送装置を構成する第1のスターホイール、ローター本体、及び第2のスターホイール、並びに第1のガイド部材及び第2のガイド部材を模式的に示す模式部分平面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る容器搬送装置10(図1参照)は、ローター本体1(ローター)、第2のスターホイール3(スターホイール)、及び第2のガイド部材5(ガイド部材)を備えて構成されている。そして、図1に示すように、第1のスターホイール2、及び第2のスターホイール3(スターホイール)は、互いにその厚さが略同じであり、容器21が実質的に搬送されるベース面となる水平で面一の搬送面12上に設けられている。ちなみに、搬送面12の高さは、ローター本体1に設けられる台座14の上端高さと略同じ高さに設定されている。
この第1のスターホイール2は、前記のように、右回りのローター本体1に対して左回りに回転するようになっている。そして、第1のスターホイール2の回転速度は、容器21を搬送することとなる凹部2aにおける周速度が、ローター本体1にて容器21を搬送することとなる台座14(図1参照)における周速度と一致するように設定されている。
ちなみに、ローター本体1及び第1のスターホイール2は、所定の駆動モータによって駆動されるようになっており、その回転速度及び回転角度(位相)は、図示しない制御部によって制御されている。
図2中、符号12aは、所定の供給部(図示省略)から搬送面12上を摺動しながら搬送されてくる容器21の搬送ラインを仮想線で示したものである。この搬送ライン12aは、搬送面12上に立設される図示しない搬送壁面に対応する。
そして、このローター本体1は、前記のように、第1のスターホイール2から供給された容器21を台座14(図1参照)上に載置した状態で、その周縁に沿って設定された搬送経路を右回りで容器21が第2のスターホイール3に向けて一列になって搬送されるように回転することとなる。つまり、ローター本体1の周縁に沿って等間隔に複数配置される台座14(図1参照)は、特許請求の範囲にいう「搬送部」を構成している。
ちなみに、ローター本体1及び第2のスターホイール3は、所定の駆動モータによって駆動されるようになっており、その回転速度及び回転角度(位相)は、図示しない制御部によって制御されている。
次に、このような第2のガイド部材5(特許請求の範囲にいう「ガイド部材」)に設けられるローラー部材7(図3参照)について説明する。
図3は、図2のガイド部材に配置されるローラー部材の様子を示す部分斜視図であり、図2のIII方向から見た図である。
図4(a)は、図3のガイド部材を図3のIV方向から見た様子を示す部分側面図、図4(b)は、ローラー部材を有していない比較例としてのガイド部材の部分側面図である。なお、図4(a)及び(b)は、ローター本体1(図2参照)から第2のスターホイール3(図2参照)に向けて受け渡される際の容器21(図2参照)の動きを仮想線(破線)で示しているが、作図の便宜上、第2のスターホイール3(図2参照)の記載は省略している。
つまり、本実施形態に係る容器搬送装置10によれば、容器21を搬送する一の搬送経路(ローター本体1の搬送経路)からこれに連絡する他の搬送経路(第2のスターホイール3の経路)に容器21を受け渡す際に、容器21が搬送経路から飛び出す虞、及び容器21が破損する虞を低減することができる。
本発明の前記実施形態では、ローラー部材7は、第2のガイド部材5の上下方向に延在する軸部材8(図3参照)に取り付けられる構成としたが、本発明の容器搬送装置10におけるローラー部材7は、容器21の搬送方向への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がす構成を有していれば特に制限はない。
なお、図5に示すローラー部材7は、容器21(図2参照)の搬送方向D1に2つ並べて配置されているが、このローラー部材7は、1つ又は3つ以上並べて配置される構成とすることができる。また、ローラー部材7は、第2のガイド部材5の上下方向に多段で並ぶように配置される構成とすることもできる。
そして、この補助ローラー部材17は、図7(b)に示すように、第2のスターホイール3の上下方向(厚さ方向)に延在するように内壁部3dに設けられた軸部材8に回転自在に取り付けられている。また、補助ローラー部材17は、凹部3aに受け入れた容器21(図7(a)参照)の上下動に合わせて上下動可能に軸部材8に取り付けられている。
なお、補助ローラー部材17と組み合わせられるローラー部材7は、図3に示すものに限定されずに、図5、又は図6(a)及び(b)に示すものであってもよいし、容器21の搬送方向への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がす他の構成のものであってもよい。
図8(a)は、他の実施形態に係る容器搬送装置に設けられるネックガイドの平面図、図8(b)は、図8(a)のVIIIb−VIIIb断面図である。なお、図8(a)中、第2のガイド部材5に設けられるローラー部材7の記載は、作図の便宜上省略している。
そして、ネックガイド9は、図8(b)に示すように、断面視で下方に開くコの字状に形成され、コの字状の内側に容器21の蓋体21aが嵌入され、図8(a)に示すように、容器21を第2のガイド部材5の案内方向へと誘導する構成となっている。
2 第1のスターホイール
2a 凹部
3 第2のスターホイール(スターホイール)
3a 凹部
3d 内壁部
4 第1のガイド部材
5 第2のガイド部材(ガイド部材)
7 ローラー部材
8 軸部材
9 ネックガイド
10 容器搬送装置
11 検査部
12 搬送面
14 台座(搬送部)
17 補助ローラー部材
20 スピンドル
20a ロッド
20b キャップ部材
21 容器
30 検査ローター
100 検査機
Claims (5)
- 搬送対象となる複数の容器を周縁に沿って一列に並べて配置可能な搬送部を有し、その回転方向に向かって前記搬送部に配置された前記容器を搬送する平面視で円形を呈するローターと、
前記ローターに隣接配置されて前記ローターとは逆方向に回転すると共に、前記ローターの前記搬送部から受け渡される各容器をその周縁に沿って複数形成された凹部に順番に受け入れて連続的に搬送するスターホイールと、
前記ローターから前記スターホイールへと前記容器が受け渡される位置で前記スターホイールの周縁に沿って延在し、前記ローターの前記容器の搬送経路から前記スターホイールの前記容器の搬送経路へと前記容器を案内するガイド部材と、
前記スターホイールの周縁に対向する前記ガイド部材の内周側に設けられ、前記容器の搬送方向への移動及び前記容器の持ち上がる方向への移動を促がすように当該容器に当接するローラー部材と、
を備えることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1に記載の容器搬送装置において、
前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、前記容器の搬送方向に対して上下に交差する方向に延在し、前記搬送方向に対して前記容器が上下動した際に、前記ローラー部材は、前記容器の上下動に合わせて上下動可能に前記軸部材を介して前記ガイド部材に取り付けられていることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1に記載の容器搬送装置において、
前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、その上端が搬送方向の後方にシフトし、その下端が搬送方向の前方向にシフトするように傾斜していることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1に記載の容器搬送装置において、
前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、その一端が搬送方向の前方に位置し、その他端が搬送方向の後方に位置していると共に、前記ローラー部材の周面は、前記スターホイールの周縁に沿う曲率で中央部が凹となるように湾曲していることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の容器搬送装置において、
前記スターホイールの前記凹部に受け入れた前記容器を前記スターホイールの回転方向に押して推進力を与える当該凹部の内壁部に、上下方向に延在する軸部材が更に設けられ、当該軸部材には回転可能に補助ローラー部材が取り付けられ、当該補助ローラー部材は、前記凹部に受け入れた前記容器の上下動に合わせて上下動可能に前記軸部材を介して前記凹部内壁部に取り付けられていることを特徴とする容器搬送装置。
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