JP5843727B2 - 容器搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、同一形状の複数の容器を所定の搬送経路に沿って連続的に搬送する容器搬送装置に関する。
従来、アンプル、バイアル等の小容器を複数連続的に搬送する搬送装置としては、回転する円盤状の搬送要素同士を互いに隣接配置し、各搬送要素の周縁に沿って小容器の搬送経路を規定したものが知られている。
例えば、特許文献1には、複数のアンプルが一列になって連続的に搬送されるその上流側から下流側に向かって、搬送要素としての供給スターホイール、第1の中間スターホイール、ターンテーブル、第2の中間スターホイール、及び第3の中間スターホイールがこの順番で互いに隣接配置された搬送装置が開示されている。
この搬送装置においては、隣接し合う搬送要素同士が互いに逆回転するようになっており、具体的には左回転する供給スターホイールに対して、第1の中間スターホイールが右回転し、ターンテーブルが左回転し、第2の中間スターホイールが右回転し、第3の中間ホイールが左回転するように構成されている。そして、アンプルは、供給スターホイールの周縁から、第1の中間スターホイールの周縁、ターンテーブルの周縁、第2の中間スターホイールの周縁、及び第3の中間スターホイールの周縁へと順番に乗り換えることで上流側から下流側へと搬送されていく。
また、この搬送装置においては、隣接し合う搬送要素のうち、上流側から下流側にかけてのアンプルの導入位置(受渡し位置)にはガイド部材が配置されている。このガイド部材は、これが設けられる搬送要素の周縁(搬送経路)に沿うように所定の曲率で湾曲している。そして、このガイド部材は、例えば、右回転する上流側の搬送要素の周縁(搬送経路)から下流側で左回転する搬送要素の周縁(搬送経路)に向けて一列になって搬送されるアンプルの流れを誘導することとなる。この際、アンプルは、ガイド部材の内周側(搬送要素の周縁に対向する側)に摺接しながら上流側の搬送要素から下流側の搬送要素へと搬送される。
特開平6−48483号公報
ところで、従来の搬送装置(例えば、特許文献1参照)においては、上流側の搬送要素からガイド部材を介して下流側の搬送要素にアンプルが乗り換える際の当該アンプルの推進力は、主に搬送要素の回転力により得られる。そして、このような推進力が付与されたアンプルは、ガイド部材との摺接時に摩擦力を発生させながら下流側の搬送要素に案内されていく。
その一方で、アンプルは、この搬送工程の前段で、例えば乾燥、滅菌等を目的とした加熱処理が施されることによって各アンプルの表面における摩擦係数にばらつきが生じている。そのため、上流側の搬送要素の回転力によって各アンプルに一様に推進力が付与されて下流側の搬送要素にアンプルが次々に受け渡されていく際に、他のアンプルと比較して摩擦係数が大きいアンプルが搬送経路から飛び出し、或いは当該アンプルが破損する虞がある。
そこで、本発明の課題は、容器を搬送する一の搬送経路からこれに連絡する他の搬送経路に容器を受け渡す際に、容器が搬送経路から飛び出す虞、及び容器が破損する虞を低減することができる容器搬送装置を提供することにある。
前記課題を解決する本発明の容器搬送装置は、搬送対象となる複数の容器を周縁に沿って一列に並べて配置可能な搬送部を有し、その回転方向に向かって前記搬送部に配置された前記容器を搬送する平面視で円形を呈するローターと、前記ローターに隣接配置されて前記ローターとは逆方向に回転すると共に、前記ローターの前記搬送部から受け渡される各容器をその周縁に沿って複数形成された凹部に順番に受け入れて連続的に搬送するスターホイールと、前記ローターから前記スターホイールへと前記容器が受け渡される位置で前記スターホイールの周縁に沿って延在し、前記ローターの前記容器の搬送経路から前記スターホイールの前記容器の搬送経路へと前記容器を案内するガイド部材と、前記スターホイールの周縁に対向する前記ガイド部材の内周側に設けられ、前記容器の搬送方向への移動及び前記容器の持ち上がる方向への移動を促がすように当該容器に当接するローラー部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、容器を搬送する一の搬送経路又は搬送要素からこれに連絡する他の搬送経路又は搬送要素に容器を受け渡す際に、容器が搬送経路又は搬送要素から飛び出す虞、及び容器が破損する虞を低減することができる容器搬送装置を提供することができる。
本発明の容器搬送装置が搭載される検査機の外観斜視図である。 図1の検査機の容器搬送装置を構成する第1のスターホイール、ローター本体、及び第2のスターホイール、並びに第1のガイド部材及び第2のガイド部材を模式的に示す模式部分平面図である。 図2のガイド部材に配置されるローラー部材の様子を示す部分斜視図であり、図2のIII方向から見た図である。 (a)は、図3のガイド部材を図3のIV方向から見た様子を示す部分側面図、(b)は、ローラー部材を有していない比較例としてのガイド部材の部分側面図である。 ローラー部材の第1変形例の構成説明図であり、第2のガイド部材の内周側の様子を示す部分側面図である。 (a)は、ローラー部材の第2変形例の構成説明図であり、第2のガイド部材の内周面側の様子を示す部分側面図、(b)は、(a)のVIb方向から見たローラー部材の様子を示す部分平面図である。 (a)は、第2のスターホイールに補助ローラー部材を設けた他の実施形態に係る容器搬送装置の部分平面図、(b)は、(a)のVIIb方向から見た補助ローラー部材の側面図である。 (a)は、他の実施形態に係る容器搬送装置に設けられるネックガイドの平面図、(b)は、(a)のVIIIb−VIIIb断面図である。
次に、本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の容器搬送装置は、搬送対象である容器を、第1の搬送要素であるローターから第2の搬送要素であるスターホイールへと受け渡すように案内するガイド部材に、容器の搬送方向への移動及び容器の持ち上がる方向への移動を促がすローラー部材を備えることを主な特徴とする。
本実施形態においては、例えば、薬液を充填した小容器(バイアル、アンプル、シリンジ等)を所定の経路に沿って搬送する途中で小容器の内容物、小容器の外観等を光学的に検査する検査機を例にとって、これに搭載される容器搬送装置について具体的に説明する。以下では、まず検査機の全体構成について説明した後に、本発明の容器搬送装置及びこれに使用されるローラー部材について説明する。なお、以下の説明における上下の方向は、検査機を水平面に通常配置した際の上下の方向に一致させた図1に示す上下の方向を基準とする。
<検査機>
図1は、本発明の容器搬送装置が搭載される検査機の外観斜視図である。以下では、注射剤等の薬液が内部に充填され、開口に栓部材が取り付けられたバイアル(容器21(図1参照))を検査対象とする検査機100(図1参照)について説明するが、容器21はこれに限定されることなく、例えば、アンプル、シリンジ、ボトル等の他の容器であってもよい。
図1において、符号100は検査機であり、符号30は、検査部11及びローター本体1を有する検査ローターであり、符号2は第1のスターホイールであり、符号3は第2のスターホイールであり、符号4は第1のガイド部材であり、符号5は第2のガイド部材である。
なお、ローター本体1は、特許請求の範囲にいう「ローター」に相当し、第2のスターホイール3は、特許請求の範囲にいう「スターホイール」に相当し、第2のガイド部材5は、特許請求の範囲にいう「ガイド部材」に相当する。これらのローター本体1、第2のスターホイール3、及び第2のガイド部材5は、後記のように、本発明の容器搬送装置10(図2参照)を構成している。
図1に示すように、検査機100は、検査ローター30、第1のスターホイール2、及び第2のスターホイール3を主に備えて構成されている。
検査ローター30は、ローター本体1上に配置される検査部11において、後記する容器搬送装置10(図2参照)によって連続的に搬送されてくる複数の容器21を検査するように構成されている。
本実施形態に係る検査機100は、前記のように、主に容器21の内容物(薬液)及び容器21の外観を光学的に検査するものである。検査部11は、図示しないが、容器21を撮像するCCDカメラ、照明等を有する撮像部、この撮像部からの撮像信号に基づいて容器21の内容物(薬液)及び容器21の外観における異常を検出する検出部、この検出部が容器21の異常を検出した際にその異常検出信号に基づいて異常を処理するための異常処理信号を出力する制御部等を備えている。
更に具体的に説明すると、後記する容器搬送装置10(図2参照)によって、ローター本体1の周縁に沿って複数配置される台座14上に容器21が配置される。ちなみに、本実施形態では、ローター本体1は、図1に示すように、右回りに所定の回転速度で回転しており、このローター本体1に容器21を供給する第1のスターホイール2は、左回りにローター本体1の回転速度に同期して回転し、ローター本体1から所定の検査を終えた容器21を搬出する第2のスターホイール3は、左回りにローター本体1の回転速度に同期して回転している。
なお、図1中、第1のスターホイール2にて供給されている容器21の様子、及び第2のスターホイール3にて搬出されている容器21の様子は、作図の便宜上省略している。
そして、前記の各台座14は、ローター本体1内に設けられる回転モータ(図示省略)によってローター本体1上で個別に回転するようになっている。つまり、台座14上に配置されることとなる容器21は、右回りに公転するローター本体1上で、所定のタイミングで回転する台座14によって自転可能となっている。そして、回転モータ(図示省略)によって回転する容器21は、その全方位を前記の撮像部(図示省略)によって、くまなく検査されることとなる。
また、前記の制御部(図示省略)は、当該不純物の検出部(図示省略)からの検出信号に基づいて、例えば、容器排除装置(図示省略)に対して異常処理信号を出力することで不純物を含む当該容器21を搬送経路から排除するように指令することとなる。
ちなみに、図1中、符号20はスピンドルであり、ロッド20aの先端に回転自在に取り付けられるキャップ部材20bを備えて構成されている。このスピンドル20は、例えば、カム機構、エアシリンダ等の昇降機構によって所定の位置で昇降自在となっている。具体的には、図1に示すように、スピンドル20は、第1のスターホイール2にて台座14上に供給された容器21に向けて下降することにより、台座14上で容器21をキャップ部材20bが挟持するようになっている。これにより容器21は、台座14が回転した際に、台座14とキャップ部材20bとの間で安定して回転する。
また、スピンドル20は、第2のスターホイール3にてローター本体1から容器21が搬出される際に、台座14上の容器21からキャップ部材20bが離れるように上昇するようになっている。これにより、台座14上の容器21は、後記のように、ローター本体1から第2のスターホイール3によって搬出可能となる。
<容器搬送装置>
次に、前記の検査機100に搭載される本実施形態に係る容器搬送装置10について説明する。
図2は、図1の検査機の容器搬送装置を構成する第1のスターホイール、ローター本体、及び第2のスターホイール、並びに第1のガイド部材及び第2のガイド部材を模式的に示す模式部分平面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る容器搬送装置10(図1参照)は、ローター本体1(ローター)、第2のスターホイール3(スターホイール)、及び第2のガイド部材5(ガイド部材)を備えて構成されている。そして、図1に示すように、第1のスターホイール2、及び第2のスターホイール3(スターホイール)は、互いにその厚さが略同じであり、容器21が実質的に搬送されるベース面となる水平で面一の搬送面12上に設けられている。ちなみに、搬送面12の高さは、ローター本体1に設けられる台座14の上端高さと略同じ高さに設定されている。
再び図2に戻って、容器搬送装置10のローター本体1、第1のスターホイール2、及び第2のスターホイール3は、平面視で略円形を呈しており、第1のスターホイール2及び第2のスターホイール3のそれぞれは、その周縁がローター本体1の周縁と隣接するように配置されている。そして、後記のように、これらの第1のスターホイール2、及び第2のスターホイール3の周縁に沿って容器21の搬送経路が設定されている。
第1のスターホイール2は、歯車状に形成されており、周縁に沿って等間隔に平面視で半円形状の凹部2aが形成されている。そして、この凹部2aは、容器21の胴部を受入れ可能にその径が容器21の胴部の径と略同じに設定されている。
この第1のスターホイール2は、前記のように、右回りのローター本体1に対して左回りに回転するようになっている。そして、第1のスターホイール2の回転速度は、容器21を搬送することとなる凹部2aにおける周速度が、ローター本体1にて容器21を搬送することとなる台座14(図1参照)における周速度と一致するように設定されている。
ちなみに、ローター本体1及び第1のスターホイール2は、所定の駆動モータによって駆動されるようになっており、その回転速度及び回転角度(位相)は、図示しない制御部によって制御されている。
図2中、符号12aは、所定の供給部(図示省略)から搬送面12上を摺動しながら搬送されてくる容器21の搬送ラインを仮想線で示したものである。この搬送ライン12aは、搬送面12上に立設される図示しない搬送壁面に対応する。
第1のガイド部材4は、第1のスターホイール2の外側でこの第1のスターホイール2の周縁に沿うように延在する湾曲部材である。この第1のガイド部材4は、搬送ライン12aを進行して第1のスターホイール2の各凹部2aに受け入れられた容器21が、ローター本体1の周縁の各台座14上に順番に載置されるように案内するものである。
このような第1のガイド部材4は、第1のスターホイール2に対向する内周側のライン取りが第1のスターホイール2の周縁に対して同心円となるように設定されて、搬送面12の適所に固定されている。そして、第1のガイド部材4における容器21の搬送経路の上流側の端部は、搬送ライン12aが臨む第1のスターホイール2の周縁上に位置するようになっている。また、第1のガイド部材4における容器21の搬送経路の下流側の端部は、ローター本体1の周縁上に位置するようになっている。
ローター本体1は、前記のように、検査部11(図1参照)と一体となって検査ローター30(図1参照)を構成している。
そして、このローター本体1は、前記のように、第1のスターホイール2から供給された容器21を台座14(図1参照)上に載置した状態で、その周縁に沿って設定された搬送経路を右回りで容器21が第2のスターホイール3に向けて一列になって搬送されるように回転することとなる。つまり、ローター本体1の周縁に沿って等間隔に複数配置される台座14(図1参照)は、特許請求の範囲にいう「搬送部」を構成している。
第2のスターホイール3は、歯車状に形成されており、周縁に沿って等間隔に平面視で半円形状の凹部3aが形成されている。そして、この凹部3aは、容器21の胴部を受入れ可能にその径が容器21の胴部の径と略同じに設定されている。ちなみに、第2のスターホイール3は、前記の第1のスターホイール2よりも大径に形成されており、第1のスターホイール2の凹部2aの数よりも第2のスターホイール3の凹部3aの数の方が多くなっているが、凹部2aの数よりも凹部3aの数の方が少なくてもよいし、またこれらの数は同じであってもよい。
この第2のスターホイール3は、前記のように、右回りのローター本体1に対して左回りに回転するようになっている。そして、第2のスターホイール3の回転速度は、容器21を搬送することとなる凹部3aにおける周速度が、ローター本体1にて容器21を搬送することとなる台座14における周速度と一致するように設定されている。
ちなみに、ローター本体1及び第2のスターホイール3は、所定の駆動モータによって駆動されるようになっており、その回転速度及び回転角度(位相)は、図示しない制御部によって制御されている。
第2のガイド部材5は、第2のスターホイール3の外側でこの第2のスターホイール3の周縁に沿うように延在する湾曲部材である。この第2のガイド部材5は、ローター本体1の周縁に沿って一列で搬送される各容器21が、第2のスターホイール3の各凹部3aに順番に受け入れられ、その後これらの容器21が所定の搬出ライン12bに沿って搬出されるように容器21を案内するものである。なお、図2に示す搬出ライン12bは、第2のスターホイール3の凹部3aから搬送面12上に排出された後、その搬送面12上を摺動しながら進行していくラインを仮想線で示したものである。この搬出ライン12bは、搬送面12上に立設される図示しない搬出壁面に対応する。
このような第2のガイド部材5は、第2のスターホイール3に対向する内周側のライン取りが第2のスターホイール3の周縁に対して同心円となるように設定されて、搬送面12の適所に固定されている。
そして、第2のガイド部材5における容器21の搬送経路の上流側の端部は、ローター本体1の周縁上に位置するようになっている。また、第2のガイド部材5における容器21の搬送経路の下流側の端部は、搬出ライン12bが臨む第2のスターホイール3の周縁上に位置するようになっている。つまり、第2のガイド部材5は、ローター本体1から第2のスターホイール3へと容器21が受け渡される位置で、ローター本体1における容器21の搬送経路から第2のスターホイール3における容器21の搬送経路へと容器21を案内する構成となっている。
<ローラー部材>
次に、このような第2のガイド部材5(特許請求の範囲にいう「ガイド部材」)に設けられるローラー部材7(図3参照)について説明する。
図3は、図2のガイド部材に配置されるローラー部材の様子を示す部分斜視図であり、図2のIII方向から見た図である。
図3に示すように、ローラー部材7は、第2のスターホイール3に対向する第2のガイド部材5の内周側に、第2のガイド部材5の容器21(図2参照)の搬送経路の上流側の端部から下流側に向かって(図3の紙面右側の第2のガイド部材5の端部から左側に向かって)複数並ぶように配置されている。なお、ローラー部材7は、少なくとも1つ配置されていればよいが、2つ以上配置されていることが望ましい。このようなローラー部材7は、容器21(図2参照)が第2のガイド部材5によってローター本体1(図2参照)から第2のスターホイール3(図2参照)に向けて案内される際に、容器21(図2参照)の周面(側面)に当接することとなる。
また、ローラー部材7は、第2のガイド部材5の上下方向に延在するように設けられた軸部材8を介して第2のガイド部材5に回転可能に取り付けられると共に、軸部材8に対して上下方向に摺動可能になっている。つまり、ローラー部材7は、第2のガイド部材5にて案内されつつある容器21が上下動した際に、容器21の上下動に合わせて上下動するようになっている。言い換えれば、ローラー部材7は、容器21の搬送方向への移動(図3の紙面右から左への移動)及び容器21の持ち上がる方向への移動(図3に示す上方向への移動)を促がすようになっている。
次に、本実施形態に係る容器搬送装置10の作用効果について説明する。
図4(a)は、図3のガイド部材を図3のIV方向から見た様子を示す部分側面図、図4(b)は、ローラー部材を有していない比較例としてのガイド部材の部分側面図である。なお、図4(a)及び(b)は、ローター本体1(図2参照)から第2のスターホイール3(図2参照)に向けて受け渡される際の容器21(図2参照)の動きを仮想線(破線)で示しているが、作図の便宜上、第2のスターホイール3(図2参照)の記載は省略している。
図2に示すように、ローター本体1が右回転することで、容器21が第2のスターホイール3に受け渡される際に、図4(a)及び(b)に示すように、台座14上に載置された容器21は、図4(a)及び(b)の紙面手前側から紙面奥側に移動することで、第2のガイド部材5の内周側に進入していく。そして、容器21は、第2のガイド部材5に案内されつつ、台座14から第2のスターホイール3(図2参照)が配置される搬送面12上に乗り上げることとなる(図4(a)及び(b)中、紙面左側の容器21参照)。
そして、図4(b)に示すように、比較例の第2のガイド部材5は、従来の搬送装置(例えば、特許文献1参照)と同様に構成されており、容器21を案内する内周側は、平坦面で容器21と接触するようになっている。そのため、この比較例に係る第2のガイド部材5においては、前記の従来の搬送装置(例えば、特許文献1参照)と同様に、複数の容器21が連続的に第2のガイド部材5に摺接しながら第2のスターホイール3(図2参照)へと案内されていく際に、摩擦係数が大きい容器21にあっては容器21が搬送経路から飛び出し、或いは当該容器21が破損する虞がある。また、容器21が載置される台座14は、図4(a)及び(b)に示すように、容器21を安定的に支持するために、その周囲の縁部14aが盛り上がるように形成されている。そのため、台座14から搬送面12上に容器21が乗り移る際に、縁部14aが容器21に干渉することで、容器21が搬送経路から飛び出し、或いは当該容器21が破損する虞もある。
これに対して、本実施形態に係る第2のガイド部材5によれば、図4(a)に示すように、第2のガイド部材5に配置されるローラー部材7が容器21の搬送方向への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がすので、容器21の摩擦係数が大きく、また台座14の周囲に盛り上がった縁部14aを有していたとしても、容器21は、搬送経路から飛び出すことなく、また破損することなくローター本体1から搬送面12に円滑に乗り上げることができる。
つまり、本実施形態に係る容器搬送装置10によれば、容器21を搬送する一の搬送経路(ローター本体1の搬送経路)からこれに連絡する他の搬送経路(第2のスターホイール3の経路)に容器21を受け渡す際に、容器21が搬送経路から飛び出す虞、及び容器21が破損する虞を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
本発明の前記実施形態では、ローラー部材7は、第2のガイド部材5の上下方向に延在する軸部材8(図3参照)に取り付けられる構成としたが、本発明の容器搬送装置10におけるローラー部材7は、容器21の搬送方向への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がす構成を有していれば特に制限はない。
次に参照する図5は、ローラー部材の第1変形例の構成説明図であり、第2のガイド部材の内周側の様子を示す部分側面図である。図6(a)は、ローラー部材の第2変形例の構成説明図であり、第2のガイド部材の内周面側の様子を示す部分側面図、図6(b)は、図6(a)のVIb方向から見たローラー部材の様子を示す部分平面図である。
図5に示すように、この第1変形例に係るローラー部材7は、これを第2のガイド部材5に取り付ける軸部材8の上端8aが、容器21(図2参照)の搬送方向D1の後方にシフトし、その下端8bが搬送方向D1の前方向にシフトするように傾斜している。そして、ローラー部材7は、前記実施形態のローラー部材7(図3参照)と比較して大径となっていると共に、軸方向の幅が狭くなっている。
このようなローラー部材7によれば、容器21(図2参照)が搬送方向D1に進行する際に、図5の矢印rの方向にローラー部材7が回転することとなる。つまり、ローラー部材7は、容器21の搬送方向D1への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がすこととなる。
なお、図5に示すローラー部材7は、容器21(図2参照)の搬送方向D1に2つ並べて配置されているが、このローラー部材7は、1つ又は3つ以上並べて配置される構成とすることができる。また、ローラー部材7は、第2のガイド部材5の上下方向に多段で並ぶように配置される構成とすることもできる。
図6(a)及び(b)に示すように、この第2変形例に係るローラー部材7は、これを第2のガイド部材5に取り付ける軸部材8の一端が、容器21(図2参照)の搬送方向(図6(a)及び(b)の紙面右から左側に向かう方向)の前方に位置し、その他端が搬送方向の後方に位置している。そして、図6(b)に示すように、ローラー部材7の周面が第2のスターホイール3の周縁3cに沿う曲率Rで中央部が凹となるように湾曲している。
このようなローラー部材7によれば、容器21(図2参照)が搬送方向(図6(a)及び(b)の紙面右から左側に向かう方向)に進行する際に、ローラー部材7が軸部材8回りに回転することとなる。つまり、ローラー部材7は、容器21の搬送方向への摺動移動及び特に容器21の持ち上がる方向への移動を促がすこととなる。
また、前記実施形態(図1〜図3及び図4(a)参照)では、第2のガイド部材5にのみローラー部材7を配置する構成について説明したが、本発明は第2のガイド部材5のローラー部材7に加えて第2のスターホイール3(図2参照)に補助ローラー部材を設ける構成とすることもできる。
図7(a)は、第2のスターホイールに補助ローラー部材を設けた他の実施形態に係る容器搬送装置の部分平面図、図7(b)は、図7(a)のVIIb方向から見た補助ローラー部材の側面図である。なお、図7(a)中、第2のガイド部材5に設けられるローラー部材7の記載は、作図の便宜上省略している。
図7(a)に示すように、補助ローラー部材17は、第2のスターホイール3の凹部3aに受け入れた容器21を、この第2のスターホイール3の回転方向D2に押して推進力を与える当該凹部3aの内壁部3dに設けられている。
そして、この補助ローラー部材17は、図7(b)に示すように、第2のスターホイール3の上下方向(厚さ方向)に延在するように内壁部3dに設けられた軸部材8に回転自在に取り付けられている。また、補助ローラー部材17は、凹部3aに受け入れた容器21(図7(a)参照)の上下動に合わせて上下動可能に軸部材8に取り付けられている。
このような補助ローラー部材17によれば、図7(b)に示すように、容器21(図7(a)参照)が凹部3a内に受け入れられて第2のガイド部材5(図7(a)参照)によって案内される際に、凹部3a内における容器21(図7(a)参照)の転動を促がす。その結果、補助ローラー部材17は、容器21(図7(a)参照)の搬送方向(第2のスターホイール3の回転方向D2)への進行を容易にする。また、補助ローラー部材17によれば、前記のように、凹部3aに受け入れた容器21(図7(a)参照)の上下動に合わせて上下動する。
したがって、第2のガイド部材5のローラー部材7(図3参照)に加えて補助ローラー部材17を有する構成とすることで、容器21(図7(a)参照)は、搬送方向への移動及び持ち上がる方向への移動をより確実に促がされることとなる。
なお、補助ローラー部材17と組み合わせられるローラー部材7は、図3に示すものに限定されずに、図5、又は図6(a)及び(b)に示すものであってもよいし、容器21の搬送方向への移動及び容器21の持ち上がる方向への移動を促がす他の構成のものであってもよい。
また、本発明は、第2のガイド部材5のローラー部材7に加えて容器21のネックを保持するネックガイド9(図8(a)参照)を有する構成とすることもできる。
図8(a)は、他の実施形態に係る容器搬送装置に設けられるネックガイドの平面図、図8(b)は、図8(a)のVIIIb−VIIIb断面図である。なお、図8(a)中、第2のガイド部材5に設けられるローラー部材7の記載は、作図の便宜上省略している。
ネックガイド9は、図8(a)に示すように、第2のガイド部材5における容器21の搬送経路の上流側に位置するように第2のガイド部材5に支持されている。
そして、ネックガイド9は、図8(b)に示すように、断面視で下方に開くコの字状に形成され、コの字状の内側に容器21の蓋体21aが嵌入され、図8(a)に示すように、容器21を第2のガイド部材5の案内方向へと誘導する構成となっている。
したがって、第2のガイド部材5のローラー部材7(図3参照)に加えてネックガイド9を有する構成とすることで、容器21は搬送方向D3(図8(a)参照)への移動がより確実に促がされることとなる。
1 ローター本体(ローター)
2 第1のスターホイール
2a 凹部
3 第2のスターホイール(スターホイール)
3a 凹部
3d 内壁部
4 第1のガイド部材
5 第2のガイド部材(ガイド部材)
7 ローラー部材
8 軸部材
9 ネックガイド
10 容器搬送装置
11 検査部
12 搬送面
14 台座(搬送部)
17 補助ローラー部材
20 スピンドル
20a ロッド
20b キャップ部材
21 容器
30 検査ローター
100 検査機

Claims (5)

  1. 搬送対象となる複数の容器を周縁に沿って一列に並べて配置可能な搬送部を有し、その回転方向に向かって前記搬送部に配置された前記容器を搬送する平面視で円形を呈するローターと、
    前記ローターに隣接配置されて前記ローターとは逆方向に回転すると共に、前記ローターの前記搬送部から受け渡される各容器をその周縁に沿って複数形成された凹部に順番に受け入れて連続的に搬送するスターホイールと、
    前記ローターから前記スターホイールへと前記容器が受け渡される位置で前記スターホイールの周縁に沿って延在し、前記ローターの前記容器の搬送経路から前記スターホイールの前記容器の搬送経路へと前記容器を案内するガイド部材と、
    前記スターホイールの周縁に対向する前記ガイド部材の内周側に設けられ、前記容器の搬送方向への移動及び前記容器の持ち上がる方向への移動を促がすように当該容器に当接するローラー部材と、
    を備えることを特徴とする容器搬送装置。
  2. 請求項1に記載の容器搬送装置において、
    前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、前記容器の搬送方向に対して上下に交差する方向に延在し、前記搬送方向に対して前記容器が上下動した際に、前記ローラー部材は、前記容器の上下動に合わせて上下動可能に前記軸部材を介して前記ガイド部材に取り付けられていることを特徴とする容器搬送装置。
  3. 請求項1に記載の容器搬送装置において、
    前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、その上端が搬送方向の後方にシフトし、その下端が搬送方向の前方向にシフトするように傾斜していることを特徴とする容器搬送装置。
  4. 請求項1に記載の容器搬送装置において、
    前記ローラー部材を回転可能に前記ガイド部材に取り付ける軸部材は、その一端が搬送方向の前方に位置し、その他端が搬送方向の後方に位置していると共に、前記ローラー部材の周面は、前記スターホイールの周縁に沿う曲率で中央部が凹となるように湾曲していることを特徴とする容器搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の容器搬送装置において、
    前記スターホイールの前記凹部に受け入れた前記容器を前記スターホイールの回転方向に押して推進力を与える当該凹部の内壁部に、上下方向に延在する軸部材が更に設けられ、当該軸部材には回転可能に補助ローラー部材が取り付けられ、当該補助ローラー部材は、前記凹部に受け入れた前記容器の上下動に合わせて上下動可能に前記軸部材を介して前記凹部内壁部に取り付けられていることを特徴とする容器搬送装置。
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