JP6253288B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品移載装置に関し、詳細には、ランダムピッチで連続して供給される物品が排出側に所定ピッチで排出されるように、供給される物品を排出側に移載する物品移載装置に関する。
供給コンベアにより連続して供給されてくる多数の物品を所定ピッチに揃えて整列させる装置として、従来よりスクリューコンベアが用いられている。特開2007−62767号公報には、このようなスクリューコンベアを用いて、供給コンベアにより連続して供給されてくるボトルを所定のピッチに整列させるようにしたものが記載されている(同公報の図1参照)。
しかしながら、上記従来の構造では、連続して供給されてくる多数の物品をスクリューコンベアで処理しようとすると、スクリューコンベアへの導入部分で物品が停滞することになり(上記公報の図1参照)、このとき、停滞した物品同士が押し合い状態になって、物品表面に傷や欠けが生じたり、物品が破損したり、また物品が転倒したりする等の不具合が発生する。その結果、物品の品質が低下するという問題が発生していた。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、物品を停留させることなく所定ピッチに整列させることで物品の品質低下を防止できかつ高速処理が可能な物品移載装置を提供することにある。
本発明に係る物品移載装置は、ランダムピッチで連続して供給される物品が排出側に所定ピッチで排出されるように、供給される物品を排出側に移載する装置である。当該装置は、以下の構成要素を備えている(請求項1参照)。
i) 物品を係止する複数の係止部をそれぞれ有し、それぞれ循環可能に設けられるとともに、供給される物品を受け取る物品受取位置と、排出側に物品を受け渡す物品受渡位置との間をそれぞれ移動可能な複数の循環部材。
ii) 各循環部材が循環軌道に沿って循環するように、各循環部材を駆動する駆動手段。
iii)循環部材のうちのいずれかの循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動するとともに、循環部材のうちの残りの循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動して、これらの循環部材により物品受渡位置に移動した各物品が所定ピッチで配置されるように、駆動手段を制御する制御手段。
そして、各循環部材の各係止部のうち周方向に隣り合う各係止部の上下方向高さ位置が異なっている。
本発明によれば、ランダムピッチで連続して供給されてくる物品は、物品受取位置において、いずれかの循環部材の係止部で係止され、係止後、制御手段の駆動制御により、当該循環部材を物品受渡位置まで移動させることによって、物品が物品受渡位置に移動する。その一方、ランダムピッチで引き続き連続して供給されてくる物品は、物品受取位置において、残りのいずれかの循環部材の係止部で係止され、係止後、制御手段の駆動制御により、当該循環部材を物品受渡位置まで移動させることにより、物品が物品受渡位置に移動するとともに、先に移動していた物品に対して所定ピッチで配置される。このようにして、供給される物品が排出側に所定ピッチで移載されることになる。
本発明においては、ランダムピッチで連続して供給されてくる各物品は、それぞれ循環部材の係止部で係止された後、物品受渡位置まで移動して所定ピッチで整列するので、循環部材の係止部への導入部分で物品が停滞することはなく、これにより、物品表面に傷や欠けが生じたり、物品が破損したり、また物品が転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品の品質の低下を防止できる。また、本発明においては、各循環部材は、物品を物品受渡位置まで移動させた後、循環軌道に沿って循環して再び物品受取位置に戻ってくるので、他の循環部材の物品受取位置および物品受渡位置間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。
本発明では、各循環部材の各係止部のうち周方向に隣り合う各係止部が上下方向にオーバラップ可能に構成されている(請求項2参照)。
各循環部材がそれぞれ物品受取位置に移動する前の待機状態において、周方向に隣り合う各係止部を上下方向にオーバラップさせることで、各循環部材の水平面内での占有スペースを小さくでき、省スペース化が可能である。
本発明では、係止部が、循環部材の先端に形成された凹状のポケット部、または循環部材の先端に突設された爪部から構成されている(請求項3参照)。
凹状のポケット部の場合は、物品を左右両側から確実に保持することができ、また爪部(とくに一本爪)の場合は、スライド移動の際に転倒の恐れが少ない、例えば重心の低い物品に適している。
本発明では、制御手段による駆動手段の制御は、循環部材が物品受取位置から物品受渡位置まで移動する場合と、循環部材が物品受渡位置から待機位置まで移動する場合とで移動速度が異なるように制御している(請求項4参照)。
例えば、物品受取位置から物品受渡位置までは循環部材を相対的に低速で移動させることによって、循環部材に係止された物品に過大な速度変化を与えたり、物品に無用の衝撃を作用させたりするのを回避できる一方、物品受渡位置から待機位置までは循環部材を相対的に高速で移動させるようにすることによって、より高速な処理を実現できる。
本発明に係る物品移載装置は、ランダムピッチで連続して供給される物品が排出側に所定ピッチで排出されるように、供給される物品を排出側に移載する装置である。当該装置は、以下の構成要素を備えている(請求項5参照)。
i) 物品を係止する少なくとも一つの係止部をそれぞれ有し、それぞれ循環可能に設けられるとともに、供給される物品を受け取る物品受取位置と、排出側に物品を受け渡す物品受渡位置との間をそれぞれ移動可能な第1、第2の循環部材。
ii) 各循環部材が循環軌道に沿って循環するように、第1、第2の循環部材をそれぞれ駆動する第1、第2の駆動手段。
iii)第1の循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動するとともに、第2の循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動して、第1、第2の循環部材により物品受渡位置に移動した各物品が所定ピッチで配置されるように、第1、第2の駆動手段を制御する制御手段。
そして、第1の駆動手段が、第1の駆動モータからの駆動力が伝達される第1の主軸と、第1の主軸に固定された第1の外歯車と、第1の外歯車が噛み合う内周歯が全周に形成された第1の内歯車とを有し、第2の駆動手段が、第2の駆動モータからの駆動力が伝達される第2の主軸と、第2の主軸に固定された第2の外歯車と、第2の外歯車が噛み合う内周歯が全周に形成された第2の内歯車とを有しており、第1、第2の循環部材がそれぞれ第1、第2の内歯車の外周に取り付けられている。
本発明によれば、ランダムピッチで連続して供給されてくる物品は、物品受取位置において、第1の循環部材の係止部で係止され、係止後、制御手段が第1の駆動手段を制御することにより、第1の循環部材を物品受渡位置まで移動させることで、物品が物品受渡位置に移動する。その一方、ランダムピッチで引き続き連続して供給されてくる物品は、物品受取位置において、第2の循環部材の係止部で係止され、係止後、制御手段が第2の駆動手段を制御することにより、第2の循環部材を物品受渡位置まで移動させることで、物品が物品受渡位置に移動するとともに、先に移動していた物品に対して所定ピッチで配置される。このようにして、供給される物品が排出側に所定ピッチで移載されることになる。
本発明においては、ランダムピッチで連続して供給されてくる各物品は、それぞれ第1、第2の循環部材の各係止部で係止された後、物品受渡位置まで移動して所定ピッチで整列するので、第1、第2の循環部材の係止部への導入部分で物品が停滞することはなく、これにより、物品表面に傷や欠けが生じたり、物品が破損したり、また物品が転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品の品質の低下を防止できる。また、本発明においては、各循環部材は、物品を物品受渡位置まで移動させた後、循環軌道に沿って循環して再び物品受取位置に戻ってくるので、他の循環部材の物品受取位置および物品受渡位置間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。
また、本発明によれば、第1の駆動手段においては、第1の駆動モータからの駆動力が第1の主軸に伝達されると、第1の主軸とともに第1の外歯車が回転するとともに、第1の外歯車に噛み合う第1の内歯車が回転し、これにより、第1の循環部材が旋回する。同様に、第2の駆動手段においては、第2の駆動モータからの駆動力が第2の主軸に伝達されると、第2の主軸とともに第2の外歯車が回転するとともに、第2の外歯車に噛み合う第2の内歯車が回転し、これにより、第2の循環部材が旋回する。
以上のように、本発明に係る物品移載装置によれば、ランダムピッチで連続して供給されてくる各物品は、それぞれ循環部材の係止部で係止された後、物品受渡位置まで順次移動して所定ピッチで整列するので、循環部材の係止部への導入部分で物品が停滞することはなく、これにより、物品表面に傷や欠けが生じたり、物品が破損したり、また物品が転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品の品質の低下を防止できる。また、本発明においては、各循環部材は、物品を物品受渡位置まで移動させた後、循環軌道に沿って循環して再び物品受取位置に戻ってくるので、他の循環部材の物品受取位置および物品受渡位置間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。
本発明の一実施例による物品移載装置を備えた物品包装ラインの概略構成を示す平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)の平面図(図6のII-II線断面図)である。 図2のIII-III線断面図である。 図3の一部拡大図である。 図2のIV-IV線断面図である。 図4の一部拡大図である。 図2のV-V線断面図である。 図5の一部拡大図である。 図2のVI-VI線断面図である。 図6の一部拡大図である。 前記物品移載装置(図1)を構成する受渡タレットの縦断面図(図1のVII-VII線断面図)である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)による物品移載処理の流れを説明するための平面概略図である。 前記物品移載装置(図1)における物品受取タイミングおよび物品受渡タイミングをバケットの変速制御とともに示すタイミングチャートである。 本発明の他の実施例による物品移載装置を備えた物品包装ラインの概略構成を示す平面概略図である。 前記物品移載装置(図16)のXVII矢視概略図である。 本発明のさらに他の実施例による物品移載装置を備えた物品包装ラインの概略構成を示す正面概略図である。 前記物品移載装置(図18)の平面概略図(XIX矢視図)である。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図15は、本発明の一実施例による物品移載装置を示している。なお、ここでは、移載処理される物品として、例えば、プラスチック製またはガラス製等のボトル容器を例にとる。
図1の平面概略図に示すように、本実施例による物品移載装置1は、供給コンベアSCにより矢印c方向からランダムピッチで連続して供給されてくる多数の物品Wが排出コンベアDCに所定ピッチで排出されるように、供給コンベアSC上の物品Wを排出コンベアDC側に移載するための装置である。
物品移載装置1は、回転中心Oの周りを矢印a方向に旋回可能に設けられた循環部材としての複数(ここでは4個)のバケットB(B〜B)を有している。各バケットB(B〜B)は、例えば切頭扇形状またはこれに類似した形状を有しており、物品Wを保持し得る係止部としての複数(ここでは5個)の凹状(ここでは円弧状または孤状)のポケット部b(b〜b)をそれぞれ外周部に有している。各バケットB(B〜B)におけるそれぞれのポケット部b(b〜b)は円周上に均等間隔で配置されている。
供給コンベアSCと排出コンベアDCの間には、各バケットBのポケット部bから物品Wが受け渡されるとともに、受け渡された物品Wを排出コンベアDCに排出するための受渡タレットTが中心O’の回りを矢印d方向に回転可能に設けられている。受渡タレットTには、物品Wを保持し得る複数のポケット部tが円周上に所定ピッチで配列されている。各ポケット部tの所定の配列ピッチは、好ましくは、排出コンベアDC上に排出される各物品Wの所定の配列ピッチと一致している。また、各ポケット部tの所定の配列ピッチは、好ましくは、各バケットB(B〜B)におけるそれぞれのポケット部b(b〜b)の配列ピッチと一致している。供給コンベアSCと排出コンベアDCの間には、各バケットBのポケット部bに保持された物品Wが受渡タレットTを介して排出コンベアDCに移動する際に物品Wの下面を下方から支持しつつ物品Wのスライド移動を許容する略S字状のテーブルTaが配設されている。
供給コンベアSCの上方には、当該供給コンベアSCにより搬送される物品Wを側方からガイドするためのガイドGおよびGが並設されている。ガイドGは、テーブルTaに沿って受渡タレットTまで延設されている。受渡タレットTの外周側には、当該受渡タレットTのポケットtにより保持されて移動する物品Wをガイドするための円弧状のガイドGおよびGが配設されている。各ガイドG、G、G、Gは、搬送中および移動中の物品Wの外周面が摺接するガイド面g、g、g、gをそれぞれ有している。
なお、図1では、排出コンベアDCが供給コンベアSCに直交して配設される場合を例にとって示しており、同図中、矢印cは、物品Wの搬送方向(供給方向および排出方向)ならびに移動方向を示している。排出コンベアDC上において所定ピッチで均等間隔に配列された各物品Wには、次工程において、所定の処理(例えばシュリンクラベリング等の処理やその他の包装処理等)が施される。また、第1ないし第4のバケットBないしBのうち周方向に隣り合う各バケットは上下方向にオーバラップ可能に構成されており(その詳細については後述)、図1では、周方向に隣り合う各バケットBおよびB、ならびにBおよびBが各々1ポケット分だけ上下にオーバラップした状態が示されている。
次に、物品移載装置1の詳細について、図2ないし図6を用いて説明する。なお、図2は、図示の便宜上、各バケットB〜Bが円周上に均等間隔(つまり90度間隔)で配置された状態を示している。図2のIII-III線断面図である図3はバケットBの駆動機構(第1の駆動手段)を示し、図2のIV-IV線断面図である図4はバケットBの駆動機構(第2の駆動手段)を示し、図2のV-V線断面図である図5はバケットBの駆動機構(第3の駆動手段)を示し、図2のVI-VI線断面図である図6はバケットBの駆動機構(第4の駆動手段)を示している。また、図2は図6のII-II線断面に相当している。
図2および図3に示すように、バケットBの駆動機構は、第1の駆動モータとしてのサーボモータ10を有しており、サーボモータ10の出力軸には駆動ギヤ11が固定されている。一方、サーボモータ10の側方には、上下方向に延びる第1の主軸12が配設されている。第1の主軸12はベースブロック100を挿通して上方に延びるととともに、ベースブロック100に回転自在に支持されている。主軸12の下端には、駆動ギヤ11と噛み合う従動ギヤ13が固定されており、サーボモータ10の駆動力がギヤ11、13を介して主軸12に伝達されるようになっている。
ベースブロック100の上方には、内部空間Sが形成されている。内部空間Sの最下層の位置には、内周歯が全周に形成された第1の内歯車14が配置されており、第1の主軸12には、内歯車14と噛み合う第1の外歯車15が固定されている。内歯車14の下面においてベースブロック100との間には、軸受16が取り付けられており、当該軸受16によって、内歯車14はベースブロック100に回転自在に支持されている。内歯車14の外周面の一部には、ステー19の一端が固定されており、ステー19の他端には、バケットBが固定されている。図3に示すように、バケットBは、上下方向に間隔を隔てて配置された一対のバケットBから構成されている。各バケットBにより、物品Wの中央部および下部が保持されるようになっている。
この構成により、サーボモータ10の駆動によってギヤ11が回転すると、これと噛み合うギヤ13を介して第1の主軸12および第1の外歯車15が回転し、これにより、第1の外歯車15と噛み合う第1の内歯車14が回転する。その結果、第1の内歯車14にステー19を介して固定されたバケットBが回転中心O(図1)の周りを旋回する。
図2および図4に示すように、バケットBの駆動機構は、第2の駆動モータとしてのサーボモータ20を有しており、サーボモータ20の出力軸には駆動ギヤ21が固定されている。一方、サーボモータ20の側方には、上下方向に延びる第2の主軸22が配設されている。第2の主軸22はベースブロック100を挿通して上方に延びるととともに、ベースブロック100に回転自在に支持されている。主軸22の下端には、駆動ギヤ21と噛み合う従動ギヤ23が固定されており、サーボモータ20の駆動力がギヤ21、23を介して主軸22に伝達されるようになっている。
内部空間Sにおいて第1の内歯車14の上には、内周歯が全周に形成された第2の内歯車24が配置されており、第2の主軸22には、内歯車24と噛み合う第2の外歯車25が固定されている。第2の内歯車24の下面において第1の内歯車14との間には、軸受26が取り付けられており、当該軸受26によって、内歯車24は内歯車14に回転自在に支持されている。内歯車24の外周面の一部には、ステー29の一端が固定されており、ステー29の他端には、バケットBが固定されている。図4に示すように、バケットBは、上下方向に間隔を隔てて配置された一対のバケットBから構成されている。各バケットBにより、物品Wの中央部および下部が保持されるようになっている。
この構成により、サーボモータ20の駆動によってギヤ21が回転すると、これと噛み合うギヤ23を介して第2の主軸22および第2の外歯車25が回転し、これにより、第2の外歯車25と噛み合う第2の内歯車24が回転する。その結果、第2の内歯車24にステー29を介して固定されたバケットBが回転中心O(図1)の周りを旋回する。
図2および図5に示すように、バケットBの駆動機構は、第3の駆動モータとしてのサーボモータ30を有しており、サーボモータ30の出力軸には駆動ギヤ31が固定されている。一方、サーボモータ30の側方には、上下方向に延びる第3の主軸32が配設されている。第3の主軸32はベースブロック100を挿通して上方に延びるととともに、ベースブロック100に回転自在に支持されている。主軸32の下端には、駆動ギヤ31と噛み合う従動ギヤ33が固定されており、サーボモータ30の駆動力がギヤ31、33を介して主軸32に伝達されるようになっている。
内部空間Sにおいて第2の内歯車24の上には、内周歯が全周に形成された第3の内歯車34が配置されており、第3の主軸32には、内歯車34と噛み合う第3の外歯車35が固定されている。第3の内歯車34の下面において第2の内歯車24との間には、軸受36が取り付けられており、当該軸受36によって、内歯車34は内歯車24に回転自在に支持されている。内歯車34の外周面の一部には、ステー39の一端が固定されており、ステー39の他端には、バケットBが固定されている。図5に示すように、バケットBは、上下方向に間隔を隔てて配置された一対のバケットBから構成されている。各バケットBにより、物品Wの中央部および下部が保持されるようになっている。
この構成により、サーボモータ30の駆動によってギヤ31が回転すると、これと噛み合うギヤ33を介して第3の主軸32および第3の外歯車35が回転し、これにより、第3の外歯車35と噛み合う第3の内歯車34が回転する。その結果、第3の内歯車34にステー39を介して固定されたバケットBが回転中心O(図1)の周りを旋回する。
図2および図6に示すように、バケットBの駆動機構は、第4の駆動モータとしてのサーボモータ40を有しており、サーボモータ40の出力軸には駆動ギヤ41が固定されている。一方、サーボモータ40の側方には、上下方向に延びる第4の主軸42が配設されている。第4の主軸42はベースブロック100を挿通して上方に延びるととともに、ベースブロック100に回転自在に支持されている。主軸42の下端には、駆動ギヤ41と噛み合う従動ギヤ43が固定されており、サーボモータ40の駆動力がギヤ41、43を介して主軸42に伝達されるようになっている。
内部空間Sにおいて第3の内歯車34の上には、内周歯が全周に形成された第4の内歯車44が配置されており、第4の主軸42には、内歯車44と噛み合う第4の外歯車45が固定されている。第4の内歯車44の下面において第3の内歯車34との間には、軸受46が取り付けられており、当該軸受46によって、内歯車44は内歯車34に回転自在に支持されている。内歯車44の外周面の一部には、ステー49の一端が固定されており、ステー49の他端には、バケットBが固定されている。図6に示すように、バケットBは、上下方向に間隔を隔てて配置された一対のバケットBから構成されている。各バケットBにより、物品Wの中央部および下部が保持されるようになっている。
この構成により、サーボモータ40の駆動によってギヤ41が回転すると、これと噛み合うギヤ43を介して第4の主軸42および第4の外歯車45が回転し、これにより、第4の外歯車45と噛み合う第4の内歯車44が回転する。その結果、第4の内歯車44にステー49を介して固定されたバケットBが回転中心O(図1)の周りを旋回する。
図2に示すように、各主軸12、22、32、44は円周上に均等間隔(つまり90度間隔)で配置されている。また、各内歯車14、24、34、44は上下に重ね合わされて配置されているが、上下に隣り合う各内歯車の間に軸受26、36、46を介在させるとともに、第1の内歯車14の下面に軸受16を設けることで、各内歯車は他の内歯車から独立して回転し得るようになっている。
次に、各バケットB〜Bの上下方向の位置関係について図3Aないし図6Aを用いて説明する。図3Aないし図6Aはそれぞれ図3ないし図6の一部拡大図である。これらの図に示すように、物品Wは供給コンベアSC上に載置されている。物品Wの外周面には、上下方向に一定の間隔を隔てた所定の2個所の位置にマーキングmおよびmが記されているが、これらのマーキングmおよびmは物品Wに実際に記されているものではなく、各バケットB〜Bの上下方向の位置関係を明確に示すための説明の便宜上、物品Wに図示されたものである。また、いずれのバケットB〜Bにおいても、各バケットの上下の間隔eは一定である。
図3Aおよび図5Aにそれぞれ示すバケットBおよびBについては、各バケットBおよびBのそれぞれの下面の位置が、対応するマーキングmおよびmの位置にほぼ合致している。一方、図4Aおよび図6Aにそれぞれ示すバケットBおよびBについては、各バケットBおよびBのそれぞれの上面の位置が、対応するマーキングmおよびmの位置にほぼ合致している。すなわち、各バケットBおよびBの高さ位置は、各バケットBおよびBの高さ位置よりも若干上方に配置されている。この例では、バケットBおよびBは、バケットBおよびBに対して約1mmだけ上方に配置されている。
このような構成により、バケットBがこれと周方向に隣り合う各バケットBおよびBに対して上下にオーバラップすることができ、同様に、バケットBがこれと周方向に隣り合う各バケットBおよびBに対して上下にオーバラップすることができる。なお、図3Aないし図6Aにおいて各バケットB〜Bのそれぞれのステー19、29、39、49の形状を対比すると分かるように、バケットBおよびBの高さ位置を揃えかつバケットBおよびBの高さ位置を揃えるとともに、バケットBおよびBの高さ位置をバケットBおよびBの高さ位置に対してオフセットするために、各ステー19、29、39、49の上下方向長さが調整されている。
次に、受渡タレットTの構造について、図7の縦断面図を用いて説明する。
同図に示すように、上下方向に延びるタレット軸50が配設されており、タレット軸50はブラケット51に回転自在に支持されている。タレット軸50の下端は、カップリング52を介してサーボモータ53の出力軸に連結されている。タレット軸50の上部には、回転ブロック体54が固定されており、回転ブロック体54は上下方向に積層された複数の部材から構成されている。回転ブロック体54の外周部には、筒状ブロック55の内周部が固定されており、当該筒状ブロック55の外周部には、円環状のバケットTの内周部が固定されている。バケットTは、上下方向に間隔を隔てて配置された一対のバケットTから構成されている。各バケットTにより、物品Wの中央部および下部が保持されるようになっている。なお、物品Wは、テーブルTa上に載置されている。
この構成により、サーボモータ53が駆動されると、カップリング52を介してタレット軸50が回転し、これにより、回転ブロック体54および筒状ブロック55を介して、バケットTが回転中心O’(図1)の回りを回転する。
上述したサーボモータ10、20、30、40、53は、図示しないコントローラ(制御手段)によって駆動制御される。各サーボモータにはそれぞれエンコーダが取り付けられており、各エンコーダからの検出信号はコントローラに入力され、これらの検出信号に基づいて各サーボモータの回転量および回転速度がフィードバック制御されている。また、コントローラには、供給コンベアSCにより供給される物品Wを検出する例えば光センサ(後述)からの検出信号も入力されている。
次に、上述した物品移載装置1による物品移載処理について、図8ないし図15を用いて時系列的に説明する。
なお、これらの図においては、図示の便宜上、各バケットB〜Bが図1のような切頭扇形状でなく扇状のものが示されており、また、排出コンベアDCが図1のように供給コンベアSCと直交しているのではなく、供給コンベアSCと平行に配設されたものが示されている。
物品移載装置1の運転時には、供給コンベアSCおよび排出コンベアDCが矢印c方向に走行するとともに、バケットBが回転中心Oの周りを矢印a方向に旋回し、受渡タレットTが回転中心O’の回りを矢印d方向に回転している。受渡タレットTの回転速度は一定であって、好ましくはその周速度が排出コンベアDCの走行速度と一致しているが、バケットBの旋回速度は常時一定ではなく、バケットBの位置に応じて、対応するサーボモータにより変速制御されている。
供給コンベアSCによりランダムピッチで連続して供給されてくる多数の物品Wは、物品移載装置1の上流側において、供給コンベアSCの近傍に配置された光センサLsにより順次検出され、その検出信号はコントローラ(図示せず)に順次入力される。コントローラは、光センサLsからの検出信号に基づいて、検出された物品Wの個数および物品同士の間隔(ピッチ)を算出し、その算出結果に基づいて、各バケットBの対応する各サーボモータの駆動制御を行う。
光センサLsを通過した各物品Wは、図8に示すように、物品受取位置Sにおいて待機状態におかれているバケットBのポケット部bまで移動して、ポケット部bに導入されて保持される。なお、図8では、バケットBに設けられた5個のポケット部bのうち前側(つまりバケット旋回方向進み側)の4個のポケット部bについてはすでに物品Wの受取りが完了しており、5番目のポケット部bが物品Wを受け取った直後の状態が示されている。サーボモータ10(図3)の駆動制御により、バケットBは、空のポケット部bが物品受取位置Sに移動して物品Wが導入されるまで物品受取位置Sで待機するとともに、空のポケットbへの物品導入後、1ピッチ分(つまり1ポケット分)だけ移動して、次の空のポケット部bが物品受取位置Sに移動し、次に供給されてくる物品Wの導入を待つ。
バケットBの5番目(または供給される物品Wの個数に応じた所望個数番目)のポケット部bが物品Wを受け取った後、サーボモータ10の駆動制御により、バケットBが受渡タレットTの物品受渡位置Sに向かって加速して移動するとともに、物品受渡位置Sの手前で減速して受渡タレットTの周速度Vと同期した周速度Vで旋回移動する。なお、バケットBの加減速時の加速度は、物品Wに過大な速度変化を与えたり、物品Wに無用の衝撃を作用させたりしないようにする観点から1G以下にするのが好ましい。また、バケットBの物品受渡位置Sへの移動時には、物品受渡位置Sにおいて、バケットBの周速度が受渡タレットTの周速度と一致するのみならず、バケットBのポケット部bの位相が受渡タレットTのポケット部tの位相と一致するように、サーボモータ10の速度制御を適宜行うようにする。
このようにして、図9ないし図12に時系列的に示すように、物品受渡位置Sにおいて、バケットBの各ポケット部bから受渡タレットTの対応する各ポケット部tに対して、順次物品Wの受渡しが行われる。
バケットBのすべて(または所望個数番目)のポケット部bから受渡タレットTの対応する各ポケット部tに対して物品Wの受渡しが完了すると、図13に示すように、バケットBを回転中心Oの周りに高速で旋回移動させて、受渡タレットTから離れた待機位置まで移動させ、次の物品受取りの順番が来るまで待機させる。なお、この待機状態においては、図13および図14に示すように、バケットBの先頭のポケット部bは、先に待機位置におかれていたバケットBの最後尾のポケット部bと上下にオーバラップしている。また、バケットB(他のバケットB〜Bも同様)は矢印a方向に間欠送りされて、徐々に物品受取位置Sに移動する。このように、各バケットB〜Bは、回転中心Oの周りの円軌道に沿って循環するようになっている。
一方、受渡タレットTの各ポケット部tに受け渡された各物品Wは、受渡タレットTの回転により、排出コンベアDC側に移動し、図10ないし図12に示すように、各ポケット部tから排出コンベアDC上に順次排出される。このとき、排出コンベアDC上に排出される各物品Wは、受渡タレットTの各ポケット部tに保持されていたときからすでに所定ピッチで配置されていたので、当該所定ピッチを維持したまま、排出コンベアDC上に配列されることになる。
ここで、図15のタイミングチャートには、物品受取位置Sにおける物品Wの受取タイミング(T〜T)、および物品受渡位置Sにおける物品Wの受渡タイミング(T’〜T’)がバケットB(他のバケットB〜Bについても同様)の変速制御とともに示されている。
図15において、横軸は時間tを、縦軸はバケットBの移動速度をそれぞれ表している。同図に示すように、物品受取区間においては、バケットBを間欠送りしつつ、間欠送りの合間のバケットBの停止中(または一定速度での低速回転中)に、空のポケットbが物品受取位置Sにおいて物品Wを受け取る(受取タイミングT〜T参照)。すべて(または所望個数番目)のポケット部bへの物品導入後、バケットBを物品受渡位置Sまで高速で移動させる。このときの最大速度が図15中の速度Vで示されている。そして、物品受渡位置Sの手前でバケットBを減速し、物品受渡位置SにおいてバケットBの移動速度(周速度)が、受渡タレットTの周速度Vと同期した一定速度Vになるようにする。物品受渡区間においては、バケットBが一定速度Vで移動している間に、物品受渡位置SにおいてバケットBから受渡タレットTの各ポケット部tへの物品Wの受渡しが行われる(受渡タイミングT’〜T’参照)。物品受渡位置Sでの物品Wの受渡し完了後、バケットBを待機位置まで高速で移動させる。このときの最大速度が図15中の速度Vで示されている。
図9に示すように、物品受渡位置Sにおいて、バケットBのポケット部bから受渡タレットTのポケット部tに対して物品Wの受渡しが行われている間に、物品受取位置Sでは、次のバケットBが移動して待機状態におかれており、当該バケットBの先頭のポケット部bに対して物品Wが導入されて保持される。その後、バケットBに対する物品導入の場合と同様にして、サーボモータ20(図4)の駆動制御により、バケットBの次の空のポケット部bが物品受取位置Sに順次移動して各ポケット部bに物品Wが導入される。
バケットBの5番目(または所望個数番目)のポケット部bが物品Wを受け取った後、サーボモータ20の駆動制御により、バケットBが受渡タレットTの物品受渡位置Sに向かって加速して移動するとともに、物品受渡位置Sの手前で減速して受渡タレットTの周速度Vと同期した周速度Vで旋回移動する。また、バケットBの物品受渡位置Sへの移動時には、物品受渡位置Sにおいて、バケットBの周速度が受渡タレットTの周速度と一致するのみならず、バケットBのポケット部bの位相が受渡タレットTのポケット部tの位相と一致するように、サーボモータ10の速度制御を適宜行うようにする。
このようにして、図9ないし図14に時系列的に示すように、物品受渡位置Sにおいて、バケットBの各ポケット部bから受渡タレットTの対応する各ポケット部tに対して、順次物品Wの受渡しが行われる。
バケットBのすべて(または所望個数番目)のポケット部bから受渡タレットTの対応する各ポケット部tに対して物品Wの受渡しが完了すると、バケットBの場合と同様に、バケットBを回転中心Oの周りに高速で旋回移動させて、受渡タレットTから離れた待機位置まで移動させ、次の物品受取りの順番が来るまで待機させる。なお、この待機状態においては、バケットBの場合と同様に、バケットBの先頭のポケット部bは、先に待機位置に置かれていたバケットBの最後尾のポケット部bと上下にオーバラップしている。また、バケットBは矢印a方向に間欠送りされて、徐々に物品受取位置Sに移動する。
一方、受渡タレットTの各ポケット部tに受け渡された各物品Wは、受渡タレットTの回転により、排出コンベアDC側に移動し、図14に示すように、各ポケット部tから排出コンベアDC上に順次排出される。このとき、排出コンベアDC上に排出される各物品Wは、受渡タレットTの各ポケット部tに保持されていたときからすでに所定ピッチで配置されていたので、当該所定ピッチを維持したまま、排出コンベアDC上に配列されることになる。
このように本実施例に係る物品移載装置によれば、供給コンベアSCによりランダムピッチで連続して供給されてくる各物品Wは、物品受取位置SにおいてバケットBの各ポケット部bで保持された後、バケットBの旋回移動によって物品受渡位置Sまで移動し、受渡タレットTの各ポケット部tに保持されて所定ピッチに維持された状態から、受渡タレットTの回転により受渡タレットTの各ポケット部tから排出コンベアDCに排出されることで排出コンベアDC上に所定ピッチで配列されることになるので、バケットBのポケット部bへの導入部分で物品Wが停滞することはなく、これにより、物品Wの表面に傷や欠けが生じたり、物品Wが破損したり、また物品Wが転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品Wの品質の低下を防止できる。
しかも、本実施例においては、各バケットBは、物品Wを物品受渡位置Sまで移動させた後、回転中心Oの周りの円軌道に沿って循環して再び物品受取位置Sに戻ってくるので、他のバケットBの物品受取位置Sおよび物品受渡位置S間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。また、排出コンベアDCへの排出前に受渡タレットTにおいて所定ピッチが確保されているので、排出コンベアDC上での所定ピッチの実現が容易になる。さらに、受渡タレットTが物品受渡位置Sでのバッファゾーンとして機能するので、物品受渡位置Sへの各バケットBの移動を相対的に低速で行わせることが可能になって、物品Wに過大な速度変化を与えたり、物品Wに無用の衝撃を作用させたりするのを回避できる。本実施例においては、4個の受渡タレットTが設けられているので、受渡タレットTの個数が2個や3個の場合に比べて、物品受渡位置Sへの各バケットBの移動をより低速で行わせることが可能になって、物品Wに与える速度変化をさらに小さくできる。
また、本実施例においては、バケットBの待機状態において、周方向に隣り合う各バケットBのポケット部bを上下方向にオーバラップさせるようにしたので、各バケットBの水平面内での占有スペースを小さくでき、省スペース化が可能である。
〔他の実施例1〕
前記実施例では、移載処理される物品Wとして、プラスチック製またはガラス製等のボトル容器を例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明はその他の種々の物品にも同様に適用可能である。
〔他の実施例2〕
前記実施例の図1では、供給コンベアSCと直交するように排出コンベアDCが配設された例を示したが、本発明では、図8ないし図14に示したように、供給コンベアSCおよび排出コンベアDCを互いに平行に配設するようにしてもよい。この場合、排出コンベアDCによる物品搬送方向cは、図8ないし図14のように供給コンベアSCによる物品搬送方向cと同方向でもよいし、または逆方向でもよい。逆方向にした場合には、コンベア長手方向の省スペース化が可能である。
〔他の実施例3〕
前記実施例では、物品Wが供給コンベアSCにより供給されるとともに、移載処理後の物品Wが排出コンベアDCにより排出される例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。これらのコンベアの代わりに例えばバケット等を用いてもよく、あるいはその他の搬送手段を用いるようにしてもよい。また、排出コンベアDC等の搬送手段を設けずに、移載処理後の物品Wが次工程の処理装置に直接投入されるように構成してもよい。
〔他の実施例4〕
前記実施例では、物品移載装置1のバケットBに5個のポケット部bが設けられた例を示したが、ポケット部bの個数としては、これに限定されるものではなく、バケットBの旋回半径や周方向長さ、要求される物品移載処理速度、処理される物品の大きさ等の種々の条件に応じて、その個数(1個またはそれ以上)が適宜設定される。
〔他の実施例5〕
前記実施例では、4個のバケットB〜Bが設けられた例を示したが、バケットBの個数についても、これに限定されるものではなく、バケットBの旋回半径や周方向長さ、要求される物品移載処理速度、処理される物品の大きさ等の種々の条件に応じて、その個数が適宜設定される。
この場合、バケットBの個数に応じて、各バケットBを駆動するための駆動機構(サーボモータ、駆動ギヤ、従動ギヤ、主軸、外歯車および内歯車等)の個数も増減する。例えば、バケットBの個数が2個の場合には、各バケットBを駆動するための第1および第2のサーボモータ、第1および第2の主軸、第1および第2の外歯車、ならびに第1および第2の内歯車等を含む第1および第2の駆動機構が必要になり、バケットBの個数が3個の場合には、各バケットBを駆動するための第1〜第3のサーボモータ、第1〜第3の主軸、第1〜第3の外歯車および第1〜第3の内歯車等を含む第1〜第3の駆動機構が必要になり、バケットBの個数が5個の場合には、各バケットBを駆動するための第1〜第5のサーボモータ、第1〜第5の主軸、第1〜第5の外歯車および第1〜第5の内歯車等を含む第1〜第5の駆動機構が必要になる。
バケットBの個数が2個または3個の場合には、主軸の本数を2本または3本にすることができるので、主軸の回転によるバケットBの移動量が大きくなって物品Wに対する速度変化および衝撃が大きくなるという欠点がある反面、装置全体を小型化できるという利点を有する。その一方、バケットBの個数が5個以上の場合には、主軸の本数が5本以上と多くなりすぎて装置全体が大形化するという欠点がある反面、主軸の回転によるバケットBの移動量を小さくできるという利点を有する。これに対して、前記実施例のように、バケットBの個数を4個にして、4本の主軸を配置した場合には、主軸の回転によるバケットBの移動量を小さくしつつ、装置全体をある程度小型化できるという双方の利点を有する。
〔他の実施例6〕
前記実施例では、物品移載装置1を構成する循環部材として、凹状のポケット部bを有するバケットBを用いた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。ポケット部bのかわりに、その外周面から突設した爪部(例えば棒状の突起)を有する循環部材を用いるようにしてもよい。この場合、一対の爪部を設ければ、各爪部により物品Wを左右両側から確実に保持することができ、また一本爪の場合は、スライド移動の際に転倒の恐れが少ない、例えば重心の低い物品に適している。
〔他の実施例7〕
前記実施例では、待機状態におかれた各バケットBについて、周方向に隣り合う各バケットBを互いに1ポケット分ずつオーバラップさせるようにした例を示したが、各バケットBのオーバラップ量はこれには限定されず、2ポケット分以上のオーバラップ量であってもよい。
〔他の実施例8〕
前記実施例では、周方向に隣り合う各バケットBを上下方向にオーバラップ可能に構成することにより、各バケットBがそれぞれ物品受取位置Sに移動する前の待機状態において、各バケットB(具体的には、バケットBとBおよびB、ならびにバケットBとBおよびB)を上下方向にオーバラップさせることで、各バケットBの水平面内での占有スペースを小さくした例を示したが、本発明において、各バケットBは必ずしも上下方向にオーバラップ可能に構成されていなくてもよい。
〔他の実施例9〕
前記実施例では、回転可能な受渡タレットTを設け、各バケットBに保持された物品Wを一旦受渡タレットTに受け渡した後、受渡タレットTから排出コンベアDCに排出するようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。受渡タレットTは省略することも可能である。この場合、物品受渡位置Sは排出コンベアDCの上流に配置され、バケットBにより物品受渡位置Sに移動した物品Wは、バケットBから排出コンベアDCに直接排出されることになるので、受渡タレットTのような別個の機構を設ける必要がなく、装置全体を簡略化できるとともに、受渡タレットTへの物品受渡時に必要であった速度および位相の双方の同期制御が不要となり、速度の同期制御のみを行えばよいので、制御についても簡略化できる。また、受渡タレットTを省略するとともに、排出コンベアDCとしてスクリューコンベアやその他の搬送手段を用いるようにしてもよい。
〔他の実施例10〕
前記実施例では、バケットBが物品受取位置Sから物品受渡位置Sまで移動する際に、制御手段の駆動制御によりバケットBを相対的に低速で移動させる一方、各バケットBが物品受渡位置Sから回転中心周りを旋回して次の物品の受取りを待つ待機状態に移行する際に、制御手段の駆動制御によりバケットBを相対的に高速で移動させることで、高速処理を実現した例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。これとは逆に、物品受渡位置Sから待機状態への移行速度の方を遅くするようにしてもよい。バケットBの個数を多くした場合や各バケットBの周方向長さを長くした場合等のように、周方向の空きスペースが短くなった場合等においては、このような逆の制御も考えられる。また、同様の理由で、物品受渡位置Sから待機状態への移行速度を物品受取位置Sから物品受渡位置Sまでの移動速度と等しくするようにしてもよい。
〔他の実施例11〕
前記実施例では、それぞれ別々の駆動機構を用いて各バケットBを他のバケットBから独立して駆動するようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。例えば、第1、第3のバケットBおよびBを第1の駆動機構により駆動するとともに、第2、第4のバケットBおよびBを第2の駆動機構により駆動するように構成してもよい。この場合、第1の駆動機構の駆動により、第1、第3のバケットBおよびBが対となって所定の周方向間隔を維持しつつ同時に移動することになり、同様に、第2の駆動機構の駆動により、第2、第4のバケットBおよびBが対となって所定の周方向間隔を維持しつつ同時に移動することになる。この場合、サーボモータ、主軸、外歯車および内歯車等を含む駆動機構の個数を半減させることができるので、構造を簡略化でき、コストを低減できる。なお、同時に移動させるバケットBの組合せは、バケットBの総数等に応じて適宜設定できる。
〔他の実施例12〕
前記実施例では、バケットBが回転中心Oの周りを旋回しつつ円軌道に沿って循環するように構成した例を示したが、バケットBの循環軌道の形状としてはこのような円形状に限定されるものではなく、楕円形状や角丸長方形状(つまり陸上競技用トラック形状)、多角形状、またはその他の任意の種々の形状を含んでいる。
バケットBの循環軌道を角丸長方形状にした例を図16ないし図19に示す。これらの図において、前記実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。図16および図17においては、バケットBが前記実施例と同様に水平面内で循環可能に構成された例を示し、図18および図19においては、バケットBが鉛直面内で循環可能に構成された例を示している。
図16に示す物品移載装置では、一対のタイミングプーリ(つまり駆動タイミングプーリ201および従動タイミングプーリ202)の周りにタイミングベルト200が巻き掛けられており、当該タイミングベルト200に複数(ここでは4個)のバケットB(B〜B)が取り付けられている。すなわち、各バケットB〜Bはタイミングベルト200の走行方向に沿って供給コンベアSCおよび排出コンベアDC間を循環可能に設けられている。より詳細には、各バケットB〜Bは、供給コンベアSCの近傍においては駆動タイミングプーリ201の中心Oの周りの円軌道の一部(半円状軌道)に沿って、排出コンベアDCの近傍においては従動タイミングプーリ202の中心Oの周りの円軌道の一部(半円状軌道)に沿ってそれぞれ矢印a方向に旋回可能になっており、各タイミングプーリ201、202間においてはタイミングベルト200の直線状スパンに沿った直線状軌道に沿って矢印a方向にほぼ直進するようになっている。
各バケットB〜Bには複数(ここでは3個)のポケット部b(b〜b)がそれぞれ設けられている。各バケットB〜Bはそれぞれステー19、29、39、49を介してタイミングベルト200に取り付けられている。タイミングベルト200の外周の一部には、当該タイミングベルト200により搬送される物品Wを側方からガイドするためのガイドGが配設されている。従動タイミングプーリ202の側方には、各バケットB〜Bの各ポケット部b〜bから受け渡された物品Wを排出コンベアDCに排出するための受渡タレットTが設けられており、当該受渡タレットTの外周の一部にも同様のガイドG’が配設されている。
タイミングベルト200は、図17の正面図(図16のXVII矢視図)に示すように、上下方向に積層された複数本(ここでは4本)のタイミングベルト200〜200から構成されている。各タイミングベルト200〜200は、これらにそれぞれ対応する四対の駆動タイミングプーリ201および従動タイミングプーリ202にそれぞれ巻き掛けられており、各駆動タイミングプーリ201は、これらをそれぞれ別個独立に制御するサーボモータ(図示せず)に駆動連結されている。各バケットB〜Bが物品Wのほぼ同じ上下方向位置を保持するように、各バケットB〜Bの各ステー19、29、39、49の上下方向長さが調整されている(図17参照)。
このような物品移載装置においては、供給コンベアSCによりランダムピッチで連続して供給されてくる各物品Wは、物品受取位置SにおいていずれかのバケットBの各ポケット部bで保持された後、バケットBの旋回移動および直線移動によって物品受渡位置Sまで移動し、受渡タレットTの各ポケット部tに保持されて所定ピッチに維持された状態から、受渡タレットTの回転により受渡タレットTの各ポケット部tから排出コンベアDCに排出されることで排出コンベアDC上に所定ピッチで配列されることになるので、バケットBのポケット部bへの導入部分で物品Wが停滞することはなく、これにより、物品Wの表面に傷や欠けが生じたり、物品Wが破損したり、また物品Wが転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品Wの品質の低下を防止できる。
しかも、各バケットBは、物品Wを物品受渡位置Sまで移動させた後、従動タイミングプーリ202の回転中心Oの周りの半円状軌道、タイミングベルト200の直線状スパンに沿った直線状軌道および駆動タイミングプーリ201の回転中心Oの周りの半円状軌道に沿って循環して再び物品受取位置Sに戻ってくるので、他のバケットBの物品受取位置Sおよび物品受渡位置S間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。また、前記実施例と同様に、排出コンベアDCへの排出前に受渡タレットTにおいて所定ピッチが確保されているので排出コンベアDC上での所定ピッチの実現が容易になるとともに、受渡タレットTが物品受渡位置Sでのバッファゾーンとして機能するので物品受渡位置Sへの各バケットBの移動を相対的に低速で行わせることが可能になって、物品Wに過大な速度変化を与えたり、物品Wに無用の衝撃を作用させたりするのを回避できる。
図18に示す物品移載装置では、一対のタイミングプーリ(つまり駆動タイミングプーリ301および従動タイミングプーリ302)の周りにタイミングベルト300が巻き掛けられており、当該タイミングベルト300に複数(ここでは4個)のバケットB(B〜B)が取り付けられている。すなわち、各バケットB〜Bはタイミングベルト300の走行方向に沿って供給コンベアSCおよび排出コンベアDC間を循環可能に設けられている。より詳細には、各バケットB〜Bは、供給コンベアSCの近傍においては駆動タイミングプーリ301の中心Oの周りの円軌道の一部(半円状軌道)に沿って、排出コンベアDCの近傍においては従動タイミングプーリ302の中心Oの周りの円軌道の一部(半円状軌道)に沿ってそれぞれ矢印a方向に旋回可能になっており、各タイミングプーリ301、302間においてはタイミングベルト300の直線状スパンに沿った直線状軌道に沿って矢印a方向にほぼ直進するようになっている。
各バケットB〜Bには、複数(ここでは4個)のポケット部b(b〜b)がそれぞれ設けられている。タイミングベルト300の下方に配設された供給コンベアSCおよび排出コンベアDCの間には、別のタイミングベルト400が配設されており、当該タイミングベルト400は、駆動タイミングプーリ401および従動タイミングプーリ402間に巻き掛けられている。このタイミングベルト400は必須のものではなく、当該タイミングベルト400のかわりに、物品Wのスライド移動を許容し得る単なる固定テーブルでもよい。また、タイミングベルト400と排出コンベアDCの間に、前記実施例と同様のタレットTまたはこれに相当する機構を設けるようにしてもよい。
タイミングベルト300は、図19の平面図(図18のXIX矢視図)に示すように、水平方向に並設された複数本(ここでは4本)のタイミングベルト300〜300から構成されている。各タイミングベルト300〜300は、これらにそれぞれ対応する四対の駆動タイミングプーリ301および従動タイミングプーリ302にそれぞれ巻き掛けられており、各駆動タイミングプーリ301は、これらをそれぞれ別個独立に制御するサーボモータ(図示せず)に駆動連結されている。各バケットB〜Bは、間隔を隔てた5本のバーからそれぞれ構成されており、隣り合う各バーの間の空隙がそれぞれポケット部b〜bを構成している。各バーの一端は、対応するタイミングベルト300〜300に連結されている。各バケットB〜Bが物品Wを保持し得るように、各バケットB〜Bの各バーの水平方向長さが調整されている(図19参照)。
このような物品移載装置においては、供給コンベアSCによりランダムピッチで連続して供給されてくる各物品Wは、物品受取位置SにおいていずれかのバケットBの各ポケット部bで保持された後、バケットBの旋回移動および直線移動によって物品受渡位置Sまで移動して、各ポケット部bから排出コンベアDCに所定ピッチで排出されるので、バケットBのポケット部bへの導入部分で物品Wが停滞することはなく、これにより、物品Wの表面に傷や欠けが生じたり、物品Wが破損したり、また物品Wが転倒したりする等の不具合が発生するのを防止でき、その結果、物品Wの品質の低下を防止できる。
しかも、各バケットBは、物品Wを物品受渡位置Sまで移動させた後、従動タイミングプーリ302の回転中心Oの周りの半円状軌道、タイミングベルト300の直線状スパンに沿った直線状軌道および駆動タイミングプーリ301の回転中心Oの周りの半円状軌道に沿って循環して再び物品受取位置Sに戻ってくるので、他のバケットBの物品受取位置Sおよび物品受渡位置S間の移動を妨げることなく、高速処理が可能になる。
〔他の実施例13〕
前記実施例では、各バケットBを駆動する駆動機構として、サーボモータを駆動源とする駆動機構を採用した例を示したが、本発明の適用はこれに限定されず、その他の駆動源を含む駆動機構を採用するようにしてもよい。例えばリニアモータを駆動源として、個々のバケットBをリニア駆動するようにしてもよい。
以上のように、本発明は、物品を所定ピッチに整列させて移載する物品移載装置に適しており、とくに、物品を停留させずに物品の品質低下を防止できかつ高速処理が実現可能な物品移載装置に有用である。
1: 物品移載装置

10: サーボモータ(第1の駆動モータ)
12: 第1の主軸
14: 第1の内歯車
15: 第1の外歯車

20: サーボモータ(第2の駆動モータ)
22: 第2の主軸
24: 第2の内歯車
25: 第2の外歯車

30: サーボモータ(第3の駆動モータ)
32: 第3の主軸
34: 第3の内歯車
35: 第3の外歯車

40: サーボモータ(第4の駆動モータ)
42: 第4の主軸
44: 第4の内歯車
45: 第4の外歯車

B(B〜B): バケット(循環部材)
b(b〜b): ポケット部(係止部)
O: 回転中心

: 物品受取位置
: 物品受渡位置

SC: 供給コンベア
DC: 排出コンベア

W: 物品
特開2007−62767号公報(図1参照)

Claims (5)

  1. ランダムピッチで連続して供給される物品が排出側に所定ピッチで排出されるように、供給される物品を排出側に移載する物品移載装置であって、
    物品を係止する複数の係止部をそれぞれ有し、それぞれ循環可能に設けられるとともに、供給される物品を受け取る物品受取位置と、排出側に物品を受け渡す物品受渡位置との間をそれぞれ移動可能な複数の循環部材と、
    各循環部材が循環軌道に沿って循環するように、各循環部材を駆動する駆動手段と、
    循環部材のうちのいずれかの循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動するとともに、循環部材のうちの残りの循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動して、これらの循環部材により物品受渡位置に移動した各物品が所定ピッチで配置されるように、駆動手段を制御する制御手段とを備え
    各循環部材の各係止部のうち周方向に隣り合う各係止部の上下方向高さ位置が異なっている、
    ことを特徴とする物品移載装置。
  2. 請求項1において、
    各循環部材の各係止部のうち周方向に隣り合う各係止部が上下方向にオーバラップ可能に構成されている、
    ことを特徴とする物品移載装置。
  3. 請求項1において、
    係止部が、循環部材の先端に形成された凹状のポケット部、または循環部材の先端に突設された爪部から構成されている、
    ことを特徴とする物品移載装置。
  4. 請求項1において、
    制御手段は、循環部材が物品受取位置から物品受渡位置まで移動する場合と、循環部材が物品受渡位置から待機位置まで移動する場合とで移動速度が異なるよう駆動手段を制御している、
    ことを特徴とする物品移載装置。
  5. ランダムピッチで連続して供給される物品が排出側に所定ピッチで排出されるように、供給される物品を排出側に移載する物品移載装置であって、
    物品を係止する少なくとも一つの係止部をそれぞれ有し、それぞれ循環可能に設けられるとともに、供給される物品を受け取る物品受取位置と、排出側に物品を受け渡す物品受渡位置との間をそれぞれ移動可能な第1、第2の循環部材と、
    各循環部材が循環軌道に沿って循環するように、第1、第2の循環部材をそれぞれ駆動する第1、第2の駆動手段と、
    第1の循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動するとともに、第2の循環部材が物品受取位置において供給される物品を係止部で係止した後、物品受取位置から物品受渡位置まで移動して、第1、第2の循環部材により物品受渡位置に移動した各物品が所定ピッチで配置されるように、第1、第2の駆動手段を制御する制御手段とを備え
    第1の駆動手段が、第1の駆動モータからの駆動力が伝達される第1の主軸と、第1の主軸に固定された第1の外歯車と、第1の外歯車が噛み合う内周歯が全周に形成された第1の内歯車とを有し、第2の駆動手段が、第2の駆動モータからの駆動力が伝達される第2の主軸と、第2の主軸に固定された第2の外歯車と、第2の外歯車が噛み合う内周歯が全周に形成された第2の内歯車とを有しており、第1、第2の循環部材がそれぞれ第1、第2の内歯車の外周に取り付けられている、
    ことを特徴とする物品移載装置。
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