JP6896290B2 - 搬送装置 - Google Patents

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本発明は、複数の物品が集合してなる集合品を搬送する搬送装置に関する。
従来、前工程に接続するバケットコンベヤによって搬送されてくる物品を該バケットコンベヤと直交する方向に向けた包装機の供給コンベヤに向けて送出する搬送装置として、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1には、バケットコンベヤに所定間隔毎に設けた各バケットに収容した集合品を、該バケットコンベヤの間欠停止時に、バケットコンベヤの上方で連続走行する移送コンベヤに設けた支持部材によって、集合品の前後を支持して集合品の位置を規制しながら供給コンベヤに向けて送出することにより、集合品の姿勢安定を図ることについて開示されている。この搬送装置における移送コンベヤは、第1と第2の無端索体の夫々に所定間隔毎に支持部材を配設すると共に、無端索体ごとに設けたモータの夫々によって独立して各無端索体を走行駆動して、集合品を必ず第1の無端索体に配設された支持部材と第2の無端索体に配設された支持部材によって支持するように駆動制御がなされるものである。
特許第5399353号公報
しかしながら、上記特許文献1における移送コンベヤは、供給コンベヤに向けた集合品の受渡しを終えるまで集合品の後側を支持していた支持部材が、受渡しを終えると後続の集合品に向けて後退して、後続の集合品の前側を支持して後続の集合品を移送するように駆動制御するよう構成されていることから、支持部材が後退して後続の集合品の前側を支持するまでの間、バケットコンベヤから後続の集合品を送り出すことが出来ず、バケットコンベヤの搬送停止状態を維持しなければならず、前工程や包装機などの後工程の単位時間当たりに要求される集合品の処理数に対応しきれない問題が生じていた。
本発明は、単位時間当たりの集合品の処理数を高め得る搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の搬送装置は次の手段をとる。先ず請求項1に係る発明は、複数の物品が集合してなる集合品(W)を順次、間欠的に搬送すると共に、搬送停止時に該集合品(W)が位置する送出位置(E)を有した搬送コンベヤ(10)と、前記送出位置(E)を通って該搬送コンベヤ(10)の搬送方向と交差する方向に延在する搬送路(22)における前記集合品(W)を所定間隔ごとに連続的に搬送する送りコンベヤ(12)と、前記搬送コンベヤ(10)の前記送出位置(E)から前記送りコンベヤ(12)の搬送始端部(12A)まで前記集合品(W)を移送する移送コンベヤ(14)を備えた搬送装置であって、前記移送コンベヤ(14)は、前記搬送路(22)に沿って回転走行するよう配設された少なくとも第1から第3の無端索体(100、200、300)と、前記無端索体(100、200、300)の夫々に複数組ごと所定の間隔を空けて配設されており、前記送出位置(E)で停止している前記集合品(W)の前記搬送路(22)における前端部(WF)と後端部(WR)の位置を規制し得る長さに対応した長さ分だけ間隔を空けて配設される対をなす支持部材(101F〜302R)と、前記無端索体(100、200、300)を夫々独立して回転駆動する駆動モータ(110、210、310)を備えており、前記集合品(W)が前記送出位置(E)に到来して前記搬送コンベヤ(10)が搬送停止している際に、前記第1の無端索体(100)に配設された前記対をなす支持部材(101F、101R)が前記送出位置(E)から前記集合品(W)を排出すると共に、前記第2の無端索体(200)における前記対をなす支持部材(201F、201R)の一方が前記送出位置(E)を越え、前記支持部材(201F、201R)の他方が前記送出位置(E)に進入する手前の位置で、一つ後続の二の集合品(W2)が前記送出位置(E)に到来するまで待機し、前記二の集合品(W2)が前記送出位置(E)に到来して前記搬送コンベヤ(10)が搬送停止している際に、前記第2の無端索体(200)に配設された前記対をなす支持部材(201F、201R)が前記送出位置(E)から前記二の集合品(W2)を排出すると共に、前記第3の無端索体(300)に配設された前記対をなす支持部材(301F、301R)の一方が送出位置(E)を越え、前記支持部材(301F、301R)の他方が前記送出位置(E)に進入する手前の位置で、前記二の集合品(W2)の一つ後続の三の集合品(W3)が前記送出位置(E)に到来するまで待機し、前記三の集合品(W3)が前記送出位置(E)に到来して前記搬送コンベヤ(10)が搬送停止している際に、前記第3の無端索体(300)に配設された前記対をなす支持部材(301F、301R)が前記送出位置(E)から前記三の集合品(W3)を排出すると共に、前記第2と第3の無端索体(200、300)を除く無端索体(100)に配設された前記対をなす支持部材(102F、102R)の一方が送出位置(E)を越え、前記支持部材(102F、102R)の他方が前記送出位置(E)に進入する手前の位置で、前記三の集合品(W3)の一つ後続の四の集合品(W4)が前記送出位置(E)に到来するまで待機するよう構成されている。
この請求項1に係る発明によれば、少なくとも第1から第3の無端索体の夫々を異なる駆動モータ(110、210、310)で走行制御することから、集合品(W)を所定間隔ごとに連続的に搬送する送りコンベヤ(12)に向けて送出するタイミング調整と、集合品(W)を搬送コンベヤ(10)における送出位置(E)から送り出すタイミング調整と、対となる支持部材(102F〜302R)を送出位置(E)の前後両側に移動させて待機させる走行制御と、を独立して行うことで、集合品(W)の姿勢を乱すことなく単位時間当たりの集合品(W)の処理数を高め得る搬送装置を提供することができる。特に集合品(W)を対となる支持部材(102F〜302R)が送出位置(E)から送出する際に、別の無端索体に配設された支持部材(102F〜302R)の一方も送出位置(E)を越えるように走行制御することから、単位時間当たりの集合品(W)の処理数を増やすことができる。
次に、請求項1に従属する請求項2に係る発明は、前記搬送コンベヤ(10)は、前記搬送方向における前後に所定の間隔を空けて前記集合品(W)を搬送面(19)に載置して搬送すると共に、前後の集合品(W)の間には前記搬送面(19)から上方に起立する仕切り(18a,18a)が設けられており、前記移送コンベヤ(14)は、前記対をなす支持部材(102F〜302R)が前記搬送コンベヤ(10)の前記搬送方向における前後が前記仕切り(18a,18a)によって仕切られた前記送出位置(E)を移動するよう構成されている。
この請求項2に係る発明によれば、搬送コンベヤ(10)における仕切り(18a,18a)によって、搬送コンベヤ(10)の搬送面(19)に載置される集合品(W)が間欠的に搬送される際も姿勢を乱すことなく搬送することができる。また、移送コンベヤ(14)は、対をなす支持部材(102F〜302R)が搬送コンベヤ(10)の搬送方向における前後が仕切り(18a,18a)によって仕切られた送出位置(E)を移動するよう構成されているため、対をなす支持部材(102F〜302R)が仕切り(18a,18a)と干渉することなく集合品(W)を送出することができる。
次に、請求項1又は請求項2に従属する請求項3に係る発明は、前記第1から第3の無端索体の周長が同一に構成されており、前記複数組の支持部材(102F〜302R)は、それぞれ同一の所定間隔を空けて配設されており、前記駆動モータ(110、210、310)は、前記第1から第3の無端索体を夫々独立して回転駆動する際に、加減速又は停止させて各対をなす支持部材(102F〜302R)の位相関係を変化させる駆動パターンを備える。
この請求項3に係る発明によれば、駆動モータ(110、210、310)における駆動パターンによって、各対をなす支持部材の位置を効率よく移動させることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、単位時間当たりの集合品の処理数を高め得る搬送装置を提供することができる。
実施形態に係る搬送装置を示す概略正面図である。 実施形態に係る搬送装置における移送コンベヤを略体化して示した平面図である。 実施形態に係る搬送装置の送出位置に至った搬送コンベヤの区画部と移送コンベヤの支持部材との関係および該支持部材と送りコンベヤの押送部材との関係を略体化して示した側面図である。 実施形態に係る搬送装置の移送コンベヤにおける支持部材との連結状態を示す概略側面図である。 実施形態に係る搬送装置における各支持部材の作動位置の関係を模式的に示す動作図である。
以下に、本発明の搬送装置における実施形態について図面を用いて説明する。
実施形態に係る搬送装置は、図1、2に示すように前工程に接続されて複数の物品が集合してなる集合品Wを間欠的に水平搬送する搬送コンベヤ10と、搬送コンベヤ10の搬送方向と直交する方向に集合品Wを水平搬送する例えば横形製袋充填機(包装機)の供給コンベヤである送りコンベヤ12と、搬送コンベヤ10から送りコンベヤ12に集合品Wを受け渡す移送コンベヤ14を備える。
搬送コンベヤ10は、図1から図4に示すように、サーボモータ等からなる駆動源(不図示)により間欠的に走行駆動される無端チェーン16に所定間隔毎に区画部18が設けられる。区画部18は、搬送方向における前後に所定の間隔を空けて上方に起立する仕切り18aを有する搬送面19に集合品Wが収容される部位である。そして、集合品Wは、搬送コンベヤ10における各区画部18が無端チェーン16の走行により間欠移動することで、下流側に設けられた送出位置Eで停止する。
搬送コンベヤ10の送出位置Eから搬送コンベヤ10と直交する方向に向かった方向には、移送コンベヤ14の搬送向きへ延在するように搬送路22が配設される。この搬送路22には、搬送コンベヤ10と送りコンベヤ12の間に複数のローラ24が自由回転可能に配設される。送りコンベヤ12には、搬送路22に沿って設けた連続走行する無端チェーン30に所定間隔毎に押送部材32が設けられている。
送りコンベヤ12は、移送コンベヤ14によって送出位置Eから押送されてくる集合品Wを所定間隔ごとに連続的に搬送するコンベヤである。送りコンベヤ12は、集合品Wを載置する載置面25が搬送コンベヤ10の搬送方向と交差する方向に延在して搬送路22の一部を構成し、載置面25の幅方向中央には搬送路22に沿って空所26が形成されている。そして、各押送部材32が空所26の上方へ突出してローラ24から送出された集合品Wを下流側に押送するよう構成される。なお、空所26は、ローラ24による集合品Wの載置面積を大きく確保し得る適宜寸法に設定される。搬送路22の上方には、搬送コンベヤ10の送出位置Eから送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ集合品Wを受け渡す移送コンベヤ14が配設される。
移送コンベヤ14のコンベヤフレーム15には、搬送路22の搬送方向に離間した駆動軸220と従動軸230が夫々支持されている。駆動軸220には、2つの駆動スプロケット220Sが互いに離間して固定されており、夫々が駆動軸220と一体的に回転し得るように支持されている。従動軸230には、2つの従動スプロケット230Sの夫々が従動軸230に対して軸受を介して自由回転可能に支持されている。そして、駆動スプロケット220Sと従動スプロケット230Sとの間に夫々第2の無端チェーン200(第2の無端索体)が巻掛けられている。2つの第2の無端チェーン200には、その移動方向に所定間隔で複数(本実施形態では4つ)の第2取付部材203が架設されている。第2の無端チェーン200に対する第2取付部材203の連結は、第2の無端チェーン200に対応する位置に設けられた連結部材203aを介して連結されている。第2取付部材203の幅方向中央には、第2の無端チェーン200の外方に延出する第2の支持部材201F、201R、202F、202Rが夫々配設される。第2の支持部材201F、201R、202F、202Rは、第2の無端チェーン200の周方向において所定の間隔を空けて配設されている。ここで、第2の支持部材201Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第2の支持部材201Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。同様に第2の支持部材202Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第2の支持部材202Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。また、第2の支持部材201F、201Rの組と、第2の支持部材202F、202Rの組とが周方向において同一間隔を空けて配設されている。第2の無端チェーン200における駆動軸220には、可変速制御可能なサーボモータ等の駆動モータ210が駆動連結されている。これにより、駆動軸220が独立して回転・停止されることで、第2の無端チェーン200を独立して回転駆動するよう構成されている。すなわち、駆動モータ210を駆動することにより、第2の無端チェーン200を介して第2の支持部材201F、201Rの組と、第2の支持部材202F、202Rの組は、夫々同一間隔を維持しながら周方向に独立して回転・停止する。そして、第2の無端チェーン200の回転に伴って、第2の支持部材201F、201R、202F、202Rの夫々は互いに同一の周回軌跡を辿るように移動するようになっている。
駆動軸220には、2つの駆動スプロケット120Sが軸受を介して駆動軸220に対して自由回転可能に支持されている。従動軸230には、2つの従動スプロケット130Sが軸受を介して従動軸230に対して自由回転可能に支持されている。そして、駆動スプロケット120Sと従動スプロケット130Sとの間に夫々第1の無端チェーン100(第1の無端索体)が巻掛けられている。2つの第1の無端チェーン100には、その移動方向に所定間隔で複数(本実施形態では4つ)の第1取付部材103が架設されている。第1の無端チェーン100に対する第1取付部材103の連結は、第1の無端チェーン100に対応する位置に設けられた連結部材103aを介して連結されている。第1取付部材103の幅方向中央には、第1の無端チェーン100の外方に延出する第1の支持部材101F、101R、102F、102Rが夫々配設される。第1の支持部材101F、101R、102F、102Rは、第1の無端チェーン100の周方向において所定の間隔を空けて配設されている。ここで、第1の支持部材101Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第1の支持部材101Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。同様に第1の支持部材102Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第1の支持部材102Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。また、第1の支持部材101F、101Rの組と、第2の支持部材102F、102Rの組とが周方向において同一間隔を空けて配設されている。コンベヤフレーム15に支持された駆動軸220と従動軸230の間には、駆動軸120が支持されている。第1の無端チェーン100における駆動軸120の一端には、可変速制御可能なサーボモータ等の駆動モータ110が駆動連結されている。また、駆動軸120の他端は、ギヤボックス111のギヤ(不図示)が連結されている。また、ギヤボックス111のギヤは、駆動スプロケット120Sの外周歯と噛合い連結されている。これにより、駆動軸120が独立して回転・停止されることで、第1の無端チェーン100を独立して回転駆動するよう構成されている。すなわち、駆動モータ110を駆動することにより、第1の無端チェーン100を介して第1の支持部材101F、101Rの組と、第1の支持部材102F、102Rの組は、夫々同一間隔を維持しながら周方向に独立して回転・停止する。そして、第1の無端チェーン100の回転に伴って、第1の支持部材101F、101R、102F、102Rの夫々は互いに同一の周回軌跡を辿るように移動すると共に、第2の支持部材201F、201R、202F、202Rと同じ周回軌跡を辿るようになっている。
駆動軸220には、2つの駆動スプロケット320Sが軸受を介して駆動軸220に対して自由回転可能に支持されている。従動軸230には、2つの従動スプロケット330Sが軸受を介して従動軸230に対して自由回転可能に支持されている。そして、駆動スプロケット320Sと従動スプロケット330Sとの間に夫々第3の無端チェーン300(第3の無端索体)が巻掛けられている。2つの第3の無端チェーン300には、その移動方向に所定間隔で複数(本実施形態では4つ)の第3取付部材303が架設されている。第3の無端チェーン300に対する第3取付部材303の連結は、第3の無端チェーン300に対応する位置に設けられた連結部材303aを介して連結されている。第3取付部材303の幅方向中央には、第3の無端チェーン300の外方に延出する第3の支持部材301F、301R、302F、302Rが夫々配設される。第3の支持部材301F、301R、302F、302Rは、第3の無端チェーン300の周方向において所定の間隔を空けて配設されている。ここで、第3の支持部材301Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第3の支持部材301Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。同様に第2の支持部材302Fが集合品Wの搬送路22における前端部WF側の位置、第3の支持部材302Rが集合品Wの搬送路22における後端部WR側の位置を規制し得る間隔を空けて対をなしている。また、第3の支持部材301F、301Rの組と、第3の支持部材302F、302Rの組とが周方向において同一間隔を空けて配設されている。コンベヤフレーム15に支持された駆動軸220と従動軸230の間には、駆動軸320が支持されている。第3の無端チェーン300における駆動軸320の一端には、可変速制御可能なサーボモータ等の駆動モータ310が駆動連結されている。また、駆動軸320の他端は、ギヤボックス311のギヤ(不図示)が連結されている。また、ギヤボックス311のギヤは、駆動スプロケット320Sの外周歯と噛合い連結されている。これにより、駆動軸320が独立して回転・停止されることで、第3の無端チェーン300を独立して回転駆動するよう構成されている。すなわち、駆動モータ310を駆動することにより、第3の無端チェーン300を介して第3の支持部材301F、301Rの組と、第3の支持部材302F、302Rの組は、夫々同一間隔を維持しながら周方向に独立して回転・停止する。そして、第3の無端チェーン300の回転に伴って、第3の支持部材301F、301R、302F、302Rの夫々は互いに同一の周回軌跡を辿るように移動すると共に、第1の支持部材101F、101R、102F、102Rと、第2の支持部材201F、201R、202F、202Rと同じ周回軌跡を辿るようになっている。
移送コンベヤ14における第1の無端チェーン100と、第2の無端チェーン200と、第3の無端チェーン300は、搬送路22に沿って互いに並行すると共に独立して回転走行する構成となる。
なお、図1、2、5では、各支持部材を区別して図示するため、便宜上、第1の支持部材101F、101R、102F、102Rを黒で塗りつぶした図示、第2の支持部材201F、201R、202F、202Rを一点鎖線の図示、第3の支持部材301F、301R、302F、302Rを内部がハッチングされた図示としている。
第1の支持部材101F、101Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第1取付部材103から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第1の支持部材101Fが位置し、後端部WR側に第1の支持部材101Rが位置し得るよう構成される。また、第1の支持部材102F、102Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第1取付部材103から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第1の支持部材102Fが位置し、後端部WR側に第1の支持部材102Rが位置し得るよう構成される。第1の支持部材101F、101R、102F、102Rは、平板状の部材であって、区画部18における一対の仕切り18a,18a間を通過可能な幅寸法に設定される。また第1の支持部材101F、101R、102F、102Rには、図2〜4に示すように、幅方向の中央に、押送部材32の通過を許容する開口部104が、延出端側に開口するよう形成される。
第2の支持部材201F、201Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第2取付部材203から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第2の支持部材201Fが位置し、後端部WR側に第2の支持部材201Rが位置し得るよう構成される。また、第2の支持部材202F、202Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第2取付部材203から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第2の支持部材202Fが位置し、後端部WR側に第2の支持部材202Rが位置し得るよう構成される。第2の支持部材201F、201R、202F、202Rは、平板状の部材であって、区画部18における一対の仕切り18a,18a間を通過可能な幅寸法に設定される。また第2の支持部材201F、201R、202F、202Rには、図2〜4に示すように、幅方向の中央に、押送部材32の通過を許容する開口部204が、延出端側に開口するよう形成される。
第3の支持部材301F、301Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第3取付部材303から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第3の支持部材301Fが位置し、後端部WR側に第3の支持部材301Rが位置し得るよう構成される。また、第3の支持部材302F、302Rは、その長円形の周回軌道において搬送路22の載置面25と対向する直線軌道部(下側直線軌道部)をその搬送向きに移動する際に、載置面25に対し垂直となるように第3取付部材303から載置面25に向けて延出し、搬送路22上の集合品Wの搬送方向の前端部WF側に第3の支持部材302Fが位置し、後端部WR側に第3の支持部材302Rが位置し得るよう構成される。第3の支持部材301F、301R、302F、302Rは、平板状の部材であって、区画部18における一対の仕切り18a,18a間を通過可能な幅寸法に設定される。また第3の支持部材301F、301R、302F、302Rには、図2〜4に示すように、幅方向の中央に、押送部材32の通過を許容する開口部304が、延出端側に開口するよう形成される。
移送コンベヤ14は、開口部104、204、304の夫々を送りコンベヤ12の各押送体32が通過し得るように、第1の支持部材101F、101R、102F、102Rと、第2の支持部材201F、201R、202F、202Rと、第3の支持部材301F、301R、302F、302Rが搬送路22に沿って1列に並んで走行する。そして、移送コンベヤ14は、送りコンベヤ12の搬送始端部12Aに集合品Wを受け渡す際に、送りコンベヤ12の各押送体32が後側の支持部材である第1の支持部材101R、102Rと、第2の支持部材201R、202Rと、第3の支持部材301R、302R(支持部材の他方)の開口部104、204、304のいずれかを通って、これら後側の支持部材(支持部材の他方)から集合品Wを切り離すように、速度及び動作タイミングの設定がなされている。
次に、前述したように構成された搬送装置の搬送動作について説明する。図5(a)〜図5(f)には、搬送装置における各支持部材の作動位置の関係が模式的に図示されている。各支持部材は、各無端チェーンの回転駆動によって循環移動しており、その作動の1周期を図5(a)〜(f)の順で示す。そのため、図5(f)の後は、再び図5(a)に戻り同じ作動を繰り返す。なお図5では、搬送コンベヤ10によって間欠的に水平搬送される集合品Wをその搬送順にW1、W2、W3、W4、W5で示す。
図5(a)に示すように、第1の無端チェーン100に配設された対をなす第1の支持部材101F、101Rの内、第1の支持部材101Fが送出位置Eを越えた位置で待機し、第1の支持部材101Rが送出位置Eに進入する手前の位置で待機し、集合品W1が送出位置Eに到来して搬送コンベヤ10(図1参照)が搬送停止する。次の作動を図5(b)で示す。
図5(b)に示すように、第1の無端チェーン100に配設された対をなす第1の支持部材101F、101Rが送出位置Eから集合品Wを排出し、送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ向けて移送する。このとき、第1の無端チェーン100は、送りコンベヤ12の搬送速度より低速の速度によって一定速で回転走行する。このとき、第2の無端チェーン200は、対をなす第2の支持部材201F、201Rの内、第2の支持部材201Fが第1の支持部材101Rに追従して送出位置Eを越え、第2の支持部材201Rが送出位置Eに進入する手前の位置まで回転走行(第1の無端チェーン100と同じ速度で同期する)した後、一つ後続の集合品W2(二の集合品)が送出位置Eに到来するまで待機する(第2の無端チェーン200を独立して停止させる)。このため、送出位置Eで待機する第2の支持部材201F、201Rは、搬送コンベヤ10が作動しても送出位置Eにおける仕切り18a,18a(図1参照)と干渉しない。また、第3の無端チェーン300は、第2の支持部材201F、201Rが送出位置Eで待機している間に、第3の支持部材301F、301Rを第2の支持部材201Rのすぐ手前の位置まで回転走行(第3の無端チェーン300を独立して加速させる)させる。次の作動を図5(c)で示す。
図5(c)に示すように、第1の支持部材101F、101Rは、送出位置Eから集合品W1を送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ受け渡したあと上方へ退避する。このとき、集合品W2が送出位置Eに到来して搬送コンベヤ10(図1参照)が搬送停止している際に、第2の無端チェーン200に配設された対をなす第2の支持部材201F、201Rが送出位置Eから集合品W2を搬送路22(図1参照)へ排出する。更に、第3の無端チェーン300は、対をなす第3の支持部材301F、301Rのうち、第3の支持部材301Fが第2の支持部材201Rに追従して送出位置Eを越え、第3の支持部材301Rが送出位置Eに進入する手前の位置まで回転走行(第2の無端チェーン200と同じ速度で同期する)した後、集合品W2の一つ後続の集合品W3(三の集合品)が送出位置Eに到来するまで待機する(第3の無端チェーン300を独立して停止させる)。そして、第2の無端チェーン200は、対をなす第2の支持部材201F、201Rが送出位置Eから集合品W2を排出するとともに送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ受け渡す。次の作動を図5(d)で示す。
図5(d)に示すように、第3の無端チェーン300に配設された対をなす第3の支持部材301F、301Rが送出位置Eから集合品W3を排出し、送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ向けて移送する。このとき、第3の無端チェーン300は、送りコンベヤ12の搬送速度より低速の速度によって一定速で回転走行する。このとき、第1の無端チェーン100は、対をなす第1の支持部材102F、102Rの内、第1の支持部材102Fが第3の支持部材301Rに追従して送出位置Eを越え、第1の支持部材102Rが送出位置Eに進入する手前の位置まで回転走行(第3の無端チェーン300と同じ速度で同期する)した後、一つ後続の集合品W4(四の集合品)が送出位置Eに到来するまで待機する(第1の無端チェーン100を独立して停止させる)。このため、送出位置Eで待機する第1の支持部材102F、102Rは、搬送コンベヤ10(図1参照)が作動しても送出位置Eにおける仕切り18a,18a(図1参照)と干渉しない。また、第2の無端チェーン200は、第1の支持部材102F、102Rが送出位置Eで待機している間に、第2の支持部材202F、202Rを第1の支持部材102Rのすぐ手前の位置まで回転走行(第2の無端チェーン200を独立して加速させる)させる。次の作動を図5(e)で示す。
図5(e)に示すように、第3の支持部材301F、301Rは、送出位置Eから集合品W3を送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ受け渡したあと上方へ退避する。このとき、集合品W4が送出位置Eに到来して搬送コンベヤ10が搬送停止している際に、第1の無端チェーン100に配設された対をなす第1の支持部材102F、102Rが送出位置Eから集合品W4を搬送路22へ排出する。更に、第2の無端チェーン200は、対をなす第2の支持部材202F、202Rのうち、第2の支持部材202Fが第1の支持部材102Rに追従して送出位置Eを越え、第2の支持部材202Rが送出位置Eに進入する手前の位置まで回転走行(第1の無端チェーン100と同じ速度で同期する)した後、集合品W4の一つ後続の集合品W5(五の集合品)が送出位置Eに到来するまで待機する(第2の無端チェーン200を独立して停止させる)。そして、第1の無端チェーン100は、対をなす第1の支持部材102F、102Rが送出位置Eから集合品W4を排出するとともに送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ受け渡す。次の作動を図5(f)で示す。
図5(f)に示すように、第2の無端チェーン200に配設された対をなす第2の支持部材202F、202Rが送出位置Eから集合品Wを排出し、送りコンベヤ12の搬送始端部12Aへ向けて移送する。このとき、第2の無端チェーン200は、送りコンベヤ12の搬送速度より低速の速度によって一定速で回転走行する。このとき、第3の無端チェーン300は、対をなす第3の支持部材302F、302Rの内、第3の支持部材302Fが第2の支持部材202Rに追従して送出位置Eを越え、第3の支持部材302Rが送出位置Eに進入する手前の位置まで回転走行(第2の無端チェーン200と同じ速度で同期する)した後、更に後続の集合品Wが送出位置Eに到来するまで待機する(第3の無端チェーン300を独立して停止させる)。このため、送出位置Eで待機する第3の支持部材302F、302Rは、搬送コンベヤ10(図1参照)が作動しても送出位置Eにおける仕切り18a,18a(図1参照)と干渉しない。また、第1の無端チェーン100は、第3の支持部材302F、302Rが送出位置Eで待機している間に、第1の支持部材101F、101Rを第3の支持部材302Rのすぐ手前の位置まで回転走行(第1の無端チェーン100を独立して加速させる)させる。これら図5(a)から図5(f)の一連の動きを1周期として、繰り返し集合品Wが連続して搬送される。
以上のような搬送装置は、次のような効果がある。
(1)少なくとも第1の無端チェーン100、第2の無端チェーン200、第3の無端チェーン300は、夫々異なる駆動モータ110、210、310で走行制御することから、集合品Wを所定間隔ごとに連続的に搬送する送りコンベヤ12に向けて送出するタイミング調整と、集合品Wを搬送コンベヤ10における送出位置Eから送り出すタイミング調整と、対となる支持部材(101F〜302R)を送出位置Eの前後両側に移動させて待機させる走行制御と、を独立して行うことで、集合品Wの姿勢を乱すことなく単位時間当たりの集合品Wの処理数を高め得る搬送装置を提供することができる。特に集合品Wを対となる支持部材(101F〜302R)が送出位置Eから送出する際に、別の無端索体(100〜300)に配設された支持部材(101F〜302R)の一方も送出位置Eを越えるように走行制御することから、単位時間当たりの集合品Wの処理数を増やすことができる。
(2)搬送コンベヤ10における仕切り18a,18aによって、搬送コンベヤ10の搬送面19に載置される集合品Wが間欠的に搬送される際も姿勢を乱すことなく搬送することができる。また、移送コンベヤ14は、対をなす支持部材102F〜302Rが搬送コンベヤ10の搬送方向における前後が仕切り18a,18aによって仕切られた送出位置Eを移動するよう構成されているため、対をなす支持部材102F〜302Rが仕切り18a,18aと干渉することなく集合品Wを送出することができる。
(3)駆動モータ110は、第1の無端チェーン100を夫々独立して回転駆動する際に、加減速又は停止させて各対をなす支持部材(101F〜302R)の位相関係を変化させる駆動パターンを備える。そのため、係る駆動パターンによって、第1の支持部材(101F〜302R)101F、101R、102F、102Rの位置を効率よく移動させることができる。また、駆動モータ210、310も駆動モータ110と同様である。
(変更例)
本発明は本実施形態の構成に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、例えば以下のようにも変更可能である。
(1) 搬送コンベヤ10に対して移送コンベヤ14を並設すると共にその移送コンベヤ14の数に対応して搬送コンベヤ10における送出位置Eを設けて、それぞれの送出位置Eから集合品Wを送出するようにしてもよい。この場合、本発明における「一つ後続の二の集合品W」、「一つ後続の三の集合品W」、「一つ後続の四の集合品W」とは、必ずしも搬送コンベヤ10の搬送前後において、各集合品Wが隣接した関係でなくてもよく、同じ位置に「2番目」、「3番目」、「4番目」に到来して停止する集合品Wのことを意味する。
(2)移送コンベヤ14において、支持部材を配設した無端チェーンの数については、3つに限定されるものではなく、本実施形態の数より多くてもよい。
(3)本実施形態では、各一対の支持部材が配設される無端索体として無端チェーンを用いた例を例示したが、歯付ベルト等、その他の無端索体を採用することができる。
(4)集合品Wとしては、ピロー包装体やパウチ包装体などを積層してなる荷崩れし易い状態の段積品に限られるものではなく、複数の棒状の間面など長手方向を横に向けて集積した状態の集合品Wなどでもよい。
(5)本実施形態では、搬送路22を、一部が載置面25として構成され、一部がローラ24で構成した場合で示したが、搬送方向に向けて延びるベッドやレールに載置して搬送される形態としてもよい。すなわち、集合品Wの載置面25は、重量、形状などの物品の性状や、積層数または搬送姿勢の状態等の搬送条件に応じたものとすればよい。
(6)本実施形態では、移送コンベヤ14における支持部材の下端が搬送路22の載置面の上方まで延在する構成であるが、集合品Wを構成する物品の高さが低い場合には、支持部材の下端が搬送路22の載置面より低い位置まで延在する構成(空所26を通ずる形状)を採用するなど、積み重ねられる個々の物品の高さや物品の性状など、必要に応じて採用することができる。
(7)本実施形態における搬送コンベヤ10は、走行と走行停止を交互に繰り返すことで集合品Wに対して搬送コンベヤ10の搬送方向に慣性力が作用し集合品Wの荷崩れが生じやすい。このため、バケットコンベヤなどのように、各集合品Wを区画部18に収容して、搬送コンベヤ10の送出位置Eに到来した集合品Wを、搬送コンベヤ10の搬送方向における前後から仕切り18aなどによって支持する構成が好ましいが、集合品Wの性状や高さなどによっては必須の構成ではなく、必要に応じて採用すればよい。
(8)「送出位置E」とは、移送コンベヤ14における搬送路22と搬送コンベヤ10の搬送方向とが交差する位置であると共に集合品Wが停止する位置であって、搬送コンベヤ10が搬送再開して次の集合品Wを待機中の対をなす支持部材の間に送り込む際に、この対をなす支持部材が搬送コンベヤ10や集合品Wと干渉しないように予め定められた搬送コンベヤ10における特定の領域のことを示すものであり、コンベヤの種類・構造や集合品Wの大きさによって領域の大きさなどが定まるものである。
(9)本実施形態では、対をなす支持部材が搬送路22の上方から搬送路22に進入するオーバーヘッドコンベヤを採用したが搬送路22の下方などから搬送路22に進入するコンベヤを採用してもよく、その変更の際には、対をなす支持部材との干渉を避け得るような搬送コンベヤ10や送りコンベヤなどを採用する必要があることは言うまでもない。
(10)包装機として横形製袋充填機(正ピロー包装機)を例示したがその他に、箱詰め包装などの各種包装機が採用できる。
(11)本実施形態では、搬送コンベヤ10における集合品Wの搬送方向と搬送路22が直交する構成としたが、所定角度で交差する構成であってもよい。
10:搬送コンベヤ 12:送りコンベヤ 12A:搬送始端部
14:移送コンベヤ 18a:仕切り 22:搬送路
100:第1無端チェーン(第1の無端索体)
101F,101R,102F,102R:第1の支持部材
200:第2無端チェーン(第2の無端索体)
201F,201R,202F,202R:第2の支持部材
300:第3無端チェーン(第3の無端索体)
301F,301R,302F,302R:第3の支持部材
110,210,310:駆動モータ E:送出位置 W:集合品

Claims (3)

  1. 複数の物品が集合してなる集合品を順次、間欠的に搬送すると共に、搬送停止時に該集合品が位置する送出位置を有した搬送コンベヤと、
    前記送出位置を通って該搬送コンベヤの搬送方向と交差する方向に延在する搬送路における前記集合品を所定間隔ごとに連続的に搬送する送りコンベヤと、
    前記搬送コンベヤの前記送出位置から前記送りコンベヤの搬送始端部まで前記集合品を移送する移送コンベヤを備えた搬送装置であって、
    前記移送コンベヤは、
    前記搬送路に沿って回転走行するよう配設された少なくとも第1から第3の無端索体と、
    前記無端索体の夫々に複数組ごと所定の間隔を空けて配設されており、前記送出位置で停止している前記集合品の前記搬送路における前端部と後端部の位置を規制し得る長さに対応した長さ分だけ間隔を空けて配設される対をなす支持部材と、
    前記無端索体を夫々独立して回転駆動する駆動モータを備えており、
    前記集合品が前記送出位置に到来して前記搬送コンベヤが搬送停止している際に、前記第1の無端索体に配設された前記対をなす支持部材が前記送出位置から前記集合品を排出すると共に、前記第2の無端索体における前記対をなす支持部材の一方が前記送出位置を越え、前記支持部材の他方が前記送出位置に進入する手前の位置で、一つ後続の二の集合品が前記送出位置に到来するまで待機し、
    前記二の集合品が前記送出位置に到来して前記搬送コンベヤが搬送停止している際に、前記第2の無端索体に配設された前記対をなす支持部材が前記送出位置から前記二の集合品を排出すると共に、前記第3の無端索体に配設された前記対をなす支持部材の一方が送出位置を越え、前記支持部材の他方が前記送出位置に進入する手前の位置で、前記二の集合品の一つ後続の三の集合品が前記送出位置に到来するまで待機し、
    前記三の集合品が前記送出位置に到来して前記搬送コンベヤが搬送停止している際に、前記第3の無端索体に配設された前記対をなす支持部材が前記送出位置から前記三の集合品を排出すると共に、前記第2と第3の無端索体を除く無端索体に配設された前記対をなす支持部材の一方が送出位置を越え、前記支持部材の他方が前記送出位置に進入する手前の位置で、前記三の集合品の一つ後続の四の集合品が前記送出位置に到来するまで待機するよう構成されている搬送装置。
  2. 前記搬送コンベヤは、前記搬送方向における前後に所定の間隔を空けて前記集合品を搬送面に載置して搬送すると共に、前後の集合品の間には前記搬送面から上方に起立する仕切りが設けられており、
    前記移送コンベヤは、前記対をなす支持部材が前記搬送コンベヤの前記搬送方向における前後が前記仕切りによって仕切られた前記送出位置を移動するよう構成されている請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記第1から第3の無端索体の周長が同一に構成されており、
    前記複数組の支持部材は、それぞれ同一の所定間隔を空けて配設されており、
    前記駆動モータは、前記第1から第3の無端索体を夫々独立して回転駆動する際に、加減速又は停止させて各対をなす支持部材の位相関係を変化させる駆動パターンを備える請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
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