JPH05213441A - 可変ガイド装置 - Google Patents
可変ガイド装置Info
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- JPH05213441A JPH05213441A JP4801792A JP4801792A JPH05213441A JP H05213441 A JPH05213441 A JP H05213441A JP 4801792 A JP4801792 A JP 4801792A JP 4801792 A JP4801792 A JP 4801792A JP H05213441 A JPH05213441 A JP H05213441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- guide device
- arm
- guide
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スターホイル等の円形の搬送手段によって搬
送される物品を案内するガイド装置を、多種類の物品に
兼用できるようにする。 【構成】 スターホイール4の外周側の同心円上に多数
の支点ピン8を等間隔で配置する。各支点ピンにアーム
10の中間部を揺動可能に支持させる。アームのスター
ホイール側端部にローラ12を取付けるとともに、他端
を接続プレート16により順次連結する。アームの1本
を駆動手段によって作動させることによりすべてのアー
ムを揺動させる。 【効果】 各ローラにより構成されるガイド面の径が変
化する。
送される物品を案内するガイド装置を、多種類の物品に
兼用できるようにする。 【構成】 スターホイール4の外周側の同心円上に多数
の支点ピン8を等間隔で配置する。各支点ピンにアーム
10の中間部を揺動可能に支持させる。アームのスター
ホイール側端部にローラ12を取付けるとともに、他端
を接続プレート16により順次連結する。アームの1本
を駆動手段によって作動させることによりすべてのアー
ムを揺動させる。 【効果】 各ローラにより構成されるガイド面の径が変
化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交差するコンベアのコ
ーナ部や、スターホイール等の円径の搬送手段によっ
て、曲線の搬送経路内を搬送される物品を案内するガイ
ド装置に係り、特に、案内面の形状を変更することがで
きる可変ガイド装置に関するものである。
ーナ部や、スターホイール等の円径の搬送手段によっ
て、曲線の搬送経路内を搬送される物品を案内するガイ
ド装置に係り、特に、案内面の形状を変更することがで
きる可変ガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、直線のコンベアによって搬送さ
れてきた物品を、回転式充填機等のように物品を回転さ
せつつ処理を行う装置に供給する場合には、スターホイ
ールのような円形の物品受渡し装置を介在させ、コンベ
ア上の物品を所定の間隔に位置決めして順次受渡すよう
になっている。このスターホイールのような回転式の物
品受渡し装置は、回転体の外周に円周方向等間隔で、物
品を受入れるポケットが形成され、各ポケット内に物品
を保持して円形の搬送経路内を搬送する。物品をこのよ
うな円弧状の搬送経路内を通って搬送する場合には、そ
の外周側に円弧状のガイド部材を配置して搬送される物
品の外側を案内するようにしている。
れてきた物品を、回転式充填機等のように物品を回転さ
せつつ処理を行う装置に供給する場合には、スターホイ
ールのような円形の物品受渡し装置を介在させ、コンベ
ア上の物品を所定の間隔に位置決めして順次受渡すよう
になっている。このスターホイールのような回転式の物
品受渡し装置は、回転体の外周に円周方向等間隔で、物
品を受入れるポケットが形成され、各ポケット内に物品
を保持して円形の搬送経路内を搬送する。物品をこのよ
うな円弧状の搬送経路内を通って搬送する場合には、そ
の外周側に円弧状のガイド部材を配置して搬送される物
品の外側を案内するようにしている。
【0003】従来は、上記のような回転式の物品受渡し
装置と、その外周に設けられたガイドとの間隔は、搬送
される物品のサイズによって予め決められており、異な
る形状の物品を搬送する場合には、物品受渡し装置およ
び外周側ガイドの両者をその都度交換する必要があっ
た。
装置と、その外周に設けられたガイドとの間隔は、搬送
される物品のサイズによって予め決められており、異な
る形状の物品を搬送する場合には、物品受渡し装置およ
び外周側ガイドの両者をその都度交換する必要があっ
た。
【0004】そこで、物品を搬送する受渡し装置につい
ては、搬送される物品の大小に応じて、ポケットのサイ
ズおよびその回転中心からの距離を調整できるものが既
に本出願人によって提案されており(特開平1−220
634号公報)、多種類の物品に兼用できるようになっ
ている。しかしながら、外周側のガイドについては、同
一径の円弧状ガイドを移動させて対応するか、または、
別の径の円弧状ガイドと交換する必要があった。
ては、搬送される物品の大小に応じて、ポケットのサイ
ズおよびその回転中心からの距離を調整できるものが既
に本出願人によって提案されており(特開平1−220
634号公報)、多種類の物品に兼用できるようになっ
ている。しかしながら、外周側のガイドについては、同
一径の円弧状ガイドを移動させて対応するか、または、
別の径の円弧状ガイドと交換する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を除くためになされたもので、交差するコンベアのコー
ナ部や、円形の物品搬送手段によって、曲線状の搬送経
路内を搬送される物品を案内するガイド装置のガイド面
の形状を可変にして、異なるサイズ、形状の物品に兼用
可能とした可変ガイド装置を提供するものである。
を除くためになされたもので、交差するコンベアのコー
ナ部や、円形の物品搬送手段によって、曲線状の搬送経
路内を搬送される物品を案内するガイド装置のガイド面
の形状を可変にして、異なるサイズ、形状の物品に兼用
可能とした可変ガイド装置を提供するものである。
【0006】本発明に係る可変ガイド装置は、曲線状の
搬送経路内を搬送される物品を案内するものであって、
搬送経路に沿った線上に所定間隔で配置された支点に中
間部を支持されて揺動可能な複数のアームと、これらア
ームの搬送経路側端部に取り付けられた案内部材と、各
アームの他端部を順次連結する接続プレートと、各アー
ムを揺動させる駆動手段とを備え、この駆動手段によっ
てアームを揺動させることにより、各案内部材から構成
されるガイド面の曲線を変化させるようにしたものであ
る。
搬送経路内を搬送される物品を案内するものであって、
搬送経路に沿った線上に所定間隔で配置された支点に中
間部を支持されて揺動可能な複数のアームと、これらア
ームの搬送経路側端部に取り付けられた案内部材と、各
アームの他端部を順次連結する接続プレートと、各アー
ムを揺動させる駆動手段とを備え、この駆動手段によっ
てアームを揺動させることにより、各案内部材から構成
されるガイド面の曲線を変化させるようにしたものであ
る。
【0007】また第2の発明は、第1の円形搬送手段か
ら第2の円形搬送手段へ受渡される物品を案内するガイ
ド装置であって、第1の円形搬送手段の外周側の同心円
上に所定間隔で配置された支点に中間部を支持されて揺
動可能な複数のアームと、これらアームの中心側端部に
取付けられた案内部材と、各アームの外周側端部を順次
連結する接続プレートと、各アームを揺動させる駆動手
段とを備え、かつ、両円形搬送手段の中心を結ぶ線より
も下流側に位置する案内部材を、第2の円形搬送手段の
中心から等距離になるように配置したことを特徴とする
可変ガイド装置である。
ら第2の円形搬送手段へ受渡される物品を案内するガイ
ド装置であって、第1の円形搬送手段の外周側の同心円
上に所定間隔で配置された支点に中間部を支持されて揺
動可能な複数のアームと、これらアームの中心側端部に
取付けられた案内部材と、各アームの外周側端部を順次
連結する接続プレートと、各アームを揺動させる駆動手
段とを備え、かつ、両円形搬送手段の中心を結ぶ線より
も下流側に位置する案内部材を、第2の円形搬送手段の
中心から等距離になるように配置したことを特徴とする
可変ガイド装置である。
【0008】
【作用】上記発明では、搬送される物品の形状やサイズ
が異なる場合には、駆動手段によってすべてのアームを
揺動させて案内手段の位置を変え、各案内手段によって
構成されるガイド面の形状を変化させてその物品に対応
させる。
が異なる場合には、駆動手段によってすべてのアームを
揺動させて案内手段の位置を変え、各案内手段によって
構成されるガイド面の形状を変化させてその物品に対応
させる。
【0009】また第2の発明では、各案内手段によって
構成されるガイド面の形状を変化させて各種形状の容器
に兼用可能にするとともに、2つの円形搬送手段間の受
渡しをスムーズに行うことができる。
構成されるガイド面の形状を変化させて各種形状の容器
に兼用可能にするとともに、2つの円形搬送手段間の受
渡しをスムーズに行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る可変ガイド装置
の平面図であり、この可変ガイド装置1は、容器を連続
的に搬送するコンベア(図示しないが矢印A方向から容
器を搬送する)と、回転式充填機等の容器処理装置2と
の間に配設されたスターホイール4の外周側に配置され
ており、スターホイール4のポケットに保持されて移送
され、コンベアから容器処理装置2に受渡される容器の
外側を案内する。
する。図1は、本発明の一実施例に係る可変ガイド装置
の平面図であり、この可変ガイド装置1は、容器を連続
的に搬送するコンベア(図示しないが矢印A方向から容
器を搬送する)と、回転式充填機等の容器処理装置2と
の間に配設されたスターホイール4の外周側に配置され
ており、スターホイール4のポケットに保持されて移送
され、コンベアから容器処理装置2に受渡される容器の
外側を案内する。
【0011】円形のスターホイール4の外周側に円弧状
のアームサポート板6が固定され、このアームサポート
板6に多数の支点ピン8が等間隔で取付けられている。
これら各支点ピン8は、スターホイール4の外周と同心
円上に配列されている。各支点ピン8には、くの字上の
アーム10の中間部が揺動可能に支持されており、これ
らアーム10の内周側先端に、それぞれローラ12が取
付けられている。これらローラ12の外周には、図2に
示すように、隣接する2個毎にベルト14が掛け回され
ている。また、隣接する2つのアーム10の外周側端部
が、接続プレート16によって順次連結されている。な
お、この実施例では、アームサポート板6およびこれに
支持されているアーム10とローラ12は、上下2段に
設けられており、上下のアーム10が、これらアーム1
0と接続プレート16とを連結するピン17を介して結
合されている(図3参照)ので、上下のアーム10は一
体的に揺動する。
のアームサポート板6が固定され、このアームサポート
板6に多数の支点ピン8が等間隔で取付けられている。
これら各支点ピン8は、スターホイール4の外周と同心
円上に配列されている。各支点ピン8には、くの字上の
アーム10の中間部が揺動可能に支持されており、これ
らアーム10の内周側先端に、それぞれローラ12が取
付けられている。これらローラ12の外周には、図2に
示すように、隣接する2個毎にベルト14が掛け回され
ている。また、隣接する2つのアーム10の外周側端部
が、接続プレート16によって順次連結されている。な
お、この実施例では、アームサポート板6およびこれに
支持されているアーム10とローラ12は、上下2段に
設けられており、上下のアーム10が、これらアーム1
0と接続プレート16とを連結するピン17を介して結
合されている(図3参照)ので、上下のアーム10は一
体的に揺動する。
【0012】多数のアーム10のうちの1本が、外側へ
延長されており、この延長部10aに作動部材18の端
部18aが連結されている。作動部材18の他端18b
には、雌ねじが形成され、この雌ねじ内に、支柱20上
に回転可能に支持されたねじ軸22が螺合しており、こ
のねじ軸22を回転させて作動部材18を進退動させる
ことにより、すべてのアーム10を同時に揺動させるこ
とができるようになっている。なお、ねじ軸22の回転
は、手動でノブ24を操作することにより行ってもよい
が、サーボモータ等を用いることにより、自動化が可能
であり、しかも正確な調整を行うことができる。
延長されており、この延長部10aに作動部材18の端
部18aが連結されている。作動部材18の他端18b
には、雌ねじが形成され、この雌ねじ内に、支柱20上
に回転可能に支持されたねじ軸22が螺合しており、こ
のねじ軸22を回転させて作動部材18を進退動させる
ことにより、すべてのアーム10を同時に揺動させるこ
とができるようになっている。なお、ねじ軸22の回転
は、手動でノブ24を操作することにより行ってもよい
が、サーボモータ等を用いることにより、自動化が可能
であり、しかも正確な調整を行うことができる。
【0013】この可変ガイド装置1の下流端、すなわ
ち、スターホイール4から容器処理装置2への受渡し位
置では、容器の受渡しをスムーズに行うために、この部
分の構造を変更してある。スターホイール4の中心O1
と容器処理装置2の中心O2 とを結ぶ線Cよりも下流側
(図1にDで示す部分)については、各ローラ12が容
器処理装置2の中心O2 から等距離で、かつ、等角度に
配置されるように支点8の位置が設定されている。
ち、スターホイール4から容器処理装置2への受渡し位
置では、容器の受渡しをスムーズに行うために、この部
分の構造を変更してある。スターホイール4の中心O1
と容器処理装置2の中心O2 とを結ぶ線Cよりも下流側
(図1にDで示す部分)については、各ローラ12が容
器処理装置2の中心O2 から等距離で、かつ、等角度に
配置されるように支点8の位置が設定されている。
【0014】また、この可変ガイド装置1の上流端、す
なわち、容器が、コンベアからタイミングスクリューを
介してスターホイール4に引渡される位置には、小型の
容器を受渡す際に段差ができないように、補助ローラ2
4が設けられている。この補助ローラ24について図4
および図5により説明する。上流端のアーム11は、外
側へ延長され、その延長端11aにピン26を介して連
結リンク28が相対回転可能に連結され、この連結リン
ク28の他端に長短2つのリンク30、32が連結され
ている。外側の短いリンク32の一端32aが図示しな
い機枠に固定されている。この短いリンク32が固定さ
れている位置と同じ位置に、コンベアによって容器が搬
送されてくる方向(矢印A方向)と直交する方向を向け
てブラケット34が固定されている。このブラケット3
4には、摺動ロッド36を案内するロッドガイド38が
設けられている。ロッドガイド38によって案内される
摺動ロッド36の先端には、上記長いリンク30の内周
寄り端部が連結されている。これら摺動ロッド36と長
いリンク32とが連結されている部分に上記補助ローラ
24が取付けられている。従って、上記各アーム10と
ともに、上流端の延長されたアーム11の外側端部11
aを図4の下方へ向けて揺動させると、この端部11a
に連結された連結リンク28と、一端32aが固定され
た短いリンク32とが結合されているので、このリンク
32と連結リンク28との結合部が回転し、長いリンク
30を押出す。長いリンク30の先端は摺動ロッド36
に連結されているので、スターホイール4の中心方向
(図4の左方)へ向けて直線的に移動し、これに伴なっ
て補助ローラ24も中心方向へ前進する。
なわち、容器が、コンベアからタイミングスクリューを
介してスターホイール4に引渡される位置には、小型の
容器を受渡す際に段差ができないように、補助ローラ2
4が設けられている。この補助ローラ24について図4
および図5により説明する。上流端のアーム11は、外
側へ延長され、その延長端11aにピン26を介して連
結リンク28が相対回転可能に連結され、この連結リン
ク28の他端に長短2つのリンク30、32が連結され
ている。外側の短いリンク32の一端32aが図示しな
い機枠に固定されている。この短いリンク32が固定さ
れている位置と同じ位置に、コンベアによって容器が搬
送されてくる方向(矢印A方向)と直交する方向を向け
てブラケット34が固定されている。このブラケット3
4には、摺動ロッド36を案内するロッドガイド38が
設けられている。ロッドガイド38によって案内される
摺動ロッド36の先端には、上記長いリンク30の内周
寄り端部が連結されている。これら摺動ロッド36と長
いリンク32とが連結されている部分に上記補助ローラ
24が取付けられている。従って、上記各アーム10と
ともに、上流端の延長されたアーム11の外側端部11
aを図4の下方へ向けて揺動させると、この端部11a
に連結された連結リンク28と、一端32aが固定され
た短いリンク32とが結合されているので、このリンク
32と連結リンク28との結合部が回転し、長いリンク
30を押出す。長いリンク30の先端は摺動ロッド36
に連結されているので、スターホイール4の中心方向
(図4の左方)へ向けて直線的に移動し、これに伴なっ
て補助ローラ24も中心方向へ前進する。
【0015】以上の構成に係る可変ガイド装置1の作用
について説明する。この可変ガイド装置1によって大径
の容器B1 (図4参照)を案内する場合には、上記ねじ
軸22の回転により、アーム10の外側端部を図1の上
方へ向けて揺動させる。各アーム10は、支点ピン8を
中心にして揺動するため、アーム10の内周側端部は、
下方へ向けて揺動され、各アーム10の先端に取付けら
れているローラ12は、スターホイール4の中心から遠
ざかる方向へ後退する。その結果これら各ローラ12間
に掛け回されたベルト14によって大きい円弧のガイド
面が形成される。この状態では、容器B1 をコンベアか
らスターホイール4へ受渡す入口部のアーム11および
ローラ12は、図4の実線に示す位置にあり、容器B1
は、コンベアおよびタイミングスクリュー(いずれも図
示しないが、図4の矢印A方向から容器B1 を搬送す
る)からスターホイール4に受渡され、ほぼ円弧状に並
んだ1個の補助ローラ24および各ローラ12に掛回さ
れたベルト14よってスムーズに案内されつつ移送され
る。
について説明する。この可変ガイド装置1によって大径
の容器B1 (図4参照)を案内する場合には、上記ねじ
軸22の回転により、アーム10の外側端部を図1の上
方へ向けて揺動させる。各アーム10は、支点ピン8を
中心にして揺動するため、アーム10の内周側端部は、
下方へ向けて揺動され、各アーム10の先端に取付けら
れているローラ12は、スターホイール4の中心から遠
ざかる方向へ後退する。その結果これら各ローラ12間
に掛け回されたベルト14によって大きい円弧のガイド
面が形成される。この状態では、容器B1 をコンベアか
らスターホイール4へ受渡す入口部のアーム11および
ローラ12は、図4の実線に示す位置にあり、容器B1
は、コンベアおよびタイミングスクリュー(いずれも図
示しないが、図4の矢印A方向から容器B1 を搬送す
る)からスターホイール4に受渡され、ほぼ円弧状に並
んだ1個の補助ローラ24および各ローラ12に掛回さ
れたベルト14よってスムーズに案内されつつ移送され
る。
【0016】また、下流端部では、スターホイール4の
中心O1 と容器処理装置2の中心O2 とを結ぶ線Cより
も下流側の部分Dに位置するローラ12が、容器処理装
置2の搬送経路と一致するように配置されているので、
スターホイール4から容器処理装置2への受渡しがスム
ーズにおこなわれる。
中心O1 と容器処理装置2の中心O2 とを結ぶ線Cより
も下流側の部分Dに位置するローラ12が、容器処理装
置2の搬送経路と一致するように配置されているので、
スターホイール4から容器処理装置2への受渡しがスム
ーズにおこなわれる。
【0017】案内される容器が小型の容器B2 (図4参
照)の場合には、ねじ軸22を回転させて延長されたア
ーム10の外側端部10aを図1の下方へ揺動させる。
これに伴ってすべてのアーム10が揺動することによっ
て、ローラ12はスターホイール4の中心方向へ向けて
移動され、各ローラ12間に順次掛け回されたベルト1
4によって形成されるガイド面は搬送される小型容器の
外径B2 に応じた小径になる。
照)の場合には、ねじ軸22を回転させて延長されたア
ーム10の外側端部10aを図1の下方へ揺動させる。
これに伴ってすべてのアーム10が揺動することによっ
て、ローラ12はスターホイール4の中心方向へ向けて
移動され、各ローラ12間に順次掛け回されたベルト1
4によって形成されるガイド面は搬送される小型容器の
外径B2 に応じた小径になる。
【0018】上記のように、各アーム10の外側端部が
下方へ向けて揺動されると、入口側端部の延長されたア
ーム11もともに揺動され、アーム11先端のローラ1
2は他のローラ12と同様に図4の二点鎖線の位置に移
動する。また、このアーム11に連結されているリンク
28、30、32の移動により、補助ローラ24がスタ
ーホイール4の中心方向へ前進される。この補助ローラ
24と各ローラ12とがスターホイール4の中心O1 と
ほぼ等距離に位置し、コンベア上のタイミングスクリュ
ーから、スターホイール4と本実施例に係る可変ガイド
装置1との間への容器B2 の受渡しをスムーズに行うこ
とができる。このような補助ローラ24を設けない場合
には、小型容器B2 をガイドするためにローラ12を前
進させると、図6に示すように、タイミングスクリュー
と最も上流側のローラ12との間に隙間Eができてしま
いスムーズな容器の受渡しができないおそれがあるが、
本実施例装置では、どのようなサイズの容器もスムーズ
に受渡しを行うことができる。
下方へ向けて揺動されると、入口側端部の延長されたア
ーム11もともに揺動され、アーム11先端のローラ1
2は他のローラ12と同様に図4の二点鎖線の位置に移
動する。また、このアーム11に連結されているリンク
28、30、32の移動により、補助ローラ24がスタ
ーホイール4の中心方向へ前進される。この補助ローラ
24と各ローラ12とがスターホイール4の中心O1 と
ほぼ等距離に位置し、コンベア上のタイミングスクリュ
ーから、スターホイール4と本実施例に係る可変ガイド
装置1との間への容器B2 の受渡しをスムーズに行うこ
とができる。このような補助ローラ24を設けない場合
には、小型容器B2 をガイドするためにローラ12を前
進させると、図6に示すように、タイミングスクリュー
と最も上流側のローラ12との間に隙間Eができてしま
いスムーズな容器の受渡しができないおそれがあるが、
本実施例装置では、どのようなサイズの容器もスムーズ
に受渡しを行うことができる。
【0019】なお、上記実施例では、アーム10および
ローラ12を上下2段に設け、これら両アーム10を一
体的に揺動させるようにしているが、いずれか1組でも
よく、また、3組以上設けてもよい。さらに、太い胴部
と細い首部とを有する容器や、テーパ状の容器等のよう
な異形の容器をガイドするためには、上下のローラ12
を独立して揺動可能とし、しかも、それぞれが昇降可能
であることが望ましい。図7は、このような構成の一例
を示すもので、上下のアームサポート板6が、支柱40
に昇降可能に、かつ、回転可能に取付けられており、こ
れら両アームサポート板6に、ローラ12を備えたアー
ム10が揺動可能に支持されている。上下のアーム10
の外側端部は、それぞれ別々のピン42を介して接続プ
レート16によって連結されており、別々のサーボモー
タ等によって上下のアーム10を独立して揺動させるこ
とができる。この実施例に係る可変ガイド装置では、よ
り多種類の容器に兼用することができる。
ローラ12を上下2段に設け、これら両アーム10を一
体的に揺動させるようにしているが、いずれか1組でも
よく、また、3組以上設けてもよい。さらに、太い胴部
と細い首部とを有する容器や、テーパ状の容器等のよう
な異形の容器をガイドするためには、上下のローラ12
を独立して揺動可能とし、しかも、それぞれが昇降可能
であることが望ましい。図7は、このような構成の一例
を示すもので、上下のアームサポート板6が、支柱40
に昇降可能に、かつ、回転可能に取付けられており、こ
れら両アームサポート板6に、ローラ12を備えたアー
ム10が揺動可能に支持されている。上下のアーム10
の外側端部は、それぞれ別々のピン42を介して接続プ
レート16によって連結されており、別々のサーボモー
タ等によって上下のアーム10を独立して揺動させるこ
とができる。この実施例に係る可変ガイド装置では、よ
り多種類の容器に兼用することができる。
【0020】なお、上記各実施例では、各アームの先端
にローラを取り付け、隣接する2個のローラに順次ベル
トを掛け回してガイド面を構成したが、必ずしもベルト
は設けなくともよく、また、ローラに換えてプレートを
用いてもよい。しかも、このプレートを2本あるいは3
本以上のアームに支持させるようにしてもよい。また、
上記実施例では、スターホイールの外周に配設されて、
コンベアから充填機へ受渡される容器を案内するガイド
装置について説明したが、回転式の搬送手段に限らず、
その他、交差するコンベアのコーナ部や、S字形コンベ
アのガイド装置等にも適用することができる。
にローラを取り付け、隣接する2個のローラに順次ベル
トを掛け回してガイド面を構成したが、必ずしもベルト
は設けなくともよく、また、ローラに換えてプレートを
用いてもよい。しかも、このプレートを2本あるいは3
本以上のアームに支持させるようにしてもよい。また、
上記実施例では、スターホイールの外周に配設されて、
コンベアから充填機へ受渡される容器を案内するガイド
装置について説明したが、回転式の搬送手段に限らず、
その他、交差するコンベアのコーナ部や、S字形コンベ
アのガイド装置等にも適用することができる。
【0021】図8ないし図10は、第3の実施例を示す
もので、この実施例では、アーム10の高さを交互に異
らせ、これらアーム10の同じ高さのもの、すなわち1
つおきのアーム10を接続プレート16によって接続し
てある(図9参照)。このように隣接するアーム10の
高さを異ならせることにより、各アーム10の内周端に
取り付けられているローラ12の高さも交互に違えてあ
るので、ローラ12の一部分を上下に重ね合せることが
できる。従ってローラ12の間隔を密に配列することが
可能となり、ベルトを用いなくともなめらかな搬送を行
うことができる。この実施例でも、図10に示すよう
に、上下に2組のアーム10およびローラ12を設けて
あるが、これら各組を別々に揺動させることにより、種
々の容器に対応できることはもちろんである。
もので、この実施例では、アーム10の高さを交互に異
らせ、これらアーム10の同じ高さのもの、すなわち1
つおきのアーム10を接続プレート16によって接続し
てある(図9参照)。このように隣接するアーム10の
高さを異ならせることにより、各アーム10の内周端に
取り付けられているローラ12の高さも交互に違えてあ
るので、ローラ12の一部分を上下に重ね合せることが
できる。従ってローラ12の間隔を密に配列することが
可能となり、ベルトを用いなくともなめらかな搬送を行
うことができる。この実施例でも、図10に示すよう
に、上下に2組のアーム10およびローラ12を設けて
あるが、これら各組を別々に揺動させることにより、種
々の容器に対応できることはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、曲
線状の搬送経路内を搬送される物品を案内するガイド部
材を各種形状の物品に兼用することができる。
線状の搬送経路内を搬送される物品を案内するガイド部
材を各種形状の物品に兼用することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る可変ガイド装置の平面
図である。
図である。
【図2】ローラを内周側から見た図である。
【図3】図1の装置の縦断面図である。
【図4】図1の装置の上流側端部を拡大して示す平面図
である。
である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】補助ローラがない場合を説明する図4に相当す
る図である。
る図である。
【図7】第2の実施例の図3に相当する図である。
【図8】第3の実施例の図1に相当する図である。
【図9】図8のF方向矢示図である。
【図10】図8の縦断面図である。
1 可変ガイド装置 2 第2の円形搬送手段(容器処理装置) 4 第1の円形搬送手段(スターホイール) 8 支点 10 アーム 12 案内部材(ローラ) 16 接続プレート 18 駆動手段(作動部材) 22 駆動手段(ねじ軸)
Claims (3)
- 【請求項1】 曲線状の搬送経路内を搬送される物品を
案内するガイド装置において、搬送経路に沿った線上に
所定間隔で配置された支点に中間部を支持されて揺動可
能な複数のアームと、これらアームの搬送経路側端部に
取り付けられた案内部材と、各アームの他端部を順次連
結する接続プレートと、各アームを揺動させる駆動手段
とを備え、この駆動手段によってアームを揺動させるこ
とにより、各案内部材から構成されるガイド面の曲線を
変化させることを特徴とする可変ガイド装置。 - 【請求項2】 第1の円形搬送手段から第2の円形搬送
手段へ受渡される物品を案内するガイド装置において、
第1の円形搬送手段の外周側の同心円上に所定間隔で配
置された支点に中間部を支持されて揺動可能な複数のア
ームと、これらアームの中心側端部に取付けられた案内
部材と、各アームの外周側端部を順次連結する接続プレ
ートと、各アームを揺動させる駆動手段とを備え、か
つ、両円形搬送手段の中心を結ぶ線よりも下流側に位置
する案内部材を、第2の円形搬送手段の中心から等距離
になるように配置したことを特徴とする可変ガイド装
置。 - 【請求項3】 曲線状の搬送経路内を搬送される物品を
案内するガイド装置において、搬送経路に沿った線上に
所定間隔で配置された支点に中間部を支持されて揺動可
能な複数のアームと、これらアームの搬送経路側端部に
取り付けられた案内部材と、各アームの他端部を順次連
結する接続プレートと、各アームを揺動させる駆動手段
と、搬送経路の入口側端部のアームにリンクを介して連
結され、アームの揺動に伴って物品の導入方向と直交す
る方向へ進退動する補助案内部材とを備え、駆動手段に
よってアームを揺動させることにより、各案内部材が搬
送経路側に移動したときに、上記補助案内部材を搬送経
路側に前進させることを特徴とする可変ガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4801792A JPH05213441A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 可変ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4801792A JPH05213441A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 可変ガイド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213441A true JPH05213441A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12791545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4801792A Pending JPH05213441A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 可変ガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213441A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012153375A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Toyo Jidoki Co Ltd | 別置式包装処理装置における包装処理部材の往動経路設定方法 |
JP2014034461A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Hitachi Information & Control Solutions Ltd | 容器搬送装置 |
CN106395265A (zh) * | 2016-06-26 | 2017-02-15 | 桐乡守敬应用技术研究院有限公司 | 一种星轮式送料装置 |
WO2020260227A1 (de) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | Khs Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum transportieren von behältern |
KR20220135734A (ko) * | 2021-03-31 | 2022-10-07 | 동진기업(주) | 가이드유닛을 포함하는 원통형 이차전지의 회전이송장치 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4801792A patent/JPH05213441A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012153375A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Toyo Jidoki Co Ltd | 別置式包装処理装置における包装処理部材の往動経路設定方法 |
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WO2020260227A1 (de) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | Khs Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum transportieren von behältern |
US20220356020A1 (en) * | 2019-06-27 | 2022-11-10 | Khs Gmbh | Device and Method for Transporting Containers |
US12017864B2 (en) | 2019-06-27 | 2024-06-25 | Khs Gmbh | Device and method for transporting containers |
KR20220135734A (ko) * | 2021-03-31 | 2022-10-07 | 동진기업(주) | 가이드유닛을 포함하는 원통형 이차전지의 회전이송장치 |
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