JPS6071421A - 物品受渡し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の背景〉 技術分野 本発明は、三位置間の物品の受′ｍＬは勿論のこと、三
位置間さらには口位置間の物品の受渡しができる物品受
渡し装置に関す゛る。

従来技術 第１図は、従来の物品受渡し装置を示す平面１；／Ｉで
ある。

この装置は、ローラーコンヘア１のローラーの中、中程
の串形コノヘア０−ラー１ａ、１ａ、・・が串形に形成
され、該中形コンベアの箇所にシ１降自在でかつ上昇位
置で９０度ずつ旋回する方向変換台２を組込んだもので
ある。この方向変換台２は、矩形に形成され、その中央
部より垂下する回転軸３を図示しないシリンダ装置で昇
降されるようになっていると′ともに、図示しないモー
ターで回転させられるようになっていて、回転軸３が下
降されることによってローラーコンベアの中途部の串形
ローラー１ａ、１ａ、・・の小径部４に干渉することな
く落込み、コンベア搬送面が方向変換台２の上面より高
くなるようになっている。

５は、コンベアを駆動するモーターである。

従って、方向変換台２が下降している状態においてコン
ベア１を駆動すると、物品は、ローラーコンベア１の前
部ロー・ラーに受取られ、さらに串形ローラー１ａ、１
ａ、・・に移送される。物品が小形ローラー１ａ、１ａ
、・・まで移送されてくると、モーター５が停止してコ
ンベア１の搬送が停止し、方向変換台２が上昇して物品
を受取ることになる。次いで、物品は、方向変換台２の
旋回により方向を９０度変光られ、再び方向変換台２が
下降するとコンベア１が搬送を再開されることにより、
串形ローラー１ａ、１ａ、・・」二から後部ローラーに
受取られて搬出されていく。

しかるに、上述の物品受渡し装置は、仮にローラーコン
ベアの一時停止をしないように４許しても、方向変換台
２の上昇・旋回・下降が必要なため、物品を９０度方向
変換して受渡す時間が長くかかっていた。また、物品を
受取り・受渡す方向は常に直線であるため、パレタイズ
装置などと組合わせたトータルシステムのレイアウトか
固定化される原因となっていた。さらに、物品を受取り
・受渡す方向は固定された三位置間であり、正位置また
は口位置間において物品を受渡すフレキンビリティがな
いため、物流システムに取入れられるケースが少かった
。

〈発明の目的〉 本発明は、上述した点に鑑み鋭意研究の結果なされたも
ので、ベルトコンベアとローラーコンベアを、水平面内
の同一範囲で干渉することなく搬送方向を直交するよう
に組合わせたものを、回転フレーム」二において両コン
ベアの昇降が互いに逆になるように装着することにより
、コンベアの切換え時間を速くするとともにいずれのコ
ンベアも同じ高さで物品の受取り・受渡しができ、もっ
て隣接させるコンベアの高さをコンベアを切換える毎に
対応する昇降をさせなくてすみ、三位置間の物品の受渡
しは勿論のこと、三位置間さらには口位置間の物品の受
渡しがなめらかにでき、物品の方向変換もでき、しかも
物品の受渡しをきわめて迅速に行える物品受渡し装置を
提供するものである。

〈発明の構成〉 本発明の物品受渡し装置は、 円周方向の少（とも２位置間を水平旋回される回転フレ
ームと、この回転フレームに設けられ搬送が水平に行え
る２つのコンベアとからなり、該２つのコンベアの中の
一方は、ベルト捲掛けが沿直となるように帯状ベルトが
少くとも２条以上間隔をおいて捲掛けされベルト回転手
段により帯状ベルトが走行されるベルトコンベアが、前
記回転フレームより昇降可能に設けられてなり、また前
記２つのコンベアの中の他方は、１ｔｊｊ記ベルトコン
ベアの物品受渡し経路と実質的に同一経路となるように
少くとも２木以−にのローラーが前記ベルトコンベアの
帯状ベルトの間または／及び両側に水平かつ平行に位置
されこれらローラーがローラー回転手段により同方向に
回転されるようになっているローラーコンベアが、前記
ヘルドコンベア用昇降フレームと水平面内の実質的に同
一・範囲に干渉することなく前記回転フレームよりｙ）
降θ丁能に設けられてなり、 ベルトコンベアとローラーコンベアのＩｊＩ降が、前記
回転フレームから数句けられた１または２以」二の昇降
手段により互い逆となるように行われることにより、ベ
ルトコンベアとローラーコンベアのいずれか一方におい
て搬送できることをｌ持イ敦とするものである。

すなわち、本発明の物品受渡し装置は、複数条のベルト
を有するベルトコンベアとローラーコンベアとを、水平
面内の同一範囲で干渉することなく搬送方向を直交させ
た組合せ構造のものを、回転フレームの上において、両
コンベアが互いに逆に昇降できるように実現した仕組み
である。

く本発明の実施例〉 第２図及び第３図は、本発明の物品受渡し装置の実施例
を示したものである。

この装置は、回転フレーム６上に搬送方向を直交し、か
つ互いに逆に昇降されるベルトコンベア７とローラーコ
ンベア８とが設けられてなるものである。

先ず、回転フレーム６は、例えばテーブル状に形成され
、その中央より垂下する回転軸９を回転するモーターや
シリンダ装置などの駆動手段、例えばサーボモーター１
０で歯車機構などの減速機構１１を介して円周方向の９
０度ずつずれた口答分位置Ａ、Ｂ、Ｃ１及び０間を水平
旋回されるようになっており、回転＠９は、軸受１２を
介して固定フレーム１３に支持されている。

回転フレーム６は、ガイド筒１４．１５を有し、ベルト
コンベア７のロッド１６及びローラーコンベア８の口・
、８ド１７を上下方向に案内し、かつ、ロッド１６．１
７に巻かれたばね１８．１９で弾持している。

次に、ベルトコンベア７は、ロッド１６が回転フレーム
６のガイド筒１４に案内されることにより前記回転フレ
ーム６に対して昇降ａｔ能なベルトコンベア用昇降フレ
ーム７ａを備え、該昇降フレーム７ａより回転可能に設
けられた一対のヘルドｉｔｚ’ｂ、７ｂに、５対のベル
ト中、７ｃ、７ｃ・・が一定間隔を置いて固定され、さ
らに各月のベルト車に帯状ベルト７ｄ、７ｄ・・が無端
に捲掛けされ、各帯状ペル）７ｄがたるまないように遊
動回転する中間ベルト車７ｅ及びテンション・１１７ｆ
が昇降フレーム７ａより支持されたサポート７ｇに取付
けられており、一方のベルト軸７ｂ。

７ｂがベルト回転手段、例えばモーター７ｈにより減速
手段７１を介して回転されることにより。

これらベルト７ｄ、７ｄ・・が同方向に同時走行され、
物品を移送するようになっている。

続いて、ローラーコンベア８は、ロットｌ　７　カ回転
フレーム６のガイド筒１５に案内されることにより前記
回転フレーム６に対して昇降可能なローラーコンベア用
昇降フレーム８ａを備えている。このフレーム８ａは、
前記ベルトコンベア用昇降フレーム７ａと実質的に同一
な範囲を干渉することなく設けられている。そして、前
記ベルトコンベア７の帯状ベル）７ｄ、７ｄφ・に対し
て交互に並列となる６木のローラー８ｂ、８ｂ・・が、
該コンベア用昇降フレーム８ａより回転可能に両端支持
され、これらローラー８ｂ、８ｂ・・が歯車伝達機構８
０及びチェーン伝達機構８ｄを介してモーターなどのロ
ーラー　回転手段８ｅにより同方向に同一回転され、物
品をヘルドコンベア７の搬送方向と直交する方向に移送
するようになっている。

そして、ベルトコンベア用昇降フレーム７ａは、回転フ
レーム６との間に設けられた昇降手段、図では２個のシ
リンダ装置２０．２０により昇降自在とされており、同
様に、ローラーコンベア用昇降フレーム８ａは、２個の
シリンダ装置２１．２１により、ベルトコンベア用昇降
フレーム７ａの昇降に対して逆となるようにｙ１降自在
とされ、もって、ベルトコンヘア７による搬送とローラ
ーコンベア８による搬送のいずれか一方が選択的に行え
るようになっている。

なお、図示しないコンピュータに用いるソフトプログラ
ム次第で、回転フ１７−ム６の回転Ｉ＋！？　１１１１
・回転角度・回転方向と、ベルトコンヘア７及びローラ
ーコンベア８の搬送方向・搬送時間・搬送時期、及びベ
ルトコンベア７とローラーコンへ７８とが互いに逆にＡ
降される時期か、作業内容に応じていかようにも組み合
わされた動作ｒｕｎ序で制御されるようになっているも
のとする。

次に作用を説明すると、 今仮に、本発明の物品受渡し装置は、ベルＩ・コンベア
７が位置Ａ、Ｃ間に位置しかつ上Ｍし−Ｃいるものとし
、またローラーコンベア８が位置Ｂ、０間に位置しかつ
下降しているものとする。そしてさらに、本発明の物品
受渡し装置に対して、位置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄにはそれぞれ
図示しないコン′＼アが横付けされているものとする。

先ず、位置Ａより次々に供給される物品が位置Ｂ、Ｃ，
Ｄの順に繰返し受渡たされる場合について説明する。

ベルトコンベア７か駆動されると、位置Ａに横付けされ
た図示しないコンベアで供給されてくる１番目の物品は
、該ベルトコンベア７に受取られ、しかる後、サーボモ
ーター１０により回転フレーム６が９０度だけ右旋回さ
れることによりベルトコンベア７が位ｌ　Ｂ　、　、Ｄ
間にくると、位置Ｂに横付けされた図示しないコンベア
に受取られ移送される。この場合、搬送ラインと物品が
ともに９０度変光ので、１番目の物品は、搬送ラインに
列する相対的な方向性は変らないことになる。なお、ベ
ルトコンベア７は物品の搬出後停止される。

次に、ベルトコンベア７が位置Ｂ、Ｄにくる間に、同時
に位置Ａ、Ｃ間にきているローラーコンベア８は、シリ
ンダ装置２１．２１の伸張駆動により上昇され、さらに
ローラー回転手段８ｅが駆動することになり、他方、ベ
ルトコンベア７はシリンダ装置２０．２０の引退駆動に
より下降され、またサーボモーター１０は駆動されるこ
とはない。

従って、位置Ａにくる２番目の物品は、ローラーコンベ
ア８により受取られることになり。

サーボモーター１０は駆動しないので、位置Ｃに横付け
された図示しないコンベアに受取られ移送される。

この場合、ベルトコンベア７とローラーコンベア８のギ
ャップが可能な限り小さく抑えられていると、２番目の
物品は、ベルトコンベア７とともに下降され、ローラー
コンベア８で受取られ−ＬＲする際に、ローラーコンベ
ア８により下から衝撃力を与えられるのを回避できる。

また、この衝撃力は、回転？シーム６上にヘルドコンヘ
ア７とローラーコンベア８とをフローディングしている
ロッド１６．１７に巻かれたばね１８．１９テｐｌ収さ
れる。

続いて、ローラーコンベア８は物品の搬出後停止される
ことなく、位置Ａにくる３番目の物品を受取る。ローラ
ーコンベア８が３番目の物品を受取ると、サーボモータ
ー１０により回転フレーム６　が９０度だけ左旋回され
（または２７０度右旋回すれ）、該ローラーコンベア８
が位１．Ｂ、ｎ間にくると、３番目の物品は１位置りに
横付けされた図示しないコンベアに受取られ移送され゛
る。

ｔｔ８、ローラーコンベア８が位ｍＢ、Ｄ間にくると、
同時にベルトコンベア７は位置Ａ、Ｃ間にきており、ロ
ーラーコンベア８はシリンダ装置２１．２１の引退駆動
により下降され、これと同時にベルトコンベア７はシリ
ンダ装置２０．２０の伸張駆動により上昇されるので、
両コンベアは」二記第１番目の物品を受取る時と同じ状
態に復帰することになる。

上述の場合、ベルトコンベア７とローラーコノベ、ア８
のキャップは、ベルトコンベア７とローラーコンベア８
が互いに逆となる昇降により交互に逆となって生じ、ベ
ルトコンベア７とローラーコンベア８のいずれか一方の
みが他方に対して高位置及び低位置どなるようにＡ降し
て生じる構成ではないので、位置Ａにくる物品は、ヘル
ドコンベア７とともに下降されてもローラーコイペア８
により再び同じ高さに持上げられる二とになる。

このことは、物品がローラーコンベア８とともに下降さ
れ、ペルトコ〉′ベア７により持Ｊ二げられる場合も全
く同じであり、これにより、物品かヘルドコンベア７と
ローラーコンヘア８のいずれにより位置Ｂ、Ｃ，Ｄに横
付けされた図示しないコン−（アに受渡される場合にも
該コンベアとのキャンプが生じないで該コンヘアになめ
らかに受取られ移送される。

以下、同じ動作が繰返される。

次に、位置Ａより次々に供給される物品が９０度向きを
変えられて位置Ｃに受渡される場合について説明する。

先ず、ベルトコンベア７が駆動されると、位置Ａに横付
けされた図示しないコンベアで供給されてくる１番目の
物品は、該ベルトコンベア７に受取られる。

物品がベルトコンベア７に受取られると、直ちにサーボ
モーター１０が駆動して円盤が９０度だけ右旋回され、
ベルトコンベア７は位置Ｂ、Ｄ間にくるとともに、ロー
ラーコンベア８は位置Ａ、０間にくる。

そして、ベルトコンベア７は、物品を中程まで移送した
時点で駆動停止され、しかる後、ベルトコンヘア７がシ
リンダ装置２０．２０の引退駆動により下降され、これ
と回持に位置Ｂ、Ｄ間にきているローラーコンベア８が
シリンダ装置２１．２Ｌの伸張駆動により上昇され、し
かる後駆動される。

従って、１番目の物品は、９０度向きを変えられてベル
トコンベア７からローラーコンベア８に受渡され、位置
Ｃに横付けされた図示しないコンベアに受取られ移送さ
れる。

続いて、２番目の物品は、位置Ｂ、Ｄ間に位置し引続き
駆動されるローラーコンベア８に受取られる。そして、
物品がローラーコンベア８に受取られると、サーボモー
ター１０が再び駆動して回転フレーム６が９０度だけ右
旋回され、ローラーコンベア８は位置Ｂ、Ｄ間にくると
ともに、ヘルドコンベア７は位置Ａ、Ｃ間にくる。

しかる後、ローラーコンベア８は、物品を中程まで移送
した時点で駆動停止され下降され、これと同時に位ｉＢ
、Ｄ間に、１番目の物品を受取る時とは反対向きに位置
するベルトコンベア７が上昇され、ベルトコンベア７は
上昇停止後１番目の物品を受取る時とは反対方向に駆動
される。

しかして、２番目の物品は、９０度向きを変えられてロ
ーラーコンベア８からベルトコンベア７に受渡され位置
Ｃに横４Ｘｊけされた図示し、ないコンベアに受取られ
移送される。

以下、同様の動作が繰返される。

なお、第３図に示すように、サーボモーター１０が駆動
して回転フレーム６が旋回されるときの物品の回転ずれ
を防止するために、シリンダ装置２２の下向きのピスト
ンヘッドに軸受２３を介して取付けられ水平旋回自在な
旋回ｓ２４に、ロッド２５とばね２６により上下方向に
弾持される押え具２７をコンベアの上方に設け、回転フ
レーム６を旋回させるときは、それに先立って押え具２
７を下降させ物品を押えるようにすることが、回転の高
速化が図れるので好ましい。押え具２７は、図では吸引
ホース２８を介して真空吸引される吸引パッドを採用し
ている。

く本発明の効果〉 以上説明してきたように、本発明の物品受渡し装置は、 ２つのコンベアに、複数条のベルトを有するベルトコン
ベアとローラーコンベアとを選ぶことにより、２つのコ
ンベアを水平面内の同一範囲で干渉することなく搬送方
向を直交させ、しかも両コンヘアを回転フレームの上で
、互いに逆に昇降できるように実現した仕組みである。

従って、本発明の物品受渡し装置によれば、両コンベア
の昇降・駆動の開始及び停止・旋回を必要最小限に制御
でき、物品を三位置間さらには開位置間にいかようにも
受渡しでき、また物品の方向変換ができ、さらに物品の
受渡し位置の変更があっても休止しているコンベアの切
変え′準備が同時に達成でき該コンベアを上昇するＰけ
で、迅速に次の物品の受取り状態に入れる極めて優れた
フレキシブルな機能を有し、 もって、パレタイズ装置などと組合わせた物流設備トー
タルシステムのレイアラＩ・がしやすくなり、しかも物
品の受渡しの高速化が実現されることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の物品受渡し装置の平面図である。 第２図及び第３図は本発明の実施例にかかる物品受渡し
装置の平面図、及び側面図である。 ６争拳回転フレーム、 ７・・ベルトコンベア、 ７ａａ・ベルトコンベア相界ｋｌフレーム、７ｄ、７ｄ
・拳帯状ベルト、 ７ｈ、−命ベルト回転手段、 ８φ・ローラーコンベア、 ８ａ１１φローラーコンベア用昇降フレーム。 ８ｂ、８ｂ・・ローラー、 ８８参〇ロ一ラー回転手段、 ２０．２０，２１．’２１・・昇降手段（シリンダ装置
）、 特許出願人　大日機工株式会社 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 円周方向の少くとも２位置間金水平虚回される回転フレ
   ームと、この回転フレームに設けられ搬送が水平に行え
   る２つのコン−（アとからなり、該２つのコンベアの中
   の一方は、ベルト捲掛けか沿直となるように帯状ベルト
   が少くとも２条以上間隔をおいて捲掛けされヘルド回転
   手段により帯状ベルトが走行されるベルトコンベアが、
   前記回転）Ｉ／−ムより昇降Ｏｒ能に設けられてなり、
   また前記２つのコンベアの中の他方は、前記ベルトコン
   ベアの物品受渡し経路と実質的に同一経路となるように
   少くとも２本以上のローラーが前記ベルトコンヘアの帯
   状ベルトの間または／及び両側に水平かつ平行に位置さ
   れこれらローラーがローラー回転手段により同方向に回
   転されるようになっているローラーコンベアが、前記ベ
   ルトコンベア用昇降フレームと水平面内の実質、的に同
   一範囲に干渉することなく前記回転フレームよりＨ降可
   能に設けられてなり、 ベルトコンベアとローラーコンベアのＷ　Ｋ　カ。 前記回転フレームから数句けられた１または２以上の昇
   降手段により互い逆となるように行われることにより、
   ベルトコンベアとローラーコンベアのいずれか一方にお
   いて搬送できることを′［４徴とする物品受渡し装置。