JPH0640171Y2 - 物品の振分け装置 - Google Patents

物品の振分け装置

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JPH0640171Y2
JPH0640171Y2 JP1984186192U JP18619284U JPH0640171Y2 JP H0640171 Y2 JPH0640171 Y2 JP H0640171Y2 JP 1984186192 U JP1984186192 U JP 1984186192U JP 18619284 U JP18619284 U JP 18619284U JP H0640171 Y2 JPH0640171 Y2 JP H0640171Y2
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turning
roller
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JP1984186192U
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信之 岡田
英晴 内山
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ト−ヨ−カネツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は物品の振分け装置、特に主コンベヤ装置にお
ける仕分け操作を円滑確実に行うべく予め仕分準備操作
する物品の振分け装置に関するものである。
〔従来の技術〕 今日、沢山の物品を種類別或は行先別等、多種に仕分け
るべく仕分装置として主コンベヤ装置の左右両側に分岐
する放出口や放出コンベヤを設けて転換装置によって仕
分ける種々の仕分装置が知られているが、種類別や行先
別に種々の大きさの物品を仕分けるための転換装置とし
ては好適なものがなく、構造が複雑になって故障し易
く、製造費が高くつき、仕分が確実に行われ難く、高速
運転に不向きであり、特に仕分操作が円滑に行われ難い
等の欠点が見られる。
〔考案の目的〕
従って、この考案の目的は、従来におけるこの様な欠点
を除去すべく、種々の大きさの物品の仕分操作を円滑に
行うことができるように物品を予め仕分けるべき側に寄
せて仕分場所における仕分操作を容易にできるようにし
た物品の振分け装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に依れば、物品の振分け装置は、物品を予め中
心に寄せるべく中心線に沿って左右両側に分けられた2
つの内向きローラコンベヤと、これらローラコンベヤ駆
動する駆動ベルト装置とから成る中心決め装置、中心に
寄せられた物品を所定の左右の仕分けるべき側に寄せる
よう転向するために、左右回動可能な転向ホイールと、
転向ホイールを上端にて回転自在に支持する支持軸と、
ブラケットにて回転可能に支持された該支持軸を左右い
ずれかの方向および直進方向の中立位置に回動すべく支
持軸の下端のアームに連結されたリンクと、該リンクの
一端に設けられたエアシリンダとから成る転向装置の複
数組を、回転駆動されるローラ間に移送方向に間隔を置
いて設けられて成る転向コンベヤ装置、転向コンベヤ装
置の下流で、転向された物品を一層確実に所要の仕分け
側に偏向させるために、中心線に沿って左右両側に分け
られた2つの外向きのローラコンベヤと、これらローラ
コンベヤを駆動する駆動ベルト装置とから成る偏向ロー
ラ装置、転向コンベヤ装置および偏向ローラ装置の左右
両側に直立して設けられた無端状の平ベルトと、平ベル
トを案内支持する部材とから成る平ベルトコンベヤ形の
ガイド装置を備えている。
この考案の他の目的や特長および利点は以下の添付図面
に沿って詳細な説明から明らかになろう。
〔実施例〕
図面の第1図に概略示される様に、この考案の物品振分
け装置は中心線に沿って左右両側に分けられた2つの内
向きのローラコンベヤ3,3から成る中心決め装置2と、
中心に寄せられた物品を所定の左右の仕分けるべき側に
寄せるよう転向する転向装置5を有した転向コンベヤ装
置4と、左右に物品を寄せて移送するために中心線に沿
って左右両側に分けられた2つの外向きのローラコンベ
ヤ7から成る偏向ローラ装置6と、転向コンベヤ装置4
および偏向ローラ装置6の左右両側に直立して設けられ
たガイド装置8とから主に構成されている。
中心決め装置2は第1,2図に示される様に装置中心の中
央フレーム11と両側の側フレーム12間に内向きに僅かに
角度をもって傾けられて回転可能に夫々支承された複数
個のローラ14から形成されたローラコンベヤ3,3と、こ
れらローラコンベヤ3のローラ14に当接して各ローラ14
を駆動回転する駆動部材16を有する駆動ベルト装置15と
から成り、脚17により所定高さに設置支持されている。
転向コンベヤ装置4は、脚17′により所定高さに支持さ
れた両側の側フレーム21間に回転可能に支承された複数
個のローラ22と、各ローラ22と当接してローラ22を回転
駆動するVベルトの様な駆動部材24を有する駆動ベルト
装置23と、物品を仕分けるべき左右いずれかの側に片寄
られるべく転向する複数組の転向装置5、図示実施例で
は三組、とから成り、左右両側に転向片寄らせられた物
品の落下を防止して側辺に沿って案内移送するためのガ
イド装置8が好適に設けられている。
転向装置5は第3乃至5図に明示される様に移送方向と
直角な方向に間隔を置いて設けられた左右回動可能な転
向ホイール26と、上端に転向ホイール26を回転自在に支
持する支持軸28と、支持軸28を回動可能に支持するブラ
ケット29と、転向ホイール26の支持軸28を左右いずれか
の方向および直進方向の中立位置に回動するために支持
軸28の下端に設けられたアーム31に連結されたリンク32
と、リンク32の一端に設けられたエアシリンダ33とを備
えている。転向ホイール26は図示の如くロール状をな
し、周面の一部に溝36が設けられ、丸ベルト材の様な駆
動ベルト37が掛けられている。各転向ホイール26の駆動
ベルト37は中間軸38に設けられた中間ホイール39に掛け
られていて、中間軸38の一端のベルト車41に掛けられた
駆動ベルト42を介して駆動用電動機43により駆動され
る。また、各転向ホイール26は支持軸28の上端に設けら
れたブラケット27により回転可能に支承され、各支持軸
28は別のブラケット29によりフレーム40は回転自在に支
持されている。エアシリンダ33は、フレーム40に固着さ
れた支持ブラケット34にピストンロッド35の一端にて連
結支持され、このピストンロッド35の反対側のエアシリ
ンダ33の端面にリンク32の一端が連結されており、従っ
てエアシリンダ33はピストン側が固定で、シリンダ側が
可動であるが、逆にすることも勿論できる。
ガイド装置8は通常の平ベルトコンベヤを移送面が垂直
位置にくるように直立して設けられたもので、第6乃至
9図に示される様に両端の駆動ローラ45とエンドローラ
46に掛けられた平ベルト47と、平ベルト47を案内支持す
べく側フレーム48に取付けられたベッド部材49と、複数
個の中間ローラ51とから構成されており、転向装置5に
より左右いずれかの側に転向された物品の落下を防止す
ると共に側部に沿って移送できるようになっている。
偏向ローラ装置6は、転向コンベヤ装置4の下流で、先
の中心決め装置2とは逆に第1,2図に示される様に中央
フレーム61と側フレーム62間に外向きに僅かに角度をも
って傾けて回転可能に支承された複数個のローラ64から
形成されたローラコンベヤ7,7から成り、各ローラ64に
当接して回転駆動する駆動部材66を有した駆動ベルト装
置65を備えており、脚17により所定高さに設置支持され
ている。従って、物品は転向コンベヤ装置4により左右
いずれかに転向されて、この転向ローラ装置6により一
層確実に左右いずれかに片寄り偏向され、両側に設けら
れたガイド装置8によって側部に沿って移送され、次の
仕分装置の主コンベヤと送出される。また、偏向ローラ
装置6の両側に設けられるガイド装置8は先の転向コン
ベヤ装置4のガイド装置8と同じものである。
この様に構成された物品の振分け装置は搬送されてきた
物品の先ず中心決め装置2により中心に沿って移送され
るように左右両側から中心に向って物品を寄せて移送す
る。このときに必要あれば物品の長さを検出して一定長
さ以下の小さな物品の場合には次の転向コンベヤ装置4
の一組の転向装置5による転向だけで十分であるので、
他の組の転向装置5の転向ホイール26を直進方向中立位
置に維持したままで良く、適宜制御することができる。
次いで、中心決め装置2により中心に集められて次続の
転向コンベヤ装置4に送込まれた物品は例えば適宜な行
先別または種類別読取装置によって読取られた仕分指令
に応じて転向装置5が左右いずれかに回動されることに
よって所要の側に転向される。仕分指令に応じて該当す
るエアシリンダ33に圧力流体が作用されてエアシリンダ
33が中立位置からいずれかの側の位置に作動され、リン
ク32が作動されるので第4図に示される様に支持軸28は
アーム31を介して垂直軸心まわりに回動され、転向ホイ
ール26が左右いずれかの方向を向くようになる。従っ
て、搬送されてきた物品は転向ホイール26と衝撃なく係
合して転向ホイール26の上で左右いずれかの方向に転向
されて押し進められ、2組目、3組目の同様な転向ホイ
ール26によって必要に応じて順次同様に転向されて所要
の側に片寄って送られるようになる。このときに、物品
は両側に設けられたガイド装置8によって落下が防止さ
れると共に側部に沿って案内され、次続の偏向ローラ装
置6へと物品は送込まれる。
偏向ローラ装置6に送込まれた物品は左右いずれの側の
送込まれた側のローラコンベヤ7によって一層確実に所
要の仕分側に片寄り偏向され、先のガイド装置8と同様
のガイド装置8によって側部に沿って移送され、次続の
仕分装置の主コンベヤに送込まれて所要の仕分場所にて
仕分が行われる。
従って、この様なこの考案の物品の振分け装置によって
物品は仕分けが行われるべき側に予め片寄り偏向されて
移送されるので、仕分けを確実に好適に行うことがで
き、エアシリンダによるリンクの作動によりアームを介
して転向ホイールを左右いずれかの方向に回動して物品
を所要の仕分側に片寄転向でき、且つ転向装置を構成簡
単に安価に製作できて故障がなくて丈夫で、高速作動で
き、また物品の大きさに従って転向装置の作動は一組で
もよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、中心決め装置と、転向コンベヤ装置
と、この転向コンヘヤ装置の下流で、転向された物品を
一層確実に所要の仕分側に偏向させるために外向きのロ
ーラコンベヤからなる偏向ローラ装置とガイド装置とを
備えているので、転向されるべき物品を確実に所要の仕
分側に偏向させることができるとともに、転向コンベヤ
装置には移送方向に間隔を置いた複数組の転向装置が設
けられているので、移送される物品の大小に拘わらず、
確実に仕分けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の物品の振分け装置の平面図で、第2
図は側面図、第3図、第4図および第5図は転向コンベ
ヤ装置の転向装置の正面図、平面図および側面図、第6
図はガイド装置の平面図、第7図は第6図のVII-VII線
に沿った端面図、第8図は第6図のVIII-VIII線に沿っ
た端断面図、第9図は第6図のIX-IX線に沿った端断面
図である。図中、 2……中心決め装置、3……ローラコンベヤ、4……転
向コンベヤ、5……転向装置、6……偏向ローラ装置、
7……ローラコンベヤ、8……ガイド装置、14……ロー
ラ、15……駆動ベルト装置、22……ローラ、23……駆動
ベルト装置、26……転向ホイール、27……ブラケット、
28……支持軸、29……ブラケット、31……アーム、32…
…リンク、33……エアシリンダ、36……溝、37……駆動
ベルト、38……中間軸、39……中間ホイール、45……駆
動ローラ、46……エンドローラ、47……平ベルト、49…
…ベッド部材、51……中間ローラ、64……ローラ、66…
…駆動ベルト装置。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−151288(JP,A) 特開 昭52−84671(JP,A) 特開 昭51−20379(JP,A) 実開 昭59−5525(JP,U) 特公 昭46−40826(JP,B1) 特公 昭47−8946(JP,B1) 実公 昭54−25830(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を予め中心に寄せるべく中心線に沿っ
    て左右両側に分けられた2つの内向きのローラコンベヤ
    と、これらローラコンベヤを駆動する駆動ベルト装置と
    から成る中心決め装置、 中心に寄せられた物品を所定の左右の仕分けるべき側に
    寄せるように転向するために、左右回動可能な転向ホイ
    ールと、転向ホイールを上端にて回転自在に支持する支
    持軸と、ブラケットにて回転可能に支持された該支持軸
    を左右いずれかの方向および直進方向の中立位置に回動
    すべく支持軸の下端のアームに連結されたリンクと、該
    リンクの一端に設けられたエアシリンダとから成る転向
    装置の複数組を、回転駆動されるローラ間に移送方向に
    間隔を置いて設けられて成る転向コンベヤ装置、 転向コンベヤ装置の下流で、転向された物品を一層確実
    に所要の仕分け側に偏向させるために、中心線に沿って
    左右両側に分けられた2つの外向きのローラコンベヤ
    と、これらローラコンベヤを駆動する駆動ベルト装置と
    から成る偏向ローラ装置、 転向コンベヤ装置および偏向ローラ装置の左右両側に直
    立して設けられた無端状の平ベルトと、平ベルト案内支
    持する部材とから成る平ベルトコンベヤ形のガイド装
    置、 を備えたことを特徴とする物品の振分け装置。
JP1984186192U 1984-12-10 1984-12-10 物品の振分け装置 Expired - Lifetime JPH0640171Y2 (ja)

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JPS61101526U JPS61101526U (ja) 1986-06-28
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