JP4318341B2 - 物品の振分け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列をなす態様で供給される物品を、該物品の搬送方向に沿って設けた振分けガイドの変位動作によって前記列の数よりも多い数の搬出トラックに振分ける物品の振分け装置に関する。
ものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−179522号公報には、単列で供給される容器の流れを複数の列に導く振分け装置の従来例が開示されてい。以下、この従来例の概要について説明する。
【0003】
図11および図11のD−D断面図である図12において、容器15はコンベヤベルト16の上で直立して供給方向Fに搬送される。コンベヤベルト16によって形成される供給面の上方両側には、一対の供給ガイド3が対向配置されている。
各供給ガイド3は、その下流側端部が拡大領域9内において左右のS形状移行ガイド12に合流している。そして、これらの移行ガイド12の下流側には、それぞれ搬出ガイド4が接続されている。
対向する左右の搬出ガイド4の間には、バー17により保持された分離ガイド2が配置されている。
【0004】
上記拡大領域9における双方の移行ガイド12間には、弾性を有した振分けガイド1が配置されている。この振分けガイド1の下流側端部は、上記分離ガイド2に一体結合され、該分離ガイド2を剛に支持する前記バー17によりその位置が固定されている。つまり、振分けガイド1は、バー17を揺動支点とする板ばねのように保持されている。
振分けガイド1の上流側端部7には、駆動手段13が配設されている。この駆動手段13は、上記振分けガイド1の上流側端部7を供給方向Fに対して直交する方向、換言すれば、コンベア16を横断する方向に揺動させ、この結果、上記上流側端部7は、双方の供給ガイド3間で往復動する。
前記各移行ガイド12は、コンベア16を横断する方向の曲げ剛性を有する。そして、この移行ガイド12は、その移行位置10および11においてそれぞれ上記供給ガイド3および搬出ガイド4と剛に接続されている。
【0005】
この振分け装置を種々の容器形状に適合させるには、ハウジング20に固定された対向する供給ガイド3相互の間隔および対向する搬出ガイド4相互の間隔を調整する必要があり、そのため、前者および後者の間隔をそれぞれ調整する各別な保持装置19が設けられている。
【0006】
この振分け装置によれば、上記保持装置によって上記両間隔を調整したときでも、拡大領域9においてガイドに折れ目ができず、したがって、容器15を該ガイドの接線方向に沿って円滑に移行させることができる。
図12に示すように、供給ガイド3ないし移行ガイド12は、振分けガイド1の上流側端部7を受ける凹部23を有している。この凹部23は、振分けガイド1の上流端部7の輪郭に適合するように形成されており、したがって、供給ガイド3および振分けガイド1は滑らかで、かつ、折れ目のない移行輪郭を形成可能である。
【0007】
上記凹部23または切欠部は、振分けガイド1のための端部ストッパーとしての機能も有する。なお、この凹部23は、金属の芯を備えたガイド3,12のプラスチック被覆内に形成されている。
図12から明らかなように、駆動手段13は、図示されていない制御装置により制御可能な空圧シリンダ等のアクチュエータ13aと、このアクチュエータ13aに接続された移動部材18とを備えている。
【0008】
移動部材18は、上記アクチュエータ13aの作動に伴って案内要素14にガイドされながらコンベア16を横断する方向に移動する。振分けガイド1の上流側端部7は、上記移動部材18に保持されているので、上記アクチュエータ13aの作動によって上記上流側端部7がコンベア16を横断する方向に移動する。そして、この上流側端部7の移動により、振分けガイド1が揺動されて、容器15が搬出供給トラック5,6のいずれかに振分けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の振分け装置においては、容器流れを切換えるために振分けガイド1の上流側端部7を一方の供給ガイド3から他方の供給ガイド3側に移動させる必要があり、このため、以下のような問題を生じる。
すなわち、振分けガイド1は、供給方向Fに関しては静止したハウジング20に固定されている。したがって、コンベヤベルト16およびこれに載置された容器15は、所定の速度で常に振分けガイド1に向かって走行することになるが、振分けガイド1が移動途中では、該振分けガイド1の上流側端部7が対向する2つの供給ガイド3で形成されるトラックの中間に位置するので、走行してきた容器15が振分けガイド1の端部7に衝突するか、或いは該端部7と供給ガイド3との間で形成される狭い巾の通路に詰まって停止することになる。
このため、容器15の破損やラベルの損傷等のトラブルが発生し、このトラブルを解消する作業に多大の時間を浪費するという問題がある。
【0010】
なお、供給する容器15の搬送間隔を拡げたり、振分けガイド1の横方向移動速度を大きくする等の手段を講じることによって上記不具合は軽減される。しかし、容器15の搬送間隔を拡げた場合には、装置の搬送効率が下がるという問題を生じ、また、振分けガイド1の横方向移動速度を大きくした場合には、横方向に生ずる加速度が大きくなって容器の傷付きや破損を生じる。
更に、振分けガイド1の横方向移動速度を大きくするためには、装置部材の強度を増強する必要があるため、この移動速度の増大は装置コストをアップさせる等の別の問題を発生させる。
なお、特にベルトコンベア16の走行速度が大きい場合には、上記いずれの手段も有効でない。
本発明の課題は、このような状況に鑑み、振分けガイドの上流側端部と物品との干渉を回避することができる物品の振分け装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、振分けガイドと、該振分けガイドを変位させる振分けガイド駆動手段とを備え、列をなす態様で供給される物品を、該物品の搬送方向に沿って設けた前記振分けガイドの変位動作によって前記列の数よりも多い数の搬出トラックに振分ける物品の振分け装置である。前記振分けガイドは、移動ガイドと、この移動ガイドの下流側に位置して該移動ガイドを摺動可能に支持する支持ガイドと、該支持ガイドと前記搬出トラックを構成する分離ガイドとの間に介在されかつ一端が前記分離ガイドの上流側端部位に枢着された揺動ガイドと、を備える。また、前記振分けガイド駆動手段は、前記移動ガイドを前記物品の搬送方向に交差する方向、前記搬送方向および該搬送方向とは逆の方向に変位させるとともに、前記揺動ガイドの他端を前記支持ガイドの下流側端に追従して変位させるように、かつ、前記移動ガイドの前記搬送方向についての変位を前記物品の搬送速度にほぼ同期する速度で実行するように構成される。この振分け装置によれば、前記振分けガイドの前記変位動作によって前記物品が前記各搬出トラックに振り分けられる。
実施例では、前記移動ガイドを中空状に形成し、この移動ガイドの中空部を前記支持ガイドに摺動可能に嵌合させるようにしている。
前記物品を列をなす態様で供給する手段として相対向する一対の供給ガイドを配設し、前記搬出トラックを構成する分離ガイドを前記一対の供給ガイドの内の一方の供給ガイドの延長線上に位置させ、該一方の供給ガイドの側に位置した搬出トラックを前記物品をサンプリングするためのトラックとして利用するように構成することも可能である。
また、前記搬出トラックの下流側に、該搬出トラックによって振分けられた物品を更に複数のトラックに振分ける振分け手段を配設することができる。
本発明は、振分けガイドと、該振分けガイドを変位させる振分けガイド駆動手段とを備え、列をなす態様で供給される物品を、該物品の搬送方向に沿って設けた前記振分けガイドの変位動作によって前記列の数よりも多い数の搬出トラックに振分ける物品の振分け装置の別の形態も提供する。
この振分け装置において、前記振分けガイドは、その下流側端部に設けた回転軸を介して支持され、また、前記振分けガイド駆動手段は、前記振分けガイドを前記物品の搬送方向および該搬送方向とは逆の方向に変位させるとともに、前記振分けガイドを前記回転軸を中心として回転させてその上流側端部を前記物品の搬送方向に交差する方向に変位させるように、かつ、前記振分けガイドの前記搬送方向についての変位を前記物品の搬送速度にほぼ同期する速度で実行するように構成される。
前記振分けガイドは、例えば、前記上流側端部に向って徐々に巾が狭くなるように形成することができる。
【0012】
本発明によれば、物品の案内面となる振分けガイドを平行移動または揺動させて、該振分けガイドの前端部(上流側端部)をコンベヤベルトの走行方向に対して直角方向(以下、横方向という)に移動させ、同時に前端部をコンベヤベルトの速度に同期させて走行方向に移動させる。
上記横方向の移動が終了したら、振分けガイドの前端部の横方向位置を変えず該ガイドを走行方向についての元位置に戻す。この動作によって物品の流れを横方向に移行させることができ、反対側への移行の待機状態となる。次いで、同様の動作で逆方向に移動させ、以下、これを繰返して振分けを行う。
振分けガイドの前端部は物品の搬送方向に該物品と同速度で移動するので、振分けガイドの前端部がその上流の容器と干渉することがない。
【0013】
なお、単列から2列に振分けられた所定数の物品のグループは、それぞれの列でグループと同じ長さの間隔を空けて走行するので、各列を更にグループとして複数の列に振分ける場合には、グループ間の空いた間隔が通る時間を利用して振分けを行うことができ、したがって、従来用いられている種々の振分け機構用いて用いて物品と振分けガイドの前端部を干渉させずに安定した振分けを行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る物品の振分け装置の実施形態について説明する。なお、本発明に係る物品の振分け装置は、前記従来例と同様に主として瓶や缶等の容器を対象としているが、コンベヤベルト上に自立して搬送される外周部が硬質の物品であれば対象物品の種類を問わない。
【0015】
(第1の実施例)
図1および図2は、それぞれ本発明の第1の実施例の平面図および正面図である。また、図3および図4は、それぞれ図2のA-A断面図およびB-B断面図である。
これらの図において、スラットコンベアのコンベアベルト31は、矢印Fで示した搬送方向(図1参照)に走行する。なお、このコンベアベルト31は、フレーム32によって走行可能に支持されている。
コンベヤベルト31の上流側上方には、上記F方向に配列した容器15を案内する一対の供給ガイド33が対向配設され、また、該コンベヤベルト31の下流側上方には、2列分の容器の案内が可能な一対の搬出ガイド34が対向配設されている。
【0016】
更に、供給ガイド33と搬出ガイド34の間の領域である振分け領域Cには、3列分の容器の案内が可能な一対の移行ガイド35が対向配設されている。これらの移行ガイド35は、供給ガイド33の後端位置から上記搬送方向Fに沿って延び、曲がり部35′を介して一方および他方の搬出ガイド34の前端部とそれぞれ連結している。
分離ガイド36は、供給ガイド33で形成されたパスの長手方向中心線の延長上に位置し、搬出ガイド34の間を2分して2つの搬出トラックLおよびRを形成している。
なお、各移行ガイド35の曲がり部35′がなくなるように各分離ガイド36の配置間隔を拡げて、搬出トラックLおよびRを直線状に形成するようにしても差支えない。
【0017】
上記各ガイドは、金属芯に樹脂を被覆した構造の案内板であり、フレーム32側に固定されたブラケットによって上側から支持されている。
振分けガイド41と駆動手段42は、振分けユニット40を構成している。振分けガイド41は、一連の移動ガイド43、支持ガイド44および揺動ガイド45で構成されている。
移動ガイド43は、樹脂製またはステンレス製の案内板であり、図4に示すように左右2枚の板43aの上下をスペーサ43bを介して結合することによって中空部43cを形成している。
【0018】
支持ガイド44は、ステンレス製の案内板で形成されている。この支持ガイド44は、その前端部が上記移動ガイド43の中空部43cに挿入され、その下端が上記スペーサ43b上に摺動自在に載置されている。そして、その後端部は、垂直なヒンジピン46(図2参照)を介して揺動部材45の前端部に回転自在に連接されている。
揺動部材45は、ステンレス製または樹脂製の案内板であり、その後端部が垂直なヒンジピン47を介して分離ガイド36の前端部に回転可能に連接されている。
【0019】
駆動手段42は、前記F方向に沿って走行するブラケット48と、コンベアベルト31を横断する方向に走行するブラケット49を備えている。この2つのブラケット48,49は、図示省略の制御装置の制御によって互いに独立して走行することができる。
筐体50は、チャンネル形状の断面を有し、その内部にリニアレール51を固設してある。このリニアレール51には、2個のリニアガイド52が走行自在に係合しており、これらのリニアガイド52によって上記ブラケット48の一端が片持梁状に支持されている(図3参照)。
【0020】
ブラケット48の他端は、上記振分けガイド41の移動ガイド43の上部と結合されている。リニアガイド52は、一対のプーリ54間に巻掛けられた歯付きベルト55に結合されている。したがって、サーボモータ53によってプーリ54が回転駆動されると、ブラケット48が移動ガイド43と共に上記F方向に走行移動する。
【0021】
振分け領域Cの上側には、コンベヤベルト31を跨ぐ態様で支持フレーム56が配設されている(図3参照)。この支持フレーム56には、支持部材57を介して2本のリニアレール58が固設されている。このリニアレール58には、4個のリニアガイド59が係合され、これらのリニアガイド59によってブラケット49が走行自在に支持されている。
【0022】
ブラケット49は、前記筺体50を支持している。このブラケット49は、サーボモータ60、該サーボモータ60と直結したボールスクリュー61、および該ボールスクリュー61と係合しかつブラケット49に固設されたボールナット62を有した走行駆動機構によってコンベアベルト31を横断する方向に走行する。なお、この走行駆動機構に代えてシリンダー等のアクチュエータを用いても差支えない。
供給ガイド33の後端近傍には、容器計数用の光電センサ65が設けられ、また、振分け領域Cには、コンベヤベルト31の速度を検出するエンコーダ66が設けられている。
【0023】
次に、上記構成の物品の振分け装置の作用を図5を参照して説明する。なお、図中の丸数字は、説明の便の為に示した容器15の仮の呼び番号である。
図5(a)は、図1,2に示したブラケット48が上流限度位置に位置し、ブラケット49が右側(図1,5における下側)の限度位置に移動して、振分けガイド41の移動ガイド43の前端部が右側(図1,5におけるの下側)の供給ガイド33の下流端近傍に位置した状態、すなわち、容器15の振分け動作開始直前の状態を示している。
【0024】
この状態では、支持ガイド44と移動ガイド43が直線をなし、それらの総長が最大になる。また、揺動ガイド45は反時計方向に回転した位置にある。
容器(1)〜(10)は、先に振分けられて搬出トラックRに入っている。容器(11)〜(20)は、振分け領域Cに入って搬出トラックLに導かれようとしており、また、容器(21)〜は、供給ガイド33から振分け領域Cに搬送されようとしている。
図示省略の制御装置は、光電センサ65からの信号を計数することによって所定数(図では10個)の容器15が振分け領域Cの所定の場所に到達したことを認識し、駆動手段42に振分け動作の開始を指示する。
【0025】
これにより、サーボモータ53は、暫時の加速時間を経て、ブラケット48をF方向に移動させるが、その際、エンコーダ66で検出されたコンベヤベルト31の搬送速度にブラケット48の移動速度が同期するように、上記サーボモータ53の回転速度が制御される。一方、サーボモータ60は、ブラケット48が所定の速度で左側(図1における上側)に移動されるようにブラケット49を駆動させる。
【0026】
この結果、移動ガイド43の前端部が図5(b)中の破線矢印D1の方向に移動するので、移動ガイド43と支持ガイド44は平行移動し、また、揺動部材45は時計方向に回転する。これにより、容器(11)〜(20)は、各供給ガイド33で構成されたパスより1列分だけ左側(図の上側)の位置に移動して、搬出ガイド34と分離ガイド36で形成された搬出トラックLに導かれていく。
このような振分けガイド41の移動動作中において、容器(21)と容器(20)のF方向についての間隔、および、容器(21)と移動ガイド43の前端部の同方向についての間隔は不変であり、このため、容器(21)と移動ガイド43の前端部が干渉することはない。
【0027】
図5(b)は、振分け動作が終了した時点の状態を示している。この状態においは、移動ガイド43と支持ガイド44の総長が最小になっているので、供給ガイド33から幾つかの容器(図では容器(21)〜(24))が振分け領域Cに搬入されている。
この状態からサーボモータ53を駆動し、移動ガイド43を図5(c)中の破線矢印D2の方向、つまり、F方向とは逆の方向に移動させて元の位置に戻す。そして、この間においては、供給ガイド33を介して更に幾つかの容器(図では容器(25)〜(26))が振分け領域Cに入ることになる。現在の状態は、搬出トラックRに対して実行される次の振分け動作の待機状態、つまり、所定数の容器15が振分け領域Cに入ってくるのを待っている状態である。
【0028】
図5(d)は、図5(a)と同様に,所定数の容器15(図では容器(21)〜(30))が振分け領域Cに入った状態を示している。この状態になると、サーボモータ53の作動によってブラケット48がF方向に移動されるとともに、サーボモータ60の作動によってブラケット48が所定の速度で右側(図における下側)に移動される。
【0029】
この結果、移動ガイド43の前端部が図5(d)中の破線矢印D3の方向に移動するので、移動ガイド43と支持ガイド44は平行移動し、また、揺動部材45は反時計方向に回転する。これにより、容器(21)〜(30)は、各供給ガイド33で構成されたパスより1列分だけ右側(図における下側)の位置に移動し、搬出ガイド34と分離ガイド36で形成された搬出トラックRに導かれていく。以後、図5(a)〜(d)に示した動作が繰り返されて、容器15が搬出トラックR,Lに交互に振分けられる。
【0030】
(第2の実施例)
図6および図7は、本発明の第2の実施例を示した部分平面図および側断面図であり、それぞれ図1および図3に対応している。なお、図6および図7においては、図1および図2に示した部材と同様または類似の部材に同一番号を付してある。そして、以下においては、前記第1実施例と異なると構成のみについて説明する。
【0031】
この第2実施例における供給ガイド33、移行ガイド35および搬出ガイド34の構成は第1の実施例の場合とほぼ同じである。しかし、移行ガイド35の長さがやや短く、また、分離ガイド36の前端が移行ガイド35の曲がり部35′の後端近傍から始まっている。そして、分離ガイド36が各供給ガイド33で形成されるパスの長手方向中心軸線の延長上に位置している。
振分けユニット70は、振分けガイド71と駆動手段72とによって構成されている。振分けガイド71は、後端に回転軸73を備えた案内板であり、先端に向かって巾が狭くなるように形成されている。
【0032】
駆動手段72は、F方向に沿って走行可能なブラケット74と、サーボモータ等のアクチュエータ75およびブラケット74の一端を支持して走行駆動する駆動部76より構成されている。
ブラケット74は、スリーブ78を介して上記振分けガイド71の回転軸73を垂直にかつ回転自在に支持している。そして、上記アクチュエータ75は、上記回転軸73を回転駆動するために設けられている。
駆動部76は、第1の実施例の筺体50内に組込まれた駆動機構と全く同じ構造を有し、コンベヤベルト31を跨いで設けられた支持フレーム77の下面に固設されている。
【0033】
上記構成の物品の振分け装置70の作用を図8を参照して説明する。
図8(a)は、ブラケット74が上流限度位置(図における左側)に位置し、また、振分けガイド71が反時計方向に回転して、その前端部が右側(図における下側)の供給ガイド33の線上に位置した状態、つまり、容器15の振分け動作開始直前の状態を示している。
容器(1)〜(10)は先に振分けられて搬出トラックRに入っており、また、容器(11)〜(20)は振分け領域Cに入っている。この領域Cに入っている容器15は、振分けガイド71により左側(図における上側)に移動させられて搬出トラックLに入りつつあり、また、容器(21)〜は各供給ガイド33を介して振分け領域Cに供給されつつある。この状態を維持すれば、容器15は連続して搬出トラックLに導かれることになる。
【0034】
図示省略の制御装置は、光電センサ65からの信号を係数して、所定数(図では10個)の容器15が振分け領域Cの所定の場所に到達したことを認識し、駆動手段72に振分け動作の開始を指示する。
駆動部76は、コンベヤベルト31の搬送速度に同期させてブラケット74をF方向に移動させると同時に、アクチュエータ75によって振分けガイド71を時計方向に回転させる。
この結果、振分けガイド71の前端部は、図8(b)中の破線矢印D4の方向に移動するが、容器(21)と振分けガイド71の先端部はF方向に同じ速度で移動するので両者が干渉することはない。
【0035】
容器(11)〜(20)の一部は、左側(図における上側)の移行ガイド35に接する位置まで横方向に移動するが、曲がり部35′によって中央側に戻されながら搬出トラックLに導かれる。
ついで、駆動手段76が作動して、振分けガイド71を同じ姿勢のまま、図8(c)中の破線矢印D5の方向に移動させる。つまり、振分けガイド71を元の位置まで戻す。この振分けガイド71の移動中にも、供給ガイド33を介して振分け領域Cに容器15が搬入されるが、この容器15(図の容器(21)〜(27)は振分けガイド71によって右側(図における下側)に移動させられる。
【0036】
図8(c)は、搬出トラックRに対して実行される次の振分け動作の待機状態、つまり、所定数の容器15が振分け領域Cに入ってくるのを待っている状態を示すしている。
図8(d)は、図8(a)と同様に所定数の容器(図では容器(21)〜(30))が振分け領域Cに搬入された状態を示している。この状態になると、駆動手段72の作用により振分けガイド71の前端が破線矢印D6の方向に移動されるので、つまり、該振分けガイド71がF方向に移動されながら反時計方向に回動されので、振分けガイド71が2点鎖線で示す位置に移動し、その結果、容器15が搬出トラックRに導かれる。
以後、図8(a)〜(d)に示した動作が繰り返されて、容器15が搬出トラックR,Lに交互に振分けられる。
【0037】
(第3の実施例)
図9は図5に対応するものであり、本発明の第3の実施例の構成と作用を示している。この実施例は、図1に示した振分けユニット40を容器15のサンプリングのための取出し装置として用いている。
この実施例に係る振分け装置は、各供給ガイド33の延長線上に1列分の容器を案内する一対の搬出ガイド80を両側に対向して設けてある。そして、供給ガイド33と搬出ガイド80間に位置した振分け領域Cを3列分の容器を案内できる移行ガイド81で構成するとともに、搬出ガイド80に接する態様でサンプリング用の取出しガイド82を設けて取出しトラックSを形成している。
【0038】
左側(図における上側)の移行ガイド81は、曲がり部81′を経て左側の搬出ガイド80と連結し、右側(図における下側)の移行ガイド81は、右側の取出しガイド82と連結している。また、この実施例の装置では、図1に示した振分けユニット40をヒンジピン47が搬出ガイド80の右側のガイドの前端位置(取出しガイドとの合流点より上流の位置)になるように設けている。
【0039】
次に、この実施例に係る振分け装置の作用を説明する。
図9(a)は、サンプリングを行わない通常時の状態を示している。この状態では、供給ガイド33から搬出された容器15が一直線状に配列した状態で振分け領域Cを通過し、各搬出ガイド80で形成された搬出トラックMに導かれる。
サンプリングのための容器取出し動作は以下の通りである。すなわち、振分けガイド41の先端部が図9(b)中の破線矢印D7の方向および図9(c)中の破線矢印D8の方向に動くように振分けガイド41を移動させる。つまり、取出し動作のための待機位置に振分けガイド41を移す。
この過程で左側(図における上側)に移動させられた容器15は、移動ガイド81の曲がり部81′によって右側(図における下側)に戻されながら搬出トラックMに導かれる。
【0040】
振分けガイド41が待機位置に移動した時点では、既に容器15(図では容器(21)〜(26))が転轍領域Cに入っている。この容器15を含む所定の取出し数の容器15が所定の場所に入ったら、振分けガイド41の先端部が図9(e)中の破線矢印D9の方向およびD10の方向に動くように該振分けガイド41が移動される。
この振分けガイド41の移動に伴って右側(図における下側)に押された容器15は、取出しトラックSに導かれて取出され、その後、振分けガイド41が元の位置に戻される。上記振分けガイド41の横方向移動時においては、該振分けガイド41の先端部と容器15のF方向移動速度が等しく、したがって、両者が干渉することはない。
【0041】
(第4の実施例)
図10は、図5に対応するものであり、本発明の第4の実施例の構成および作用を示している。この実施例は、第1の実施例の振分け装置の搬出トラックLおよびRをそれらの下流側に設けた振分け装置の供給トラックに連結させた構成を有する。
【0042】
この実施例に係る振分け装置は、所定数(図では10個)の容器15のグループを複数列(図では4列)に並べるものであり、容器15の4列分の巾を持つコンベヤベルト91と、供給トラックL0およびR0を形成する4本のガイド92と、複数列(図では4列)のトラックL1、L2、R1、R2を形成する5本のガイド93と、一対の振分けガイド94とを備えている。
振分けガイド94は、下側が開いたチャンネル形の断面を有し、上流側(入口側)の上部に設けた回転軸95を中心として鎖線で示すように揺動する。シリンダ96は、この振分けガイド94を揺動させるアクチュエータである。
【0043】
左側(図における上側)の振分けガイド94は、その揺動によって下流側(出口側)がトラックL1、L2に選択的に合致し、また、右側(図における下側)の振分けガイド94は、その揺動によって下流側(出口側)がトラックL2、L4に選択的に合致する。
【0044】
以下、この実施例の装置の作用を説明する。
単列で供給された容器15は、振分けユニット40で所定数のグループに振分けられた後、搬出トラックLおよびRを経て供給トラックL0およびR0に導かれる。
供給トラックL0およびR0のそれぞれにおいては、各容器グループの間に該容器グループにおける容器の配列長さと同じ長さの間隔が形成される。したがって、振分けガイド94は、空の間隔が通過する時間中に揺動して振分け方向を切換えればよいので、例えコンベヤベルト31および91の搬送速度が大きい場合でも、従来から用いられている適宜な振分け機構を用いることができる。
なお、図10は容器(1)〜(10)がトラックR2に、容器(11)〜(21)がトラックL2に、容器(21)〜(30)がトラックR2にそれぞれ振分けられ、容器(31)〜(40)がトラックL1に振分けられつつある状態を示している。
【0045】
【発明の効果】
本発明の物品の振分け装置によれば次のような効果が得られる。
(1) 振分け過程では振分けガイドの前半部(上流側端部)は、物品の搬送速度と同期して搬送方向に移動するので、相対的にみると静止して並んでいる物品を振分けガイドで単に横方向に押す動作とみることができる。
したがって、振分けガイドの上流側端部と上流の物品との干渉が回避され、その結果は、衝突や詰まりによる破損や傷付きや倒瓶等が発生しない。また、振分けガイドと接触する物品との間には、搬送方向の摩擦力が働かないので倒瓶や姿勢変化が生ぜず、そのため、物品の流れを止めないで高速のまま安定した振分けを行うことができる。
(2) 供給する物品の間隔は小さくてよいので、その間隔を小さくして搬送能力を上げるか、逆に、同じ搬送能力に対して搬送速度を下げることができる。
(3) 物品の受け入れ側はタイミングを規制する必要がないので、ランダム供給が可能である。したがって、タイミング規制装置が不要とになり、これは構造の簡単化と低コスト化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した平面図。
【図2】第1の実施例の正面図。
【図3】図2のA-A断面図。
【図4】図2のB-B断面図。
【図5】第1の実施例の動作説明図。
【図6】本発明の第2の実施例の部分平面図。
【図7】第2の実施例の側断面図。
【図8】第2の実施例の動作説明図。
【図9】本発明の第3の実施例の動作説明図。
【図10】本発明の第4の実施例の平面図。
【図11】従来の振分け装置の平面図。
【図12】図11のD-D断面図。
【符号の説明】
15 物品(容器)
31 コンベヤベルト
36 分離ガイド
40 振分けユニット
41 振分けガイド
42 駆動手段
43 移動ガイド
43c 中空部
44 支持ガイド
45 揺動部材
46 ヒンジピン
47 ヒンジピン
53 サーボモータ
60 サーボモータ
70 振分けユニット
71 揺動式ガイド
72 駆動手段
73 回転軸
75 サーボモータ
L、R 搬出トラック
L0、R0 供給トラック
S 取出しトラック

Claims (6)

  1. 振分けガイドと、該振分けガイドを変位させる振分けガイド駆動手段とを備え、列をなす態様で供給される物品を、該物品の搬送方向に沿って設けた前記振分けガイドの変位動作によって前記列の数よりも多い数の搬出トラックに振分ける物品の振分け装置であって、
    前記振分けガイドは、移動ガイドと、この移動ガイドの下流側に位置して該移動ガイドを摺動可能に支持する支持ガイドと、該支持ガイドと前記搬出トラックを構成する分離ガイドとの間に介在されかつ一端が前記分離ガイドの上流側端部位に枢着された揺動ガイドと、を備え、
    前記振分けガイド駆動手段は、前記移動ガイドを前記物品の搬送方向に交差する方向、前記搬送方向および該搬送方向とは逆の方向に変位させるとともに、前記揺動ガイドの他端を前記支持ガイドの下流側端に追従して変位させるように、かつ、前記移動ガイドの前記搬送方向についての変位を前記物品の搬送速度にほぼ同期する速度で実行するように構成され、
    前記振分けガイドの前記変位動作によって前記物品を前記各搬出トラックに振り分けるようにしたことを特徴とする物品の振分け装置。
  2. 前記移動ガイドを中空状に形成し、この移動ガイドの中空部を前記支持ガイドに摺動可能に嵌合させたことを特徴とする請求項1に記載の物品の振分け装置。
  3. 前記物品を列をなす態様で供給する手段として相対向する一対の供給ガイドを配設し、前記搬出トラックを構成する分離ガイドを前記一対の供給ガイドの内の一方の供給ガイドの延長線上に位置させ、該一方の供給ガイドの側に位置した搬出トラックを前記物品をサンプリングするためのトラックとして利用するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の物品の振り分け装置。
  4. 前記搬出トラックの下流側に、該搬出トラックによって振分けられた物品を更に複数のトラックに振分ける振分け手段を配設したことを特徴とする請求項1に記載の物品の振分け装置。
  5. 振分けガイドと、該振分けガイドを変位させる振分けガイド駆動手段とを備え、列をなす態様で供給される物品を、該物品の搬送方向に沿って設けた前記振分けガイドの変位動作によって前記列の数よりも多い数の搬出トラックに振分ける物品の振分け装置であって、
    前記振分けガイドは、その下流側端部に設けた回転軸を介して支持され、
    前記振分けガイド駆動手段は、前記振分けガイドを前記物品の搬送方向および該搬送方向とは逆の方向に変位させるとともに、前記振分けガイドを前記回転軸を中心として回転させてその上流側端部を前記物品の搬送方向に交差する方向に変位させるように、かつ、前記振分けガイドの前記搬送方向についての変位を前記物品の搬送速度にほぼ同期する速度で実行するように構成され、
    前記振分けガイドの前記変位動作によって前記物品を前記各搬出トラックに振り分けるようにしたことを特徴とする物品の振分け装置。
  6. 前記振分けガイドは、前記上流側端部に向って徐々に巾が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の物品の振り分け装置。
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