JPH079850Y2 - 両側仕分装置 - Google Patents
両側仕分装置Info
- Publication number
- JPH079850Y2 JPH079850Y2 JP1986188557U JP18855786U JPH079850Y2 JP H079850 Y2 JPH079850 Y2 JP H079850Y2 JP 1986188557 U JP1986188557 U JP 1986188557U JP 18855786 U JP18855786 U JP 18855786U JP H079850 Y2 JPH079850 Y2 JP H079850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- drive
- branch
- conveyor
- sorting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は搬送コンベヤにより搬送される搬送物を搬送
コンベヤ両側のいずれの側にも分岐仕分けできる両側仕
分装置に関するものである。
コンベヤ両側のいずれの側にも分岐仕分けできる両側仕
分装置に関するものである。
従来の技術 従来、搬送コンベヤにより搬送される搬送物を、搬送コ
ンベヤと交叉する別の仕分コンベヤ或は仕分シュート等
に仕分けるために搬送物を移し換える種々の仕分装置ま
たは分岐装置が種々提案されており、その一例として実
開昭61-34532号公報記載のベルトソーターがある。この
ベルトソーターは、一定間隔で配設された2本の移送ベ
ルトから成る搬送コンベヤの搬送方向と直角に且つ移送
ベルトの外側および移送ベルト間にローラを回転自在に
配置してトランスファー部を形成し、このトランスファ
ー部の支持枠の下面に設けたアクチェターによってトラ
ンスファー部を上下動すると共に、移送ベルトと別に設
けられた駆動ベルトによって回転する駆動ローラにより
丸ベルトを介して該ローラを回転させるようにしてい
る。
ンベヤと交叉する別の仕分コンベヤ或は仕分シュート等
に仕分けるために搬送物を移し換える種々の仕分装置ま
たは分岐装置が種々提案されており、その一例として実
開昭61-34532号公報記載のベルトソーターがある。この
ベルトソーターは、一定間隔で配設された2本の移送ベ
ルトから成る搬送コンベヤの搬送方向と直角に且つ移送
ベルトの外側および移送ベルト間にローラを回転自在に
配置してトランスファー部を形成し、このトランスファ
ー部の支持枠の下面に設けたアクチェターによってトラ
ンスファー部を上下動すると共に、移送ベルトと別に設
けられた駆動ベルトによって回転する駆動ローラにより
丸ベルトを介して該ローラを回転させるようにしてい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし乍ら、この様なベルトソーターは搬送コンベヤの
決められた一方の側にのみしか搬送物を仕分けできず、
配置使用スペースを十分活用することができなく、搬送
コンベヤ両側に対して仕分けを行うよう所要される場合
にはベルトソーターを2列配置して夫々片側への仕分け
をしなければならず、ベルトソーター1台分の余分な設
置スペースと費用がかゝる等の欠点がみられる。
決められた一方の側にのみしか搬送物を仕分けできず、
配置使用スペースを十分活用することができなく、搬送
コンベヤ両側に対して仕分けを行うよう所要される場合
にはベルトソーターを2列配置して夫々片側への仕分け
をしなければならず、ベルトソーター1台分の余分な設
置スペースと費用がかゝる等の欠点がみられる。
従って、この考案の目的はこの様な従来の欠点を除去す
るために、簡単な構成で安価に製作でき、搬送コンベヤ
の両側のいずれの側にも搬送物を選択的に仕分できる両
側仕分装置を提供することにある。
るために、簡単な構成で安価に製作でき、搬送コンベヤ
の両側のいずれの側にも搬送物を選択的に仕分できる両
側仕分装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案の上記目的は、平行に間隔を置いて設けられた複
数個の細い搬送ベルトを備えた搬送コンベヤの分岐部分
において、搬送方向と直角な方向に仕分けるべく搬送ベ
ルトと交互に間隔を置いて設けられた複数個の分岐ロー
ラ、分岐ローラを昇降および回転可能に支承する支持ブ
ラケット、分岐ローラを昇降すべく支持ブラケットを上
下動する流体圧力作動装置、分岐ローラを所要回転方向
に選択的に切換え可能に駆動するために異なったねじり
方向を以って分岐ローラに掛けられた弾性を有する丸ベ
ルトおよび該丸ベルトにより連結されて分岐ローラの下
側に位置する駆動ローラを有する駆動連結装置、駆動連
結装置の駆動ローラをそれぞれ回転可能に支承した駆動
ローラ用の支持ブラケットを夫々上下動する別の流体圧
力作動装置から成り、仕分け時に分岐ローラを流体圧力
作動装置によって搬送面より上方に突出させると共に、
いずれかの流体作動圧力装置によって駆動連結装置の丸
ベルトおよび駆動ローラの所要の組を分岐ローラと連結
するように構成したことを特徴とする両側仕分装置によ
って達成することができる。
数個の細い搬送ベルトを備えた搬送コンベヤの分岐部分
において、搬送方向と直角な方向に仕分けるべく搬送ベ
ルトと交互に間隔を置いて設けられた複数個の分岐ロー
ラ、分岐ローラを昇降および回転可能に支承する支持ブ
ラケット、分岐ローラを昇降すべく支持ブラケットを上
下動する流体圧力作動装置、分岐ローラを所要回転方向
に選択的に切換え可能に駆動するために異なったねじり
方向を以って分岐ローラに掛けられた弾性を有する丸ベ
ルトおよび該丸ベルトにより連結されて分岐ローラの下
側に位置する駆動ローラを有する駆動連結装置、駆動連
結装置の駆動ローラをそれぞれ回転可能に支承した駆動
ローラ用の支持ブラケットを夫々上下動する別の流体圧
力作動装置から成り、仕分け時に分岐ローラを流体圧力
作動装置によって搬送面より上方に突出させると共に、
いずれかの流体作動圧力装置によって駆動連結装置の丸
ベルトおよび駆動ローラの所要の組を分岐ローラと連結
するように構成したことを特徴とする両側仕分装置によ
って達成することができる。
この考案の他の目的と特長および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
実施例 第1図に概略的に示される様に、この考案の両側仕分装
置10は搬送コンベヤ1の両側に適宜設けられる仕分シュ
ート5に対応して所要の数設けられ、所定の仕分指令に
よって搬送物を所要の仕分シュート5に仕分けることが
できるようになっている。第2乃至4図に特に明示され
る様に、この考案の両側仕分装置10はフレーム4に走行
駆動可能に支持された複数本、図示実施例では3本、の
間隔を置いて設けられた無端状の細い搬送ベルト2を有
する搬送コンベヤ1の仕分分岐部分において、搬送方向
と直角な方向に仕分けるよう搬送ベルト2と交互に間隔
を置いて設けられた複数個の分岐ローラ11と、これら分
岐ローラ11を昇降および回転可能に支承する支持ブラケ
ット12と、分岐ローラ11を昇降するよう支持ブラケット
12を上下動するエアシリンダの様な流体圧力作動装置14
と、分岐ローラ11を所要回転方向に選択的に切換え可能
に駆動するようなす駆動連結装置15とから主に構成され
ている。搬送コンベヤ1の搬送ベルト2は平行に間隔を
置いて設けられ、カイドローラ6により適宜支持され、
フレーム4の下流端に設けられた適宜な駆動装置3によ
って通常の如く駆動されるようになっている。
置10は搬送コンベヤ1の両側に適宜設けられる仕分シュ
ート5に対応して所要の数設けられ、所定の仕分指令に
よって搬送物を所要の仕分シュート5に仕分けることが
できるようになっている。第2乃至4図に特に明示され
る様に、この考案の両側仕分装置10はフレーム4に走行
駆動可能に支持された複数本、図示実施例では3本、の
間隔を置いて設けられた無端状の細い搬送ベルト2を有
する搬送コンベヤ1の仕分分岐部分において、搬送方向
と直角な方向に仕分けるよう搬送ベルト2と交互に間隔
を置いて設けられた複数個の分岐ローラ11と、これら分
岐ローラ11を昇降および回転可能に支承する支持ブラケ
ット12と、分岐ローラ11を昇降するよう支持ブラケット
12を上下動するエアシリンダの様な流体圧力作動装置14
と、分岐ローラ11を所要回転方向に選択的に切換え可能
に駆動するようなす駆動連結装置15とから主に構成され
ている。搬送コンベヤ1の搬送ベルト2は平行に間隔を
置いて設けられ、カイドローラ6により適宜支持され、
フレーム4の下流端に設けられた適宜な駆動装置3によ
って通常の如く駆動されるようになっている。
分岐ローラ11は、搬送コンベヤ1の仕分分岐部分に上下
動可能に設けられた支持ブラケット12に回転可能に、搬
送ベルト1の間と両外側に設けられている。分岐ローラ
11を支承する支持ブラケット12はクロス部材16により一
体的に連結され、支持ブラケット12に設けられたガイド
ローラ21がフレーム4のクロス部材に取付けられたガイ
ドレール22に沿って上下方向に案内されるようになって
いる。この支持ブラケット12を上下動するために、支持
ブラケット12と一体になったクロス部材16を昇降するよ
うエアシリンダの様な流体圧力作動装置14がクロス部材
16とフレーム4の間に設置される。図示実施例では、流
体圧力作動装置14はクロス部材16の両端に一対設けられ
ているが、クロス部材16の中央に1つだけ設けても十分
である。
動可能に設けられた支持ブラケット12に回転可能に、搬
送ベルト1の間と両外側に設けられている。分岐ローラ
11を支承する支持ブラケット12はクロス部材16により一
体的に連結され、支持ブラケット12に設けられたガイド
ローラ21がフレーム4のクロス部材に取付けられたガイ
ドレール22に沿って上下方向に案内されるようになって
いる。この支持ブラケット12を上下動するために、支持
ブラケット12と一体になったクロス部材16を昇降するよ
うエアシリンダの様な流体圧力作動装置14がクロス部材
16とフレーム4の間に設置される。図示実施例では、流
体圧力作動装置14はクロス部材16の両端に一対設けられ
ているが、クロス部材16の中央に1つだけ設けても十分
である。
また、各分岐ローラ11の両端近くには一対の周溝24,2
4′が設けられていて夫々弾性を有する丸ベルト25,25′
により分岐ローラ11を選択駆動するための駆動ローラ2
6,26′に接続されている。
4′が設けられていて夫々弾性を有する丸ベルト25,25′
により分岐ローラ11を選択駆動するための駆動ローラ2
6,26′に接続されている。
各駆動ローラ26、26′は分岐ローラ11の下側に位置して
戻り側の搬送ベルト2に接触可能に配置されている。そ
して、駆動ローラ26、26′は各ローラをそれぞれ回転可
能に支承して相互に独立した駆動ローラ用の支持ブラケ
ット27、27′により保持されており、この支持ブラケッ
ト27、27′は夫々上下動する別の流体圧力作動装置28、
28′により上下動作可能になされている。したがって、
仕分け時においては分岐ローラ11を流体圧力作動装置14
によって搬送面より上方に突出させると共に、いずれか
の流体作動圧力装置28、28′によっていずれかの支持ブ
ラケット27、27′を下方に移動する。これによって分岐
ローラ11を所要回転方向に駆動すべく駆動ローラ26,2
6′および丸ベルト25,25′を介して駆動力が得られる。
分岐ローラ11の回転方向を分けるためには分岐ローラ11
に掛けられる丸ベルト25,25′のねじり方向を異ならせ
ることによって分けることができる。例えば、第3図に
おいて右の丸ベルト25は右方にねじられ、左の丸ベルト
25′は左方にねじられているので、第3図において分岐
ローラ11は右の丸ベルト25によるときは手前側に回転さ
れ、左の丸ベルト25′によるときは反対側に回転される
ようになる。従って、仕分指令によって左右いずれかの
流体圧力作動装置28,28′を作動して所要の駆動ローラ2
6,26′を、スナブ8により支持されている搬送ベルト2
のリターン側に接触係合させることにより丸ベルト25,2
5′を介して分岐ローラ11が所要方向に回転される。第
3図では右の駆動ローラ26が下方に押し下げられて搬送
ベルト2と接触され、丸ベルト25を介して分岐ローラ11
が手前側に回転され、従って搬送物が搬送コンベヤ1の
搬送方向に対して左側に仕分けられる。この様に、分岐
ローラ11を所要回転方向に選択的に切換え可能に駆動す
るための駆動連結装置15は分岐ローラ11の両端近くの周
溝24,24′に異ったねじり方向をもって掛けられる一対
の丸ベルト25,25′と、丸ベルト25,25′が掛けられる駆
動ローラ26,26′と、駆動ローラ26,26′を夫々上下動す
る流体圧力作動装置28,28′とから成っている。また、
駆動ローラ26,26′を支承する支持ブラケット27,27′は
第3図及び第4図に示すごとく、ガイドローラの軸受け
部分の両側縁に接触する複数のガイドローラ31、31′に
より上下動できるように案内される。なお、このガイド
ローラ31、31′はフレーム4に回転自在に適宜取り付け
らている。更に、各駆動ローラ26,26′には丸ベルト25,
25′の横方向の動きを制限するようカラー32,32′が適
宜設けられる。
戻り側の搬送ベルト2に接触可能に配置されている。そ
して、駆動ローラ26、26′は各ローラをそれぞれ回転可
能に支承して相互に独立した駆動ローラ用の支持ブラケ
ット27、27′により保持されており、この支持ブラケッ
ト27、27′は夫々上下動する別の流体圧力作動装置28、
28′により上下動作可能になされている。したがって、
仕分け時においては分岐ローラ11を流体圧力作動装置14
によって搬送面より上方に突出させると共に、いずれか
の流体作動圧力装置28、28′によっていずれかの支持ブ
ラケット27、27′を下方に移動する。これによって分岐
ローラ11を所要回転方向に駆動すべく駆動ローラ26,2
6′および丸ベルト25,25′を介して駆動力が得られる。
分岐ローラ11の回転方向を分けるためには分岐ローラ11
に掛けられる丸ベルト25,25′のねじり方向を異ならせ
ることによって分けることができる。例えば、第3図に
おいて右の丸ベルト25は右方にねじられ、左の丸ベルト
25′は左方にねじられているので、第3図において分岐
ローラ11は右の丸ベルト25によるときは手前側に回転さ
れ、左の丸ベルト25′によるときは反対側に回転される
ようになる。従って、仕分指令によって左右いずれかの
流体圧力作動装置28,28′を作動して所要の駆動ローラ2
6,26′を、スナブ8により支持されている搬送ベルト2
のリターン側に接触係合させることにより丸ベルト25,2
5′を介して分岐ローラ11が所要方向に回転される。第
3図では右の駆動ローラ26が下方に押し下げられて搬送
ベルト2と接触され、丸ベルト25を介して分岐ローラ11
が手前側に回転され、従って搬送物が搬送コンベヤ1の
搬送方向に対して左側に仕分けられる。この様に、分岐
ローラ11を所要回転方向に選択的に切換え可能に駆動す
るための駆動連結装置15は分岐ローラ11の両端近くの周
溝24,24′に異ったねじり方向をもって掛けられる一対
の丸ベルト25,25′と、丸ベルト25,25′が掛けられる駆
動ローラ26,26′と、駆動ローラ26,26′を夫々上下動す
る流体圧力作動装置28,28′とから成っている。また、
駆動ローラ26,26′を支承する支持ブラケット27,27′は
第3図及び第4図に示すごとく、ガイドローラの軸受け
部分の両側縁に接触する複数のガイドローラ31、31′に
より上下動できるように案内される。なお、このガイド
ローラ31、31′はフレーム4に回転自在に適宜取り付け
らている。更に、各駆動ローラ26,26′には丸ベルト25,
25′の横方向の動きを制限するようカラー32,32′が適
宜設けられる。
考案の作用、効果 この様に構成されたこの考案の両側仕分装置において
は、搬送コンベヤ1が駆動装置3によって駆動され、両
側仕分装置10の分岐ローラ11が搬送コンベヤ1の搬送ベ
ルト2の搬送面より下方に常時は位置されており、搬送
物は搬送コンベヤ1によって真直ぐ搬送される。
は、搬送コンベヤ1が駆動装置3によって駆動され、両
側仕分装置10の分岐ローラ11が搬送コンベヤ1の搬送ベ
ルト2の搬送面より下方に常時は位置されており、搬送
物は搬送コンベヤ1によって真直ぐ搬送される。
この様に搬送コンベヤ1上を搬送されてくる搬送物が所
要の行先に応じて、例えば適宜な行先読取装置(図示し
ない)によって行先が読取られて所定の仕分シュート5
に対する仕分指令が発信され、該当する両側仕分装置の
駆動連結装置15の流体圧力作動装置28、28′のいずれか
に圧力流体が作用することによって所望の側の支持ブラ
ケットが降下する。この動作によって降下した駆動ロー
ラは戻り側の搬送ベルト2に接触して回転駆動される。
この結果、所望の側の丸ベルトはその弾性力によって駆
動ローラと分岐ローラ11との間で適宜緊張した状態とな
り、搬送ベルト2の駆動力から分岐ローラ11の所定方向
の回転力を得ることができる。これと同時に、分岐ロー
ラ昇降用の流体圧力作動装置14に圧力流体が作用されて
支持ブラケット12と一緒に分岐ローラ11が第4図に鎖線
で示される位置にまで、搬送コンベヤ1の搬送面よりも
上方に突出される。従って、搬送コンベヤ1上を搬送さ
れてきた搬送物は該当する分岐部分において両側仕分装
置の分岐ローラ11によって仕分けるべき所定の仕分シュ
ート5または仕分コンベヤに向って運ばれて仕分けられ
る。
要の行先に応じて、例えば適宜な行先読取装置(図示し
ない)によって行先が読取られて所定の仕分シュート5
に対する仕分指令が発信され、該当する両側仕分装置の
駆動連結装置15の流体圧力作動装置28、28′のいずれか
に圧力流体が作用することによって所望の側の支持ブラ
ケットが降下する。この動作によって降下した駆動ロー
ラは戻り側の搬送ベルト2に接触して回転駆動される。
この結果、所望の側の丸ベルトはその弾性力によって駆
動ローラと分岐ローラ11との間で適宜緊張した状態とな
り、搬送ベルト2の駆動力から分岐ローラ11の所定方向
の回転力を得ることができる。これと同時に、分岐ロー
ラ昇降用の流体圧力作動装置14に圧力流体が作用されて
支持ブラケット12と一緒に分岐ローラ11が第4図に鎖線
で示される位置にまで、搬送コンベヤ1の搬送面よりも
上方に突出される。従って、搬送コンベヤ1上を搬送さ
れてきた搬送物は該当する分岐部分において両側仕分装
置の分岐ローラ11によって仕分けるべき所定の仕分シュ
ート5または仕分コンベヤに向って運ばれて仕分けられ
る。
所定の仕分が終了すれば、直ちに適宜な解除指令によっ
て駆動連結装置15の流体圧力作動装置28,28′並びに分
岐ローラ昇降用流体圧力作動装置14への圧力流体の供給
が解除されて流体圧力作動装置28,28′,14が解放作動さ
れて駆動ローラ26,26′の駆動連結が遮断されると共に
分岐ローラ11が搬送コンベヤ1より下方の正常位置に下
げられる。
て駆動連結装置15の流体圧力作動装置28,28′並びに分
岐ローラ昇降用流体圧力作動装置14への圧力流体の供給
が解除されて流体圧力作動装置28,28′,14が解放作動さ
れて駆動ローラ26,26′の駆動連結が遮断されると共に
分岐ローラ11が搬送コンベヤ1より下方の正常位置に下
げられる。
この様にこの考案の両側仕分装置は搬送コンベヤに対し
て所要の数適宜設け、仕分シュートまたは仕分コンベヤ
を搬送コンベヤの両側に狭いスペースにて多数設けるこ
とができ、搬送コンベヤ両側への良好な仕分選別を好適
に行うことができ、搬送されてくる搬送物の行先に応じ
て仕分指令により所定の両側仕分装置の流体圧力作動装
置を作動して仕分用の分岐ローラを所定の回転方向に選
択駆動すると共に分岐ローラを搬送面より上方に突出さ
せることにより搬送物を所定の仕分シュートに対して好
適に自動的に仕分けることができ、左右いずれの側への
仕分が可能で、且つ簡単な構成に安価に製作でき、設置
スペースも少なくてすみ、費用もかゝらない等の効果を
奏するものである。
て所要の数適宜設け、仕分シュートまたは仕分コンベヤ
を搬送コンベヤの両側に狭いスペースにて多数設けるこ
とができ、搬送コンベヤ両側への良好な仕分選別を好適
に行うことができ、搬送されてくる搬送物の行先に応じ
て仕分指令により所定の両側仕分装置の流体圧力作動装
置を作動して仕分用の分岐ローラを所定の回転方向に選
択駆動すると共に分岐ローラを搬送面より上方に突出さ
せることにより搬送物を所定の仕分シュートに対して好
適に自動的に仕分けることができ、左右いずれの側への
仕分が可能で、且つ簡単な構成に安価に製作でき、設置
スペースも少なくてすみ、費用もかゝらない等の効果を
奏するものである。
第1図はこの考案の両側仕分装置が設けられた搬送コン
ベヤと仕分シュートを示す平面概要図、第2図はこの考
案の両側仕分装置の平面図で、第3図は側断面図で、第
4図は端断面図である。図中、1:搬送コンベヤ、2:搬送
ベルト、10:両側仕分装置、11:分岐ローラ、14,28,2
8′:流体圧力作動装置、15:駆動連結装置、16:クロス
部材、21:ガイドローラ、22:ガイドレール、24,24′:
周溝、25,25′:丸ベルト、26,26′:駆動ローラ、27,2
7′:支持ブラケット、31,31′:ガイドローラ、32,3
2′:カラー。
ベヤと仕分シュートを示す平面概要図、第2図はこの考
案の両側仕分装置の平面図で、第3図は側断面図で、第
4図は端断面図である。図中、1:搬送コンベヤ、2:搬送
ベルト、10:両側仕分装置、11:分岐ローラ、14,28,2
8′:流体圧力作動装置、15:駆動連結装置、16:クロス
部材、21:ガイドローラ、22:ガイドレール、24,24′:
周溝、25,25′:丸ベルト、26,26′:駆動ローラ、27,2
7′:支持ブラケット、31,31′:ガイドローラ、32,3
2′:カラー。
Claims (1)
- 【請求項1】平行に間隔を置いて設けられた複数個の細
い搬送ベルト(2)を備えた搬送コンベヤの分岐部分に
おいて、搬送方向と直角な方向に仕分けるべく搬送ベル
ト(2)と交互に間隔を置いて設けられた複数個の分岐
ローラ(11)、分岐ローラ(11)を昇降および回転可能
に支承する支持ブラケット(12)、分岐ローラ(11)を
昇降すべく支持ブラケット(12)を上下動する流体圧力
作動装置(14)、分岐ローラ(11)を所要回転方向に選
択的に切換え可能に駆動するために異なったねじり方向
を以って分岐ローラ(11)に掛けられた弾性を有する丸
ベルト(25,25′)および該丸ベルトにより連結されて
分岐ローラ(11)の下側に位置する駆動ローラ(26,2
6′)を有する駆動連結装置(15)、駆動連結装置(1
5)の駆動ローラ(26,26′)をそれぞれ回転可能に支承
した駆動ローラ用の支持ブラケット(27,27′)を夫々
上下動する別の流体圧力作動装置(28,28′)から成
り、仕分け時に分岐ローラ(11)を流体圧力作動装置
(14)によって搬送面より上方に突出させると共に、い
ずれかの流体作動圧力装置(28,28′)によって駆動連
結装置(15)の丸ベルト(25,25′)および駆動ローラ
(26,26′)の所要の組を分岐ローラ(11)と連結する
ように構成したことを特徴とする両側仕分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188557U JPH079850Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 両側仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188557U JPH079850Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 両側仕分装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393326U JPS6393326U (ja) | 1988-06-16 |
JPH079850Y2 true JPH079850Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31140030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986188557U Expired - Lifetime JPH079850Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 両側仕分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079850Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014214010A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | トーヨーカネツソリューションズ株式会社 | 直角仕分け装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022122792A2 (de) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | Interroll Holding Ag | Ausschleusvorrichtung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058757A (ja) * | 1973-09-26 | 1975-05-21 |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP1986188557U patent/JPH079850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014214010A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | トーヨーカネツソリューションズ株式会社 | 直角仕分け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6393326U (ja) | 1988-06-16 |
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