JP5841324B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、陸屋根やベランダなどの外床部を備えた建物に関する。
従来より、軸組構法の建物の、陸屋根、平坦な板状の庇、ベランダ等の外床部においては、外周部にスラブを支持する横架材(梁)を配置し、この横架材の側面を覆う外装パネルを外部床面よりも高く立ち上げ、すなわちパラペットを形成し、外床部の床面あるいは外床部とパラペットとで形成される入隅部の所定位置に雨水排水用のドレインを設けるのが一般的であった。このようにパラペットを形成しドレインを設けることによって、外床部に振り落ちた雨水は、ドレインから集中的に建物外部に流れ出るので、外床部の外周部に雨垂れが生じないようにすることができる(特許文献1、2参照)。
特開平08−260563号公報 特開平08−338109号公報
ところで、建築基準法等の法令には、道路斜線制限、北側斜線制限といった建物の各部の高さを制限する規定があり、上記のようなパラパットを備えた建物はこの制限の影響を受けやすい。特に、工業化住宅のように、使用する部材や収まりが規格化(標準化)された建物を狭隘な敷地に建築する場合は対応が難しく、所望の面積の建物が建築できなくなることもある。
本発明はこのような従来技術の課題を解決し、外床部に振り落ちた雨水を堰き止めて雨垂れを抑制すると共に、上記の斜線制限等をクリアし易い建物を提供することを目的とする。
本発明は、H形鋼からなる横架材と、横架材の側面を覆う外装部と、横架材に支持された外床部とを備えた建物であって、外床部の上面に降り落ちた雨水を堰き止める立上り部を備え、外装部の上端部のレベルが外床部の上面のレベルと同じ高さ、または外床部の上面のレベルよりも低く、立上り部は、外装部の外表面を含む仮想面よりも外床部側に後退した位置で、且つ、側面を外装部で覆われた横架材であるH形鋼のウェブよりも外装部側に設けられており、立上り部の上端部のレベルは、外床部の上面のレベルよりも高く、外装部の上端部のレベルは、立上り部の上端部のレベルよりも低いことを特徴とする。
本発明では、外床部の上面に振り落ちた雨水を堰き止める立上り部を備えているので、外床部に振り落ちた雨水を堰き止めて雨垂れが生じないようにすることができる。また、立上り部が外装部の外表面を含む仮想面よりも外床部側に後退しているため、道路斜線制限や北側斜線制限などの斜線制限からは外れ易くなる。さらに、立上り部の代わりに外装部の上端部が斜線制限を受けたとしても、この上端部のレベルが外床部の上面のレベルと同じ高さ、または外床部の上面のレベルよりも低いため、外装部の上端部が外床部の上面のレベルよりも高い場合に比べて斜線制限をクリアし易くなる。
さらに、外床部は床パネルによって形成され、床パネルは、横架材の内側において、横架材の上端面よりも下方に落とし込まれた位置に配置されていると好適である。床パネルが横架材の上端面に載置されいる態様に比べ、上記構成によれば、床パネルによって形成される外床部の上面を低くできる。その結果、外床部の上面に振り落ちた雨水を堰き止める立上り部の嵩を低くでき、斜線制限をクリアし易くなる。
さらに、立上り部から外装部までを覆う水切り部を備え、水切り部は、立上り部の上端部から外装部の上端部までを結ぶ仮想の傾斜面に沿って配置された傾斜片と、傾斜片の下端から張り出す薄板状であると共に、水勾配を付ける程度に略水平の下部片とを有していると好適である。立上り部から外装部までを覆う水切り部を設けることで雨水の進入を防ぐことができる。さらに、立上り部の上端部から外装部の上端部までを結ぶ仮想の傾斜面に沿って水切り部が配置されているので、制限を受ける斜線に倣って水切り部を配置し易くなり、斜線制限をクリアし易くなる。
本発明によれば、外床部に振り落ちた雨水を堰き止めて雨垂れを抑制すると共に、道路斜線制限や北側斜線制限などの斜線制限をクリアし易くなる。
本発明の実施形態に係る建物の庇部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る建物1は工業化住宅であり、使用する部材や収まりが規格化(標準化)されている。庇部3は、内部空間と外部空間とを区画する外壁(図示省略)よりも外側に張り出すように形成され、上方、及び下方の両方が外部空間になっている。庇部3は、略水平に配置されたスラブ(外床部)5と、スラブ5の上面5aに振り落ちた雨水を堰き止め、外装パネル7の外表面7aを伝って流れ落ちる雨垂れを防ぐ立上り部9とを備えている。
ところで、建築基準法等の法令には、道路斜線制限、北側斜線制限といった建物の各部の高さを制限する規定があり、一般に、外床部上の雨水を堰き止めるパラパットを備えた建物では、この制限の影響を受けやすい。特に、使用する部材や収まりが規格化(標準化)されている工業化住宅の場合には、狭隘な敷地に建築する場合は対応が難しく、所望の面積の建物が建築できなくなることもある。本実施形態に係る建物1の場合、工業化住宅であって雨水を堰き止める立上り部9を備えつつも、上記の斜線制限をクリアし易くなるという特徴を備えている。以下、詳しく説明する。
スラブ5は、軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやPCパネルなどのコンクリート系の複数の床パネル11が敷き並べられて形成されており、複数の床パネル11は鼻先梁13によって支持されている。鼻先梁13は、軸組みから外側に突き出すように設けられた片持ち梁(図示省略)の先端で支持されており、上部フランジ13a、下部フランジ13b、及び上下のフランジ13a,13bを結合するウェブ13cを備えたH型鋼からなる。本実施形態では、鼻先梁13が横架材に相当する。
床パネル11は、鼻先梁13の内側において、鼻先梁13の上端面13dよりも下方に落とし込まれた位置に配置されている。具体的には、鼻先梁13のウェブ13cの床パネル11側には、床パネル11を支持するための支持金物15が結合されており、支持金物15には、上部にL字状の切欠部15aが設けられている。切欠部15aには断面L字状のパネル支持定規金物17が当接され、床パネル11はパネル支持定規金物17に支持されている。その結果として、床パネル11は、鼻先梁13の上端面13dよりも下方に落とし込まれた位置に配置されている態様を具現化している。
鼻先梁13の上部フランジ13aには、断面略コの字状の長尺部材(以下「立上り部材」という)18がボルト結合されて立上り部9が形成されている。立上り部材18は、上部フランジ13aに当接するベース片18aと、防水シートからなる防水層21の端部を収めるために立ち上がる立設片18bと、立設片18bの上端から屈曲して防水層21の端部を保持する天端片18cとを有する。
床パネル11の上方には、防水層21が設けられている。防水層21としては、例えば、軟質の塩化ビニール等の合成樹脂からなる防水シート、またはFRPなどを用いることができ、本実施形態では防水シートを用いている。床パネル11と防水層21との間には、適宜水勾配を形成するための下地モルタルを打設したり、勾配断熱材を敷設したりしてもよい。本実施形態では、立上り部材18の立設片18bと床パネル11との間にモルタル23が打設され、さらに、床パネル11と防水層21との間には断熱層25が介在する。本実施形態では、床パネル11、断熱層25、及び防水層21によってスラブ5が形成される。
立上り部9は、スラブ5の上面5aに振り落ちた雨水を堰き止める機能を有し、スラブ5の外周となる縁に沿って連続的に形成されている。また、立上り部9の上端部9aのレベルはスラブ5の上面5aよりも僅かに高い位置となるように設けられている。なお、本実施形態の説明において使用する「レベル」とは、鉛直方向の高さの程度を示す。
立上り部材18のベース片18aには、略鉛直に折り曲げられて形成されたリップ片18dが設けられており、リップ片18dには、外装パネル7を支持するための上部定規金物27が固定されている。上部定規金物27は断面略L字状であり、外装パネル7の上端に対向するように延在する上部片27aと、略鉛直に延在して外装パネル7の側面に当接する当接片27bとを有する。また、鼻先梁13の下部フランジ13bには、外装パネル7を支える下部定規金物29がボルト結合されている。下部定規金物29には、軒天パネルを係止して軒天井31を形成する軒天係止部材29aが結合されている。
外装パネル(外装部)7は軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやPCパネル等からなり、鼻先梁13の側面13eを覆うように配置されている。庇部3に用いられる外装パネル7としては、一般に外壁を構成する外装パネルと同一の規格、デザイン等を有し、高さ寸法のみを短く切り詰めたものが用いられることが多い。本実施形態に係る外装パネル7も、この種の構成からなるが、庇部3の外装パネル7としては、このような構成に限定されるものではなく、外壁を構成する外装パネルとは異なる規格やデザインを有するものであってもよい。
また、庇部3の外装パネル7の場合、鼻先梁13の側面13eを覆うのに必要最低限の高さ寸法を有するように構成するのが好ましく、少なくとも上端部7bの高さのレベルが鼻先梁13の上端部13dのレベルにほぼ一致するように構成される。鼻先梁13の下端部13fのレベルについては、外装パネル7の取り付けや軒天井31の納まりに支障がない範囲内で極力高く設定されるのが好ましい。
外装パネル7の上部は、ドリルスクリュー(「ドリルねじ」ともいう)33によって当接片に結合されている。また、外装パネル7の下部は、下部定規金物29に当接し、貫通ボルト35によって下部定規金物29に連結されている。また、外装パネル7の下端には、下笠木37が装着されている。本実施形態では、外装パネル7の上端部7bのレベルは、スラブ5の上面5aのレベルよりも低くなっているが、外装パネル7の上端部7bのレベルが、スラブ5の上面5aのレベルと同じ高さになっていてもよい。
立上り部9は、外装パネル7の外表面7aを含む仮想の平面(仮想面)F1よりもスラブ5側に後退した位置に設けられている。また、立上り部9と外装パネル7の上端部7bとの連絡部位には、雨水の進入を防ぐための防水鋼板39が配置されている。防水鋼板39は断面略L字状であり、上端部は、立上り部材18の天端片18cにねじ止めされており、下端部は、上部定規金物27にねじ止めされている。
防水鋼板39の上方には、立上り部9から外装パネル7までを覆う水切り金物(水切り部)41が配置されている。水切り金物41は、防水鋼板39に堆積した塵埃が降り落ちた雨水とともに外装パネル7の外表面7aを伝い落ちることによって発生する雨垂れ汚れを防止するものである。
水切り金物41は、立上り部9の外周に沿って連続的に設けられている。また、水切り金物41は、立上り部材18の天端片18cに僅かに被るように設けられた上部片41aと、水切り効果が発揮されるように外装パネル7の外表面7aから張り出すように設けられた下部片41bと、上部片41aから下部片41bまでを連絡し、立上り部9の外縁側の上端部9aから外装パネル7の外表面7a側の上端部7bまでを結ぶ仮想の傾斜面F2に沿って配置された傾斜片41cと、を備えている。下部片41bは間接的に上部定規金物27に結合されており、上部片41aは間接的に立上り部材18に結合されている。
水切り金物41の材質は軽量で耐食性が高く、加工もし易いアルミニウム合金が好ましく、地上から見上げた際の見えがかりとなる下部片41bは薄板状で略水平(水勾配をつける程度)に構成されるのが好ましい。また、本実施形態では、立上り部材18の天端片18cの外側端縁に小さな水返し43が設けられており、水切り金物41は、水返し43のみを覆うように設置されている。水返し43は、立上り部9の上端部9a上に堆積した塵埃が水切り金物41の下に流れ込まないために設けられている。さらに、水返し43は、立上り部9の上端部9aで受けた雨水が水切り金物41の下に流れ込み、防水鋼板39に堆積した塵埃が雨水とともに外装パネル7の外表面7aを伝い落ちることで生ずる雨垂れ汚れを防止するために設けられている。なお、本実施形態では、水切り金物41が立上り部9の一部分のみに重なるように設置されているので、立上り部9に別途、手摺などを設け易くなって設計上のバリエーションを広げ易い。
以上、本実施形態に係る建物1では、立上り部9を備えているので、スラブ5の上面5aに振り落ちた雨水を堰き止めて雨垂れが生じないようにできる。また、立上り部9が外装パネル7の外表面7aを含む仮想面F1よりもスラブ5側に後退しているため、道路斜線制限や北側斜線制限などの斜線制限からは外れ易くなる。さらに、立上り部9の代わりに外装パネル(外装部)7の上端部7bが斜線制限を受けたとしても、この上端部7bのレベルがスラブ5の上面5aのレベルと同じ高さ、またはスラブ5の上面5aのレベルよりも低いため、外装パネル7の上端部7bがスラブ5の上面5aのレベルよりも高い場合に比べて斜線制限をクリアし易くなる。
また、本実施形態に係る建物1では、立上り部9が外装パネル7の外表面7aに沿って立設されているのではなく、外表面7aを含む仮想面F1よりもスラブ5側に後退して設けられている。そのため、庇部3などの張り出し部の見付面の厚さは薄くなり、デザイン的にも建物1に軽快でシャープな印象を与えることができる。なお、庇部などの張り出し部の見付面を薄いものとする工夫として、例えば、張り出し部を支持する梁の成を小さくすることが考えられるが、張り出し部の出寸法を大きくしたい場合には作用する荷重に応じた梁成が必要となるために対応が難しい。特に、建物が工業化住宅の場合、使用する部材の寸法や納まりが規格化(標準化)され、その規格に基づいて構築されるので、張り出し部のみ梁成を変更したり、所望の見付面の厚さに応じて成の異なる梁を使い分けたりすることは現実的ではない。これに対して、本実施形態に係る建物1によれば、デザイン上の要望に応じて、梁成を変更することなく庇部13などの張り出し部の見付面の厚さを抑えることができる。
また、本実施形態では、床パネル11が、単純に鼻先梁13の上端部13dに架設されるのではなく、鼻先梁13の内側に落とし込まれた状態で架設されているので、スラブ5の上面5aの高さを抑えることができる。その結果、スラブ5の上面5aに振り落ちた雨水を堰き止める立上り部9の嵩を低くでき、斜線制限をクリアし易くなる。また、短尺の外装パネル7の上端部7bの高さのレベルを抑えることにもつながるため、見付面の厚さを抑える上でも有効である。
さらに、本実施形態では、立上り部9から外装パネル7までを覆う水切り金物41を設けているので雨水の進入を防ぐことができ、特に、水切り金物41は、立上り部9の上端部9aから外装パネル7の上端部7bまでを結ぶ仮想の傾斜面F2に沿ってが配置されているので、制限を受ける斜線に倣って水切り金物41を配置し易くなり、斜線制限をクリアし易くなる。
以上、本発明について実施形態を例に説明したが、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、上記の実施形態では、横架材として軸組みの外側にせり出すように設けられた鼻先梁13を例に説明したが、横架材は、軸組みの内部に形成された態様、例えば、柱等で支持された外周梁であってもよい。また、上記の実施形態では、横架材としてH型鋼を例示したが、横架材は溝形鋼などのその他の鉄鋼系部材であったり、または木質系の部材であったりしてもよい。
また、上記の実施形態では庇部3のスラブ5が外床部に相当するが、外床部は庇部3のスラブ5に限定されず、ベランダ、外廊下、あるいは陸屋根等に設けられたスラブなどであってもよい。また、上記の実施形態では、外床部を形成する床パネルとしてコンクリート系の床パネル11を例に説明するが、床パネルは、構造用合板などの木質系床パネル、デッキプレート(折板)などの鋼材系の床パネルであってもよい。また、上記の実施形態では、外装部として庇部3に配置される外装パネル7を例示したが、外装部は上記の実施形態に限定されず、外壁を構成する外装パネルなどであってもよい。
また、上記の実施形態では、水切り部として、立上り部9の上端部9aの一部分に重なるように設置された水切り金物41を例に説明したが、水切り部は、例えば、立上り部の上端部が略水平である場合に水返し43を設けることなく水切り部で立上り部の上端部全体を覆うように構成したり(第1変形例)、また、立上り部の上端部が外床部側に下降傾斜している態様であれば、傾斜勾配を有する立上り部の上端部の頂部を覆うように水切り部を設けたり(第2変形例)してもよい。特に、第2変形例では、第1変形例に比べて水切り部をコンパクトにできて有利である。
1…建物、5…スラブ(外床部)、5a…上面、7…外装パネル(外装部)、7a…外表面、7b…上端部、9…立上り部、9a…上端部、11…床パネル、13…鼻先梁(横架材)、13d…上端面、41…水切り金物(水切り部)、F1…仮想面、F2…傾斜面。

Claims (3)

  1. H形鋼からなる横架材と、前記横架材の側面を覆う外装部と、前記横架材に支持された外床部とを備えた建物であって、
    前記外床部の上面に降り落ちた雨水を堰き止める立上り部を備え、
    前記外装部の上端部のレベルが前記外床部の上面のレベルと同じ高さ、または前記外床部の上面のレベルよりも低く、
    前記立上り部は、前記外装部の外表面を含む仮想面よりも前記外床部側に後退した位置で、且つ、側面を前記外装部で覆われた前記横架材であるH形鋼のウェブよりも前記外装部側に設けられており、
    前記立上り部の上端部のレベルは、前記外床部の上面のレベルよりも高く、
    前記外装部の上端部のレベルは、前記立上り部の上端部のレベルよりも低いことを特徴とする建物。
  2. 前記外床部は床パネルによって形成され、
    前記床パネルは、前記横架材の内側において、前記横架材の上端面よりも下方に落とし込まれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の建物。
  3. 前記立上り部から前記外装部までを覆う水切り部を更に備え、
    前記水切り部は、前記立上り部の上端部から前記外装部の上端部までを結ぶ仮想の傾斜面に沿って配置された傾斜片と、前記傾斜片の下端から張り出す薄板状であると共に、水勾配を付ける程度に略水平の下部片とを有していることを特徴とする請求項1または2記載の建物。
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