JP5829932B2 - ハードコートフィルム及びその製造に用いる樹脂組成物 - Google Patents

ハードコートフィルム及びその製造に用いる樹脂組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ハードコートフィルム及びその製造に用いる樹脂組成物に関する。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等にはさまざまな機能性フィルムが使用されている。なかでも、近年スマートフォンに代表されるようなタッチパネル形式のデバイスが普及してきており、より硬く、傷がつきにくいフィルムが要望されている。
フィルムに硬度をもたせる方法としては紫外線硬化型樹脂をハードコートするものが一般的である。しかし、紫外線硬化型樹脂の硬化収縮によりフィルムが反ってしまう問題があり、ディスプレイ表面への貼り合わせ工程での生産性が低下してしまう他、貼り合わせ後の耐久性にも問題があった。
上記問題を解決するために特許文献1では、プラスチックフィルムの少なくとも一方の面に2層以上のハードコート層を設ける方法を開示する。しかしながら、当該方法は、2層以上のハードコート層を設けるための塗工工程が煩雑になり、生産コストが高くなるという問題がある。
また、特許文献2は、エポキシ基含有(メタ)アクリル系共重合体に不飽和モノカルボン酸を付加反応させた反応性ポリマーをハードコート層に用いることを開示するが、ハードコート層の硬度及び反りの抑制のバランスは充分とは言いがたかった。
また、ハード−コート層の基板として用いられるフィルム、特にポリエステルフィルムは樹脂組成物(ハードコート剤)との密着性を上げるために表面に易接着層を設けているのが通常である。しかしながら、易接着層を有するポリエステルフィルムは、熱処理時等において、オリゴマーが析出し、ヘイズが上昇する等の問題がある(特許文献3)
特開2005−53152号公報 特開2008−69303号公報 特開平11−300918号公報
本発明の目的は、高硬度で反りが抑制されたハードコートフィルムに関する。
本発明の他の目的は、高硬度で反りが抑制されたハードコートフィルムの硬化層を形成できる樹脂組成物に関する。
本発明によれば、以下のハードコートフィルム等が提供される。
1.下記式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂及び重合開始剤を含む樹脂組成物。
(式中、R、R及びRは、それぞれ水素原子又はメチル基である。
は環状脂肪族基である
Yは2価又は3価の有機基である
Zは1又は2の整数である。)
2.前記式(I−1)のRが、置換若しくは無置換のアダマンチル基又は置換若しくは無置換のジシクロペンタニル基である1に記載の樹脂組成物。
3.前記式(I−2)のYが、下記式(II)で表される基又は下記式(III)で表される基である1又は2に記載の樹脂組成物。
4.1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物から得られる硬化層を有するハードコートフィルム。
5.1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物から得られる硬化層がポリエステルフィルムに接着したハードコートフィルム。
6.脂環骨格を含有する樹脂からなる硬化層がポリエステルフィルムに接着したハードコートフィルムであって、
全光線透過率が85%以上であるハードコートフィルム。
7.前記脂環骨格がアダマンチル基又はジシクロペンタニル骨格である6に記載のハードコートフィルム。
8.加熱した時の反りの高さが15mm以下である6又は7に記載のハードコートフィルム。
本発明によれば、高硬度で反りが抑制されたハードコートフィルムが提供できる。
本発明によれば高硬度で反りが抑制されたハードコートフィルムの硬化層を形成できる樹脂組成物が提供できる。
[樹脂組成物]
本発明の樹脂組成物は、下記式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂及び重合開始剤を含む。以下、各成分について説明する。
尚、本発明において、(メタ)アクリル樹脂は、アクリル樹脂とメタクリル樹脂の両方を含む。
(式中、R、R及びRは、それぞれ水素原子又はメチル基である。
は環状脂肪族基である
Yは2価又は3価の有機基である
Zは1又は2の整数である。)
[式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂]
式(I−2)のYの2価又は3価の有機基としては、例えば直鎖アルキレン基、直鎖オキシアルキレン基、分岐アルキレン基、分岐オキシアルキレン基等が挙げられ、好ましくは下記式(II)で表わされる基、又は下記式(III)で表わされる基である。
式(I−1)のRの環状脂肪族基としては、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、イソボルニル基、ジシクロペンタニル基、ジシクロペンテニル基等が挙げられ、好ましくはアダマンチル基又はジシクロペンタニル基である。
上記環状脂肪族基は、さらに置換基を有してもよく、当該置換基としては、メチル基、エチル基、ブチル基、t−ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、水酸基、カルボキシル基、ハロゲン等が挙げられる。
本発明の(メタ)アクリル樹脂において、脂環ユニット(式(I−1)で表わされる繰り返し単位)と(メタ)アクリロイルユニット(式(I−2)で表わされる繰り返し単位)の構成単位比率(モル比)は、脂環ユニットが1%〜99%、好ましくは10%〜90%である。脂環ユニットが10%未満であると得られるハードコートフィルムの反りが大きくなる可能性があり、90%を超えても得られるハードコートフィルムの物性に大きな違いはない。
尚、式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含むポリマーの重合形態は特に限定されないが、例えばランダム共重合体である。
本発明の(メタ)アクリル樹脂は、脂環ユニット及び(メタ)アクリロイルユニットを含めばよく、本発明の効果を損なわない範囲で、脂環ユニット及び(メタ)アクリロイルユニット以外の他のユニットを含んでもよい。
式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂は、以下の方法により製造できる。
まず、環状脂肪族基を有する(メタ)アクリレートと、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートを公知のラジカル重合法により、溶媒中もしくは無溶媒で重合開始剤等を用いて重合する。
上記環状脂肪族基を有する(メタ)アクリレートとしては、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、1−アダマンチル(メタ)アクリレート、ジジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
ラジカル重合に使用するラジカル重合開始剤としては、えば2,2'−アゾビスイソブチロニトリル、2,2'−アゾビス−メチルブチロニトリル等のアゾ系開始剤;過酸化ベンゾイル、メチルエチルケトンパーオキサイド、メチルイソブチルケトンパーオキサイド等の過酸化物開始剤が挙げられる。また、必要に応じてドデシルメルカプタン、ラウリルメルカプタン、チオグリコール酸エステル、メルカプトエタノール等の連鎖移動剤を用いてもよい。
溶媒中で重合を実施する場合の溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルキルアルコール類;メチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、プロピオン酸エチル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエステル類等が挙げられる。
上記環状脂肪族基を有する(メタ)アクリレート、及び2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート以外に、硬度や反りのバランスを損なわない範囲で他の(メタ)アクリル系モノマーを共重合成分として加えてもよい。
他の(メタ)アクリル系モノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、γ−ブチロラクトン(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ラジカル重合によって得られた環状脂肪族基を有する(メタ)アクリレート−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート共重合体と、イソシアナート基を有する(メタ)アクリル化合物とを無溶媒又は溶媒中、触媒存在下で反応させればよい。
上記イソシアナート基を有する(メタ)アクリル化合物としては、2−アクリロイルオキシエチルイソシアナート(昭和電工製カレンズAOI)、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアナート(昭和電工製カレンズMOI)、1,1-(ビスアクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート(昭和電工製カレンズBEI)等が挙げられる。
溶媒を使用する場合、当該溶媒としては、メチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、プロピオン酸エチル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエステル類等が挙げられる。
上記触媒としては、ビス(アセチルアセトン酸)ジ−n−ブチルすず、ジラウリン酸ジブチルすず等のすず化合物、チタンテトラアセチルアセトネート、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)等のチタン化合物、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムジブトキシビス(エチルアセトアセテート)等のジルコニウム化合物、トリエチルアミン、ピリジン等が挙げられる。
[重合開始剤]
重合開始剤は、公知の光重合開始剤が使用でき、例えば2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒロドキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド等が挙げられる。
これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
上記光重合開始剤に、N,N−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、ペンチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の第三級アミン類等の光開始助剤を加えてもよい。また、可視光領域に吸収のあるCGI―784等(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)のチタノセン化合物等も、光反応を促進するために添加してもよい。
尚、光重合開始剤は、紫外光もしくは可視光領域で光を吸収し、感光性の不飽和二重結合をラジカル重合させる化合物であれば、光重合開始剤、光開始助剤に限らず、使用できる。
組成物中の重合開始剤の含有量は、例えば0.1〜20質量%であり、好ましくは1〜10質量%である。重合開始剤の含有量が、0.1質量%未満の場合、硬化性が低下するおそれがある、一方、20質量%を越える場合、重合開始剤の結晶の析出や塗膜下部の硬化不良が起こるおそれがある。
本発明の組成物は、式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂及び重合開始剤を含めばよく、これら成分から実質的になってもよく、これら成分のみからなっていてもよい。
「実質的になる」とは、これら成分の組成物中の含有量が、例えば90質量%以上である、95質量%以上である、97質量%以上である、98質量%以上である、又は99質量%以上であることをいう。
[溶媒]
本発明の組成物は、必要に応じて、溶剤に溶解させた状態でもよい。
溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルキルアルコール類;メチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、プロピオン酸エチル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエステル類等が挙げられる。これらは、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
溶剤の含有量は、例えば5質量%〜90質量%であり、乾燥の観点から、好ましくは10質量%〜50質量%である。
[その他の成分]
本発明の組成物は、本発明の効果を損なわず、性能のバランスを損なわない範囲内で、他の(メタ)アクリル系化合物、無機微粒子、レべリング剤等をさらに含んでもよい。
他の(メタ)アクリル化合物としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、γ−ブチロラクトン(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、アダマンタンジオールジ(メタ)アクリレート、アダマンタンジメタノールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、アダマンタントリオールトリ(メタ)アクリレート、アダマンタントリメタノールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAエポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
無機微粒子としては、用途に応じて粒径が数nm〜10μmのものが使用でき、例えばガラス粉末、シリカ粉末、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛等からなる微粒子が挙げられる。また、これら微粒子の表面をアクリル修飾した無機微粒子も用いることができる。
レべリング剤としては、シリコーン系、フッ素系のレベリング剤が挙げられる。
本発明の組成物は、ハードコート層を形成するハードコート樹脂組成物(ハードコート液)として好適に用いることができる。ハードコート液は、主にポリカーボネート樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の耐薬品性の向上及び傷つき防止のための材料である。
本発明の組成物では、(メタ)アクリル樹脂の脂環骨格によって、得られるハードコート層を高硬度とし、かつハードコート層の反りが抑制することができる。また、本発明の組成物を硬化してなるハードコート層は、ポリエステルフィルムとの密着性に優れ、ハードコート層を形成する際には、コロナ処理等の表面処理無しで、ポリエステルフィルム表面に直接組成物を塗布及び硬化することで、ハードコートフィルムとすることができる。
ポリエステルフィルム上に直接ハードコート層が積層してなる有機物のみからなるハードコートフィルムは、ハンドリング性能に優れるという利点がある。
上記に加え、ポリエステルフィルムは加熱によってオリゴマーが析出し、フィルムが白濁化してしまうが、本発明の組成物を硬化してなるハードコート層をポリエステルフィルムの両面に積層することで、加熱しても白濁化しないハードコートフィルムとすることができる。
[ハードコートフィルム]
本発明のハードコートフィルムは、脂環骨格を含有する樹脂からなる硬化層がポリエステルフィルムに接着したハードコートフィルムであって、全光線透過率が85%以上である。全光線透過率は、JIS K7361に準拠して測定できる。
上記硬化層は、ポリエステルフィルムの少なくとも一方の面に有すればよく、その厚さは例えば1〜10μmである。
脂環骨格を含有する樹脂の脂環骨格としては、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、イソボルニル基、ジシクロペンタニル基、ジシクロペンテニル基等が挙げられ、好ましくはアダマンチル基又はジシクロペンタニル骨格である。
上記ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、ポリプロピレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられ、好ましくはPETフィルムである。
ポリエステルフィルムの厚さは、例えば10μm〜500μmであり、好ましくは50μm〜400μmである。
ハードコートフィルムは、好ましくは加熱した時の反り高さが15mm以下である。反り高さ(反り)は、ハードコートフィルムを10cm×10cmに切り出し、フィルムの4隅の反り高さの平均である。
上記加熱の温度は例えば100〜200℃であり、加熱時間は例えば1分〜2時間である。これらから、加熱条件を例えば150℃1時間と設定できる。
本発明のハードコートフィルムは、ポリエステルフィルム上に本発明の組成物を塗布・硬化させることにより製造できる。
塗布方法としては、例えば、スピンコート、スプレー、フロー、ディップ等が使用できる。
硬化方法は、特に制限はなく、通常、加熱硬化法又は紫外線照射による硬化法を用いることができる。
加熱硬化法としては、硬化温度が、通常、50〜200℃程度、好ましくは100〜180℃である。50℃以上とすることにより硬化不良となることがなく、200℃以下とすることにより着色等を生じることが無くなる。
硬化時間は、組成物が含む成分によって異なるが、通常、0.5〜6時間が好ましい。
紫外線照射による硬化法としては、紫外線を、光量が、通常、50〜5000mJ/cm程度、好ましくは100〜4000mJ/cmになるように照射する。紫外線照射後に後加熱を行ってもよく、70〜200℃で0.5〜12時間行うことが好ましい。
合成例1
還流冷却管、攪拌機、温度計、窒素導入管を備え付けた1000mL丸底フラスコに、1−アダマンチルメタクリレート100.0g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート59.1g、メチルイソブチルケトン371gを加え30分間窒素バブリングを行った。その後、これにアゾビスイソブチロニトリル14.9gを加え80℃に昇温して6時間反応させた。その後、ヘキサン中に再沈殿させ1−アダマンチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体を得た。
還流冷却管、攪拌機、温度計、空気導入管、滴下ロートを備え付けた1000mL丸底フラスコに上記で得られた共重合体100g、メチルイソブチルケトン577g、ジラウリン酸ジブチルすず15.8g、メトキノン44mgを入れ、10ml/minで空気を吹き込み60℃に昇温した。滴下ロートより2−アクリロイルオキシエチルイソシアナート(カレンズAOI)44.3gを滴下し、滴下終了後5時間反応させた。得られた反応液をヘキサン中に再沈殿させ下記で表されるメタクリル樹脂Aを得た。
合成例2
還流冷却管、攪拌機、温度計、窒素導入管を備え付けた1000mL丸底フラスコに、1−アダマンチルメタクリレート100.0g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート59.1g、メチルイソブチルケトン371gを加え30分間窒素バブリングを行った。その後、これにアゾビスイソブチロニトリル14.9gを加え80℃に昇温して6時間反応させた。その後、ヘキサン中に再沈殿させ1−アダマンチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体を得た。
還流冷却管、攪拌機、温度計、空気導入管、滴下ロートを備え付けた1000mL丸底フラスコに上記で得られた共重合体90g、メチルイソブチルケトン630g、ジラウリン酸ジブチルすず14.3g、メトキノン68mgを入れ、10ml/minで空気を吹き込み60℃に昇温した。滴下ロートより1,1−(ビスアクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート(カレンズBEI)67.6gを滴下し、滴下終了後10時間反応させた。得られた反応液をヘキサン中に再沈殿させ下記で表されるメタクリル樹脂Bを得た。
合成例3
還流冷却管、攪拌機、温度計、窒素導入管を備え付けた1000mL丸底フラスコに、1−アダマンチルメタクリレート120.0g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート30.4g、メチルイソブチルケトン351gを加え30分間窒素バブリングを行った。その後、これにアゾビスイソブチロニトリル12.8gを加え80℃に昇温して6時間反応させた。その後、ヘキサン中に再沈殿させ1−アダマンチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体を得た。
還流冷却管、攪拌機、温度計、空気導入管、滴下ロートを備え付けた1000mL丸底フラスコに上記で得られた共重合体100g、メチルイソブチルケトン565g、ジラウリン酸ジブチルすず8.6g、メトキノン41mgを入れ、10ml/minで空気を吹き込み60℃に昇温した。滴下ロートより1,1−(ビスアクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート(カレンズBEI)41.0gを滴下し、滴下終了後10時間反応させた。得られた反応液をヘキサン中に再沈殿させ下記で表されるメタクリル樹脂Cを得た。
合成例4
合成例3において、1−アダマンチルメタクリレート120.0gの代わりにジシクロペンタニルメタクリレート120.0gを用いた他は合成例3と同様にして、下記で表されるメタクリル樹脂Dを得た。
合成例5
還流冷却管、攪拌機、温度計、窒素導入管を備え付けた1000mL丸底フラスコに、ベンジルメタクリレート120.0g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート38.0g、メチルイソブチルケトン369gを加え30分間窒素バブリングを行った。その後、これにアゾビスイソブチロニトリル16.0gを加え80℃に昇温して6時間反応させた。その後、ヘキサン中に再沈殿させベンジルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体を得た。
還流冷却管、攪拌機、温度計、空気導入管、滴下ロートを備え付けた1000mL丸底フラスコに上記で得られた共重合体100g、メチルイソブチルケトン594g、ジラウリン酸ジブチルすず10.3g、メトキノン49mgを入れ、10ml/minで空気を吹き込み60℃に昇温した。滴下ロートより1,1−(ビスアクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート(カレンズBEI)48.6gを滴下し、滴下終了後5時間反応させた。得られた反応液をヘキサン中に再沈殿させ下記で表されるメタクリル樹脂Eを得た。
[組成物の調製及びハードコートフィルムの評価]
実施例1
合成例1で合成したメタクリル樹脂A10g、及びジペンタエリスリトールヘキサアクリレート10gに、重合開始剤である1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(製品名:イルガキュア184)0.6gをメチルイソブチルケトン(MIBK)20gに溶解させハードコート液を調製した。
厚さ100μmの表面未処理PETフィルム(東レ(株)製ルミラーT60)に、調製したハードコート液をバーコーターを用いて塗布し、90℃で2分乾燥させた。その後、高圧水銀ランプを用いて760mJ/minで照射し、塗布層を硬化させ、厚さ5μmのハードコート層を形成した。
得られたPETフィルムとハードコート層の積層体であるハードコートフィルムについて、以下の項目を評価した。結果を表2に示す。
[鉛筆硬度]
JIS K5600に従い、750g荷重の鉛筆引っかき試験機を用いて、ハードコートフィルムの鉛筆硬度を測定した。
[耐擦傷性]
スチールウール#0000に250gfの荷重をかけて、ハードコートフィルムのハードコート層上を10往復させ、表面の傷の状況を目視により観察し、以下の基準により評価した。
○:傷なし
△:傷10本未満
×:傷10本以上
[反り]
ハードコートフィルムを10cm×10cmに切り出し、フィルム4隅の反りの高さを測定し、その平均値を反りとした。尚、ハードコート層形成後の反りを反り1とし、ハードコートフィルムを150℃で1時間加熱した後の反りを反り2とした。
[密着性]
JIS K5600に従い、ハードコート層に碁盤目の切り込み(1mm×1mm、100枡)をいれ、セロハンテープによる剥離試験を実施し、剥離試験後のハードコート層の残存数を密着性と評価した。例えば剥離がない場合は残存数が100となり、すべて剥離した場合は残存数が0となる。
[全光線透過率]
ヘーズメーターHZ−V3(スガ試験機製)を用いて、JIS K7361に準拠してハードコートフィルムの全光線透過率を測定した(単位%)。
[ヘーズ]
ヘーズメーターHZ−V3(スガ試験機製)を用いて、JIS K7136に準拠してハードコートフィルムのヘーズを測定した(単位%)。
実施例2−5及び比較例1−2
表1に示す配合量に従って、実施例1と同様にしてハードコート液をそれぞれ調製し、調製したハードコート液を用いて、実施例1と同様にしてハードコートフィルムをそれぞれ製造し、評価した。結果を表2に示す。
実施例6
厚さ100μmの表面未処理PETフィルム(東レ(株)製ルミラーT60)に実施例3で調製したハードコート液をバーコーターを用いて塗布し、90℃で2分乾燥させた。その後、高圧水銀ランプを用いて760mJ/minで照射し塗布層を硬化させ厚さ3μmのハードコート層を形成した。この操作をフィルムの反対面にも同様に行い、両面にハードコート層を形成したPETフィルムを得た。
得られたハードコートフィルムを150℃で1時間加熱し、加熱前後の全光線透過率とヘーズを測定した。結果を表3に示す。
比較例3
比較例1で調製したハードコート液を用いた他は実施例6と同様にして、PETフィルムの両面にハードコート層を形成したハードコートフィルムを製造し、評価した。結果を表3に示す。
比較例4
表面未処理PETフィルム(東レ(株)製ルミラーT60)について、実施例6と同様の評価を行った。結果を表3に示す。
加熱することによって、ハードコートフィルムからオリゴマーが析出した場合、ヘーズが上昇する。本発明のハードコートフィルムである実施例6のハードコートフィルムは加熱前後でヘーズに変化が起こっておらず、オリゴマーの析出がないことが分かる。
本発明のハードコートフィルムは、硬度が高く、反りを抑制することができ、ディスプレイ用フィルム、特にタッチパネル用のフィルムとして有用である。

Claims (6)

  1. 下記式(I−1)で表わされる繰り返し単位及び下記式(I−2)で表わされる繰り返し単位を含む(メタ)アクリル樹脂及び重合開始剤を含む、ハードコート層を形成するハードコート樹脂組成物。


    (式中、R、R及びRは、それぞれ水素原子又はメチル基である。
    は環状脂肪族基であり、
    Yは下記式(III)で表される基であり、
    Zは2の整数である。)
  2. 前記式(I−1)のRが、置換若しくは無置換のアダマンチル基又は置換若しくは無置換のジシクロペンタニル基である請求項1に記載のハードコート層を形成するハードコート樹脂組成物。
  3. 請求項1又は2に記載のハードコート層を形成するハードコート樹脂組成物から得られるハードコート層を有するハードコートフィルム。
  4. 請求項1又は2に記載のハードコート層を形成するハードコート樹脂組成物から得られるハードコート層がポリエステルフィルムに接着したハードコートフィルム。
  5. 前記ハードコートフィルムの全光線透過率が85%以上である請求項4に記載のハードコートフィルム。
  6. 前記ハードコート層の厚みが5μmであり、かつ前記ポリエステルフィルムの厚みが100μmであるハードコートフィルム(10cm×10cm)を、150℃で1時間加熱した時のハードコートフィルム4隅の反りの高さの平均値が15mm以下である請求項4又は5に記載のハードコートフィルム。
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