JP5829211B2 - 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための方法および装置 - Google Patents

円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための方法および装置に関する。
本発明および本発明に基づく課題は、成形ウエハに関して記載するが、半導体技術分野に限定されない。
一般に、半導体技術分野において、ここではウエハと称される円板ワークが、線形処理チェーン、即ち、協調方法ステップを実行する複数の連続装置の流れライン生産で処理される。
この場合のウエハ処理において、更に処理する前、特に、ウエハから各チップを切り出す前かチップに電気接続する前に、ウエハの正確な位置合わせが必要となる。このため、ワーク配置装置として知られる装置が用いられ、半導体産業分野では、ウエハ位置合わせシステムとしても知られている。
技術水準から、この目的のための位置合わせシステムが、例えば、米国特許第6275742(B1)号明細書より知られており、光学的方法によって、円板ワーク、特に、ウエハを正確に位置合わせすることができる。
特開平01−267403(A)公報によれば、円板ワークの撓みを測定するための装置が知られ、光学検出器の使用により、ワークの円周部分の変形を測定することができる。
円板ワーク、特に、ウエハの変形を測定するための他の装置および方法が、特開平10−078310(A)公報、特開平06−163661(A)公報、米国特許出願公開第2006/0280085(A1)号明細書、米国特許第4750141(A)号明細書および米国特許第7301623(B1)号明細書に開示されている。
これらの既知の方法において、測定方法や把持装置が測定結果を歪めることから、変形を正確に測定できないとの問題が共通している。
最近、半導体産業では、化合物ウエハや成形ウエハとして知られるもの、即ち、人為的に作製され組み立てられたウエハが好まれる傾向があり、ウエハは、各チップをウエハ形状に組み立てることにより作製され、チップは、プラスチック材封止用化合物により再び接着されて、円板状構造となる。この種類の成形ウエハのみならず、シリコン等の従来の薄型ウエハも、前に実施した熱加工および機械加工を条件とする円形構造を有し、更には、これらの円板ワークが平面にならず撓み変形するように、軸方向への撓みをもたらす。
図4は、符号3の成形ウエハの概略平面図であり、プラスチック材成形体を31で示し、そこに埋め込まれた半導体チップを30で示す。保護膜の除去後、半導体チップ30は、成形ウエハ3の上面に露出する。
寸法の小さい個別の半導体チップ30は、後処理ステップのために成形ウエハ3を正確に配置する必要があるため、正確な位置合わせが提供され、成形ウエハ3の撓み特性に関する知識が要求される。
このため、この種類の円板ワークの撓みや変形を正確に測定することが課題となる。シーリング化合物を用いて複数のチップをウエハ構造に組み立てたものである成形ウエハ3は、1つとして同じものが存在しないようにシリコン及びプラスチック材料の異なる熱膨張係数の結果として固有の屈曲を有している。このような成形ウエハ3に与えられる課題は、より一層解決を急ぐ必要がある。従って、組立ラインの様式で大規模な線形処理を行えるようにするため、成形ウエハ3の個別の撓みを考慮に入れることのみによって、正確な位置合わせが可能となる。
さらに処理できない成形ウエハ3を廃棄するため、撓みに制限を設けてもよい。
米国特許第6275742号明細書 特開平01−267403号公報 特開平10−078310号公報 特開平06−163661号公報 米国特許出願公開第2006/0280085号明細書 米国特許第4750141号明細書 米国特許第7301623号明細書
本発明の目的は、測定技術自体に起因する測定結果の検知可能な歪み無しに、きわめて精密に変形を測定することのできる円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための方法および装置を明確に示すことにある。
本発明による請求項1の特徴を有する方法と、請求項11に記載の対応する装置は、既知の方法に対して、変形(そり)を正確に測定できるとの利点を有する。
本発明の背景となる思想は、ワークと取付ユニットとの間の初期の偏心を除去した後に定義した高さ位置での反りを測定できる点にある。
本発明によれば、ワークを正確に位置合わせした後、取付ユニットをそれ自身の軸周りで回転させるか、検出ユニットを取付ユニットの軸周りで回転させることによって、ワークの円周上にある任意の数の測定点について所定の高さ位置からの偏差を測定することができる。
つまり、本発明によれば、それぞれの測定点の偏差を用いることで、特定の測定半径の測定円周に沿った変形の二次元表示を生成することができる。この情報に基づいて、円板ワークを更に処理する場合、撓みを考慮に入れるか、機械後処理及び/又は熱後処理によって修正することができ、及び/又は所定の限度を越えた場合には、円板ワークを廃棄してもよい。
本発明によれば、取付ユニットは、回転可能であるのみならず、高さや横方向にも調整することができる。従って、所定の高さ位置は、測定点の偏差を測定するために正確に調整でき、例えば、本発明による装置の熱変化又は振動を補償することができる。
従属クレームには、本発明の主題の有利な実施形態および改良例を記載する。
好適な実施形態において、偏心は、本来、その後の位置修正を可能にするものとして知られるプリアライナを使用して測定される。
更に別の実施形態において、検出器ユニットは、さまざまな角度位置のみならず、さまざまな直径であっても変形できるよう放射状に移動可能となっている。これにより、円板ワークの撓みの三次元寸法を得ることができる。
好適な実施形態において、高強度検出器手段は、レーザーマイクロメーターを含む。原則として、偏差の測定、即ち距離測定、特に機械的方法、中でも光電子的方法および音声に基づく方法のために、あらゆる種類の検出器ユニットを使用してもよい。特に、非接触測定を行う光学マイクロメーターユニットの使用が適しており、ワークとの機械的な干渉無しできわめて精密な距離測定が可能となることから、レーザーマイクロメーターユニットが特に適している。
更に別の好適な実施形態において、取付ユニットは、付着前に回転させかつ付着後に横方向に調整することで、第2の取付位置に移動させることができる。
更に別の好適な実施形態において、内側領域は、外側領域の10〜30%の直径を有する。
更に別の好適な実施形態において、測定の較正が、例えば、スチールウエハ等の標準ツールを用いて変形無しで行われる。
更に別の好適な実施形態において、複数の測定点のそれぞれの偏差は、関連する回転角およびツール識別子と共に、表に記録される。
更に別の好適な実施形態において、回転角は、ツールマークに対して選択される。この種類のツールマークは、例えば、圧こん、平面加工または光学的に検出可能なマークであってもよい。
更に別の好適な実施形態において、円板ワークの内側領域の取り付けは、複数の支持ピンおよび複数の真空吸入要素を用いて実現される。
更に別の好適な実施形態において、複数の支持ピンのそれぞれは、複数の真空吸入要素のうちの関連する1つによって囲まれている。本発明の実施形態を、図面に示し、以下の説明で詳細に記載する。
円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の図1fの線A−A’に沿った概略断面図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の図1fの線A−A’に沿った概略断面図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の図1fの線A−A’に沿った概略断面図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の概略側面図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の概略側面図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の概略平面図。 図1a〜1fに示す円板ワークの変形を測定するための本発明による装置によって変形を測定した成形ウエハの測定図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による方法の更に別の実施形態の流れ図。 円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第2の実施形態の概略斜視図。 成形ウエハの概略平面図。
図中、同じ符号は、同じ要素または機能的に同じ要素を示す。
図1a〜図1cは、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の図1fの線A−A’に沿った概略断面図である。
図1a〜1cの符号3は、シリコンチップ(図示せず)を埋め込んだプラスチック材により作製される成形ウエハを示す(図4参照)。成形ウエハ3は、径方向に内側領域IBおよび外側領域ABを含む。成形ウエハ3は、上面0および下面Uを有する。
成形ウエハ3の内側領域IBは、第1の取付位置で、取付ユニット5、5a、15a〜15cに取り付けられ、成形ウエハ3の中心軸M’は、軸に中心を合わせた取付ユニット5、5a、15a〜15cの中心軸Mと一致せず、偏心δだけオフセットされている。
取付ユニット5、5a、15a〜15cは、軸M周りにあらゆる回転角φで回転可能ならびにz方向に高さを調整可能なスタンド領域5を含む。スタンド領域5は、さらにx方向と、任意にy方向とにも調整可能である。軸対称親板5aは、その中心軸を取付ユニット5、5a、15a〜15cの中心軸Mに一致させて、スタンド領域に配置されている。
3つの接触要素15a、15b、15cは、中心軸Mから等距離に三角形状に配置され、その内側領域IBの成形ウエハ3の付着および吸入を可能にすると共に、親板5aの上面に配置されている。内側領域は、成形ウエハ3全体の約10〜30%の直径を有している。例として、成形ウエハ3が200mmの直径を有する場合、内側領域IBの直径は20〜60mmである。
接触要素15a、15b、15cはそれぞれ、所定の較正を実施した後に取付ユニット5、5a、15a〜15cのz方向の固定位置に設定される中央支持ピン11a、11b、11cを備え、それらを以下に詳細に記載する。更に別の実施形態(図示せず)において、支持ピン11a、11b、11cは、例えば、圧電アクチュエータユニットにより自動的に調整可能である。
支持ピン11a、11b、11cはそれぞれ、関連する真空吸入要素20a、20b、20cにより全ての側面で囲まれている。真空吸入要素20a、20b、20cはそれぞれ、リップシールを備えている。リップシールは、成形ウエハ3が付着されない場合には支持ピン11a、11b、11cの高さO’のわずか上で終端し、成形ウエハ3が付着される場合にはその重量により支持ピン11a、11b、11cと同じ高さにまで押し付けられる。また、真空要素20a、20b、20cは、成形ウエハ3を支持ピン11a、11b、11cに対し確実に取り付けるため、真空およびそれに相当する減圧を生成するための吸入ユニット(図示せず)も備えている。
図1fに示すように、接触要素15b、15cは、異なる断面角度に位置しているため、図1a〜1cでは破線で示されている。
図1a〜1cによる装置は、更に、付着ユニット3a、3b、3cが位置する搬送ユニット1を備えている。付着ユニットは、受信ユニット5、5a、15a〜15cが案内される搬送ユニット1の凹部2の周りに配置されている。図1fに示すように、付着ユニット3a、3b、3cは、三角対称に配置される3本の保持支柱を備えている。取付ユニット5、5a、15a〜15cが対応するz方向の低位置に移動した場合、成形ウエハ3は、付着ユニット3a、3b、3cの保持支柱に付着することができる。
図1fに示すように、保持支柱3b、3cも、装置のさまざまな断面角度に位置しているため、破線で示されている。
図1a〜1cに示さないが、搬送ユニット1は、共通ベース100を介して、取付ユニット5、5a、15a〜15cに接続されている(図1d〜1f参照)。
上述したように、図1aに示す取付位置では、取付ユニット5、5a、15a〜15cの中心軸Mと、成形ウエハ3の中心軸M’との間には、偏心δが設けられている。
この偏心δを測定するため、取付ユニット5、5a、15a〜15cがz軸周りに回転する際、この偏心δを既知の方法により光学的に測定できるように構成され、かつプリアライナ25として知られる装置が提供される。
最後に、図1a〜1cに示す符号Z0は、受けユニット5、5a、15a〜15cの所定の高さ位置を示し、以下で説明するように測定位置として使用される。
更に、図1bを参照すれば、成形ウエハ3の第2の取付位置は、中心軸M、M’が一致する位置、換言すれば、偏心δが実質的にゼロになる位置として示されている。第2の取付位置は、付着ユニット3a、3b、3cの保持支柱上の成形ウエハ3の一時的な付着と、以下に説明する受けユニット5、5a、15a〜15cの対応する再配置とによって、実現される。
最後に、図1cを参照すれば、取付ユニット5、5a、15a〜15cは所定の高さ位置Z0に移動し、この場合、変形はレーザーマイクロメーターの形態の固定された高さ検出器ユニット50によりレーザービームLを用いて測定することができる。支持ピン11a、11b、11cの上面O’がこの高さ位置Z0に配置される場合の高さを、所定の高さ位置Z0とする。
図1cに示す状態では、変形も反りも無い理想的な成形ウエハ3が示されている。また、この種類の理想的なウエハ、例えば、スチールウエハは、図1cに示す位置で装置を較正するためにも使用することができる。
図1dおよび図11eは、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の概略側面図である。
図1dおよび図1eは、典型的な物理成形ウエハ3を含む偏差WRの変形領域を示す。
この種類の物理成形ウエハ3の測定処理において、成形ウエハ3の被取付外側領域ABにおける測定点の各偏差WRは、取付ユニット5、5a、15a〜15cを回転させて所定の高さ位置Z0から、ベース100に固定したレーザーマイクロメーターの形態での固定高さ検出器ユニット50により測定される。一実施形態(図示せず)において、検出器ユニット50は、その設定高さで回転可能であってもよい。
図1fは、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第1の実施形態の概略平面図である。
更に図1fに示すように、成形ウエハ3は2つの実質的な切欠A1、A2を有しており、切欠より、取付ユニット5、5a、15a〜15cと、成形ウエハ3の下面Uのレーザー光Lの焦点SPとを視認することができる。
取付ユニット5、5a、15a〜15cを回転させ、所定の半径rを有する円周線KUに沿った測定点P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8で測定を実施することによって、図1gに示す高さプロファイルを取得することができる。この場合、点P1〜P8は、測定角度φ1〜φ8に配置されている。
図1gは、図1a〜1fによる円板ワークの変形を測定するための本発明による装置によって変形を測定した成形ウエハの測定図である。
図1gに示すように、成形ウエハ3は、所定の高さ位置Z0と比較して示されるP1〜P8の全ての点で下方に変形し、キャップ状に形成されている。
図1cに示すように、さまざまな半径rを有するさまざまな円周KUで図1gに示す種類の高さプロファイルを得るため、検出器ユニット50を成形ウエハ3に対して径方向に調整することができる。
図2は、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による方法の更に別の実施形態の流れ図を示す。
方法ステップ(図示せず)において、図1cに示すように、装置の較正は、理想的なウエハ3を用いて実行される。較正のため、支持ピン11a、11b、11cは、特に、理想的な成形ウエハの下面Uが所定の高さ位置Z0に正確に配置されるように調整することができる。
ステップS1に示すように、その後、成形ウエハ3は、接触要素15a、15b、15cの支持ピン11a、11b、11cに嵌合され、続いて図1aに示すように、真空吸入要素20a、20b、20cを作動させて取り付けられる。
続いて、ステップS2において、偏心δは、取付ユニット5、5a、15a〜15cがz軸周りを回転する間にプリアライナ25を用いる光走査によって、測定される。
続いて、ステップS3において、取付ユニット5、5a、15a〜15cは、偏心δがx方向に生じる角度位置φへと回転する。
次に、ステップS4において、成形ウエハ3は、付着ユニット3a、3b、3cの保持支柱に付着され、取付ユニット5、5a、15a〜15cは、偏心δを実質的に等しく即ちゼロにするまで、x方向に開放及び移動する。これは、ステップS5による方法の状態である。
これに続いて、ステップS6において、成形ウエハ3は、第2の取付位置に再度取り付けられると共にx方向に戻され、次に、測定位置と等しい所定の高さ位置Z0に持ち上げられる。
ステップS7において、図1f及び図1gで既に示すように、所定の高さ位置Z0で、所定の高さ位置Z0からの成形ウエハ3の非取付外側領域ABにおける測定点P1〜P8の各偏差WRが検出器ユニット50を用いて測定され、取付ユニット5、5a、15a〜15cが対応する回転角φ1〜φ8だけ回転する。
ステップS8において、測定点P1〜P8からの各偏差WRが、関連する回転角φ1〜φ8およびツール識別子(図示せず)、例えば、ウエハ番号と共に表に記録されている。この場合、回転角φ1〜φ8が圧こん、平面部分または光学マーク等のツールマークに対してあらかじめ選択されていることは、好都合である。
ステップS9において、取付ユニット5、5a、15a〜15cが開放され、成形ウエハ3が取り除かれて、続くステップS10において、他の成形ウエハ3を測定する必要があるか否かが検査される。この場合、方法はステップS1に戻り、そうでなければ、ステップS11で終了する。
図3は、円板ワーク、特に、成形ウエハの変形を測定するための本発明による装置の第2の実施形態の概略斜視図である。
図3に示す第2の実施形態において、第1の実施形態の接触要素15a〜15cに代えて、複数の支持ピン11’a〜11’fおよび3つの真空吸入要素20’a、20’b、20’cを備えた接触要素ユニット15dが設けられている。本実施形態において、支持ピン11’a〜11’fは真空吸入要素により案内されないが、独立して設けられており、2つの支持ピンが、真空吸入要素両側の側面にそれぞれ配置されている。
この他の点で、第2の実施形態の構成は、上記の第1の実施形態のそれと同一である。
本発明は、好適な実施形態に基づいて説明しているが、それらに限定されず、さまざまな方法により変更することができる。
上記の実施形態を互いに組み合わせてもよいことに特に留意すべきである。
上記の実施例は、成形ウエハの変形の測定に関するが、本発明は、この実施例に限定されず、あらゆる円板ワークにも適用できる。
上記の実施形態は、複数の付着点を有する取付ユニットに関するが、本発明は、この実施形態に限定されず、例えば、ワークの変形に極僅かに影響を及ぼすか、或いは全く影響を及ぼさない平面の取付ユニットにも適している。更に、付着点配置の形状は、例示にすぎず、記載した三角配置に限定されない。

Claims (16)

  1. 成形ウェハ変形を測定するための方法であって、
    第1の取付位置で、取付ユニットに前記成形ウェハの内側領域を取り付けるステップと、
    前記第1の取付位置で、前記取付ユニットの中心軸からの前記成形ウェハの中心軸の心を測定するステップと、
    前記取付ユニットを付着ユニットより下方に移動させることで、前記付着ユニットに前記成形ウェハを付着するステップと、
    前記取付ユニットを水平方向に移動させることで、測定した偏心に基づいて、前記偏心がゼロとなる第2の位置で前記取付ユニットに前記成形ウェハの内側領域を再度取り付けるステップと、
    前記取付ユニットを付着ユニットより上方に移動させることで、前記取付ユニットを所定の高さ位置に移動するステップと、
    前記取付ユニットまたは固定高さ検出器ユニットを適切な回転角だけ回転させることにより、前記固定高さ検出器ユニットを用いて、変形に相当する所定の高さ位置からの前記成形ウェハの非取付外側領域における複数の測定点の差をそれぞれ測定するステップとを備え、
    前記成形ウェハの内側領域の取り付けは、複数の支持ピンおよび複数の真空吸入要素を用いて達成され、
    前記複数の支持ピンのうちの1つの支持ピンはそれぞれ、前記複数の真空吸入要素のうちの関連する1つによってそれぞれ囲まれ、
    前記真空吸入要素は、関連する前記支持ピンを囲むリップシールを含み、
    前記成形ウェハが前記取付ユニットに取り付けられた状態で、前記成形ウェハは、前記複数の支持ピンと前記リップシールとにより支持されている方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    複数の測定点は、円周線に沿って配置される方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、
    前記固定高さ検出器ユニットは、レーザーマイクロメーターを含む方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法において、
    前記取付ユニットは、付着前の回転および付着後の横方向の調整によって前記第2の取付位置に移動する方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方において、
    前記内側領域は、前記成形ウェハの10〜30%の直径を有する方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法において、
    測定の較正は、標準ツールを用いて変形無しで行われる方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法において、
    複数の測定点の差はそれぞれ、関連する回転角及びツール識別子と共に、表中に記録される方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法において、
    前記回転角は、ツールマークに対して選択される方法。
  9. 請求項1〜8の方法に用いられる装置であって、
    前記取付ユニットの中心軸から前記成形ウェハの中心軸の心を測定し、前記取付ユニットのために適切な調整信号を生成する測定ユニットを備える装置。
  10. 請求項9に記載の装置において、
    前記支持ピンは、高さ調整可能である装置。
  11. 請求項9又は10に記載の装置において、
    前記取付ユニットは、搬送ユニットの部を通って案内され、前記付着ユニットは、前記凹部の周りに設けられている装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、
    前記付着ユニットは、複数の保持支柱を備えている装置。
  13. 請求項11又は12に記載の装置において、
    前記固定高さ検出器ユニットは、前記搬送ユニットに配置されている装置。
  14. 請求項9〜1のいずれか一項に記載の装置において、
    前記測定ユニットは、搬送ユニットに配置されている装置。
  15. 請求項9〜1のいずれか一項に記載の装置において、
    前記測定ユニットは、プリアライナを備えている装置。
  16. 請求項9〜1のいずれか一項に記載の装置において、
    前記固定高さ検出器ユニットは、ワークに対して放射状に調整可能である装置。
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