JP5822807B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5822807B2 JP5822807B2 JP2012204663A JP2012204663A JP5822807B2 JP 5822807 B2 JP5822807 B2 JP 5822807B2 JP 2012204663 A JP2012204663 A JP 2012204663A JP 2012204663 A JP2012204663 A JP 2012204663A JP 5822807 B2 JP5822807 B2 JP 5822807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- wire
- clutch
- cutting clutch
- inner wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
前記刈取クラッチレバーの操作力を前記刈取クラッチに伝える操作ワイヤが、インナワイヤと、アウタワイヤとを備えて構成され、前記インナワイヤの一端を機体フレームに連結固定し、このインナワイヤの他端を前記刈取クラッチの断続操作部材に連結し、前記アウタワイヤの一端を前記刈取クラッチレバーに対し連係機構により連係し、このアウタワイヤの他端を前記連動操作機構に連係すると共に、前記連係機構が、前記刈取クラッチレバーが入り位置へ操作された際に前記インナワイヤを緊張させる方向に前記アウタワイヤの一端を移動させ、前記連動操作機構が、前記刈取部が上昇した際に前記インナワイヤを弛緩させる方向に前記アウタワイヤの他端を移動させる点にある。
このように、操作ワイヤを用いて刈取クラッチを操作するため、例えば、この操作にリンクやロッドを用いる構成と比較して構成が単純化する。
従って、刈取部の上昇に連動して刈取クラッチを入り状態から切り状態に切り換える連動操作系が少ない部品点数で合理的に構成された。
〔コンバインの全体構成〕
図1〜図3に示すように、左右一対のクローラ走行装置1によって走行する走行機体Aの前端に昇降シリンダ2の作動により昇降自在に刈取部Bを備えると共に、走行機体Aの前部に運転者が搭乗する運転部Cを備え、走行機体Aに対して刈取部Bから刈取穀稈が供給される脱穀装置Dと、この脱穀装置Dで選別された穀粒を貯留する穀粒タンクEとを備えて自脱型のコンバインが構成されている。
図4〜図6に示すように、運転部Cには運転者が搭乗するデッキ21と、運転者が着座する運転座席22とが備えられると共に、運転座席22の前方位置に操縦塔23が配置されている。操縦塔23の上面にはメータ類が備えられると共に、上方に突出する形態で操縦レバー24を備えている。デッキ21の上面側で操縦塔23の後方位置にはブレーキペダル25と、掻込ペダル26と、フットレスト27とが配置されている。尚、前述したエンジン3は運転座席22の下側に配置されている。
図4、図6、図7に示すように、操縦レバー24は、非操作状態で中立姿勢を維持すると共に、左右方向の何れかに操作した場合には、左右の操向クラッチ機構(図示せず)のうち操作に対応したもの(例えば、右側に操作した場合には右側の操向クラッチ機構)を遮断して走行機体Aの操向を実現する。また、この操縦レバー24を前後方向へ操作した場合には昇降制御弁(図示せず)を操作して昇降シリンダ2に対する作動油の給排を行い刈取部Bの昇降を実現する。
図4に示すように、主変速レバー31は無段変速装置(図示せず)の変速操作することにより、走行を停止させる中立位置Nと、前進速度の増速を行う前進変速域Fと、後進速度の増速を行う後進変速領域Rとに無段階の変速を可能にする。副変速レバー32は伝動ケース4の内部の副変速装置(図示せず)を変速操作することにより、走行速度を複数段に変速する。
図1、図14〜図16に示すように、刈取部Bは、機体フレームAFの前端部の刈取部支持台80に対し横向き姿勢の主軸芯Xを中心にして揺動自在に支持される丸パイプ状の支持フレーム81と、この支持フレーム81から前方斜め下降に突出するパイプ状の主フレーム82と、この主フレーム82の下端位置に連結する横向き姿勢でパイプ状の前部フレーム83と、この前部フレーム83の一方の端部から上方に伸びる姿勢で引起装置6に駆動力を伝える伝動フレーム84とを備えると共に、主フレーム82の上端と引起装置6の上端部分とを連結する連結フレーム85を備えている。
刈取部Bが収穫作業を行う高さ未満まで下降した状態で刈取クラッチレバー33を入り位置「入」に操作した場合には、前述したように刈取クラッチGが入り操作される。この入り状態で、刈取部Bを設定高さまで上昇させた場合に、連動操作機構Kが刈取クラッチレバー33を入り位置「入」に維持したまま刈取クラッチGが切り操作される。この後、刈取部Bを設定高さ未満まで下降させた場合に連動操作機構Kが刈取クラッチGを入り状態に復帰させる。
このような構成から、刈取クラッチレバー33の操作に連係して操作ワイヤWのアウタワイヤ98の一方の端部を変位させインナワイヤ97を緊張させる状態と、弛緩させる状態とに切り換えて刈取クラッチGの断続を行うため、リンクやロッドを用いて刈取クラッチGを操作するものと比較して構成が単純化する。
85 連結フレーム
94A 断続操作部材(第1断続アーム)
97 インナワイヤ
98 アウタワイヤ
102 連係機構・作動リンク
105A 中間部材(第1中間アーム)
105B 中間部材(第2中間アーム)
110 ガイド部材
110A ガイド部
110B 案内壁
110C 規制部材
111 ロッド材
115 ローラ
118 揺動支持部(連結ピン)
119 グリップ
120 ホルダ
AF 機体フレーム
B 刈取部
G 刈取クラッチ
K 連動操作機構
T 作動部材
W 操作ワイヤ
Claims (7)
- 刈取部に伝えられる動力の断続を行う刈取クラッチと、この刈取クラッチを人為的に操作する刈取クラッチレバーと、前記刈取部の上昇に連動して、入り状態にある前記刈取クラッチの切り操作を行う連動操作機構とを備えているコンバインであって、
前記刈取クラッチレバーの操作力を前記刈取クラッチに伝える操作ワイヤが、インナワイヤと、アウタワイヤとを備えて構成され、
前記インナワイヤの一端を機体フレームに連結固定し、このインナワイヤの他端を前記刈取クラッチの断続操作部材に連結し、前記アウタワイヤの一端を前記刈取クラッチレバーに対し連係機構により連係し、このアウタワイヤの他端を前記連動操作機構に連係すると共に、
前記連係機構が、前記刈取クラッチレバーが入り位置へ操作された際に前記インナワイヤを緊張させる方向に前記アウタワイヤの一端を移動させ、前記連動操作機構が、前記刈取部が上昇した際に前記インナワイヤを弛緩させる方向に前記アウタワイヤの他端を移動させるコンバイン。 - 前記連動操作機構が、前記機体フレームに対して揺動自在に支持され前記アウタワイヤの前記他端が連結する中間部材と、この中間部材に基端側が支持される棒状の作動部材と、前記刈取部に支持される規制部材とを備えて構成され、
前記規制部材は、前記刈取部が設定高さ未満にある場合に前記作動部材の先端部に当接しない位置にあり、前記刈取部が前記設定高さを超えて上昇した場合に前記作動部材の先端部に当接して前記作動部材の長手方向に押圧力を作用させる位置に配置され、
前記中間部材は、前記作動部材から作用する押圧力により揺動して、前記インナワイヤを弛緩させる方向に前記アウタワイヤの前記他端を移動させる請求項1記載のコンバイン。 - 前記連係機構が、前記刈取クラッチレバーの操作に連係して、前記インナワイヤの前記一端の連結固定位置に対して変位する作動リンクで構成され、この作動リンクに対して前記アウタワイヤの前記一端が連結されている請求項2記載のコンバイン。
- 前記作動部材の先端部が接触する平坦なガイド部と、このガイド部の両側部から立ち上がる姿勢で形成される一対の案内壁と、前記ガイド部から突出する姿勢となる前記規制部材とでガイド部材が構成され、このガイド部材が前記刈取部の連結フレームに取り付けられている請求項2又は3記載のコンバイン。
- 前記作動部材が、前記中間部材に対して基端部が揺動支持部により揺動自在に支持されるロッド材と、このロッド材の先端に回転自在に支持されたローラとを備えて構成されている請求項2〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記揺動支持部を中心にした揺動により前記ロッド材の先端側を前記規制部材に当接しない待避姿勢に操作した際に、前記ロッド材を挟持することにより前記待避姿勢を保持するホルダを備えている請求項5記載のコンバイン。
- 前記ロッド材の先端側を持ち上げて前記待避姿勢に人為操作するためのグリップが前記ロッド材の先端側に備えられている請求項6記載のコンバイン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204663A JP5822807B2 (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | コンバイン |
KR1020130012908A KR102018389B1 (ko) | 2012-02-21 | 2013-02-05 | 콤바인 |
CN 201320156024 CN203136537U (zh) | 2012-09-18 | 2013-03-29 | 联合收割机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204663A JP5822807B2 (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014057540A JP2014057540A (ja) | 2014-04-03 |
JP5822807B2 true JP5822807B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=48964114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012204663A Active JP5822807B2 (ja) | 2012-02-21 | 2012-09-18 | コンバイン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5822807B2 (ja) |
CN (1) | CN203136537U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104613099B (zh) * | 2015-02-12 | 2018-05-15 | 中联重机股份有限公司 | 离合拉线安装机构及具有其的离合操纵装置 |
JP6619377B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2019-12-11 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP6625580B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2019-12-25 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
KR20190141591A (ko) | 2018-06-14 | 2019-12-24 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 수확기 및 콤바인 |
-
2012
- 2012-09-18 JP JP2012204663A patent/JP5822807B2/ja active Active
-
2013
- 2013-03-29 CN CN 201320156024 patent/CN203136537U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014057540A (ja) | 2014-04-03 |
CN203136537U (zh) | 2013-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5822807B2 (ja) | コンバイン | |
JP6108945B2 (ja) | コンバイン | |
JP6250472B2 (ja) | コンバイン | |
JP2001258372A (ja) | コンバイン | |
CN104684379B (zh) | 联合收割机 | |
KR102018389B1 (ko) | 콤바인 | |
JP6008258B2 (ja) | コンバイン | |
JP2022125171A (ja) | コンバイン | |
JP4778294B2 (ja) | コンバイン | |
JP6979834B2 (ja) | コンバイン | |
JP2004161130A (ja) | 自走車両 | |
WO2018159735A1 (ja) | コンバイン | |
JP2019122407A (ja) | コンバイン | |
JP2021101679A (ja) | コンバイン | |
JP7179142B2 (ja) | コンバイン | |
JP5735385B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005176726A (ja) | コンバイン | |
JP2005102543A (ja) | コンバインのクラッチ操作装置 | |
JP2008136379A (ja) | 収穫機 | |
JP6238680B2 (ja) | コンバイン | |
JP6228431B2 (ja) | コンバイン | |
JP2010006228A (ja) | コンバインの座席支持構造 | |
JP2007117041A (ja) | コンバイン | |
JP6576301B2 (ja) | コンバイン | |
JP6280844B2 (ja) | 収穫機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5822807 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |