JP5817530B2 - 撮像レンズユニット - Google Patents

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    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras

Description

本発明は、撮像レンズユニットに関するものである。
従来から、同一の金型内で、樹脂製の光学系(レンズ又は組レンズ)とそのホルダー(筐体)、カバー(蓋体)とを成形してこれら部材を組み立てる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術によれば、光学系(レンズ35、37)、ホルダー(円筒形フレーム33)、カバー(蓋体38)を同時成形し、固定側金型(3)に光学系とカバーとを残したまま、移動側金型(4)を移動させながら成形後のホルダーに対し光学系を挿入し、カバーを接着している(段落0026〜0032)。
特開2008−221565号公報
ところで、光学系をホルダーに格納しカバーで被覆するといった構成の撮像レンズユニットによれば、光学系の光軸とホルダー、カバーの開口部(絞り)の中心とを一致させる必要があり、光学系とそのホルダー、カバーとの組立てには位置決め精度が非常に高く要求される。
しかしながら、特許文献1の技術によれば、光学系の成形と同時にそのフランジ(レンズホルダ35h、37h)を成形し、フランジの外周部分を基準としてホルダーに挿入するという構成であるため、基準となるフランジ外周部分とレンズ部分の光軸、挿入するレンズのフランジ外周と接触するホルダーの内壁とその中心と前記レンズ部分の光軸が一致するように精度良く形成する必要があるが、益々高解像度化が進んでいる小型の撮像レンズユニット、例えば携帯カメラ用撮像レンズユニットにおいては、これらに対応しての高精度な面形成は困難を極める。
また近年では、このような小型の撮像レンズユニットの製造技術として、光学レンズを個々に成形して製造せず、半導体の製造方法を応用したウエハ技術、つまり微細なレンズ形状を多数個同時に成形してウエハレンズを形成し、必要に応じてこれらを複数枚積層後、個片化する事で高解像力に対応した複数枚の光学レンズを積層した撮像レンズユニットを大量、一括生産する方法が検討されている。
この場合、前述したような特許文献1のような型内でレンズを成形する工程には適さないことは勿論、個々の撮像レンズユニットを得るためウエハレンズを切断、個片化するので、撮影レンズ側面は切断面となり面精度が低い。そのためこのような撮影レンズの外周部分を基準としてレンズホルダに位置決めすることは困難である。
したがって、本発明の主な目的は、高解像力に対応した光学系を精度よく、且つ簡易にそのホルダーに位置決めすることのできる撮像レンズユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様によれば、
撮影レンズと、
前記撮影レンズを外部から覆う、ホルダー及びカバーを構成要素とする外装体と、
を有する撮像レンズユニットであって、
前記撮影レンズは、
2枚以上のレンズからなる組レンズであり、かつ、
最も物体側の面に、光軸から有効径の範囲を含む第1レンズ部と、その外側に第1非レンズ部とを有するレンズと、最も像側の面に、光軸から有効径の範囲を含む第2レンズ部と、その外側に第2非レンズ部とを有するレンズとを含み
前記撮影レンズの外周側面が、前記外装体内壁との間に間隔をあけて配置されていると共に、前記ホルダーが内部の前記第2レンズ部と当接し前記カバーが前記第1非レンズ部と前記第1レンズ部とに当接して、前記撮影レンズを前記外装体内で位置決めしていることを特徴とする撮像レンズユニットが提供される。
本発明の第2の態様によれば、
撮影レンズと、
前記撮影レンズを保持するホルダーと、
前記撮影レンズを覆うカバーと、
を備える撮像レンズユニットにおいて、
前記撮影レンズが、
2枚以上のレンズからなる組レンズであり、かつ、
最も物体側の面に、光軸から有効径の範囲を含むと共に、当該有効径の範囲より外側で少なくとも物体側に突出した部分を有する第1レンズ部と、その外側に第1非レンズ部とするレンズと、最も像側の面に、光軸から前記第1レンズ部の有効径より大きな有効径の範囲を含むと共に、当該有効径の範囲よりも外側で少なくとも像側に突出した部分を有する第2レンズ部と、その外側に第2非レンズ部とを有するレンズとを含み
前記撮影レンズの外周側面と前記ホルダー及び前記カバーで形成される内壁との間には、空隙が形成されており、
前記ホルダーが、
前記第2レンズ部の内、前記第2非レンズ部より像側に突出した部分に対して光軸と直交する方向で周囲から当接する環状の第1当接部を含み、物体側から像側に向かうにつれて開口が小さくなるような傾斜面を有する第1開口部と、
前記撮影レンズを内部に挿入可能な大きさの第2開口部と、
を有し、
前記カバーが、
前記撮影レンズ入射光量を規制するための第3開口部と、
前記第1レンズ部で光軸方向から当接する環状の第2当接部と、
前記第3開口部が前記第1レンズ部の内、前記第1非レンズ部より物体側に突出した部分に対して光軸と直交する方向で当接する第3当接部と、
を有し、
前記ホルダー及び前記カバーの内部で、前記第1当接部の中心と前記撮影レンズの光軸とが一致するように構成されていることを特徴とする撮像レンズユニットが提供される。

なお、「物体側に突出した部分を有するレンズ部」には、通常の光軸から周辺にわたり一様に物体側に凸のレンズが勿論含まれるが、それ以外に、光軸近傍では物体側に凹のレンズを構成しつつ周辺で凹から凸に変化するような形状を有するレンズ部も含まれる。また同様に、「像側に突出した部分を有するレンズ部」には、通常の光軸から周辺にわたり一様に像側に凸のレンズが勿論含まれるが、それ以外に、光軸近傍では像側に凹のレンズを構成しつつ周辺で凹から凸に変化するような形状を有するレンズ部も含まれる。
本発明によれば、撮影レンズを構成するレンズの比較的面精度の高いレンズ部の一部等の表面形状を利用してホルダー及びカバーで形成される空間内に精度よく光軸合わせ等の位置決めができるため、高解像力に対応した高精度な位置あわせが要求される小型の撮像レンズユニットであっても高い位置決め精度が達成できる。またウエハ技術のようなレンズユニットを切断個片化して大量一括生産するような技術で製造されたものであっても、撮影レンズの外形のような面精度の低い部分を基準として位置決めされるものではないため、同様に高い位置決め精度を達成する事ができる。
撮像レンズユニットの概略構成を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 撮像レンズユニットの組立方法を概略的に示す図面である。 撮像レンズユニットの変形例(1)の概略構成を示す断面図である。 撮像レンズユニットの変形例(2)の概略構成を示す断面図である。 撮像レンズユニットの変形例(3)の概略構成を示す断面図である。 撮像レンズユニットの変形例(4)の概略構成を示す断面図である。 変形例4にかかる撮像レンズユニットの組立方法を概略的に説明するための図面である。 変形例4にかかる撮像レンズユニットの組立方法(1)を概略的に説明するための図面である。 変形例4にかかる撮像レンズユニットの組立方法(2)を概略的に説明するための図面である。 変形例4にかかる撮像レンズユニットの組立方法(3)を概略的に説明するための図面である。
次に、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1に示す通り、撮像レンズユニット100はホルダー2、カバー4を有しており、ホルダー2とカバー4とに組レンズが内包された構成を有している。ホルダー2及びカバー4は組レンズを外部から覆う外装体の構成要素となっている。
つまり外装体は組レンズを覆い、保持、格納するものであり、主たる構成要素はホルダー2及びカバー4となっているが、それ以外の部材を含む事を除外するものではない。
ホルダー2は上方が開口した箱状を呈している。ホルダー2は樹脂製であり、好ましくはリフロー処理に耐久性を有する材料で構成されている。
図2に示す通り、ホルダー2には組レンズ6を挿入可能な程度の開口部2hが形成されている。ホルダー2の底部2aには円形状の開口部2bが形成されている。底部2aはホルダー2の側壁(図3に示す側部2c)と一体成形されている。底部2aは側壁から内側に向けて突出しており、組レンズ6を支持している。
カバー4はホルダー2の上部に設置され、ホルダー2の開口部2hを覆っている。カバー4も樹脂製であり、好ましくはリフロー処理に耐久性を有する材料で構成されている。
カバー4の天板部4aには、組レンズ6に光を入射させるための円形状の開口部4bが形成されている。天板部4aはカバー4の側壁(図3に示す側部4c)と一体成形されている。天板部4aは開口部4bを除く部位で組レンズ6を覆っている。
組レンズ6は撮影レンズの一例である。
以降、詳細な説明は撮影レンズとして2枚のレンズからなる組レンズ(レンズユニット)で説明しているが、本発明はこれに限定されない。即ち本発明は単一のレンズであっても良いし、3枚以上のレンズを接合した組レンズ(レンズユニット)であっても良い。
組レンズ6は、物体側に凸のメニスカスレンズ8と像側に凸のメニスカスレンズ10とから構成され、これらが一体に接合されている。
メニスカスレンズ8が物体側に、メニスカスレンズ10が像側にそれぞれ配置されている。
メニスカスレンズ8、10はガラス製又は樹脂製であり、好ましくはリフロー処理に耐久性を有する材料で構成されている。
メニスカスレンズ8はレンズ部8aと非レンズ部8b(フランジ)とから構成されている。レンズ部8aは光軸から有効径外の範囲を一部に含んでいる。非レンズ部8bはレンズ部8aの外側に設けられている。
レンズ部8aには凸レンズ部8cと凹レンズ部8dとが形成されている。凸レンズ部8cはレンズ部8aの物体側に形成され、カバー4の開口部4bから露出している。カバー4の開口部4bには、入射光の光量を規制する絞り4dとしての機能を有する部分がある。凹レンズ部8dはレンズ部8aの像側に形成されている。凸レンズ部8cと凹レンズ部8dとはともに非球面形状を呈している。
メニスカスレンズ10もレンズ部10aと非レンズ部10b(フランジ)とから構成されている。レンズ部10aはメニスカスレンズ8のレンズ部8aよりも径が大きく、レンズ部8aと同様、光軸から有効径の範囲を一部に含んでいる。非レンズ部10bはレンズ部10aの外側に設けられている。
レンズ部10aには凹レンズ部10cと凸レンズ部10dとが形成されている。凹レンズ部10cはレンズ部10aの物体側に形成されており、凹レンズ部8dと対向している。凸レンズ部10dはレンズ部10aの像側に形成され、ホルダー2の開口部2bから露出している。ホルダー2の開口部2bも入射光量を規制する絞り2dとして機能を有する部分がある。凹レンズ部10cと凸レンズ部10dとはともに非球面形状を有している。
ただし、凸レンズ部8c、凹レンズ部8d、凹レンズ部10c、凸レンズ部10dは、必ずしも非球面形状には限定されず、球面や、球面又は非球面に入射光に対して位相差を付与するような微細な凹凸形状を付与したものであってもよい。
なお、組レンズ6では、メニスカスレンズ8の像側に斜面部8jが、メニスカスレンズ10の物体側に斜面部10jがそれぞれ形成され、斜面部8j、10jが互いに接合され、組レンズ6が構成されている。
メニスカスレンズ8の斜面部8jは、レンズ部8aより外側に形成され、光軸を中心とした環状を呈している。メニスカスレンズ10の斜面部10jも、レンズ部10aより外側に形成され、光軸を中心とした環状を呈している。
組レンズ6では、メニスカスレンズ8、10が接合された状態において、メニスカスレンズ8の凸レンズ部8c、凹レンズ部8dとメニスカスレンズ10の凹レンズ部10c、凸レンズ部10dとで中心軸が一致し、これらすべてのレンズ部は光軸が一致している。
図2に示す通り、撮像レンズユニット100では、組レンズ6(メニスカスレンズ8、10)の外径がホルダー2の側壁の内径より小さく、組レンズ6の外周面とホルダー2の内壁面との間に隙間60(空隙)が形成されている。
メニスカスレンズ10の非レンズ部10bには、傾斜した段差部10e(傾斜面)と平坦な周縁部10fとが形成され、メニスカスレンズ10の非レンズ部10bとホルダー2の底部2aとの間に隙間62(空隙)が形成されている。
ホルダー2の開口部2b(絞り2d)は、物体側から像側に向かうにつれて開口が小さくなるような傾斜部(傾斜面)を構成している。開口部2bの傾斜部には光軸を中心とした環状の周縁部2eが形成されている。周縁部2eはメニスカスレンズ10の凸レンズ部10dと当接している。周縁部2eは当接部である。
凸レンズ部10dは有効径部10hと非有効径部10iとから構成されている。有効径部10hは、凸レンズ部10dの各部位のうち、有効径の範囲内領域を構成する部位である。非有効径部10iは、有効径部10hの外側に形成された部位である。非有効径部10iは、有効径の範囲より外側の領域に形成されており、非レンズ部10bよりも像側に突出している。
撮像レンズユニット100では、周縁部2eは非有効径部10iに対し、光軸と直交する方向(XY軸方向)で凸レンズ部10dの周囲から当接しており、絞り2dが組レンズ6のXY軸方向の移動を規制している。絞り2dは、ホルダー2とカバー4との内部空間における組レンズ6のXY軸方向の移動を規制する規制部である。
カバー4の天板部4aには、下方に突出した突起部4e(突条)が形成されている。突起部4eは光軸を中心として環状を呈しており、その下面が平坦面となっている。突起部4eは、メニスカスレンズ8の光軸と直交する方向と平行に形成された平坦な非レンズ部8bと、平坦面同士で、光軸方向から当接(面接触)している。突起部4eは当接部である。
カバー4の突起部4eは、組レンズ6をホルダー2の内部に押さえ込んでおり、組レンズ6のZ軸方向の移動を規制している。突起部4eは、ホルダー2とカバー4との内部空間における組レンズ6のZ軸方向の移動を規制する規制部である。
カバー4の開口部4b(絞り4d)には、光軸を中心とした環状の周縁部4fが形成されている。周縁部4fは、メニスカスレンズ8の凸レンズ部8cと当接(線接触)している。周縁部4fは当接部である。
凸レンズ部8cは有効径部8hと非有効径部8iとから構成されている。有効径部8hは、凸レンズ部8cの各部位のうち、有効径の範囲内領域を構成する部位である。非有効径部8iは、有効径部8hの外側に形成された部位である。非有効径部8iは、有効径の範囲より外側の領域に形成されており、非レンズ部8bよりも物体側に突出している。
撮像レンズユニット100では、周縁部4fは非有効径部8iと当接しており、絞り4dが組レンズ6のXY軸方向の移動を規制している。絞り4dは、ホルダー2とカバー4との内部空間における組レンズ6のXY軸方向の移動を規制する規制部である。
なお、本明細書では、図1に示す通り、左右方向がX軸方向に、前後方向がY軸方向に、上下方向がZ軸方向に、それぞれ対応している。
ここでは、組レンズ6の構成としてメニスカスレンズ8、10を例に説明しているが、本発明は必ずしもこれには限定されない。つまり、組レンズ6を一例とする光学レンズには、要求される光学性能を満足する範囲内で種々のレンズ構成、つまりメニスカスレンズ以外のレンズ構成を有するものも同様に含まれる。
また、当該光学レンズは3枚以上のレンズから構成されてもよい。更にまた、当該光学レンズは、個別に成形されたレンズが接合された構成は勿論、ウエハ状に複数のレンズが同時成形されてレンズウエハが成形され、それらが接合された後に切断されて個片化されることにより形成されるものであってもよい。従って、光軸方向から見た場合の当該光学レンズの形状は円形のみならず、このように切断されて個片化されることにより生ずる矩形形状やそれ以外の形状を呈してもよい。
続いて、撮像レンズユニット100の組立方法について説明する。
図3に示す通り、先ず、組レンズ6をホルダー2内に設置(格納)する。
この場合、メニスカスレンズ10の凸レンズ部10dをホルダー2の周縁部2eに当接させ、組レンズ6のXY軸方向の移動を規制する。
次に、ホルダー2をカバー4で被覆する。
この場合、カバー4の周縁部4fをメニスカスレンズ8の凸レンズ部8cに当接させ、組レンズ6のXY軸方向の移動を規制するとともに、カバー4の突起部4eを非レンズ部8bに当接させ、組レンズ6のZ軸方向の移動を規制する。
このように、組レンズ6はホルダー2及びカバー4で形成される内部空間に挿入されるが、その際、ホルダー2の開口部2bには、物体側から像側に向かうにつれて開口が小さくなるような環状の斜面部が形成されているため、この斜面部に沿う形でメニスカスレンズ10の凸レンズ部10dの非有効径部10i(図2参照)が当該斜面部に当接しながら挿入され、凸レンズ部10dの光軸と当該斜面部の周縁部2eの中心とが調整され一致する形で、組レンズ6のXY軸方向の位置決めがなされる。
一方で、物体側からはカバー4の突起部4eによる組レンズ6への当接により、組レンズ6の光軸方向(Z軸方向)の位置決めがなされるため、結果として、組レンズ6の光軸とホルダー2の開口部2b(周縁部2e)の中心とが一致した形で精度よく位置決めがなされた状態で、組レンズ6が固定される。
以上の本実施形態によれば、ホルダー2に周縁部2eを、カバー4に突起部4eをそれぞれ形成し、周縁部2eを凸レンズ部10dに、突起部4eを非レンズ部8bにそれぞれ当接させるから、組レンズ6のXYZ軸方向の移動が規制され、ホルダー2とカバー4との内部空間で組レンズ6の位置を固定することができる。これにより、組レンズ6の非レンズ部8b,10b(フランジ)の外周側面の面精度に依存せず、ホルダー2と組レンズ6との位置ズレを抑制することができる。
なお、撮像レンズユニット100の製造方法は特に限定されないが、撮像レンズユニット100の製造方法としては、成形型内でホルダー2及びカバー4を成形し、当該成形型内において、型から離型していないホルダー2内に組レンズ6を挿入し、当該ホルダー2と位置決め精度が高いカバー4を接合して製造する方法(所謂型内組立によって製造する方法)が、高精度に製造できる点で望ましい。
また、ホルダー2、カバー4内に設置される光学レンズは、組レンズ6に限らず、その製造方法が限定されるものでもない。
当該光学レンズとしては、小型レンズを大量一括生産するという観点では、複数のレンズ部を有するウエハレンズアレイを成形した後、当該ウエハレンズアレイを個別に切断して得られたものであることが好ましい。
ウエハレンズアレイの一例としては、ガラスの一体成形物として構成される場合であって、複数のレンズ部転写面を有する一組の金型のうち、一方の金型の転写面にガラス材料が配置されて、他方の金型が当該一方の金型に押し付けられてプレス成形されることで構成されるものが好ましい。ここでのガラス材料は、予めレンズの近似形状となっているプリフォームとして各転写面に配置されてもよいし、液状として存在し各転写面に滴下され、それが冷却工程の中でプレスされてもよい。ウエハレンズアレイの他の例としては、ガラスと樹脂とのハイブリットタイプの光学レンズとして構成される場合であって、透明なガラス基板と複数のレンズ部転写面を有する成形型との間に、溶融した熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂といったエネルギー硬化性樹脂が配置され、押圧成形されることで構成されるものが好ましい。
[変形例1]
変形例1は主に下記の点で上記内容(撮像レンズユニット100の構成やその組立方法など)と異なっており、それ以外は上記内容と同様となっている。
図4に示す通り、撮像レンズユニット102でも、ホルダー2の開口部2b(絞り2d)は、物体側から像側に向かうにつれて開口が小さくなるような傾斜部(傾斜面)を構成している。ただ、開口部2bの傾斜部には、周縁部2eの代わりに、上方に突出する突起部2f(突条)が形成されている。突起部2fは光軸を中心として環状を呈しており、その上部がメニスカスレンズ10の段差部10eと対応する形状を有している。
変形例1によれば、ホルダー2の周縁部2eの代わりに、突起部2fが、メニスカスレンズ10の非レンズ部10bにある斜面の段差部10eに対し、光軸と直交する方向(XY軸方向)で凸レンズ部10dの周囲から当接している。突起部2fは当接部であり、組レンズ6のXY軸方向の移動を規制している。
[変形例2]
変形例2は主に下記の点で上記内容(撮像レンズユニット100の構成やその組立方法など)と異なっており、それ以外は上記内容と同様となっている。
図5に示す通り、撮像レンズユニット104では、ホルダー2の底部には上方に突出する突起部2g(突条)が形成されている。
突起部2gは光軸を中心とした環状を呈しており、周縁部2eよりも外側に配置されている。突起部2gはメニスカスレンズ10の平坦な周縁部10fと当接し、組レンズのθ軸方向の傾きを規制している。θ軸は図5の紙面に対する垂線を回転中心軸とするものである。突起部2gは、当接部であるとともに、組レンズ6のθ軸方向の傾きであって各開口部2b、4bの中心軸に対する傾きを規制する規制部である。
変形例2によれば、ホルダー2の突起部2gを、カバー4の突起部4eよりも組レンズ6の光軸から離れた位置で組レンズ6と当接させると共に、突起部2gを組レンズ6のメニスカスレンズ10の像側の非レンズ部10bに当接させることにより、組レンズの傾きを防止することができる。
[変形例3]
変形例3は主に下記の点で上記内容(撮像レンズユニット100の構成やその組立方法など)と異なっており、それ以外は上記内容と同様となっている。
図6に示す通り、撮像レンズユニット106では、カバー4の天板部に、下方に突出する突起部4g(突条)が形成されている。
突起部4gは光軸を中心とした環状を呈しており、周縁部4fよりも外側に配置されている。突起部4gは、メニスカスレンズ8の平坦な周縁部8fと当接し、組レンズ6のθ軸方向の傾きを規制している。θ軸は図6の紙面に対する垂線を回転中心軸とするものである。突起部4gは、当接部であるとともに、組レンズ6のθ軸方向の傾きであって各開口部2b、4bの中心軸に対する傾きを規制する規制部である。
変形例3によれば、カバー4の突起部4gを、ホルダー2やカバー4の周縁部2e、4fよりも組レンズ6の光軸から離れた位置で組レンズ6と当接させると共に、突起部4gを組レンズ6のメニスカスレンズ8の物体側の非レンズ部8bに当接させることにより、組レンズ6の傾きを防止することができる。
なお、変形例2にかかる突起部2gと、変形例3にかかる突起部2g、突起部4gは、互いに両方が同時に形成されてもよいし、いずれか一方のみが形成されてもよい。
[変形例4]
変形例4は主に下記の点で上記内容(撮像レンズユニット100の構成やその組立方法など)と異なっており、それ以外は上記内容と同様となっている。
図7に示す通り、撮像レンズユニット108では、メニスカスレンズ8とメニスカスレンズ10との間に絞り部材70が設けられている。
絞り部材70は樹脂製であり、好ましくはリフロー処理に耐久性を有する材料で構成されている。
絞り部材70には、メニスカスレンズ10側に形成された傾斜部72(傾斜面)と、メニスカスレンズ8側に形成された傾斜部74(傾斜面)とが、形成されている。
メニスカスレンズ10の非レンズ部10bの上面には、絞り部材70の傾斜部72と同じ角度で傾斜した傾斜部10g(傾斜面)が形成されている。
絞り部材70の傾斜部72とメニスカスレンズ10の傾斜部10gとが当接(面接触)している。
メニスカスレンズ8の非レンズ部8bの下面には、絞り部材70の傾斜部74と同じ角度で傾斜した傾斜部8e(傾斜面)が形成されている。絞り部材70の傾斜部74とメニスカスレンズ8の傾斜部8eとが当接(面接触)している。
撮像レンズユニット108では、絞り部材70の傾斜部72,74は、メニスカスレンズ8、10の傾斜部8e、10gと当接しており、絞り部材70がメニスカスレンズ8、10間のXY軸方向の移動を規制している。絞り部材70は、メニスカスレンズ8、10間のXY軸方向の移動を規制する規制部材である。
撮像レンズユニット108の組立手順については、事前に組レンズ6自体を組み立て、その後に組レンズ6とホルダー2、カバー4とを接合する。
図8に示す通り、メニスカスレンズ8、10、絞り部材70をそれぞれ別体で準備し、絞り部材70を基準としてメニスカスレンズ8、10を設置する。この場合、絞り部材70の傾斜部72にはメニスカスレンズ10の傾斜部10gを当接させ、絞り部材70に対しメニスカスレンズ10を位置決めする。絞り部材70の傾斜部74にはメニスカスレンズ8の傾斜部8eを当接させ、絞り部材70に対しメニスカスレンズ8を位置決めする。
撮像レンズユニット108によれば、絞り部材70を設けてこれを基準としてメニスカスレンズ8、10を位置決めするから、メニスカスレンズ8、10同士の位置ズレを抑制することができる。
なお、変形例4にかかる撮像レンズユニット108も、撮像レンズユニット100と同様に、製造方法は特に限定されないが、撮像レンズユニット108の製造方法としては、成形型内でホルダー2及びカバー4を成形し、当該成形型内において、型から離型していないホルダー2内に組レンズ6を挿入し、当該ホルダー2と位置決め精度が高いカバー4を接合して製造する方法(所謂型内組立によって製造する方法)が、高精度に製造できる点で望ましい。
また、ホルダー2、カバー4、組レンズ6は、以下の組立方法1〜3のいずれかによって組み立てられてもよい。
[組立方法1]
組立方法1では、大きくは、図9に示す通り、ホルダー2、カバー4、メニスカスレンズ8、10、絞り部材70をそれぞれ別体で準備し、(1)絞り部材70を基準としてメニスカスレンズ8、10を設置し、(2)組レンズ6を基準としてホルダー2、カバー4を設置する。
(1)の工程では、絞り部材70の傾斜部72にメニスカスレンズ10の傾斜部10gを当接させ、絞り部材70に対しメニスカスレンズ10を位置決めする。絞り部材70の傾斜部74にメニスカスレンズ8の傾斜部8eを当接させ、絞り部材70に対しメニスカスレンズ8を位置決めする。
(2)の工程では、組レンズ6の凸レンズ部10dにホルダー2の周縁部2eを当接させ、組レンズ6に対しホルダー2を位置決めする。組レンズ6の非レンズ部8bにカバー4の突起部4eを当接させ、組レンズ6に対しカバー4を位置決めする。
組立方法1によれば、絞り部材70を最初の基準としてメニスカスレンズ8,10,ホルダ2,カバー4を順次設置している。
[組立方法2]
組立方法2では、大きくは、図10に示す通り、(1)積層体12、14を形成し、(2)絞り部材70を基準として複合体12、14を設置する。
(1)の工程では、ホルダー2の周縁部2eとメニスカスレンズ10の凸レンズ部10dとを当接・位置決めし、複合体12を形成する。カバー4の突起部4eとメニスカスレンズ8の非レンズ部8bとを当接・位置決めし、複合体14を形成する。
(2)の工程では、絞り部材70の傾斜部72にメニスカスレンズ10の傾斜部10gを当接させ、絞り部材70に対し複合体12を位置決めする。絞り部材70の傾斜部74にメニスカスレンズ8の傾斜部8eを当接させ、絞り部材70に対し複合体14を位置決めする。
組立方法2によれば、絞り部材70を基準として複合体12、14を設置している。
[組立方法3]
組立方法3では、大きくは、図11に示す通り、ホルダー2、カバー4、メニスカスレンズ8、10、絞り部材70をそれぞれ別体で準備し、(1)ホルダー2を基準としてメニスカスレンズ10を設置し、(2)メニスカスレンズ10を基準として絞り部材70を設置し、(3)絞り部材70を基準としてメニスカスレンズ8を設置し、(4)メニスカスレンズ8を基準としてカバー4を設置する。
(1)の工程では、ホルダー2の周縁部2eにメニスカスレンズ10の凸レンズ部10dを当接させ、ホルダー2に対しメニスカスレンズ10を位置決めする。
(2)の工程では、メニスカスレンズ10の傾斜部10gに絞り部材70の傾斜部72を当接させ、メニスカスレンズ10に対し絞り部材70を位置決めする。
(3)の工程では、絞り部材70の傾斜部74にメニスカスレンズ8の傾斜部8eを当接させ、絞り部材70に対しメニスカスレンズ8を位置決めする。
(4)の工程では、メニスカスレンズ8の非レンズ部8bにカバー4の突起部4eを当接させ、メニスカスレンズ8に対しカバー4を位置決めしている。
組立方法3によれば、ホルダー2を最初の基準としてメニスカスレンズ10、絞り部材70、メニスカスレンズ8、カバー4を順次設置している。
なお、本実施形態(変形例1〜4を含む。)では、ホルダー2の構成とカバー4の構成とを入れ替えてもよい。
2 ホルダー
2a 底部
2b 開口部
2c 側部(側壁)
2d 絞り
2e 周縁部
2f 突起部
2g 突起部
2h 開口部
4 カバー
4a 天板部
4b 開口部
4c 側部(側壁)
4d 絞り
4e 突起部
4f 周縁部
4g 突起部
6 レンズユニット
8 メニスカスレンズ
8a レンズ部
8b 非レンズ部(フランジ)
8c 凸レンズ部
8d 凹レンズ部
8e 傾斜部
8h 有効径部
8i 非有効径部
8j 斜面部
10 メニスカスレンズ
10a レンズ部
10b 非レンズ部(フランジ)
10c 凹レンズ部
10d 凸レンズ部
10e 段差部
10f 周縁部
10g 傾斜部
10h 有効径部
10i 非有効径部
10j 斜面部
12,14 複合体
20 成形型
22 可動型
24 固定型
26 凸部
28 ホルダー成形部
30 凹部
32 カバー成形部
40 治具
42 凹部
44 収納部
50 接着治具
52 凹部
54 注入孔
60,62 隙間
70 絞り部材
72,74 傾斜部
100,102,104,106,108 撮像レンズユニット

Claims (9)

  1. 撮影レンズと、
    前記撮影レンズを外部から覆う、ホルダー及びカバーを構成要素とする外装体と、
    を有する撮像レンズユニットであって、
    前記撮影レンズは、
    2枚以上のレンズからなる組レンズであり、かつ、
    最も物体側の面に、光軸から有効径の範囲を含む第1レンズ部と、その外側に第1非レンズ部とを有するレンズと、最も像側の面に、光軸から有効径の範囲を含む第2レンズ部と、その外側に第2非レンズ部とを有するレンズとを含み
    前記撮影レンズの外周側面が、前記外装体内壁との間に間隔をあけて配置されていると共に、前記ホルダーが内部の前記第2レンズ部と当接し前記カバーが前記第1非レンズ部と前記第1レンズ部とに当接して、前記撮影レンズを前記外装体内で位置決めしていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  2. 請求項1に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記第2レンズ部には、少なくとも一部が前記第2非レンズ部より像側に突出した部分を有しており、
    前記ホルダーには像側に開口部が形成され、
    前記開口部の周縁部が、前記第2レンズ部の突出した部分に当接していることを特徴とする撮像レンズユニット。
  3. 撮影レンズと、
    前記撮影レンズを保持するホルダーと、
    前記撮影レンズを覆うカバーと、
    を備える撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズが、
    2枚以上のレンズからなる組レンズであり、かつ、
    最も物体側の面に、光軸から有効径の範囲を含むと共に、当該有効径の範囲より外側で少なくとも物体側に突出した部分を有する第1レンズ部と、その外側に第1非レンズ部とするレンズと、最も像側の面に、光軸から前記第1レンズ部の有効径より大きな有効径の範囲を含むと共に、当該有効径の範囲よりも外側で少なくとも像側に突出した部分を有する第2レンズ部と、その外側に第2非レンズ部とを有するレンズとを含み
    前記撮影レンズの外周側面と前記ホルダー及び前記カバーで形成される内壁との間には、空隙が形成されており、
    前記ホルダーが、
    前記第2レンズ部の内、前記第2非レンズ部より像側に突出した部分に対して光軸と直交する方向で周囲から当接する環状の第1当接部を含み、物体側から像側に向かうにつれて開口が小さくなるような傾斜面を有する第1開口部と、
    前記撮影レンズを内部に挿入可能な大きさの第2開口部と、
    を有し、
    前記カバーが、
    前記撮影レンズ入射光量を規制するための第3開口部と、
    前記第1レンズ部で光軸方向から当接する環状の第2当接部と、
    前記第3開口部が前記第1レンズ部の内、前記第1非レンズ部より物体側に突出した部分に対して光軸と直交する方向で当接する第3当接部と、
    を有し、
    前記ホルダー及び前記カバーの内部で、前記第1当接部の中心と前記撮影レンズの光軸とが一致するように構成されていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  4. 請求項3に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記第2当接部は平坦面を有しており、前記撮影レンズの光軸に直交する平坦面で形成された前記第1非レンズ部に平坦面同士で当接する構成であることを特徴とする撮像レンズユニット。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズは2枚のレンズが一体的に結合したレンズユニットであることを特徴とする撮像レンズユニット。
  6. 請求項に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズの内、
    物体側に配置されたレンズの像側の面には、光軸から有効径の範囲を含むレンズ部と、当該レンズ部より外側に光軸を中心とした環状の第1斜面部を有し、
    像側に配置されたレンズの物体側の面には、光軸から有効径の範囲を含むレンズ部と、当該レンズ部より外側に光軸を中心とした環状の第2斜面部とを有し、
    前記第1及び第2斜面部が互いに接合されて構成されていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  7. 請求項に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズの2枚のレンズは、絞り部材を介して接合されていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズは、複数のガラスの成形レンズで構成され、
    前記ホルダー及び前記カバーが樹脂で構成されていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像レンズユニットにおいて、
    前記撮影レンズ、前記ホルダー及び前記カバーが、電子部品を配線基板に実装するためのリフロー処理に耐久性を有する材料で構成されていることを特徴とする撮像レンズユニット。
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