JP6561840B2 - 積層型レンズアレイユニット及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のレンズを含むレンズアレイを積み重ねた積層型レンズアレイユニット、及び積層型レンズアレイユニットを組み込んだ撮像装置に関する。
光書込みヘッドに組み込まれる光学素子として、複数の長方形の樹脂レンズプレートを積層してなる樹脂レンズアレイが存在する(特許文献1参照)。各樹脂レンズプレートは、微小レンズを配置した中央側の長方形のレンズ形成領域と、レンズ形成領域の外側に設けられた枠状の外周部とを備える。枠状の外周部には、樹脂レンズプレートの積層に際して嵌合する多数組の円錐状の凸部と凹部とが裏表に設けられている。
レンズモジュールの製造方法として、2つの円板状のレンズアレイ基板とセンサー基板とを積み重ねて固定した後に個々の撮像ユニットに切断するものが存在する(特許文献2参照)。この方法では、2つのレンズアレイ基板の中心を位置決めするため、別途準備した軸状の嵌合部の両端を両基板の中心に設けられた凹部に回転可能に嵌合させ、両基板の回転方向をマークによってアライメントしている。或いは、一方のレンズアレイ基板の中心から突起する軸状の嵌合部の先端を他方のレンズアレイ基板の中心に形成された嵌合孔に回転可能に嵌合させ、両基板の回転方向をマークでアライメントしている。
特許文献1の方式では、複数の樹脂レンズプレートの成形誤差が考慮されておらず、嵌合部にマージンを持たせなければ、光軸ずれが生じたりレンズプレート間に相対的な傾きが生じたりして光学性能の劣化につながり、樹脂レンズプレートが大きくなるほどその問題が顕著になる。
特許文献2の方式では、レンズサイズが大きくなっても、嵌合部が中心にあるため光軸ずれ等が生じにくいが、回転方向の位置決めが別途必要であり、顕微鏡等を利用した検査や調整が不可欠となる。
特開2003−103828号公報 特開2012−78675号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、複数のレンズアレイに多少の寸法差があっても、簡易な手法で精密なアライメントによって製造可能な積層型レンズアレイユニット及びこれを組み込んだ撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る積層型レンズアレイユニットは、複数の第1個眼レンズを有する第1レンズアレイと、第1レンズアレイを構成する複数の第1個眼レンズに対応する配置で複数の第2個眼レンズを有する第2レンズアレイと、第1レンズアレイ又は第2レンズアレイに付随して、第1レンズアレイにおける隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所を含む複数箇所に設けられて、嵌合によって位置決めを行う複数の位置決め部とを備え、複数の位置決め部として、第1レンズアレイにおける隣接する一対の第1個眼レンズの間の第1位置と、第2レンズアレイにおいて第1位置に対向する第2位置との間に設けられた第1位置決め部と、第1レンズアレイにおける複数の第1個眼レンズを避けるとともに第1位置と異なる第3位置と、第2レンズアレイにおいて第3位置に対向する第4位置との間に設けられた第2位置決め部とのみを備え、第1位置決め部は、第1レンズアレイと第2レンズアレイとを光軸に垂直な方向に関して位置決めする嵌合構造を有し、第2位置決め部は、第1位置決め部の周りの第1及び第2レンズアレイの相対的な回転を規制する嵌合構造を有し、少なくとも第1位置決め部は、隣接する第1個眼レンズ間に設けられ、かつ第1レンズアレイの中央部に配置される。
上記積層型レンズアレイユニットでは、嵌合によって位置決めを行う複数の位置決め部が、第1レンズアレイにおける隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所を含む複数箇所に設けられている。これにより、隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所に設けられた一方の位置決め部によって、第1及び第2レンズアレイを光軸に垂直な方向に位置決めしつつ、他の位置決め部によって、隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所の周りの回転を規制して第1及び第2レンズアレイの相対的な回転角度を簡易に調整することができる。ここで、上記一方の位置決め部が隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所に設けられているので、第1レンズアレイと第2レンズアレイとの間に若干の寸法誤差があっても、一方の位置決め部と他方の位置決め部とが比較的近づき、適切な嵌合を確保しやすくなる。これにより、第1及び第2レンズアレイ間に生じる光軸ずれ等を抑制でき、積層型レンズアレイユニットの光学性能を向上させることができる。
本発明の別の側面では、第2位置決め部は、第1位置と第3位置とを繋ぐ所定方向に関して位置ずれを許容する遊びを有する。この場合、第2位置決め部の嵌合不良やこれに望ましくない応力が加わること等を防止できる。
本発明のさらに別の側面では、第1位置決め部は、円形又は多角形の断面を有する柱状の突起部材と、突起部材の先端部を反転させた形状を有し当該先端部を受容する凹部とを有し、第2位置決め部は、円形又は多角形の断面を有する柱状の突起部材と、突起部材の先端を受容して所定方向に延びる長穴状の窪みとを有する。この場合、第1位置決め部や第2位置決め部を簡単な構造とできる。
本発明のさらに別の側面では、第1位置決め部は、第1レンズアレイ及び第2レンズアレイの中央領域に設けられ、第2位置決め部は、第1レンズアレイ及び第2レンズアレイの周辺領域に設けられる。この場合、第1位置決め部と第2位置決め部とを適度に離間させることができ、両位置決め部の嵌合不良を抑制しつつ、位置決めの精度を確保することも容易となる。
本発明のさらに別の側面では、第1及び第2レンズアレイにおける複数の第1及び第2個眼レンズは、矩形格子点に沿って2次元的に配列されている。
本発明のさらに別の側面では、第1及び第2レンズアレイは、光軸方向から見て四角形の輪郭を有する。
本発明のさらに別の側面では、第1レンズアレイと第2レンズアレイとの間に第1及び第2個眼レンズに対応して配置された絞り板をさらに備え、複数の位置決め部は、絞り板を第1及び第2レンズアレイに対して位置決めする。この場合、絞り板によって迷光の発生を防止することができる。
本発明のさらに別の側面では、第1及び第2レンズアレイは、熱可塑性材料で形成されている。この場合、ガラスに比較して第1レンズアレイと第2レンズアレイとの間に寸法誤差が生じやすいが、上記のように一対の位置決め部によって適切な嵌合を確保しやすいので、精度を維持しつつ寸法誤差の許容度を高めることができる。
本発明のさらに別の側面では、第2位置決め部は、第1位置決め部から所定距離離れた位置に配置される


上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、上述の積層型レンズアレイユニットと、積層型レンズアレイユニットを構成する複数のレンズアレイに対応して設けられたセンサーアレイとを備える。
図1Aは、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等を説明する平面図であり、図1Bは、図1Aの積層型レンズアレイユニット等のAA矢視断面図であり、図1Cは、積層型レンズアレイユニットのBB矢視断面図である。 図2Aは、第1レンズアレイの裏面図であり、図2Bは、第2レンズアレイの平面図である。 図3Aは、第1位置決め部のうち凹部を中心軸に沿った方向から見た図であり、図3Bは、凹部等を中心軸に垂直な方向から見た断面図であり、図3Cは、第2位置決め部のうち凹部を中心軸方向から見た図であり、図3Dは、凹部等を中心軸に垂直な方向から見た断面図である。 図4Aは、第2実施形態に係る積層型レンズアレイユニットを構成する第1レンズアレイの裏面図であり、図4Bは、第2実施形態における第2レンズアレイの平面図である。 図5Aは、第3実施形態に係る積層型レンズアレイユニットを構成する第1レンズアレイの裏面図であり、図5Bは、第3実施形態における第2レンズアレイの平面図である。 図6A及び6Bは、第4実施形態に係る積層型レンズアレイユニットにおける第1位置決め部の形状を説明する平面図及び断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る積層型レンズアレイユニット及びこれを組み込んだ撮像装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1A及び1Bに示す撮像装置100は、複数の撮像系を用いて複数の画像を撮影し、1つの画像を再構成するためのものである。撮像装置100は、四角又は矩形板状の外形を有し、積層型レンズアレイユニット20と、フィルター40と、センサーアレイ50と、ホルダー60とを有する。これらのうち、積層型レンズアレイユニット20、フィルター40、及びホルダー60によって、複眼撮像光学系200が構成される。
積層型レンズアレイユニット20は、複数組の被写体像を形成するものである。積層型レンズアレイユニット20は、第1レンズアレイ21と、第2レンズアレイ22と、中間絞り23とを有する。これらの部材21,22,23は、光軸AX方向又はZ軸方向に積層されている。積層型レンズアレイユニット20は、被写体像をセンサーアレイ50の像面又は撮像面(被投影面)Iに結像させる機能を有する。なお、積層型レンズアレイユニット20自体を複眼撮像光学系と呼ぶ場合もある。
積層型レンズアレイユニット20のうち第1レンズアレイ21は、撮像装置100の最も物体側に配置される。第1レンズアレイ21は、図2Aにも示すように、光軸AXに垂直なXY方向に2次元的に配列された複数の第1個眼レンズ21aと、これら複数の第1個眼レンズ21aを周囲から連結する枠部21bとを備え、これらを一体化したプラスチック成形品であり、光軸AX方向から見て四角形の輪郭を有する。第1個眼レンズ21aは、XY方向に繰り返される矩形格子点に沿って2次元的に配列されている。各第1個眼レンズ21aは、物体側に凸形状の非球面である第1光学面21cと、像側に凹形状の非球面である第2光学面21dとを有する。第1個眼レンズ21aの周囲の枠部21bは、第1及び第2光学面21c,21dの周囲に光軸AXに垂直に延びる平坦な第1及び第2枠面21e,21fを有する。枠部21bは、第2レンズアレイ22とのZ軸方向の間隔を調整するため、外周にスペーサー部25を備える。
第2レンズアレイ22は、第1レンズアレイ21の像側に配置される。第2レンズアレイ22は、図2Bにも示すように、第1レンズアレイ21と同様に、光軸AXに垂直なXY方向に2次元的に配列され複数の第2個眼レンズ22aと、これら複数の第2個眼レンズ22aを周囲から連結する枠部22bとを備え、これらを一体化したプラスチック成形品であり、光軸AX方向から見て四角形の輪郭を有する。第2個眼レンズ22aは、矩形格子点に沿って2次元的に配列されている。各第2個眼レンズ22aは、物体側に凹形状の非球面である第3光学面22cと、像側に凸形状の非球面である第4光学面22dとを有する。第2個眼レンズ22aの周囲の枠部22bは、第3及び第4光学面22c,22dの周囲に光軸AXに垂直に延びる平坦な第3及び第4枠面22e,22fを有する。枠部22bは、第1レンズアレイ21とのZ軸方向の間隔を調整するため、外周に第1レンズアレイ21のスペーサー部25と接合されるスペーサー部26を備える。
第1レンズアレイ21を構成するいずれか1つの第1個眼レンズ21aと、この第1個眼レンズ21aに対向して第2レンズアレイ21側において同一の光軸AX上に配置されている第2個眼レンズ22aとは、単独で物体像を形成する1つの撮像レンズ、つまり撮像用の個眼光学系20sとして機能する。なお、複数の個眼光学系20sは、例えば赤色(R)の被写体像と、緑色(G)の被写体像と、青色(R)の被写体像とに適合する複数タイプに分かれているが、例えば互いに視野が異なる等異なるタイプとでき、或いは全てを同一タイプとすることもできる。
第1及び第2レンズアレイ21,22は、樹脂、ガラス等で形成されている。第1及び第2レンズアレイ21,22は、樹脂で形成される場合、例えば金型による射出成形や金型や樹脂型等によるプレス成形によって成形される。
中間絞り23は、矩形板状の絞り部材であり、第1レンズアレイ21と、第2レンズアレイ22との間に設けられている。中間絞り(絞り部材)23は、接着剤によって第1レンズアレイ21の枠部21bに接着されている。中間絞り23は、第1レンズアレイ21の第1個眼レンズ21aに対応する位置に円形の開口部23aを有する。中間絞り23は、金属や樹脂等からなる板状部材であって、それ自体で光吸収性を有する黒色又は暗色の材料や、表面を黒色又は暗色に塗装されたものが用いられる。なお、中間絞り23は、開口部23aのほかに、2つの位置決め孔23dを有している。これらの位置決め孔23dは、後述する2つの位置決め部11,12と協働して中間絞り23を第1レンズアレイ21等に対してXY面内で位置決めし、第1個眼レンズ21aと開口部23aとの芯出しを行う役割を有する。
フィルター40は、矩形又は四角形の板状部材であり、第2レンズアレイ22とセンサーアレイ50との間に設けられている。フィルター40は、例えば赤外線を反射させる機能を有する赤外線カットフィルターである。
センサーアレイ50は、積層型レンズアレイユニット20を構成する各個眼レンズ21a,22aによって形成された被写体像を検出するものである。センサーアレイ50は、光軸AXに垂直なXY面に沿って2次元的に配列されたセンサー素子51からなる撮像部52を内蔵している。撮像部52は、固体撮像素子からなるセンサーチップである。撮像部52のセンサー素子51を構成する光電変換部(不図示)は、CCDやCMOSからなり、入射光をRGB毎に光電変換し、そのアナログ信号を出力する。光電変換部の表面は、撮像面(被投影面)Iとなっている。センサーアレイ50は、表側がカバーガラス53で覆われ裏側で不図示の配線基板によって固定されている。この配線基板は、外部回路55から撮像部52を駆動するための電圧や信号の供給を受けたり、検出信号を上記外部回路55へ出力したりする。外部回路55は、超解像方式又は視野分割方式に適合する画像処理を行う画像処理部等を備える。ここで、超解像方式とは、個々のレンズによって結像された同じ視野の画像から画像処理によって1つの高解像度の画像を得る方式を指す。また、視野分割方式とは、個々のレンズによって結像された異なる視野の画像を、画像処理よって各視野の画像をつなぎ合わせることで1つの画像を得る方式を指す。
ホルダー60は、積層型レンズアレイユニット20、フィルター40、及びセンサーアレイ50を収納し保持するための枠部材である。ホルダー60には、複数の段部T1,T2,T3を有する凹部60aが形成されている。ホルダー60は、全体として升状又は箱状の外形を有する。凹部60a内には、積層型レンズアレイユニット20、フィルター40、及びセンサーアレイ50が順番にセットされる。各部材20,40,50は、凹部60aの各段部T1,T2,T3によって位置決めされる。ホルダー60には、積層型レンズアレイユニット20の複数の第1光学面21cに対応する格子点位置に円形の開口部60bが形成されている。ホルダー60は、遮光性の樹脂、例えば黒色顔料等の着色剤を含む液晶ポリマー(LCP)やポリフタルアミド(PPA)等で形成されている。
積層型レンズアレイユニット20は、複数の位置決め部として、中央部C1において第1位置決め部11と、周辺側の隅部C2において第2位置決め部12とを有する。中央側の第1位置決め部11は、第1レンズアレイ21における隣接する一対の第1個眼レンズ21aの間の第1位置P1と、第2レンズアレイ22において第1位置P1に対向する第2位置P2との間に設けられている。第2位置決め部12は、第1レンズアレイ21における複数の第1個眼レンズ21aを避けるとともに第1位置P1と異なる第3位置P3と、第2レンズアレイ22において第3位置P3に対向する第4位置P4との間に設けられている。
中央側の第1位置決め部11は、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とを光軸AXに垂直なXY方向に関して位置決めする嵌合構造として、第1レンズアレイ21に付随して設けられ枠部21bの第2枠面21f側から延びる突起部材11aと、第2レンズアレイ22に付随して設けられ枠部22bの第3枠面22eからの窪みとして形成された凹部11bとを有する。突起部材11aは、光軸AX方向から見て円形の断面を有する柱状又はテーパー状の部材である。凹部11bは、図3Aの平面図及び図3Bの側方断面に示すように、突起部材11aの先端部13を反転させた円形窪みであり、先端部13を受容する。第1位置決め部11は、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とを光軸AXに平行な中心軸CXに関してセンタリングする役割を有する。ただし、第1位置決め部11は、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とが中心軸CXのまわりに相対的に回転することを許容する。
周辺側の第2位置決め部12は、第1位置決め部11又は中心軸CXの周りの第1及び第2レンズアレイ21,22の相対的な回転を規制する嵌合構造として、第1レンズアレイ21に付随して設けられ枠部21bの第2枠面21f側から延びる突起部材12aと、第2レンズアレイ22に付随して設けられ枠部22bの第3枠面22eからの窪みとして形成された凹部12bとを有する。突起部材12aは、光軸AX方向から見て円形の断面を有する柱状の部材であり、凹部12bは、図3Cの平面図及び図3Dの側方断面に示すように、突起部材12aの先端部14を受容して斜め方向に延びる長穴状の窪みとなっている。長穴状の凹部(窪み)12bは、第1レンズアレイ21の第1位置P1と第3位置P3とを繋ぐ所定方向D1(或いは第2レンズアレイ22の第2位置P2と第4位置P4とを繋ぐ所定方向D1)に細長く延びている。このように凹部(窪み)12bが所定方向D1に細長く延びることで、第2位置決め部12は、所定方向D1に関して位置ずれを許容する遊びを有するものとなっている。つまり、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とが設計値に対して若干のサイズ差があっても、このようなサイズ差を許容しつつ組み立て精度の劣化を防止できる。
組み立てについて簡単に説明すると、まず第1レンズアレイ21に中間絞り23を接着剤等を利用して取り付ける。この際、位置決め孔23dに突起部材11a,12aが通され、第1レンズアレイ21と中間絞り23とのアライメントが達成される。その後、第1レンズアレイ21の像側と、第2レンズアレイ22の物体側とが合わさるように、両レンズアレイ21,22を接合する。この際、突起部材11aが凹部11bに嵌合して第1位置決め部11による両レンズアレイ21,22の芯出しが行われるとともに、突起部材12aが凹部(窪み)12bに嵌合して第2位置決め部12による両レンズアレイ21,22の回転規制が行われ、XY面内の方向やZ軸のまわりの回転に関しての位置合わせが達成される。なお、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とは、接着剤を介してスペーサー部25,26の対向面で接合され、Z方向等に関する位置合わせが達成される。その後は、両レンズアレイ21,22を接合して得た積層型レンズアレイユニット20の他、フィルター40等をホルダー60に組み付ける。
以上のように、本実施形態の積層型レンズアレイユニット20では、嵌合によって位置決めを行う複数の位置決め部11,12が、第1レンズアレイ21における隣接する一対の第1個眼レンズ21a間に対応する箇所を含む複数箇所に設けられている。これにより、隣接する一対の第1個眼レンズ21a間に対応する箇所(中央部C1)に設けられた第1位置決め部11によって、第1及び第2レンズアレイ21,22を光軸AXに垂直なXY方向に位置決めしつつ、第2位置決め部12によって、隣接する一対の第1個眼レンズ21a間に対応する箇所(中央部C1)の周りの回転を規制して第1及び第2レンズアレイ21,22の相対的な回転角度を簡易に調整することができる。ここで、第1位置決め部11が隣接する一対の第1個眼レンズ21a間に対応する箇所(中央部C1)に設けられているので、成形ばらつき等に起因して第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22との間に若干の寸法誤差があっても、第1位置決め部11と第2位置決め部12とが比較的近づき、適切な嵌合を確保しやすくなる。これにより、第1及び第2レンズアレイ21,22間に生じる光軸ずれ等を抑制でき、積層型レンズアレイユニット20の光学性能を向上させることができる。
なお、位置決め部11,12の配置は、積層型レンズアレイユニット20を構成する隣接する個眼光学系20s間で迷光を生じさせないような配置とすることが望ましい。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態の積層型レンズアレイユニット及び撮像装置について説明する。なお、第2実施形態の積層型レンズアレイユニット等は、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等を位置決め部の配置等に関して変形したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等と同様である。
図4A及び4Bに示すように、第1位置決め部11は、積層型レンズアレイユニット20の中央部C1に配置され、第2位置決め部12も、積層型レンズアレイユニット20の中央部C1に配置されている。より詳細には、第1位置決め部11の突起部材11aは、第1レンズアレイ21側において、隣接する一対の第1個眼レンズ21aの間の第1位置P1に配置され、凹部11bは、第2レンズアレイ22側において、第1位置P1に対向する第2位置P2に配置されている。また、第2位置決め部12の突起部材12aは、第1レンズアレイ21側において、第1位置P1に配置され、凹部212bは、第2レンズアレイ22側において、第1位置P1に対向する第2位置P2に配置されている。
本実施形態の場合、第1位置決め部11と第2位置決め部12とが近づくが、第1位置決め部11と第2位置決め部12とが一定以上離間しているので、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22との芯出しや回転ずれを防止して、両レンズアレイ21,22の精密なアライメントが可能になる。なお、上記実施形態の場合、第2位置決め部12の凹部212bが円形の窪みであるが、両レンズアレイ21,22の成形後のサイズ差があまり大きいものでなければ、第1実施形態の図3C及び3D等に示すような遊びを設ける必要はない。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態の積層型レンズアレイユニット及び撮像装置について説明する。なお、第3実施形態の積層型レンズアレイユニット等は、第1及び第2実施形態の積層型レンズアレイユニット等を位置決め部の配置等に関して変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等と同様である。
図5A及び5Bに示すように、第1位置決め部11は、積層型レンズアレイユニット20における広義の中央部C1に配置され、第2位置決め部12も、積層型レンズアレイユニット20における広義の中央部C1に配置されている。ただし、第1位置決め部11は、中央の第1個眼レンズ21aを挟んで第2位置決め部12の反対側に配置されている。より詳細には図5Aに示すように、第1位置決め部11の突起部材11aは、第1レンズアレイ21側において、広義の中央部C1内であって隣接する一対の第1個眼レンズ21aの間の第1位置P1に配置され、凹部11bは、第2レンズアレイ22側において、第1位置P1に対向する第2位置P2に配置されている。また、第2位置決め部12の突起部材12aは、第1レンズアレイ21側において、広義の中央部C1内であって隣接する一対の第1個眼レンズ21aの間の第3位置P3に配置され、凹部212bは、第2レンズアレイ22側において、第3位置P3に対向する第4位置P4に配置されている。
本実施形態の場合、第1位置決め部11と第2位置決め部12とがある程度離間しているので、第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22との芯出しや回転ずれを防止して、両レンズアレイ21,22の精密なアライメントが可能になる。なお、上記実施形態の場合、第2位置決め部12の凹部212bが円形の窪みであるが、第1実施形態の図3D等に示すような長孔として遊びを設けることもできる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態の積層型レンズアレイユニット及び撮像装置について説明する。なお、第4実施形態の積層型レンズアレイユニット等は、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等を位置決め部の形状等に関して変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態の積層型レンズアレイユニット等と同様である。
図6A及び6Bに示すように、第1位置決め部11の突起部材411aは、角柱又は角錐状の先端部13を有し、凹部411bは、四角形の窪みを有する。なお、図示を省略しているが、第2位置決め部12の突起部材12aの場合、先端部14が角柱又は角錐状であってもよいが、円柱又は円錐状であってもよい。また、突起部材の先端部と凹部とを、角柱又は角錐状と、円柱又は円錐状との組み合わせで構成してもよい。
以上、実施形態に即して説明したが、本発明に係る積層型レンズアレイユニット20等は、上記例示のものには限られない。例えば、第1位置決め部11は、突起部材11a及び凹部11bの組み合わせに限らず、凹凸を組み合わせた種々の嵌合構造とできる。同様に、第2位置決め部12も、凹凸を組み合わせた種々の嵌合構造とできる。
上記第1及び第2位置決め部11,12に加えて第3の位置決め部を補助的に設けることもできる。
また、各レンズアレイ21,22を構成する個眼レンズ21a,22aの配列やその光学面21c,21d,…の形状等は、積層型レンズアレイユニット20又は撮像装置100の用途又は仕様に応じて適宜変更することができる。例えば個眼レンズ21a,22aは、4×4又は3×3の格子点に配列するものに限らず、例えば2×2、5×5等の格子点に配列することができる。なお、積層型レンズアレイユニット20を構成するレンズアレイは、上記例示の2層に限らず、3層又は4層以上とすることができる。
積層型レンズアレイユニット20の輪郭形状は、一般的に矩形又四角形となるが、多少の変形が可能である。例えば角を落とした4角形に近い8角形等の輪郭を有するレンズアレイも、本発明に係る積層型レンズアレイユニットを構成する要素とできる。

Claims (10)

  1. 複数の第1個眼レンズを有する第1レンズアレイと、
    前記第1レンズアレイを構成する前記複数の第1個眼レンズに対応する配置で複数の第2個眼レンズを有する第2レンズアレイと、
    前記第1レンズアレイ又は前記第2レンズアレイに、前記第1レンズアレイにおける隣接する一対の第1個眼レンズ間に対応する箇所を含む複数箇所に設けられて、嵌合によって位置決めを行う複数の位置決め部と
    を備え、
    前記複数の位置決め部として、前記第1レンズアレイにおける隣接する一対の第1個眼レンズの間の第1位置と、前記第2レンズアレイにおいて前記第1位置に対向する第2位置との間に設けられた第1位置決め部と、前記第1レンズアレイにおける前記複数の第1個眼レンズを避けるとともに前記第1位置と異なる第3位置と、前記第2レンズアレイにおいて前記第3位置に対向する第4位置との間に設けられた第2位置決め部とのみを備え、
    前記第1位置決め部は、前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとを光軸に垂直な方向に関して位置決めする嵌合構造を有し、
    前記第2位置決め部は、前記第1位置決め部の周りの前記第1及び第2レンズアレイの相対的な回転を規制する嵌合構造を有し、
    少なくとも前記第1位置決め部は、隣接する第1個眼レンズ間に設けられ、かつ前記第1レンズアレイの中央部に配置される積層型レンズアレイユニット。
  2. 前記第2位置決め部は、前記第1位置と前記第3位置とを繋ぐ所定方向に関して位置ずれを許容する遊びを有する、請求項1に記載の積層型レンズアレイユニット。
  3. 前記第1位置決め部は、円形又は多角形の断面を有する柱状の突起部材と、前記突起部材の先端部を反転させた形状を有し当該先端部を受容する凹部とを有し、
    前記第2位置決め部は、円形又は多角形の断面を有する柱状の突起部材と、前記突起部材の先端を受容して前記所定方向に延びる長穴状の窪みとを有する、請求項2に記載の積層型レンズアレイユニット。
  4. 前記第1位置決め部は、前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイの中央領域に設けられ、
    前記第2位置決め部は、前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイの周辺領域に設けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニット。
  5. 前記第1及び第2レンズアレイにおける前記複数の第1及び第2個眼レンズは、矩形格子点に沿って2次元的に配列されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニット。
  6. 前記第1及び第2レンズアレイは、光軸方向から見て四角形の輪郭を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニット。
  7. 前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの間に前記第1及び第2個眼レンズに対応して配置された絞り板をさらに備え、
    前記複数の位置決め部は、前記絞り板を前記第1及び第2レンズアレイに対して位置決めする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニット。
  8. 前記第1及び第2レンズアレイは、熱可塑性材料で形成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニット。
  9. 前記第2位置決め部は、前記第1位置決め部から所定距離離れた位置に配置される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層型レンズユニット。
  10. 請求項1〜までのいずれか一項に記載の積層型レンズアレイユニットと、
    前記積層型レンズアレイユニットを構成する複数のレンズアレイに対応して設けられたセンサーアレイと
    を備える撮像装置。
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