JP5816396B2 - 閉塞ユニット、真空バルブおよびバルブプレート - Google Patents

閉塞ユニット、真空バルブおよびバルブプレート Download PDF

Info

Publication number
JP5816396B2
JP5816396B2 JP2010238898A JP2010238898A JP5816396B2 JP 5816396 B2 JP5816396 B2 JP 5816396B2 JP 2010238898 A JP2010238898 A JP 2010238898A JP 2010238898 A JP2010238898 A JP 2010238898A JP 5816396 B2 JP5816396 B2 JP 5816396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plate
valve plate
support plate
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010238898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011094795A (ja
Inventor
ショフ シュテファン
ショフ シュテファン
メルク アンドレアス
メルク アンドレアス
ベレーリ エリジオ
ベレーリ エリジオ
Original Assignee
バット ホールディング アーゲー
バット ホールディング アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バット ホールディング アーゲー, バット ホールディング アーゲー filed Critical バット ホールディング アーゲー
Publication of JP2011094795A publication Critical patent/JP2011094795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5816396B2 publication Critical patent/JP5816396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K51/00Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus
    • F16K51/02Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus specially adapted for high-vacuum installations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/16Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together
    • F16K3/18Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members
    • F16K3/188Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members by means of hydraulic forces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

本発明は、真空バルブ用の閉塞ユニット、真空バルブおよび真空バルブ用の閉塞ユニットの支持プレートに対して固定されるバルブプレートに関する。
第1および第2バルブプレートにより交互に閉塞される、第1および第2のバルブ開口部を有する真空バルブが知られている(特許文献1および2参照)。両方のバルブプレートは、バルブロッドまたはバルブロッドに取り付けられている端部材により保持されている。バルブロッドに対する各バルブプレートの角度を調節するため、当該取り付けは旋回ボルトにより実現されている。
真空バルブの開状態において、バルブロッドは引き戻され、両方のバルブ開口部は開放されている。真空バルブを閉じるため、両方のバルブプレートは開位置から中間位置に動かされる。両方のバルブプレートは中間位置において両方のバルブ開口部の中間にあり、バルブ開口部から離れている。この中間位置から、バルブロッドが自らに対して垂直な揺動軸回りに揺動することにより、第1バルブ開口部が第1バルブプレートにより閉塞され、あるいは、第2バルブ開口部が第2バルブプレートにより閉塞される。たとえば第1バルブ開口部の閉塞状態において第2プレートが修理される。すなわち、シール部材が交換されるとともに、ひっくり返される。
第1および第2バルブプレートにより閉塞されうる、第1および第2バルブ開口部を有する別の真空バルブが知られている(特許文献3参照)。各バルブプレートは別個のバルブロッドに連結されている。
相互に独立して変位可能な第1および第2バルブプレートを有する真空バルブが提案されている(特許文献4参照)。バルブプレートの一方が、バルブロッドに取り付けられている支持ユニットにより支持されている。支持ユニットにはバルブプレートを動かすため多数のアクチュエータが装備され、バルブプレートは、スライド式案内機構の技術にしたがって構成されている案内機構を介してアクチュエータに連結され、バルブプレートがアクチュエータから取り外されうる。
バルブプレートをバルブシートに位置合わせするため、バルブプレートの軸回りにバルブプレートが限定的に揺動されうるように、バルブロッドにバルブプレートを支持させる技術が提案されている(特許文献5参照)。
バルブプレートが軸回りに傾動可能であり、バルブロッドがこの軸に対して垂直になるように、バルブロッドにバルブプレートを支持させる技術が知られている(特許文献6参照)。
アメリカ合衆国特許公報 US6390448B1 アメリカ合衆国特許公報 US6913243B1 アメリカ合衆国特許公報 US6095741 国際公開公報 WO2009/070824A1 アメリカ合衆国特許公報 US7134642B2 アメリカ合衆国特許公報 US6471181B2
本発明は、各バルブプレートが簡単に取り付けられかつ取り外され、各バルブプレートが取り付け状態において安定して堅固に保持され、正確に位置合わせされうるような閉塞ユニット等を提供することを解決課題とする。
本発明は、第1バルブ開口部を閉塞するための第1バルブプレートと、第2バルブ開口部を閉塞するための第2バルブプレートとを備えている真空バルブ用の閉塞ユニットに関する。
前記課題を解決するための本発明の閉塞ユニットは、前記第1バルブプレートおよび前記第2バルブプレートの間にあって、前記第1バルブプレートおよび前記第2バルブプレートが取り外し可能に固定される支持プレートと、前記第1バルブプレートおよび前記第2バルブプレートを前記支持プレートに対して固定するための少なくとも1つの押圧部材とを備え、前記少なくとも1つの押圧部材によって当接しあう複数の押圧面が相互に押圧され、前記押圧面のうち少なくとも1つが傾斜面として形成され、これにより前記第1バルブプレートおよび前記第2バルブプレートのそれぞれが前記支持プレートに対して圧接され、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれと前記支持プレート(19)との間に構成されている案内機構により、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが前記支持プレート(19)に対して変位することが可能とされ、前記案内機構が前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)が前記支持プレート(19)から外れることを防止し、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれと前記支持プレート(19)との間の前記案内機構により予め定められている変位経路が、前記押圧部材(20)(21)に作用する押圧力に対して平行に調整されている。
本発明の閉塞ユニットによれば、2つのバルブプレートが当該2つのバルブプレートの間にある支持プレートに対して取り付けられるとともに取り外される。各バルブプレートを支持プレートに固定するために少なくとも1つの押圧部材が用いられる。押圧部材により当接しあう押圧面が相互に押圧され、押圧面のうち少なくとも1つが傾斜面として形成されている。これにより、各バルブプレートが支持プレートに対して圧接される。
少なくとも1つの傾斜面により、各バルブプレートから支持プレートに向かう方向に作用する力成分が生じ、これによりバルブプレートが支持プレートに対して圧接される。各傾斜面は各押圧部材から受ける押圧力に対して45°など、20°〜70°の範囲の角度で傾斜している。
バルブプレートが支持プレートに対して圧接されることにより、バルブプレートがぶれることなく安定に固定される。そして、バルブプレートが支持プレートに対して、微小な公差しか残さずに位置合わせされる。押圧部材の使用により、簡易な取り付けまたは取り外しが可能になっている。
これにより、バルブプレートは、バルブプレートと支持プレートとの当接しあう押圧面によって形成されるストッパまで、支持プレートに対して変位することができる。この状態において、バルブプレートを固定するために少なくとも1つの押圧部材が取り付けられる。この案内機構により、押圧部材の取り付けに際してバルブプレートの落下が防止されるとともに、支持プレートに対して位置が合わせられる。
各押圧部材による押圧に対して、押圧部材に当接する少なくとも1つの押圧ネジが設けられ、各傾斜面が押圧ネジの軸に対して45°など、20°〜70°の範囲の角度で傾斜していることが好ましい。
少なくとも1つの押圧部材によって圧接されている各バルブプレートおよび支持プレートの当接しあう押圧面は、各バルブプレートおよびこれに圧接されている少なくとも1つの押圧部材の当接しあう押圧面と同様、少なくとも一方が傾斜面として形成されることにより、各バルブプレートが支持プレートに押し付けられている。
特に、各バルブプレートおよび支持プレートの押圧しあう押圧面と、押圧部材それ自体および各バルブプレートの押圧しあう押圧面も含む、少なくとも1つの押圧部材により押圧しあう押圧面のすべてが傾斜面として形成されることにより、各バルブプレートが支持プレートに対して圧接されている。
本発明の適当な実施態様において、各バルブ開口部を閉塞するためにバルブプレートが動かされる方向について見た場合、各バルブプレートは、隅角部が直角でありながらも丸みが付けられ、対向する長辺および対向する短辺を有する略長方形状に形成されている。このような実質的に長方形状のバルブプレートにより、略長方形状またはスリット状のバルブ開口部が閉塞される。
各バルブプレートを押圧する少なくとも1つの押圧部材は、バルブプレートにおける一方の長辺に沿った側面に当接する。好ましくは、バルブプレートを押圧するための複数の押圧部材が、長方形状のバルブプレートの長辺側面に沿って相互に離れて設けられている。
支持プレートに対するバルブプレートの案内のため、両者のうち一方に少なくともアンダーカット溝部が形成されることが好ましい。この溝部には両者のうち他方の突出部が係合する。これにより、突出部が、アンダーカットにより形成されたアンダーカット溝部の側壁(起立面)に当接する。このような案内機構はスライド式の案内機構の形で構成される。
本発明の閉塞ユニットが適用される真空バルブは、第1バルブシートにより囲まれている第1バルブ開口部および第2バルブシートにより囲まれている第2バルブ開口部を有するバルブハウジングを備えている。第1バルブ開口部を閉塞するために第1バルブプレートは第1バルブシートに押し付けられ、第2バルブ開口部を閉塞するために第2バルブプレートは第2バルブシートに押し付けられる。
本発明の真空バルブは、たとえば、真空プロセスを実施するためのプロセス装置における搬送チャンバおよびプロセスチャンバの間の搬送バルブを構成してもよい。
本発明は真空バルブ用の閉塞ユニットの支持プレートに対して固定されるバルブプレートに関する。
前記課題を解決するための本発明のバルブプレートは、傾斜面として構成されている少なくとも1つの押圧面を有している。当該押圧面により、少なくとも1つの押圧部材によってバルブプレートが支持プレートに押圧される際に、バルブプレートが支持プレートに押し付けられる。
バルブプレートが、傾斜面として構成されている第1押圧面および第2押圧面を有し、第1押圧面が傾斜面として構成されている支持プレートの押圧面と当接するとともに、第2押圧面が傾斜面として構成されている少なくとも1つの押圧部材の押圧面と当接することが好ましい。
バルブプレートと支持プレートとの間の案内機構を構成するためにさらなる溝部または突起が設けられ、案内機構が支持プレートからバルブプレートが外れることを防止し、特にスライド式の案内機構の形態で構成されることが好ましい。案内経路は、バルブプレートの各傾斜面の延長線に対して傾斜しており、好ましくは垂直であることが好ましい。
本発明の利点および詳細は図面に基づいて説明される。
本発明の閉塞ユニットの斜視図。 図1の閉塞ユニットの分解図。 支持プレートの斜視図。 図1および図2において背後に隠れているバルブプレートを単独で表わす図。 図1のA−A線に沿った横断面図。 図1のB−B線に沿った横断面図。 離反状態にあって、図6の横断面図において閉状態に向かって相互に平行に動かされる支持プレートおよび両方のバルブプレートを表わす図。 中央(図1の断面線C−C)に沿った断面図。 図1の閉塞ユニットおよび真空バルブの斜視図。 第1閉状態における真空バルブの断面図。 図10に対応する第2閉状態における真空バルブの部分断面図。 図11に対応する開放状態における真空バルブの部分断面図。
本発明の閉塞ユニットの一実施形態が図1〜図8に示されている。図9〜図12は当該閉塞ユニットが取り付けられる真空バルブの一実施形態を部分的に示している。真空バルブは第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3を有するバルブハウジング1を備えている。第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3はバルブハウジング1の対向する壁部に設けられている。
本実施形態では第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3は一直線に並んでいる。すなわち、第1バルブ開口部2の軸4および第2バルブ開口部3の軸の方向に見た場合に第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3はお互いに重なっている。軸4および5はお互いに平行であって同一の直線上にある。特に第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3は同等の寸法を有する。
本実施形態では第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3はスリット状に形成され、長辺が短辺より著しく長い、実質的に長方形状の横の切れ目形状を有している。
このようなバルブ開口部を有する真空バルブは、たとえば半導体処理装置において搬送バルブとして使用される。真空バルブは搬送モジュール(搬送チャンバ)およびプロセスモジュール(プロセスチャンバ)の間に設けられる。この場合、プロセスモジュールにおいて加工されるウェハ等のワークピースが、搬送モジュールから真空バルブを通じてプロセスモジュールに搬送される。
当該真空バルブはロードロックモジュールおよび搬送モジュールの間に設けられてもよい。この場合、ワークピースが雰囲気領域からロードロックモジュールを通じて搬送モジュールに搬送される。
真空バルブの第1バルブ開口部2または第2バルブ開口部3を閉塞するため、バルブハウジング1の中に設けられている閉塞ユニット6が用いられる。閉塞ユニット6は第1バルブプレート7および第2バルブプレート8を備えている。第1バルブプレート7はシール部材9を有し、第2バルブプレート8はシール部材10を有している。
第1バルブ開口部2が閉塞される一方で第2バルブ開口部3が開放されている第1閉状態において(図10参照)、第1バルブプレート7のシール部材9は第1バルブ開口部2を囲う第1バルブシート11に押し付けられる。これに対して、第2バルブプレート8のシール部材10は第2バルブ開口部3を囲う第2バルブシート12から離れている。
第2バルブ開口部3が閉塞されている一方で第1バルブ開口部2が開放されている第2閉状態において(図11参照)、第2バルブプレート8のシール部材10は第2バルブ開口部3を囲う第2バルブシート12に押し付けられる。これに対して、第1バルブプレート7のシール部材9は第1バルブ開口部2を囲う第1バルブシート11から離れている。
全開状態において(図12参照)、第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3が開放されている。軸4,5の方向に見た場合、閉塞ユニット6は第1バルブ開口部2および第2バルブ開口部3に重なっていない。
真空バルブのこれらの状態間で閉塞ユニット6を変位させるため、閉塞ユニット6にはバルブロッド13が取り付けられている。バルブロッド13は適当な変位アクチュエータ14,15,16により動かされる。
真空バルブの開状態(図12参照)から、いずれか一方の閉状態(図10または図11参照)への遷移を実現するため、閉塞ユニット6は中間位置を経て変位する。中間位置において、軸4,5の方向に見た場合に閉塞ユニット6は第1バルブ開口部2および第3バルブ開口部3を覆う一方、第1バルブシート11および第2バルブシート12から離れている。閉塞ユニット6は、図10および図11に示されている位置の間の中間位置にある。
閉塞ユニット6を中間位置と、第1バルブシート11および第2バルブシート12のうち一方に押し付けられる位置との間で変位させるため、本実施形態ではバルブロッド13が、バルブロッド13に対して垂直な軸17の回りに揺動される。軸17回りにバルブロッド13を揺動させるための変位アクチュエータ14,15としてピストンシリンダユニットが示されている。
バルブロッド13を中間位置と、図12に示されている開位置との間で変位させるため、変位アクチュエータ16として同様にピストンシリンダユニットが示されている。このピストンシリンダユニットのシリンダは、バルブハウジング1またはこれに堅固に連結されているアクチュエータハウジング18に対して軸17の回りに揺動可能に支持されている。変位アクチュエータ14,15は、変位アクチュエータ16のシリンダを軸17の回りに揺動させるため、共同して機能する。
閉塞ユニット6が取り付けられているバルブロッド13の揺動によって閉塞ユニット6が2つの対向するバルブシート11,12のうち一方または他方に押し付けられる真空バルブは、当該技術分野における文献等から公知のものである。
変位アクチュエータ16のシリンダのためのリニア式案内機構等により、第1バルブ開口部2の軸4および第2バルブ開口部3の軸5の方向にバルブロッド13が直線的に動かされ、閉塞ユニット6を中間位置から直線的な変位により第1バルブシート11および第2バルブシート12のうち一方に押し付けられてもよい。
ピストンシリンダユニットとは異なる形態の変位アクチュエータ14,15,16が採用されてもよい。
ここで、閉塞ユニット6の構成を図1〜図8を用いて詳細に説明する。第1バルブプレート7および第2バルブプレート8が、当該2つのバルブプレート7,8の間にある支持プレート19に対して取り外し可能に固定されている。第1バルブプレート7および第2バルブプレート8は、その一方の側面を支持プレート19の一方の側面に当接させている。
支持プレート19に当接している側面の反対側にあるバルブプレートの他方の側面には、第1バルブプレート7のシール部材9および第2バルブプレート8のシール部材10が設けられている。
支持プレート19の両方の側壁には第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれが当接している。
環状の弾性シール部材9,10はOリング等から構成され、バルブプレート7,8の溝部に配置されている。他の実施形態として加硫された環状のシール部材が採用されてもよい。
第1バルブプレート7を支持プレート19に対して固定するために押圧部材20が用いられ、第2バルブプレート8を支持プレート19に対して固定するために押圧部材21が用いられる。押圧部材20,21は押圧面22を有し、押圧部材20の押圧面22は第1バルブプレート7の第1押圧面23に当接し、押圧部材21の押圧面22は第2バルブプレート8の第1押圧面23に当接している。
第1バルブプレート7および第2バルブプレート8は、支持プレーと19の押圧面25,26のそれぞれに当接する第2押圧面24を有している。
押圧部材20,21により、押圧部材の当接している押圧面22,23と、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8と、プレート7,8,19の当接している押圧面24,25,26とが相互に押圧される。この目的のため、押圧部材20,21を支持プレート19にネジ止めする押圧ネジ27が用いられる。本実施形態では押圧ネジ27は押圧部材20,21の開口部を通り、支持プレート19のネジ穴37に螺着される。
押圧面22〜26は当接しあう傾斜面として形成されている。ここで「傾斜面」とは、当該押圧面22〜26またはその表面法線が、押圧部材20を第1バルブプレート7に押し付け、押圧部材21を第2バルブプレート8に押し付ける押圧力F(図6に記号で示されている。)に対して傾斜していることを意味する。押圧部材22〜26のそれぞれと押圧力Fとのなす角度28は、約45°等、30°〜60°の範囲にある。
押圧面22〜26の傾斜配置により、当接している傾斜面22〜26を通じて、支持プレート19に向かう方向について第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれから作用する力成分Fkが生じる。当接しあう傾斜面に対して垂直な方向に斜面から受ける垂直抗力Fnのほか、その分力である支持プレート19に対して向かっている力成分Fkと、支持プレート19に対して平行な力成分とが図6に示されている。
押圧力Fは押圧ネジ27の軸29に対して平行である。
好ましくは、押圧ネジ27の軸29が相互に平行になるようにして、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8の同じ側においてより多数の押圧部材20,21が用いられてもよい。
本実施形態では、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8は、面積が大きい側から見た場合に略長方形状を有している(直角で丸みを帯びた隅角部を有する)。押圧部材20,21はバルブプレート7,8の長辺に沿って相互に離れた状態で当該長辺の側面に当接している。
押圧ネジ27を受け入れるネジ穴37はその前側が支持プレート19の幅狭の側面に設けられている。第1バルブプレート7の押圧部材20に用いられる押圧ネジ27を受け入れるネジ穴37と、第2バルブプレート8の押圧部材21に用いられる押圧ネジ27を受け入れるネジ穴37とが支持プレート19の同じ幅狭の側面に設けられている。
押圧力Fに対して平行な横スリットにおいて、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8により、本実施形態では、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8の突出部であって、支持プレート19に対して向かっている突出部の側面に押圧面23,24が設けられている。
押圧面23,24の表面法線は、支持プレート19の中央の中間平面30(図7参照)に向いており、中間平面に対して90°とは異なる角度31をなしている。角度31は約45°等、20°〜70°の範囲にある。支持プレート19の中間平面30から離れるほど押圧面23,24は相互に近づいている。全体的に、押圧面23,24が有する突出部はバチ型連結のような形態である。
支持プレート19の押圧面25,26の表面法線は、中間平面30に向いており、中間平面に対して90°とは異なる角度32をなしている。角度32は約45°等、20°〜70°の範囲にある。
取り付け位置において、押圧部材20,21の押圧面22の表面法線は、支持プレート19の中間平面30に向いており、中間平面に対して90°とは異なる角度32をなしている。角度32は約45°等、20°〜70°の範囲にある。
支持プレート19の中間平面30は、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれが当接している支持プレート19の両側面の中心にある。支持プレート19がバルブロッド13に取り付けられている状態において、中間平面30はバルブロッド13に対して平行である。
バルブプレート7,8は案内機構により支持プレート19に連結されている。案内機構によりバルブプレート7,8は支持プレート19に対して変位することができる。案内機構によりバルブプレート7,8は、押圧力Fに対して垂直かつ中間平面30に対して平行な方向について、支持プレート19に対して変位することが防止されている。
支持プレート19およびバルブプレート7,8に相互に係合する適当な形状の凸部および凹部等、別の方法によって当該方向について支持プレート19に対するバルブプレート7,8の変位が防止されうる。
第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれが支持プレート19に取り付けられ、押圧部材20,21がまだ取り付けられていない状態で、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれが支持プレート19から外れることが防止されている限り、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれと、支持プレート19との間に構成されている案内機構は、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8のそれぞれを支持プレート19に取り付ける役割を果たす。
スライド式案内機構として構成される、このような案内機構を構成するため、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8は、支持プレート19に向いている側面にアンダーカットされた溝部33を有している。溝部33に対して支持プレート19に設けられ、アンダーカットされた側壁または溝部33の側面に当接する突出部34が噛み合う。これにより、第1バルブプレート7および第2バルブプレート8が支持プレート19から離れることが防止される。
図8からわかるように、突出部34は、溝部33のアンダーカットされた側壁と係合する、アンダーカットされた側壁または起立面を有している。溝部33のアンダーカットされた側壁は、各バルブプレート7,8と、支持プレート19との間の案内機構の案内面を構成する。
図面から明らかなように、案内機構はスライド式の案内機構の形態で構成されることが好ましい。アンダーカットされた溝部33またはアンダーカットされた側壁を有する突出部34は異なる形態であってもよい。アンダーカットされた溝部が支持プレート19に形成され、突出部34がバルブプレート7,8に形成されてもよい。
各バルブプレート7,8が、直線式案内機構として構成されている案内機構によって支持プレートに対して案内される方向は、本実施形態では前期のように押圧力Fに対して平行である。
各バルブプレート7,8と支持プレート19との間に構成されている案内機構により、各バルブプレート7,8は、各プレート7,8,19の押圧面24,25,26によって形成されるストッパにいたるまで変位することができる。ストッパにより変位が制限される。
バルブプレート7,8が支持プレート19に対して上方に変位するとき、バルブプレート7,8が下降することが防止される。押圧部材20,21が取り付けられる前に、バルブプレート7,8の支持プレート19に対する位置が調節される。
図3から明らかなように、第1バルブプレート7に向いている側壁に、突出部34および押圧面25が設けられている。対向しあう側壁は、そこに突出部34が上方領域に達しているほかは、基本的に同様に構成されている(両側が上方領域まで達しているまたは両側が上方領域から離れて途切れている)。
図1および図2から明らかなように、支持プレート19に対して反対側の第1バルブプレート7の側壁に、シール部材9が設けられている。支持プレート19に対して反対側の第2バルブプレート8の表面は、同様に構成され、そこにシール部材10が設けられている。
図4から明らかなように、支持プレート19に向いている第2バルブプレート8の側壁には、アンダーカット溝部33と、第1押圧面23と、第2押圧面24とが設けられている。支持プレート19に向いている第1バルブプレート7の側壁も同様に構成されている。
バルブ開口部2,3の一方の閉塞に際してバルブロッド13が軸17の回りに傾動するにもかかわらず、閉塞ユニット6が各バルブシート11,12に押し付けられている状態で、各シール部材9,10をその周長にわたり均等に押し付けるため、支持プレート19に対して反対側にあるバルブプレート7,8の側壁は相互に垂直である。取り囲む角度は、本実施形態では約1.6°であるが、これは実用的により大きくても、より小さくてもよく、たとえば1°〜3°の範囲にあってもよい。
この傾斜状態は、本実施形態では第2バルブプレート8の楔形状を通じて実現されている。両方のバルブプレート7,8がともに楔形状に形成され、これに加えてまたは代えて支持プレート19が楔形状に形成されてもよい(それぞれ横断面図をとった場合)。
このような支持プレート19の反対側にある両バルブプレート7,8の側壁の傾斜配置に代えて、支持プレート19がバルブロッド13に対して傾動可能に支持されていてもよい。このように傾動可能な支持方法は、たとえば前記特許文献6に相当する技術水準から公知のものである。
支持プレートをバルブロッドに連結するための十分な柔軟性を有する金属製の連結要素により、支持プレートがバルブロッドに対して傾動可能に支持される。バルブロッドが軸17の回りに傾動する代わりにバルブロッドが直線的に動かされる場合、閉塞ユニット6を中間位置から両方のバルブシート11,12に押し付けるために当該傾斜配置は必要ではない。
支持プレート9はバルブロッド13に対して次のように連結される。バルブロッド13の端部が支持プレート19の収容開口部35に挿入される。支持プレート19の対向しあう側から、支持プレート19の穴を通じている連結ネジ36が、バルブロッド13の端部に設けられている前額側のネジ穴に螺合される。連結ネジ36の軸およびバルブロッド13の軸は、支持プレート19の中間平面30に対して平行である。
バルブシート11,12に対する閉塞ユニット6の姿勢の適合を可能とするため、相互に連結された状態においてバルブロッド13の軸回りに支持プレート19が揺動されうる。バルブロッドをバルブプレートに連結させるこのような構成は、たとえば前記特許文献5に相当する技術水準から公知のものである。
バルブプレート7,8は、バルブロッドが取り付けられる上側であって、バルブロッド13の反対側にある幅狭側面に、バルブプレート7,8の取り付けまたは取り外しに際して工具がねじり嵌めされる少なくとも1つのネジ穴38,39を備えている。そのような工具を用いる作業は、たとえば前記特許文献5に相当する技術水準から公知のものである。支持プレート19の上側の幅狭側面には、バルブロッド13に対する取り付けまたは取り外しに際して、工具がねじり嵌めによって取り付けられる同様のネジ穴40が設けられている。
本実施形態では、バルブハウジングは、プロセスチャンバ側に取り出し可能なパネルを備えている。パネルはバルブプレートに向いている側に、シール部材9と第1バルブ開口部2との中間にあって、シール部材9をプロセスチャンバに導入されるプロセスガスの攻撃から保護するシール部材41を備えている。バルブプレート7およびシール部材41を有するパネルには、プロセスガスから保護するためのコーティングが施されている。
前記のように相互に当接する押圧面の両方が傾斜面と形成され、相互に当接する押圧面22〜26の一方のみが傾斜面として形成されている場合、支持プレート19に向かう方向の力成分Fkが生じる。各押圧部材20,21および各バルブプレート7,8の相互に当接する押圧面のうち少なくとも一方、好ましくは両方が傾斜面として形成されている場合、あるいは、各バルブプレート7,8および支持プレート19の間で相互に当接する押圧面のうち少なくとも一方、好ましくは両方が傾斜面として形成されている場合、支持プレート19に対して各バルブプレート7,8が押し付けられる。
ただし、各押圧部材20,21および各バルブプレート7,8の間に少なくとも1つの傾斜面、好ましくは相互に当接する2つの傾斜面が形成されている場合も、各バルブプレート7,8および支持プレート19の間に少なくとも1つの傾斜面、好ましくは相互に当接する2つの傾斜面が形成されている場合も同様に支持プレート19に対して各バルブプレート7,8が押し付けられる。
押圧面20または21が引っ張られた場合、各バルブプレート7,8および支持プレート19の間の案内機構の遊びにしたがって案内面が外側で噛み合う。
支持プレート19の押圧面25,26は、突出部34の上部(各バルブプレート7,8が動かされる方向であって、反対向きの方向にある突出部34の部分)に設けられてもよい。押圧面25,26に対して当接する各バルブプレート7,8の第2の押圧面24は、図4における溝部33の上部が制限されている領域に設けられている。
押圧面22と、25または26と、押圧面23および24とは、押圧力Fの方向に離れており、図3において支持プレート19の前側に示されているように、突出部34は好ましくは上方で若干幅広になっている。
突出部34がバルブプレート8に設けられ、溝部33が支持プレート19に設けられてもよい。
支持プレート19に対するバルブプレート8の案内機構は、2つの突出部34と係合する2つの溝部33を備えていてもよい。この場合、両方の溝部33または両方の突出部34は、支持プレート19の(バルブロッドに支持される)中央部分の両側、または、バルブプレート7,8およびこれから離れている中央部分の両側に設けられてもよい。
突出部および溝部には、バルブプレートが支持プレートから外れるのを防止するためにさらなるアンダーカット側壁が設けられてもよい。差し込みを楽にするため、溝部の差し込み側が広がり(溝部を見たときにV字形状になる)、これに加えてまたは代えて、突出部が幅狭または先細になる(突出部を見たときにV字形状になる)ように形成される。
当接しあう押圧面は前記のように、各バルブプレート7,8が支持プレート19から外れることを防止する溝部および突出部の縁部に形成されてもよい。当接しあう押圧部材21の押圧面22と、バルブプレート7,8の第1押圧面23とのそれぞれは、各バルブプレート7,8または支持プレート19の中央部分から離れて設けられている。
支持プレート19および各バルブプレート7,8の連結は、バルブロッド13との連結部分から両側に離れている2つの部分でのみ実現されている。支持プレート19は各バルブプレート7,8との連結部分と、バルブロッド13との連結部分との中間にある部分において柔軟に構成され、当該部分を通じて各バルブプレート7,8からの間隔を有する。これにより、支持プレート19の揺動が可能になり、バルブプレート7,8がバルブロッド13に対して垂直な軸回りに傾動(回動)することができる。このように傾動可能な軸受は、前記特許文献6により公知の傾動可能な軸受であってもよい。
前記方法によってバルブプレートが取り付けられる、本明細書における意味での支持プレートとして、取り付け状態においてバルブプレートが押し付けられる平坦部分を少なくとも有する、バルブプレートを支持するさまざまな構成が考えられる。ねじれ棒の技術などにしたがって構成される、棒状部分が支持プレートに設けられてもよい。
バルブプレート7,8が支持プレート19に対して、支持プレート19におけるバルブロッド13との連結部分から離れており、かつ、当該連結部分の対向しあう側にある2つの部分でのみ押圧されている場合、支持プレートからバルブプレートが外れることを防止する案内機構が個々のバルブプレート7,8に対して1つのみ設けられてもよい。当該案内機構は、支持プレート19においてバルブロッド13との連結部分に設けられる。これにより、さまざまな熱膨張の結果としての押圧が回避されうる。
1‥バルブハウジング、2‥バルブ開口部、3‥バルブ開口部、4‥軸、5‥軸、6‥閉塞ユニット、7‥第1バルブプレート、8‥第2バルブプレート、9‥シール部材、10‥シール部材、11‥第1バルブシート、12‥第2バルブシート、13‥バルブロッド、14‥変位アクチュエータ、15‥変位アクチュエータ、16‥変位アクチュエータ、17‥軸、18‥アクチュエータハウジング、19‥支持プレート、20‥押圧部材、21‥押圧部材、22‥押圧面、23‥第1押圧面、24‥第2押圧面、25‥押圧面、26‥押圧面、27‥押圧ネジ、28‥角度、29‥軸、30‥中間平面、31‥角度、32‥角度、33‥溝部、34‥突出部、35‥収容開口部、36‥連結ネジ、37‥ネジ穴、38‥ネジ穴、39‥ネジ穴、40‥ネジ穴、41‥シール部材。

Claims (16)

  1. 第1バルブ開口部(2)を閉塞するための第1バルブプレート(7)と、第2バルブ開口部(3)を閉塞するための第2バルブプレート(8)とを備えている真空バルブ用の閉塞ユニットであって、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)の間にあって、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)が取り外し可能に固定される支持プレート(19)と、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)を前記支持プレート(19)に対して固定するための少なくとも1つの押圧部材(20)(21)とを備え、
    前記少なくとも1つの押圧部材(20)(21)によって当接しあう複数の押圧面(22)−(26)が相互に押圧され、
    前記押圧面(22)−(26)のうち少なくとも1つが傾斜面として形成され、これにより前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが前記支持プレート(19)に対して圧接され、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれと前記支持プレート(19)との間に構成されている案内機構により、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが前記支持プレート(19)に対して変位することが可能とされ、前記案内機構が前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)が前記支持プレート(19)から外れることを防止し、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれと前記支持プレート(19)との間の前記案内機構により予め定められている変位経路が、前記押圧部材(20)(21)に作用する押圧力に対して平行に調整されていることを特徴とする閉塞ユニット。
  2. 請求項1記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記少なくとも1つの押圧部材(20)(21)により、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)と、前記支持プレート(19)との押圧面(24)(25)(26)が相互に圧接され、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)と、前記押圧部材(20)(21)との押圧面(23)(22)が相互に圧接されることを特徴とする閉塞ユニット。
  3. 請求項1または2記載の閉塞ユニットにおいて、
    相互に押圧しあう複数の押圧面(22)−(26)のすべてが傾斜面として形成され、これにより前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが前記支持プレート(19)に対して圧接されることを特徴とする閉塞ユニット。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記押圧部材(20)(21)を押圧するため、前記押圧部材(20)(21)に当接する少なくとも1つの押圧ネジ(27)が設けられていることを特徴とする閉塞ユニット。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが、複数の押圧部材(20)(21)により前記支持プレート(19)に対して圧接されることを特徴とする閉塞ユニット。
  6. 請求項5記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれを前記支持プレート(19)に対して押圧する前記複数の押圧部材(20)(21)が、実質的に長方形状に形成されている前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)における一方の長辺に沿って相互に離れて配置されていることを特徴とする閉塞ユニット。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれから前記支持プレート(19)に向かう方向に作用する力成分(Fk)を生じさせるため、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)に設けられている押圧面(24)と当接しあう前記支持プレート(19)の押圧面(25)(26)が、その表面法線が前記支持プレート(19)の中央にある中間平面(30)に対して向いている傾斜面として形成されていることを特徴とする閉塞ユニット。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれから前記支持プレート(19)に向かう方向に作用する力成分を生じさせるため、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)に設けられている押圧面(23)と当接しあう前記押圧部材(20)(21)のそれぞれの押圧面(22)が、その表面法線が前記支持プレート(19)の中央の中間平面(30)に対して向いている傾斜面として形成されていることを特徴とする閉塞ユニット。
  9. 請求項8記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記支持プレート(19)に対して前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれを案内するため、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)と前記支持プレート(19)とのうち一方に設けられている突出部(34)が挿入されるアンダーカット溝部(33)が、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)と前記支持プレート(19)とのうち他方に形成され、前記突出部(34)が前記アンダーカット溝部(33)のアンダーカット形成されている側壁に係合することを特徴とする閉塞ユニット。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の閉塞ユニットにおいて、
    前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)のそれぞれが、前記第1バルブプレート(7)および前記第2バルブプレート(8)と前記支持プレート(19)との当接しあう押圧面(24)(25)(26)によって形成されるストッパにいたるまで、前記支持プレート(19)に対して変位可能であることを特徴とする閉塞ユニット。
  11. 第1バルブシート(11)により囲まれている第1バルブ開口部(2)および第2バルブシート(12)により囲まれている第2バルブ開口部(3)を有するバルブハウジング(1)と、
    前記第1バルブ開口部(2)を閉塞するための第1バルブプレート(7)および前記第2バルブ開口部(3)を閉塞するための第2バルブプレート(8)を有する閉塞ユニット(6)とを備えている真空バルブであって、
    前記閉塞ユニット(6)が請求項1〜10のうちいずれか1つにしたがって構成されていることを特徴とする真空バルブ。
  12. 請求項11記載の真空バルブにおいて、
    前記閉塞ユニット(6)がバルブロッド(13)に取り付けられ、
    前記バルブロッド(13)によって前記閉塞ユニット(6)が、
    前記第1バルブ開口部(2)および前記第2バルブ開口部(3)が開放されている開位置と、
    前記第1バルブ開口部(2)の軸(4)および前記第2バルブ開口部(3)の軸(5)の方向に見て前記第1バルブ開口部(2)および前記第2バルブ開口部(3)が覆われている一方で前記第1バルブシート(11)および前記第2バルブシート(12)から離れている中間位置と、
    前記第1バルブプレート(7)が前記第1バルブシート(11)に押し付けられる一方で前記第2バルブプレート(8)が前記第2バルブシート(12)から離れている第1閉位置と、
    前記第2バルブプレート(8)が前記第2バルブシート(12)に押し付けられる一方で前記第1バルブプレート(7)が前記第1バルブシート(11)から離れている第2閉位置との間で変位可能であることを特徴とする真空バルブ。
  13. 前記請求項1記載の閉塞ユニット(6)に備えられたバルブプレートであって、
    前記バルブプレート(7)(8)が傾斜面として形成されている少なくとも1つの押圧面(23)(24)を備え、前記バルブプレート(7)(8)が少なくとも1つの押圧面(20)(21)により前記支持プレート(19)に押圧されることにより、前記バルブプレート(7)(8)が前記支持プレート(19)に対して圧接されることを特徴とするバルブプレート。
  14. 請求項13記載のバルブプレートにおいて、
    前記バルブプレート(7)(8)が、前記バルブプレートを前記支持プレート(19)に対して変位させるために案内するとともに、前記バルブプレート(7)(8)が前記支持プレート(19)から外れることを防止するための案内面を備えていることを特徴とするバルブプレート。
  15. 請求項14記載のバルブプレートにおいて、
    溝部(33)または前記バルブプレート(7)(8)の突出部のアンダーカット形成されている側壁、または、前記バルブプレート(7)(8)において前記支持プレート(19)に対向している側に前記案内面が形成されていることを特徴とするバルブプレート。
  16. 請求項14または15記載のバルブプレートにおいて、
    傾斜面として形成されている前記少なくともの1つの押圧面(23)(24)が、前記支持プレート(19)に対する前記バルブプレート(7)(8)の変位を制限するためのストッパを構成することを特徴とするバルブプレート。
JP2010238898A 2009-10-27 2010-10-25 閉塞ユニット、真空バルブおよびバルブプレート Active JP5816396B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ATA1695/2009 2009-10-27
AT16952009 2009-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011094795A JP2011094795A (ja) 2011-05-12
JP5816396B2 true JP5816396B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=43897604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010238898A Active JP5816396B2 (ja) 2009-10-27 2010-10-25 閉塞ユニット、真空バルブおよびバルブプレート

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8511642B2 (ja)
JP (1) JP5816396B2 (ja)
KR (1) KR101494925B1 (ja)
CN (1) CN102052474B (ja)
TW (1) TWI541465B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5811320B2 (ja) * 2011-04-21 2015-11-11 Smc株式会社 ゲートバルブ
US8833383B2 (en) 2011-07-20 2014-09-16 Ferrotec (Usa) Corporation Multi-vane throttle valve
US8899551B2 (en) * 2012-02-24 2014-12-02 Fisher Controls International Llc Oblique mating surfaces in a valve assembly
EP2644952B1 (de) * 2012-03-31 2015-09-16 Phönix Armaturen-Werke Bregel GmbH Schieber zum Absperren einer Rohrleitung
US9086173B2 (en) 2012-07-19 2015-07-21 Vat Holding Ag Vacuum valve
US9086172B2 (en) 2012-07-19 2015-07-21 Vat Holding Ag Vacuum valve
TWI656293B (zh) * 2014-04-25 2019-04-11 瑞士商Vat控股股份有限公司
US9470319B2 (en) 2015-01-26 2016-10-18 King Lai Hygienic Materials Co., Ltd. Gate valve with linkage structure
JP6677738B2 (ja) 2015-03-09 2020-04-08 バット ホールディング アーゲー 真空バルブ
TWI705212B (zh) 2016-01-19 2020-09-21 瑞士商Vat控股股份有限公司 用於對壁中開口進行真空密封的密封裝置
TWI740981B (zh) 2016-08-22 2021-10-01 瑞士商Vat控股股份有限公司 真空閥
JP6607428B1 (ja) * 2019-05-07 2019-11-20 入江工研株式会社 ゲートバルブ
JP7385185B2 (ja) * 2019-06-19 2023-11-22 Smc株式会社 ゲート弁における弁ロッドに対する弁板の取付構造、及びその取付構造を有するゲート弁
JP7442294B2 (ja) 2019-11-01 2024-03-04 株式会社キッツエスシーティー 真空用ゲートバルブ
JP2022165505A (ja) * 2021-04-20 2022-11-01 Smc株式会社 ゲートバルブ
DE102021114421A1 (de) 2021-06-04 2022-12-08 Vat Holding Ag Ventilplatte zum Abdichten einer Ventilöffnung eines Vakuumventils
KR102499321B1 (ko) * 2021-06-30 2023-02-15 주식회사 씰테크 반도체 진공용 밸브 구조
KR102551853B1 (ko) * 2021-06-30 2023-07-07 주식회사 씰테크 클램프 부재를 포함하는 반도체 진공용 밸브 구조
JP2023058273A (ja) 2021-10-13 2023-04-25 Smc株式会社 ゲートバルブ
US11867307B1 (en) * 2022-07-28 2024-01-09 Applied Materials, Inc. Multi-piece slit valve gate
WO2024062088A1 (de) * 2022-09-23 2024-03-28 Vat Holding Ag Verschlussanordnung für ein vakuumventil
KR102522874B1 (ko) * 2022-10-28 2023-04-19 주식회사 퓨젠 게이트 밸브 및 씰링 플레이트 체결 방법

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR413499A (fr) * 1909-05-27 1910-08-10 Eriel D'usines A Gaz Dispositif de valve pour conduites à gaz et autres
GB285221A (en) * 1927-01-14 1928-02-16 Tom Frederick Gray Improvements in valves
FR1027830A (fr) 1950-11-18 1953-05-15 Perfectionnements aux obturateurs de vannes
US3017158A (en) * 1959-03-18 1962-01-16 Crane Co Renewable disc insert for gate valves or the like
US3575377A (en) * 1969-02-20 1971-04-20 Willamette Iron And Steel Co Closure seal for gate valve and method
CH557979A (de) * 1972-11-07 1975-01-15 Sulzer Ag Absperrschieber fuer in leitungen stroemende medien.
DE2403750A1 (de) * 1974-01-26 1975-12-11 Kroll Gmbh Absperrschieber
DE2827170A1 (de) 1978-06-21 1980-01-10 Westark Armaturen Absperrschieber, als grossarmatur fuer rohrleitungssysteme mit einem mit spannstiften ausgeruestetem plattenhalter
DE8703105U1 (ja) 1987-02-28 1987-07-02 Waldorf, Veronika
DE4026737A1 (de) 1990-08-24 1992-02-27 Montech Ag Vorrichtung zum loesbaren verbinden zweier profile
US5236345A (en) * 1992-02-11 1993-08-17 Nevrekar Venkatesh R Expanding gate valve assembly
GB2277943B (en) * 1993-05-12 1995-06-28 Novocheck Fire Systems Limited Apparatus for constructing walls
DE19539804A1 (de) 1995-10-26 1997-04-30 Vaw Ver Aluminium Werke Ag Klemmverbindung
JP2958267B2 (ja) * 1996-05-07 1999-10-06 入江工研株式会社 無摺動真空ゲートバルブ
US6095741A (en) * 1999-03-29 2000-08-01 Lam Research Corporation Dual sided slot valve and method for implementing the same
US6267545B1 (en) * 1999-03-29 2001-07-31 Lam Research Corporation Semiconductor processing platform architecture having processing module isolation capabilities
US6913243B1 (en) * 2000-03-30 2005-07-05 Lam Research Corporation Unitary slot valve actuator with dual valves
US6390448B1 (en) * 2000-03-30 2002-05-21 Lam Research Corporation Single shaft dual cradle vacuum slot valve
JP3771797B2 (ja) * 2000-12-27 2006-04-26 Smc株式会社 ゲートバルブ
US6471181B2 (en) * 2001-01-11 2002-10-29 Vat Holding Ag Suspension of a valve plate of a vacuum valve
FR2828914B1 (fr) * 2001-08-22 2004-06-04 Poma Otis Systemes De Transp Dispositif d'assemblage
JP4304365B2 (ja) * 2002-12-16 2009-07-29 Smc株式会社 ゲートバルブ
CN2586023Y (zh) * 2002-12-18 2003-11-12 上海平安仪表阀门厂 楔紧式平行双闸板阀门
JP3912604B2 (ja) * 2003-11-04 2007-05-09 入江工研株式会社 ゲート弁
KR100960030B1 (ko) * 2004-03-12 2010-05-28 배트 홀딩 아게 진공 게이트 밸브
JP4238255B2 (ja) 2006-05-16 2009-03-18 株式会社ブイテックス 真空用ゲートバルブおよび該真空用ゲートバルブの開閉方法
DE102007059039A1 (de) 2007-12-06 2009-06-18 Vat Holding Ag Vakuumventil

Also Published As

Publication number Publication date
KR20110046313A (ko) 2011-05-04
TWI541465B (zh) 2016-07-11
JP2011094795A (ja) 2011-05-12
US20110095218A1 (en) 2011-04-28
CN102052474A (zh) 2011-05-11
TW201118285A (en) 2011-06-01
KR101494925B1 (ko) 2015-03-02
US8511642B2 (en) 2013-08-20
CN102052474B (zh) 2015-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5816396B2 (ja) 閉塞ユニット、真空バルブおよびバルブプレート
JP4663538B2 (ja) あり溝用シール材およびあり溝用シール材が装着された真空用ゲート弁
US6629682B2 (en) Vacuum valve
JP2005021935A (ja) ロケートクランプ装置
TWI468610B (zh) 真空閥及用於真空閥之封閉板
JP2002250470A (ja) 真空バルブの弁プレート取付け装置
JP4324946B2 (ja) パイロット形3ポート弁
JP2001009741A (ja) クランプ装置
JP2008025835A (ja) 真空弁、及び連結棒に取り付け可能な閉鎖ディスク
KR20160119143A (ko) 진공 밸브
US9581262B2 (en) Vacuum valve
KR101725250B1 (ko) 진공밸브용 블레이드
TW201930764A (zh) 致動器用電磁閥的安裝構造及附帶致動器的閥
JP2018522172A (ja) バルブ
EP4023915A1 (en) Dual gate valve
JP2008303532A (ja) 二軸型ヒンジ
JP6388182B1 (ja) ゲートバルブの取付構造
CN106838458B (zh) 闭合元件、真空阀以及用于生产闭合元件的方法
JP5725783B2 (ja) バルブ装置
TWI761465B (zh) 閥,尤指真空閥
TW202235763A (zh) 用於牆上之孔洞之氣密封閉之封閉裝置的閥盤
JP2012031625A (ja) 収納ユニット
JP2000136813A (ja) 真空処理装置における部品接続機構
JP2003236362A (ja) 真空チャンバー扉の開閉機構
JPH0539878A (ja) 空圧作動式バルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5816396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250