JP4324946B2 - パイロット形3ポート弁 - Google Patents

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Description

本発明は、3つのポートと、これらのポート間に形成された2つの弁座と、これらの弁座を開閉するポペット式の弁部材とを有し、この弁部材をパイロット流体圧の作用で開閉操作するように構成されたパイロット形3ポート弁に関するものである。
パイロット形3ポート弁は、例えば特許文献1に記載されているように従来より公知である。この3ポート弁は、3つのポートと、これらのポート間に形成されて互いに同心状かつ向かい合わせに位置する円環状をした2つの弁座と、これら両弁座間に配置されたポペット式の弁部材と、この弁部材を開閉操作するパイロット操作部とを有していて、このパイロット操作部のパイロット流体圧により動作するピストンにより、ロッドを介して上記弁部材を開閉操作するように構成されている。
この種の3ポート弁は、上記のように、互いに同心状かつ向かい合わせに位置する2つの弁座を、それらの間に介在する1つの弁部材で開閉するものであるため、弁座閉鎖時の封止性を高めるためには、2つの弁座の円環状をしたシート面同士が互いに平行であると同時に、各シート面と弁部材のシール面とが互いに平行であることが重要である。
ところが、この種の3ポート弁においては、部品を加工する際や組み立てる際の僅かな誤差により、2つの弁座のシート面同士や該シート面と弁部材のシール面とが完全には平行にならない場合も起こり得る。このような場合には、上記弁部材が弁座に片当たりするため、早めに摩耗が生じて封止性の低下を来たし易い。
特開2002−71033号公報
そこで本発明の目的は、相対する2つの弁座を、これら両弁座間に介在する弁部材で常に確実に封止することができる、封止性に勝れた3ポート弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のパイロット形3ポート弁は、第1〜第3の3つのポートと、これらのポート同士を結ぶ流路中に形成されて互いに同心状かつ向かい合わせに位置する第1及び第2の2つの弁座と、これら両弁座間に配置され、一方の弁座を閉鎖しているときは他方の弁座を開放するように動作するポペット式の弁部材と、この弁部材に連結されたロッドと、パイロット流体圧の作用により該ロッドを介して上記弁部材を開閉操作するパイロット操作部とを有し、上記第1弁座及び第2弁座がそれぞれ、円環状をした平坦なシート面を有し、また、上記弁部材は短円柱状をしていて、上記ロッドの先端に取り付けられ、該弁部材の軸線方向両端面、上記両弁座のシート面に接離する平坦な第1シール面及び第2シール面が形成され、上記弁部材が、一方のシール面側から該弁部材の軸線に沿って非貫通状態に形成されたロッド取付孔を有し、この取付孔内に上記ロッドの先端部がOリングを介してロッド取付孔とロッドの先端部との間を流体が導通しないように気密にかつ傾動自在なるように挿入され、この弁部材とロッド先端部とには、上記Oリングよりもロッド先端側の位置においてこの弁部材とロッド先端部とをロッドの軸線と直交する方向に貫通するピン挿入孔が形成されると共に、このピン挿入孔内に係止ピンが挿入され、この係止ピンにより上記弁部材がロッドと同軸状かつ該ロッドの軸線に対して傾動可能な自由度を持って連結されていることを特徴とするものである。
この場合、上記弁部材の外周にリング取付溝が、上記ピン挿入孔の孔口上を横切って該弁部材を取り巻くように形成されると共に、このリング取付溝内に該弁部材を取り巻くクランプリングが取り付けられ、このクランプリングが上記係止ピンの両端部に係止することによって該係止ピンのピン挿入孔からの脱落が防止されていることが望ましい。
本発明においては、上記各ポートがバルブハウジングに形成され、また、上記第1弁座及び第2弁座が、上記バルブハウジングとは別形成された第1弁座ブロック及び第2弁座ブロックにそれぞれ形成されていて、これらの弁座ブロックが上記ハウジングに取り付けられており、これら両弁座ブロックは、上記ハウジングに対する取付構造と、上記弁部材の第1シール面又は第2シール面による弁座の封止性とに関し、互いに互換性を有するように構成されていても良い。
この場合、上記バルブハウジングが、上記第1ポート及び第2ポートを有する第1ハウジング部材と、上記第3ポートを有する第2ハウジング部材とに分かれていて、これらのハウジング部材を相互に連結することにより形成され、上記第1ハウジング部材に上記第1弁座ブロックが取り付けられると共に、上記第2ハウジング部材に上記第2弁座ブロックが取り付けられていることが望ましい。
本発明によれば、2つの弁座のシート面と弁部材の弁シール面とが平坦面に形成されると共に、この弁部材がロッドに傾動可能な自由度を持って取り付けられているため、上記2つの弁座のシート面同士や該シート面と弁部材のシール面とが、僅かな加工誤差や組立誤差等によって完全には平行でない場合であっても、上記弁部材の自由度により、そのシール面をどちらの弁座のシート面に対しても平行かつ均等に当接させることができ、この結果、高い封止性を持たせることが可能となる。
図1から図3は本発明に係るパイロット形3ポート弁の一実施形態を示すものである。この3ポート弁は、3つのポート3,4,5間に形成された2つの弁座6,7を1つのポペット式の弁部材8で開閉する切換弁部1と、上記弁部材8をパイロット流体圧の作用で開閉操作するパイロット操作部2とからなるもので、これらの切換弁部1とパイロット操作部2とが、3ポート弁の中心軸線である弁軸線Lに沿って一体に結合されている。
上記切換弁部1は、中空状のバルブハウジング10を有している。このバルブハウジング10は、上記パイロット操作部2側に位置する第1ハウジング部材10aと、該第1ハウジング部材10aの下面にシール部材11を介して一体に結合された第2ハウジング部材10bとからなっていて、上記第1ハウジング部材10aの互いに相反する2つの側面に、第1ポート3と第2ポート4とが、互いに同心状に位置して相互に逆向き即ち180度異なる向きに開口するように形成され、上記第2ハウジング部材10bの下面に第3ポート5が、上記弁軸線Lに沿って下向きに開口するように形成されている。この実施形態においては、上記第1ポート3は入力ポートであり、第2及び第3ポート4,5はそれぞれ出力ポートである。
上記第1ポート3と第2ポート4とを結ぶ流路の中間位置には、一部に流路孔14を備えた仕切壁13が設けられ、この仕切壁13に上記流路孔14を取り囲む第1弁座6が形成されており、また、上記第1ポート3と第3ポート5とを結ぶ流路の途中には、流路孔15の回りを取り囲む第2弁座7が形成されている。これらの第1弁座6及び第2弁座7のシート面6a,7aは、円環状をした平坦な面であって、これらのシート面6a,7aが、上記弁軸線L上の位置に、互いに同心状かつ平行をなすと共に、相互に向かい合わせの状態に配設されている。
上記第1弁座6及び第2弁座7は、上記バルブハウジング10とは別形成された第1弁座ブロック16及び第2弁座ブロック17にそれぞれ形成されていて、これらの弁座ブロック16,17が上記バルブハウジング10に取り付けられている。この点についてさらに詳述すると、上記第1及び第2弁座ブロック16,17は、それぞれ内部に上記流路孔14,15を備えた短円筒状の部材であって、上面中央に上記弁座6,7が形成された大径の本体部16a,17aと、外周にねじが切られた小径の取付部16b,17bとを有し、この取付部16b,17bを、上記第1ハウジング部材10aの仕切壁13に形成されたねじ孔18と第2ハウジング部材10bに形成されたねじ孔19とに螺着することにより、これらの弁座ブロック16,17が上記バルブハウジング10に取り付けられている。
上記第1弁座ブロック16と第2弁座ブロック17とは、互いに構成が異なっていて互換性がなくても良いが、好ましくは、互いに同じ構成にして相互に互換性を持たせることである。これにより、これらの弁座ブロック16,17を、上記仕切壁13及び第2ハウジング部材10bの何れにも取り付けることが可能となる。この場合、両弁座ブロック16,17を必ずしも全く同じ構成にする必要はなく、少なくとも、バルブハウジング10に対する取付構造と、上記弁部材8の第1シール面8a又は第2シール面8bによる弁座6,7の封止性とに関し、互いに互換性を有するように構成されていれば良い。
相対する上記2つの弁座6,7間には、上記弁部材8が配設されている。この弁部材8は、ゴムや合成樹脂あるいは金属等からなるもので、短円柱状をなし、上記パイロット操作部2から弁軸線Lと同軸状に延出する円柱形のロッド22の先端に、該ロッド22と同軸状をなすと共に該ロッド22の軸線(従って弁軸線L)に対して傾動可能な自由度を有する状態に取り付けられている。そして、この弁部材8の軸線方向の両端面が、上記第1弁座6のシート面6aに接離する第1シール面8aと、第2弁座7のシート面7aに接離する第2シール面8bとをなしていて、一方のシール面8a又は8bが一方の弁座6又は7を閉鎖しているときは、他方のシール面8b又は8aが他方の弁座7又は6を開放するように構成されている。上記シール面8a,8bは、円環状をした平坦で互いに平行な面である。
上記弁部材8とロッド22との取り付けについてさらに詳述すると、図2及び図3から分かるように、上記弁部材8の中央には、一方の第1シール面8a側から円形のロッド取付孔23が該弁部材8の軸線に沿って非貫通状態に形成され、この取付孔23内に、上記ロッド22の先端部が、Oリング24を介して気密にかつ傾動自在なるように挿入されている。そして、これらの弁部材8とロッド22の先端部とに、上記Oリング24よりもロッド先端側の位置においてこれらの弁部材8とロッド先端部とを該ロッド22の軸線と直交する方向に貫通するように、円形のピン挿入孔25が形成され、このピン挿入孔25内に円形の係止ピン26が挿入され、この係止ピン26で上記弁部材8とロッド22とが上記自由度を持って相互に連結されている。
このように、上記弁部材8をロッド22に傾動可能な自由度を持って取り付けたことにより、上記2つの弁座6,7のシート面6a,7a同士や、これらのシート面6a,7aと弁部材8のシール面8a,8bとが、僅かな加工誤差や組立誤差等によって相互に完全には平行でない場合であっても、上記弁部材8の自由度により、該弁部材8の両端のシール面8a,8bをどちらの弁座6,7のシート面6a,7aに対しても平行かつ均等に当接させることができ、この結果、上記の如くシート面6a,7aとシール面8a,8bとを平坦面に形成したことと相俟って、弁座の閉鎖時に高い封止性を持たせることが可能となる。
さらに、上記ピン挿入孔25を設けた位置よりも第1シール面8a側に寄った位置にOリング24を介在させて連結することにより、図1及び図2に示すように該弁部材8が第1弁座6を閉鎖しているときに、上記ロッド取付孔23とピン挿入孔25とを通じて第1ポート3と第2ポート4とが導通するのを防止することが可能となる。
上記弁部材8の外周には、リング取付溝27が、上記ピン挿入孔25の孔口25a上を横切って該弁部材8を取り巻くように形成され、このリング取付溝27内に、弾性を有する金属製又は合成樹脂製のクランプリング28が、該弁部材8を取り巻くように取り付けられ、このクランプリング28が上記係止ピン26の両端部に係止することによって該係止ピン26のピン挿入孔25からの脱落が防止されている。上記クランプリング28は、一部に切れ目を有する割りリングである。
従って、普段はこのクランプリング28によって係止ピン26の脱落が防止され、弁部材8とロッド22との連結は確実に維持される。しかし、上記弁部材8をロッド22から取り外すときは、上記クランプリング28を取り外して係止ピン26をピン挿入孔25から抜き取ることにより、その取り外しを簡単に行うことができる。
上記パイロット操作部2は、上記バルブハウジング10に連結された略矩形の箱形をなすシリンダハウジング30を有している。このシリンダハウジング30は、バルブハウジング10側が開放する一端開放形をしたもので、その開放端に端板31と軸受ブロック32とを取り付けることによって該シリンダハウジング30の内部にピストン室33が形成され、このピストン室33の内部に、ピストン34が、その外周に装着されたシール部材35とガイドリング36とを介して弁軸線Lに沿って変位自在なるように収容され、このピストン34の中央部に上記ロッド22の基端部が連結されている。該ロッド22は、上記軸受ブロック32に、ベアリング38とシール部材39とスクレーパ40とを介して摺動自在に支持されている。
図中41は、上記端板31とシリンダハウジング30との間をシールするシール部材、42は、上記軸受ブロック32と端板31及びバルブハウジング10との間をシールするシール部材である。
上記ピストン34の背面側の室は、パイロット圧力室45であって、シリンダハウジング30に形成されたパイロットポート46を通じて圧力流体源からエア等のパイロット流体が供給されるようになっており、上記ピストン34の正面側の室47は、呼吸ポート48を通じて大気に開放されている。この室47内には、該ピストン34と上記端板31との間に介在する復帰ばね49が配設され、この復帰ばね49で上記ピストン34が、上記弁部材8で第1弁座6を閉鎖する方向に常時付勢されている。
そして、図1に示すように、上記弁部材8が第1弁座6を閉鎖すると共に第2弁座7を開放している状態から、上記パイロット圧力室45にパイロット流体が供給されると、上記ピストン34が図の下向きに変位し、ロッド22を介して上記弁部材8を第1弁座6から離反させると共に第2弁座7に押し付けることにより、該第1弁座6が開放して第2弁座7が閉鎖する。
上記パイロット圧力室45内のパイロット流体を排出すると、上記ピストン34及び弁部材8が復帰ばね49の付勢力で図1の位置に復帰し、上記弁部材8が第1弁座6を閉鎖すると共に第2弁座7を開放する。
このとき、上記弁部材8がロッド22に傾動可能な自由度を持って取り付けられているため、該弁部材8が何れの弁座6,7を閉鎖する場合でも、該弁部材8のシール面8a,8bが弁座6,7のシート面6a,7aに平行かつ均一に当接することになり、弁座閉鎖時の封止性に勝れる。
本発明に係る3ポート弁の断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1の分解斜視図である。
符号の説明
2 パイロット操作部
3 第1ポート
4 第2ポート
5 第3ポート
6 第1弁座
7 第2弁座
6a,7a シート面
8 弁部材
8a,8b シール面
10 バルブハウジング
10a 第1ハウジング部材
10b 第2ハウジング部材
16 第1弁座ブロック
17 第2弁座ブロック
22 ロッド
23 ロッド取付孔
24 Oリング
25 ピン挿入孔
25a 孔口
26 係止ピン
27 リング取付溝
28 クランプピン

Claims (4)

  1. 第1〜第3の3つのポートと、これらのポート同士を結ぶ流路中に形成されて互いに同心状かつ向かい合わせに位置する第1及び第2の2つの弁座と、これら両弁座間に配置され、一方の弁座を閉鎖しているときは他方の弁座を開放するように動作するポペット式の弁部材と、この弁部材に連結されたロッドと、パイロット流体圧の作用により該ロッドを介して上記弁部材を開閉操作するパイロット操作部とを有し、
    上記第1弁座及び第2弁座がそれぞれ、円環状をした平坦なシート面を有し、
    また、上記弁部材は短円柱状をしていて、上記ロッドの先端に取り付けられ、該弁部材の軸線方向両端面、上記両弁座のシート面に接離する平坦な第1シール面及び第2シール面が形成され、
    上記弁部材が、一方のシール面側から該弁部材の軸線に沿って非貫通状態に形成されたロッド取付孔を有し、この取付孔内に上記ロッドの先端部がOリングを介して気密にかつ傾動自在なるように挿入され、この弁部材とロッド先端部とには、上記Oリングよりもロッド先端側の位置においてこの弁部材とロッド先端部とをロッドの軸線と直交する方向に貫通するピン挿入孔が形成されると共に、このピン挿入孔内に係止ピンが挿入され、この係止ピンにより上記弁部材がロッドと同軸状かつ該ロッドの軸線に対して傾動可能な自由度を持って連結されている、
    ことを特徴とするパイロット形3ポート弁。
  2. 上記弁部材の外周にリング取付溝が、上記ピン挿入孔の孔口上を横切って該弁部材を取り巻くように形成されると共に、このリング取付溝内に該弁部材を取り巻くクランプリングが取り付けられ、このクランプリングが上記係止ピンの両端部に係止することによって該係止ピンのピン挿入孔からの脱落が防止されていることを特徴とする請求項1に記載の3ポート弁。
  3. 上記各ポートがバルブハウジングに形成され、また、上記第1弁座及び第2弁座が、上記バルブハウジングとは別形成された第1弁座ブロック及び第2弁座ブロックにそれぞれ形成されていて、これらの弁座ブロックが上記ハウジングに取り付けられており、これら両弁座ブロックは、上記ハウジングに対する取付構造と、上記弁部材の第1シール面又は第2シール面による弁座の封止性とに関し、互いに互換性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の3ポート弁。
  4. 上記バルブハウジングが、上記第1ポート及び第2ポートを有する第1ハウジング部材と、上記第3ポートを有する第2ハウジング部材とに分かれていて、これらのハウジング部材を相互に連結することにより形成され、上記第1ハウジング部材に上記第1弁座ブロックが取り付けられると共に、上記第2ハウジング部材に上記第2弁座ブロックが取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の3ポート弁。
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