JP5815771B2 - パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を測定するためのセンサ - Google Patents

パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を測定するためのセンサ Download PDF

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Description

本発明は、パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を測定するためのセンサに関する。
現代の自動車発展の主要テーマは、自動車から放出される排ガスの低減にある。このテーマにおいて、昨今はまず第1に、燃焼排ガスを清浄にすることが努められている。しかしながら、自動車にはさらに、一連の不都合な排ガス源が存在している。このような排ガス源として、自動車の燃料タンクが挙げられる。例えば、自動車タンクに収容されているスーパーガソリンのような燃料は、揮発性の高い一連の炭化水素を含んでいる。これは例えば、メタン、ブタン、プロパンである。これらの揮発性の高い炭化水素は、例えば夏期、高温のもとで、又は走行中の燃料の振動により、燃料から揮発し、ガス状の成分として燃料タンクから出ていく。これを防止するために、昨今の燃料タンクは外部に対して気密に閉じられている。従って揮発性の炭化水素は、炭化水素リザーバに中間貯蔵されなければならない。このような炭化水素リザーバは小さいタンクであって、燃料タンクの上方または燃料タンクの外面に配置されており、例えば活性炭素吸着剤を有している。蒸発した炭化水素は活性炭素によって吸着され、貯蔵され、必要時に再び放出される。活性炭素貯蔵器が所定の量の炭化水素を吸着すると、炭化水素リザーバはパージ管路を介して空にされる。このために活性炭素リザーバには外部の空気が吹き込まれ、この空気が炭化水素を受け取り、パージ管路を介して炭化水素リザーバから内燃機関へと導く。炭化水素は今や、内燃機関の吸気内に供給され、燃焼に使用される。吸気中の炭化水素により既に内燃機関に所定量のエネルギが供給されるので、噴射システムは相応に僅かな燃料を噴射すれば良い。先行技術によれば、パージ管路における弁は、エンジン制御装置に登録されているモデルに従って開放される。この場合、内燃機関における燃料空気混合物は相応にリッチにされ、排ガス管におけるラムダセンサによって、噴射燃料の相応の制御が行われる。ラムダセンサによるこのような制御は比較的緩慢に行われるので、エンジン制御装置に登録されたモデルに従って行われるパージ管路における弁の開放の際には、通常、エンジンにおいて、過剰にリッチな燃料空気混合物が燃焼される。これにより一つには、内燃機関の燃費が悪くなり、また一つには排ガス値が極めて悪くなる。特に、しばしば内燃機関が停止する極めて僅かな排ガスエミッションを有するハイブリッド車両では、炭化水素リザーバの制御されたパージの問題が生じる。
本発明の課題は、炭化水素リザーバから内燃機関へのパージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を正確に測定することができるセンサを提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1に記載のセンサにより解決される。
センサが少なくとも1つの加熱エレメントと少なくとも1つの温度センサとを有しており、加熱エレメントがガス流を加熱し、温度センサがガス流の温度を検出し、該温度をガス流中の炭化水素含有量のための尺度として評価することにより、パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を極めて正確に検出することができる。本発明の根底を成す認識は、関数f(X)=STP(DTP)は、異なるガス及びガス混合物(ガス混合物中の炭化水素含有量)ごとに互いに明らかに異なっており、このことは特性マップによって極めて良好に表すことができるというものである。この特性マップと、センサの測定値に基づき、パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量の算出を問題なく行うことができる。
別の構成では、炭化水素リザーバが、活性炭素を充填されたリザーバとして構成されている。活性炭素は、炭化水素を極めて効果的に吸着し、かつ安価であり、環境負荷が少ない。
一構成によれば、ガス流の第1の温度センサが加熱エレメントの上流側に配置されていて、ガス流の第2の温度センサが加熱エレメントの下流側に配置されている。これによりガス特性の検出が特に正確である。
別の構成によれば、第2の温度センサと第1の温度センサとの間で温度差が算出される。この温度差は、ガス混合物の熱伝導容量を表す。
さらに、第1の温度センサと第2の温度センサとの間で温度和を算出することができる。この温度和は、ガス混合物の熱伝導率を表す。
別の構成では、温度差と温度和とから、パージ管路における炭化水素の質量流を算出する。相応の特性マップを使用すれば、これは、電子的なエンジン制御装置又はセンサに設けられたプロセッサで行うことのできる容易かつ迅速な計算である。
別の構成によれば、温度差と温度和から、パージ管路中の炭化水素の容積流を算出する。炭化水素の容積流は、燃料空気混合物の組成を算出するための重要な値である。パージ管路における炭化水素の質量流及び粒子流の算出も、燃料空気混合物の組成を算出するために重要である。
さらに、センサが、パージ管路内部又はパージ管路表面に、及び/又は炭化水素リザーバ内部又は炭化水素リザーバ表面に、及び/又は吸気管内部又は吸気管表面に配置されていると有利である。上述したような異なる位置に複数のセンサを使用するのは、特に正確な測定のためには有利である。
本発明と同様の構成においてセンサが少なくとも1つの超音波源と少なくとも1つの超音波受信機とを有しており、超音波源からガス流を通って超音波受信機へと送られる超音波パルスの伝搬時間を、ガス流中の炭化水素含有量のための尺度として評価するならば、同様にパージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を極めて正確に検出することができる。この場合も本発明の根底にある認識は、関数f(X)=StauP(DtauP)は、種々異なるガス及びガス混合物(ガス流中の炭化水素含有量)ごとに、明らかに互いに異なり、このことは特性マップに極めて良好に表すことができる、ということである。このような特性マップとセンサの測定値に基づき、パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量の算出が問題なく可能である。
別の構成では、超音波源が同時に超音波受信機として形成されている。これにより超音波パルスを極めて簡単に、ガス流と共に、及びガス流に反して送ることができる。
一構成では、第1の超音波送信機から第2の超音波受信機への伝搬時間と、第2の超音波送信機から第1の超音波受信機への伝搬時間との差を算出する。この伝搬時間の差は、ガス流の速度に相関している。
さらに有利には、第1の超音波送信機から第2の超音波受信機への伝搬時間と、第2の超音波送信機から第1の超音波受信機への伝搬時間との和を算出する。この合計時間は、ガス流中で搬送されるガス混合物の超音波速度に相関している。
別の構成では、伝搬時間の差と和から、特性マップを利用して、パージ管路におけるガス流中の炭化水素含有量を算出する。相応の特性マップを使用すれば、これは、電子的なエンジン制御装置又はセンサ上のプロセッサで行うことができる簡単かつ迅速な計算操作である。
さらに別の構成では、伝搬時間の差と和から、パージ管路における炭化水素の容積流を算出する。炭化水素の容積流は、燃料空気混合物の組成を算出するための重要な値である。パージ管路における炭化水素の質量流及び粒子流の算出も、燃料空気混合物の組成を算出するために重要である。
次に図面につき本発明の実施例を詳しく説明する。
内燃機関を燃料供給装置と共に示した図である。 炭化水素リザーバの理想的な排出経過を示した図である。 炭化水素リザーバの実際の排出経過を示した図である。 部分的にしか充填されていない炭化水素リザーバの排出経過を示した図である。 炭化水素含有量を検出するためのセンサを示した図である。 実際のセンサエレメントを示した図である。 別の構成のセンサエレメントを示した図である。 炭化水素含有量を検出するためのセンサをパージ管路に組み込まれた状態で示した図である。 センサの測定結果を評価するための特性マップを示した図である。 炭化水素含有量を検出するためのセンサの選択的な構成を示した図である。 図10のセンサのための特性マップを示した図である。
図1には内燃機関1が示されており、この内燃機関1は、燃料管路5によって燃料タンク2に接続されている。燃料タンク2内には燃料フィードユニット20が設けられていて、燃料フィードユニット20は、燃料3を燃料管路5と燃料フィルタ7とを介して内燃機関1へと送り、内燃機関1において燃料3は噴射弁18によって吸気管36へと噴射され、内燃機関1で燃焼される。燃焼プロセスで生じた排ガスは排ガス管9を通ってエンジンから出される。排ガス管9にはラムダセンサ8が設けられており、このラムダセンサ8は排ガスを監視し、燃料空気混合物の最良の燃焼を可能にする。このためにラムダセンサ8は、電気的な信号ライン21を介して電子的なエンジン制御装置(EMS)11に接続されている。さらに図1には空気入口10が示されている。この空気入口10は、スロットルバルブ37が配置されている吸気管36へと通じている。
燃料タンク2には燃料3が入っている。異なる燃料品質を区別するために燃料タンク2には、燃料組成を検出するためのセンサ4が配置されている。このセンサ4は、例えば、フレックス・フューエル・センサ(Flex-Fuel-Sensor)である。例えば周囲の温度が高いことにより、燃料3からは揮発性の高い炭化水素が蒸発する可能性がある。これにより、燃料タンク2内の燃料3により、炭化水素を含むガス混合物15が発生する。燃料タンク2は、充填管片22の端部でタンクカバーによって外部に対して密に閉じられているので、燃料タンク2内では過圧が生じ、このような過圧により、蒸発した炭化水素は炭化水素リザーバ12内へと押されることになる。炭化水素リザーバ12は、飽和状態になるまでに、所定の量の炭化水素量しか収容することはできない。炭化水素リザーバ12が炭化水素飽和状態になると、炭化水素リザーバ12をパージしなければならない。このためにパージバルブ14が開放され、パージエア入口を介して空気が炭化水素リザーバ12へとポンピングされる。この空気は炭化水素を受け取り、パージ管路17を介して内燃機関1へと搬送する。このためにはパージ管路弁19を開放しなければならない。パージ管路弁19の開放のためには電子的なエンジン制御装置11が働く。
炭化水素リザーバ12の排出については図2〜図4に示されていて、これらの図によれば、この排出は、電子的なエンジン制御装置11内に登録されたモデルに従って常に理想的に行われるわけではないことがわかる。特に図3及び図4には、炭化水素リザーバ12の排出が、図2に示した理想モデルから極端に逸脱して行われていることが示されている。従って、電子的なエンジン制御装置11に登録された1つのモデルのみによってパージ管路弁19を正確に制御し、内燃機関1において、燃料空気混合物の濃度が過剰にならないようにするのは極めて困難である。
炭化水素リザーバ12を良好に排出するために、炭化水素リザーバ12内部に又は炭化水素リザーバ12の側面に、又は、パージ管路17内部に又はパージ管路17側面に、又は、吸気管36内部に又は吸気管36側面に、パージ管路17内の炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16が形成されている。このセンサ16によって、パージ管路17のガス流31における炭化水素含有量Bを高い精度で検出することができる。この測定値に基づき、電子的なエンジン制御装置11は、ガス流31における炭化水素含有量が高い場合には噴射弁18を介して簡単に、比較的僅かな量の燃料3を空気ガス混合物に添加することにより、内燃機関1の燃焼室における最良の燃料空気混合物を調節することができる。これにより、最良のラムダ=1を制御することはラムダセンサ8にとって極めて簡単であり、これにより、内燃機関1における、有害物質の少ない炭化水素の燃焼が保証されている。
フレックス・フューエル・センサ4によって常に、燃料3のそのときの品質を検出することができることに注目されたい。これにより、電子的なエンジン制御機器11に相応の特性マップを登録することができ、この特性マップと、センサ16のデータによって、パージ管路17における炭化水素含有量を推測することができる。このために、電子的なエンジン制御機器11には、種々様々な燃料品質に関する種々様々な特性マップが入力されているのが望ましい。
図2には炭化水素リザーバ12の理想的な排出特性が示されている。炭化水素リザーバ12が時点t1までは完全に炭化水素によって飽和されていることから出発して、時点t1でエンジン制御装置11によってパージバルブ14とパージ管路弁19とが開放される。するとパージエア入口13からパージエアが、完全飽和状態の炭化水素リザーバ12へと侵入し、炭化水素を受け取り、炭化水素を内燃機関1へと供給する。理想的な場合、炭化水素リザーバ12の排出は、時間の経過とともに指数関数的に下降するように行われる。ガス流31内の炭化水素含有量Bは、時間の経過につれ、値0に近づく。パージ管路弁19の開放後にはまず、極めて大量の炭化水素が内燃機関1へと流入する。この場合、この量は、指数関数的に下降してB=0に向かって収斂する。実際の条件下では、外部の影響、例えば、路面のくぼみやその他の平坦ではない路面による、走行中の自動車への衝撃により、炭化水素リザーバ12の排出特性は全く別のものとなる。
このような実際の排出特性は図3に示されている。この場合も、完全飽和状態の炭化水素リザーバ12を起点としており、炭化水素リザーバ12の排出は時点t1において、パージバルブ14及びパージ管路弁19の開放により開始される。まず、パージ管路17のガス流31内炭化水素含有量Bの公知の指数関数的な下降が始まる。時点t2で、炭化水素リザーバ12は、例えば路面のくぼみの上を通過することにより衝撃を受ける。ガス流31内の炭化水素含有量Bは衝撃的に上昇する。このような現象の後、ガス流31内の炭化水素含有量Bは再び指数関数的に下降する。そして時点t3で再度、炭化水素リザーバ12に衝撃が与えられ、これにより再び、ガス流31への炭化水素の放出が増加する。炭化水素リザーバ12のこのようないわゆる「ノッキング」により、ガス流31内の炭化水素含有量Bは、理想特性線(図2参照)から著しく逸れたものとなる。ガス流31内の炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16による相応の制御なしには、このようなノッキングにより、燃料空気混合物は一次的に過剰濃度となり、ひいては有害物質を多く含む燃焼排ガスが生じてしまう。
炭化水素リザーバ12の排出の別の経過が図4に示されている。この場合、パージバルブ14及びパージ管路弁19の開放の時点で、炭化水素リザーバ12が炭化水素によって完全に飽和されている状態から始まっているものではない。従って、ガス流31内の炭化水素含有量Bの指数関数的な下降は完全に異なるものである。何故ならば、指数関数の範囲が全く異なるからである。時点t4で、パージバルブ14及びパージ管路弁19は、炭化水素リザーバ12が部分的にチャージされた状態で開放され、指数関数は、図2に示した例よりもずっと扁平に0に向かって収斂していることがわかる。図3及び図4によれば、内燃機関1における良好な燃料空気混合物のためには、パージ管路17のガス流31内の炭化水素含有量Bを正確に測定することが必須であることが明らかである。
図5には、炭化水素リザーバ12から内燃機関1へのパージ管路17におけるガス流31内の炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16が示されている。このセンサ16はこの場合、マイクロマシニング構成部分として形成されていて、シリコンチップ32に組み込まれている。マイクロプロセッサとして形成することができる評価回路25とEPROM26が示されている。さらに、炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16は、センサエレメント24のアナログ信号を、評価回路25によって処理することのできるデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器(ADC)27を有している。この場合、炭化水素含有量Bを検出するためのマイクロマシニングセンサ16は、約3mm×7mmの大きさを有している。
実際のセンサエレメント24は図6に示されている。図6には、第1の温度センサ29と第2の温度センサ30とを有したセンサエレメント24が示されている。第1の温度センサ29と第2の温度センサ30との間には、加熱エレメント28が配置されている。これらのエレメントは、シリコンチップ32に集積されている。センサエレメント24を擦過して流れるガス流31は加熱エレメント28によって所定の形式で加熱される。第1の温度センサ29は加熱エレメント28の上流側に配置されていて、加熱エレメント28の手前でガス流31の温度を検出し、第2の温度センサ30は加熱エレメント28の下流側に配置されていて、加熱されたガス流31の温度を検出する。これらの温度を加えると、温度和STPがわかる。これらの温度の差を考えると、温度差DTPがわかる。温度和STPは、擦過流媒体における熱伝導率の特性を示し、温度差DTPは、流れるガス混合物の熱容量の特性を示す。これら両値(STPとDTP)により、擦過流媒体の質量流を算出することができ、図9に示したような特性マップを使用して、パージ管路17内のガス流31における炭化水素含有量Bを算出することができる。ガス流31における炭化水素含有量Bの算出過程は、後で図9につき詳しく説明する。
まず、図7には、第1の温度センサ29と、第2の温度センサ30と、加熱エレメント28とを有したセンサエレメント24の別の図が示されている。この場合、第1の温度センサ29は、温度差ΔT1を測定することができる2つの温度センサから成っており、第2の温度センサ30も、第2の温度差ΔT2を測定することができる2つの温度センサから成っている。この場合、総合的な温度差が、差分ΔT2−ΔT1として生じる。このようなセンサエレメント24も、加熱エレメント28の上流側及び下流側の温度を検出する。特定のガスについては、特定の質量流のもとで、ΔT1+ΔT2とΔT2−ΔT1の厳密に特定された比が生じる。ガス混合物に含まれるガスがわかっていれば(このことは、フレックス・フューエル・センサ4によって保証される)、例えば電子的なエンジン制御装置11又はセンサ16におけるマイクロプロセッサにより、質量流もガスの組成も算出される。このために、評価回路は電子的なエンジン制御装置11に登録されている一連の特性マップを呼び出し、検知された燃料に関するものを選び出す。この場合、温度差ΔT2−ΔT1は、ガス混合物の熱容量に反応し、温度和Δ1+ΔT2は熱伝導率に反応する。空気と、炭化水素を含む空気の特性線は明らかに異なるので、空気中の僅かな濃度の炭化水素であっても、明らかに異なる特性線が生じる。これにより、センサ16によって、パージ管路弁18の開放横断面を極めて正確に制御することができ、これにより、内燃機関1において、良好な混合物が形成される。
図8には、炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16が、パージ管路17における組み付け状態で示されている。ガス流31は矢印で示されている。センサ16は、加熱エレメント28と、加熱エレメント28に対して上流側に配置された温度センサ29及び下流側に配置された温度センサ30を有している。センサ16全体はシリコンチップ32上に配置されていて、シリコンチップ32はパージ管路17の管壁に組み込まれている。温度センサ29,30により検出された温度勾配を示す等温線38が加熱エレメント28の上方に示されている。検出された温度の和STPと検出された温度の差DTPにより、ガス流31における炭化水素含有量Bを推測することができる。図8は正確な縮尺で示されているものではないが、寸法を明らかにするために、通常のパージ管路17の横断面が約5mmと記載されていて、シリコンチップ32の延在は約2.8mmと示されている。
本発明は、関数f(x)=STP(DTP)は、異なるガスとガス混合物(ガス混合物の炭化水素含有量B)について、明らかに異なるものであるという認識に基づく。このことは図9の特性マップに明瞭に示されている。
図9には、ガス混合物における炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16の測定結果を評価するための特性マップが示されている。X軸上には、第2の温度センサ30の温度T2と第1の温度センサ29の温度T1の温度差が示されている(DTP=T2−T1又は図7によればDTP=ΔT2−ΔT1)。図9のグラフのY軸上には、第1の温度センサ29と第2の温度センサ30の温度和が示されている(STP=T2+T1又は図7によればSTP=ΔT2+ΔT1)。図9の特性マップ全体は、所定の燃料、例えばスーパーガソリンのために算出されたもので、エンジン制御装置11に登録されている。センサ16が所定の温度差DTPと所定の温度和STPを検出すると、特性マップにおけるこれら両値の交点が特定の線となり(f(x)=STP(DTP))、この特定の線は、ガス流31における炭化水素含有量Bと相関している。センサ16が例えば、0.75×10の温度差DTPと、1.83×10の温度和STPを測定するならば、両値の交点は、特性マップにおいて、パージ管路17内のガス流31における炭化水素含有量Bが約40%であるところにある。このようにしてセンサ16により、パージ管路17における炭化水素含有量Bを極めて正確に検出することができる。
図10には、炭化水素含有量Bを検出するためのセンサ16の選択的な構成が示されている。内部に流れる炭化水素を含んだガス混合物15を有したパージ管路17が再度示されている。炭化水素含有量Bを検出するためのこのセンサ16には、超音波受信機33としても働くことができる第1の超音波源33と、超音波受信機34としても働くことができる第2の超音波源34が形成されている。さらに、エコー装置35が設けられている。しかしながらエコー装置35は、本発明を実現するために必須ではなく、超音波源と超音波受信機(33,34)とを互いに向かい合わせて配置することもできる。第1の超音波源33から超音波パルスが発せられ、この超音波パルスはエコー装置35を介して第2の超音波受信機34へと送られる。この場合必要な伝搬時間tau1は評価回路25によって記録される。超音波パルスが第1の超音波源33からエコー装置35を介して第2の超音波受信機34へと送られた後、第2の超音波受信機34は今や第2の超音波源34として使用され、同様に超音波パルスを発し、この超音波パルスはガス流31に抗して、エコー装置35を介して第1の超音波受信機33へと到り、このためには伝搬時間tau2を要する。この場合も、超音波源と超音波受信機との間の伝搬時間から、伝搬時間和StauP=tau1+tau2と、伝搬時間差DtauP=tau2−tau1が得られる。伝搬時間和StauPはこの場合、ガス混合物15の音速と相関していて、伝搬時間差DtauPは媒体速度自体と相関している。パージ管路17中のガス流31における炭化水素含有量Bの検出は、図5から図8に記載されたセンサの場合と同様に行われる。
この場合も本発明は、関数f(x)=StauP(DtauP)は、異なるガスとガス混合物(ガス混合物の炭化水素含有量B)について、明らかに異なるものであるという認識に基づいていて、このことは図11の特性マップに明瞭に示されている。図11のX軸上には、伝搬時間差DtauP=tau2−tau1が示されていて、Y軸上には、伝搬時間和StauP=tau1+tau2が示されている。図10のようにセンサ16によって両伝搬時間が測定されると、図11の特性マップにより、ガス流31における炭化水素含有量Bが推測できる。例としてこの場合、伝搬時間差DtauP=1の相対単位で示し、伝搬時間和StauP=1.9の相対単位で示す。これら両値を特性マップにおいてつなげると、ガス流31における炭化水素含有量Bが約80%であることを示す曲線になる。図10に示したセンサ16によっても、パージ管路17のガス流31における炭化水素含有量Bを極めて正確に検出することができる。図11の特性マップはさらに、特定の燃料のために設定されていて、電子的なエンジン制御装置11に入力されている。フレックス・フューエル・センサ4は、タンク2における燃料3の組成を検出する。これにより、電子的なエンジン制御装置11は、常に、使用されている燃料に適合した特性マップを提供することができる。
炭化水素リザーバ(12)から内燃機関(1)へのパージ管路(17)におけるガス流(31)中の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ(16)であって、センサ(16)が少なくとも1つの加熱エレメント(28)と少なくとも1つの温度センサ(29,30)とを有しており、加熱エレメント(28)がガス流(31)を加熱し、温度センサ(29,30)がガス流(31)の温度を検出し、該温度をガス流(31)中の炭化水素含有量(B)のための尺度として評価することを特徴とする、パージ管路(17)におけるガス流(31)中の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサを備える。炭化水素リザーバ(12)が、活性炭素が充填されたリザーバとして形成されている。ガス流(31)の第1の温度センサ(29)が加熱エレメント(28)の上流側に配置されていて、ガス流の第2の温度センサ(30)が加熱エレメント(28)の下流側に配置されている。第2の温度センサ(30)と第1の温度センサ(29)の間で温度差(DTP)を算出する。第1の温度センサ(29)と第2の温度センサ(30)との間で温度和(STP)を算出する。温度差(DTP)と温度和(STP)とから、特性マップを利用して、パージ管路(17)におけるガス流(31)中の炭化水素含有量(B)を算出する。温度差(DTP)と温度和(STP)から、パージ管路(17)中の炭化水素の質量流を算出する。温度差(DTP)と温度和(STP)から、パージ管路(17)中の炭化水素の容積流を算出する。温度差(DTP)と温度和(STP)から、パージ管路(17)中の炭化水素の粒子流を算出する。センサ(16)がパージ管路(17)内部に又はパージ管路(17)の表面に配置されている。センサ(16)が炭化水素リザーバ(12)内部に又は炭化水素リザーバ(12)の表面に配置されている。センサ(16)が吸気導管(36)内部に又は吸気導管(36)の表面に配置されている。センサ(16)がパージ管路弁(19)内部に又はパージ管路弁(19)の表面に配置されている。

Claims (5)

  1. 炭化水素リザーバ(12)から内燃機関(1)へのパージ管路(17)におけるガス流(31)中の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ(16)であって、
    炭化水素リザーバ(12)が、活性炭素が充填されたリザーバとして形成されており、
    センサ(16)が少なくとも1つの超音波源(33,34)と少なくとも1つの超音波受信機(33,34)とを有しており、
    超音波源(33,34)からガス流(31)を通って超音波受信機(33,34)へと送られる超音波パルスの伝搬時間(tau1,tau2)を、ガス流(31)中の炭化水素含有量(B)のための尺度として評価し、
    前記超音波源(33)としての第1の超音波送信機(33)から前記超音波受信機(34)としての第2の超音波受信機(34)への伝搬時間(tau1)と、前記超音波源(34)としての第2の超音波送信機(34)から前記超音波受信機(33)としての第1の超音波受信機(33)への伝搬時間(tau2)との間の伝搬時間の差(DtauP)及び和(StauP)を算出し、
    前記伝搬時間(tau1,tau2)の差(DtauP)と和(StauP)から、特性マップを利用して、前記パージ管路(17)における前記ガス流(31)の前記炭化水素含有量(B)を算出することを特徴とする、パージ管路(17)におけるガス流(31)中の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ。
  2. 超音波源(33,34)が同時に超音波受信機(33,34)として形成されている、請求項1記載の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ。
  3. 伝搬時間(tau1,tau2)の差(DtauP)と和(StauP)から、パージ管路(17)における炭化水素の質量流を算出する、請求項1又は2記載の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ。
  4. 伝搬時間(tau1,tau2)の差(DtauP)と和(StauP)から、パージ管路(17)における炭化水素の容積流を算出する、請求項1又は2記載の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ。
  5. 伝搬時間(tau1,tau2)の差(DtauP)と和(StauP)から、パージ管路(17)における炭化水素の粒子流を算出する、請求項1又は2記載の炭化水素含有量(B)を測定するためのセンサ。
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