JP5805811B2 - 車両の内外装部材を成形する方法 - Google Patents

車両の内外装部材を成形する方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両の内外装部材を成形する方法に係わり、特に、キャビティプレートを有する型を用いて車両の内外装部材を成形する方法に関する。
車両(4輪車及び2輪車を含む)には、例えば、インストルメントパネルやドアトリム等の内装部材やオートバイのシート等の外装部材を含む内外装部材が設けられている。この内外装部材は、所定の形状に形成された基材と、この基材の表面を覆う表皮材とを備えている。
高級車においては、内外装部材の表皮材として本革が用いられる場合がある。例えば複数の本革片を縫い合わせることにより、基材の表面に沿うように形成された表皮材を得ることができる。この場合、本革片を縫い合わせている糸のステッチ自体も、表皮材の装飾性を高めている。
しかしながら、上述のように表皮材として本革を用いる場合、素材自体が高価であり、本革片を縫い合わせる工程も必要となるので、製造コストが増大する。そこで、合成樹脂材料を成形して本革の風合いを表現した樹脂成形品の表皮材も用いられている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2012−240309号公報 特開2013−043571号公報 特開2013−151134号公報
しかしながら、上述したような従来技術における樹脂成形品の表皮材では、単に、本革の表面形状を模した所定の大きさの凹凸模様(シボ)が表皮材の表面に繰り返し形成されているに過ぎず、ランダムな皺や凹凸を持つ本革の質感を十分に再現できているとは言えない。
また、無数の繊維を拠り合わせたステッチの糸のような微細な形状を樹脂成形品で再現するためには、表皮材の成形に使用される型に微細な加工を施さなければならないが、型の加工精度に限界があるだけでなく、そのような微細加工を行なうと型の製造コストが上昇するので、微細な形状を型によって樹脂成形品の表皮材に形成することは実際には難しい。従って、本革を使用した表皮材におけるステッチのような微細な形状は、樹脂成形品の表皮材では十分に再現することができず、本革製の表皮材と比較して質感が劣る原因となっている。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な形状が表面に形成された質感の高い内外装部材を、型を用いて成形することができる、車両の内外装部材を成形する方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の車両の内外装部材を成形する方法は、キャビティプレートを有する型を用いて車両の内外装部材を成形する方法であって、内外装部材のマスタモデルを作成する工程と、作成された内外装部材のマスタモデルの3次元データを取得する工程と、取得された3次元データから内外装部材のマスタモデルの表面形状を示すサーフェスデータを生成する工程と、生成されたサーフェスデータに基づいて、型のキャビティプレートを作る工程と、内外装部材のマスタモデルの表面形状を樹脂シートに転写する工程と、マスタモデルの表面形状が転写された樹脂シートを型のキャビティプレートに貼り付ける工程と、樹脂シートを貼り付けたキャビティプレートを用いて内外装部材を成形する工程とを有することを特徴とする。
このように構成された本発明においては、内外装部材のマスタモデルの3次元データから内外装部材のマスタモデルの表面形状を示すサーフェスデータを生成し、そのサーフェスデータに基づいて型のキャビティプレートを作り、さらに、内外装部材のマスタモデルの表面形状を転写した樹脂シートをキャビティプレートに貼り付けているので、マスタモデルの全体的な表面形状をキャビティプレートの形状に反映すると共に、マスタモデルの表面における微細な形状を樹脂シートの表面に反映することができ、この樹脂シートを貼り付けたキャビティプレートを用いて内外装部材を成形することによって、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な形状が表面に形成された質感の高い内外装部材を成形することができる。
また、本発明において、好ましくは、内外装部材のマスタモデルを作成する工程において、車両における内外装部材の配置の基準となる基準形状をマスタモデルに形成し、さらに、生成されたサーフェスデータにおける基準形状の位置が、内外装部材を車両に配置した場合の基準形状の位置に合致するように、このサーフェスデータを修正する工程を有し、型のキャビティプレートを作る工程において、修正されたサーフェスデータに基づいて、このキャビティプレートを作る。
このように構成された本発明においては、車両における内外装部材の配置の基準となる基準形状をマスタモデルに形成しておき、このマスタモデルの画像から生成したサーフェスデータにおける基準形状の位置が、内外装部材を車両に配置した場合の基準形状の位置に合致するように、このサーフェスデータを修正し、この修正されたサーフェスデータに基づいてキャビティプレートを作るので、マスタモデルの寸法や形状が、設計された内外装部材の寸法や形状からずれている場合でも、サーフェスデータの寸法や形状を、設計された内外装部材の表面の寸法や形状と合致するように修正すると共に、車両に配置された際の内外装部材の表面の位置を示す位置情報をサーフェスデータに付与することができる。これにより、設計された内外装部材の寸法や形状をキャビティプレートの形状に反映できると共に、内外装部材のサーフェスデータを、車両に設けられる他の内外装部材と相互に関連した1つの構成部品の設計データとして使用できるようになる。
また、本発明において、好ましくは、内外装部材のマスタモデルを作成する工程において、4つ以上の基準形状をマスタモデルに形成する。
このように構成された本発明においては、マスタモデルの寸法や形状が、設計された内外装部材の寸法や形状と比較して収縮したりねじれたりしている場合でも、サーフェスデータの寸法や形状を、設計された内外装部材の表面の寸法や形状と合致するように正確に修正することができる。
また、本発明において、好ましくは、車両の内外装部材を成形する方法は、さらに、成形された内外装部材の3次元データを取得する工程と、成形された内外装部材の表面形状を示すサーフェスデータであって、この成形された内外装部材の二次加工用のサーフェスデータを、取得された3次元データから生成する工程と、生成された二次加工用のサーフェスデータに基づいて、成形された内外装部材に二次加工を行なう工程とを有する。
このように構成された本発明においては、成形された内外装部材の3次元データから内外装部材の二次加工用のサーフェスデータを生成し、その二次加工用のサーフェスデータに基づいて、成形された内外装部材に二次加工を行なうので、成形された内外装部材の形状を反映した高精度の二次加工を、その内外装部材に行なうことができる。
また、本発明において、好ましくは、内外装部材を成形する工程は、樹脂を射出成形して内外装部材を成形する工程である。
このように構成された本発明においては、キャビティに射出された樹脂を高い充填圧力によって樹脂シートの表面の微細な凹凸形状に行き渡らせることができ、これにより、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な表面形状を再現した質感の高い内外装部材を成形することができる。
本発明による車両の内外装部材を成形する方法によれば、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な表面形状を再現した質感の高い内外装部材を、型を用いて成形することができる。
本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法により成形されたドアトリムを車室側から見た正面図である。 図1に示したドアトリムのII−II矢視図である。 本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法によってドアトリムのセンタートリムを成形する工程を示す説明図であり、図4(a)はセンタートリムのデザイン面の断面図、図4(b)はセンタートリムの3Dソリッドモールドの断面図、図4(c)はセンタートリムのマスタモデルの断面図、図4(d)はセンタートリムのサーフェスデータの断面図、図4(e)はセンタートリムを成形する型のキャビティプレートの断面図である。 図4(c)に示したマスタモデルにおける段差部の近傍の部分拡大図である。 図4(d)に示したサーフェスデータにおける段差部の近傍の部分拡大図である。 図4(e)に示したキャビティプレートにおける段差部の近傍の部分拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法を説明する。本実施形態では、車両の内外装部材の1つであるドアトリムのセンタートリムを成形する方法を例として説明する。
まず、図1及び図2により、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法により成形されたドアトリムのセンタートリム(車両の内外装部材)について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法により成形されたドアトリムのセンタートリムを車室側から見た正面図であり、図2は、図1に示したドアトリムのセンタートリムのII−II矢視図である。
図1において、符号1は車両のサイドドアを示している。図1に示すサイドドア1は、右フロントサイドドアである。このサイドドア1は、車両の側面を形成するドアパネルと、このドアパネルの車室側に取り付けられた昇降装置と、この昇降装置によってドアパネルの上方に昇降可能に支持されたウィンドウガラスとを備えている(何れも図示せず)。さらに、ドアパネルの車室側で昇降装置を覆うように、ドアトリム2が取り付けられている。
ドアトリム2の上下方向中央部には、本革の風合いを表現した樹脂製のセンタートリム4が設けられている。このセンタートリム4は、1枚の本革の端部を折り畳み、その端部を別の1枚の本革に重ねて縫い合わせた形状を表現するように形成されている。即ち、図2に示すように、センタートリム4には、折り畳まれた本革ともう1枚の本革とが重ねられた部分を表現する段差部6と、これらの本革を縫い合わせる糸のステッチを表現するステッチ部8とが形成されている。このセンタートリム4は、樹脂(例えばポリプロピレンのような熱可塑性樹脂)を一体成形することで形成される。
次に、図3乃至図7により、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法を説明する。図3は、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法のフローチャートである。図4は、本発明の実施形態による車両の内外装部材を成形する方法によってドアトリム2のセンタートリム4を成形する工程を示す説明図であり、図4(a)はセンタートリム4のデザイン面の断面図、図4(b)はセンタートリム4の3Dソリッドモールドの断面図、図4(c)はセンタートリム4のマスタモデルの断面図、図4(d)はセンタートリム4のサーフェスデータの断面図、図4(e)はセンタートリム4を成形する型のキャビティプレートの断面図である。また、図5は、図4(c)に示したマスタモデルにおける段差部の近傍の部分拡大図であり、図6は、図4(d)に示したサーフェスデータにおける段差部の近傍の部分拡大図であり、図7は、図4(e)に示したキャビティプレートにおける段差部の近傍の部分拡大図である。
まず、図3に示すように、ステップS1において、ドアトリム2のデザインデータ10が取得される。このデザインデータ10は、図4(a)に示すように、ドアトリム2の具体的な構造を規定するものではなく、ドアトリム2の表面の輪郭を規定する面データとして提供される。
次に、ステップS2に進み、ステップS1で取得したデザインデータ10に基づいて、図4(b)に示すようなドアトリム2のセンタートリム4の立体形状を示すソリッドデータ(3Dソリッドモールド12)を作成する。
次に、ステップS3に進み、ステップS2で作成したドアトリム2のセンタートリム4の3Dソリッドモールド12に基づき、センタートリム4のマスタモデル14を作成する。図4(c)に示すように、マスタモデル14は、センタートリム4の3Dソリッドモールド12に基づいて形成された基材16と、この基材16を覆う表皮材18とを備えている。
基材16には、車両におけるドアトリム2の配置(位置や方向等)の基準になると共に、表皮材18を基材16に取り付ける際の位置合わせに使用される円柱形状の上部突起20及び下部突起22(基準形状)が形成されている。これらの上部突起20及び下部突起22は、合わせて4箇所以上形成されている。基材16は、例えば、センタートリム4の3Dソリッドモールド12に基づいて基材16のソリッドデータを作成し、そのソリッドデータを利用して光造形法により形成される。
表皮材18は図4(c)に示すように、本革から形成された上部表皮24と下部表皮26とを備えている。この内、上部表皮24は、その上部に上部開口28が形成されており、基材16の上部突起20をこの上部開口28に挿通させることで、上部表皮24が基材16に対して位置合わせされる。また、図5に示すように、上部表皮24の下端は所定幅で車外側(図5における左側)に折り返されており、この折り返し部分が下部表皮26の上端の車室側(図5における右側)に重ねられることで、段差部30が形成されている。さらに、上述のように重ね合わされた上部表皮24の下端と下部表皮26の上端とを糸で縫い合わせることでステッチ32が施されている。また、下部表皮26の下部には下部開口34が形成されており、基材16の下部突起22をこの下部開口34に挿通させることで、下部表皮26が基材16に対して位置合わせされる。
次に、ステップS4に進み、センタートリム4のマスタモデル14の3次元データを取得し、続いてステップS5に進み、ステップS4で取得したマスタモデル14の3次元データから、センタートリム4のマスタモデル14の表面形状を示すサーフェスデータ36を生成する。
具体的には、このステップS4及びS5において、マスタモデル14の光学式3Dスキャンを行なう。即ち、マスタモデル14に対して特定のパターンをプロジェクタから投影すると共に、プロジェクタの近傍に配置されたカメラによって複数の位置からマスタモデル14を撮影する。そして、撮影された画像における投影パターンの歪みに基づき、三角測量の原理によってマスタモデル14の表面の点群の各位置を特定し、それらの点群の位置座標の集合を点群データ(3次元データ)として取得する。さらに、この点群データを合成することにより、3Dスキャンされたマスタモデル14のポリゴンデータ、即ちセンタートリム4のマスタモデル14の表面形状を示すサーフェスデータ36が生成される。
次に、ステップS6に進み、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40(基準形状)の位置が、ドアトリム2のセンタートリム4を車両に配置した場合の上部突起及び下部突起の位置に合致するように、このサーフェスデータ36を修正する。
例えば、ステップS2で作成したセンタートリム4の3Dソリッドモールド12に基づいて基材16のソリッドデータを作成し、そのソリッドデータを利用して光造形法により形成した場合、光造形法で使用した樹脂の収縮により、基材16の寸法がソリッドデータと比較して小さくなったり、基材16の形状がねじれたりする可能性がある。この場合、基材16の寸法及び形状の変化に応じて、マスタモデル14の上部突起20及び下部突起22の位置も移動し、その移動した位置がステップS5で生成されたサーフェスデータ36にも反映されている。そこで、このサーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40の位置が、ドアトリム2のセンタートリム4を車両に適切に配置した場合の上部突起及び下部突起の位置に合致するように、このサーフェスデータ36の寸法、形状、位置座標を修正する。これにより、センタートリム4のサーフェスデータ36の寸法や形状が、設計されたセンタートリム4の表面の寸法や形状と合致するように修正されると共に、車両に配置された際のセンタートリム4の表面の位置を示す位置情報がセンタートリム4のサーフェスデータ36に付与されるので、このセンタートリム4のサーフェスデータ36を、車両に設けられる他の内外装部材と相互に関連した1つの構成部品の設計データとして使用できるようになる。
さらに、図4(d)に示すように、このステップS6では、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36の形状を、車室側(図4(d)では右側)にオフセットした形状に修正する。このオフセットの幅は、センタートリム4を成形する型のキャビティプレート(固定側型板)に貼り付けられる樹脂シート(詳細は後述する)の厚さに対応している。図4(d)では、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36の形状を実線で示し、ステップS6でオフセットされたサーフェスデータ42の形状を一点鎖線で示している。
ここで、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36の形状をオフセットする際、オフセット幅(即ち型のキャビティプレートに貼り付けられる樹脂シートの厚さ)よりも小さい高さの凹凸形状については、サーフェスデータ36における凹凸形状を平面状に修正する。これは、そのような微細な凹凸形状は、上述する樹脂シートにより形成されるからである。
例えば、図6に示すように、マスタモデル14のステッチ32に対応するサーフェスデータ36のステッチ部44は、その凹凸の高さがサーフェスデータ36のオフセット幅よりも小さいので、サーフェスデータ36の形状をオフセットする際に平面状に修正される。一方、マスタモデル14の段差部30に対応するサーフェスデータ36の段差部46は、その凹凸の高さがサーフェスデータ36のオフセット幅よりも大きいので、サーフェスデータ36の形状をオフセットする際に、その形状を保持したままオフセットされる。
また、このステップS6では、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40の形状を変更する。具体的には、図4(d)に示すように、サーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40の形状を、車外側(図4(d)では左側)に突出するように変更する。図4(d)では、ステップS5で生成されたサーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40を実線で示し、ステップS6で変更されたサーフェスデータ42における上部突起48及び下部突起50を一点鎖線で示している。
次に、ステップS7に進み、ステップS6で修正されたセンタートリム4のサーフェスデータ42に基づいて、センタートリム4の成形に使用する型のキャビティプレート52を作る。即ち、図4(e)に示すように、ステップS6で修正されたサーフェスデータ42に基づいて金属材料を切削加工することにより、センタートリム4の表面形状を反転したキャビティプレート52が形成される。このキャビティプレート52の上部には、ステップS6で形状が変更されたサーフェスデータ42における上部突起48に対応する上部突起54が形成され、キャビティプレート52の下部には、ステップS6で形状が変更されたサーフェスデータ42における下部突起50に対応する下部突起56が形成されている。上述したように、ステップS6で修正されたセンタートリム4のサーフェスデータ42は、車両に配置された際のセンタートリム4の表面から、樹脂シート58の厚さだけ車室側にオフセットされているので、キャビティプレート52の表面は、センタートリム4の表面の位置から樹脂シート58の厚さだけオフセットした形状となっている。
次に、ステップS8に進み、マスタモデル14の表面形状を樹脂シート58に転写する。具体的には、セラミックのウィスカーを混入したエポキシ樹脂を加熱して半硬化状態の樹脂シート58を形成し、この樹脂シート58をマスタモデル14の表面に重ね合わせて押し付ける。これにより、本革製の表皮材18の複雑な表面形状や、無数の繊維を拠り合わせたステッチ32の糸のような、マスタモデル14の表皮材18の表面全体における微細な凹凸形状が樹脂シート58の表面に転写される。この樹脂シート58としては、例えば棚澤八光社のセラシボ(登録商標)を使用することができる。
ステップS8の後、ステップS9に進み、ステップS8においてマスタモデル14の表面形状が転写された樹脂シート58を、ステップS7において作られたキャビティプレート52に貼り付ける。図4(e)に示すように、樹脂シート58の上部にはマスタモデル14の上部突起20に対応して上部開口60が形成されており、樹脂シート58の下部にはマスタモデル14の下部突起22に対応して下部開口62が形成されている。この樹脂シート58の上部開口60にキャビティプレート52の上部突起54を挿通させ、樹脂シート58の下部開口62にキャビティプレート52の下部突起56を挿通させることにより、樹脂シート58がキャビティプレート52に対して位置合わせされる。そして、樹脂シート58をキャビティプレート52に対して位置合わせした状態で全体を加熱することにより、樹脂シート58を硬化させる。
上述したように、キャビティプレート52の表面は、センタートリム4の表面から樹脂シート58の厚さだけオフセットした形状となっているので、このキャビティプレート52の表面に樹脂シート58を貼り付けることにより、樹脂シート58の表面形状が、センタートリム4の表面形状に対応することになる。例えば、図7に示すように、ステップS6でオフセットされたサーフェスデータ42に基づいて作られたキャビティプレート52に樹脂シート58が貼り付けられており、この樹脂シート58の表面が、マスタモデル14のステッチ32の表面形状を反転したステッチ部64や、マスタモデル14の段差部30の表面形状を反転した段差部66として形成されている。
次に、ステップS10に進み、ステップS9において樹脂シート58を貼り付けたキャビティプレート52を用いて、センタートリム4を射出成形する。この射出成形時に、キャビティプレート52をヒータで加熱して樹脂シート58の表面温度を上昇させることにより、型のキャビティに充填され樹脂シート58に接触した樹脂が柔軟になり、樹脂シート58の表面の微細な凹凸形状に十分に行き渡るようにすることが望ましい。
続いて、ステップS11に進み、ステップS10において射出成形されたセンタートリム4の3次元データを取得し、続いてステップS12に進み、センタートリム4の表面形状を示すサーフェスデータであって、この射出成形されたセンタートリム4の二次加工用のサーフェスデータを、ステップS11で取得したセンタートリム4の3次元データから生成する。
具体的には、このステップS11及びS12において、ステップS4及びS5と同様に、射出成形されたセンタートリム4の光学式3Dスキャンを行なう。これにより、実際に成形されたセンタートリム4の形状を反映したサーフェスデータが生成される。
次に、ステップS13に進み、ステップS12において生成された二次加工用のサーフェスデータに基づいて、ステップS10において射出成形されたセンタートリム4に二次加工を行なう。例えば、ステップS12において生成された二次加工用のサーフェスデータに基づき、射出成形されたセンタートリム4におけるステッチ部8の位置を特定し、このステッチ部8に着色加工を行なう。その他、各種の機械加工や化学処理等を含む二次加工をセンタートリム4に対して実施することができる。
この二次加工の完了により、センタートリム4が完成する。
次に、本発明の実施形態のさらなる変形例を説明する。
上述した実施形態では、ドアトリム2のセンタートリム4を成形する工程のステップS8において、センタートリム4のマスタモデル14の表面形状を樹脂シート58に転写している。ここで、幅が狭く且つ深い溝や細長い孔などの鋭い凹部形状がマスタモデル14の表面形状に含まれていた場合、これらの形状を反転した形状、即ち幅が狭く且つ高い壁状の突起や細長い柱状の突起などの鋭い突起形状が樹脂シート58に形成されることになる。そのような樹脂シート58をキャビティプレート52に貼り付けた型を用いてセンタートリム4の射出成形を行なうと、キャビティに充填された樹脂の圧力により、樹脂シート58に形成された鋭い突起形状が破損する可能性がある。
そこで、ドアトリム2のセンタートリム4を成形する工程のステップS5で生成されたサーフェスデータ36の形状を、ステップS6において、樹脂シート58の厚さに対応する幅だけオフセットした形状に修正するときに、マスタモデル14の表面形状に含まれる鋭い凹部形状に対応する位置ではサーフェスデータ36の形状をオフセットせずに保持する。従って、ステップS7において、ステップS6で修正されたセンタートリム4のサーフェスデータ42に基づいてキャビティプレート52を加工した際に、マスタモデル14の表面形状に含まれる鋭い凹部形状に対応する位置では、この凹部形状を反転した鋭い突起形状がキャビティプレート52に形成される。さらに、ステップS8においては、マスタモデル14の表面形状から鋭い凹部形状の部分を除いた領域を樹脂シート58に転写する。そして、その樹脂シート58をキャビティプレート52に貼り付けた型を用いてセンタートリム4を射出成形する。この場合、マスタモデル14の表面形状に含まれる鋭い凹部形状に対応する鋭い突起形状は、強度の高いキャビティプレート52に形成されているので、キャビティに充填された樹脂の圧力により破損することを防止できる。また、マスタモデル14の表面形状から鋭い凹部形状の部分を除いた領域については、微細な凹凸まで樹脂シート58に反映されるので、マスタモデル14の表面の質感を、射出成形されたセンタートリム4の表面に再現できる。
また、上述した実施形態では、ドアトリム2のセンタートリム4を成形する工程のステップS4及びS5において、マスタモデル14の光学式3Dスキャンを行なってセンタートリム4のサーフェスデータ36を生成すると説明したが、光学式3Dスキャンとは異なる方法によりセンタートリム4のサーフェスデータ36を生成するようにしてもよい。例えば、3Dレーザースキャナを用いてマスタモデル14の表面の点群データを取得し、この点群データに基づいてセンタートリム4のサーフェスデータ36を生成してもよい。また、ステップS11及びS12においても、ステップS4及びS5と同様に、3Dレーザースキャナを用いて、射出成形されたセンタートリム4の表面の点群データを取得し、この点群データに基づいてセンタートリム4の二次加工用のサーフェスデータを生成してもよい。
また、上述した実施形態では、ドアトリム2のセンタートリム4を成形する工程のステップS10においてセンタートリム4を射出成形すると説明したが、射出成形に限られず、シートフォーミング、真空成形、圧空成形、スラッシュ成形等、型を使用する各種成形法にも本発明による車両の内外装部材を成形する方法を適用できる。
また、上述した実施形態では、本革の風合いを表現した樹脂製のセンタートリム4を成形する場合を例示したが、本革に限られず、布や紙等の任意の素材の微細な表面形状を再現した内外装部材を成形するために、本発明による車両の内外装部材を成形する方法を用いることができる。
次に、上述した本発明の実施形態及び本発明の実施形態の変形例による車両の内外装部材を成形する方法の作用効果を説明する。
まず、センタートリム4(車両の内外装部材)のマスタモデル14の3次元データからセンタートリム4のマスタモデル14の表面形状を示すサーフェスデータ36を生成し、そのサーフェスデータ36に基づいて型のキャビティプレート52を作り、さらに、センタートリム4のマスタモデル14の表面形状を転写した樹脂シート58をキャビティプレート52に貼り付けているので、マスタモデル14の全体的な表面形状をキャビティプレート52の形状に反映すると共に、マスタモデル14の表面における微細な形状を樹脂シート58の表面に反映することができ、この樹脂シート58を貼り付けたキャビティプレート52を用いてセンタートリム4を成形することによって、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な表面形状を再現した質感の高いセンタートリム4を成形することができる。
また、車両におけるセンタートリム4の配置の基準となる上部突起20及び下部突起22(基準形状)をマスタモデル14に形成しておき、このマスタモデル14の画像から生成したサーフェスデータ36における上部突起38及び下部突起40(基準形状)の位置が、センタートリム4を車両に配置した場合の基準形状の位置に合致するように、このサーフェスデータ36を修正し、この修正されたサーフェスデータ42に基づいてキャビティプレート52を作るので、マスタモデル14の寸法や形状が、設計されたセンタートリム4の寸法や形状からずれている場合でも、サーフェスデータ36の寸法や形状を、設計されたセンタートリム4の表面の寸法や形状と合致するように修正すると共に、車両に配置された際のセンタートリム4の表面の位置を示す位置情報をサーフェスデータ36に付与することができ、これにより、設計されたセンタートリム4の寸法や形状をキャビティプレート52の形状に反映できると共に、修正されたサーフェスデータ42を、車両に設けられる他の内外装部材と相互に関連した1つの構成部品の設計データとして使用できるようになる。
特に、4つ以上の上部突起20及び下部突起22(基準形状)をセンタートリム4のマスタモデル14に形成するので、マスタモデル14の寸法や形状が、設計されたセンタートリム4の寸法や形状と比較して収縮したりねじれたりしている場合でも、サーフェスデータ36の寸法や形状を、設計されたセンタートリム4の表面の寸法や形状と合致するように正確に修正することができる。
また、成形されたセンタートリム4の3次元データからセンタートリム4の二次加工用のサーフェスデータを生成し、その二次加工用のサーフェスデータに基づいて、成形されたセンタートリム4に二次加工を行なうので、成形されたセンタートリム4の形状を反映した高精度の二次加工を行なうことができる。
また、射出成形法によりセンタートリム4を成形するので、キャビティに射出された樹脂を高い充填圧力によって樹脂シート58の表面の微細な凹凸形状に行き渡らせることができ、これにより、本革の表皮の全体的な表面形状やステッチの糸のような微細な表面形状を再現した質感の高いセンタートリム4を成形することができる。
1 サイドドア
2 ドアトリム
4 センタートリム
10 デザインデータ
12 3Dソリッドモールド
14 マスタモデル
36、42 サーフェスデータ
52 キャビティプレート
58 樹脂シート

Claims (4)

  1. キャビティプレートを有する型を用いて車両の内外装部材を成形する方法であって、
    上記内外装部材のマスタモデルを作成し、車両における上記内外装部材の配置の基準となる基準形状を上記マスタモデルに形成する工程と、
    上記作成された内外装部材のマスタモデルの3次元データを取得する工程と、
    上記取得された3次元データから上記内外装部材のマスタモデルの表面形状を示すサーフェスデータを生成する工程と、
    上記生成されたサーフェスデータにおける上記基準形状の位置が、上記内外装部材を車両に配置した場合の上記基準形状の位置に合致するように、このサーフェスデータを修正する工程と、
    上記修正されたサーフェスデータに基づいて、上記型のキャビティプレートを作る工程と、
    上記内外装部材のマスタモデルの表面形状を樹脂シートに転写する工程と、
    上記マスタモデルの表面形状が転写された上記樹脂シートを上記型のキャビティプレートに貼り付ける工程と、
    上記樹脂シートを貼り付けた上記キャビティプレートを用いて上記内外装部材を成形する工程と、
    を有することを特徴とする車両の内外装部材を成形する方法。
  2. 上記内外装部材のマスタモデルを作成する工程において、4つ以上の基準形状を上記マスタモデルに形成する請求項に記載の車両の内外装部材を成形する方法。
  3. さらに、上記成形された内外装部材の3次元データを取得する工程と、
    上記成形された内外装部材の表面形状を示すサーフェスデータであって、この成形された内外装部材の二次加工用のサーフェスデータを、上記取得された3次元データから生成する工程と、
    上記生成された二次加工用のサーフェスデータに基づいて、上記成形された内外装部材に二次加工を行なう工程とを有する請求項1又は2に記載の車両の内外装部材を成形する方法。
  4. 上記内外装部材を成形する工程は、樹脂を射出成形して上記内外装部材を成形する工程である請求項1乃至のいずれか一項に記載の車両の内外装部材を成形する方法。
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