JP5801777B2 - 農作物用の選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミカンやリンゴ等の果物、玉葱やレタス等の野菜において、内部の品質(例えば糖度、酸度や水分含有率、鮮度や傷んだ部分の有無等)を測定し、測定結果に基づいて被測定物を分別する農作物用の選別装置に関する。
例えば被測定物として玉葱の品質を測定して分別する選別装置が、特許文献1に開示されている。
特許文献1では、搬送用のチェーン(特許文献1の図3及び図4の11)、搬送方向に沿って所定間隔を置いてチェーンに支持され且つ搬送方向と直交する横軸芯周りに回転自在に支持された多数の回転円板(特許文献1の図4及び図7の12A,12B)、搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間に備えられたアーム(特許文献1の図4及び図7の13)を備えて搬送装置が構成されている。
これにより、チェーンが回転駆動されることによって、回転円板及びアームがチェーンと一体で搬送方向に移動するのであり、搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間に被測定物(特許文献1の図4及び図6の6)が支持されて搬送される。
特許文献1では、搬送装置の中間の測定位置に、上方の発光部(特許文献1の図4の7)及び下方の受光部(特許文献1の図4の8)が備えられ、受光部の両側に遮光板(特許文献1の図4及び図6の9)が備えられており、回転円板のボス部(特許文献1の図4及び図7の12D,12E)が遮光板の上辺部に接触している。
これにより、回転円板及びアームがチェーンと一体で搬送方向に移動するのに伴って、回転円板のボス部が遮光板の上辺部に接触することにより回転円板が回転し、被測定物が搬送されながら横軸芯周りに回転して(特許文献1の図6参照)、被測定物が所定の向き(根部が横向きになる向き)(特許文献1の図4参照)に設定される。
被測定物が所定姿勢に設定された状態において、発光部の測定光が被測定物を通り、搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間を通って受光部に受光され、被測定物の内部の品質が測定される。
この場合、搬送方向に沿って複数の発光部又は受光部を配置することにより、回転円板により被測定物を回転させながら、複数回に亘って発光部の測定光を被測定物に通して受光部に受光させることによって、測定光に対する被測定物の角度を変更しながら複数回に亘って被測定物の内部の品質を測定することができる。
以上のようにして被測定物の内部の品質が測定された後、測定結果に基づいて所定の品質を満たさない被測定物(例えば内部に傷んだ部分が存在する等)の下側に位置するアームが、上方に駆動されて(特許文献1の図3参照)、所定の品質を満たさない被測定物が搬送装置(回転円板)から放出されて回収される。
特開2005−9943号公報
特許文献1では、回転円板が横軸芯周りに回転することにより、回転円板に支持される被測定物が横軸芯周りに回転するので、発光部の測定光が被測定物に対して異なる角度で通るようにする為には、特許文献1のように、発光部の測定光を上方又は下方から被測定物に通すようにする必要があり、発光部の測定光は搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間を通ることになる。
しかしながら特許文献1では、品質測定装置の測定結果に基づいて、所定の品質を満たさない被測定物を搬送装置(回転円板)から放出して回収する場合、搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間にアームを配置して、アームを上方に駆動することにより、所定の品質を満たさない被測定物を搬送装置(回転円板)から放出して回収するように構成されている。
これにより、発光部の測定光が搬送方向に沿って隣接する一対の回転円板の間を通る際に、前述のアームにより発光部の測定光の一部が遮られることになるので、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定が精度よく行われなくなる可能性がある。
本発明は農作物用の選別装置において、測定位置に発光部及び受光部を上下に配置し、被測定物を横軸芯周りに回転させながら搬送して、測定位置において発光部の測定光により被測定物の内部の品質を測定した後、測定結果に基づいて被測定物を分別するように構成した場合、測定位置において発光部の測定光により被測定物の内部の品質を精度よく測定することができるように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、農作物用の選別装置において次のように構成することにある。
上側が搬送部分となり下側が戻り部分となるように回転駆動される第1無端搬送体と、搬送方向に沿って所定間隔を置いて前記第1無端搬送体に支持されて前記第1無端搬送体から搬送方向と直交する方向に片持ち状に延出され且つ搬送方向と直交する横軸芯周りに回転自在に支持された多数の第1支持体とを備えて、第1搬送装置を構成して、
搬送方向に沿って隣接する一対の前記第1支持体の間に被測定物を支持した状態で、前記第1無端搬送体が回転駆動されることにより、被測定物を搬送するように構成し、
前記第1無端搬送体の搬送部分における所定の測定位置に、前記第1無端搬送体に対して前記第1支持体を回転させることにより被測定物を回転させる回転手段と、前記測定位置の上方又は下方の一方に備えられた発光部と、前記測定位置の上方又は下方の他方に備えられた受光部とを備えて、
前記発光部の測定光が一対の前記第1支持体の間及び被測定物を通過して前記受光部に受光され、前記受光部の受光に基づいて被測定物の品質が品質測定装置により測定されるように構成し、
前記測定位置から搬送下手側の位置に、前記品質測定装置の測定結果に基づいて被測定物を分別する分別装置を備えており、
前記分別装置が、前記測定位置から搬送下手側の位置において前記第1搬送装置から被測定物を受け取って搬送下手側に搬送する第2搬送装置により構成されて、
前記第1及び第2搬送装置が平面視で略一直線状に配置され、
前記第2搬送装置が、上側が搬送部分となり下側が戻り部分となるように回転駆動される第2無端搬送体と、搬送方向に沿って所定間隔を置いて前記第2無端搬送体に支持され且つ前記第1支持体とは反対方向に片持ち状に延出されて支持された多数の第2支持体とを備えて構成されて、
前記測定位置から搬送下手側の位置において、前記第1支持体の間に対し前記第1無端搬送体とは反対側から前記第2支持体が入り込むように、前記第1搬送装置の搬送終端部と前記第2搬送装置の搬送始端部とを重複させることにより、被測定物が前記第1支持体から前記第2支持体に受け渡されるように構成している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第1特徴によると、搬送方向に沿って隣接する一対の第1支持体の間に被測定物を支持した状態で、第1無端搬送体が回転駆動されることによって、被測定物が測定位置に向けて搬送される。この場合、品質測定装置の測定結果に基づいて被測定物を分別する分別装置が、測定位置から搬送下手側の離れた位置に備えられており、測定位置に分別装置は備えられていない。
本発明の第1特徴によると、測定位置に達すれば、回転手段により第1支持体が回転して、これに伴って被測定物が横軸芯周りに回転するのであり(姿勢が変更されるのであり)、発光部の測定光が搬送方向に沿って隣接する一対の第1支持体の間及び被測定物を通過して受光部に受光され、受光部の受光に基づいて被測定物の品質が品質測定装置により測定される。
この場合、測定位置に分別装置は備えられていないので、搬送方向に沿って隣接する一対の第1支持体の間に発光部の測定光を遮るものは無く、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定が精度よく行われるようになる。
本発明の第1特徴によると、測定位置において品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定が行われると、被測定物が、測定位置から搬送下手側に搬送されるのであり、測定装置の搬送下手側の離れた位置において、品質測定装置の測定結果に基づいて分別装置による被測定物の分別が行われる。
この場合、前述のように品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定が精度よく行われているので、品質測定装置の測定結果に基づいて行われる分別装置による被測定物の分別が精度よく行われるようになる。
被測定物が第1支持体から分別装置である第2支持体に受け渡される場合、本発明の第1特徴によると、第1支持体の間に第2支持体が入り込むように、第1搬送装置の搬送終端部と第2搬送装置の搬送始端部とを重複させており、この重複部分において被測定物が第1支持体から第2支持体に円滑に受け渡されるようになる。
前述のように第1搬送装置の搬送終端部と第2搬送装置の搬送始端部とを重複させる場合、本発明の第1特徴によると、第1搬送装置において第1支持体が第1無端搬送体から搬送方向と直交する方向に片持ち状に延出されて支持され、第2搬送装置において第2支持体が第2無端搬送体から搬送方向と直交する方向で第1支持体とは反対方向に片持ち状に延出されて支持されている。
これにより、本発明の第1特徴によると、第1搬送装置の搬送終端部と第2搬送装置の搬送始端部との重複部分において、第1支持体の間に第2支持体が入り込むように構成する場合、第1無端搬送体と第2無端搬送体とは、第1及び第2支持体を間に挟んで互いに離れることになり、互いに干渉し合うことはなく、第1搬送装置の搬送終端部と第2搬送装置の搬送始端部とを無理なく重複させて配置することができるようになる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の農作物用の選別装置において次のように構成することにある。
前記第2支持体の姿勢を変更することにより、前記品質測定装置により所定の品質を満たさないと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送途中で前記第2支持体から離して回収し、前記品質測定装置により所定の品質を満たすと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送終端部から回収するように構成している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第2特徴によると、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定が行われた後、測定位置の搬送下手側の位置において、被測定物が第1搬送装置の第1支持体から分別装置である第2搬送装置の第2支持体に受け渡される。
被測定物が第2支持体に支持された状態で搬送されながら、第2支持体の姿勢が変更されることで、所定の品質を満たさないと測定された被測定物が、第2支持体から離れて第2搬送装置の搬送途中部分から離れるのであり、所定の品質を満たすと測定された被測定物が第2搬送装置の搬送終端部まで搬送されて回収される。
これにより本発明の第2特徴によると、所定の品質を満たすと測定された被測定物が、第2搬送装置の搬送終端部から一箇所にまとめて回収されるようになるのであり、この後において所定の品質を満たすと測定された被測定物の処理が行い易くなる。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の農作物用の選別装置において次のように構成することにある。
前記第2支持体を前記第2無端搬送体に上下揺動自在に支持して、
前記第2支持体が下方に揺動することにより、前記品質測定装置により所定の品質を満たさないと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送途中から下方に落下させて回収するように構成している。
(作用及び発明の効果)
前項[II]に記載のように、所定の品質を満たさないと測定された被測定物を第2支持体から離す場合、本発明の第3特徴によると、第2支持体に被測定物が支持された状態において、第2無端搬送体に対して第2支持体が下方に揺動することにより、所定の品質を満たさないと測定された被測定物が第2支持体から下方に落下して回収される。
これにより、本発明の第3特徴によると、前述のように第2無端搬送体から片持ち状に延出された状態の第2支持体において、第2支持体の支持を解除する等の簡素な構造を採用するだけで、被測定物及び第2支持体の自重により第2支持体が下方に揺動して(第2支持体の姿勢が変更されて)、所定の品質を満たさないと測定された被測定物を回収することができるのであり、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第1〜第3特徴の農作物用の選別装置うちのいずれか一つにおいて次のように構成することある。
前記受光部をカメラで構成し、前記測定位置の横側に被測定物の横部を映す鏡部を備えて、前記鏡部を搬送方向に沿って複数の被測定物の横部を映すことができる長さに設定し、
前記カメラに対向する複数の被測定物の上部分又は下部分と、前記鏡部に映る複数の被測定物の横部分とを、前記カメラにより撮影するように構成している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第4特徴によると、受光部としてカメラを使用した場合、測定位置の横側に被測定物の横部を映す鏡部を備えることにより、カメラに対向する被測定物の上部分(又は下部分)と被測定物の横部分(鏡部に映る部分)とを同時に撮影することができる。
これにより、被測定物においてカメラに対向する上部分(又は下部分)ばかりではなく横部分も撮影することによって、被測定物の内部の品質を異なる方向から測定することができて、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定の精度を向上させることができる。
本発明の第4特徴によると、被測定物の上部分(又は下部分)と横部分(鏡部に映る部分)とを、一つのカメラにより撮影している。さらに、鏡部を搬送方向に沿って複数の被測定物の横部分を映すことができる長さに設定することにより、複数の被測定物の上部分(又は下部分)と横部分(鏡部に映る部分)とを、一つのカメラにより撮影している。このように、一つのカメラにより多数の被測定物の内部の品質を異なる方向から測定することができて、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定を効率の良いものにすることができる。
この場合、前項[I]に記載のように、測定位置において第1支持体が回転し、これに伴って被測定物が横軸芯周りに回転することにより(姿勢が変更されることにより)、被測定物が横軸芯周りに回転しながら(姿勢を変更しながら)、鏡部の始端部から終端部に亘って搬送されるように設定することができる。
このように設定すれば、一つの被測定物において搬送しながら横軸芯周りに姿勢を変更して、複数回の撮影を行うことができるのであり、品質測定装置による被測定物の内部の品質の測定の精度を向上させることができる。
農作物用の選別装置の全体側面図である。 (a)第1及び第2搬送装置の第1及び第2搬送チェーンの駆動構造を示す平面図、(b)第1及び第2搬送装置の第1及び第2搬送チェーンの駆動構造を示す側面図である。 (a)第1搬送装置のローラー及びベルト等を示す平面図、(b)第1搬送装置のローラー及びベルト等を示す側面図である。 第1搬送装置の縦断正面図である。 第1搬送装置の測定位置の各部の構造を示す側面図である。 第1搬送装置の測定位置の各部の構造を示す平面図である。 第1搬送装置の測定位置の各部の構造を示す縦断正面図である。 第1搬送装置の測定位置において鏡部に映る被測定物の状態を示す正面図である。 第2搬送装置の側面図である。 第2搬送装置の平面図である。 第2搬送装置の縦断正面図である。 第2搬送装置の左の第2搬送チェーンの付近の縦断正面図である。 第2搬送装置の左の第2搬送チェーンにおいてハンド部が下方に揺動した状態を示す縦断正面図である。 第2搬送装置の左の第2搬送チェーンにおいてハンド部が図13に示す状態から図12に示す姿勢に戻された状態を示す縦断正面図である。 (a)第2搬送装置の左の操作部材の付近を示す平面図、(b)第2搬送装置の左の操作部材においてハンド部が下方に揺動した状態を示す平面図である。 (a)第2搬送装置の左のハンド部の付近を示す斜視図、(b)第2搬送装置の左のハンド部が下方に揺動した状態を示す斜視図である。 制御装置と各部との連係状態を示す図である。 第1搬送装置の測定位置の発光ダイオードと第2搬送装置の操作部材との関係を示す側面図である。 (a)1番目の発光ダイオードの位置の被測定物が内部に傷んだ部分を備えていると測定された状態を示す側面図、(b)前述の(a)の状態から3ピッチだけ電動モータが作動した状態を示す側面図、(c)前述の(b)の状態から内部に傷んだ部分を備えていると測定された被測定物が操作部材の位置に達して落下させられた状態を示す側面図、(d)前述(c)の状態から内部に傷んだ部分を備えていると測定された被測定物が操作部材の位置に達して落下させられた状態を示す側面図である。
[1]
図1は、農作物である被測定物1(例えばミカン)に測定光を当てて、内部の傷んだ部分の有無を検出し、内部に傷んだ部分を備えない被測定物1(良の被測定物1)と、内部に傷んだ部分を備えた被測定物1(不良の被測定物1)とを分別する農作物用の選別装置を示している。
図1に示すように、農作物用の選別装置は、被測定物1を図1の紙面左方から紙面右方に搬送する第1搬送装置11と、第1搬送装置11から被測定物1を受け取って図1の紙面左方から紙面右方に搬送する第2搬送装置21(分別装置に相当)とを備えて構成されている。右及び左の下フレーム2、右及び左の上フレーム3、横フレーム4、右及び左の縦フレーム5,6,7,8,9,10により枠状のフレームが構成されており、これらに第1及び第2搬送装置11,21が支持されて、農作物用の選別装置の全体が構成されている。
図1に示すように、第1搬送装置11の搬送終端部の少し手前の位置に測定位置14が設定されており、測定位置14において、被測定物1の内部の傷んだ部分の有無が測定され、測定後の被測定物1が第1搬送装置11の搬送終端部から第2搬送装置21の搬送始端部に受け渡されて、第2搬送装置21の搬送途中部分で、不良の被測定物1が下方に落下させられてコンテナ15に回収される。
農作物用の選別装置の概要は前述の通りであり、以下に農作物用の選別装置の各部の構造について説明する。この場合、図1に示す搬送方向A1に向いた状態で、図2(a)の紙面下方を「右」とし、図2(a)の紙面上方を「左」としている。
[2]
次に、第1搬送装置11について説明する。
図1及び図2(a)(b)に示すように、縦フレーム5,6,7に支持軸16が回転自在に支持されて、支持軸16に右及び左の円板状の誘導輪17が固定されており、縦フレーム7,8に中継軸18,19が回転自在に支持されて、中継軸18,19に右及び左の円板状の中継輪20,24が固定されている。
図1及び図2(a)(b)に示すように、誘導輪17及び中継輪20,24に亘って、右及び左の第1搬送チェーン12(第1無端搬送体に相当)が巻回されている。第1搬送チェーン12は後述するように搬送方向A1(図1の紙面時計方向)に回転駆動されるのであり、第1搬送チェーン12において上側が搬送部分となり、下側が戻り部分となる。
図3(a)及び図4に示すように、右及び左の第1搬送チェーン12に亘って多数の支持軸25が貫通して支持されており、支持軸25は搬送方向A1に沿って第1搬送チェーン12に所定間隔を置いて取り付けられている。支持軸25において右の第1搬送チェーン12の右外側部分及び左の第1搬送チェーン12の左外側部分に、右及び左のローラー13(第1支持体に相当)が回転自在に支持されている(第1搬送チェーン12に搬送方向A1と直交する横軸芯周りに回転自在に支持されて片持ち状に外側に延出された状態に相当)。
図4に示すように、ローラー13は、支持軸25に回転自在に外嵌される円筒軸13aに、中央側の2個の小径の第1円板13bと、外側の2個の大径の第2円板13cとを固定して構成されている。
図1及び図3(a)(b)に示すように、縦フレーム6と下フレーム2とに亘って右及び左の支持フレーム26が固定されており、支持フレーム26の縦フレーム5側の端部に右及び左の誘導輪27が回転自在に支持されている。支持フレーム26の縦フレーム6側の端部に駆動軸28が回転自在に支持されて、駆動軸28に右及び左の駆動輪29が固定されており、表面に歯状の凹凸を備えた右及び左のベルト30が誘導輪27及び駆動輪29に亘って巻回されている。右の支持フレーム26に固定された支持フレーム32に電動モータ33が固定されており、駆動軸28と電動モータ33とに亘って伝動チェーン34が巻回されている。
図3(a)(b)及び図4に示すように、支持フレーム26の上面に沿って案内部材31が固定されて、ベルト30の裏面が案内部材31により下側から支持されており、ローラー13の右及び左外側の第2円板13cがベルト30に乗るように配置されている。支持フレーム26に固定された横フレーム35に支持ロッド44を介して、右及び左の支持レール36が支持されて、支持レール36が第1搬送チェーン12に沿って測定位置14まで延出されており、支持レール36により第1搬送チェーン12が下側から支持されている。
図1及び図4に示すように、上フレーム3に固定された横フレーム37の中間部に、支持ロッド38が固定されて下方に延出されており、断面山型のガイド部材39が支持ロッド38の下部に固定されて第1搬送チェーン12に沿って延出されている。ローラー13側に下る傾斜面を備えた右及び左のカイド部材40が、第1搬送チェーン12及びローラー13の右及び左外側に沿って配置されるように縦フレーム5,6に固定されている。
図1及び図4に示すように、支持レール36及びガイド部材39により、第1搬送チェーン12が上側及び下側から挟み込まれる状態となっており、第1搬送チェーン12及びローラー13が上下に振動しないようにしている。第1搬送装置11の搬送部分において第1搬送装置11の上手側搬送部11aは下手側搬送部11bよりも長いものに構成されており(図1及び2(a)(b)において、縦フレーム6の位置が第1搬送装置11の上手側搬送部11aと下手側搬送部11bとの境界となっている)、搬送方向A1に沿って少し上り坂状に斜めに設定されている。第1搬送装置11の下手側搬送部11bは上手側搬送部11aよりも短いものに構成されており、搬送方向A1に沿って略水平に設定されている。
以上のように、第1搬送チェーン12及びローラー13等により、第1搬送装置11が構成されている。
[3]
次に、第1搬送装置11の作動について説明する。
後述の[6]に記載のように、中継輪20,24が図1及び図2(b)の紙面時計方向に回転駆動されることにより、第1搬送チェーン12が搬送方向A1に回転駆動される。これに対してベルト30は、電動モータ33により第1搬送チェーン12と同じ搬送方向A1に回転駆動されながら、第1搬送チェーン12よりも高速で搬送方向A1に回転駆動される。
これによって、図1及び図3(b)に示すように、ローラー13は第1搬送チェーン12により搬送方向A1に移動しながら、ベルト30により回転方向A2に回転するのであり、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に支持された被測定物1は、回転方向A2とは反対方向の回転方向A3に回転する。
図1に示すように、第1搬送装置11の搬送始端部に配置された桶状の案内部材41から、被測定物1を第1搬送装置11の搬送始端部に投入すると、ガイド部材39,40(図4参照)によりローラー13の位置に被測定物1が案内されながら、第1搬送チェーン12が搬送方向A1に回転駆動されることにより、被測定物1が2列になって搬送方向A1に搬送される。
図1,3(b),4に示すように、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に複数個の被測定物1が入り込もうとしても、第1搬送装置11の上手側搬送部11aが搬送方向A1に沿って少し上り坂状に斜めに設定されている点、並びに、ローラー13が回転方向A2に回転することによって被測定物1が回転方向A2とは反対方向の回転方向A3に回転する点により、第1搬送装置11の上手側搬送部11aにおいて、余分な被測定物1が搬送方向A1の下手側(後側)に送り出される状態となる。
これにより、図1,3(b),4に示すように、案内部材41から第1搬送装置11の搬送始端部に多数の被測定物1が投入された場合、第1搬送装置11の搬送始端部で被測定物1が滞留したり、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に複数個の被測定物1が入り込もうとしても、第1搬送装置11の上手側搬送部11aの中間部から後半部では、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に1個の被測定物1が支持された状態となり、被測定物1が2列になって搬送方向A1に搬送される。
[4]
次に、第1搬送装置11の下手側搬送部11bに備えられた測定位置14の各部の構造について説明する。
図5,6,7,8に示すように、縦フレーム6,7に右及び左の支持フレーム42が固定されており、支持フレーム42に連結された横フレーム43に、支持レール36が支持ロッド45を介して支持されて、第1搬送チェーン12が支持レール36に下側から支持されている。支持フレーム42に駆動軸46が回転自在に支持されて、駆動軸46に右及び左の駆動輪47が固定されており、右の支持フレーム42に固定された電動モータ48と駆動軸46とに亘って伝動チェーン49が巻回されている。
図5,6,7,8に示すように、支持フレーム42に4個の誘導輪50が回転自在に支持されて、表面に歯状の凹凸を備えた右及び左のベルト51が駆動輪47及び誘導輪50に亘って巻回されており、ローラー13の右及び左外側の第2円板13cがベルト51に乗るように配置されている。以上のように、駆動輪47及び誘導輪50、ベルト51により右及び左の回転手段が構成されている。
図5,7,8に示すように、支持フレーム42に下向きに支持ロッド56が固定されており、支持ロッド56に支持板57が固定されている。図5に示すように側面視で駆動輪47及び誘導輪50の間の下方に位置し、図8に示すように正面視でローラー13の下方に位置するように、8個の発光ダイオード52(発光部に相当)が支持板57に固定されている。
図5,7,8に示すように、横長の4枚の鏡部53が、側面視で4個の発光ダイオード52の範囲に亘って、支持フレーム42及び第1搬送チェーン12の上方に斜めに配置されている。鏡部53の上方に1枚の大きな鏡部54が斜めに配置されており、鏡部54の後方1個のカメラ55(受光部に相当)が備えられている。
これにより図5,7,8に示すように、8個の被測定物1の上部分が鏡部54に映され(8個の像)、この8個の被測定物1の右及び左の横部分が鏡部53から鏡部54に映されて(16個の像)、合計で24個の像が鏡部54に映されるのであり、カメラ55は鏡部54の24個の像を一度に撮影することができる。
[5]
次に、第1搬送装置11の下手側搬送部11bに備えられた測定位置14の各部の作動について説明する。
後述の[6]に記載のように、中継輪20,24が図1の紙面時計方向に回転駆動されることにより、第1搬送チェーン12が搬送方向A1に回転駆動される。これに対して図5に示すように、ベルト51は電動モータ48により搬送方向A1とは反対方向の移動方向A4に回転駆動されながら、第1搬送チェーン12よりも低速で移動方向A4に回転駆動される。
図1及び図5に示すように、第1搬送チェーン12が搬送方向A1に回転駆動されるのに伴って、ローラー13がベルト30から外れてベルト51に乗ると、ローラー13は回転方向A2(図3(b)参照)とは反対方向の回転方向A5に回転して、被測定物1も回転方向A3(図3(b)参照)とは反対方向の回転方向A6に回転する。
これにより、図5に示すように、被測定物1は横軸芯周りに回転方向A6に回転して姿勢を変更しながら搬送方向A1に移動するのであり、この間において被測定物1が発光ダイオード52の真上に位置した瞬間に、発光ダイオード52が発光して、発光ダイオード52の測定光が、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間及び被測定物1を通過(透過)し、鏡部53,54を介してカメラ55に到達するのであり、カメラ55により鏡部54の24個の像の撮影が行われる。
図5に示すように、被測定物1が一つの発光ダイオード52の真上に位置して撮影が行われてから、次の発光ダイオード52の真上の位置に来るまでに、被測定物1は回転方向A6に約90度回転しているので、一つの被測定物1に着目すると、回転方向A6に回転しながら90度ずつ位相をずらして4回の撮影が行われる。
これにより、1つの被測定物1において1回の撮影が行われると、後述の[10]に記載の品質測定装置87(図17参照)により、被測定物1の上部分、右及び左の横部分の3個の像の画像処理が行われて、被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かが測定される。そして、前述の同じ被測定物1において次の撮影が行われると、品質測定装置87により前述と同様な画像処理が行われて、被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かが測定されるのであり、1つの被測定物1において、4回の撮影及び画像処理(被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かの測定)が行われる。
被測定物1の上部分の表面に着目すると、図5に示すように、被測定物1の上部分の表面は搬送方向A1に移動しながら、搬送方向A1とは反対方向の回転方向A6に回転(移動)する状態となっており、搬送方向A1の速度と回転方向A6の速度が相殺される状態となる。これにより、カメラ55が鏡部54の24個の像を撮影する際に、8個の被測定物1の上部分に相当する像のブレが少ない。
[6]
次に、第2搬送装置21の構造について説明する。
図1,2(a)(b),9,10に示すように、中継軸18,19の外側部分に右及び左の円板状の中継輪58,59が固定されて、中継輪20と中継輪58とに亘ってボルト64が連結されており、中継輪20と中継輪58とが強固に連結されている。縦フレーム9に支持軸60が回転自在に支持されており、支持軸60の外側部分に右及び左の円板状の誘導輪61が固定されている。縦フレーム10に駆動軸62が回転自在に支持されて、駆動軸62の外側部分に右及び左の駆動輪63が固定されている。
図9及び図10に示すように、中継輪58,59、誘導輪61及び駆動輪63に亘って右及び左の第2搬送チェーン22(第2無端搬送体に相当)が巻回されており、第2搬送チェーン22において上側が搬送部分となり、下側が戻り部分となる。縦フレーム9に電動モータ65が固定されており、駆動軸62と電動モータ65とに亘って伝動チェーン66が巻回されている。
これにより、図1及び図9に示すように、電動モータ65により第2搬送チェーン22が搬送方向A1に回転駆動されると、中継輪58,59及び中継軸18,19が回転駆動されるのであり、これに伴って中継輪20,24が回転駆動されることにより、第1搬送チェーン12が第2搬送チェーン22に同期して搬送方向A1に回転駆動される。
図11及び図12に示すように、縦フレーム8,9に右及び左の支持フレーム67が第2搬送チェーン22に沿って固定されて、支持フレーム67に第2搬送チェーン22に沿って右及び左のガイド部材68が固定されており、第2搬送チェーン22がガイド部材68に移動自在に支持されている。第2搬送チェーン22及びガイド部材68を上側から覆う右及び左のカバー部材70が、支持フレーム67にガイド部材68に沿って固定されている。右及び左のレール部材71が、アーム部材72を介して第2搬送チェーン22及びガイド部材68の下側に沿って支持フレーム67に固定されており、上方に向く上レール71aと右及び左内側に向く横レール71bとがレール部材71に備えられている。
図9及び図10に示すように、第2搬送チェーン22の長手方向に沿って、多数のハンド部23(第2支持体に相当)が、所定間隔(搬送方向に沿って隣接する一対のローラー13(支持軸25)の間隔と同じ間隔)を置いて支持されており、右の第2搬送チェーン22の左内側部に右のハンド部23が位置し、左の第2搬送チェーン22の右内側部に左のハンド部23が位置する状態となっている(第2搬送チェーン22に搬送方向A1と直交する方向で、ローラー13とは反対方向に片持ち状に内側に延出された状態に相当)。図15(a)及び図16(a)に示すように、ハンド部23は、第2搬送チェーン22の長手方向に沿って延出された6本(前向きに3本、後向きに3本)のアーム部23aを備えている。
図9及び図10に示すように、右及び左の円板部材73がボルト74を介して駆動輪63の右及び左内側部に位置するように固定されて、円板部材73の外周部に6個の案内部75が固定されており、第2搬送チェーン22の長手方向に沿って延出された8本(前向きに4本、後向きに4本)のアーム部75aが案内部75に備えられている。
[7]
次に、第2搬送装置21の作動について説明する。
図1及び図2(a)に示すように、第1搬送装置11(第1搬送チェーン12)と第2搬送装置21(第2搬送チェーン22)とが、平面視で略一直線状に配置されている。
図3(a)及び図4に示すように、第1搬送装置11において、右及び左のローラー13が右及び左の第1搬送チェーン12に搬送方向A1と直交する横軸芯周りに回転自在に支持されて、右及び左の第1搬送チェーン11から片持ち状に外側に延出された状態となっている。
図10及び図11に示すように、第2搬送装置21において、右及び左のハンド部23が右及び左の第2搬送チェーン22から片持ち状に内側(ローラー13とは反対方向)に延出された状態となっている。
図9及び図10に示すように、中継軸18,19の部分(測定位置14から搬送下手側(図1の紙面右側)の位置)において、第1搬送装置11(第1搬送チェーン12)の搬送終端部と第2搬送装置21(第2搬送チェーン22)の搬送始端部とが、側面視で重複する状態となっている(図9参照)。
これにより、図9及び図10に示すように、第1及び第2搬送チェーン12,21が搬送方向A1に回転駆動されるのに伴い、中継輪58,59の位置において、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間にハンド部23が入り込む(ローラー13の第1及び第2円板13b,13cの間にハンド部23のアーム部23aが入り込む)。
図9及び図10に示すように、第1搬送装置11において前項[4][5]に記載のように、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に支持された被測定物1が中継輪59の位置に達すると、前述のように搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に、ハンド部23が下側から入り込んで被測定物1の下面に接するのであり、ローラー13が中継輪59に沿って下側の中継輪58に向うのに伴って、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間に支持された被測定物1がハンド部23に受け渡される。
前述のように、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間からハンド部23に被測定物1が受け渡されると、図9及び図10に示すように、被測定物1はハンド部23に支持された状態で搬送方向A1に搬送される。
この場合、不良の被測定物1は、後述の[8]〜[11]に記載のように、ハンド部23による搬送途中でハンド部23から下方に落下させられてコンテナ15に回収される(内部に傷んだ部分を備えた被測定物1が分別される)。
図9及び図10に示すように、良の被測定物1は、ハンド部23に支持された状態で駆動輪63の位置まで搬送されて、ハンド部23から縦フレーム10に固定された案内部材76に放出されて回収される。案内部材76から回収された被測定物1は、次の工程(例えば糖度や酸度の測定、重量や大きさの測定)に送られる。
この場合に、図9及び図10に示すように、ハンド部23が駆動輪63の位置に達すると、搬送方向A1に沿って隣接する一対のハンド部23の間に、駆動輪63に固定された案内部75が入り込むので(ハンド部23のアーム部23aの間に案内部75のアーム部75aが入り込むので)、被測定物1が搬送方向A1に沿って隣接する一対のハンド部23の間に嵌り込むことなく、円滑にハンド部23から離れて案内部材76に放出される。
[8]
次に第2搬送装置21において、不良の被測定物1を分別する構造について説明する。
図12及び図16(a)(b)に示すように、第2搬送チェーン22の長手方向に沿って、支持部69が所定間隔(搬送方向に沿って隣接する一対のローラー13(支持軸25)の間隔と同じ間隔)を置いて固定されており、支持部69から延出されたアーム部69aの縦軸芯P1(第2搬送チェーン22の長手方向及び搬送方向A1と平行)周りに、ハンド部23が揺動自在に支持されている。
図12及び図16(a)(b)に示すように、支持部69にピン状の接当部69bが固定されており、ハンド部23から延出された係止部23bが支持部69の接当部69bに接当することにより、ハンド部23における図12の紙面反時計方向(上方)への揺動限界が設定される。支持部69の縦軸芯P2(第2搬送チェーン22の長手方向及び搬送方向A1と平行)周りに、係合部材77が揺動自在に支持されており、係合部材77を図12の紙面時計方向(ハンド部23の係止部23bへの係合側)に付勢するバネ78が備えられている。係合部材77がハンド部23の係止部23bに係合することにより、ハンド部23が図12に示す姿勢に保持されている。
図9,10,12に示すように、断面L字状の右及び左の支持部材79が右及び左の支持フレーム67に固定されている。図12及び図15(a)(b)に示すように、支持部材79の上下向きのピン79aが長板状の操作部材80の長孔80aに挿入されて、操作部材80が支持部材79のピン79aに沿ってスライド及び揺動自在に支持されている。支持部材79の上下向きのピン79bに操作アーム81が揺動自在に支持されて、操作アーム81が操作部材80に接続されており、操作アーム81を揺動操作することにより、操作部材80を退入した退避姿勢(図15(a)参照)及び突出した作用姿勢(図15(b)参照)に操作する。
図15(a)(b)に示すように、操作部材80及び操作アーム81を退避姿勢に付勢するバネ82が操作アーム81に接続されており、支持部材79に固定されたソレノイド83の操作部83aと操作アーム81とに亘って、リンク84が接続されている。図15(a)に示す状態はソレノイド83の操作部83aが突出して、操作部材80がバネ82により退避姿勢に操作された状態であり、図15(b)に示すようにソレノイド83の操作部83aが退入すると、操作部材80が作用姿勢に操作される。
図9及び図10に示すように、右及び左の支持フレーム67において、支持部材79及び操作部材80等が、搬送方向A1に沿って位置をずらして配置されている(一方の支持部材79が他方の支持部材79よりも少し搬送方向A1に沿って搬送上手側(搬送下手側)に配置されている)。
[9]
次に、ハンド部23及び操作部材80の作動について説明する。
図9及び図10に示すように、被測定物1を支持したハンド部23が中継輪59の位置から搬送方向A1に搬送されると、図11及び図12に示すように、支持部69がレール部材71の上レール71aに乗って支持され、支持部69及びハンド部23が図12に示す姿勢に支持された状態で搬送方向A1に搬送される。
良の被測定物1については、図9及び図10に示すように、ハンド部23に支持された状態(支持部69及びハンド部23が図 に示す姿勢に支持された状態)で、駆動輪63の位置まで搬送されて、ハンド部23から案内部材76に放出されて回収される。
不良の被測定物1については、図15(a)に示すように、不良の被測定物1を支持するハンド部23が、操作部材80(退避姿勢)の直前位置に達すると、図13及び図15(b)に示すように、ソレノイド83の操作部83aが退入し、操作部材80が作用姿勢に操作されて、ハンド部23の係止部23bに係合する係合部材77の下部が操作部材80に接当し、係合部材77がハンド部23の係止部23bから離し操作される。
これにより、図13及び図16(b)に示すように、不良の被測定物1及びハンド部23の重量により、ハンド部23が縦軸芯P1周りに下方に揺動して、レール部材71の横レール71bに接当するのであり、不良の被測定物1が、ハンド部23から下方に落下させられてコンテナ15に回収される(内部に傷んだ部分を備えた被測定物1が分別される)。
この場合、図9及び図10に示すように、右及び左の支持フレーム67において、支持部材79及び操作部材80等が搬送方向A1に沿って位置をずらして配置されている。
例えば右及び左の第2搬送チェーン22の右及び左のハンド部23において、同じ横隣りの位置の右及び左のハンド部23に不良の被測定物1が支持されていても、右及び左のハンド部23において不良の被測定物1が、搬送方向A1に沿った異なる位置で落下させられる。従って、右及び左のハンド部23から落下させられた不良の被測定物1が、空中で互いに衝突してコンテナ15から外れた位置に飛ばされるようなことは生じない。
不良の被測定物1の落下の後、ハンド部12が操作部材80の位置から搬送方向A1に搬送されると、係合部材77が操作部材80から外れ、バネ78により係合部材77が図12に示す姿勢に戻って支持部69の接当部69bに接当するのであり、図15(a)に示すように、ソレノイド83の操作部83aが突出して、操作部材80が退避姿勢に操作される。
図9及び図14に示すように、右及び左のレール部材71において、支持部材79と駆動輪63との間に、右及び左のガイドレール85が固定されている。これにより、縦軸芯P1周りに下方に揺動して、不良の被測定物1を落下させたハンド部23が、ガイドレール85の位置に達すると、ハンド部23が搬送方向A1に搬送されるのに伴ってガイドレール85により持上げられ、ハンド部23の係止部23bが係合部材77に係合するのであり、ハンド部23が図12に示す姿勢に戻る。
[10]
次に、測定位置14における不良の被測定物1の測定(前項[5]参照)から、第2搬送装置21における不良の被測定物1の回収までの流れについて説明する(その1)。
この場合、第1搬送装置11の右及び左の第1搬送チェーン12、第2搬送装置21の右及び左の第2搬送チェーン22のうち、一方の第1及び第2搬送チェーン12,22に着目して説明しており、他方の第1及び第2搬送チェーン12,22については同じ作動を行う為に、説明を省略している。
図17に示すように、制御装置86が備えられており、制御装置86により電動モータ33,48,65及びソレノイド83が操作される。制御装置86により発光ダイオード52が発光操作され、カメラ55により撮影された像が制御装置86に入力されており、回路やソフトウェア等で構成された品質測定装置87が制御装置86に備えられている。
図1及び図17に示すように、制御装置86は、電動モータ65を作動させて第1及び第2搬送チェーン12,22を搬送方向A1に回転駆動させると同時に、電動モータ65が何ピッチだけ作動したかを認識している。
この場合、1ピッチは、搬送方向A1に沿って隣接する一対のローラー13の間隔(搬送方向A1に沿って隣接する一対の被測定物1の間隔)(搬送方向A1に沿って隣接する一対のハンド部23の間隔)であり、第1搬送チェーン11の下手側搬送部11bに沿って配置される発光ダイオード52の間隔に合致している。
図18に示すように、電動モータ65により第1及び第2搬送チェーン12,22が同期して搬送方向A1に回転駆動されるのであり、第1搬送チェーン11の下手側搬送部11bに沿って配置される4個の発光ダイオード52において、1番目の発光ダイオード52(52a)の位置から(X)ピッチだけ電動モータ65が作動すると、1番目の発光ダイオード52(52a)の位置の被測定物1が操作部材80の位置に達することが事前に把握されている。
これにより、図18に示すように、2番目の発光ダイオード52(52b)の位置から(X−1)ピッチだけ電動モータ65が作動すると、2番目の発光ダイオード52(52b)の位置の被測定物1が操作部材80の位置に達する。
同様に、3番目の発光ダイオード52(52c)の位置から(X−2)ピッチだけ電動モータ65が作動すると、3番目の発光ダイオード52(52c)の位置の被測定物1が操作部材80の位置に達するのであり、4番目の発光ダイオード52(52d)の位置から(X−3)ピッチだけ電動モータ65が作動すると、3番目の発光ダイオード52(52d)の位置の被測定物1が操作部材80の位置に達する。
以上の構成において、図18に示すように、第1及び第2搬送チェーン12,22が搬送方向A1に回転駆動されるのに伴って、被測定物1が発光ダイオード52の真上に位置した瞬間に、発光ダイオード52の発光及びカメラ55による撮影、品質測定装置87による画像処理(被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かの測定)が行われる。
そして、電動モータ65が1ピッチだけ作動すると、再び被測定物1が発光ダイオード52の真上に位置して、発光ダイオード52の発光及びカメラ55による撮影、品質測定装置87による画像処理(被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かの測定)が行われるのであり、以上の状態が繰り返されている(前項[5]参照)。
[11]
次に、測定位置14における不良の被測定物1の測定(前項[5]参照)から、第2搬送装置21における不良の被測定物1の回収までの流れについて説明する(その2)。
図19(a)に示すように、例えば1番目の発光ダイオード52(52a)の位置の被測定物1(1a)が、内部に傷んだ部分を備えていると測定されると、この時点から(X)ピッチだけ電動モータ65が作動すると不良の被測定物1(1a)が操作部材80の位置に達することが、制御装置86において認識されるのであり、これと同時に制御装置86において、不良の被測定物1(1a)に対して(X)ピッチのカウントが開始される。
次に前述の状態から、例えば電動モータ65が3ピッチだけ作動して、図19(b)に示すように、2番目の発光ダイオード52(52b)の位置の被測定物1(1b)が、内部に傷んだ部分を備えていると測定されると、この時点から(X−1)ピッチだけ電動モータ65が作動すると不良の被測定物1(1b)が操作部材80の位置に達することが、制御装置86において認識されるのであり、同時に不良の被測定物1(1b)に対して(X−1)ピッチのカウントが開始される。これと並行して、前述の不良の被測定物1(1a)に対する(X)ピッチのカウントが行われている。
図19(c)に示すように、不良の被測定物1(1a)に対する(X)ピッチのカウントが終了すると、不良の被測定物1(1a)が操作部材80の位置に達しているので、不良の被測定物1(1a)が操作部材80の直前位置に達した際に、制御装置86によりソレノイド83が操作され、操作部材80が作用位置に操作されている。この場合、不良の被測定物1(1b)に対する(X−1)ピッチのカウントが並行して行われている。
これにより、図19(c)に示すように、不良の被測定物1(1a)及びハンド部23の重量により、ハンド部23が縦軸芯P1周りに下方に揺動して、不良の被測定物1(1a)がハンド部23から下方に落下させられてコンテナ15に回収される(内部に傷んだ部分を備えた被測定物1が分別される)。不良の被測定物1(1a)がハンド部23から下方に落下させられると、直ちに制御装置86によりソレノイド83が操作されて、操作部材80が退避位置に操作される。
次に図19(c)に示すように、例えば4番目の発光ダイオード52(52d)の位置の被測定物1(1c)が、内部に傷んだ部分を備えていると測定されると、この時点から(X−3)ピッチだけ電動モータ65が作動すると不良の被測定物1(1c)が操作部材80の位置に達することが、制御装置86において認識されるのであり、これと同時に制御装置86において、不良の被測定物1(1c)に対して(X−3)ピッチのカウントが開始される。この場合、不良の被測定物1(1b)に対する(X−1)ピッチのカウントが並行して行われている。
次に図19(d)に示すように、不良の被測定物1(1b)に対する(X−1)ピッチのカウントが終了すると、不良の被測定物1(1b)が操作部材80の位置に達しているので、不良の被測定物1(1b)が操作部材80の直前位置に達した際に、制御装置86によりソレノイド83が操作され、操作部材80が作用位置に操作されている。
これにより、前述と同様にハンド部23が縦軸芯P1周りに下方に揺動して、不良の被測定物1(1b)がハンド部23から下方に落下させられてコンテナ15に回収される(内部に傷んだ部分を備えた被測定物1が分別される)。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、第1及び第2搬送装置11,21の片側の第1搬送チェーン12及び第1支持体13等、片側の第2搬送チェーン22及びハンド部23等を廃止して、残りの第1搬送チェーン12及び第1支持体13等により第1搬送装置11を構成し、残りの第2搬送チェーン22及びハンド部23等により第2搬送装置21を構成してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]において、第1搬送装置11の下手側搬送部11bにおいて、第1搬送チェーン12の上側に発光ダイオード52を備え、第1搬送チェーン12の下側にカメラ55及び鏡部53,54を備えるように構成してもよい。
この場合、[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、鏡部54を廃止して、測定位置14の上方(又は下方)にカメラ55を備えるように構成してもよい。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、第1搬送チェーン12に対して1個の発光ダイオード52を備え、被測定物1が発光ダイオード52の位置に達すると、第1搬送チェーン12が一時停止し、この状態でローラー13を回転させながら、複数回の発光ダイオード52の発光及びカメラ55による撮影、品質測定装置87による画像処理(被測定物1の内部に傷んだ部分を備えているか否かの測定)が行われるように構成してもよい。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、第1搬送装置11の右及び左の第1搬送チェーン12の間隔を大きくし、第1搬送チェーン12からローラー13を片持ち状に内側向き(右及び左の第1搬送チェーン12の間)に支持してもよい。このように構成すると、第2搬送装置21の右及び左の第2搬送チェーン22の間隔を小さくし、第2搬送チェーン22からハンド部23を片持ち状に外側向きに支持する。
本発明は、ミカンやリンゴ等の果物以外に、玉葱やレタス等の野菜にも適用できるのであり、被測定物の内部に傷んだ部分を備えているか否かの測定ばかりではなく、被測定物の糖度、酸度や水分含有率、鮮度等を測定し、測定結果に基づいて被測定物を複数種類に分別する農作物用の選別装置にも適用できる。
1 被測定物
11 第1搬送装置
12 第1無端搬送体
13 第1支持体
14 測定位置
21 分別装置、第2搬送装置
22 第2無端搬送体
23 第2支持体
47,50,51 回転手段
52 発光部
53 鏡部
55 受光部、カメラ
87 品質測定装置
A1 搬送方向

Claims (4)

  1. 上側が搬送部分となり下側が戻り部分となるように回転駆動される第1無端搬送体と、搬送方向に沿って所定間隔を置いて前記第1無端搬送体に支持されて前記第1無端搬送体から搬送方向と直交する方向に片持ち状に延出され且つ搬送方向と直交する横軸芯周りに回転自在に支持された多数の第1支持体とを備えて、第1搬送装置を構成して、
    搬送方向に沿って隣接する一対の前記第1支持体の間に被測定物を支持した状態で、前記第1無端搬送体が回転駆動されることにより、被測定物を搬送するように構成し、
    前記第1無端搬送体の搬送部分における所定の測定位置に、前記第1無端搬送体に対して前記第1支持体を回転させることにより被測定物を回転させる回転手段と、前記測定位置の上方又は下方の一方に備えられた発光部と、前記測定位置の上方又は下方の他方に備えられた受光部とを備えて、
    前記発光部の測定光が一対の前記第1支持体の間及び被測定物を通過して前記受光部に受光され、前記受光部の受光に基づいて被測定物の品質が品質測定装置により測定されるように構成し、
    前記測定位置から搬送下手側の位置に、前記品質測定装置の測定結果に基づいて被測定物を分別する分別装置を備えており、
    前記分別装置が、前記測定位置から搬送下手側の位置において前記第1搬送装置から被測定物を受け取って搬送下手側に搬送する第2搬送装置により構成されて、
    前記第1及び第2搬送装置が平面視で略一直線状に配置され、
    前記第2搬送装置が、上側が搬送部分となり下側が戻り部分となるように回転駆動される第2無端搬送体と、搬送方向に沿って所定間隔を置いて前記第2無端搬送体に支持され且つ前記第1支持体とは反対方向に片持ち状に延出されて支持された多数の第2支持体とを備えて構成されて、
    前記測定位置から搬送下手側の位置において、前記第1支持体の間に対し前記第1無端搬送体とは反対側から前記第2支持体が入り込むように、前記第1搬送装置の搬送終端部と前記第2搬送装置の搬送始端部とを重複させることにより、被測定物が前記第1支持体から前記第2支持体に受け渡されるように構成している農作物用の選別装置。
  2. 前記第2支持体の姿勢を変更することにより、前記品質測定装置により所定の品質を満たさないと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送途中で前記第2支持体から離して回収し、前記品質測定装置により所定の品質を満たすと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送終端部から回収するように構成している請求項1に記載の農作物用の選別装置。
  3. 前記第2支持体を前記第2無端搬送体に上下揺動自在に支持して、
    前記第2支持体が下方に揺動することにより、前記品質測定装置により所定の品質を満たさないと測定された被測定物を前記第2搬送装置の搬送途中から下方に落下させて回収するように構成している請求項2に記載の農作物用の選別装置。
  4. 前記受光部をカメラで構成し、前記測定位置の横側に被測定物の横部を映す鏡部を備えて、前記鏡部を搬送方向に沿って複数の被測定物の横部を映すことができる長さに設定し、
    前記カメラに対向する複数の被測定物の上部分又は下部分と、前記鏡部に映る複数の被
    測定物の横部分とを、前記カメラにより撮影するように構成している請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の農作物用の選別装置。
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