JP5800139B2 - 仮設ゲート及び仮設ゲートの設置構造、並びに仮設フェンス/ゲート設置用の杭構造 - Google Patents
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Description
複数のゲート柱6の各下部に固定され、ゲート柱6から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレート3と、
各ベースプレート3の、各ゲート柱6を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレート3の下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭10とを具備してなる仮設ゲートであって、
前記スパイラル杭10は、伸長軸周りに螺旋状に伸長したねじり形状のねじり板1と、ねじり板1の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒2とから一体的に構成され、
ベースプレート3の複数の固定孔31Hに挿通した固定棒2が、ベースプレート3を上下面から挟むプレート固定具によってそれぞれ挟持固定されることで、ベースプレート3が地表上で水平状態とされたまま、地中に埋設したスパイラル杭10と固定されてなることを特徴とする。
前記プレート固定具が、固定棒2の雄ネジ部に螺合固定される上部ナット4N及び下部ナット3Nからなり、
下部ナット3Nが、埋設されたスパイラル杭10上部の固定棒2に螺着して、それ自体の上部接触によってベースプレート3を下面から支持し、
鉛直方向に複数本埋設されたスパイラル杭10上部の各固定棒2と、各固定棒2のねじり板1の端面から離間した位置にそれぞれ螺着した下部ナット3Nとによって、一枚のベースプレート3を水平支持するものであり、
上部ナット4Nが固定棒のベースプレート上部側に螺着することで、前記水平支持されたベースプレートを上方から固定することが好ましい。
前記第一固定孔32Hは、ベースプレート3内のプレート面内において、スパイラル杭10の複数パターンの埋設位置に対応した全ての固定棒2の突出可能箇所に設けられ、
複数の第一固定孔31Hのうち一部の選択使用によって、複数パターンの埋設位置のうちいずれかの埋設位置のスパイラル杭10に対応してベースプレート3を水平配置設置することのできることが好ましい。
前記第二固定孔32Hは、ベースプレート3内のプレート面内において、柱支持材5の複数パターンの配設位置に対応した全ての支持材固定ボルト5Bの配置箇所に設けられ、
複数の第二固定孔32Hのうち一部の選択使用によって、複数パターンの配設位置のうちいずれかの配設位置に柱支持材5を選択して配設固定し得ることが好ましい。
このとき、プレート面内にあらわれる非使用状態(E)の第二固定孔32Hが、雨天時にゲート柱6から流れ込む水の水抜きの役割を果たし、プレート面上に水がたまるのを防ぐことができる。またこのとき、非使用状態(E)の第二固定孔32Hから、プレート下面と地表との間に緩衝材又は接着材を挿入または注入することで、ベースプレート3´/3´´の緩衝力又は地面への定着力をより高めることができる。なおいずれの場合でも第二固定孔32Hは第一固定孔31Hよりもプレート内部寄りに集合形成されており、ゲート柱6を支持することによるモーメントをその平面視外側の埋設杭によって確実に吸収することができる。
ゲート柱6の下端の両側面を挟んでゲート柱6を支持すると共にベースプレート3上の所定位置に配設固定される柱支持材5と、
柱支持材5によって複数のゲート柱6の各下部に固定され、ゲート柱6から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレート3と、
各ベースプレート3の、各ゲート柱6を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレート3の下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭10とを具備してなり、
前記スパイラル杭10は、伸長軸周りに螺旋状に伸長したねじり形状のねじり板1と、ねじり板1の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒2とから一体的に構成され、
ベースプレート3の複数の固定孔31Hに挿通した固定棒2が、ベースプレート3を上下面から挟むプレート固定具によってそれぞれ挟持固定されることで、ベースプレート3を水平状態としたまま、地中に埋設したスパイラル杭10と固定してなることを特徴とする。
張り出し支持材62の張り出し部分近傍の地中に埋設されると共にそれ自体の上部が地表に露出してなるスパイラル杭10と、
前記張り出し支持材62とスパイラル杭10とをそれぞれ保持する保持部同士が互いに連結してなる連結材Cと、を具備してなる杭構造であって、
前記スパイラル杭10は、伸長軸周りに螺旋状に伸長して地中に埋設された、ねじり形状のねじり板1と、ねじり板1の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒2とから一体的に構成され、
さらに、ねじり板1の上端を含む地表への露出部分全体に亘って、筒状のカバー材80が前記固定棒2によって固定されてねじり板1の周囲へ覆設され、
前記連結材は、前記カバー材80に周着固定する保持部を有し、この保持部によってスパイラル杭を保持することを特徴とする。
このネジ孔構造がスパイラル杭10上部の固定棒に螺着して、カバー材80が閉塞板81の下方へ連なって筒状下端が接地面に接して地表へのスパイラル杭10の露出部全体を覆うことが好ましい。
いずれの実施例においても、本発明の仮設ゲートの設置構造は、複数のゲート柱6を有した仮設ゲートの設置構造であって、少なくとも、
ゲート柱6の下端の両側面を挟んでゲート柱6を支持すると共にベースプレート3上の所定位置に配設固定される柱支持材5と、
柱支持材5によって複数のゲート柱6の各下部に固定され、ゲート柱6から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレート3と、
各ベースプレート3の、各ゲート柱6を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレート3の下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭10とを具備してなり、
前記スパイラル杭10は、伸長軸周りに螺旋状に伸長したねじり形状のねじり板1と、ねじり板1の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒2とから一体的に構成される。
本発明の設置構造は、少なくとも複数のゲート柱6を有して門型に構成される仮設ゲート本体6Fを解体可能に仮設置するための設置構造である。仮設対象物である仮設ゲート6Fは1対のゲート柱6を左右に有してこのゲート柱6間を上部にてわたる門型フレーム状に構成され、門型のフレームの内側に複数のゲートパネル6Pが連結固定される。このゲートパネルは柱側に折り畳むことで門を開放状態とすることができる。
複数のゲート柱6の各下部に固定され、ゲート柱6から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレート3と、
各ベースプレート3の、各ゲート柱6を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレート3の下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭10とを具備してなる。以下、実施例1〜3の各構成につき詳述する。
スパイラル杭10は、板幅中央の軸周りに螺旋状にねじり成形されたねじり板1、及びねじり板1の上端から軸上に延設された雄ネジ棒2から一体的に構成された基礎杭である。
ねじり板1は、一定幅のまま所定の伸長方向に伸長する長尺板をねじり成形前の原型板とし、この原型板の板幅中央位置にて板の伸長方向に伸長する伸長軸をらせん軸とし、この軸周りに一定のねじり進行角で螺旋状にねじり成形される。ねじり板1の上部には固定棒2を固定するための固定部12が球状に盛り形成されており、平面視ではこの部分が膨らんだ一字状の端面が露出する。端面の面積を小さくすることで上方からの余分な接触によるひずみの発生を防いでいる。
固定棒2はねじり板1の上端中央から軸上に延設された棒体であり、ねじり板1の埋設後に地面から少なくとも棒長さの一部が地面から上向きに露出し、この露出部分にてベースプレートに挿通し、プレート固定具と共にベースプレートを固定するものである。延設長さは剛性上、ねじり板の半周捩じり進行距離と同一であるか僅かに短い程度であることが好ましい。実施例では固定棒2が雄ネジ部を有し、前記プレート固定具の上部ナット4N及び下部ナット3Nに螺合固定される。
スパイラル杭10のねじり板1の下端中央には、伸長軸対称形状の切り欠き13が形成される。この切り欠き13によって杭下端は回転軸中心である中央部が上方に凹み、軸の両側方へ2枚の板刃が離間対称に張り出し形成される。この2枚の板刃によって、地中内の杭の伸長軸上の障害物を押し除けて螺進するものとなる。すなわち軸上に障害物があった場合には、凹状に凹んだ先端の板端でその障害物を挟み、2枚の板刃がねじり方向に回転してその障害物のいずれかの側方に入り込み、ねじり方向の各面が障害物を当該側方から捩じり方向に沿って押し除ける作用を果たす。このとき、2枚の板刃は障害物を壊すのではなく2枚の板面で障害物を移動させる役割を果たすため、欠損や傷付きの発生を抑えることで、耐久性の優れた構造となっている。また杭の先端が凸状となっていないことで、杭の下端中央が地中の障害物に突き当たって進めないという事態を避け、また先端の破損の程度を抑えるものとなっている。
ベースプレート3は、柱支持材5が上面に配設固定された状態で、埋設された複数のスパイラル杭10の上部に突出した固定棒2及びプレート固定具によって水平支持される。そしてベースプレート3には、埋設したスパイラル杭10の固定棒2を挿通してベースプレート3を水平設置するための第一固定孔31Hと、支持材固定ボルト5Bを挿通して柱支持材5を固定するための第二固定孔32Hとが、それぞれ複数個ずつ設けられる。
プレート固定具(3N,4N)は、ベースプレート3を上下面から挟むことで、ベースプレート3の複数の固定孔31Hに挿通した固定棒2を挟持固定する。そして、鉛直方向に複数本埋設されたスパイラル杭10上部の各固定棒2と、プレート固定具の上下からの挟み込みとによって、一枚のベースプレート3の水平状態を地表面上で保ち、ゲート柱5を支持可能な状態で保持するものである。
上記本発明の実施例1のスパイラル杭10を使用して、図3に示すようなスパイラル杭10群の埋設工程、図4,5,6に示すようなベースプレート設置工程を経て、ゲート柱6及ゲートパネル6Pを有した仮設ゲートの設置構造を構成することができる。本発明の設置構造を設置する際は、先ず図3に示すように、複数の短筒71が上方突出固定された位置決めプレート7を地表に配置し、鉛直方向に立つ短筒71の各内部に沿ってスパイラル杭10をらせん状に地中進行させながら埋設する埋設工程を行う。位置決めプレート7はベースプレート3の第一固定孔31Hの配置にあわせた4つの短筒71が固設される。短筒71内は筒穴が形成され、さらに筒穴内に位置決めプレート7のプレート面と並行の細孔付きプレートが固定されている(図示せず)。
実施例2の第二固定孔32Hは、ベースプレート3内の柱支持材5の複数パターンの配置に対応した総ての位置に設けられる。すなわち第二固定孔32Hは、柱支持材5の複数の配設箇所に対応したすべての支持材固定ボルト5Bの配置個所に設けられ、幅方向柱中心選択使用によって、ベースプレート内の柱支持材5の配設位置を可変することができるものとなっている。1本のゲート柱6を支持するために必要な支持材固定ボルト5Bの本数、すなわち柱支持材5の1箇所の配設時にセットされる支持材固定ボルト5Bの本数よりも多く設けられ、その内の一部分のみを選択して使用するため、残りの部分は非使用状態(E)となる。ただし非使用状態(E)の支持固定孔32Hはゲート柱5からの水の水抜きの役割を果たし、ベースプレート3上に雨水がたまるのを防ぐものとなっている。また本実施例では柱支持材5の左右3か所ずつ合計6か所の固定箇所を、左右の固定距離の半分ずつ左右にずらすように右配置パターン(b)、左配置パターン(c)としているため、ゲート柱6の柱中心位置に必ず非使用状態の第二固定孔32Hが位置することとなる(図7)。これにより、ゲート柱6の立設位置を容易に割り出しやすく、施工が容易になっている。
具体的には、固定棒2の下端から断面を横断する挟み込み溝21Dが形成されると共に、らせん板1の上端には、この挟み込み溝21Dの長さに対応する長さで平面板状に上方伸長した上端伸長部120が形成される。また挟み込み溝21D、伸長部120の対応位置にはそれぞれ、上下2つの挿通孔21H,120Hが形成されている。そして挟み込み溝21Dによってらせん板1の両面を挟みこんだ状態で、それぞれ重複配置された上下2つの各挿通孔に固定ボルト14Bを挿入し、固定ナット14Nによって締結固定している。
図14に、本発明のカバー材80の下端部の他の形態例(a)(b)(c)を示す。図14に示すように、カバー材80下端には三角形状または山型形状の複数の切り欠き8Dを筒状外周縁に沿って形成してもよい。図14(a)では、両側部に対称傾斜した山型の切り欠き8Dを連続形成して、切り欠き8D間に下方への傾斜2辺を有する一組の突出部83を形成している。図14(b)では、片傾斜した直角三角形状の切り欠き8Dを連続形成して、切り欠き8D間に、片傾斜辺83Tを有する連続突出部83を形成している。図14(c)では、片傾斜した直角三角形状の切り欠き8Dを周方向に離間形成して、切り欠き8D間に、片傾斜辺83Tと水平下辺83Eとを有する突出部83を連続形成している。これらの各切り欠き8Dとそれによる突出部によって、カバー材80の地中への突入が容易となる。
上記本発明のいずれかの実施例のスパイラル杭10を使用して、図15に示すような仮設ゲートの杭構造とすることができる。仮設ゲートの設置状態にある図15の杭構造は、上記実施例6のスパイラル杭及びカバー材を使用したものであり、ゲート柱6の下端の両側面を挟んでゲート柱6を支持すると共にベースプレート3上の所定位置に配設固定される柱支持材5と、
柱支持材5によって複数のゲート柱6の各下部に固定され、ゲート柱6から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレート3と、
各ベースプレート3の、各ゲート柱6を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレート3の下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭10とを具備してなり、
前記スパイラル杭10は、伸長軸周りに螺旋状に伸長したねじり形状のねじり板1と、ねじり板1の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒2とから一体的に構成され、さらに、ねじり板1の上端を含む地表への露出部分全体に亘って、筒状のカバー材80が前記固定棒2によって固定されてねじり板1の周囲へ覆設される。
また、上記本発明のいずれかの実施例のスパイラル杭10を使用して、図16に示すような仮設フェンスの杭構造、或いは同様の柱材61及び張り出し支持材62を有する仮設ゲートの杭構造とすることができる。仮設フェンスの設置状態にある図16の杭構造は、上記実施例6のスパイラル杭及びカバー材を使用したものであり、仮設フェンス/ゲートに使用される柱材61に固定されると共にこの柱材61の側方へ斜め方向に伸長して接地する張り出し支持材62と、張り出し支持材62の張り出し部分近傍の地中に埋設されると共にそれ自体の上部が地表に露出してなるスパイラル杭10と、前記張り出し支持材62とスパイラル杭10とをそれぞれ保持する保持部同士が互いに連結してなる連結材Cと、を具備してなる。
1 ねじり板
13 切り欠き
2 固定棒
3 ベースプレート
31H 第一固定孔
32H 第二固定孔
3N 下部ナット
3W 下部ワッシャ
4N 上部ナット
4W 下部ワッシャ
5B 支持材固定ボルト
5 柱支持材
6 ゲート柱
6F 仮設ゲート本体
6P ゲートパネル
7 位置決めプレート
Claims (4)
- 複数のゲート柱を有して門型に構成される仮設ゲート本体と、複数のゲート柱の各下部に固定され、ゲート柱から平面視周囲へ略水平に拡がるベースプレートと、各ベースプレートの、各ゲート柱を囲う複数のプレート面にそれぞれ挿通固定され、ベースプレートの下方に伸長して設置面内に埋設されるスパイラル杭とを具備してなる仮設ゲートであって、
前記スパイラル杭は、伸長軸周りに螺旋状に伸長したねじり形状のねじり板と、ねじり板の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒とから一体的に構成され、
ベースプレートの複数の第一固定孔に挿通した固定棒が、ベースプレートを上下面から挟むプレート固定具によってそれぞれ第一固定孔で挟持固定されることで、ベースプレートが水平状態で、地中に埋設したスパイラル杭と固定されてなる仮設ゲートにおいて、
各スパイラル杭のねじり板の下端中央には、伸長軸対称形状の切り欠きが形成されることを特徴とする仮設ゲート。 - 前記固定棒が雄ネジ部を有し、前記プレート固定具が、固定棒の雄ネジ部に螺合固定される上部ナット及び下部ナットを有し、下部ナットが、埋設されたスパイラル杭上部の固定棒に螺着してそれ自体の上部接触によってベースプレートを下面から支持し、複数本埋設されたスパイラル杭上部の各固定棒と、各固定棒のねじり板の端面から離間した位置にそれぞれ螺着した下部ナットとによって、一枚のベースプレートを水平支持するものであり、上部ナットが固定棒のベースプレート上部側に螺着されることで、前記水平支持されたベースプレートを上方から固定する請求項1記載の仮設ゲート。
- 仮設フェンス/ゲートに使用される柱材に固定されると共にこの柱材の側方へ斜め方向に伸長して接地する張り出し支持材と、
張り出し支持材の張り出し部分近傍の地中に埋設されると共にそれ自体の上部が地表に露出してなるスパイラル杭と、
前記張り出し支持材とスパイラル杭とをそれぞれ保持する保持部同士が互いに連結してなる連結と、を具備してなる杭構造であって、
前記スパイラル杭は、伸長軸周りに螺旋状に伸長して地中に埋設された、ねじり形状のねじり板と、ねじり板の上端中央からから伸長軸上に延設された固定棒とから一体的に構成され、さらに、ねじり板の上端を含む地表への露出部分全体に亘って、筒状のカバー材が前記固定棒によって固定されてねじり板の周囲へ覆設され、
前記連結材は、前記カバー材に周着固定する保持部を有し、この保持部によってスパイラル杭を保持することを特徴とする仮設フェンス/ゲート設置用の杭構造。 - 固定棒が雄ネジ部を有し、前記カバー材は、筒状の上部を塞ぐ閉塞板と、閉塞板に穿設されて固定棒の雄ネジ部に螺合し得るネジ孔構造とを有し、
このネジ孔構造がスパイラル杭上部の固定棒に螺着して、カバー材が閉塞板の下方へ連なって筒状下端が接地面に接して地表へのスパイラル杭の露出部全体を覆ってなる請求項3記載の仮設フェンス/ゲート設置用の杭構造。
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