JP5789500B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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    • B62D1/195Yieldable supports for the steering column

Description

本発明は、二次衝突の際に車体前方へ移動して衝撃を緩和するステアリングコラム装置に関する。
自動車の操舵を行うためのステアリングコラム装置に設けられているステアリングコラムは、十分な支持剛性を確保して車体に結合され、二次衝突が生じた際には、ステアリングコラムは該ステアリングコラムの軸心に沿って円滑に車体の前方へ移動し、乗員に作用する衝撃が緩和されるようにすることが必要である。
従来のステアリングコラム装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1の図1のように車体には中央にスロット6を有するブラケット2が結合されており、該ブラケット2の下方には図3に示すブラケットスライド13が配置されている。該ブラケットスライド13は、前記スロット6に挿通された2本のネジ16を介して、ブラケット2の上部の前記スロット6の中に配置された摺動ブロック15に結合されている。また、該ブラケットスライド13は、3つの固定要素14を介してブラケット2の車体後方の下面に接続されている。ブラケットスライド13には、ステアリングシャフト9を内部に備えたケーシングチューブ8が、その両側に配置された薄板アッセンブリ11を介して締結装置12により接続されている。
特許文献1の図2に示すようにステアリングシャフト9に軸方向の力Aが作用すると、力Aはブラケットスライド13に伝達され、固定要素14が解除されると、ブラケットスライド13はブラケット2に対して車体の前方へ移動する。即ち、特許文献1の図5に示すように、ブラケット2にリベット21を介して固定要素14が固定され、該固定要素14とブラケットスライド13との間にはプラスチックからなる破断ピン22が設けられており、ブラケットスライド13に所定の大きさを越える力が作用すると、破断ピン22が破断し、ブラケットスライド13が固定要素14から開放される。つまり、固定要素14によってブラケットスライド13の支持剛性が確保されており、二次衝突の際には破断ピン22が破断してブラケットスライド13が開放され、ブラケットスライド13はスロット6に沿って車体の前方へ移動する。なお、特許文献1の図7は他の実施例である。
特表2007−504986号公報
ところが、特許文献1に記載のステアリングコラム装置は、ブラケットスライド13を移動可能にするための摺動ブロック15や2本のネジ16とは別個に、支持剛性を確保するための固定要素14を設けており、部品点数が多くなってコストが高くなる。また、固定要素14を設けるためのスペースが必要になることから、車体に取り付けられるブラケット2が大型化する。
一方、移動可能にするための摺動ブロック15と2本のネジ16とにより支持剛性を確保することも考えられるが、支持剛性を確保するために、ブラケットスライド13と摺動ブロック15との間にブラケット2を挟んで締付荷重を作用させると、この締付荷重はブラケットスライド13および摺動ブロック15がスロット6に沿って車体の前方へ移動する際の抵抗となり、ブラケットスライド13にこじれが生じやすく、円滑な移動の妨げになる。
そこで本発明は、上記の課題を解決したステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に固定され平板状の取付部を有する固定ブラケットと、前記取付部に車体前後方向に沿って相互に略平行に形成された一対の長孔と、前記取付部の下方に配置されておりステアリングコラムを支持すると共に車体前後方向へ移動可能な可動ブラケットと、該可動ブラケットに形成された一対の挿通孔と前記一対の長孔とに挿通され前記可動ブラケットを車体前後方向へ移動可能に前記固定ブラケットの車体後部に固定する一対のボルトおよびナットと、該ボルトまたはナットの内側端面と前記固定ブラケットとの間に配置されたばねプレートと、前記一対のボルトに対する車体の前後位置において前記ばねプレートから前記固定ブラケットへ向って突出形成され前記長孔に直交する相互に略平行な一対の線上で前記固定ブラケットを前記可動ブラケットに圧接して前記可動ブラケットを前記固定ブラケットに保持する押圧部と、
前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとに亘って形成された嵌合孔と、該嵌合孔に夫々嵌合されると共に前記固定ブラケットの車体後部で前記固定ブラケットと前記可動ブラケットを連結する剪断ピンと、
前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとの間に設けられた第1低摩擦要素と、前記固定ブラケットと前記ばねプレートとの間に設けられた第2低摩擦要素とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、通常の使用状態では、ボルトをナットにねじ込んで締めてあるので、可動ブラケットとばねプレートの押圧部とにより固定ブラケットが挟持された状態で、剪断ピンにより可動ブラケットが固定ブラケットの車体後部の下方の位置に保持される。二次衝突により可動ブラケットに車体前方への荷重が作用すると、固定ブラケットに対して可動ブラケットがばねプレートと共に移動しようとするため、剪断ピンが剪断され、可動ブラケットとばねプレートとが一体となって車体前方へ移動し、一対の長孔に沿って一対のボルトが移動することにより、可動ブラケットは決められた方向へガイドされ、車体前方に至る。固定ブラケットと可動ブラケットおよびばねプレートとの間には第1低摩擦要素,第2低摩擦要素が介在するので、可動ブラケットの移動は円滑に行われる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
前記第1低摩擦要素として、前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとの間であって前記一対のボルトに対して車体前後の位置に、前記可動ブラケットと係合する前方低摩擦板と、前記固定ブラケットと係合する後方低摩擦板とを設け、
前記可動ブラケットが前記固定ブラケットの車体後部に位置するときに、前記一対のボルトの軸方向で、前記押圧部と対応する位置に、前記前方低摩擦板および後方低摩擦板が配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、第1低摩擦要素として前方低摩擦板と後方低摩擦板とを設けたので、二次衝突の際に可動ブラケットが前方へ移動すると、固定ブラケットと係合している後方低摩擦板は可動ブラケットから外れ、可動ブラケットと係合している前方低摩擦板は可動ブラケットと共に前方へ移動し、後方低摩擦板が可動ブラケットから外れるため、固定ブラケットと可動ブラケットとの間の押圧力が小さくなり、摺動抵抗が低減することから固定ブラケットに対して可動ブラケットおよびばねプレートが円滑に車体前方へ移動する。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のステアリングコラム装置において、
前記前方低摩擦板および前記後方低摩擦板には車体左右方向の中央部に切欠部を形成し、前記押圧部が前記前方低摩擦板および前記後方低摩擦板を介して前記固定ブラケットを押圧する位置を、前記一対のボルトに対する車体前後の左右の4箇所としたことを特徴とする。
この発明によれば、通常の使用状態では、ばねプレートの押圧部が固定ブラケットを押圧する部分は車体前後の左右の4箇所であり、この4箇所で面圧が高くなることから支持剛性が大きい。一方、二次衝突の際には、後方低摩擦板が可動ブラケットから外れるので、固定ブラケットと可動ブラケットとの間の押圧力が小さくなり、摺動抵抗が低減することから固定ブラケットに対して可動ブラケットおよびばねプレートが車体前方へ円滑に移動する。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
前記剪断ピンには、中間部に大径部を形成し両端部に小径部を形成する一方、
前記固定ブラケットに形成される嵌合孔は、前記大径部が収容される大径孔とし、前記可動ブラケットに形成される嵌合孔は、前記小径部が収容される小径孔とし、前記ばねプレートにも前記小径部が収容される嵌合孔として小径孔を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、固定ブラケットの大径孔に剪断ピンの大径部を嵌合し、可動ブラケットの小径孔とばねプレートの小径孔とに剪断ピンの小径部を嵌合することにより、固定ブラケットと可動ブラケットとばねプレートとが組み付けられる。二次衝突の際には、剪断ピンが上下の2箇所で剪断され、固定ブラケットに対して可動ブラケットおよびばねプレートが車体前方へ移動する。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
前記可動ブラケットには前記ステアリングコラムを昇降させるチルト用長孔が形成され、該チルト用長孔には前記ステアリングコラムに設けたロックボルトが挿通されており、
前記固定ブラケットの取付部は、前記ロックボルトが前記チルト用長孔の最上位置に設定されたときの前記ステアリングコラムの軸心と略平行となるように、車体前方が下がって傾いた状態で、車体に取り付けられていることを特徴とする。
この発明によれば、二次衝突の際にステアリングコラムに衝撃が作用するので、最初にロックボルトがチルト用長孔の最上位置まで押し上げられ、その後に可動ブラケットが固定ブラケットの取付部に沿って車体前方へ移動するが、このとき、固定ブラケットの取付部がステアリングコラムの軸心に対して少なくとも略平行となるように傾いた状態で車体に取り付けられているため、ステアリングホィールおよびその周辺機器は固定ブラケットの取付部と略平行な方向へ、つまりはステアリングコラムの軸心に沿う方向へ移動する。
請求項1に係るステアリングコラム装置によれば、ばねプレートの押圧部を一対のボルトに対する車体の前後位置において長孔に直交する相互に略平行な一対の線上に設けたので、ばねプレートが固定ブラケットを押圧する押圧範囲が広くなって通常時の支持剛性が安定化し、かつ二次衝突の際に可動ブラケットが固定ブラケットに対して車体前方へ移動する時に、こじれが抑制されて円滑な移動が可能となる。また、可動ブラケットを長孔の後端側に支持するための構成としてばねプレートと剪断ピンを設けているだけなので、可動ブラケットを保持するための構成が簡単である。更に、二次衝突があった際に可動ブラケットが一対の長孔に沿って移動する構成の一部が、通常時に可動ブラケットを固定ブラケットの車体後部に保持する構成となっているので部品点数が削減される。
請求項2に係るステアリングコラム装置によれば、二次衝突の際には可動ブラケットの前方への移動に伴って後方低摩擦板が外れるので、ばねプレートの押圧部による固定ブラケットの車体後方側への押圧力が小さくなり、固定ブラケットに対する可動ブラケットの移動が容易になる。
請求項3に係るステアリングコラム装置によれば、通常の使用状態では、ばねプレートの押圧部が固定ブラケットを押圧する部分が4箇所となることから、面圧が高くなり支持剛性が安定する。一方、二次衝突の際には、後方低摩擦板が外れて摺動抵抗が低減するので、一対のボルトと一対の長孔とのこじれが抑制され、可動ブラケットは車体前方へ円滑に移動する。
請求項4に係るステアリングコラム装置によれば、剪断ピンの中央部に大径部が形成され両端部に小径部が形成されているので、剪断ピンを大径孔と小径孔とに嵌め込むだけで、固定ブラケット,可動ブラケット,ばねプレートの位置決めが行われる。そして、二次衝突により剪断ピンが剪断される大きさの荷重が作用するまでは、可動ブラケットは固定ブラケットの車体後部に保持される。
請求項5に係るステアリングコラム装置によれば、二次衝突によりステアリングコラムがチルト用長孔の最上位置へ移動した場合でも、ステアリングホィールがステアリングコラムの軸心に沿う方向へ移動するので、ステアリングコラムの軸心に対するステアリングホィールの上下方向への移動量が少なく、ステアリングホィールの周辺機器が固定ブラケットに干渉するのが回避される。
ステアリングコラム装置の斜視図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の正面断面図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の軸直角方向の断面図(実施の形態)。 ステアリングコラム装置の平面図(実施の形態)。 固定ブラケットと可動ブラケットとの斜視図(実施の形態)。 固定ブラケットと可動ブラケットとの分解斜視図(実施の形態)。 固定ブラケットと可動ブラケットとの要部拡大図(実施の形態)。 後方低摩擦板の斜視図(実施の形態)。 本発明における固定ブラケットとステアリングコラムとの関係を示す参考図。 従来の固定ブラケットとステアリングコラムとの関係を示す参考図。
以下、本発明によるステアリングコラム装置の実施の形態を説明する。
(構成)
図1に示すように、ステアリングコラム装置1は、車体に固定される固定ブラケット2と、該固定ブラケット2に対して車体前後方向へ移動可能な可動ブラケット3と、該可動ブラケット3にチルト機構4を介して昇降可能かつテレスコ機構5を介して前後方向へ移動可能に設けられたステアリングコラム6と、該ステアリングコラム6の前端に設けられたパワーステアリング機構7等によって構成されている。
固定ブラケット2と可動ブラケット3との斜視図を図5に示し、分解斜視図を図6に示す。固定ブラケット2には、車体左右の位置に、該固定ブラケット2を車体に結合するための取付孔2aが形成され、中央部には可動ブラケット3を車体前後方向へ移動可能に取り付けるための平板状の取付部2bが形成されている。該取付部2bには、車体前後方向に沿って相互に略平行に一対の長孔2cが形成されている。なお、図6に示す符号2eは、取付孔2aの周囲を補強する補強部材であり、固定ブラケット2に溶接して結合されている。
前記中央の取付部2bの下方にはステアリングコラム6を支持する可動ブラケット3が配置されている。該可動ブラケット3は図3に示すように断面形状が略逆U字形であり、前記取付部2bの下方に結合される被取付部3aと、その両側のサイドブラケット部3bとによって構成されている。可動ブラケット3の車体後方側には補強部材3cが結合されている。
可動ブラケット3の被取付部3aの左右位置には一対の挿通孔3dが形成され、該一対の挿通孔3dと取付部2bに形成された前記一対の長孔2cとに、可動ブラケット3を車体前後方向へ移動可能に固定ブラケット2の車体後部に固定するための一対のボルト8が上から挿通され、夫々のボルト8の下端には図7に示すようにナット8aがねじ込まれている。
図7に示すように、ボルト8の頭部8bの内側端面と固定ブラケット2との間には、ばねプレート9が配置され、ボルト8の頭部8bとネジ部8dとの間に両者の中間の太さの首部8cが形成され、該首部8cの部分が、ばねプレート9に形成された挿通孔9aに挿通されている。ばねプレート9には、図7に示すように一対のボルト8に対する車体の前後位置においてばねプレート9から固定ブラケット2へ向って突出する押圧部9bが形成されている。該押圧部9bは、固定ブラケット2を可動ブラケット3に圧接して可動ブラケット3を固定ブラケット2の車体後部に保持するために設けられており、押圧部9bは長孔2cに直交する相互に略平行な一対の線上に形成されている。なお、可動ブラケット3とその下のナット8aとの間に設けられているのは当て板10であり、該当て板10は、ナット8aを予め固定しておくことにより組み付け性の向上を図ると共に、ナット8aから可動ブラケット3の被取付部3aに作用する面圧を緩和しかつ補強するために設けられている。
前記固定ブラケット2に対して前記可動ブラケット3を保持するための構造について説明する。図6に示すように固定ブラケット2の車体後方には、固定ブラケット2と可動ブラケット3とに亘って嵌合孔が形成され、該嵌合孔には固定ブラケット2の車体後部で該固定ブラケット2と可動ブラケット3とを連結する剪断ピン11が嵌合されている。即ち、剪断ピン11には、中間部に大径部11aを形成し両端部に小径部11bを形成する一方、固定ブラケット2に形成される嵌合孔として前記大径部11aが収容される大径孔2dが形成され、可動ブラケット3に形成される嵌合孔として前記小径部11bが収容される小径孔3eが形成され、ばねプレート9にも前記小径部11bが収容される嵌合孔として小径孔9cが形成されている。
前記固定ブラケット2とその下方の前記可動ブラケット3との間には、第1低摩擦要素として、前記一対のボルト8に対して車体前方の位置に前方低摩擦板12が設けられ、車体後方の位置には後方低摩擦板13が設けられている。前記前方低摩擦板12には、可動ブラケット3が車体前方へ移動する際にこの前方低摩擦板12が一緒に移動するように、可動ブラケット3と係合する係合部12aが形成されている。一方、前記後方低摩擦板13には、可動ブラケット3が車体前方へ移動する際に固定ブラケット2に係合して可動ブラケット3から分離すように、固定ブラケット2に係合するための係合部13aが形成されている。
図7に示すように、可動ブラケット3が固定ブラケット2の車体後部に位置するときに、一対のボルト8の軸方向で、前記押圧部9bと対応する位置に、前方低摩擦板12および後方低摩擦板13が位置するように配置されている。前方低摩擦板12および後方低摩擦板13には車体左右方向の中央部に切欠部12b,13bが形成されており、これにより前記押圧部9bが前方低摩擦板12および後方低摩擦板13を介して固定ブラケット2を押圧する位置が、一対のボルト8に対する車体前後の左右2箇所の合計4箇所になっている。
前方低摩擦板12の固定ブラケット2と接する面および後方低摩擦板13の可動ブラケット3と接する面の表面には低摩擦材がコーティングされており、この低摩擦材は絶縁性を有する。このため、可動ブラケット3が固定ブラケット2の車体後部に位置するときに、バッテリからステアリングコラム6に取り付けられたステアリングホィールへホーン電流が流されるが、固定ブラケット2と可動ブラケット3との間で通電が行われないことになる。そこで、後方低摩擦板13の内側のコーティングされていない表面は、図7に示すように固定ブラケット2に当接していることから、固定ブラケット2の内側の面をその下方の可動ブラケット3の下面に接触させて、固定ブラケット2と可動ブラケット3とを通電させるため、後方低摩擦板13には係合部13aとは反対側の下方へ向って突出する通電部13cが形成されている。該通電部13cは、内側の面が可動ブラケット3の下面に当接するように、図8に示すように略L字形状に形成されている。図5,図6に示すように、可動ブラケット3には、被取付部3aの後端部の中央に切欠部3fが形成され、該切欠部3fに通電部13cが挿入され、図2,図7に示すように該通電部13cの内側の面が可動ブラケット3の下面に当接している。
固定ブラケット2とその上方のばねプレート9との間には、第2低摩擦要素としての第2低摩擦板14が設けられている。該第2低摩擦板14は車体前後の端部が上方へ向って曲げ形成され屈曲部14aが形成され、下面には低摩擦材がコーティングされている。そして、ボルト8を挿通する挿通孔14bと剪断ピン11の小径部11bを挿通する嵌合孔14cが形成されている。
前記可動ブラケット3にはステアリングコラム6が支持されている。図2に示すように該ステアリングコラム6は、伸縮可能に構成されたアッパシャフト6a,ロアシャフト6bとこれらを回動自在に支持する伸縮可能なアッパジャケット6d,ロアジャケット6eとにより構成され、図3に示すようにアッパジャケット6dの下面に略U字形状のディスタンス15が溶接結合されている。なお、アッパシャフト6aには、キーロック孔を形成した中空の中間シャフト6cが溶接結合され一体化されている。該ディスタンス15にはステアリングコラム6の長さ方向に沿って前記テレスコ機構5を構成するテレスコ用長孔15aが形成され、前記可動ブラケット3のサイドブラケット部3bには上下方向に沿って前記チルト機構4を構成するチルト用長孔3gが形成されており、該チルト用長孔3g,テレスコ用長孔15aにはロックボルト16が挿通され、該ロックボルト16を締めたり緩めたりする操作レバー17が設けられている。
このほか、図1に示すように、ステアリングコラム6の前端にはパワーステアリング機構7が設けられている。該パワーステアリング機構7の上部には挿通孔20が形成され、該挿通孔20にはチルト軸21(図9にのみ図示する)が挿通され、該チルト軸21を介してステアリングコラム6が回動自在に車体に結合されている。該チルト軸21は、前記チルト機構4の機能によりステアリングコラム6をチルト調整する際のチルト中心となる。一方、ステアリングコラム6の後端部にはステアリングホィール19(図9にのみ図示する)を回転しないようにロックするキーロックユニット18が設けられている。
このほか、本実施の形態では、車体に対する固定ブラケット2の取付部2bの取付角度が従来と異なる。従来は図10に示すように設計基準となる前記ロックボルト16が前記チルト用長孔3gの中間高さ位置に設定されたときに、取付部2bの取付角度がステアリングコラム6の軸心と略平行となるように設定されているため、ステアリングコラム6がチルト用長孔3gの最上位置に設定されたときにはステアリングコラム6の軸心は基準となる角度から「θ」だけ傾斜することになる。本実施の形態では、図9に示すように、前記ロックボルト16が前記チルト用長孔3gの最上位置に設定されたときのステアリングコラム6の軸心に対し、固定ブラケット2の取付部2bが略平行となるように、固定ブラケット2が、車体前方が下がって傾いた状態で車体に取り付けられている。このように車体への取り付け部分に対して取付部2bの角度を変えるため、図1に示すように、固定ブラケット2の取付孔2aの形成された部分に対して取付部2bの車体前方側が下方へ向って下がるように、両者間を連結するテーパ面状のひねり部2fが夫々形成されている。
(作用)
次に、ステアリングコラム装置の作用を説明する。
この発明によれば、通常の使用状態では、ボルト8をナット8aにねじ込んで締めてあるので、可動ブラケット3とばねプレート9の押圧部9bとにより固定ブラケット2が挟持された状態で、剪断ピン11により可動ブラケット3が固定ブラケット2の車体後部の下方の位置に保持される。二次衝突により可動ブラケット3に車体前方への荷重が作用すると、固定ブラケット2に対して可動ブラケット3がばねプレート9と共に移動しようとするため、剪断ピン11が剪断され、可動ブラケット3とばねプレート9とが一体となって車体前方へ移動し、一対の長孔2cに沿って一対のボルト8が移動することにより、可動ブラケット3は決められた方向へガイドされ、車体前方に至る。固定ブラケットと2可動ブラケット3およびばねプレート9との間には前方低摩擦板12,後方低摩擦板13,第2低摩擦板14が介在するので、可動ブラケット3の移動は円滑に行われる。
このステアリングコラム装置によれば、ばねプレート9の押圧部9bを一対のボルト8に対する車体の前後位置において長孔2cに直交する相互に略平行な一対の線上に設けたので、ばねプレート9が固定ブラケット2を押圧する押圧範囲が広くなって通常時の支持剛性が安定化し、かつ二次衝突の際に可動ブラケット3が固定ブラケット2に対して車体前方へ移動する時に、こじれが抑制されて円滑な移動が可能となる。また、可動ブラケット3を長孔2cの後端側に支持するための構成としてばねプレート9と剪断ピン11を設けているだけなので、可動ブラケット3を保持するための構成が簡単である。更に、二次衝突があった際に可動ブラケット3が一対の長孔2cに沿って移動する構成の一部が、通常時に可動ブラケット3を固定ブラケット2の車体後部に保持する構成となっているので部品点数が削減される。
この発明によれば、第1低摩擦要素として前方低摩擦板12と後方低摩擦板13とを設けたので、二次衝突の際に可動ブラケット3が前方へ移動すると、固定ブラケット2と係合している後方低摩擦板13は可動ブラケット3から外れ、可動ブラケット3と係合している前方低摩擦板12は可動ブラケット3と共に前方へ移動し、後方低摩擦板13が可動ブラケット3から外れるため、ばねプレート9およびボルト8の作用による固定ブラケット2と可動ブラケット3との間の押圧力が小さくなり、摺動抵抗が低減することから固定ブラケット2に対して可動ブラケット3およびばねプレート9が円滑に車体前方へ移動する。
このステアリングコラム装置によれば、二次衝突の際には可動ブラケット3の前方への移動に伴って後方低摩擦板13が外れるので、ばねプレート9の押圧部9bによる固定ブラケット2の車体後方側への押圧力が小さくなり、固定ブラケット2に対する可動ブラケット3の移動が容易になる。
この発明によれば、通常の使用状態では、ばねプレート9の押圧部9bが固定ブラケット2を押圧する部分は、ばねプレート9における車体前後の左右の4箇所のみであり、この4箇所で面圧が高くなることから支持剛性が大きい。一方、二次衝突の際には、後方低摩擦板13が可動ブラケット3から外れるので、固定ブラケット2と可動ブラケット3との間の押圧力が小さくなり、摺動抵抗が低減することから固定ブラケット2に対して可動ブラケット3およびばねプレート9が車体前方へ円滑に移動する。
このステアリングコラム装置によれば、通常の使用状態では、ばねプレート9の押圧部9bが固定ブラケット2を押圧する部分がばねプレート9における車体前後の左右の4箇所のみとなることから、面圧が高くなり支持剛性が安定する。一方、二次衝突の際には、後方低摩擦板13が外れて摺動抵抗が低減するので、一対のボルト8と一対の長孔2cとのこじれが抑制され、可動ブラケット3は車体前方へ円滑に移動する。
この発明によれば、固定ブラケット2の大径孔2dに剪断ピン11の大径部11aを嵌合し、可動ブラケット3の小径孔3eとばねプレート9の小径孔9cとに剪断ピン11の小径部11bを嵌合することにより、固定ブラケット2と可動ブラケット3とばねプレート9とが組み付けられると共に、車両後端側において位置保持される。二次衝突の際には、剪断ピン11が上下の2箇所で剪断され、固定ブラケット2に対して可動ブラケット3およびばねプレート9が車体前方へ移動する。
このステアリングコラム装置によれば、剪断ピン11の中央部に大径部11aが形成され両端部に小径部11bが形成されているので、剪断ピン11を大径孔2dと小径孔3e,9cとに嵌め込むだけで、固定ブラケット2,可動ブラケット3,ばねプレート9の位置決めが行われる。そして、二次衝突により剪断ピン11が剪断される大きさの荷重が作用するまでは、可動ブラケット3が固定ブラケット2の車体後部に保持される。
この発明によれば、二次衝突の際にステアリングコラム6に衝撃が作用するので、図9に実線で示すように最初にロックボルト16がチルト用長孔3gの最上位置まで押し上げられ、その後に可動ブラケット3が固定ブラケット2の取付部2bに沿って車体前方へ移動するが、このとき、固定ブラケット2の取付部2bが、チルト用長孔3gの最上位置を占めるステアリングコラム6の軸心に対して少なくとも略平行となるように傾いた状態で車体に取り付けられているため、ステアリングホィール19およびその周辺機器としての例えばキーロックユニット18は固定ブラケット2の取付部2bと略平行な方向へ、つまりはステアリングコラム6の軸心に沿う方向へ移動する。
このステアリングコラム装置によれば、二次衝突によりステアリングコラム6がチルト用長孔3gの最上位置へ移動した場合でも、ステアリングホィール19がステアリングコラム6の略軸心に沿う方向へ移動するので、ロックボルト16がチルト用長孔3gの最上位置にあるときのステアリングコラム6の位置に対して、可動ブラケット3が前方へ移動した後のステアリングコラム6の角度「α」は僅かの大きさとなり、図10の従来のステアリングコラム装置では角度「β」であるのに対し、ステアリングコラム6の上下方向への移動量が少なく、ステアリングホィール19の上下方向への移動量も少なく、ステアリングホィール19の周辺機器としての例えばキーロックユニット18が固定ブラケット2に干渉するのが回避される。
なお、本実施の形態では第1低摩擦要素として前方低摩擦板12と可動ブラケット3から分離する後方低摩擦板13とを設けたが、第1低摩擦板を前方低摩擦板12のみにすることもできる。この場合、後方低摩擦板13が存在しない分だけ可動ブラケット3が傾いてしまうことから、後方低摩擦板13の厚さと対応する寸法分だけ突出する突起部を、固定ブラケット2から可動ブラケット3に向って突設することになるが、固定ブラケット2と可動ブラケット3およびばねプレート9との間には第1低摩擦板,第2低摩擦板が介在するので、可動ブラケット3の車体前方への移動は円滑に行われる。また、第1低摩擦要素,第2低摩擦要素として低摩擦板を用いたが、ばねプレート9,固定ブラケット2,可動ブラケット3の表面に低摩擦材をコーティングしてもよい。更に、前方低摩擦板12および後方低摩擦板13には車体左右方向の中央部に切欠部12b,13bを形成した例を示したが、切欠部を形成しない構成にしてもよい。また更に、可動ブラケット3とばねプレート9とに剪断ピン11の小径部を収容する嵌合孔として小径孔9cを形成したが、剪断ピン11の小径部11bを下端側にのみに設け、ばねプレート9に嵌合孔を設けない構成にしても良い。また更に、ボルト8を上に配置してナット8aを下に配置したが、上下の位置が逆であってもよい。
2…固定ブラケット
2b…取付部
2c…長孔
2d…大径孔 (嵌合孔)
3…可動ブラケット
3d…挿通孔
3e,9c…小径孔(嵌合孔)
3g…チルト用長孔
6…ステアリングコラム
8…ボルト
8a…ナット
9…ばねプレート
9b…押圧部
11…剪断ピン
11a…大径部
11b…小径部
12…前方低摩擦板(第1低摩擦要素)
12b,13b…切欠部
13…後方低摩擦板(第1低摩擦要素)
14…第2低摩擦板(第2低摩擦要素)
16…ロックボルト

Claims (5)

  1. 車体に固定され平板状の取付部を有する固定ブラケットと、前記取付部に車体前後方向に沿って相互に略平行に形成された一対の長孔と、前記取付部の下方に配置されておりステアリングコラムを支持すると共に車体前後方向へ移動可能な可動ブラケットと、該可動ブラケットに形成された一対の挿通孔と前記一対の長孔とに挿通され前記可動ブラケットを車体前後方向へ移動可能に前記固定ブラケットの車体後部に固定する一対のボルトおよびナットと、該ボルトまたはナットの内側端面と前記固定ブラケットとの間に配置されたばねプレートと、前記一対のボルトに対する車体の前後位置において前記ばねプレートから前記固定ブラケットへ向って突出形成され前記長孔に直交する相互に略平行な一対の線上で前記固定ブラケットを前記可動ブラケットに圧接して前記可動ブラケットを前記固定ブラケットに保持する押圧部と、
    前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとに亘って形成された嵌合孔と、該嵌合孔に夫々嵌合されると共に前記固定ブラケットの車体後部で前記固定ブラケットと前記可動ブラケットを連結する剪断ピンと、
    前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとの間に設けられた第1低摩擦要素と、前記固定ブラケットと前記ばねプレートとの間に設けられた第2低摩擦要素とを備えたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
    前記第1低摩擦要素として、前記固定ブラケットと前記可動ブラケットとの間であって前記一対のボルトに対して車体前後の位置に、前記可動ブラケットと係合する前方低摩擦板と、前記固定ブラケットと係合する後方低摩擦板とを設け、
    前記可動ブラケットが前記固定ブラケットの車体後部に位置するときに、前記一対のボルトの軸方向で、前記押圧部と対応する位置に、前記前方低摩擦板および後方低摩擦板が配置されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項2に記載のステアリングコラム装置において、
    前記前方低摩擦板および前記後方低摩擦板には車体左右方向の中央部に切欠部を形成し、前記押圧部が前記前方低摩擦板および前記後方低摩擦板を介して前記固定ブラケットを押圧する位置を、前記一対のボルトに対する車体前後の左右の4箇所としたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
    前記剪断ピンには、中間部に大径部を形成し両端部に小径部を形成する一方、
    前記固定ブラケットに形成される嵌合孔は、前記大径部が収容される大径孔とし、前記可動ブラケットに形成される嵌合孔は、前記小径部が収容される小径孔とし、前記ばねプレートにも前記小径部が収容される嵌合孔として小径孔を形成したことを特徴とするステアリングコラム装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
    前記可動ブラケットには前記ステアリングコラムを昇降させるチルト用長孔が形成され、該チルト用長孔には前記ステアリングコラムに設けたロックボルトが挿通されており、
    前記固定ブラケットの取付部は、前記ロックボルトが前記チルト用長孔の最上位置に設定されたときの前記ステアリングコラムの軸心と略平行となるように、車体前方が下がって傾いた状態で、車体に取り付けられていることを特徴とするステアリングコラム装置。
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