JP5595807B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Description

本発明はステアリングコラム装置に関し、ステアリングホィールの位置を調整する機構を備えているものにおいて、ステアリングコラム装置の組み立て作業の作業性を向上させたものである。
ステアリングコラム装置には、運転者の体格や姿勢に応じてステアリングホィールの上下位置を調整するチルト機構やステアリングホィールの前後位置を調整するテレスコ機構を備えたステアリングコラム装置がある。このようなチルト機構やテレスコ機構には、車両が衝突して運転者がステアリングホィールに二次衝突した際に、チルト機構部やテレスコ機構部において、ステアリングコラムが上方あるいは前方へ移動しないようにすることが要求されており、従来から複数の摩擦板を交互に重ね合わせて強固にクランプする構成が提案されている。
複数の摩擦板を用いた従来のステアリングコラム装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このステアリングコラム装置は、締付けロッドに大きなディスクと小さなディスクとを交互に挿通させて、摩擦抵抗を大きくしている。
この特許文献1に記載のステアリングコラム装置では、図4の車体に固定されたブラケット部分1に、ガイド部分2がピン6を介して上下方向に揺動可能に設けられ、該ガイド部分2にはコラム管3が軸方向(図中左右方向)に摺動可能に支持され、該コラム管3の内部には被覆管4を介してステアリングシャフト5が設けられている。ブラケット部分1に対してガイド部分2を揺動させるとステアリングシャフト5の傾き調整(チルト調整)を行なうことができ、ガイド部分2に対してコラム管3を軸方向に摺動させるとコラム管3の長さ調整(テレスコ調整)を行なうことができる。ブラケット部分1とガイド部分2との間には第1固定保持装置が設けられ、ガイド部分2とコラム管3との間には第2固定保持装置が設けられている。第1固定保持装置と第2固定保持装置とは、共通の締め付けピン7とカム部分10からなる締め付け部材9とを備えている。
このうちの第1固定保持装置は、図3に示すようにディスクセット15を備えている。該ディスクセット15は、図6に示すように、ブラケット部分1の穴(チルト長孔)71と平行に形成された切欠18を有する大きなディスク(固定板)16と小さなディスク(可動板)17とを複数組み合わせたものを、当接板14と挟持ジョー13との間に挟んで4本の案内ピン24により連結したものです。これらの大きなディスク16と小さなディスク17と当接板14と挟持ジョー13とを貫通する締め付けピン7を設け、カム部分10を回転させて締め付けることにより、当接板14と小さなディスク17と大きなディスク16と挟持ジョー13の間の各当接面での摩擦抵抗により、ブラケット部分1に対してガイド部分2が保持される。
図6に示すように大きなディスク16と小さなディスク17と当接板14と挟持ジョー13とを4本の案内ピン24により連結してユニット化することにより、組み付けの作業性の向上を図っている。
特開2002−46623号公報
ところが、特許文献1に記載のステアリングコラム装置は、本来必要な部品に加えてユニット化するだけのために4本の案内ピン24を設けており部品点数が多くなり、更にユニットが大型化して締め付けのための機構が大きくなってレイアウトが制限される。
そこで本発明は、上記の課題を解決したステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体にジャケットがコラムブラケットを介して支持され、該ジャケットの内部にステアリングシャフトが回転自在に支持され、前記コラムブラケットを構成すると共に車体前方に配置された枢軸を中心として前記ジャケットを上下方向に移動可能に固定するチルト機構と、前記ジャケットがロアジャケットとアッパジャケットとにより構成され一方に対して他方を軸方向へ相対的に移動可能に固定するテレスコ機構との少なくともいずれか一方の機構を備え、前記コラムブラケットを構成すると共に車体後方に配置されたサイドブラケットに、該サイドブラケットと対向する状態で前記ジャケットと一体のディスタンスブラケットを圧接することにより、前記移動が可能な前記ジャケットを前記サイドブラケットに固定するクランプ機構を備え、該クランプ機構は、前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとに形成された孔に挿通されたロックボルトと、該ロックボルトが貫通しており該ロックボルトに沿って移動可能でかつ回転が拘束された固定カムと、該ロックボルトが貫通しており回転駆動されることにより前記固定カムをロックボルトの一端部側へ向って押し出す可動カムと、該可動カムに設けられた操作レバーとを有し、前記固定カムと前記ロックボルトの一端部との間で前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとを挟んで締め付けるステアリングコラム装置において、前記固定カムと前記ロックボルトの一端部との少なくともいずれか一方側に設けられ前記ロックボルトの軸方向へ突出する軸部を有する可動フランジと、一側面が前記サイドブラケットに当接するように前記可動フランジと前記サイドブラケットとの間に配置されるとともに、前記軸部が挿通される挿通孔が形成された可動板と、前記可動フランジと前記可動板との間に配置され前記軸部が挿通される長孔が前記ジャケットの移動方向に沿って形成され少なくとも一端が前記サイドブラケットまたは前記ディスタンスブラケットに結合された摩擦板とを備え、前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとに形成した前記孔の少なくともいずれか一方が前記ジャケットの移動方向に沿う長孔に形成され、該長孔の内壁に係合する平行面を有する非円形の断面形状に前記軸部が形成され、前記軸部が挿通される前記可動板の前記挿通孔の形状が前記軸部の断面形状と対応する非円形に形成され、前記可動板と前記軸部との間であって、且つ前記可動板それ自体に又は前記可動板と前記軸部の双方に、前記軸部の軸方向での所定位置から前記可動板が抜ける方向へ移動するのを規制する規制手段が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、可動フランジの軸部を、チルト摩擦板の長孔とテレスコ摩擦板の長孔との少なくともいずれか一方と、可動板の挿通孔とに挿通し、該可動板が軸方向へ移動して軸部から抜けるのを規制手段により規制して予め摩擦板ユニットにしておき、この摩擦板ユニットにおける軸部の内部にロックボルトを挿入してステアリングコラム装置を組み付ける。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のステアリングコラム装置において、前記規制手段は、前記軸部の軸方向での所定位置に形成された凹部または凸部と、前記可動板から前記挿通孔の内面に内方へ向って突出形成されて前記凹部または凸部と係合する弾性変形可能な凸部と、で形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、可動フランジの軸部に可動板を挿通させ、該可動板の挿通孔に形成された弾性変形可能な凸部が可動フランジの軸部に形成された凹部に入り込むまで、あるいは凸部を越えるまで、押し込むことにより、可動板が可動フランジの軸部に沿って移動するのが規制され、可動板が軸部から抜けるのが防止される。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のステアリングコラム装置において、前記可動板の外周部には、前記規制手段として、前記可動フランジの外周部に係合する一対の弾性変形可能な係合部が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、可動フランジの軸部に可動板を挿通させ、該可動板の外周部の一対の弾性変形可能な係合部を可動フランジの外周部に嵌め込むことにより、可動板が可動フランジの軸部に沿って移動するのが規制され、可動板が軸部から抜けるのが防止される。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、前記可動フランジと前記サイドブラケットとの間には、前記摩擦板と前記可動板とが交互に複数枚配置されており、前記サイドブラケットに隣接する前記可動板と前記軸部との間にのみ前記規制手段が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、可動フランジの軸部に摩擦板と規制手段を有しない可動板とを交互に挿通させ、最後に規制手段を有する可動板を挿通させる。最後の可動板が可動フランジの軸部に沿って移動するのが規制手段により規制されるため、全ての摩擦板と可動板とが軸部から抜けるのが防止される。
請求項5に係る発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、前記可動フランジと前記可動板との間には、少なくとも一端が前記サイドブラケットに結合されたチルト摩擦板と、少なくとも一端が前記ディスタンスブラケットに結合されたテレスコ摩擦板とが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、可動フランジと可動板との間にチルト摩擦板とテレスコ摩擦板との双方を交互に挟んで摩擦板ユニットが構成される。
請求項1に係るステアリングコラム装置によれば、必須の構成部材である可動板と可動フランジの軸部との間に規制手段を設けて少なくとも一端がジャケットとディスタンスブラケットとの少なくともいずれか一方に結合された摩擦板を可動フランジと可動板との間に挟むようにしてユニット化したので、従来のように必須の構成部材に追加して別個に部材を設ける必要がなく、部品点数が少なくて済むと共にユニットを小形化できる。
請求項2に係るステアリングコラム装置によれば、可動板から挿通孔へ向って突出する弾性変形可能な凸部が可動フランジの軸部に形成された凹部に入り込むまであるいは凸部を越えるまで押し込むだけなので、摩擦板ユニットを組み立てる際の作業性がよい。
請求項3に係るステアリングコラム装置によれば、可動板の外周部に設けた一対の弾性変形可能な係合部が可動フランジの外周部に係合する位置まで、可動フランジの軸部に沿って可動板を押し込んで組み立てるので、組み立ての作業性がよい。また、係合部が摩擦板の回転を規制することになるので、摩擦板ユニットをサイドブラケットの側部に組み付ける際の作業性が向上する。
請求項4に係るステアリングコラム装置によれば、可動フランジの軸部に最後に挿通させる可動板にのみ規制手段を設けるので、軸部,可動板の加工工数が少なくて済む。
請求項5に係るステアリングコラム装置によれば、可動フランジの軸部の径方向外側に規制手段の構成部品が存在しないので、可動フランジと可動板との間にチルト摩擦板とテレスコ摩擦板との双方を設けることが可能である。
摩擦板ユニットの分解斜視図(実施の形態1)。 摩擦板ユニットの組付図(実施の形態1)。 ステアリングコラム装置の分解斜視図(実施の形態1)。 ステアリングコラム装置の正面図(実施の形態1)。 ステアリングコラム装置の平面図(実施の形態1)。 ステアリングコラム装置の軸方向断面図(実施の形態1)。 摩擦板ユニットの分解斜視図(実施の形態2)。 摩擦板ユニットの組付図(実施の形態2)。 摩擦板ユニットの分解斜視図(実施の形態3)。 摩擦板ユニットの組付図(実施の形態3)。
以下、本発明によるステアリングコラム装置の実施の形態を実施の形態1〜3に分けて説明する。
(a)実施の形態1
まず、ステアリングコラム装置の実施の形態1について説明する。
(構成)
ステアリングコラム装置の基本構成を図3〜図6に基づいて説明する。図4に示すように、ジャケット1は、ロアジャケット1aの上端部に、該ロアジャケット1aの上端部を覆うようにアッパジャケット1bの下端部を軸方向へ相対的にスライド移動可能に挿通させて構成されている。そして、該ジャケット1の内部には、伸縮自在なステアリングシャフト2が回転自在に支持されている。該ステアリングシャフト2は、ロアシャフト2aと中空のアッパシャフト2bとを図6に示すようにセレーション結合させて伸縮自在にしたものである。
図3,図6に示すように、前記ジャケット1を車体に取り付けるためのコラムブラケットとして、車体後方には車体側ブラケット3が設けられている。該車体側ブラケット3は、車体に取り付けられる取付部3aと、アッパジャケット1bを挟持するための逆U字形の挟持部3bとにより構成されている。そして、該挟持部3bの両端には、下方へ向って垂下する一対のサイドブラケット3cが構成されている。
該一対のサイドブラケット3cの間には前記アッパジャケット1bの下部が配置され、該アッパジャケット1bの下端部の下面には略U字形に曲げ形成したディスタンスブラケット4の上端部が溶接により一体に結合されている。そして、このディスタンスブラケット4を挟むように配置された前記一対のサイドブラケット3cが、ディスタンスブラケット4の側面と対向している。
そして、ディスタンスブラケット4に一対のサイドブラケット3cを両側から圧接することにより、ジャケット1を一対のサイドブラケット3cに固定するクランプ機構13が設けられている。該クランプ機構13は、ロックボルト7と固定カム13aと可動カム13b等により構成されている。
この実施の形態ではチルト機構が設けられており、前記コラムブラケットを構成すると共に車体前方において車体に結合された車体側ブラケット18aと、ロアジャケット1aに結合されたロアブラケット18bとが、枢軸18cを介して回動自在に設けられ、ジャケット1は枢軸18cを中心として上下方向へ揺動移動可能に一対のサイドブラケット3cに固定されている。ジャケット1を揺動可能に固定するため、ロックボルト7が挿通される前記一対のサイドブラケット3cのチルト用長孔3dは、前記枢軸18cを中心とする円弧(ジャケット1の揺動方向)に沿って形成されている。また、この実施の形態ではロアジャケット1aに対してアッパジャケット1bを軸方向へ相対的にスライド移動可能に固定するテレスコ機構は設けられており、ディスタンスブラケット4にはジャケット1の軸方向(ジャケット1のスライド方向)に沿ってテレスコ用長孔4dが形成され、チルト用長孔3dとテレスコ用長孔4dにロックボルト7が挿通されている。
前記固定カム13aは、前記ロックボルト7の一端部側である先端部とは反対側である頭部7a側に貫通した状態に設けられており、前記固定カム13aはロックボルト7に沿って移動可能でかつ回転が拘束された状態に設けられている。前記可動カム13bは、前記ロックボルト7の頭部7a側に貫通した状態に設けられており、回転駆動されることにより回転が拘束された前記固定カム13aをロックボルト7の一端部側である先端部へ向って押し出すことができる。固定カム13aの可動カム13bと対向する面には、高部と底部とこれらを繋ぐテーパ部とが形成されている。一方、可動カム13bには、固定カム13aと対向する面に、前記高部・底部・テーパ部を押圧する突出部が形成されている。
前記可動カム13bを回転駆動するため、操作レバー14が設けられている。この操作レバー14は、可動カム13bと前記ロックボルト7と共に一体に回動するように構成されている。即ち、操作レバー14の基端部には可動カム13bが固定され、両端に円形部分を有するロックプレート15の一端に円形孔15aが形成され、該円形孔15aにはロックボルト7の頭部7aがセレーションを介して嵌合され、ロックプレート15の他端に形成された長孔15bに挿通されたボルト16が、操作レバー14の基端部の近傍のねじ孔14aにねじ込まれている。
車体に固定された前記一対のサイドブラケット3cと、揺動可能なアッパジャケット1bと一体のディスタンスブラケット4との間の摩擦を増大させるため、摩擦板としてのチルト摩擦板5が設けられている。該チルト摩擦板5は、可動フランジ11または可動フランジを兼ねる固定カム13aと可動板10とによりユニット化されている。以下、詳細に説明する。
図3に示すように、本実施の形態では前記固定カム13a側とロックボルト7の先端部側との双方、つまりはディスタンスブラケット4の両外側に、可動フランジ11と可動板10とチルト摩擦板5とを備えている。可動フランジ11は、ロックボルト7の軸方向へ突出する軸部11aを有する。可動板10は、可動フランジ11とサイドブラケット3cとの間に配置され、軸部11aが挿通される挿通孔10aが形成されている。チルト摩擦板5は、前記可動フランジ11と前記可動板10との間に配置されており、軸部11aが挿通されるチルト用長孔5dが形成されている。また、下端近傍には貫通孔5aが形成され、該貫通孔5aにサイドブラケット3cの下部の支持ピン3eが挿通されることにより、サイドブラケット3cに結合されている。
ロックボルト7の先端部にはロックボルト7の一端部となるナット19が螺合され、該ナット19とサイドブラケット3cとの間に可動フランジ11が設けられている。
次に、本発明の主要部の構成について説明する。図1に示すように、前記可動フランジ11の軸部11aとして、図6に示すように前記サイドブラケット3cのチルト用長孔3dに嵌め込まれて回り止めされかつ内部には前記ロックボルト7が挿通されるように、軸部11aの軸心に対して相互に対称な位置に円弧断面の柱状の一対の軸形成部11bが形成されている。これは、円筒の両側を軸方向に略平行に削った形状であり、チルト用長孔3dの内壁に係合する平行面を有する非円形の断面形状となっている。そして、前記ロックボルト7が挿通されることから、可動フランジ11自体にも挿通孔11dが形成されている。一方、軸部11aが挿通される可動板10の挿通孔10aの形状は軸部11aの断面形状と対応する非円形に形成されている。
可動フランジ11の軸部11aが、チルト摩擦板5のチルト用長孔5dと、可動板10の挿通孔10aとに挿通されている。この可動板10と軸部11aとの間には、軸部11aの軸方向での所定位置から可動板10が抜ける方向へ移動するのを規制する規制手段12が設けられている。この規制手段12により、可動フランジ11とチルト摩擦板5と可動板10とがユニット化されて摩擦板ユニット8,9が構成されている。これらの摩擦板ユニット8,9をロックボルト7に挿通して組み立てる作業は煩雑であることから、これらを予め組み付けておき、該摩擦板ユニット8,9をひとつの部品のように組み付けて、ステアリングコラム装置が組み立てられるようにしている。
前記規制手段12として、図1に示すように前記軸部11aには前記一対の軸形成部11bにおける円弧断面の端部と対応する位置に前記軸部11aの外周方向へ向って、より具体的には、前記軸部11aは円筒を相互に平行な2つの平面でカットした構成になっており、このカット面である平行面11eに沿って相互に対向する位置に4つの凹部11cが形成される一方、前記可動板10には前記挿通孔10aへ向って、より具体的には相互に平行な2つの対向する内面から略直角な方向へ向って突出しかつ前記凹部11cへ向かって曲がる4つの弾性変形可能な凸部10bが形成されている。前記4つの凹部11cに前記4つの凸部10bが係合することにより、軸部11aからの可動板10の抜けが防止される。この軸部11aの凹部11cが設けられる位置は、クランプ機構13をロック解除した際に、可動フランジ11とチルト摩擦板5と可動板10との間に摺動のための隙間ができるように設定されている。
これらの摩擦板ユニット8,9がロックボルト7に挿通され、ロックボルト7の先端部にはカラー18を介してナット19がねじ込まれ、該ナット19はロックボルト7の先端部にカシメ固定されている。そして、カラー18と可動フランジ11との間には、スラスト軸受20が設けられている。
これにより、可動フランジ11とサイドブラケット3cとの間には、チルト摩擦板5と可動板10とが配置されており、サイドブラケット3cに隣接する可動板10と軸部11aとの間にのみ前記規制手段12が設けられている。この実施の形態ではチルト摩擦板5と可動板10との組み合わせが1組であるが、交互に配置して複数組設けることもできる。
このほか、図2〜図4に示すように、操作レバー14を回動させてロックボルト7を緩めたときに自重でジャケット1が下がらないように保持するため、保持ばね22が設けられている。
(作用)
次に、ステアリングコラム装置の作用を説明する。
チルト調整を行う場合は、操作レバー14を回動させ、可動カム13bを回動させる。すると、可動カム13bの突出部が固定カム13aの高部からテーパ部を介して低部へ移動し、固定カム13aが可動カム13bへ接近する。このため、ロックボルト7が緩む。次に、ロックボルト7をチルト用長孔3d,5dに沿って移動させることにより、ジャケット1が枢軸18cを中心として回動できることから、チルト調整により図示しないステアリングホィールの高さ位置を調整することができる。チルト調整が終了したら、操作レバー14を前記と反対方向へ回動させロックボルト7を締める。図6において、固定されたサイドブラケット3c,チルト摩擦板5に対してロックボルト7と一体となって上下移動可能な可動板10,可動フランジ11(または固定カム13a)がジャケット1の両側で摩擦接触しており、摩擦板の数が多くなることで摩擦抵抗が大きくなることから、運転者が図示しないステアリングホィールに二次衝突し、ステアリングホィールに上方へ向う力が作用した場合でも、チルト滑りが生じる虞は少ない。
この発明によれば、可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aを、チルト摩擦板5のチルト用長孔5dと、可動板10の挿通孔10aとに挿通し、可動板10が軸方向へ移動して軸部11aから抜けるのを規制手段12により規制して予め摩擦板ユニット8,9にしておき、該摩擦板ユニット8,9における軸部11aの内部にロックボルト7を挿入してステアリングコラム装置を組み付ける。
このステアリングコラム装置によれば、必須の構成部材である可動板10と可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aとの間に規制手段12を設けて可動フランジ11(固定カム13a)とチルト摩擦板5と可動板10とを摩擦板ユニット8,9としてユニット化したので、従来のように必須の構成部材に追加して別個に部材を設ける必要がなく、部品点数が少なくて済むと共に摩擦板ユニット8,9を小形化できる。
この発明によれば、可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aに可動板10を挿通させ、該可動板10の挿通孔10aに形成された弾性変形可能な凸部10bが可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aに外周方向へ向って形成された凹部11cに入り込むまで押し込むことにより、図2に示すように凸部10bが凹部11cに入り込み、可動板10が可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aに沿って移動するのが規制され、可動板10が軸部11aから抜けるのが防止される。
このステアリングコラム装置によれば、可動板10から挿通孔10aへ向って突出する弾性変形可能な凸部10bが可動フランジ11(固定カム13a)の軸部11aに外周方向へ向って形成された凹部11cに入り込むまで押し込むだけなので、摩擦板ユニット8,9を組み立てる際の作業性がよい。
この発明によれば、可動フランジ11の軸部11aにチルト摩擦板5と規制手段12を有しない可動板10とを交互に挿通させ、最後に規制手段12を有する可動板10を挿通させる。最後の可動板10が可動フランジ11の軸部11aに沿って移動するのが規制手段12により規制されるため、チルト摩擦板5と可動板10とが軸部11aから抜けるのが防止される。
このステアリングコラム装置によれば、可動フランジ11の軸部11aに最後に挿通させる可動板10にのみ規制手段12を設けるので、軸部11a,可動板10の加工工数が少なくて済む。
(b)実施の形態2
次に、ステアリングコラム装置の実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態2は実施の形態1における規制手段12の構成の一部を変更したものなので、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(構成)
図7に示すように、可動フランジ11の軸部11aには、実施の形態1の軸形成部11bの4つの凹部11cに代えて、4つの凸部11fが平行面11eに沿って対向する位置に形成されている。
(作用)
この発明によれば、可動フランジ11の軸部11aに可動板10を挿通させ、該可動板10の挿通孔10aに形成された弾性変形可能な凸部10bが可動フランジ11の軸部11aに形成された凸部11fを越えるまで押し込むことにより、図8に示すように可動板10が可動フランジ11の軸部11aに沿って移動するのが規制され、可動板10が軸部11aから抜けるのが防止される。
このステアリングコラム装置によれば、可動板10から挿通孔10aへ向って突出する弾性変形可能な凸部10bが可動フランジ11の軸部11aに形成された凸部11fを越えるまで押し込むだけなので、摩擦板ユニット8,9を組み立てる際の作業性がよい。
なお、固定カム13aの軸部11aにも、前記と同様の凸部11fが形成されているが、その構成と作用は前記と同じなので、説明は省略する。
(c)実施の形態3
最後に、ステアリングコラム装置の実施の形態3について説明する。なお、この実施の形態3も実施の形態1における規制手段12の構成の一部を変更したものなので、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(構成)
図9に示すように、前記規制手段12として、前記可動板10の外周部には前記可動フランジ11の外周部に係合する一対の弾性変形可能な係合部10cが形成されている。該係合部10cは可動板10の外周部から軸方向へ伸びており、基端部側に対して先端部近傍が相互に接近する方向へ屈曲され、先端部が反対に相互に離反する方向へ戻るように屈曲されている。
(作用)
この発明によれば、可動フランジ11の軸部11aに可動板10を挿通させ、該可動板10の外周部の一対の弾性変形可能な係合部10cを可動フランジ11に押し付けるように軸方向へ押圧すると、係合部10cが一旦外側へ撓んでから復帰することにより、係合部10cが可動フランジ11を乗り越えてその外周部に嵌まり込み、これにより可動板10が可動フランジ11の軸部11aに沿って移動するのが規制され、可動板10が軸部11aから抜けるのが防止される。
このステアリングコラム装置によれば、可動板10の外周部に設けた一対の弾性変形可能な係合部10cが可動フランジ11の外周部に係合する位置まで、可動フランジ11の軸部11aに沿って可動板10を押し込んで組み立てるので、組み立ての作業性がよい。また、係合部10cがチルト摩擦板5の回転を規制することになるので、摩擦板ユニット8をサイドブラケット3cの側部に組み付ける際の作業性が向上する。
固定カム13aの軸部11aにも可動板10が挿通され、該可動板10の外周部にも前記と同様の一対の係合部10cが形成されているが、その構成と作用は前記と同じなので、説明は省略する。
なお、実施の形態1〜3ではサイドブラケットの両側に摩擦板ユニットを設けたが、いずれか一方側にのみ設けてもよい。また、チルト機構とテレスコ機構との両方を設けているが、チルト機構とテレスコ機構とのいずれか一方のみを設けてもよい。この場合、ディスタンスブラケット4のテレスコ用長孔4dまたはサイドブラケット3cのチルト用長孔3dを、ロックボルト7の外径寸法と略同じ内径寸法の丸孔に形成することで、チルト機構またはテレスコ機構のいずれか一方のみを備えたステアリングコラム装置となる。そして、テレスコ機構のみを備える場合は、ディスタンスブラケット4の前方に支持ピンを突設し、該支持ピンにチルト摩擦板5の貫通孔5aを挿通させると共にディスタンスブラケット4のテレスコ用長孔4dと平行に長孔5dを配置することで、テレスコ用摩擦板となる。
チルト摩擦板とテレスコ摩擦板との双方を設ける場合は、可動フランジと可動板との間には、少なくとも一端がサイドブラケットに結合されたチルト摩擦板と、少なくとも一端がディスタンスブラケットに結合されたテレスコ摩擦板とを1枚ずつ設けたり、あるいは交互に複数枚設けることもできる。この場合は、最後に規制手段を有する可動板を挿通させることになる。
この発明によれば、可動フランジと可動板との間にチルト摩擦板とテレスコ摩擦板との双方を交互に挟んで摩擦板ユニットが構成される。この実施の形態1,2のステアリングコラム装置によれば、実施の形態3のように可動フランジの軸部の径方向外側に規制手段の構成部品が存在しないので、可動フランジと可動板との間にチルト摩擦板とテレスコ摩擦板との双方を設けることが可能である。
また、前記実施の形態1〜3では、ディスタンスブラケットの両側に一対のサイドブラケットを配置し、該一対のサイドブラケットによりディスタンスブラケットを挟むようにしているが、ディスタンスブラケットの一方の側部にのみサイドブラケットを配置し、ロックボルトの一端部によりディスタンスブラケットをサイドブラケットに押圧する構造にしてもよい。
更に、前記実施の形態1〜3では、可動フランジの軸部の断面形状を円筒の一部を平行に切り欠いた非円形の形状としているが、一対の平行面があればよいので、例えば四角形状としてもよい。この場合、凹部や凸部は四角形の角部や平面部に形成する。
1…ジャケット
2…ステアリングシャフト
3c…サイドブラケット(コラムブラケット)
3d,5d…チルト用長孔
4…ディスタンスブラケット
4d…テレスコ用長孔
5…チルト摩擦板
7…ロックボルト
8,9…摩擦板ユニット
10…可動板
10a…挿通孔
10b…凸部(規制手段)
10c…係合部
11…可動フランジ
11a…軸部
11c…凹部(規制手段)
11e…平行面
11f…凸部(規制手段)
12…規制手段
13…クランプ機構
13a…固定カム
13b…可動カム
14…操作レバー
18c…枢軸(コラムブラケット)

Claims (5)

  1. 車体にジャケットがコラムブラケットを介して支持され、該ジャケットの内部にステアリングシャフトが回転自在に支持され、
    前記コラムブラケットを構成すると共に車体前方に配置された枢軸を中心として前記ジャケットを上下方向に移動可能に固定するチルト機構と、前記ジャケットがロアジャケットとアッパジャケットとにより構成され一方に対して他方を軸方向へ相対的に移動可能に固定するテレスコ機構との少なくともいずれか一方の機構を備え、
    前記コラムブラケットを構成すると共に車体後方に配置されたサイドブラケットに、該サイドブラケットと対向する状態で前記ジャケットと一体のディスタンスブラケットを圧接することにより、前記移動が可能な前記ジャケットを前記サイドブラケットに固定するクランプ機構を備え、
    該クランプ機構は、前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとに形成された孔に挿通されたロックボルトと、該ロックボルトが貫通しており該ロックボルトに沿って移動可能でかつ回転が拘束された固定カムと、該ロックボルトが貫通しており回転駆動されることにより前記固定カムをロックボルトの一端部側へ向って押し出す可動カムと、該可動カムに設けられた操作レバーとを有し、前記固定カムと前記ロックボルトの一端部との間で前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとを挟んで締め付けるステアリングコラム装置において、
    前記固定カムと前記ロックボルトの一端部との少なくともいずれか一方側に設けられ前記ロックボルトの軸方向へ突出する軸部を有する可動フランジと、一側面が前記サイドブラケットに当接するように前記可動フランジと前記サイドブラケットとの間に配置されるとともに、前記軸部が挿通される挿通孔が形成された可動板と、前記可動フランジと前記可動板との間に配置され前記軸部が挿通される長孔が前記ジャケットの移動方向に沿って形成され少なくとも一端が前記サイドブラケットまたは前記ディスタンスブラケットに結合された摩擦板とを備え、
    前記サイドブラケットと前記ディスタンスブラケットとに形成した前記孔の少なくともいずれか一方が前記ジャケットの移動方向に沿う長孔に形成され、該長孔の内壁に係合する平行面を有する非円形の断面形状に前記軸部が形成され、前記軸部が挿通される前記可動板の前記挿通孔の形状が前記軸部の断面形状と対応する非円形に形成され、
    前記可動板と前記軸部との間であって、且つ前記可動板それ自体に又は前記可動板と前記軸部の双方に、前記軸部の軸方向での所定位置から前記可動板が抜ける方向へ移動するのを規制する規制手段が形成されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
    前記規制手段は、前記軸部の軸方向での所定位置に形成された凹部または凸部と、前記可動板から前記挿通孔の内面に内方へ向って突出形成されて前記凹部または凸部と係合する弾性変形可能な凸部と、で形成されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
    前記可動板の外周部には、前記規制手段として、前記可動フランジの外周部に係合する一対の弾性変形可能な係合部が形成されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
    前記可動フランジと前記サイドブラケットとの間には、前記摩擦板と前記可動板とが交互に複数枚配置されており、前記サイドブラケットに隣接する前記可動板と前記軸部との間にのみ前記規制手段が設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  5. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置において、
    前記可動フランジと前記可動板との間には、少なくとも一端が前記サイドブラケットに結合されたチルト摩擦板と、少なくとも一端が前記ディスタンスブラケットに結合されたテレスコ摩擦板とが設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置。
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