JP5783778B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷部に供給される用紙を収納する複数のシート収納部を有する印刷装置、その制御方法、及びコンピュータプログラムに関する
従来の印刷装置において、印刷部に供給される用紙を収納する複数のシート収納部を有し、それらのシート収納部のうち任意のシート収納部で構成されるシート収納部グループを生成して利用する方法があった(例えば、特許文献1参照)。シート収納部グループを生成することで、例えば、印刷に使用される用紙をグループ内のシート収納部にセットされた用紙に制限することができる。そのため不用意に意図しない用紙が使用されることがなくなり、用紙の管理が容易となった。また、印刷処理に使用するシート収納部を指定して実行された印刷ジョブにおいても、グループ内に限定した自動的なシート収納部の切り替えのみを許可することにより、複数のシート収納部を活用しつつ、ユーザが意図しない用紙の使用を制限した印刷が可能となる。これにより、一つのシート収納部に用紙が無くなっても、プリンタエンジンの動作を止めることなく別のシート収納部からの給紙が可能となった。
しかしこのシート収納部グループは、複数あるシート収納部のうちどのシート収納部を同じグループとするかの設定をあらかじめユーザが手動で設定しておく必要があり、印刷装置が複数存在する場合などには非常に手間がかかる作業であった。
このような問題に対して、シート収納部グループの生成を自動で行うことを可能とする印刷装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。この提案では、シート収納部に収納されている用紙の属性を取得し、同一の用紙サイズおよび用紙タイプが設定されているシート収納部を、自動的にグループ化することでシート収納部グループを生成している。
このように、従来技術では各印刷装置においてシート収納部グループを生成していた。
一方で、複数の印刷装置間で一方の印刷装置に対して行った設定を、他方の印刷装置にコピーするという技術が存在する。この技術を用いて、印刷装置に既に生成されたシート収納部グループの設定を他の印刷装置にコピーすることにより、複数の印刷装置に対してシート収納部グループを生成するのに要する手間を軽減させることができる。
特開2005−008360 特開2009−256074
しかしながら、シート収納部グループの設定を他の印刷装置にコピーする場合は、以下のような問題が発生する。即ち、設定をそのまま他の印刷装置にコピーしたとしても、シート収納部に実際に収納されている用紙の状況によってはコピー元のシート収納部グループの設定とコピー先のシート収納部グループの設定とが同じ構成にならないことがある。
例えば、第一の印刷装置においてシート収納部1とシート収納部2がグループ化されてシート収納部グループが生成されており、両シート収納部共にA4サイズの用紙が収納されていたとする。このシート収納部グループの設定を第二の印刷装置にコピーして、第二の印刷装置においても、シート収納部1とシート収納部2をグループ化してシート収納部グループを生成する。このとき、第二の印刷装置においても第一の印刷装置と同様に、シート収納部1およびシート収納部2の両方にA4サイズの用紙が入っている場合は、第一の印刷装置と第二の印刷装置とで同じ構成のシート収納部グループとなるため問題ない。しかし、第二の印刷装置において、シート収納部1とシート収納部2の少なくとも何れか一方にA4サイズ以外の用紙が入っていた場合には、第一の印刷装置と第二の印刷装置とで異なる構成のシート収納部グループとなってしまう。この場合、第二の印刷装置は、ユーザの意図に反する給紙動作を行ってしまう可能性がある。
本発明は上記問題点に対してなされたものである。その目的は、シート収納部に収納される用紙の状況が異なる印刷装置間においても、コピー先の印刷装置においてコピー元の印刷装置のシート収納部グループに対応したシート収納部グループを生成できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷装置は、印刷部に供給される用紙を収納する複数のシート収納部を有する印刷装置であって、複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部で構成されるシート収納部グループが生成されている他の印刷装置から、当該シート収納部グループを構成する各シート収納部に収納される用紙の情報である用紙情報を受信する受信手段と、前記印刷装置が有する複数のシート収納部それぞれに収納される用紙の情報と、前記受信手段によって受信された用紙情報とに基づいて、前記印刷装置が有する複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成することが可能か否か判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって生成することが可能であると判断された場合に、前記印刷装置が有する前記任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成する生成手段と、前記第1の判断手段によって生成することが可能でないと判断された場合、前記印刷装置が有する複数のシート収納部グループのうち少なくとも一つのシート収納部グループについては前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループが生成可能か否かを判断する第2の判断手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、シート収納部に収納される用紙の状況が異なる印刷装置間においても、コピー先の印刷装置においてコピー元の印刷装置のシート収納部グループに対応したシート収納部グループを生成できるようになる。
本発明の実施例に係る印刷装置のハードウェア構成を表すブロック図である。 本発明の実施例に係る印刷装置のソフトウェアモジュール構成を表すブロック図である。 本発明の実施例に係るシート収納部グループの設定を行うメニュー画面の一例である。 本発明の実施例に係るシート収納部グループ設定を表す模式図である。 本発明の実施例に係るシート収納部グループ設定のコピー元印刷装置とシート収納部グループ設定のコピー先印刷の接続構成を表す模式図である。 本発明の実施例1に係るシート収納部グループ設定のコピー先印刷装置の動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例に係るシート収納部グループ設定のコピー元印刷装置の動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例に係るシート収納部グループ設定のコピー元印刷装置を指定するメニュー画面の一例を表した模式図である。 本発明の実施例1に係る印刷装置の動作を説明するためのシート収納部構成を表す図である。 本発明の実施例2に係るシート収納部グループ設定のコピー先印刷装置の動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るメニュー画面の一例を表した模式図である。 本発明の実施例2に係るメッセージ画面の一例を表した模式図である。 本発明の実施例3に係るシート収納部グループ設定のコピー先印刷装置の動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例3に係るメニュー画面の一例を表した模式図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る印刷装置の一実施形態としてのハードウェア構成を表すブロック図である。110は印刷装置を表す。同図に示すように、本実施例に係る印刷装置110は、通信回線101に接続され外部機器と通信を行うことが可能である。尚、印刷装置110は、印刷機能を備える装置であり、複写機、複合機、ファクシミリ装置等の印刷機能を備えるあらゆる装置を含む。また、通信回線101は、LAN,WAN等のネットワークであってもよいし、USB等の所定のインターフェースであってもよい。また、有線/無線の何れであってもよい。コントローラ200は、各種データ処理を行い、印刷装置の動作を制御する。操作パネル120は、タッチパネル方式でユーザからの各種操作を受け付けると共に各種情報を表示する。当然、タッチパネル方式ではない表示部やハードキーによって構成されていてもよい。給紙装置部130は、複数のシート収納部(例えばシート収納部1〜8)から構成される給紙装置である。印刷部としてのプリンタエンジン140は、イメージデータを印刷用紙に物理的に印刷する。なお150はプリンタエンジンによって印刷された印刷結果(用紙)を表す。
次にコントローラ200の構成について説明する。I/O制御部111は、通信回線101との通信制御を行う。ROM112は各種制御プログラム(例えば、後述するフローチャートを実行するためのプログラム等)を記憶する。RAM113は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して記録する。CPU114は、RAM113に読み出された制御プログラムを実行し、画像信号や各種デバイスを統括的に制御する。HDD115は、画像データやプリントデータなどの大容量のデータを一時的あるいは長期的に保持する目的で使用される。これらの各モジュールはそれぞれシステムバス116を介して互いに接続される。さらにシステムバス116はコントローラと印刷装置110内の各デバイスとを互いに接続している。なおRAM113はCPU114の主メモリ、ワークメモリとしても機能する。また制御プログラムおよびオペレーティングシステムはROM112の他にもHDD115にも格納される。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル120からの印刷装置モード設定情報を記憶するようにしてもよい。
給紙装置部130は複数のシート収納部から構成される。給紙装置130は、印刷装置本体にもともと具備されているシート収納部であってもよいし、オプションの外付けシート収納部や手差しシート収納部のようなシート収納部であってもよい。またその両方を含むものでもよい。本実施例ではシート収納部131〜シート収納部138(以後それぞれシート収納部1〜8と呼ぶ)までの合計8つのシート収納部が存在するものとする。各シート収納部には、印刷用紙を収納しておくことが可能である。そして各シート収納部では、収納された用紙の最上位の用紙一枚のみを分離しプリンタエンジン140へと搬送することが可能である。
図2は、印刷装置110のソフトウェアモジュール構成を示すブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはコントローラボード200に配置され、ROM112もしくはHDD115に格納され、必要に応じてRAM113に読み出され、CPU114によって実行される。
シート収納部グループ設定部201は、操作パネル120などにメニューを表示し、ユーザの所望するシート収納部グループに関する設定を受け付ける制御プログラムである。シート収納部情報取得部202は、印刷装置の各シート収納部に設定されている用紙サイズ、用紙タイプなどの用紙情報を取得する。シート収納部グループ化設定コピー部203は、外部の印刷装置に設定されたシート収納部グループに関する設定を、自印刷装置にコピーする。シート収納部グループ設定転送部204は、外部の印刷装置からの要求を受けて、自印刷装置のシート収納部グループ設定情報を外部の印刷装置に転送する。シート収納部グループ設定受信部205は、外部の印刷装置から転送されたシート収納部情報を受信する。
印刷データ解析部206は、受信した印刷ジョブを解析し、印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて各種デバイスを制御する。ここで言う印刷設定とは主に、印刷に使用される用紙サイズ、用紙タイプ、シート収納部などの給紙に関する情報、片面/両面印刷に関する情報、ステープル、製本設定などのフィニッシング処理に関する情報等を指す。シート収納部グループ決定部207は、前記印刷データ解析部206によって解析された印刷設定から、印刷に使用されるシート収納部グループを決定する。印刷ジョブ中にあらかじめ使用するシート収納部グループの指定コマンドが含まれる場合は、そのシート収納部グループが選択される。印刷ジョブにシート収納部グループの指定コマンドが含まれない場合には、シート収納部グループ決定部207は、前記印刷データ解析部206によって解析された給紙に関する情報に基づき印刷に使用されるシート収納部グループを決定する。シート収納部選択手段208は、印刷ジョブに含まれる各印刷ページに対し、前記シート収納部グループ決定部207が決定したシート収納部グループに含まれるシート収納部から印刷に使用されるシート収納部を選択する。印刷データ展開部209は、印刷ジョブに含まれる印刷画像データをプリンタエンジン140で印刷可能なビットマップデータに展開する。通常印刷画像データはページ記述言語(PDL)などで記述されるが、印刷ジョブによっては印刷画像データがあらかじめホストコンピュータなどでビットマップデータに展開されている場合もある。この場合印刷データ展開部209は、画像データをプリントエンジン140に対応した色空間に変換する色変換処理のみを行う。また印刷データ展開部209によって生成されたビットマップデータはHDD115などの記憶装置に一旦保存される。ビットマップデータ転送部210は、給紙装置部130からプリントエンジン140に印刷用紙が搬送されるタイミングにあわせて、プリントエンジン140に前記印刷データ展開部209により生成されたビットマップデータを転送する。
図3は本実施例における印刷システムにおいて、ユーザがシート収納部グループに関する設定を行うメニュー画面の一例である。
300は操作パネル120に表示されるメニュー画面全体を現す。メニュー画面300は、シート収納部グループ設定部201によって生成されたものである。301は印刷装置110を表したイメージ画像である。ユーザはイメージ画像301を参照することで、各シート収納部の物理的配置を確認することが可能である。イメージ画像301ではシート収納部1〜シート収納部8が、それぞれ(1)〜(8)という番号を付与され表示されている様子が示されている。311はシート収納部1(本メニュー画面では(1)と表示される)に設定された用紙サイズ、用紙タイプ、および収容されている用紙の残量などの情報を表す表示部である。収容されている用紙の残量は、その残量に応じたアイコンを表示することでユーザに通知される。シート収納部2〜シート収納部8においても同様に、312〜318に情報が表示される。
321はシート収納部1(本メニュー画面では(1)と表示される)に割り当てられたシート収納部グループ番号が表示されるシート収納部グループ番号表示部である。メニュー画面300ではシート収納部1がシート収納部グループ「1」に属するように設定されている様子を示している。シート収納部2〜シート収納部8においても同様に、322〜328にシート収納部グループ番号が表示される。シート収納部グループ番号表示部は、操作部120上でユーザにより選択されると、現在設定されているシート収納部グループの設定を変更できるように、ドロップダウンリスト方式で選択肢を表示する。328はシート収納部8に対するシート収納部グループ番号表示部が選択され、ドロップダウンリストが展開された状態を表す。328で図示されるように、ドロップダウンリストではシート収納部グループ「1」、「2」、「3」の内、いずれか1つに変更することが可能である。ここで「1」、「2」、「3」はシート収納部グループ番号を表し、おなじシート収納部グループ番号が設定されたシート収納部は同じシート収納部グループに属するものとして設定される。尚、設定可能なグループの数は3つに限らない。
OKボタン330は、押下されるとメニュー画面300の現在の設定を確定し、メニュー画面300を閉じる。キャンセルボタン331は、押下されるとメニュー画面300で設定された設定変更をキャンセルし画面を閉じる。キャンセルされた場合は、シート収納部グループに関する設定は、以前の設定が引き続き採用される。このようにしてシート収納部グループに関する設定を設定・変更することが可能である。
シート収納部グループ設定部201よって確定された設定は、必要に応じてCPU114によって参照可能となるよう、RAM113やHDD115あるいはNVRAMなどの記憶装置に適宜格納される。図4は記憶装置に格納されたシート収納部グループ設定の一例を表す表である。列401はシート収納部を識別するための識別情報であり、シート収納部番号を表す。列402・列403はそれぞれ、各シート収納部に設定されている用紙サイズ・用紙タイプを表す。これらの情報を用紙情報と呼ぶが、用紙情報には、用紙サイズ・用紙タイプ以外の情報が含まれていても構わない。列404は各シート収納部に設定されているシート収納部グループ番号を表す。
図4では、シート収納部グループ1にシート収納部1/シート収納部2/シート収納部3、シート収納部グループ2にシート収納部4/シート収納部5、シート収納部グループ3にシート収納部6/シート収納部7/シート収納部8が設定されている様子を表す。尚、本実施例では、全てのシート収納部グループそれぞれは複数のシート収納部で構成されているが、一つのシート収納部のみで一つのシート収納部グループを構成しても構わない。即ち、一つのシート収納部グループは少なくとも一つ以上のシート収納部で構成される。
本実施例では、通信回線上に接続された2台の印刷装置間で一方の印刷装置に設定されているシート収納部グループ設定を他方の印刷装置にコピーする例について説明する。図5はシート収納部グループ設定のコピー元となる印刷装置とコピー先となる印刷装置との2台の印刷装置の関係を表す模式図である。図5では、印刷装置501と印刷装置502とが通信回線101を通じて接続されている様子を表す。本実施例では印刷装置502から印刷装置501へシート収納部グループ化設定をコピーする例を説明するが、コピー元の印刷装置とコピー先の印刷装置とが入れ替わっても問題ない。即ち、印刷装置は、シート収納部グループ設定のコピー元としてもコピー先としてもどちらでも動作可能になっていてもよい。また、通信回線上には印刷装置501、印刷装置502以外にも複数の印刷装置やPC等の情報処理装置が接続されており(不図示)、これらは互いに通信可能である。なお、以下の説明では、印刷装置501および印刷装置502のハードウェア構成・ソフトウェア構成は、図1・図2で説明したものと同一であるものとし、同じ符号を用いて説明していく。
図6はシート収納部グループ設定のコピー先となる印刷装置501において、シート収納部グループ設定をコピーする際の動作を表すフローチャートである。図6の各ステップは、印刷装置501のROM112やHDD115に格納されてRAM113に読みだされた制御プログラム(例えば図2の各ソフトウェアモジュール)を、CPU114が処理することによって実行される。
印刷装置501では、まずシート収納部グループ設定コピー部203が、コピー元となる印刷装置の指定を受け付ける(S601)。印刷装置の指定は、印刷501の操作パネル上に図8に示すようなダイアログを表示することで、ユーザによって指定される。ここでは、印刷装置502がコピー元印刷装置として選択されたとして説明を進める。
次に印刷装置501のシート収納部グループ設定コピー部203は、コピー元印刷装置である印刷装置502にシート収納部グループ設定を転送するよう要求する(S602)。シート収納部グループ設定を転送するよう要求を受けた印刷装置502の動作は、図7を用いて後に説明する。次に印刷装置501のシート収納部グループ設定受信部205が、印刷装置502から転送されたシート収納部グループ設定を受信する(S603)。ここで、コピー元印刷装置である印刷装置502において、シート収納部グループが設定されているかどうかを判断する(S604)。シート収納部グループ設定がなされていない場合には(S604−NO)、コピーすべきシート収納部グループ設定がないため、そのままシート収納部グループのコピー処理を終了する。このとき、操作パネル上に、シート収納部グループ設定のコピーがされなかった旨のアラート表示を行い、ユーザに通知するようにしてもよい。一方、コピー元印刷装置である印刷装置502においてシート収納部グループ設定が存在する場合には(S604−YES)、印刷装置501はシート収納部情報取得部202により、自印刷装置のシート収納部情報を取得する(S605)。ここで取得されるシート収納部情報とは、各シート収納部に設定されている用紙サイズ、用紙タイプなどの用紙情報であり、図4の少なくとも401,402,403の部分の情報である。次にS603で受信した印刷装置502のシート収納部グループ設定と、S605で取得した自印刷装置のシート収納部情報とから、印刷装置501と印刷装置502とのシート収納部構成を比較する(S606)。これにより、印刷装置501と印刷装置502とのシート収納部構成が同じであるか否かを判断する。印刷装置501と印刷装置502のシート収納部構成が同じであった場合には(S606−YES)、印刷装置502のシート収納部グループ設定をそのまま印刷装置501にコピーし(S607)、処理を終了する。ここで、シート収納部構成がコピーされたことを示す情報を印刷装置501の操作パネルに表示してもよい。尚、シート収納部構成が同じというのは、同じ番号のシート収納部に収容されている用紙情報(例えば用紙のサイズと用紙タイプ)がすべて同じであることを意味する。ただし、シート収納部構成が同じと判断する基準をユーザが任意に設定できるようにしても構わない。例えば、用紙情報の全てが同じである場合に限らず、「少なくとも何れか一つが同じである場合に同じと判断する」、や、「少なくとも用紙サイズが同じであれば同じと判断する」等の基準をユーザが設定できるようにしてもよい。
印刷装置501と印刷装置502とで、同じ番号のシート収納部に異なる用紙情報の用紙が収納されているシート収納部が一つでも存在する場合には(S606−NO)、S608に進む。S608では、印刷装置501において、印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを生成可能かどうかを判断する。ここで同じ構成のシート収納部グループとは、シート収納部グループに属するシート収納部に収容される用紙の用紙情報が互いに同じであることを意味する。このとき、シート収納部番号は必ずしも同じである必要はない点が重要である。例えば印刷装置502におけるシート収納部グループ設定が図4に示したものであったとする。この場合、印刷装置501が同じ構成のシート収納部グループを作成するためには、A4・普通紙が収納されたシート収納部が3段、A3・厚紙が収納されたものが2段、LTR・普通紙が収納されたものが1段、LTR・コート紙が収納されたものが2段あればよい。そうすれば印刷装置501に、図4に示されたシート収納部グループ設定と同じ構成のシート収納部グループ1〜3を生成することが可能である。
印刷装置501において、印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できない場合(S608−NO)、印刷装置501はシート収納部グループ設定部201を用いてユーザからの手動によるシート収納部グループ設定を受け付ける(S609)。一方S608で、印刷装置501において印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを生成可能である場合(S608−YES)、シート収納部グループ設定の自動コピーを行う。ここで自動コピーとは、シート収納部グループに含まれるシート収納部に収容される用紙構成が同一になるようにシート収納部グループを生成することで、シート収納部グループ設定をコピーすることである。まず印刷装置502のシート収納部グループのうちシート収納部グループ1から、シート収納部構成が同一になるように印刷装置501内にシート収納部グループを作成する(S610)。まだコピーされていないシート収納部グループが残っている場合は(S611−NO)、S610に戻り、残りのシート収納部グループの自動コピーを続ける。こうして全シート収納部グループが自動コピーされたなら(S611−YES)、処理を終了する。ここで、シート収納部構成がコピーされたことを示す情報を印刷装置501の操作パネルに表示してもよい。
図7はシート収納部グループ設定のコピー元となる印刷装置502において、印刷装置501からシート収納部グループ設定の転送要求を受信したときの動作を表すフローチャートである。図7の各ステップは、印刷装置502のROM112やHDD115に格納されてRAM113に読みだされた制御プログラム(例えば図2の各ソフトウェアモジュール)を、CPU114が処理することによって実行される。特に本処理フローは図6におけるS602の後に処理される。
印刷装置502は、シート収納部グループ設定の転送要求を受信すると、RAM113やHDD115あるいはNVRAMなどに格納されているシート収納部グループ設定を読み出す。そしてシート収納部グループ設定転送部204を用いて、印刷装置501に転送する(S701)。印刷装置501では、S603でシート収納部グループ設定受信部205が、印刷装置502から転送されたシート収納部グループ設定を受け取り、S604以降の処理を続けることになる。
図8は図6のS601において、印刷装置501がシート収納部グループ化設定のコピー元となる印刷装置を指定するために操作パネル上に表示するメニュー画面の一例である。この画面は、ユーザによって印刷装置501に対して所定の操作がされたことに応じて表示される。
800は操作パネル120に表示されるメニュー画面全体を現す。801はテキストボックスであり、ユーザは操作パネル120を操作してテキストボックス801に所望する印刷装置を特定するための情報を入力することが可能である。ここでは印刷装置のIPアドレスや印刷装置名称を用いて指定する例を示しているが、通信回線101上に接続されている複数の印刷装置を検索して一覧表示し、その一覧からユーザが選択可能になるようにしてもよい。又は予め印刷装置501に登録されている印刷装置を表示するようにしてもよい。OKボタン810は、押下されるとメニュー画面800の現在の指定を確定し、メニュー画面800を閉じる。このようにして印刷装置501は、シート収納部グループ設定のコピー元となる印刷装置の指定をユーザから受け付けることが可能である。
以下、図6で説明したフローチャートに基づく処理を、図9を使って具体例(図9(a)〜図9(c)の3つの例)をあげて補足説明する。図9の説明では、前提として、S603において受信した印刷装置502のシート収納部グループ設定は、図4に示されたものであるとする。
図9(a)において、列901は印刷装置501のシート収納部番号を表す。列902・列903はそれぞれ、印刷装置501において各シート収納部に設定されている用紙サイズ・用紙タイプを表す。列904は印刷装置501において、印刷装置502のシート収納部グループ設定、ここでは図4の設定をコピーした結果、各シート収納部に設定されているシート収納部グループ番号を表す。列904に示したシート収納部グループ番号が選択された経緯を、図6で示したステップを用いて説明していく。S606では、図4に示した印刷装置502のシート収納部構成と、図9(a)に示される印刷装置501のシート収納部構成が同じであるためS606−YESに進む。次にS607において、印刷装置502のシート収納部グループ設定がそのままコピーされる。その結果、印刷装置501におけるシート収納部グループ設定は、列904に示したようになる。
図9(b)において、列911は印刷装置501のシート収納部番号を表す。列912・列913はそれぞれ、印刷装置501において各シート収納部に設定されている用紙サイズ・用紙タイプを表す。列914は印刷装置501において、印刷装置502のシート収納部グループ設定、ここでは図4の設定をコピーした結果、各シート収納部に設定されているシート収納部グループ番号を表す。列914に示したシート収納部グループ設定となった経緯を、図6で示したステップを用いて説明していく。S606では、図4に示した印刷装置502のシート収納部構成と、図9(b)に示される印刷装置501のシート収納部構成が異なるためS606−NOに進む。次にS608で印刷装置501において、印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できるかどうかを判断する。図9(b)に示されるように、印刷装置501のシート収納部構成はA4・普通紙が3段、A4・厚紙が1段、A3・普通紙が1段、A3・厚紙が2段、LTR・コート紙が1段であり、印刷装置502と同様の構成のシート収納部グループは作成できない。そのためS608において、S608−NOに進む。次にS609において、シート収納部グループ設定部201を用いてユーザからの手動によるシート収納部グループ設定を受け付け、その結果が印刷装置501におけるシート収納部グループ化設定として適用される。
図9(c)において、列921は印刷装置501のシート収納部番号を表す。列922・列923はそれぞれ、印刷装置501において各シート収納部に設定されている用紙サイズ・用紙タイプを表す。列924は印刷装置501において、印刷装置502のシート収納部グループ設定、ここでは図4の設定をコピーした結果、各シート収納部に設定されているシート収納部グループ番号を表す。列924に示したシート収納部グループ番号が選択された経緯を、図6で示したステップを用いて説明していく。S606では、図4に示した印刷装置502のシート収納部構成と、図9(c)に示される印刷装置501のシート収納部構成が異なるためS606−NOに進む。次にS608で印刷装置501において、印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できるかどうかを判断する。図9(c)に示されるように、印刷装置501のシート収納部構成は、A4・普通紙が3段、A3・厚紙が2段、LTR・普通紙が1段、LTR・コート紙が2段となり、印刷装置502のシート収納部構成と同じである。そのためS608で、印刷装置501において印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成可能と判断され(S608−YES)、シート収納部グループの自動コピーが行われる。次にS610に進み、まず印刷装置502のシート収納部グループ1がコピーされる。即ち、シート収納部グループ1と同じシート収納部構成になるようにA4・普通紙が収容されたシート収納部1・シート収納部2・シート収納部5が印刷装置501におけるシート収納部グループ1に設定される。次に印刷装置502のシート収納部グループ2のコピーに移る。ここでは、シート収納部グループ2と同じシート収納部構成になるようにA3・厚紙が収容されたシート収納部4・シート収納部7が印刷装置501におけるシート収納部グループ2に設定される。次に印刷装置502のシート収納部グループ3のコピーに移る。ここでは、シート収納部グループ3と同じシート収納部構成になるようにLTR・普通紙が収容されたシート収納部6と、LTR・コート紙が収容されたシート収納部3・シート収納部8が印刷装置501におけるシート収納部グループ3に設定される。その結果、印刷装置501におけるシート収納部グループ設定は、列924に示したようになる。
本実施例では、以上のような処理に従って、印刷装置間でのシート収納部グループ設定のコピーが行われる。このような処理により、コピー元印刷装置とコピー先の印刷装置とでシート収納部の配置が異なる場合でも、自動的にシート収納部グループに属するシート収納部の用紙の構成が同じになるように、シート収納部グループ設定をコピーすることが可能となる。このことにより、複数の印刷装置があった場合に、シート収納部グループの設定をする手間を省くことができるため、利便性が向上する。
第1実施例では、図6のS608で印刷装置501において印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合、シート収納部グループ設定部201を用いてユーザからの手動によるシート収納部グループ化設定を受け付けた。
対して本実施例では、シート収納部グループ設定のコピー先印刷装置において、コピー元印刷装置と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合でも、コピー元のシート収納部グループ設定をコピー先に強制的にコピーすることを可能とする。また、シート収納部グループ設定が強制的にコピーされた結果、コピー元の印刷装置と異なるシート収納部構成となってしまうシート収納部に関しては、ユーザがどのシート収納部をどの用紙に交換すればよいかを一目で判断できるように通知する。
本実施例では、第1実施例と異なる部分を説明し、同じ構成のものについては同一の符号を用いて説明する。なお第2実施例に係る印刷装置のハードウェア構成およびソフトウェアモジュール構成はそれぞれ第1実施例の図1、図2で説明したものと同様である。また本実施例でも、図5にて説明した例と同様に、印刷装置502から印刷装置501へシート収納部グループ設定をコピーする際の処理の流れを説明する。
図10はシート収納部グループ設定のコピー先となる印刷装置501において、シート収納部グループ設定をコピーする際の動作を表すフローチャートである。図10の各ステップは、印刷装置501のROM112やHDD115に格納されてRAM113に読みだされた制御プログラム(例えば図2の各ソフトウェアモジュール)を、CPU114が処理することによって実行される。
図10のS601からS611までのステップは、図6のS601からS611までのステップと同様であるので説明を省略する。
本フローではS608で、印刷装置501において印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合(S608−NO)、S1001に進む。S1001では、印刷装置501のシート収納部グループ設定コピー部203が、ユーザに対し、印刷装置502のシート収納部グループ設定を強制的にコピーするかどうか選択させる。そして、印刷装置502のシート収納部グループ設定を印刷装置501へ強制的にコピーすることがユーザによって選択されたかどうかを判断する。強制的にコピーするかどうかの選択は、図11に示すようなダイアログを印刷装置501の操作パネルに表示することで、ユーザよって行われる。強制的にコピーしないことをユーザが選択した場合は(S1001−NO)、印刷装置501はシート収納部グループ設定部201を用いてユーザからの手動によるシート収納部グループ設定を受け付ける(S609)。一方、強制的にコピーすることをユーザが選択した場合は(S1001−YES)、印刷装置502のシート収納部グループ設定を印刷装置501にそのままコピーする(S1002)。次に、シート収納部グループ設定コピー部203は、操作パネル120に図12に示すような画面を表示し、必要に応じてシート収納部に収容されている用紙を交換するようにユーザに通知し(S1003)、処理を終了する。
図11はS1001において、印刷装置501がユーザに対し印刷装置502のシート収納部グループ設定を強制的にコピーするかどうか選択させるために表示するメニュー画面の一例である。
1100は操作パネル120に表示されるメニュー画面全体を現す。ユーザは、強制的にコピーする場合はボタン1110を押下し、強制的にコピーしない場合はボタン1111を押下する。このようにして、印刷装置501は、シート収納部グループ設定の強制的なコピーをするかどうかの指示を受け付けることが可能である。
図12はS1003において、ユーザに対して表示されるメッセージ画面の一例である。1200は操作パネル120に表示されるメッセージ画面全体を現す。図12では、印刷装置502のシート収納部グループ設定が、図4に示されたものと同一の設定であり、かつ印刷装置501のシート収納部情報が、図9(b)の911〜913に示したものと同一であった場合の例を示している。1201はユーザに対して通知されるメッセージを表す。メッセージ1201では、印刷装置501においてシート収納部4・シート収納部6・シート収納部8が、印刷装置502のシート収納部構成と異なることを通知している。表1202は、印刷装置502のシート収納部グループ設定を表し、表1203は印刷装置501のシート収納部グループ設定を表す。表1203において、シート収納部4・シート収納部6・シート収納部8はハイライト表示され、印刷装置502のシート収納部構成と異なることを通知している。OKボタン1210が押下されるとメッセージ画面1200を閉じる。
このようにメッセージ画面を表示することにより、シート収納部グループ設定が強制的にコピーされた結果、コピー元の印刷装置と異なるシート収納部構成となってしまったシート収納部を、ユーザに通知することが可能である。尚、コピー元の印刷装置と異なるシート収納部構成となってしまったシート収納部の通知の仕方としては、図12のハイライト表示に限らず、あらゆる変形が可能である。
以上説明したように実施例2によれば、シート収納部グループ設定のコピー先印刷装置においてコピー元印刷装置と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合でも、コピー元のシート収納部グループ設定を強制的にコピーすることができる。またシート収納部グループ設定が強制的にコピーされた結果、コピー元の印刷装置と異なるシート収納部構成となってしまったシート収納部をユーザに通知することが可能である。これによりユーザはどのシート収納部をどの用紙に交換すればよいかを一目で判断できるようになり、利便性が更に向上する。
第1実施例では、シート収納部グループ設定のコピー先印刷装置において、コピー元印刷装置と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合、ユーザからの手動によるシート収納部グループ設定を受け付けた。しかしこの場合でも、コピー元印刷装置の複数のシート収納部グループのうちいくつかはコピー可能である場合が存在する。そこで本実施例では、コピー先印刷装置において、コピー元印刷装置と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合でも、コピー可能な一部のシート収納部グループ設定をコピーすることを可能とした例について説明する。
本実施例では、第1実施例と異なる部分を説明し、同じ構成のものについては同一の符号を用いて説明する。なお第3実施例に係る印刷装置のハードウェア構成およびソフトウェアモジュール構成はそれぞれ第1実施例の図1、図2で説明したものと同様である。また本実施例でも、図5にて説明した例と同様に、印刷装置502から印刷装置501へシート収納部グループ設定をコピーする際の処理の流れを説明する。
図13はシート収納部グループ設定のコピー先となる印刷装置501において、シート収納部グループ設定をコピーする際の動作を表すフローチャートである。図13の各ステップは、印刷装置501のROM112やHDD115に格納されてRAM113に読みだされた制御プログラム(例えば図2の各ソフトウェアモジュール)を、CPU114が処理することによって実行される。
図13のS601からS611までのステップは、図6のS601からS611までのステップと同様であるので説明を省略する。
本フローではS608で、印刷装置501において印刷装置502と同じ構成のシート収納部グループを作成できないと判断された場合(S608−NO)、S1301に進む。S1301では、印刷装置502に設定されたシート収納部グループのうち、印刷装置501で同じ構成のシート収納部グループを生成できるシート収納部グループが存在するかどうかを確認する(S1301)。S1301において、コピー可能なシート収納部グループがないと判断された場合には(S1301−NO)、印刷装置501はシート収納部グループ設定部201を用いてユーザからの手動によるシート収納部グループ化設定を受け付ける(S609)。一方、S1301において、コピー可能なシート収納部グループがあると判断された場合には(S1301−YES)、ユーザに対し、それらのシート収納部グループのうちコピーするシート収納部グループの選択を受け付ける(S1302)。シート収納部グループの選択は、印刷装置501の操作パネルに図14に示すようなダイアログを表示することで、ユーザよって選択される。
S1302において、ユーザにより、コピーするシート収納部グループが選択されたら、シート収納部グループ設定コピー部203は、選択されたシート収納部グループとシート収納部構成が同一になるようにシート収納部グループを作成する(S1303)。選択されたシート収納部グループのうち、まだコピーされていないシート収納部グループが残っている場合は(S1304−NO)、S1303に戻り、残りのシート収納部グループのコピーを続ける。こうして選択された全シート収納部グループが自動コピーされたなら(S1304−YES)、処理を終了する。
図14はS1302において、印刷装置501がユーザに対し、印刷装置502から印刷装置501にコピーするシート収納部グループの選択指示を受け付けるために、操作パネルに表示するメニュー画面の一例である。1400は操作パネル120に表示されるメニュー画面全体を現す。図14では、印刷装置502のシート収納部グループ設定が、図4に示されたものと同一の設定であり、印刷装置501のシート収納部設定情報が、図9(b)の911〜913に示したものと同一であった場合の例を示している。1401はユーザに対して通知されるメッセージを表す。列1402は印刷装置502に設定されたシート収納部グループのうち、印刷装置501にコピー可能なシート収納部グループを表示している。図14ではシート収納部グループ1およびシート収納部グループ2がコピー可能なシート収納部グループとして表示されている。このことから、シート収納部グループ3は印刷装置501のシート収納部構成によりコピー不可能であることが分かる。列1403は列1402で表示されたシート収納部グループに対応して、印刷装置501で生成されるシート収納部グループを表している。図14ではシート収納部グループ1が印刷装置501にコピーされた場合、シート収納部1・シート収納部2・シート収納部3がシート収納部グループとしてグループ化されることが表されている。また同様にシート収納部グループ2が印刷装置501にコピーされた場合、シート収納部6・シート収納部8がシート収納部グループとしてグループ化されることが表されている。列1404には、それぞれのシート収納部グループ設定に対して、それを印刷装置501にコピーするかどうかを指定するためのチェックボックスが表示される。ユーザはこのチェックボックスをチェックすることでシート収納部グループをコピー対象として選択することできる。OKボタン1410は、押下されるとメニュー画面1400の現在の設定を確定し、メニュー画面1400を閉じる。尚、図14の画面は一例にすぎず、コピー可能なシート収納部グループを識別可能にし、又はコピー不可能なシート収納部グループを識別可能にし、コピーするシート収納部グループを選択可能な画面であれば、あらゆる変形が可能である。
このように実施例3によれば、複数のシート収納部グループのうちのコピー可能な一部のシート収納部グループ設定を選択的にコピーすることが可能となるため、ユーザの自由度が増し、利便性が更に向上する。
[その他の実施例]
上記実施例の説明では、コピーすべきシート収納部グループ設定を、コピー先の印刷装置からの要求に応答してコピー元の印刷装置が送信する構成とした。即ち、図8の画面を用いて、コピー先の印刷装置からのPull型の配信を想定していた。しかしこれとは逆に、コピー元の印刷装置からコピー先の印刷装置を選択して、当該選択されたコピー先の印刷装置へシート収納部グループ設定を送信する構成としてもよい。即ち、コピー元の印刷装置にシート収納部グループ設定の送信先の装置を選択するための画面を表示し、ユーザが任意にコピー先の印刷装置を選択できるようにしてもよい。
更にその場合に、図5のような1対1の関係でのシート収納部グループ設定のコピーではなく、コピー元の1台の印刷装置から、コピー先の印刷装置として複数台の印刷装置を選択できるようにしてもよい。そして、複数台の印刷装置に対して一括でシート収納部グループ設定を送信してコピーさせるようにしてもよい。これによりユーザの作業の手間は更に軽減されることになる。
また上記実施例の説明では、シート収納部グループ設定を送信する装置は印刷装置であったが、シート収納部グループ設定をサーバ等の情報処理装置に保持させ、このサーバから任意の印刷装置に対してシート収納部グループ設定を送信するようにしてもよい。即ち、上記実施例において、印刷装置対印刷装置の関係であったものを、サーバ等の情報処理装置対印刷装置の関係としても同様に実施可能である。
また、シート収納部のグループ化に加えて、どのシート収納部グループにも属する特別シート収納部を設定できるようにしてもよい。そのような特別シート収納部が設定されていた場合に、特別シート収納部設定もシート収納部グループ設定に含めてコピー対象とするかどうかをユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
尚、上記実施例では、コピー元の印刷装置とコピー先の印刷装置において、シート収納部の数は同一であるものとして説明したが、印刷装置間でシート収納部の数が異なっていてもよい。特に前記第3実施例で説明した方法によれば、シート収納部グループ設定のうち一部をコピーすることも可能であるため、シート収納部の数が異なっていても柔軟に対応することが可能である。
また、上記実施例において、シート収納部グループ設定をコピーするとは、コピー先の情報をコピー元の情報で上書きするものに限らず、コピー先の古い情報は保持したまま、コピー元の情報を使用する情報(有効な情報)として保持するといった管理方法も含む。
また、上記実施例は互いに任意に組み合わせることが可能である。例えば、図6、図10、図13のフローチャートによる動作を、一つの印刷装置において実行するように構成することも可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
110 印刷装置
111 I/O制御部
112 ROM
113 RAM
114 CPU
115 HDD
116 システムバス
120 操作パネル
130 給紙装置部

Claims (8)

  1. 印刷部に供給される用紙を収納する複数のシート収納部を有する印刷装置であって、
    複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部で構成されるシート収納部グループが生成されている他の印刷装置から、当該シート収納部グループを構成する各シート収納部に収納される用紙の情報である用紙情報を受信する受信手段と、
    前記印刷装置が有する複数のシート収納部それぞれに収納される用紙の情報と、前記受信手段によって受信された用紙情報とに基づいて、前記印刷装置が有する複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成することが可能か否か判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって生成することが可能であると判断された場合に、前記印刷装置が有する前記任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成する生成手段と、
    前記第1の判断手段によって生成することが可能でないと判断された場合、前記印刷装置が有する複数のシート収納部グループのうち少なくとも一つのシート収納部グループについては前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループが生成可能か否かを判断する第2の判断手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第2の判断手段によって、生成可能と判断された場合、生成可能なシート収納部グループに関する情報をユーザに通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  3. 前記生成手段は、前記通知手段によって通知された情報に基づいてユーザによって選択されたシート収納部グループに関して、前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成することを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  4. 通信回線上に接続された複数の印刷装置の中から前記他の印刷装置を選択する選択手段を更に有し、
    前記受信手段は、前記選択手段によって選択された前記他の印刷装置から前記用紙情報を受信することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記用紙情報は、少なくとも用紙サイズを示す情報又は用紙タイプを示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記受信手段は、前記用紙情報と、前記他の印刷装置においてシート収納部グループを構成する各シート収納部の識別情報とを受信することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷装置。
  7. 印刷部に供給される用紙を収納する複数のシート収納部を有する印刷装置の制御方法であって、
    複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部で構成されるシート収納部グループが生成されている他の印刷装置から、当該シート収納部グループを構成する各シート収納部に収納される用紙の情報である用紙情報を受信する受信ステップと、
    前記印刷装置が有する複数のシート収納部それぞれに収納される用紙の情報と、前記受信ステップにおいて受信された用紙情報とに基づいて、前記印刷装置が有する複数のシート収納部のうちの任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成することが可能か否か判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにおいて生成することが可能であると判断された場合に、前記印刷装置が有する前記任意のシート収納部を用いて前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループを生成する生成ステップと、
    前記第1の判断ステップにおいて生成することが可能でないと判断された場合、前記印刷装置が有する複数のシート収納部グループのうち少なくとも一つのシート収納部グループについては前記他の印刷装置に生成されているシート収納部グループに対応するシート収納部グループが生成可能か否かを判断する第2の判断ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. 請求項記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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