JP2017138778A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】注文情報に含まれない多面付けが行われた場合でも、オペレータが、印刷された用紙を本来の仕上がりサイズに断裁する後処理ジョブを手動で後処理デバイスに指示する必要を無くし、オペレータの利便性を向上し作業を容易にする情報処理装置を提供する。【解決手段】ジョブ管理アプリケーションは、投入された印刷ジョブから後処理デバイスに対する後加工を分離し後処理ジョブを生成し、印刷ジョブに含まれる面付け情報や仕上がりサイズ情報及び用紙サイズ情報に基づき印刷ジョブに含まれる原稿データが多面付けされているか判断しS1301〜S1305、多面付けされている場合S1305;YES、原稿データが印刷出力された用紙を断裁して多面付される前のサイズに加工する後処理ジョブ2を生成するS1306。指示に応じ、後処理ジョブ2を含む関連する複数のジョブを処理用デバイスに対して送信する。【選択図】図12

Description

本発明は、印刷ジョブと後処理ジョブを含む関連する複数のジョブを管理し、処理用デバイスに対して送信可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、企業内の印刷室やプリントショップでは、ユーザ自身でWebから原稿データをアップロードし、仕上がりサイズや加工方法(とじ方向、製本形態などの後処理)を指定することで、チラシや冊子等の作成を注文できる印刷物注文サービスが提供されている。ユーザからの注文を受け取った印刷室やプリントショップ内のオペレータは、まず指定された注文情報に基づいて、印刷ジョブを生成し、印刷室内にあるプリンタで印刷を行う。その後、オペレータは、出力結果の用紙に対して、必要に応じてニアラインフィニッシャなどの後処理装置により、カット、クリース、ミシン目、ステイプル、パンチ、中とじ製本、くるみ製本等の後処理加工を行う。
近年では、上記印刷オペレータの作業負荷を軽減するため、ユーザからの注文を受け、その注文内容に基づいて、注文物を作成するのに必要となる、プリンタに対する印刷指示を行う印刷ジョブ、ユーザが指定した後加工をニアラインフィニッシャへ指示するための後処理ジョブを、印刷システムが自動で生成する技術も提供されている(特許文献1参照)。
特許第5759197号公報
一方で、POD(Print On Demand)の印刷室では、1つの仕上がりページを、用紙に対して複数個並べて出力することを目的とした多面付けが行われることがある。この多面付けは、注文物を作成するのに必須ではないが、コスト削減のために、オペレータの判断により、注文時にユーザがアップロードした原稿データに対して、DTPソフトや、プリプレスアプリケーション等を用いて行われる。ユーザが注文時にアップロードした原稿データに対して、印刷室内で、このような多面付けを行った場合、オペレータは、プリンタから出力された出力用紙を、(ユーザが注文時に指定した後加工を行う前に)ニアラインフィニッシャ等により断裁する必要が生じる。
上述した特許文献1の技術では、注文時にユーザが指定した後加工を実現するのに必要な後処理ジョブについては、印刷システムにおいて自動で生成される。しかし、特許文献1の技術では、印刷室内でオペレータの判断により行われたコスト削減のための多面付けを本来の仕上がりサイズに断裁するための後処理ジョブ(断裁指示ジョブ)を、自動で生成することはできない。そのため、従来では、多面付けを断裁するための後処理(断裁処理)指示は、オペレータが手動により、ニアラインフィニッシャに対して行う必要があり煩雑であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザからの注文情報に含まれない多面付けが行われた場合でも、オペレータが、印刷された用紙を本来の仕上がりサイズに断裁する後処理ジョブを手動で後処理デバイスに指示する必要を無くし、オペレータの利便性を向上し作業を容易にすることができる仕組みを提供することである。
本発明は、印刷デバイスに対する印刷指示を含む印刷ジョブと、後処理デバイスに対する後加工指示を含む後処理ジョブとを含む関連する複数のジョブを管理し、処理用デバイスに対して送信可能な情報処理装置であって、印刷ジョブに含まれる原稿データが、1つの仕上がりページを用紙に対して複数個並べて出力する多面付けがなされた原稿データか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により多面付けがなされた原稿データであると判断された場合、該多面付けがなされた原稿データが印刷出力された用紙を断裁して該多面付けがなされる前のサイズに加工するために後処理デバイスに対して後加工指示を行う後処理ジョブを生成する生成手段と、を有し、前記生成手段により生成された後処理ジョブを含む関連する複数のジョブを管理し、それぞれ処理用デバイスに対して送信制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザからの注文情報に含まれない多面付けが行われた場合でも、オペレータが、印刷された用紙を本来の仕上がりサイズに断裁する後処理ジョブを手動で後処理デバイスに指示する必要を無くし、オペレータの利便性を向上し作業を容易にすることができる。
本実施例の印刷システムの構成を例示する図 ホストコンピュータ及びプリンタのハードウェア構成図 プリプレスアプリケーションのUI画面例 プリプレスアプリケーションのUI画面例 ジョブ管理アプリケーションのジョブ管理画面例 ジョブ管理アプリケーションのジョブ管理画面例 ジョブ管理アプリケーションのジョブ管理画面例 ジョブ管理アプリケーションの振り分け条件設定ウィンドウ画面例 ジョブ管理アプリケーションのデバイス登録画面例 ジョブ表示処理のフローチャート ジョブ分割処理のフローチャート デバイス決定処理のフローチャート デバイス決定処理のフローチャート 後処理ジョブ2生成処理のフローチャート ジョブ送信処理のフローチャート ニアラインフィニッシャへのジョブ送信処理のフローチャート ジョブ管理アプリケーションの出力結果例 ジョブ管理アプリケーションの出力結果例 ジョブ管理アプリケーションのフロー図 ジョブチケット等を例示する図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施例を示す印刷システムの構成を例示する図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムでは、印刷システムを構成している各装置がネットワーク103を介して通信可能に接続されている。印刷システムを構成している各装置とは、例えば、ホストコンピュータ(HOST)101、プリンタ(Printer)102、ニアラインフィニッシャ(Near-Line Finisher)104等である。この例では、複数のプリンタ102と複数のニアラインフィニッシャ104がネットワーク103へ接続されている場合が示されている。
本実施例の印刷システムにおいては、ネットワーク103を介して、ホストコンピュータ101から、プリンタ102に対して画像データ(原稿データ)を含む印刷ジョブを送信することで、プリンタ102で画像の印刷を行うことが可能である。
また、ホストコンピュータ101から、ニアラインフィニッシャ104に対して後処理ジョブを送信する。そして、プリンタ102から排紙された出力用紙をニアラインフィニッシャ104へセットすることで、プリンタ102から排紙された出力用紙に対してニアラインフィニッシャ104で後処理を行うことが可能である。
図2(a)は、図1に示すホストコンピュータ101のハードウェア構成を示すブロック図である。
ホストコンピュータ101は、CPU201、RAM202、ROM210、HDD203、I/Oインターフェース204、NIC205、バス206を有する。
CPU201は、ROM210やHDD203に格納された各種プログラム(例えば、オペレーティングシステム(OS)や一般のアプリケーションプログラムなど)を実行し、バス206に接続されている各デバイスを総括的に制御する。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。I/Oインターフェース(I/O IF)204は、I/Oインターフェース204に接続されるディスプレイ(不図示)の表示や、タッチパネル、キーボード、ポインティングデバイスからのキー入力等を制御する。NIC205は、ネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
HDD203は、OSや文書ファイルを作成するためのアプリケーションプログラム、および各種データを記憶するとともに、プリプレスアプリケーション207、ジョブ管理アプリケーション208、ジョブ生成モジュール209も記憶している。なお、HDDの代わりに、又は併設して、SSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていてもよい。
ジョブ生成モジュール(Job Generating Module)209は、ユーザからの注文情報に基づいて、印刷ジョブの生成を自動で行う機能を持つ。ジョブ生成モジュール209により生成された印刷ジョブには、片面/両面印刷、とじ方向/開き方向、プリンタ付属のフィニッシャを使用した後加工(ステイプル/パンチ/中とじ製本/くるみ製本など)の各種の設定情報が含まれている。
プリプレスアプリケーション(Prepress Application)207は、ジョブ生成モジュール209で生成された印刷ジョブを読み込み、プレビュー表示しながら、コンテンツPDF編集・印刷設定を行う機能等を持つ。
ジョブ管理アプリケーション(Job Management Application)208は、プリプレスアプリケーション207から送信された印刷ジョブを管理し、複数のプリンタやニアラインフィニッシャに対してジョブを送信する機能を持つ。
なお、本実施例では、ジョブ生成モジュール209、プリプレスアプリケーション207、ジョブ管理アプリケーション208を1つのホストコンピュータ101に保持する構成となっている。しかし、これらを、それぞれ異なるホストコンピュータに保持する構成等であってもよい。
また、ホストコンピュータ101は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末等の情報処理装置に、207〜209に示したようなアプリケーションを含む各種プログラムをインストールすることにより構成可能である。
図2(b)は、プリンタ102のハードウェア構成を例示する図である。
プリンタ102は、印刷ユニット301、CPU303、ROM304、RAM305、I/Oインターフェース306、NIC307、バス308、給紙部309、インサータ310、フィニッシャユニット311、排紙部(スタッカ)302等を有する。
プリンタ102は、CPU303により制御され、ROM304内のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等に基づいてバス308に接続される印刷ユニット(プリンタエンジン)301に出力情報としての画像信号を出力する。ROM304内には、CPU303の制御プログラムや、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ、ホストコンピュータ上で利用される情報等が記憶されている。CPU303は、I/Oインターフェース306を介して、ホストコンピュータ101との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ101に通知できる。RAM305は、CPU303の主メモリや、ワークエリア等として機能する。
印刷ユニット301には、給紙部309や、インサータ310、フィニッシャユニット311、排紙部(スタッカ)302等が備えられており、大量枚数の印刷および排紙にも対応できるようになっている。給紙部309は、印刷時に使用する用紙をセットするためのものである。インサータ310は、印刷時に適宜用紙を挿入するためのものである。フィニッシャユニット311は、印刷後の出力用紙に対して、ステイプル、中とじ、くるみ製本等の後処理を行うためのものである。排紙部302は、印刷された出力用紙を積載するためのものである。このプリンタ102の排紙部302は、ニアラインフィニッシャ104付属のベルトコンベアで直接接続されていることもある。この場合、プリンタ102から排紙された出力用紙を、人を介さずに、ニアラインフィニッシャ104へセットすることも可能となる。
<プリプレスアプリケーション207>
次に、図3、図4を用いて、プリプレスアプリケーション207のUI画面について説明する。
図3は、プリプレスアプリケーション207により提供されるドキュメント全体の設定ウィンドウを例示する図である。このUI画面は、プリプレスアプリケーション207に対するユーザの指示に応じて、プリプレスアプリケーション207の制御により、ホストコンピュータ101のディスプレイ(不図示)に表示される。
プリプレスアプリケーション207では、原稿PDFの編集、ヘッダ・フッタの追加、スタンプ画像の追加、ページ入れ替えなどの他、図3の「ドキュメント全体の設定」ウィンドウにて、面付け、フィニッシング設定など、各種印刷設定を行うことができる。例えば、印刷室のオペレータは、この図3の「ドキュメント全体の設定」ウィンドウにて、1つの仕上がりページを、用紙に対して複数個並べて出力することを目的とした多面付けが行うことができる。この多面付けは、注文物を作成するのに必須ではないが、コスト削減等のために、オペレータの判断により、注文時にユーザがアップロードした原稿データに対して行われることがある。
図3(a)は、「ドキュメント全体の設定」ウィンドウにおいて用紙設定シートを表示した状態を例示するものである。このシートでは、主に出力用紙におけるレイアウトを決めるための設定を行うことができ、出力用紙サイズとその向き、仕上がりサイズとその向き、多面付け(縦M個×横N個のレイアウト)、トンボ/ドブなどの設定を行うことができる。なお、トンボとは、印刷物を作成する際に仕上りサイズに断裁するための位置を表すマークを示す。また、ドブとは、仕上りサイズに対して端まで色や写真などの絵柄を配置したい場合(即ち、用紙の端まで印刷したい場合)に仕上りサイズよりも少し(例えば3mm程度)大きめに絵柄を配置する領域を示すものである。なお、ドブは、裁ち落とし領域、又は、塗り足し領域とも呼ばれる。ここで、図15A、図15Bを用いて、多面付け設定を行った場合の出力結果について説明する。
図15A、図15Bは、プリプレスアプリケーション207で、原稿PDFに対して多面付け設定を行った場合の出力結果を例示する図である。多面付け設定を行った場合、オペレータは、プリンタからの出力結果に対し、ニアラインフィニッシャなど後処理装置で断裁を行う必要がある。
図15A(a)のように"トンボ"および"ドブ"が無い多面付け(いわゆる"断ち割り面付け")の場合は、用紙の中央を断裁する"断ち割り"を行う必要がある。
また、図15A(b)のように"トンボ"のある多面付けの場合は、仕上がりページの周囲をトンボの位置で断裁を行う必要がある。
図3(b)は、仕上げシートを表示した状態を例示するものである。このシートでは、片面/両面印刷、とじ方向/開き方向などの印刷設定や、プリンタ付属のフィニッシャを使用した後加工(ステイプル/パンチ/中とじ製本/くるみ製本など)の指定など、主にプリンタ付属のフィニッシャに対する後処理設定を行うことができる。
図3(c)は、印刷品質シートを表示した状態を例示するものである。このシートでは、ドキュメントに対するカラーモードに関する設定(モノクロ/カラー設定)を行うことができる。
なお、本実施例の印刷システムでは、ジョブ生成モジュール209が注文情報に基づいて必要な印刷設定を自動で行う(印刷ジョブを自動で生成する)。そのため、プリプレスアプリケーション207の「ドキュメント全体の設定」ウィンドウ(UI画面)を用いた、印刷設定および後処理設定は必須ではない。しかし、上述したように、コスト削減等のために印刷室のオペレータ等の判断により、注文時にユーザがアップロードした原稿データに対して、「ドキュメント全体の設定」ウィンドウを用いて、多面付け等が行われる場合がある。
次に、プリプレスアプリケーション207の印刷ジョブ送信処理について説明する。
本実施例のプリプレスアプリケーション207は、JDFフォーマットのジョブチケットによりプリンタに対する印刷指示を行うことが可能である。JDFとはJob Definition Formatの略で、印刷業界における製版、印刷、後加工の工程・処理を統合し、統括的な業務支援の実現及び効率的な業務運用を目指した共同組織であるCIP4が策定した業界標準のジョブチケットのことである。
図4は、本実施例の印刷システムのプリプレスアプリケーション207による「ジョブ送信」ウィンドウを例示する図である。このUI画面は、プリプレスアプリケーション207に対するユーザの指示に応じて、プリプレスアプリケーション207の制御により、ホストコンピュータ101のディスプレイ(不図示)に表示される。
ユーザは、この「ジョブ送信」ウィンドウ500により、図3の「ドキュメント全体の設定」ウィンドウ画面で設定を行った後のドキュメントの印刷実行を行うことが可能である。
図4において、「ジョブ送信先」501では、印刷ジョブの送信先を指定することができる。ここでは、プリンタ102や、ジョブ管理アプリケーション208を指定することができる。ユーザによって、「OK」ボタン503により印刷実行の指示がなされると、プリプレスアプリケーション207は、ドキュメントの画像データ(原稿データ)と、プリンタに対する印刷処理および後処理を制御するためのジョブチケットであるJDFを生成する。そして、プリプレスアプリケーション207は、注文情報(本実施例ではPrintTalk形式で記載)とJDFと画像データとを含む印刷ジョブを、「ジョブ送信先」501で指定された送信先へ送信する。ここで送信される印刷ジョブは、プリンタに対する印刷指示を行うための印刷ジョブ(1つ以上)を含む1つの注文を構成する印刷ジョブである。
<ジョブ管理アプリケーション208>
次に、本実施形態に係るジョブ管理アプリケーション208について説明する。
ジョブ管理アプリケーション208は、プリプレスアプリケーション207などから送信された複数の印刷ジョブを一括して管理し、指定された出力先デバイスへジョブ送信することが可能である。また、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブ投入時に、予め登録されている振り分け条件に基づいて、プリプレスアプリケーション207で生成された(後処理指示を含む)印刷ジョブから、後処理指示のみを含む後処理ジョブを生成し、ニアラインフィニッシャに対して送信実行することも可能となっている。即ち、ジョブ管理アプリケーション208は、印刷デバイスに対する印刷指示を含む印刷ジョブと、後処理デバイスに対する後加工指示を含む後処理ジョブとを含む関連する複数のジョブを管理し、処理用デバイスに対して送信可能である。
図5A〜図5Cは、本実施例のジョブ管理アプリケーション208が提供するジョブ管理画面600を例示する図である。このUI画面は、ジョブ管理アプリケーション208に対するユーザの指示に応じて、ジョブ管理アプリケーション208の制御により、ホストコンピュータ101のディスプレイ(不図示)に表示される。
図5A〜図5Cに示すように、ジョブ管理画面600は、ジョブリスト部601と、ジョブ送信ボタン602、閉じるボタン603、ジョブ選択ボタン604、全選択ボタン605、セッティングボタン606等を有する。ジョブリスト部601は、ジョブ管理アプリケーションで管理する印刷ジョブおよび後処理ジョブを一覧で表示する。ジョブ送信ボタン602は、選択されている印刷ジョブおよび後処理ジョブを出力先プリンタまたはニアラインフィニッシャに対して送信実行するためのものである。閉じるボタン603は、ジョブ管理画面600を閉じるためのものである。ジョブ選択ボタン604は、ジョブを選択するためのものである。全選択ボタン605は、ジョブリスト部601上に表示されているジョブを全選択するためのものである。
ジョブリスト部601では、プリプレスアプリケーション207から送信された印刷ジョブ、および、ジョブ管理アプリケーション208が生成した後処理ジョブと、それらの各ジョブに対して設定されている出力先デバイス、部数、印刷ジョブに含まれるページ数、ジョブのステータスなどを表示している。図5B、図5Cにジョブ表示の例を示しているが詳細は後述する。
なお、出力先デバイスや部数については必要に応じて、このジョブリスト部601でユーザが変更することが可能となっている。そして、ユーザは、ジョブ選択ボタン604で複数のジョブを選択して、ジョブ送信ボタン602を押下することにより、印刷ジョブおよび後処理ジョブを一括して、指定されている出力先デバイスに送信する指示を行うことが可能となっている。
セッティングボタン606は、各種設定等を行うためのボタンであり、このボタンを指示することにより、例えば設定メニュー(不図示)が表示される。この設定メニューにおいて、振り分け条件の設定を選択すると、振り分け条件設定ウィンドウ画面(図6)が表示される。また、上記設定メニューにおいて、プリンタの登録を選択すると、プリンタ登録画面(図7(a))が表示される。また、上記設定メニューにおいて、ニアラインフィニッシャの登録を選択すると、フィニッシャ登録画面(図7(b))が表示される。
図6は、ジョブ管理アプリケーション208が提供する、振り分け条件の設定を行うための振り分け条件設定ウィンドウ画面を例示する図である。このUI画面は、ジョブ管理アプリケーション208に対するユーザの指示に応じて、ジョブ管理アプリケーション208の制御により、ホストコンピュータ101のディスプレイ(不図示)に表示される。
利用者は、この画面で、振り分け条件となる1つ以上の印刷設定と、その条件に当てはまる印刷設定を含むジョブの印刷処理を行うためのプリンタや、後処理を行うためのニアラインフィニッシャを設定することができる。この条件により、プリプレスアプリケーション207から新しい印刷ジョブが投入された際に、条件に基づいてジョブ管理アプリケーション208側で自動的に、印刷処理を行うプリンタと、後処理を行うニアラインフィニッシャを割り当てることが可能となる。さらに、新たに投入された印刷ジョブのジョブチケットに含まれる印刷設定において、登録されている振り分け条件において後処理をニアラインフィニッシャで行う設定が行われている場合には、後処理指示を含む印刷ジョブから、後処理指示のみを含む後処理ジョブ(後処理ジョブ1と呼ぶ)が生成(分離)され、ジョブリスト部601へ表示される。
図6において、振り分け条件名701は、新規に作成する条件名を指定するためのエリアである。
条件702は、振り分け条件として1つ以上の印刷設定を指定するエリアである。条件としては、例えば、カラー・モノクロ属性、サドルステッチ設定の有無、くるみ製本設定の有無の他、ページ数が15枚以上含まれているかなども設定することができる。
デバイス703は、当該振り分け条件に当てはまるジョブの印刷処理を行うプリンタと、後処理を行うニアラインフィニッシャを指定するためのエリアである。ここでは、印刷処理を行うプリンタおよび後処理を行うニアラインフィニッシャをそれぞれ2台以上ずつ設定することも可能となっている。
優先度オプション704では、印刷処理を行うプリンタと後処理を行うフィニッシャがどちらも2台以上ずつ指定されている場合に、どちらを優先的決定するかを指定することが可能となっている。
図7は、ジョブ管理アプリケーション208が提供するプリンタ、および、ニアラインフィニッシャをジョブ管理アプリケーション208に対して登録するためのウィンドウ画面の一例を示す図である。
図7(a)は、プリンタを登録するための画面であるプリンタ追加画面800に対応する。また、図7(b)は、フィニッシャを登録するための画面であるフィニッシャ追加画面810に対応する。これらのUI画面は、ジョブ管理アプリケーション208に対するユーザの指示に応じて、ジョブ管理アプリケーション208の制御により、ホストコンピュータ101のディスプレイ(不図示)に表示される。
利用者は、これらの画面で、ジョブ管理アプリケーション208からジョブの送信先としたいプリンタとニアラインフィニッシャを1つ以上ずつ登録することが可能となっている。このプリンタ追加画面800やフィニッシャ追加画面810において、登録されたプリンタやフィニッシャは、ジョブ管理画面600において表示されるようになり、利用者により手動でも選択することが可能となる。
プリンタ追加画面800において、プリンタ名801は、新規に追加するプリンタ名を指定するためのエリアである。IPアドレス802は、このプリンタのIPアドレスを指定するためのエリアである。803は、このプリンタを振り分け条件の設定で後処理工程を行うデバイスとして選択可能にする場合にチェックする。804は、このプリンタをジョブ管理アプリケーション208において利用可能にする場合にチェックする。OKボタン805は、この画面の内容でプリンタの登録を実行するためのものである。キャンセルボタン806は、この画面によるプリンタの登録をキャンセルするためのものである。
フィニッシャ追加画面810において、フィニッシャ名811は、新規に追加するフィニッシャ名を指定するためのエリアである。IPアドレス812は、このフィニッシャのIPアドレスを指定するためのエリアである。モデル813は、このフィニッシャのモデルを指定するためのエリアである。814は、このフィニッシャがコンベアでプリンタと接続されていることを示す設定と、接続されているプリンタを指定するためのエリアである。815は、このフィニッシャをジョブ管理アプリケーション208において利用可能にする場合にチェックする。OKボタン816は、この画面の内容でフィニッシャの登録を実行するためのものである。キャンセルボタン817は、この画面によるフィニッシャの登録をキャンセルするためのものである。
以下、図8のフローチャートを用い、ジョブ管理アプリケーション208に、プリプレスアプリケーション207から新しい印刷ジョブが投入された際のジョブリスト部601への印刷ジョブおよび後処理ジョブの表示処理について説明する。
図8は、ジョブ管理アプリケーション208によるジョブリスト部601へのジョブ表示処理を例示するフローチャートである。図8、及び後述する図9〜図14に示すフローチャートの処理は、ホストコンピュータ101のCPU201がHDD203に格納されたジョブ管理アプリケーション208等のプログラムを実行することにより実現されるものである。以下、これらのフローチャートでCPU201がジョブ管理アプリケーション208に基づいて実行する処理を、ジョブ管理アプリケーション208を主体として説明する。
ユーザによりプリプレスアプリケーション207の「ジョブ送信」ウィンドウ500(図4)より印刷実行が行われ、印刷ジョブが投入されると、ジョブ管理アプリケーション208は、該投入された印刷ジョブを受信し、本フローチャートの処理を開始する。ここで受信される印刷ジョブは、プリンタに対する印刷指示を行うための印刷ジョブ(1つ以上)を含む1つの注文を構成する印刷ジョブである。
S901において、ジョブ管理アプリケーション208は、プリプレスアプリケーション207から受信した印刷ジョブのうち未処理の印刷ジョブを取得する。ここで取得される印刷ジョブには、上述したように、ドキュメントの画像データと、プリンタに対する印刷処理および後処理を制御するためのジョブチケットであるJDF、ユーザからの注文情報(本実施例ではPrintTalk形式で記載)が含まれる。
S902において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S901で取得した印刷ジョブ(以下、当該印刷ジョブ)に含まれるジョブチケット(JDF)から、ジョブ情報(具体的には、ジョブNo,ジョブ名、部数、ページ数、印刷設定情報など)を取得する。
次に、S903において、ジョブ管理アプリケーション208は、振り分け条件に基づいたジョブ分割処理(詳細は図9で示す)を行う。
次に、S904において、ジョブ管理アプリケーション208は、登録されている振り分け条件に基づいて、当該印刷ジョブの印刷処理を行うためのプリンタと、後処理を行うためのフィニッシャを決定するデバイス決定処理(詳細は図10〜図11で示す)を行う。
次に、S905において、ジョブ管理アプリケーション208は、多面付けが行われていた場合に必要となる断裁指示ジョブを追加生成する後処理ジョブ2生成処理(詳細は図12で示す)を行う。
次に、S906において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブに関する情報(上記S902で取得した情報)をジョブリスト部に表示する。
さらに、S907において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブが最終ジョブか(未処理の印刷ジョブがある)否かを判断する。そして、最終ジョブでない(未処理の印刷ジョブがある)と判断した場合(S907でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S901に処理を戻し、後続の未処理の印刷ジョブに対して同様の処理を行う。
一方、最終ジョブである(未処理の印刷ジョブがない)と判断した場合(S907でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、本フローチャートの処理を終了する。
図9は、図8のS903に示した振り分け条件に基づいたジョブ分割処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1001において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブのジョブ情報を解析する。
次に、S1002において、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブ管理アプリケーション208に登録されている振り分け条件を取得する。
次に、S1003において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1002で解析したジョブ情報と上記S1002で取得した振り分け条件とを比較し、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在するか否かを判断する。そして、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在すると判断した場合(S1003でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1004に処理を進める。
S1004において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件において、後処理デバイスが1つ以上選択されているか否かを判断する。後処理デバイスが1つ以上選択されていると判断した場合(S1004でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1005に処理を進める。
S1005において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブ(即ちプリプレスアプリケーション207から受信した(後処理指示を含む)印刷ジョブ)から、後処理指示のみを含む後処理ジョブ1を生成し、当該印刷ジョブから分離する。即ち、当該印刷ジョブを、印刷指示のみを含む印刷ジョブと、後処理指示のみを含む後処理ジョブ1とに分割する。
さらに、S1006において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1005で分離された印刷ジョブと後処理ジョブ1を、ジョブリスト部601へ表示し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1004において、後処理デバイスが1つも選択されていないと判断した場合(S1004でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1007に処理を進める。また、上記S1003において、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在しないと判断した場合(S1003でNoの場合)にも、ジョブ管理アプリケーション208は、S1007に処理を進める。
S1007において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブをジョブリスト部601へ表示し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S1006およびS1007では、プリプレスアプリケーション207から受信した印刷ジョブが、複数の異なるパーツの印刷ジョブから構成されている場合(例えば、表紙ジョブと本文ジョブから構成される場合など)には、その全てのジョブをジョブリスト部601へ表示するものとする。
図10は、図8のS904に示したデバイス決定処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1101において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブのジョブチケット情報を解析する。
次に、S1102において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1101で解析したジョブ情報に基づいて、当該ジョブに後処理ジョブが存在するか否かを判断する。そして、後処理ジョブが存在すると判断した場合(S1102でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1103へ処理を進める。
S1103において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブに対応する振り分け条件の優先度オプション(図6の704)として、後処理デバイス優先が選択されているか否かを判断する。そして、後処理デバイス優先が設定されていると判断した場合(S1103でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1104へ処理を進める。
S1104において、ジョブ管理アプリケーション208は、後処理デバイス決定処理(詳細は図11(a)で示す)を行い、S1105において、印刷処理用デバイス決定処理(詳細は図11(b)で示す)を行う。そして、本フローチャートの処理を終了する。
一方、S1103において、後処理デバイス優先が選択されていない(即ち、印刷デバイス優先が設定されている)と判断した場合(S1103でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1106へ処理を進める。
S1106において、ジョブ管理アプリケーション208は、印刷処理用デバイス決定処理(上記S1105と同一の処理)を行い、S1107において、後処理デバイス決定処理(上記S1104と同一の処理)を行う。そして、本フローチャートの処理を終了する。
また、上記S1102において、当該ジョブに後処理ジョブ存在しないと判断した場合(S1102でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1105において、印刷処理用デバイス決定処理を行う。そして、本フローチャートの処理を終了する。
図11(a)は、図9のS1104、S1107に示した後処理デバイス決定処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1201において、ジョブ管理アプリケーション208は、登録されている振り分け条件に当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在するか否かを判断する。そして、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在すると判断した場合(S1201でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1202に処理を進める。
S1202において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件において、後処理デバイスが2台以上選択されているか否かを判断する。そして、後処理デバイスが2台以上選択されていない(1台しか選択されていない)と判断した場合(S1202でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1203に処理を進める。
S1203において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブで用いる後処理デバイスを、選択されている後処理デバイスに決定し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1202において、後処理デバイスが2台以上選択されていると判断した場合(S1202でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1204に処理を進める。
S1204において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブで用いる後処理デバイスを、選択されている後処理デバイスの中で、現在割り当てられている後処理ジョブの数(厳密には1ジョブあたりの部数を積算したトータル部数)が最も少ないものに決定し、本フローチャートの処理を終了する。
また、上記S1201において、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在しないと判断した場合(S1201でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、何もせずに(後処理デバイス選択は不要と判断し)、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
図11(b)は、図9のS1105、S1106に示した後処理デバイス決定処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1210において、ジョブ管理アプリケーション208は、登録されている振り分け条件に当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在するか否かを判断する。そして、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在すると判断した場合(S1210でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1211に処理を進める。
S1211において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件において、印刷処理用デバイス(プリンタ)が選択されているか否かを判断する。そして、印刷処理用デバイスが選択されていると判断した場合(S1211でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1212に処理を進める。
S1212において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件において、印刷処理用デバイスが2台以上選択されているか否かを判断する。そして、印刷処理用デバイスが2台以上選択されていない(1台しか選択されていない)と判断した場合(S1212でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1213に処理を進める。
S1213において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブで用いる印刷処理用デバイスを、選択されている印刷処理用デバイスに決定し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、印刷処理用デバイスが2台以上選択されていると判断した場合(S1212でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1214に処理を進める。
S1214において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブで用いる印刷処理用デバイスを、選択されている印刷処理用デバイスの中で、現在割り当てられている印刷ジョブの数(厳密には1ジョブあたりのページ数を積算したトータルページ数)が最も少ない印刷処理用デバイスに決定し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S1211において、印刷処理用デバイスが選択されていないと判断した場合(S1211でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1215に処理を進める。また、上記S1210において、当該印刷ジョブの印刷設定に対応する振り分け条件が存在しないと判断した場合(S1210でNoの場合)にも、ジョブ管理アプリケーション208は、S1215に処理を進める。
S1215において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブで用いる印刷処理用デバイスを、ジョブ管理アプリケーション208に登録されている利用可能な全ての印刷処理用デバイスの中で、現在割り当てられている印刷ジョブの数(厳密には1ジョブあたりのページ数を積算したトータルページ数)が最も少ない印刷処理用デバイスに決定し、本フローチャートの処理を終了する。
本実施例のジョブ管理アプリケーション208は、プリプレスアプリケーション207から新規にジョブが投入された印刷ジョブについて、該ジョブに含まれる注文情報とジョブチケット情報などから、原稿データに対して多面付けが行われているかを判断する。そして、多面付けが行われていると判断した場合には、注文情報に含まれる後加工をニアラインフィニッシャに対して指示するための後処理ジョブ(S1005で生成される「後処理ジョブ1」)を生成する。ジョブ管理アプリケーション208は、「後処理ジョブ1」に加え、多面付けを元の原稿データサイズに断裁するための後処理ジョブ(これを「後処理ジョブ2」と呼ぶ)を生成し、これらのジョブをジョブ管理アプリケーション208のUI画面へ表示する。
図16は、ジョブ管理アプリケーション208による後処理ジョブ1および後処理ジョブ2が生成される流れを説明する図である。
図16の例は、ジョブ管理アプリケーション208に投入された注文ジョブに含まれる原稿データが図15A、図15Bに示すような多面付けが行われ、さらに注文時にユーザから後加工として「くるみ製本」が指定されている(すなわち注文情報に含まれる後加工情報として「くるみ製本」が含まれている)ケースを示している。
このケースでは、ジョブ管理アプリケーション208において、後処理ジョブ1と、後処理ジョブ2とが生成され、さらに、後処理ジョブ1は製本機へ、後処理ジョブ2は断裁機へ送信されていることが判る。
なお、後処理ジョブ1は、注文情報で指定されている後加工(くるみ製本)をニアラインフィニッシャ(製本機)に対して指示するための後処理ジョブである。
また、後処理ジョブ2は、プリンタからの出力結果(多面付けが行われている)の用紙をくるみ製本の後加工を施す前に、元の原稿データのサイズに断裁するための後処理ジョブである。
以下、図12のフローチャートを用いて、図8のS905の詳細にあたる、ニアラインフィニッシャ(断裁機)に対して、多面付けを原稿データサイズへ断裁指示するための後処理ジョブ2を、生成する処理について説明する。
図12は、図8のS905に示した後処理ジョブ2生成処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1301において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブのジョブチケット情報を解析する。
次に、S1302において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該ジョブチケットに"面付け指示情報"が存在するか否かを判断する。ここで"面付け指示情報"は、図17(a)で示すようなJDFのCutBlock Resourceがその一例である。図17(a)の例は、図15B(c)に示すような、縦2×横2の多面付けが行われている場合のJDFの面付け指示情報に対応し、CutBlock Resource要素が4つ含まれている。図17は、ジョブチケット等を例示する図である。
そして、上記S1302において、面付け指示情報が存在していると判断した場合(S1302でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1304へ処理を進める。
S1304において、ジョブ管理アプリケーション208は、レイアウト(用紙に対する原稿データの配置)を解析し、判断する。面付け数の判断は、JDF内に存在するCutBlock Resourceの数等で判断する。例えば、JDF内にCutBlock Resourceが2つ以上存在する場合には、多面付けされていると判断する。そして、S1304の処理の後、ジョブ管理アプリケーション208は、S1305に処理を進める。
一方、上記S1302において、当該ジョブのジョブチケット情報には面付け指示情報が含まれていないと判断した場合(S1302でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1303へ処理を進める。
S1303において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該印刷ジョブの注文情報に含まれる"仕上がりサイズ情報"と、ジョブチケット情報に含まれる"用紙サイズ情報"とから、レイアウト(用紙に対する原稿データの配置)を解析し、判断する。
ここで"仕上がりサイズ情報"とは、ユーザにより注文時に指定される各種注文情報の一つであり、例えば図17(b)に示すようなPrintTalk形式で保存される最終仕上がりサイズを示す情報である。図17(b)の例では、"仕上がりサイズ情報"として、A4横(595×842pt)が指定されている。また、"用紙サイズ情報"とは、例えば図17(c)に示すような、印刷ジョブに含まれるJDFの用紙サイズ情報である。図17(c)の例では、"用紙サイズ情報"として、A3縦(1191×842pt)が指定されている。
なお、図15B(d)の例は、PrintTalkチケットに含まれる仕上がりサイズ情報がA4横(595×842pt)、JDFの用紙サイズ情報がA3縦(1191×842pt)であり、プリプレスアプリケーション207において、縦2×横1の多面付け(断ち割り面付け)が行われていることを示している。
この場合、以下の計算式により、縦方向の面付け数(M)、横方向の面付け数(N)を算出する。
縦方向の面付け数(M)→1191pt(420mm)/595pt(210mm)=2
横方向の面付け数(N)→842pt(297mm)/842pt(297mm)=1
このような計算結果に基づいて、ジョブ管理アプリケーション208は、面付け数を判断する。そして、S1303の処理の後、ジョブ管理アプリケーション208は、S1305に処理を進める。
なお、本実施例では、ジョブ管理アプリケーション208が注文情報から"仕上がりサイズ情報"、ジョブチケット情報から"用紙サイズ情報"を取得し、多面付けが行われているか判断する構成について説明した。しかし、プリプレスアプリケーション207から"仕上がりサイズ情報"を含むジョブチケットを含む印刷ジョブを取得し、ジョブチケットから"仕上がりサイズ情報"と"用紙サイズ情報"を取得し、多面付けが行われているか判断するように構成してもよい。
S1305において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1304又はS1303でのレイアウトの判断に基づいて、多面付け(多連面付け)が行われているか否かを判断する。
上記S1305において、多面付け(多連面付け)が行われていると判断した場合(S1305でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1306へ処理を進める。
S1306において、ジョブ管理アプリケーション208は、多面付け(多連面付け)を断裁するための断裁指示ジョブ(後処理ジョブ2)を生成する。
例えば、図15B(c)のような多面付けが行われている場合、トンボマークの位置で(各CutBlockの位置で)断裁する必要がある。この場合、図17(e)に示すような断裁指示情報を含むJDFが、後処理ジョブ2として生成される。
また、図15B(d)のような多面付けが行われている場合、用紙の中央で断ち割り断裁を行う必要がある。この場合、図17(d)に示すような断裁指示情報を含むJDFが、後処理ジョブ2として生成される。
次に、S1307において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1306で生成した断裁指示ジョブ(後処理ジョブ2)をジョブリスト部601へ表示し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1305において、多面付け(多連面付け)が行われていないと判断した場合(S1305でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
なお、ジョブ管理アプリケーション208は、プリプレスアプリケーション207から投入された印刷ジョブに基づいて生成した後処理ジョブ(後処理ジョブ1、後処理ジョブ2)に対し、後処理ジョブ間の処理順序を付けを行い、内部の管理情報(後処理順情報)として保持管理可能である。また、ジョブ管理アプリケーション208は、例えば、上述のように生成した後処理ジョブを、処理順序の早い順に表示するように制御する。
ここで、図5B、図5Cを用いて、プリプレスアプリケーション207から、複数のジョブがジョブ管理アプリケーション208へ送信された後の状態について説明する。図5B、図5Cは、プリプレスアプリケーション207から、複数のジョブがジョブ管理アプリケーション208へ送信された後の状態の一例に対応する。
図5Bによれば、「Manual-A」のジョブは、後処理ジョブ(くるみ製本ジョブ)が生成されており、後処理デバイスとして「PerfectBinder-2(くるみ製本機−2)」が選択されている。「Manual-A」の例では、製本タイプが「Bind(くるみ製本)」であるため、ジョブ管理アプリケーション208で生成された後処理ジョブには、くるみ製本の指示が含まれている。利用者は、このジョブリスト部601から、ジョブ選択ボタン604により複数のジョブを選択し、ジョブ送信ボタン602によりジョブ送信を実行する。これにより、「Manual-A」の印刷ジョブは「Printer1」へ、後処理ジョブは「PerfectBinder-2(くるみ製本機−2)」へ送信される。
なお、ジョブ管理アプリケーション208のジョブ管理画面600のジョブリスト部601では、印刷ジョブおよび後処理ジョブの送信先デバイスを手動により変更することも可能となっている。ただし、各ジョブについて変更可能なプリンタおよび後処理デバイスは、各ジョブにおいて該当する振り分け条件がある場合、その振り分け条件において選択されているプリンタおよび後処理デバイスに限られている。
一方、図5Cは、プリプレスアプリケーション207において、「Manual-A」のジョブの原稿データに対し、図15A、図15Bのような多面付け(多連面付け)が行われ、ジョブ管理アプリケーション208へジョブが投入された状態を示している。この場合、「Manual-A」のBodyジョブの後に、図5Bには無い後処理ジョブ(断裁ジョブ)がもう一つ生成されていることがわかる。利用者は、このジョブリスト部601から、ジョブ選択ボタン604により複数のジョブを選択し、ジョブ送信ボタン602によりジョブ送信を実行する。これにより、「Manual-A」の印刷ジョブは「Printer1」へ、1つ目の後処理ジョブは「Cutter-A(断裁機−A」へ、2つ目の後処理ジョブは「PerfectBinder-2(くるみ製本機−2)」へ送信される。
このとき、2つ目の後処理ジョブは、1つ目の後処理ジョブが「処理完了」ステータスとなるまで送信されない。即ち、ジョブ管理アプリケーション208は、1つ目の後処理ジョブが「処理完了」ステータスとなったら、自動的に2つ目の後処理ジョブを送信するように制御する。このようにすることで、ジョブ管理アプリケーション208は、オペレータが誤って、プリンタからの出力結果の用紙に対して、1回目の後処理を行う前に、2回目の後処理を先にニアラインフィニッシャで実行することないよう、後処理ジョブの送信タイミングを制御している。
なお、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブ管理画面600において、1つ目の後処理ジョブが「処理完了」ステータスとなるまでは、2つ目の後処理ジョブの選択を不可な状態とし、ジョブの個別選択によるジョブ送信が行われないように制御しもよい。
図13は、ジョブ管理アプリケーション208のジョブ送信処理を説明するためのフローチャートである。
まず、S1401において、ジョブ管理アプリケーション208は、ユーザにより図5のジョブ管理画面600のジョブ送信ボタン602が押下されると、S1402に処理を進める。
S1402において、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブリスト部601にある先頭のジョブ(当該ジョブ)について、ジョブ選択ボタン604により、送信対象ジョブとして選択されているか否か(チェックONとなっているか否か)を判断する。そして、送信対象として選択されていると判断した場合(S1402でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1403に処理を進める。
S1403において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該ジョブが後処理ジョブか否かを判断する。そして、後処理ジョブでない(すなわち印刷ジョブである)と判断した場合(S1403でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブ管理アプリケーション208は、S1405に処理を進める。
S1405において、ジョブ管理アプリケーション208は、ジョブリスト部601において当該ジョブの送信先として選択されているプリンタに対し、当該ジョブを送信し、S1406に処理を進める。
一方、S1403において、当該ジョブが後処理ジョブであると判断した場合(S1403でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1404に処理を進める。
S1404において、ジョブ管理アプリケーション208は、選択されているニアラインフィニッシャに対し、当該ジョブを送信し(詳細は図14に示す)、S1406に処理を進める。
次に、S1406において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該ジョブがジョブリスト部601にある最終ジョブであるか否かを判断する。そして、最終ジョブでないと判断した場合(S1406でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1402に処理を戻し、後続のジョブについて同様の処理を行う。
また、上記S1402において、送信対象ジョブとして選択されていない(チェックOFFである)と判断した場合(S1402でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、そのままS1406へ処理を進める。
以上の処理を、S1406において、ジョブリスト部601に存在する最終ジョブと判断するまで繰り返し、最終ジョブであると判断した場合(S1406でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、本フローチャートの処理を終了する。
図14は、図13のS1404に示したニアラインフィニッシャへのジョブ送信処理の詳細を例示するフローチャートである。
S1501において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該ジョブの属する論理ジョブには、後処理ジョブが2つ以上含まれているか否かを判断する。図5Cの例では、JobNo「0000001101」の「Manual-A」には、「断裁」と「くるみ製本」の2つの後処理ジョブが含まれている。
そして、後処理ジョブが2つ以上含まれていると判断した場合(S1501でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1502に処理を進める。
S1502において、ジョブ管理アプリケーション208は、当該ジョブの後処理順情報を取得する。
次に、S1503において、ジョブ管理アプリケーション208は、上記S1502で取得した後処理順情報に基づき、当該ジョブが属する論理ジョブに含まれる後処理ジョブのうち、当該ジョブが処理順が先頭の後処理ジョブか否かを判断する。そして、先頭の後処理ジョブであると判断した場合(S1503でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1505において、ニアラインフィニッシャへ送信する。
一方、上記S1503において、先頭の後処理ジョブではないと判断した場合(S1503でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1504へ処理を進める。
S1504において、ジョブ管理アプリケーション208は、1つ前の後処理ジョブのステータスが「処理完了」であるか否かを判断する。
そして、「処理完了」ステータスでないと判断した場合(S1504でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、1つ前の後処理ジョブが「処理完了」ステータスと判定されるまでこの判定処理を繰り返す。
そして、「処理完了」ステータスであると判断した場合(S1504でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1505において、ニアラインフィニッシャへ送信する。
一方、上記S1501において、当該ジョブには後処理ジョブが2つ以上ない(すなわち後処理ジョブが1つしか含まれていない)と判断した場合(S1501でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1505において、当該後処理ジョブをニアラインフィニッシャへ送信し、S1506に処理を進める。
S1506において、ジョブ管理アプリケーション208は、未処理の後処理ジョブがあるか否かを判断する。そして、未だ未処理の後処理ジョブがあると判断した場合(S1506でYesの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、S1504に処理を戻し、未処理の後処理ジョブについて同様の処理を行う。
一方、上記S1506において、未処理の後処理ジョブがないと判断した場合(S1506でNoの場合)、ジョブ管理アプリケーション208は、本フローチャートの処理を終了する。
このように、ジョブ管理アプリケーション208は1つの注文を構成するジョブにおいて、処理順序を有する後処理ジョブが2つ以上ある場合、1つ前の後処理ジョブが「処理完了」ステータスになるまで、次の後処理ジョブが送信されないように制御する。これにより、1つのジョブを、異なる後処理装置または1つの後処理装置で、2回以上、後処理するケースにおいて、オペレータがその"実行順序"を間違えるというミスを防ぐことができる。
以上のように、ジョブ管理アプリケーション208は、アプリケーションから送信された印刷ジョブに含まれるジョブに含まれるジョブチケットの情報から、ユーザから注文時に入稿された原稿データに対して、多面付け(多連面付け)が行われているか否かを判断する。そして、多面付けされていると判断した場合、注文情報に含まれる(ユーザが指定した)後加工を行うための後処理ジョブだけでなく、多面付けを断裁して元の各仕上がりサイズのデータに断裁するための断裁ジョブも自動生成する。これにより、印刷室等の都合で行われた多面付けを断裁するための後処理ジョブも自動で生成され、ジョブ管理アプリケーションから、ニアラインデバイスに対して一括して指示が行えるようになる。よって、ニアラインフィニッシャに対して手動でパラメータ指定する必要がなくなり、オペレータの利便性が向上する。さらに、ジョブ管理アプリケーション208は1つの注文を構成するジョブにおいて、処理順序を有する後処理ジョブが2つ以上ある場合に、上流の後処理ジョブが「処理完了」ステータスになるまでは、下流の後処理ジョブが送信できないように制御する。これにより、1つのジョブを、異なる後処理装置で(または1つの後処理装置で)、2回以上後処理するケースにおいて、オペレータがその"実行順序"を間違えるというミスを防ぐことができるという効果を奏する。
以上示したように、ユーザからの注文情報に含まれない多面付けが行われた場合でも、オペレータが、印刷出力された用紙を本来の仕上がりサイズに断裁する後処理ジョブを手動で後処理デバイスに指示する必要を無くし、オペレータの利便性を向上することができる。また、後処理ジョブの実行順に基づく送信制御により、複数回後処理を行うケースにおいて、オペレータがその実行順序を間違えるというミスを防ぎ、作業を容易にすることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 ホストコンピュータ
102 プリンタ
103 ニアラインフィニッシャ
208 ジョブ管理アプリケーション

Claims (9)

  1. 印刷デバイスに対する印刷指示を含む印刷ジョブと、後処理デバイスに対する後加工指示を含む後処理ジョブとを含む関連する複数のジョブを管理し、処理用デバイスに対して送信可能な情報処理装置であって、
    印刷ジョブに含まれる原稿データが、1つの仕上がりページを用紙に対して複数個並べて出力する多面付けがなされた原稿データか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により多面付けがなされた原稿データであると判断された場合、該多面付けがなされた原稿データが印刷出力された用紙を断裁して該多面付けがなされる前のサイズに加工するために後処理デバイスに対して後加工指示を行う後処理ジョブを生成する生成手段と、を有し、
    前記生成手段により生成された後処理ジョブを含む関連する複数のジョブを管理し、それぞれ処理用デバイスに対して送信制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 後処理デバイスに対する後加工指示を含む印刷ジョブから該後加工指示を分離して後処理ジョブを生成する分離手段を有し、
    前記生成手段により生成された後処理ジョブ、前記分離された後処理ジョブを含む関連する複数のジョブをそれぞれ処理用デバイスに対して送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記関連する複数のジョブに含まれる後処理ジョブ間の処理順序を管理可能なものであり、
    前に処理すべき後処理ジョブの処理が完了するまでは、後に処理すべき後処理ジョブを送信しないように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記生成手段により生成した後処理ジョブが、関連する他の後処理ジョブよりも前に処理すべき後処理ジョブとなるように前記後処理ジョブ間の処理順序を管理することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置で管理されている複数のジョブから処理用デバイスに送信するジョブを指示するための指示手段を有し、
    前記指示手段は、前に処理すべき後処理ジョブの処理が完了するまでは、後に処理すべき後処理ジョブを指示できないように制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判断手段は、前記印刷ジョブに含まれる、仕上がりページを用紙に対して配置する面付けを指示する面付け情報に基づいて、前記印刷ジョブに含まれる原稿データが、1つの仕上がりページを用紙に対して複数個並べて出力する多面付けがなされた原稿データか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記判断手段は、前記印刷ジョブに含まれる、仕上がりサイズを指示する仕上がりサイズ情報と、用紙サイズを指示する用紙サイズ情報とに基づいて、前記印刷ジョブに含まれる原稿データが、1つの仕上がりページを用紙に対して複数個並べて出力する多面付けがなされた原稿データか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 印刷デバイスに対する印刷指示を含む印刷ジョブと、後処理デバイスに対する後加工指示を含む後処理ジョブとを含む関連する複数のジョブを管理し、処理用デバイスに対して送信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    印刷ジョブに含まれる原稿データが、1つの仕上がりページを用紙に対して複数個並べて出力する多面付けがなされた原稿データか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより多面付けがなされた原稿データであると判断された場合、該多面付けがなされた原稿データが印刷出力された用紙を断裁して該多面付けがなされる前のサイズに加工するために後処理デバイスに対して後加工指示を行う後処理ジョブを生成する生成ステップと、
    指示に応じて、前記生成ステップにより生成された後処理ジョブを含む関連する複数のジョブをそれぞれ処理用デバイスに対して送信制御する送信ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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