JP5100350B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム。 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、印刷処理を制御する印刷制御装置に関する。
従来、文書処理システムにおいてユーザは、出力結果をプレビュー表示等で確認しながらデータを編集、又は、配置したりすることができる。また、制御可能な特定の出力機器においてユーザは、ステイプルやパンチ等、プリンタにおけるフィニッシング処理や印刷を指示することができる。
しかしながら、プリンタをフィニッシング制御する場合には、文書処理システムが、プリンタの制御方法を予め把握している必要がある。更に、プリンタの提供元から制御方法に関する情報を入手することができる場合に限り、プリンタをフィニッシング制御することができる。又は、制御方法が一般的に公開されているか、若しくは、規格化された一部の制御項目に限り、プリンタをフィニッシング制御することができる。従って、制御方法が不明であるプリンタに出力するために、プリンタの提供元が提供するプリンタドライバで、ユーザ自身が、印刷前に煩雑さを伴う必要な設定を逐次、行わなければならない。
そのような設定の煩雑さを低減するために、使用頻度が高い設定の組み合わせに名前付けして保存し、所望の設定をユーザが選択することにより、設定手順を簡略化する方法が、「お気に入り」という機能名称として広く知られている。
特許文献1においては、利用頻度の計測とプリンタドライバへの設定の反映及び利用頻度の極めて少ない設定項目又は/及び設定値の非表示の設定を行うことができるプリンタドライバが記載されている。このプリンタドライバによると、ユーザが使用しない設定項目や設定値を非表示とすることで、ユーザによる印刷画面上での設定をより容易にすることができると記載されている。また、特許文献2においては、プリンタ印刷初期設定とプリンタ印刷現在設定との違いであるプリンタ印刷差分設定を表示することができるので、プリンタの印刷設定内容の確認を効率的に行うことができるプリンタドライバが記載されている。また、特許文献3においては、以前に印刷したことがある文書であれば、文書名に関連付けて保存された前回の印刷条件を印刷設定の呼び出し時に反映することによって、設定手順を簡略化する方法が開示されている。更に、特許文献4においては、同一のユーザが以前に印刷したことがあれば、ユーザ名称に関連付けて保存された前回の印刷条件を印刷設定の呼び出し時に反映することによって、設定手順を簡略化する方法が開示されている。
しかしながら、「お気に入り」等の機能は、複数の設定を1回で実行できる点において設定手順を簡略化することができるが、ユーザ自身が印刷毎に、設定内容を把握して設定する必要がある。また、設定項目が複数になる場合も多く、操作が煩雑になってしまう。更に、様々な設定で印刷を行う場合に、それぞれの設定の組み合わせを「お気に入り」として事前に登録しておく必要があり、また、登録された多くの「お気に入り」の内から、適切な設定をユーザ自身が選択する必要がある。従って、多くの内から、適切な設定を選択することが難しくなってしまう。また、設定値の表示を制御したり、確認したりする方法においては、それぞれの設定値の意味を把握していることが前提となる。しかしながら、例えば、文書処理システムにおける印刷アプリケーションから(当該印刷アプリの製造元とは異なる)他社製のプリンタに出力する場合には、詳細な設定内容を認識することが難しい。また、文書名に関連付けて印刷設定を保存する方法においては、文書毎に少なくとも1回はユーザ自身が設定する必要があり、新たな文書を作成する度に設定する必要がある。また、出力先を変更する場合においてもユーザが新たに設定を行う必要がある。ユーザ名に関連付けて印刷設定を保存する方法においては、直前の1回の印刷設定を保存するだけであるので、実質的に印刷内容に合わせて毎回設定を行う場合が多い。また、出力先を変更する場合においては、ユーザが新たに設定を行う必要がある。
特開2006−252359号公報(段落[0039]) 特開2003−216362号公報(段落[0041]) 特開2001−350606号公報(段落[0026]) 特開平8−185294号公報(段落[0066])
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、アプリケーションからプリンタに出力する場合において、ユーザの利便性を向上することができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷制御装置は、書データに基づいて印刷装置に印刷させる印刷制御装置であって、ドライバ設定情報、該ドライバ設定情報に対応する印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報含む複数の設定ファイルを蓄積する蓄積手段と、前記文書データの印刷指示に応じて、印刷装置名に関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを前記蓄積手段により蓄積された前記複数の設定ファイルから検索する検索手段と、前記検索手段により当該一致するドライバ設定情報を含む前記設定ファイルが検索された場合に、当該検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の項目が前記文書データの印刷設定情報の項目に含まれるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により含まれると判定された場合、前記検索された設定ファイルを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記設定ファイルと前記文書データとに基づいて、前記印刷装置に出力する印刷データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションからプリンタに出力する場合において、ユーザの利便性を向上することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。本文書処理システムは、印刷制御装置100によって実現されている。以下、本発明の実施形態に係る文書処理システムの概要を、図1〜図12を参照して説明する。本文書処理システムにおいて、一般的なアプリケーションによって作成されたデータファイルは、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。また、本実施形態において、製本アプリケーションは、変換された電子原稿ファイルを編集する機能を提供する。
一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供する一般的なアプリケーションプログラムであり、印刷機能を有している。一般アプリケーション101は、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷するにあたって、オペレーティングシステム(OS)により提供される所定のインターフェースを利用する。作成されたデータを印刷する場合に、一般アプリケーション101は、OSに依存する形式の所定の出力コマンド(GDI関数)を、インターフェースを提供するOSの出力モジュールに送信する。出力コマンドを受けた出力モジュールは、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式にそのコマンドを変換し、変換されたコマンド(DDI関数)を出力する。出力デバイスが処理可能な形式はデバイスの種類やメーカ、機種などによって異なり、デバイス毎にデバイスドライバが提供されている。OSでは、そのようなデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行って印刷データを生成し、JL(Job Language:ジョブ言語)でくくることにより印刷ジョブを生成する。OSとして、例えば、マイクロソフト社のウインドウズ(Windows(登録商標))を利用する場合には、GDI(Graphic Device Interface)が出力モジュールとなる。
電子原稿ライタ102は、上述のデバイスドライバを改良したものであり、本実施形態における文書処理システムを実現するために提供されるソフトウェアモジュールである。但し、電子原稿ライタ102は、特定の出力デバイスを目的としておらず、後述する製本アプリケーション104やプリンタドライバ106で処理可能な形式に出力コマンドを変換することにより電子原稿ファイル103を生成する。電子原稿ライタ102による変換後の形式(以下、「電子原稿形式」ともいう)は、ページ単位の原稿を詳細な書式で表現可能であれば良い。実質的な標準形式として、例えば、アドビシステムズによるPDF形式や、SGML形式などが電子原稿形式として用いられても良い。一般アプリケーション101により電子原稿ライタ102を用いる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行する。
製本アプリケーション104は、電子原稿ライタ102が生成した新規の電子原稿ファイルを、後述する出力体裁の指定を備えた電子原稿ファイルとする。以下、この点を明確に識別する必要がある場合には、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを「電子原稿ファイル」とし、製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルを「ブックファイル」とする。一方、特に区別する必要がない場合には、一般アプリケーションにより生成されるドキュメントファイルと、電子原稿ファイルと、ブックファイルのいずれも文書ファイル(又は、文書データ)とする。
デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定し、一般アプリケーション101によってデータを印刷すると、アプリケーションデータは、一般アプリケーション101によって定義されたページ単位の電子原稿形式に変換される。変換されたアプリケーションデータは、電子原稿ファイル103としてハードディスク等の記憶媒体に格納される。以下、一般アプリケーション101によって定義されたページを、「論理ページ」又は「原稿ページ」ともいう。なお、ハードディスクは、本実施形態に係る文書処理システムを実現する印刷制御装置100が備えているローカルドライブであってもよいし、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
製本アプリケーション104は、「電子原稿ファイル」あるいは「ブックファイル」103を読み込み、それらを編集するための機能を利用者に提供する。製本アプリケーション104は、また、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造といった出力体裁を編集するための機能も提供している。製本アプリケーション104によって編集された電子原稿ファイル103を印刷する際に、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。
電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出す。電子原稿デスプーラ105は、読み出されたブックファイルに記述された形式で各ページを印刷するために、上述のOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107用のプリンタドライバ106が、デバイスドライバとして指定される。その後、出力モジュールは、指定されたプリンタ107のプリンタドライバ106を用いて、受信した出力コマンドをプリンタ107で解釈実行可能なデバイスコマンドに変換する。デバイスコマンドはプリンタ107に送信され、プリンタ107において、コマンドに応じた画像が印刷される。
図2は、図1に示す印刷制御装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク211からRAM202にロードされたOSや一般アプリケーション101、製本アプリケーション104などのプログラムを実行する。CPU201は、また、図1に示すソフトウェア構成や、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM202は、例えば、CPU201の主メモリ、ワークエリアとして機能する。キーボードコントローラ205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ206は表示部210の表示を制御する。なお、表示部210として、例えば、CRT、液晶、プラズマが用いられる。ディスクコントローラ207は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶するハードディスク211や不図示のフロッピー(登録商標)ディスク等との間のアクセスを制御する。プリンタコントローラ208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。ネットワークコントローラ212は、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。図2に示すように、CPU201〜ネットワークコントローラ212は、バス204によって接続されている。
製本アプリケーション104の詳細を説明する前に、上述の「ブックファイル」のデータ形式について説明する。本実施形態において、ブックファイルは、紙媒体の書物を模した3層の層構造を有している。3層の内、上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模しており、その本全般に係る属性が定義されている。上位層の下位に位置する中間層は、本でいう章に相当し、「章」と呼ばれる。各「章」について、章毎の属性が定義できる。中間層の下位に位置する下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムにおいて定義される各ページに相当する。各「ページ」ついてもページ毎の属性が定義できる。なお、1つの「ブック」は複数の「章」を含んでいてよく、また、1つの「章」は複数の「ページ」を含むことができる。
図3は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。図示されるブックファイルにおける「ブック」、「章」、「ページ」は、それぞれに相当するノードにより示されている。1つのブックファイルは、1つの「ブック」を含む。「ブック」、「章」は、「ブック」としての構造を定義するための概念であるので、定義された属性値と下位層へのリンクとを実体として含んでいる。「ページ」は、アプリケーションプログラムによって出力された「ページ」毎のデータを実体として有している。そのため、「ページ」は、その属性値の他、原稿ページの実体(原稿ページデータ)とそれぞれの原稿ページデータへのリンクを含んでいる。なお、紙媒体等に出力する際に、印刷ページが複数の原稿ページを含む場合がある。そのような構造に関しては、リンクによって表示されずに「ブック」、「章」、「ページ」の各階層における属性によって表示される。
図3の(A)に示すように、ブック301には、ブック属性が定義されているとともに、2つの章302A、302Bがリンクされている。そのリンクにより、章302A、302Bがブック301に包含されていることが表示される。更に、章302Aには、ページ303A、303Bがリンクされ、それらのページが含まれていることが示される。ページ303A、303Bには、それぞれのページの属性値が定義されるとともに、その実体である原稿ページデータ304A、304Bへのリンクが含まれる。それらのリンクにより、図3の(B)に示す原稿ページデータ304A、304Bが指定され、ページ303A、303Bの実体が、原稿ページデータ304A、304Bであることが示される。同様に、章302Bには、ページ303C、303Dが含まれるとともに、その実体である原稿ページデータ304C、304Dへのリンクが含まれている。それらのリンクにより、図3の(B)に示す原稿ページデータ304C、304Dが指定され、ページ303C、303Dの実体が、原稿ページデータ304C、304Dであることが示される。
図4は、図3に示すブック属性を説明する図である。本実施形態において、下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先的に採用される。そのため、ブック301にのみ含まれる項目に関しては、ブック301で定義された値が、そのブック全体を通して有効な値となる。一方、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有している。なお、図4に示す各項目は、具体的に1項目に対応する場合だけでなく、関連する複数の項目を含む場合もある。
図5は、図3に示す章属性を説明する図であり、図6は、図3に示すページ属性を説明する図である。ここで、章属性とページ属性との関係も、上述のブック属性と下位層の属性との関係と同様である。図4における、ブック301に固有の項目は、「印刷方法」、「製本詳細」、「表紙/裏表紙」、「インデックス紙」、「合紙」、「章区切り」の6項目である。それらの項目は、ブック全体を通して定義される項目である。「印刷方法」の属性として、「片面印刷」、「両面印刷」、「製本印刷」の3つの値を指定することができる。ここで、「製本印刷」とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束を綴り合わせることにより製本が可能となる形式で印刷する方法をいう。また、「製本詳細」の属性として、「印刷方法」で「製本印刷」が指定されている場合に、「見開き方向」や「束になる枚数」等を指定することができる。また、「表紙/裏表紙」の属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙及び裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び、付加された用紙への印刷内容の指定を含んでいる。また、「インデックス紙」の属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定及びインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含んでいる。この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが、使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは「合紙」の属性についても同様である。「合紙」の属性は、章の区切りとして、インサータから、又は、給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、及び、合紙を挿入する場合には、給紙元の指定などを含む。また、「章区切り」の属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含んでいる。「片面印刷」時においては、新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。「両面印刷」時においては、「新たな用紙の使用」を指定すれば連続する章が1枚の用紙に印刷されることは無いが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
図5に示す章属性に関しては、章に固有の項目はなく、全てブック属性と重複する。従って、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。上述のブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、「用紙サイズ」、「用紙方向」、「N−UP印刷指定」、「拡大縮小」、「排紙方法」の5項目である。その内の「N−UP印刷指定」の属性は、1枚の印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。ここで指定可能な配置としては、「1×1」、「1×2」、「2×2」、「3×3」、「4×4」などがある。「排紙方法」の属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は、使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
製本アプリケーション104は、電子原稿ファイルであるブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインターフェース(UI)画面を表示する。図7は、表示されたユーザインタフェース画面の一例を示す図である。画面700は、ブックの構造を示すツリー部701と、印刷された状態を表示するプレビュー部702とを含む。ツリー部701には、そのブックに含まれる章とそれぞれの章に含まれるページが、図3の(A)のような木構造で表示される。ツリー部701にはページ番号が表示されており、ページ番号は原稿ページの番号を示している。また、プレビュー部702には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序は、ブックの構造を反映したものとなっている。ユーザは、ユーザインタフェースによって、ブックファイルの章及びページに対して以下のような編集操作を行うことができる。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト
以上の他に、一旦行った編集操作を取り消す操作や、更に、取り消した操作をやり直す操作も可能である。これらの編集機能により、例えば、複数のブックファイルの統合や、ブックファイル内で章やページの再配置や、ブックファイル内における章やページの削除や、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入等の編集操作を行うことができる。これらの操作により、図4〜図6に示す属性、又は、ブックファイルの構造に操作結果が反映される。例えば、ブランクページの新規追加操作を行うと、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−UP印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
以上のように作成、編集されるブックファイルは、印刷出力を目的としている。ユーザが、図7に示す製本アプリケーションの画面700からファイルメニューを選択し、更に、印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力することができる。その場合に、電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーション104により作成されたブックファイルから、例えば、ウインドウズのGDIコマンドであるOSの出力コマンドを生成し、例えばGDIである出力モジュールに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によって、デバイスに適したコマンドを生成しデバイスに送信する。
図8は、製本アプリケーション104における印刷画面の一例を示す図である。図8のエリア801は、印刷に使用するプリンタ(プリンタドライバ)を指定するためのエリアであり、クライアントPCに登録設定されたプリンタドライバの中から選択することができる。エリア803は印刷したい部数を指定するためのエリアである。エリア802は、後述する図27の画面で設定されたプリンタに対する機能設定の内、エリア801で選択されたプリンタにその機能がない(互換性のない非互換部分)、又は、指示できない場合に、それらの機能項目を通知する。エリア802で通知された機能については、OKボタンを押下し印刷が実行された際に、製本アプリケーション104が一時的に設定を解除し、電子原稿デスプーラ105へ渡すブックファイルを生成する。本実施形態においては、このようにして、選択プリンタの能力に応じて処理できる範囲の印刷指示に変更してブックファイルを印刷することができる。これらの処理の詳細については、後述する。
図9は、一般アプリケーション101が扱う文書ファイルのデータ構造を説明する図である。この文書ファイルは、図1に示す電子原稿ファイル103に相当し、例えば、印刷制御装置100の外部メモリに記憶されている。図9において、領域901は文書の構造情報を示し、図7に示したユーザインタフェース画面のツリー部701に表示される文書の構造に関する情報が格納されている。領域902は文書の詳細設定情報を示し、文書全体に設定可能な情報が格納されている。領域903は章の詳細設定情報を示し、各章に設定可能な情報が格納されている。領域904はページの詳細設定情報を示し、ページ毎に設定可能な情報が格納されている。領域905は原稿情報を示し、各原稿ページの描画情報が格納され、また、図7に示すプレビュー部702に表示される情報がページ単位で格納されている。なお、この文書ファイルには、その他にも文書毎に必要な情報が含まれているが、ここではそれらの説明を省略する。
図10は、図9に示す文書の詳細設定情報のデータ構成を詳細に説明する図である。図10に示すように、領域902に含まれる領域1001には文書のページ設定情報が格納され、領域1002には文書の仕上げ情報が格納され、領域1003には文書の編集情報が格納されている。また、領域1004には文書の給紙情報が格納され、領域1005にはインデックス紙の情報が格納されている。
本文書処理システムにおけるブックファイルの出力処理の手順について詳細に説明する。図11は、文書処理システムにおいて印刷出力する場合の、製本アプリケーション及び電子原稿デスプーラによる処理手順を示すフローチャートである。以下、製本アプリケーションと電子原稿デスプーラとをまとめてシステムとするため、図11の各ステップは、CPUが当該システムを呼び出すことにより実行される。
まず、ステップS1101において、ユーザの指示に応じて、製本アプリケーションがブックファイルに相当する印刷文書と印刷指示文書の両方を、ハードディスク等から読み出して受け取る。印刷指示文書は、印刷対象となる印刷文書に付随し、対象の印刷文書をどのように印刷すべきかの情報(印刷における設定値)が記述された電子文書である。印刷文書と印刷指示文書は、統合されて1つの文書ファイルとなっている場合でも、同様に処理が可能である。印刷指示文書の内容は、図7に示したユーザインターフェース画面上でユーザが印刷設定を変更する等により変更されることができる。
ここで、印刷指示文書について説明する。図12は、印刷指示文書の全体構造を示す図である。図12に示すように、印刷指示文書は、領域1201〜1205を含んで構成されている。領域1201には、出力対象となるプリンタデバイス名が格納され、領域1202には、印刷対象となる印刷文書名が格納され、領域1203には、印刷文書の各頁をどのような配置、順序で印刷するかを記述するページ配置情報が格納される。また、領域1204には、出力対象のプリンタへの指示を記述するプリンタへの指示情報が格納され、領域1205には、プリンタへの詳細指示情報(DEVMODE)が格納されている。領域1205は、プリンタの詳細な設定が必要な場合にのみ存在し、プリンタへの詳細な設定が必要のない場合には、印刷指示文書は図13に示すような構造とされても良い。
図14は、ページ配置情報の一例を示す図である。領域1401には、1枚の用紙の面に、何ページ分のデータを印字するかを示すページレイアウトが格納されている。例えば、ページレイアウトとして、1ページ/枚、2ページ/枚、4ページ/枚、16ページ/枚などが格納される。領域1402には、複数ページのデータを1枚の用紙の面に印字する時の配置を示す配置順の情報が格納される。例えば、配置順として、左から右向き、右から左向き、左から下向き、右から下向き、などがある。領域1403には、用紙にイメージなどを描画するスタンプ情報が格納されている。例えば、スタンプ情報として、「マル秘」、「Confidential」などが格納される。領域1404には、印刷の部数が格納される。領域1405には、印刷物をとじる方向を指定する情報が格納される。領域1406には、印刷物に設定されるとじ代情報が格納される。領域1407には、各ページの周囲に設定される余白情報が格納される。領域1408には、1枚の用紙に何個のページレイアウトデータを、どのような配置で印字するかという面付け方法の情報が格納される。例えば、面付け方法の情報として、1×1面付け、N×N面付け、中とじ製本、くるみ製本、4つ折りなどが格納される。領域1409には、領域1408に連動する設定で中とじ製本やくるみ製本の面付けを行う場合に、どの方向に開く本を作成したいかを指定する開き方向の情報が格納される。例えば、開き方向の情報として、左開き、右開き、上開き、下開きが格納される。領域1410には、中とじ製本を設定した場合に、何枚の用紙毎に分冊したいかを指定する分冊情報が格納される。
本実施形態において、製本アプリケーション104は、領域1202に格納される印刷文書名で示される印刷対象の文書データ(ブックファイル)に対し、上述のページ配置情報を適用する。更に、製本アプリケーションは、ページ配置情報が適用された文書データを電子原稿デスプーラ105及びOSを介して、領域1201に格納されているプリンタデバイス名のプリンタドライバに送出する。
図15は、図12に示すプリンタへの詳細指示情報の詳細設定の一例を示す図である。領域1501には、排紙された用紙の処理を指定する排紙方法の項目情報が格納されている。項目情報として、例えば、ステイプルやソート、中とじ製本ステイプル等が格納される。また、領域1502には、片面印刷や両面印刷などを指定する印刷方法の項目情報が格納されている。領域1503には、用紙を給紙する部分を指定する給紙方法の項目情報が格納されている。項目情報として、例えば、上カセットや下カセット、手差しトレイなどが格納される。領域1504には、解像度を指定する解像度の項目情報が格納されている。項目情報として、例えば、高解像度のファインや通常の解像度であるノーマルなどが格納される。本実施形態においては、上述の設定を領域1201に格納されているプリンタデバイス名で記述するプリンタに設定した後、データをプリンタに送出して印刷を行う。 図16は、システムが実際にプリンタへ印刷を指示する場合における、指示情報の構造の一例を示す図である。図16に示す指示情報は、例えば、マイクロソフト社のウインドウズOSにおけるDEVMODEに相当する。DEVMODEは、ウインドウズOSにおいて、プリンタドライバのプロパティで設定できる内容を格納する構造体であり、OSにより提供される。印刷指示を受け付けたプリンタドライバがプリンタに送信する印刷命令を生成する場合に、DEVMODEが参照される。プリンタドライバは、DEVMODEに記述された通りにプリンタを機能させるよう印刷命令を生成してプリンタに送信する。なお、本実施形態において、ウインドウズOSで稼働する文書処理システムを説明するために、DEVMODEを例として説明する。しかしながら、一般的に、OSにおいては、プリンタの機能のようなデバイスに依存する部分について、デバイスの機能に対応した処理を実現するための機構を備えている。従って、他のOSを用いる場合にも、本発明を適用することができる。
領域1601には、出力対象のプリンタ名を示すデバイス名が格納されている。領域1602には、DEVMODEのバージョンを識別する識別子であるDEVMODEバージョンが格納されている。領域1603には、DEVMODEの共通部分と拡張部分それぞれのサイズ、及び、合計のサイズを示すDEVMODEサイズ情報が格納されている。領域1604には、出力用紙のサイズ情報が格納される。領域1605には、用紙の送り方向(縦/横)を示す用紙方向情報が格納される。領域1606には、カラープリンタの場合に、データをカラーで印刷するかモノクロで印刷するかを指定するカラーモード情報が格納されている。領域1607には、1枚の用紙の片面に何ページ分のデータを印字するかを示すページレイアウト情報が格納されている。ページレイアウト情報として、例えば、1ページ/枚、2ページ/枚、4ページ/枚、16ページ/枚などが格納される。領域1608には、印刷物をとじる方向を指定するとじ方向情報が格納されている。領域1609には、印刷物に設定されるとじ代情報が格納されている。また、領域1611に格納される排紙方法と連動して処理される場合もある。領域1610には、片面印刷、両面印刷などを指定する印刷方法の情報が格納されている。領域1611には、排紙された用紙の処理を指定する排紙方法の情報が格納されている。例えば、排紙方法の情報として、ステイプル、ソートなどが格納される。また、処理を行う位置について、領域1608に格納されているとじ方向情報と連動する場合もある。領域1612には、印刷部数が格納されている。
DEVMODEには、仕様公開されている共通部分(Public領域)と、プリンタ毎に設定可能な拡張部分(Private領域)がある。具体的には、プリンタ名、DEVMODEバージョン、DEVMODEサイズ、用紙、用紙方向、カラーモード、部数などの項目が共通部分であって、ウィンドウズ(登録商標)OSの下で全てのドライバに対して共通手順で制御することができる。なお、図16においては、簡略化して、関係のある部分のみ抜き出してある。
再び、図11の説明に戻る。
ステップS1101において、製本アプリケーションが印刷文書と印刷指示文書を受け取ると、ステップS1102において、印刷指示文書をオープンする。
ステップS1103において、製本アプリケーションは、印刷指示文書に指定されたプリンタデバイス名(領域1201に格納)を読み込む。
次に、ステップS1104において、製本アプリケーションは、印刷指示文書にプリンタデバイス名が指定されているか否かを判定する。ここで、プリンタデバイス名が指定されていないと判定された場合には、ステップS1105において、製本アプリケーションは、所定の格納場所に登録されているデフォルトプリンタ名を取得し、そのプリンタ名に対応するプリンタデバイスを出力対象とする。一方、プリンタデバイス名が指定されていると判定された場合には、ステップS1106に進む。
次に、ステップS1106において、製本アプリケーションは、出力対象として決定されたプリンタデバイス(対象プリンタ)に対するドライバがインストールされているか否かを判定する。ここで、インストールされていないと判定された場合には、ステップS1107において、プリンタが使用不可能であることをエラーとしてユーザに通知し、本処理を終了する。一方、インストールされていると判定された場合には、ステップS1108に進む。
次に、ステップS1108において、製本アプリケーションは、印刷指示文書から、対象プリンタのDEVMODEを取得する。ここで、印刷指示文書に対象プリンタのDEVMODEが含まれていない場合には、対象プリンタのドライバから、対象プリンタのDEVMODEを取得するようにする。
ステップS1109において、製本アプリケーションは、後述するDEVMODEを書き換える調整処理を行う。DEVMODEの調整を行った後、プリンタへ通知するべき指示を行うために、ステップS1110において、製本アプリケーションは、DEVMODEに記述された内容に基づく印刷命令をプリンタドライバを介してプリンタデバイスへ通知する。
次に、ステップS1111において、電子原稿デスプーラは、印刷文書の内容を印刷指示文書に記述された展開指示情報に基づいて展開し、展開されたデータをプリンタデバイスに送出する。
ステップS1112において、製本アプリケーションは、プリンタに全ての印刷データ(印刷命令、展開されたデータ)を送出したことを通知し、全ての印刷が終了すると、ステップS1113において、その旨をユーザに通知し、本処理を終了する。
次に、製本アプリケーション104が、ユーザが選択したプリンタの能力にあわせて、ブックファイル、及び上述の印刷指示文書を作る処理について説明する。
まず、ユーザによって、製本アプリケーション104に対し、プリンタの選択及び印刷の実行を指示する。製本アプリケーション104は、プリンタドライバSDK APIを使用して、電子原稿デスプーラ105を介し、プリンタドライバに印刷機能属性情報と印刷能力属性情報を問い合わせる。
ここで、印刷機能属性情報とは、印刷装置において実行可能な印刷機能及びプリンタドライバで指定可能な印刷機能を示す情報をいう。具体的には、両面印刷、N−UP機能、ステイプル機能、パンチ機能、Z折り機能、中とじ製本、くるみ製本等、プリンタドライバにおいて指定可能な機能情報である。また、印刷能力属性情報とは、印刷機能情報における、OS及びプリンタドライバで指定可能な、印刷機能の範囲を表す情報をいう。具体的には、印刷可能な用紙サイズや用紙の種類、最大指定部数、モノクロ印刷時の階調数、カラー印刷時の色空間やカラープロファイル等のプリンタドライバの能力情報である。
プリンタドライバは、製本アプリケーション104から電子原稿デスプーラ105を介してコールされたプリンタドライバSDK API関数に対するリターン値として、印刷機能属性情報及び印刷能力属性情報を製本アプリケーション104に通知する。
製本アプリケーション104は、プリンタドライバから通知された情報とユーザによって行われる印刷設定を照合する。そして、プリンタに無い機能が設定されている、又は、プリンタにその能力があるか否か不明の機能が設定されている場合、製本アプリケーションは、それらの印刷設定を一時的に変更又は解除する。その後、残った印刷設定に基づいて、ブックファイルと印刷指示文書を作成し、電子原稿デスプーラ105に渡す。
電子原稿デスプーラ105は、プリンタドライバSDK APIを使用しての各種印刷属性設定、印刷指示をプリンタドライバに対して発行する。又は、通常のOSが有するGDI(Graphical Device Interface)で提供されるWindows(登録商標)SDK APIを使用して、電子原稿デスプーラ105は、印刷設定、印刷指示をプリンタドライバに対して発行しても良い。Windows(登録商標)SDK APIを使用しての印刷設定とは、例えば、DEVMODE構造体を用いた印刷設定をいう。
プリンタドライバは、電子原稿デスプーラ105からプリンタドライバSDK APIを使用しての各種印刷属性設定、印刷指示が発行されると、当該印刷属性設定に基づき、印刷制御命令を生成する。一方、電子原稿デスプーラ105から通常のWindows(登録商標)SDK APIを使用しての印刷設定、印刷指示が発行されると、プリンタドライバは、OSからコールされる印刷属性設定及び印刷指示関数に基づいて印刷制御命令を生成する。以上によって、プリンタから目的のドキュメントの印刷出力を行うことができる。
ここで、プリンタドライバSDK APIとは、任意にプログラミング可能な関数、又は、データ形式のアプリケーションプログラムインタフェース(API)のことである。また、本実施形態においては、アプリケーションプログラム及びプリンタドライバプログラムにおいて相互に各種情報や各種データを通知する手段として用いられる。
既に説明したように、SDK APIで指示できるDEVMODEには、公開されている各社共通部分とプリンタ毎に設定可能な拡張部分とがある。プリンタに対応するプリンタドライバがプリンタドライバSDK APIに対応している場合に限って、製本アプリケーション104がプリンタドライバから印刷機能属性情報や印刷能力属性情報を取得することができる。また、対応するプリンタドライバがプリンタドライバSDK APIに対応している場合に限って、DEVMODE構造体を使用したプリンタに対する印刷指示が行える。従って、他のプリンタドライバに対しては、共通部分のDEVMODEで表現される印刷機能属性情報や印刷能力属性情報に限り、操作することができる。
そのため、プリンタドライバSDK APIに対応していないプリンタを使用する場合、製本アプリケーション104は、プリンタの能力に応じた印刷指示を行うことができないので、ユーザ自身がプリンタドライバに対して直接設定する必要がある。また機能によっては、製本アプリケーション104とプリンタドライバに対して共通する機能を2重に設定してしまうと問題が発生する場合がある。従って、そのような機能についてはプリンタドライバに対して直接指示するだけではなく、製本アプリケーション側の印刷設定を解除する必要がある。
図17は、本実施形態に係る印刷処理の手順を示すフローチャートである。図17に示すフローチャートによって、製本アプリケーション104が、プリンタドライバSDK APIに対応していないプリンタドライバを用いる場合にも印刷処理を行うことができる。
まず、ユーザが、製本アプリケーション104に対して、プリンタの選択、印刷の実行を指示する。ステップS1701で、製本アプリケーションは、選択されたプリンタ(選択プリンタともいう)のドライバが、プリンタドライバSDK APIを用いてプリンタの機能属性情報、能力属性情報を取得可能であるか否かを判定する。具体的には、製本アプリケーションは、選択されたプリンタドライバ名が記述されたDEVMODEを対応プリンタか否かを判定するための判定APIに対して送信する。ここで、製本アプリケーションが、当該判定APIから対応プリンタであることを示す回答を受信した場合、機能属性情報、能力属性情報を取得可能なプリンタドライバと判断する(S1701−Yes)。ここで、取得可能であると判定された場合には、ステップS1702に進み、図11において説明した通常のブックファイルの印刷処理を行う。なお、プリンタドライバSDK APIに限られることなくWindows(登録商標)APIでも良い。
一方、S1701にて取得できないと判定された場合、製本アプリケーション104は、製本アプリケーションの設定画面を介して設定された印刷設定の内、選択プリンタを制御又は指示できない設定(非互換部分)が含まれるか否かを判定する(S1703)。具体的には、製本アプリケーション104は、ユーザの設定した印刷設定の内、DEVMODEの各社共通部分の制御だけでは制御できない設定項目(例えば、パンチ、ステイプル、中とじ製本などのフィニッシングの設定)が含まれているか否かを判定する。なお、フィニッシング処理とは、印刷済みのシートに対して実行される処理である。従って、例えばフィニッシング処理の指定が含まれている場合、製本アプリケーション104は、選択プリンタに対して制御できない設定が含まれていると判定する。ステップS1703において、含まれていない(即ち、選択プリンタに対して制御可能な設定のみ)と判定された場合には、ステップS1704に進み、図18に示す警告メッセージを表示する。
図18は、ステップS1704において表示される警告メッセージの一例を示す図である。この警告メッセージは、製本アプリケーション104と、プリンタドライバプロパティにおける2重設定(同じ設定を両方で行うこと)を防止するために表示される。ここで、ユーザは、図18のボタン1802を押下することによって、選択プリンタのプリンタプロパティを起動し、プリンタドライバに対する設定を初期設定に戻すことができる。次に、ステップS1705において、ユーザによってボタン1803が押下され、印刷が実行されると、ステップS1706に進み、図18に示す警告メッセージの表示を終了し、ブックファイルの印刷を行う。
一方、ステップS1703において、含まれていると判断された場合には、ステップS1707に進み、製本アプリケーション104は、印刷設定の一部を変更又は解除し、選択プリンタの能力に合わせた特別な印刷指示文書を作成する処理を行う。その後、ブックファイルの印刷を行う。
図19は、ステップS1707の処理の手順の詳細を示すフローチャートである。即ち、ステップS1703で、選択プリンタに対して制御(指示)できない設定が含まれていると判定された場合に、製本アプリケーション104が印刷設定の一部を変更又は解除し、選択プリンタの能力に合わせた特別なブックファイルを作成する処理を行う。
まず、ステップS1901において、製本アプリケーションは、選択プリンタに対して指示できない設定項目(ガイダンス項目)の算出を行う。具体的には、製本アプリケーションは、ユーザの設定した印刷設定の内、各社共通のDEVMODEだけでは制御できない設定項目(例えば、パンチ、ステイプル、中とじ製本などのフィニッシングの設定)を算出する。
次に、ステップS1902において、製本アプリケーションは、保存設定情報からプリンタドライバ設定の初期値として使用するDEVMODEを選択する。ここで、保存設定情報について説明する。図20は、保存設定情報2001の一例を示す図である。本実施形態においては、メモリ等の記憶領域にDEVMODEを含むドライバ設定情報2003、及び、保存時のガイダンス項目を含む記録項目情報2004で構成された設定ファイル2002を蓄積し、保存している。そのような保存された複数の設定ファイル2002を保存設定情報2001としている。記録項目情報2004には、過去にユーザが印刷を実行した際に、製本アプリケーションにおいて設定した設定項目中に選択プリンタに対して指示できなかった設定項目(ガイダンス項目)が含まれている。
図21は、ステップS1902の処理の手順を詳細に示したフローチャートである。まず、ステップS2101において、製本アプリケーションは、現在のドライバ設定(DEVMODE)を取得する。
次に、ステップS2102において、製本アプリケーションは、保存設定情報2001に複数保存されたそれぞれの設定ファイル2002のドライバ設定情報2003(DEVMODE)を参照する。その際に、DEVMODE中のプリンタ名(領域1601)、DEVMODEバージョン(領域1602)、DEVMODEサイズ(領域1603)を、現在のDEVMODEと比較する。ここで、3項目が全て一致したDEVMODEを持つ設定ファイルが1以上参照された場合には、ステップS2103に進む。一方、一致した設定ファイルが全く参照されなかった場合には、ステップS2107において、現在のDEVMODEを初期値として用いることを決定し、本処理を終了する。即ち、現在のドライバに指定されている設定値を受け付け、その受け付けた設定値と、製本アプリケーションにおいてユーザから入力された設定の内、受け付けたドライバの設定値と互換性がある互換部分を用いて印刷を行う。
ステップS2103において、製本アプリケーションは、ステップS2102において一致すると判定された設定ファイル2002中のそれぞれの記録項目情報2004を参照し、現在のガイダンス項目と比較する。ここで、記録項目情報が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイル2002があると判定された場合、製本アプリケーションは、ステップS2104において、その設定ファイル2002の情報を初期値として用いることを決定し、本処理を終了する。一方、全て一致した設定ファイル2002がないと判定された場合には、ステップS2105に進む。
ステップS2105において、製本アプリケーションは、現在のガイダンス項目に無い項目を含まず、現在のガイダンス項目と合致する項目を含む設定ファイルがあるか否かを判定する。ここで、あると判定された場合、製本アプリケーションは、ステップS2106において、記録項目情報が現在のガイダンス項目と一致した数が最も多い設定ファイル2002の情報を初期値として用いることを決定し、本処理を終了する。一方、ないと判定された場合には、ステップS2107において、現在のDEVMODEを初期値として用いることを決定し、本処理を終了する。なお、以上の説明において、ガイダンス項目がない状態もガイダンス項目の一種類とみなしている。
再び、図19を参照する。ステップS1903において、製本アプリケーションは、図22又は図23に示す警告ダイアログを表示する。図22は、ステップS1903において表示される警告ダイアログの一例を示す図である。警告ダイアログ2201は、製本アプリケーション104における設定の内、選択プリンタに対して指示できない設定があることと、それが具体的にどの設定項目であるかということをガイダンス項目としてユーザに通知している。
また、ガイダンス項目のうち、ステップS1902において決定された設定ファイル2002の設定情報と同じ項目を表示2203において表示し、ガイダンス項目との差異を表示する。図22は、ステップS2103において、記録項目が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが検索された場合の表示である。ここで、ユーザがプロパティボタン2202を選択すると、各設定項目の設定値が反映された状態でプリンタドライバの設定画面が表示される。一方、記録項目が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが検索されなかった場合には、図23に示すような警告ダイアログが表示され、ガイダンス項目との差異が表示される。図23において、ユーザがプロパティボタン2202を選択すると、出力用紙サイズの項目には「A4」と反映されたプリンタドライバの設定画面が表示される。
本実施形態において、ガイダンス項目とは、具体的には、ユーザの設定した印刷設定の内、各社共通のDEVMODEだけでは制御できない設定項目(例えば、パンチ、ステイプル、中とじ製本などのフィニッシングの設定)をいう。
ステップS1904において、製本アプリケーションは、ユーザにより、図22又は図23に示すボタン2202が押下されることによって、選択プリンタのプリンタプロパティを起動する。そして、ユーザは、起動されたプリンタドライバの設定画面を用いて、所望の設定値に変更することができる。
次に、ステップS1905において、製本アプリケーションは、ユーザにより印刷実行が指示されると、図22又は図23に示す警告ダイアログの表示を終了し、ステップS1906において、現在の設定を保存する設定情報保存処理を行う。
図24は、ステップS1906の処理の手順を詳細に示したフローチャートである。ステップS2401において、製本アプリケーションは、記録項目情報が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが選択されていたか否かを判定する。ここで、選択されていたと判定された場合、ステップS2402において、製本アプリケーションは、ユーザが図22のボタン2202を押下しプリンタドライバに対する設定を変更したか否かを判定する。一方、S2401で選択されていないと判定された場合、ステップS2403に進み、製本アプリケーションは、現在のDEVMODEと現在のガイダンス項目から、設定ファイル2002を新たに作成し、保存設定情報として追加で保存し本処理を終了する。
ステップS2402において、製本アプリケーションは、ユーザが設定を変更したと判定した場合、ステップS2403に進み、現在のDEVMODEと現在のガイダンス項目から、設定ファイル2002を作成し、保存設定情報を更新する。一方、S2402においてユーザが変更していないと判定した場合、製本アプリケーションは、設定情報を保存せずに本処理を終了する。なお、ユーザが変更していないと判定した場合とは、ユーザが図22に示すボタン2202を押下して、プリンタドライバの設定を変更しなかった場合である。
図19を再び参照する。ステップS1907において、製本アプリケーションは、製本アプリケーションの設定画面を用いて設定された設定値の一部を変更又は解除するとともに、変更後の印刷設定(設定値)に従って印刷指示文書を生成する。ここで、印刷設定の一部とは、具体的には、製本アプリケーション104とプリンタドライバで重複して設定すると出力結果に問題が発生する設定項目をいう。例えば、製本アプリケーション104において「中とじ」用の面付けを設定し、プリンタドライバ側でも同じ設定を行うと、設定が重複してしまう。その結果、製本アプリケーション104により中とじ面付けされ、更に、プリンタドライバにより中とじ面付けが行われるので、ユーザの意図しない仕上がりとなってしまう。本実施形態においては、ステップS1907において、製本アプリケーション104の印刷設定の一部を変更又は解除することによって、そのような問題を回避している。
次に、本文書処理システムにおいて、製本アプリケーションが対応していないプリンタを用いる場合に、目的の成果物を得るために、ユーザが製本アプリケーション及びプリンタドライバに対して設定する具体例を説明する。
図25は、ユーザが本文書処理システムを用いる場合に、参照される作業指示書の一例を示す図である。以下、図25に示すような中とじ製本の作業指示書があった場合に、作業指示書に記載される成果物を得るために、製本アプリケーション及びプリンタドライバに対してユーザが行う操作について説明する。
まず、ユーザは作業指示書の指示に従って、図26及び図27に示すような製本アプリケーション104の設定画面において、原稿の配置設定や、プリンタに対する印刷設定を行う。以下、今回の例に関係する設定項目についてのみ説明する。図26に示すエリア2601は印刷する際に使用する用紙サイズを指定するためのエリアであり、ここではA3が設定される。また、エリア2602は、印刷時の用紙の向きを指定するためのエリアであり、「横」に設定されている。エリア2603は、原稿をどのような順序で並べて印刷するか(面付けの種類)を指定するためのエリアで、ここでは「中とじ」が選択されている。「中とじ」が選択された場合に、1枚の用紙上に原稿を2つずつ並べるための領域が取られ、その領域に、印刷後の用紙を中とじ製本してページ順に並ぶように原稿が配置された面付けが行われる。
次に、図27の画面において、詳細設定とプリンタに対する設定を行う。図27に示すエリア2701は製本方法を指定するためのエリアで、ここでは、「中とじ製本」が選択されている。エリア2702は、本の開き方向を指定するためのエリアであり、ここでは、左開きの本にすることを想定し「左開き」が選択されている。エリア2703、2704、2705では原稿の配置設定の詳細を設定することができる。エリア2703によって、とじ代の余白をどの程度取るかを指定することができる。エリア2704によって、本のとじ側となる側に原稿を寄せて印刷するか否かを指定することができる。また、エリア2705は、クリープ補正機能を行うか否かを指定することができる。エリア2706は、プリンタに付属されている後加工機で「中とじステイプル」を行うか否かを指定するためのエリアであり、ここで「折りとステイプル」を選択すると、「中とじステイプル」の加工まで行い、プリンタに出力することができる。
以上のようにして、ブックファイルに対する文書のページ順などの配置設定やステイプル等、プリンタに対する機能設定を製本アプリケーション側で行うと、製本アプリケーションは、ページ配置情報及びプリンタへの指示情報を含む印刷指示文書を生成する。また、図19に示すステップS1907において説明したように、印刷設定の一部を変更又は解除するとともに、変更後の印刷設定に従って印刷指示文書の生成が行われる。
図28及び図29は、変更前の印刷指示文書におけるページ配置情報と、プリンタへの指示情報を示す図である。また、図30及び図31は、変更後の印刷指示文書におけるページ配置情報と、プリンタへの指示情報を示す図である。
本実施形態においては、プリンタドライバが、製本関係の面付け処理(即ち、中とじ製本印刷用に原稿及びページを配置した描画処理)と、プリンタに対する製本仕上げ(インラインフィニッシャによる中とじ製本等)の指示を行う。図28〜図31に示すように、製本アプリケーションにおける製本関係の印刷設定項目は、全てOFFに変更されている。
例えば、図30に示すページ配置情報において、コメ印が付加された「とじ方向」、「面付け」、「開き方向」、「分冊」の項目が、OFFに変更されている。但し、「面付け」については「1×1」とされているが、OFFに設定される意味と同じである。ユーザが製本関係の面付け処理をプリンタドライバプロパティにおいて設定すると、プリンタドライバで面付け処理を行わせる。従って、製本アプリケーション104側ではプリンタドライバに渡す印刷対象の文書データ(ブックファイル)に対しこれらのページ配置設定を施さないようにする必要がある。製本アプリケーション104が、ページ配置情報の開き方向、分冊設定及び面付け設定を解除しなかった場合には、アプリケーション側でもページ配置設定を施した印刷データを作成し、プリンタドライバに渡してしまう。その結果、プリンタドライバ側でも、プリンタドライバでの設定に従い、印刷データに更に製本面付けを行ってしまうため、二重に製本面付けされてしまい、ユーザの意図しない出力結果になってしまう。しかしながら、本実施形態においては、上述のように印刷指示文書を変更することにより、そのような問題を回避している。
次に、図8を参照しながら、ユーザによるプリンタドライバへの設定操作を説明する。図8のエリア801において、印刷に使用するプリンタ(プリンタドライバ)として、作業指示書に従い、ここでは製本アプリケーション104が対応していないデバイス(MFP−1)を指定する。そして、OKボタンを押下すると、製本アプリケーション104は、図17に示すフローチャートに従って印刷処理を行う。
ここで、選択されたプリンタが、ステップS1703で製本アプリケーションで制御できない印刷設定が行われていると判定され、過去に同一のデバイス(MFP−1)のドライバに対して、同一のガイダンスが表示される設定で印刷したことがあるとする。その場合には、過去に印刷を行った際のDEVMODEが自動的に適用されて、図22に示す警告ダイアログが表示される。ここでのDEVMODEとは、図21におけるステップS2104で説明した、記録項目情報がガイダンス項目と全て一致した設定ファイルに含まれるDEVMODEをいう。図22に示す警告ダイアログが表示されると、ユーザは、そのまま印刷を実行しても良い。また、警告ダイアログ上のボタン2202を押下し、プリンタドライバのプリンタプロパティを起動して、警告ダイアログで指示されたガイダンス項目を参照しながらプリンタドライバの設定を変更しても良い。
また、選択されたプリンタが、過去に同一のデバイス(MFP−1)のドライバに対して印刷したことはあり、かつ、ガイダンス項目の一部だけ同一の設定で印刷していたとする。その場合には、保存された設定情報の中から、合致するガイダンス項目の数が最も多い設定ファイルのDEVMODEが自動的に適用され、図23に示す警告ダイアログが表示される。警告ダイアログが表示されると、ユーザは、警告ダイアログ上のボタン2202を押下し、プリンタドライバのプリンタプロパティを起動して、現在の設定では不足している設定を、警告ダイアログのガイダンス項目に従って変更し、その後印刷を実行する。
また、選択されたプリンタが、過去に同一のデバイス(MFP−1)のドライバに対して印刷したことがないとする。そのような場合においても、保存された設定情報の中から、合致するガイダンス項目の数が最も多い設定ファイルのDEVMODEが自動的に適用され、図23に示す警告ダイアログが表示される。警告ダイアログが表示されると、ユーザは、警告ダイアログ上のボタン2202を押下し、プリンタドライバのプリンタプロパティを起動して、警告ダイアログで指示されたガイダンス項目を参照しながらプリンタドライバの設定を変更し、その後印刷を実行する。
以上の手順によって、プリンタドライバに対して中とじ製本設定を行う操作が完了する。具体的にはプリンタドライバの設定は、出力用紙サイズがA4、印刷方法が製本印刷、開き方向が左開き、ステイプルがONに指定され、そのようにプリンタドライバの設定を行うためのDEVMODEが印刷指示書に保存される。
ユーザが印刷を実行すると、製本アプリケーション104は、図19のステップS1907の処理(即ち、印刷指示文書の一部を変更又は解除する処理)を行い、印刷を実行する。本実施形態においては、図28に示すページ配置情報が図30に示すように変更され、図29に示すプリンタへの指示情報が図31に示すように変更される。そして、製本アプリケーション104は、図30及び図31のように変更したページ配置情報及びプリンタへの指示情報を含む印刷指示書を電子原稿デスプーラ105に通知する。電子原稿デスプーラ105は、図11において説明したように印刷処理を行う。即ち、受け取った印刷指示書に保存されたプリンタへの詳細指示情報(領域1205)を参照し、印刷指示書に指定された設定を選択プリンタ(ここではMFP−1)に指示するためのDEVMODEを作成する。図32は、本実施形態において、製本アプリケーション104が図30及び図31を含む印刷指示書に従い生成したDEVMODEの一例を示す図である。
比較のため、図33に、製本アプリケーション104が対応するデバイスを用いた通常の印刷処理を行う場合に、電子原稿デスプーラ105が生成するDEVMODEを示す。図33に示すDEVMODEは、図17のステップ1707の処理が行われずに生成された印刷指示書に従って生成されたDEVMODEである。
以上のように、本実施形態においては、製本アプリケーション104が詳細に制御できないプリンタ、即ち、対応してないプリンタを用いる場合においても、対応しているプリンタを用いる場合と同等の出力結果を得ることができる。
以上の説明において、保存設定情報2001は、印刷制御装置100内の記憶領域に保存されても良いし、印刷制御装置100にネットワークインタフェースを介して接続された共有ファイルサーバ等に保存されても良い。また、保存設定情報2001が、印刷制御装置100の複数のユーザーで共通に使用できる外部メモリに保存されても良い。そのように構成することによって、複数の印刷制御装置100で稼動する製本アプリケーション104間で、保存設定情報2001を共有することができ、また、複数のユーザが使用する製本アプリケーション104で共有することもできる。そのように、複数のユーザで保存設定情報を共有することによって、設定を保存する機会が増える。その結果、ステップS2103において、設定ファイルの記録項目情報2004が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが、参照される機会が多くなるので、利便性を更に高めることができる。
本実施形態において、保存設定情報2001に例えば、「読み出し専用」というアクセス制限を加えて、管理者のみが設定を書き換えるように構成しても良い。その場合には、ユーザが誤って設定し印刷した設定内容を保存することを防ぐことができる。なお、本実施形態における文書処理システムは、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)によって構成しても良いし、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)によって構成しても良い。
本実施形態において、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(印刷制御プログラム)コードを記録した記憶媒体(又は、記録媒体)をシステム又は装置に供給するようにしても良い。そして、システム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしても良い。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体が、本発明を構成することになる。コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、それだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されることができる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれるようにしても良い。その場合に、書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって実施形態の機能が実現されることができる。
本発明の実施形態に係る文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。 図1に示す印刷制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。 図3に示すブック属性を説明する図である。 図3に示す章属性を説明する図である。 図3に示すページ属性を説明する図である。 ユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 製本アプリケーションにおける印刷画面の一例を示す図である。 アプリケーションが扱う文書ファイルのデータ構造を説明する図である。 図9に示す文書の詳細設定情報のデータ構成を詳細に説明する図である。 文書処理システムにおいて印刷出力する場合の、製本アプリケーション及び電子原稿デスプーラによる処理手順を示すフローチャートである。 印刷指示文書の全体構造を示す図である。 印刷指示文書の全体構造の他の例を示す図である。 図12に示すページ配置情報部における詳細設定の一例を示す図である。 図12に示すプリンタへの指示情報部の詳細設定の一例を示す図である。 指示情報の構造の一例を示す図である。 本実施形態おける印刷処理の手順を示すフローチャートである。 ステップS1704において表示される警告メッセージの一例を示す図である。 ステップS1707の処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 保存設定情報の一例を示す図である。 ステップS1902の処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 記録項目が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが参照された場合に表示される警告ダイアログの一例を示す図である。 記録項目が現在のガイダンス項目と全て一致した設定ファイルが参照されなかった場合に表示される警告ダイアログの一例を示す図である。 ステップS1906の処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 ユーザが本文書処理システムを用いる場合に参照される作業指示書の一例を示す図である。 製本アプリケーションの設定画面の一例を示す図である。 製本アプリケーションの設定画面の一例を示す他の図である。 変更前の印刷指示文書におけるページ配置情報を示す図である。 変更前の印刷指示文書におけるプリンタへの指示情報を示す図である。 変更されたページ配置情報を示す図である。 変更されたプリンタへの指示情報を示す図である。 変更後の印刷指示書に従い生成したDEVMODEの一例を示す図である。 通常の印刷処理において生成されるDEVMODEの一例を示す図である。
符号の説明
100 印刷制御装置
101 一般アプリケーション
102 電子原稿ライタ
103 電子原稿ファイル
104 製本アプリケーション
105 電子原稿デスプーラ

Claims (9)

  1. 書データに基づいて印刷装置に印刷させる印刷制御装置であって、
    ドライバ設定情報、該ドライバ設定情報に対応する印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報含む複数の設定ファイルを蓄積する蓄積手段と、
    前記文書データの印刷指示に応じて、印刷装置名に関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを前記蓄積手段により蓄積された前記複数の設定ファイルから検索する検索手段と、
    前記検索手段により当該一致するドライバ設定情報を含む前記設定ファイルが検索された場合に、当該検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の項目が前記文書データの印刷設定情報の項目に含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により含まれると判定された場合、前記検索された設定ファイルを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記設定ファイルと前記文書データとに基づいて、前記印刷装置に出力する印刷データを生成する生成手段と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記検索手段により検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の複数の項目のうちの一部が前記文書データの前記印刷設定情報の項目に含まれる場合、前記選択手段は、前記文書データの前記印刷設定情報の項目を最も多く含む前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報を含む設定ファイルを選択することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記検索手段は、印刷装置名とドライバ設定情報のバージョンとドライバ設定情報のサイズとに関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを検索することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記選択手段により選択された設定ファイルの内容を表示する表示制御手段、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 書データに基づいて印刷装置に印刷させる印刷制御装置において実行される印刷制御方法であって、
    ドライバ設定情報、該ドライバ設定情報に対応する印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報含む複数の設定ファイルを蓄積する蓄積工程と、
    前記文書データの印刷指示に応じて、印刷装置名に関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを前記蓄積工程において蓄積された前記複数の設定ファイルから検索する検索工程と、
    前記検索工程において当該一致するドライバ設定情報を含む前記設定ファイルが検索された場合に、当該検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の項目が前記文書データの印刷設定情報の項目に含まれるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において含まれると判定された場合、前記検索された設定ファイルを選択する選択工程と、
    前記選択工程において選択された前記設定ファイルと前記文書データとに基づいて、前記印刷装置に出力する印刷データを生成する生成工程と、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 書データに基づいて印刷装置に印刷させる印刷制御プログラムであって、
    ドライバ設定情報、該ドライバ設定情報に対応する印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報含む複数の設定ファイルを蓄積する蓄積手段と、
    前記文書データの印刷指示に応じて、印刷装置名に関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを前記蓄積手段により蓄積された前記複数の設定ファイルから検索する検索手段と、
    前記検索手段により当該一致するドライバ設定情報を含む前記設定ファイルが検索された場合に、当該検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の項目が前記文書データの印刷設定情報の項目に含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により含まれると判定された場合、前記検索された設定ファイルを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記設定ファイルと前記文書データとに基づいて、前記印刷装置に出力する印刷データを生成する生成手段と、
    としてコンピュータを機能させる印刷制御プログラム。
  7. 前記検索手段により検索された設定ファイルに含まれる前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報の複数の項目のうちの一部が前記文書データの前記印刷設定情報の項目に含まれる場合、前記選択手段は、前記文書データの前記印刷設定情報の項目を最も多く含む前記印刷装置に対して指示することができなかった記録項目情報を含む設定ファイルを選択する請求項6記載の印刷制御プログラム。
  8. 前記検索手段は、印刷装置名とドライバ設定情報のバージョンとドライバ設定情報のサイズとに関して現在のドライバ設定情報と一致するドライバ設定情報を含む設定ファイルを検索する請求項6又は7に記載の印刷制御プログラム。
  9. 前記選択手段により選択された設定ファイルの内容を表示する表示制御手段、として更にコンピュータを機能させる請求項6乃至8のいずれか1項に記載の印刷制御プログラム。
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