JP5766142B2 - 誘導加熱調理用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、下からの誘導加熱だけで、両面焼きができる誘導加熱調理用容器に関する。
従来、電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)において、魚や焼き物料理は、備え付けのグリルを使用しない場合、フライパンなどの機能を有する誘導加熱調理用容器を使用してIHで誘導加熱し、調理していた。誘導加熱調理用容器は、電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)のトッププレート(耐熱強化ガラスより構成される)の上で、焼き物や煮物、炒め物などの加熱調理を行うときに使用されるIH対応の容器である(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3160907号公報(図1)
特許文献1に記載されているようなフライパンなどの機能を有する誘導加熱調理用容器では、片面焼きや、水を入れての蒸し焼きしかできない。両面焼きができないため、今後IHの機能が増えても、両面焼きなどの自動調理はできない。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、下からの誘導加熱だけで、両面焼きができる誘導加熱調理用容器を得ることを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理用容器は、電磁誘導加熱調理器に使用される誘導加熱調理用容器であって、調理物が載置されるプレートと、前記プレートを被うプレート収容部を有し、該プレート収容部の下縁部に前記導加熱調理用容器のトッププレート上に接触状態で載置されるフランジ部が形成された蓋とを備え、前記フランジ部の内、前記蓋の長手方向の左右に位置するフランジ部は、長手方向の両端に位置するフランジ部よりも突出量が大きく、幅広に設定されているものである。
本発明の誘導加熱調理用容器においては、調理用容器が、調理物が載置されるプレートと、前記プレートを被うプレート収容部を有し、該プレート収容部の下縁部に電磁誘導加熱調理器のトッププレート上に接触状態で載置されるフランジ部が形成された蓋とを備えたので、プレートだけでなく、蓋のフランジ部も加熱することができ、これによって熱伝導により蓋全体を加熱することができる。このため、プレートにより調理物を下方より加熱でき、かつ蓋により調理物を上方より加熱することができて、下からの誘導加熱だけで、両面焼きが可能となる。
本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器のトッププレートを取り外して示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器の側面視の断面図である。 本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した場合の誘導加熱コイルとの位置関係を示す模式図である。 本発明の実施形態3に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図である。 本発明の実施形態4に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図である。 本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器のプレートを示す斜視図である。 本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。 本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図である。 本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。 本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器の火力調整部材作動時の状態を示す側面視の断面図である。 本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器の火力調整部材非作動時の状態を示す側面視の断面図である。 本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。 本発明の実施形態9に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態10に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図である。 本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す平面図である。 誘導加熱調理用容器の比較例を示す平面図である。 本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す平面図である。 本発明の実施形態13に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器の誘導加熱コイルの他の例を示す斜視図である。 図27の誘導加熱コイルと誘導加熱調理用容器との位置関係を示す側面視の断面図である。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。図2は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器のトッププレートを取り外して示す分解斜視図である。
本発明の実施形態1の誘導加熱調理用容器を使用する誘導加熱調理器は、図1及び図2のように外郭を構成する加熱調理器本体1(以下、本体1)と、本体1の上部開口面を覆うように取り付けられ、外周に外枠(フレーム)を有するトッププレート2と、トッププレート2の後部のフレームに着脱自在に設けられた吸排気口のカバー3と、本体1の前面に配置された操作部4と、本体1の前面に操作部4と隣接して設けられたグリル扉5とを備えている。
トッププレート2は、調理を行う際に上面に調理容器を載置するものであり、耐熱強化ガラスより構成されている。そして、このトッププレート2の下には、加熱容量の異なる2つのコイルユニット6,7と、1つのヒーターユニット8が配置されている。
グリル扉5は、魚などを調理するグリル庫の開口を被うものであり、使用者がグリル扉5に設けられた取っ手を手前に引くことで開くことができる。
本体1の左側に位置するコイルユニット6には、複数の誘導加熱コイル64,65が設けられ、本体1の右側に位置するコイルユニット7には、小径および大径のリング状の誘導加熱コイルが設けられている。また、コイルユニット6とコイルユニット7に挟まれた後方の位置には、ラジエントヒーターが設けられているヒーターユニット8が位置している。
そして、前述のコイルユニット6,7を構成する誘導加熱コイルに、インバーター回路(図示せず)を介して高周波電流が流れると、誘導加熱コイルから高周波電流に応じた磁束が発生し、その磁束によりトッププレート2に載置された調理容器の鍋や後述の本発明に係る誘導加熱調理用容器などが誘導加熱される。
なお、ヒーターユニット8に代えて、コイルユニット7の外径より小さいコイルユニットを用いてもよい。
図3は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。図4は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器を示す分解斜視図である。図5は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。図6は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器の側面視の断面図である。図7は本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した場合の誘導加熱コイルとの位置関係を示す模式図である。なお、図7ではトッププレート2は、右側に位置するコイルユニット7の周辺部のみを示してある。
本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器100は、図3及び図7のようにトッププレート2の例えばコイルユニット7上に載置されて使用される。
これを図3乃至図7により更に詳述すると、誘導加熱調理用容器100は、磁性体により構成され調理物を載置する長方形箱状のプレート30と、同じく磁性体により構成されプレート30を被うプレート収容部41を有するとともにトッププレート2上に載置する部分にフランジ部42〜45を備えた長方形状の蓋40Aとを備えている。プレート30内には、長手方向の複数箇所に、長手方向に直交する方向に延びる凸条31が設けられており、例えば焼き魚等の調理時に油切できるようになっている。蓋40Aのフランジ部42〜45のうち、長手方向の左右に位置するフランジ部42,43は、長手方向の両端に位置するフランジ部44,45よりも突出量が大きく、幅広に設定され、図7のように正規の位置に置かれたとき、下方の誘導加熱コイルによって誘導加熱できる範囲内に位置するようになっている。長手方向の両端に位置するフランジ部44,45は、左右のフランジ部42,43よりも突出量が小さく、かつ正規の位置に置かれたとき、下方の誘導加熱コイルによって誘導加熱できる範囲から外れている。
このように、本発明の実施形態1に係る誘導加熱調理用容器100は、調理物を載置するプレート30と、プレート30を被い、トッププレート2上に載置する部分にフランジ部、特にフランジ部42,43を有する蓋40Aとを備え、プレート30とフランジ部42,43を、例えばコイルユニット7の誘導加熱コイルによる誘導加熱可能な範囲内に少なくとも一部がかかるように配置できる構成としている。このため、プレート30だけでなく、蓋40Aのフランジ部42,43もコイルユニット7の誘導加熱コイルによって誘導加熱することができ、これによって熱伝導により蓋40A全体を加熱することができる。このため、プレート30により調理物を下方より加熱でき、かつ蓋40Aにより調理物を上方より加熱することができて、下からの誘導加熱だけで、両面焼きが可能となる。
実施形態2.
ところで、前述の実施形態1において、蓋40Aには、フランジ部42,43だけでなく内側のプレート収容部41にも電流が流れ発熱する。しかし、プレート収容部41の誘導加熱による発熱は僅かであり、プレート収容部41の発熱は主に熱伝導によるものである。すなわち、蓋40Aを正規の位置に置いたとき、フランジ部42,43は下方の誘導加熱コイルに近く、磁束密度が大きいので、渦電流が集中し、誘導加熱によるフランジ部42,43の発熱量が大きくなる。このため、フランジ部42,43からプレート収容部41への熱伝導による加熱の方が電流による発熱よりも大きくなる。
しかし、蓋40Aの内側、つまりプレート収容部41よりもフランジ部42,43の抵抗値が低くなるように設定すれば、誘導加熱による蓋40Aのプレート収容部41の発熱量がフランジ部42,43よりも高くなるように構成することができる。次に、その原理について説明する。
誘導加熱される蓋の発熱量Wは、
W=I2*R・・・(1)
で算出される。
また、前記(1)式の電流値Iは、
I=V/R・・・(2)
で求められる。
(1),(2)式より、発熱量Wは、
W=(V/R)2*R・・・(3)
となり、蓋のフランジ部とプレート収容部の抵抗値が同じ場合は、
W=V2/R
で求められる。
次に、蓋のフランジ部とプレート収容部の抵抗値が異なる場合、フランジ部の抵抗値をR1、プレート収容部の抵抗値をR2とすると、前記(1)式のRは発熱量決定のRのため、プレート収容部の抵抗値R2に置き換えられ、前記(2)式のRは電流値決定のRのため、誘導加熱されるフランジ部の抵抗値R1に置き換えられる。
これらを、(3)式に代入すると、
W=(V/R1)2*R2・・・(4)
となり、フランジ部の抵抗値R1が小さく、プレート収容部の抵抗値R2が大きいと、発熱量Wが大きくなる。
すなわち、本発明の実施形態2に係る誘導加熱調理用容器は、蓋40Aのプレート収容部41よりもフランジ部42,43の抵抗値を低くなるように設定し、誘導加熱によるプレート収容部41の発熱量がフランジ部42,43よりも高くなるように構成したものである。なお、フランジ部42,43の抵抗値は、フランジ部42,43の形状や板厚、素材で、調整することができる。
本発明の実施形態2に係る誘導加熱調理用容器においては、蓋40Aのプレート収容部41よりもフランジ部42,43の抵抗値を低くなるように設定し、誘導加熱による発熱位置を蓋の内側すなわちプレート収容部41に持ってきたので、電流を大きくすることができて、フランジ部42,43からの熱伝導よりも速くプレート収容部41を発熱させることができる。
実施形態3.
図8は本発明の実施形態3に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図であり、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態3に係る誘導加熱調理用容器は、図8のように蓋40Bを、積層体で構成し、そのうち最内層を磁性体51で形成し、磁性体51の次の外層は断熱体52で形成したものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態3に係る誘導加熱調理用容器においては、蓋40Bを、積層体で構成し、そのうち最内層を磁性体51で形成し、磁性体51の次の外層は断熱体52で形成したので、磁性体51のフランジ部51a,51bで誘導加熱による発熱した熱が蓋外側へ放熱されるのを断熱体52により抑制することができる。
実施形態4.
図9は本発明の実施形態4に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図であり、前述の実施形態3に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態4に係る誘導加熱調理用容器は、図8のように蓋40Cを、少なくとも1つの層と層の間に空気層54を有する積層体で構成し、そのうち最内層を磁性体51で形成したものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態4に係る誘導加熱調理用容器においては、蓋40Cを、少なくとも1つの層と層の間に空気層54を有する積層体で構成し、そのうち最内層を磁性体51で形成したので、磁性体51のフランジ部51a,51bで誘導加熱による発熱した熱が蓋外側へ放熱されるのを外層に囲まれた空気層54により抑制することができる。
実施形態5.
図10は本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器のプレートを示す斜視図である。図11は本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。図12は本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器100は、図10乃至図12のようにプレート30の周側面の周方向複数箇所に、当該プレート30と蓋40Aとの間に呼吸用の隙間gを形成するための突起32a,32b,32c,32dを設けたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態5に係る誘導加熱調理用容器100においては、プレート30の周側面の周方向複数箇所に、当該プレート30と蓋40Aとの間に呼吸用の隙間gを形成するための突起32a,32b,32c,32dを設けたので、調理中に蓋40Aのプレート収容部41内の圧力が上昇するのを抑制することができ、吹きこぼれを防止することができる。
なお、ここでは呼吸用の隙間gを形成するための突起32a,32b,32c,32dをプレート30の周側面に設けたものを例に挙げて説明したが、この突起は蓋40Aのプレート30と対向するプレート収容部41の内周面に設けてもよいものである。
実施形態6.
図13は本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。図14は本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器100は、図13及び図14のように蓋40Aのプレート収容部41のプレート30と対向する頂壁部に、呼吸穴46を設けたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態6に係る誘導加熱調理用容器100においては、蓋40Aに呼吸穴46を設けているので、前述の実施形態5と同様に、調理中に蓋40Aのプレート収容部41内の圧力が上昇するのを抑制することができ、吹きこぼれを防止することができる。
実施形態7.
図15は本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器の火力調整部材作動時の状態を示す側面視の断面図である。図16は本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器の火力調整部材非作動時の状態を示す側面視の断面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器100は、蓋40Aのフランジ部42,43に、所定の温度より高くなると、図15のように当該フランジ部42,43の下面より下方へ突出して蓋40Aをトッププレート2の上面より浮かせて誘導加熱コイルとのギャップを大きくすることで火力を弱く又はOFFにし、前記温度より低くなると、図16のように後退して蓋40Aをトッププレート2の上面に載置させて火力を復帰させる例えばバイメタルのような複数の火力調整部材50を設けたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態7に係る誘導加熱調理用容器100においては、蓋40Aのフランジ部42,43に設けた複数の火力調整部材50により、複雑な制御を行うことなく、簡単に火力を一定に保持させることができる。
実施形態8.
図17は本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図である。図18は本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器を示す分解斜視図である。図19は本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器の正面視の断面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器100は、図17乃至19のように長方形箱状のプレート30の長手両端部に、それぞれ非磁性のプレート用取っ手33,34を設けるとともに、長方形状の蓋40Aのプレート収容部41の長手両端部に、それぞれプレート用取っ手33,34の蓋外方への突出を可能とする切欠き47,48を設けたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態8に係る誘導加熱調理用容器100においては、プレート用取っ手33,34を持上げることで、プレート30と蓋40Aの両方を一度に持上げることができる。このため、調理後の移動が容易で、使用者にとって使い勝手が向上する。
また、非磁性のプレート用取っ手33,34は、非磁性であるため、誘導加熱による発熱を抑制することができ、安全性の確保が容易となる。
実施形態9.
図20は本発明の実施形態9に係る誘導加熱調理用容器を示す斜視図であり、図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態9に係る誘導加熱調理用容器100は、図20のように蓋40Aのプレート収容部41の上面に蓋用取っ手49を設けたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態9に係る誘導加熱調理用容器100においては、蓋40Aのプレート収容部41の上面に蓋用取っ手49を設けたので、調理後に蓋40Aをトッププレート2上から移動させる際の安全性の確保が容易となる。
実施形態10.
図21は本発明の実施形態10に係る誘導加熱調理用容器の蓋の側面視の断面図であり、図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態10に係る誘導加熱調理用容器は、図21のように蓋40Dを、積層体で構成している。積層体は、最内層が磁性金属材料(例えば鉄)でなる磁性体61で形成し、磁性体61の次の外層は磁性体61よりも抵抗値の低い非磁性金属材料(例えばアルミニウム)でなる非磁性体62で形成している。そして、フランジ部62a,62bには、最内層の磁性体61は設けず、次層の非磁性体62から構成している。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態10に係る誘導加熱調理用容器においては、蓋40Dの内側のプレート収容部41が、磁性金属材料でなる磁性体61と非磁性金属材料でなる非磁性体62とが電気的に接続された積層体で構成され、フランジ部62a,62bが、最内層を非磁性金属材料でなる非磁性体62で構成されている。このため、蓋40Dのプレート収容部41よりもフランジ部62a,62bの抵抗値は低くなり、誘導加熱による発熱位置を蓋40Dの内側すなわちプレート収容部41に持ってくることができる。これにより、電流を大きくすることができ、フランジ部62a,62bからの熱伝導よりも速くプレート収容部41を発熱させることができる。
実施形態11.
図22は本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す斜視図である。図23は本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す平面図である。図24は誘導加熱調理用容器の比較例を示す平面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器100は、図22及び図23のように蓋40Aの長手両側部のフランジ部42,43の抵抗値が、プレート収容部41よりも低くなるように設定されている。また、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45の抵抗値が、プレート収容部41よりも高い抵抗値になるように、長手両端部のフランジ部44,45の途中がプレート収容部41よりも高い抵抗値を有する素材81,82で構成されている。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
ところで、蓋40Aの長手両側部のフランジ部42,43の抵抗値と、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45の抵抗値が、いずれもプレート収容部41よりも低いと、電流は抵抗値の低い部分に流れ易いため、図24に矢印で示すように、フランジ部を回り込むように流れ、その分、プレート収容部41へ流れる電流値が小さくなり、プレート収容部41の発熱量が小さくなる。
本発明の実施形態11に係る誘導加熱調理用容器100においては、蓋40Aの長手両側部のフランジ部42,43の抵抗値が、プレート収容部41よりも低くなるように設定されているとともに、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45の抵抗値が、プレート収容部41よりも高い抵抗値になるように、長手両端部のフランジ部44,45の途中がプレート収容部41よりも高い抵抗値を有する素材81,82で構成されている。このため、フランジ部を回り込んで流れる電流は、図23に矢印で示すように、素材81,82よりも抵抗値の低いプレート収容部41に流れ易くなり、プレート収容部41の発熱量を大きくすることができる。
実施形態12.
図25は本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す斜視図である。図26は本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器をトッププレートに載置した状態を示す平面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器100は、図25及び図26のように蓋40Aの長手両側部のフランジ部42,43の抵抗値が、プレート収容部41よりも低くなるように設定されている。また、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45の途中が切り欠かれ、切欠部83,84として構成されている。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態12に係る誘導加熱調理用容器100においては、蓋40Aの長手両側部のフランジ部42,43の抵抗値が、プレート収容部41よりも低くなるように設定されているとともに、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45の途中が切り欠かれ、切欠部83,84として構成されている。このため、切欠部83,84でフランジ部の接続が電気的にも遮断され、フランジ部を回り込んで流れる電流は、図26に矢印で示すように、蓋40Aの長手両端部のフランジ部44,45からプレート収容部41に向かって流れる。これにより、プレート収容部41の発熱量を大きくすることができる。
実施形態13.
図27は本発明の実施形態13に係る誘導加熱調理用容器を使用する電磁誘導加熱調理器の誘導加熱コイルの他の例を示す斜視図である。図28は図27の誘導加熱コイルと誘導加熱調理用容器との位置関係を示す側面視の断面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。
本発明の実施形態13に係る誘導加熱調理用容器100を使用する電磁誘導加熱調理器は、図27及び図28のように誘導加熱コイルが、独立駆動可能な内コイル71と外コイル72とを有し、トッププレート2には、誘導加熱調理用容器100の蓋40Aのフランジ部42,43が外コイル72の上に配置されるように載置位置の目安となる目印73が付けられて構成されている。
本発明の実施形態13に係る誘導加熱調理用容器100は、使用する際、目印73にしたがって、図28のように蓋40Aのフランジ部42,43がトッププレート2の外コイル72上に配置され、プレート30が内コイル71上に配置される。内コイル71と外コイル72は、IHの駆動が独立駆動可能に構成されているので、内コイル71と外コイル72をそれぞれON/OFF制御することで、片面焼きや両面焼きの調理が可能となり、これら片面焼きや両面焼きの調理の自動化が図れる。
1 本体、2 トッププレート、3 吸排気口のカバー、4 操作部、5 グリル扉、6,7 コイルユニット、8 ヒーターユニット、30 プレート、31 凸条、32a 突起、33,34 プレート用取っ手、40A,40B,40C,40D 蓋、41 プレート収容部、42,43,44,45,62a,62b フランジ部、46 呼吸穴、47,48 切欠き、49 蓋用取っ手、50 火力調整部材、51,61 磁性体、52 断熱体、54 空気層、62 非磁性体、64,65 誘導加熱コイル、71 内コイル、72 外コイル、73 目印、81,82 高い抵抗値を有する素材、83,84 切欠部、100 誘導加熱調理用容器、g 隙間。

Claims (14)

  1. 電磁誘導加熱調理器に使用される誘導加熱調理用容器であって、
    調理物が載置されるプレートと、
    前記プレートを被うプレート収容部を有し、該プレート収容部の下縁部に前記誘導加熱調理用容器のトッププレート上に接触状態で載置されるフランジ部が形成された蓋とを備え
    前記フランジ部の内、前記蓋の長手方向の左右に位置するフランジ部は、長手方向の両端に位置するフランジ部よりも突出量が大きく、幅広に設定されている
    ことを特徴とする誘導加熱調理用容器。
  2. 前記蓋の内側よりも前記フランジ部の抵抗値が低くなるように設定し、誘導加熱による前記蓋の内側の発熱量が前記フランジ部よりも高くなるように構成したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理用容器。
  3. 前記フランジ部の抵抗値を、前記フランジ部の形状、板厚、及び素材のうちの少なくとも1つにより調整したことを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理用容器。
  4. 前記フランジ部の抵抗値が、前記蓋の内側の抵抗値よりも低い部分と高い部分とが周方向で位置を異ならせて存在するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理用容器。
  5. 電磁誘導加熱調理器に使用される誘導加熱調理用容器であって、
    調理物が載置されるプレートと、
    前記プレートを被うプレート収容部を有し、該プレート収容部の下縁部に前記誘導加熱調理用容器のトッププレート上に接触状態で載置されるフランジ部が形成された蓋とを備え、
    前記蓋の内側よりも前記フランジ部の抵抗値が低くなるように設定され、また前記フランジ部の一部が切り欠かれて構成されている
    ことを特徴とする誘導加熱調理用容器。
  6. 前記蓋は、積層体で構成されており、そのうち最内層は磁性体で形成され、該磁性体の次の外層は断熱体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  7. 前記蓋は、少なくとも1つの層と層の間に空気層を有する複数層で構成されており、そのうち最内層は磁性体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  8. 前記プレートの周側面の周方向複数箇所、又は前記蓋の前記プレートと対向する内周面の周方向複数箇所に、呼吸用の隙間を形成するための突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  9. 前記蓋に呼吸穴を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  10. 前記フランジ部に、所定の温度より高くなると、当該フランジ部の下面より下方へ突出して前記蓋を前記トッププレートの上面より浮かせて誘導加熱コイルとのギャップを大きくすることで火力を弱くし、前記温度より低くなると、後退して前記蓋を前記トッププレートの上面に載置させて火力を復帰させる火力調整部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  11. 前記プレート及び前記蓋は平面的に見て長方形状に形成されており、前記プレートの長手両端部には、それぞれプレート用取っ手が設けられ、前記蓋の長手両端部には、それぞれ前記プレート用取っ手の蓋外方への突出を可能とする切欠きが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  12. 前記プレート用取っ手の素材が非磁性であることを特徴とする請求項11記載の誘導加熱調理用容器。
  13. 蓋に蓋用取っ手を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の誘導加熱調理用容器。
  14. 電磁誘導加熱調理器に使用される誘導加熱調理用容器であって、
    調理物が載置されるプレートと、
    前記プレートを被うプレート収容部を有し、該プレート収容部の下縁部に前記誘導加熱調理用容器のトッププレート上に接触状態で載置されるフランジ部が形成された蓋とを備え、
    前記蓋は、積層体で構成されており、そのうち最内層は磁性金属材料でなる磁性体で形成され、該磁性体の次の外層は前記磁性体よりも抵抗値の低い非磁性金属材料でなる非磁性体で形成され、かつ前記フランジ部は、最内層の磁性体は設けず、次層の非磁性体から構成されている
    ことを特徴とする誘導加熱調理用容器。
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