JP5322831B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、食材を収容する筐体の容積を増大させた調理器を得るものである。
図1〜図3を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1について以下詳細に説明する。図1は本願発明に係る誘導加熱調理器10を採用したIHクッキングヒータ1の全体を概略的に図示する斜視図である。図1において、IHクッキングヒータ1は、概略、筐体2、その上側表面のほぼ全体を覆うガラスなどで形成されたトッププレート3、左右に配置された一対のIH加熱部4a,4b、ラジエント加熱部5および筐体2内に配設された本願発明に係る誘導加熱調理器(以下、「グリル加熱部」という)10を有する。(ただし、図1ではグリル加熱部の開閉式ドアのみが図示されている。)
なお、ここでは本願発明に係る誘導加熱調理器が採用されたIHクッキングヒータ1を図示したが、これに限定されるものではなく、本願発明の誘導加熱調理器は任意のグリルまたはオーブンに同様に適用することができる。
また、グリル筐体18内においてシーズヒータなどの突起物を排除したので、清掃性を格段に向上させることができる。
図4を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2について以下詳細に説明する。実施の形態1のグリル加熱部10においては、誘導加熱コイル22,24がグリル筐体18の下側および上側の両方にそれぞれ配設されていたのに対し、実施の形態2に係るグリル加熱部10においては、誘導加熱コイルがグリル筐体18の下側および上側のいずれか一方にのみ配設されている点を除き、実施の形態1のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
なお、図4(a)には示していないが、図2と同様、駆動回路34は検知回路40を含む駆動制御部38により制御されており、誘導加熱コイル22に供給する高周波電流を調節することができる。
また、実施の形態2によれば、誘導加熱コイル22をグリル筐体18の下方にのみ配置し、誘導加熱コイルおよび駆動回路の部品点数を削減したので、実施の形態1に比して生産コストを抑制することができる。
図5を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態3について以下詳細に説明する。実施の形態2のグリル加熱部10が誘導加熱コイル22を有し、その他の加熱手段を有さないのに対し、実施の形態3に係るグリル加熱部10は、概略、抵抗式ヒータ42をグリル筐体18内に別途設けた点を除き、実施の形態2のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
なお、図5(a)には示していないが、図2と同様、駆動回路34は検知回路40を含む駆動制御部38により制御されており、誘導加熱コイル22に供給する高周波電流を調節することができる。同様に、図示しないが、グリル加熱部10は抵抗式ヒータ42の発熱量を制御するための電力調節部を備えている。
図6を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態4について以下詳細に説明する。実施の形態4のグリル加熱部10は、概略、グリル筐体18の内部の上方隅に一対の抵抗式ヒータ46,48を追加した点を除き、実施の形態1と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
なお、駆動回路34,36は検知回路40を含む駆動制御部38により制御されており、誘導加熱コイル22,24に供給する高周波電流を調節することができる。同様に、グリル加熱部10は抵抗式ヒータ46,48の発熱量を制御するための電力調節部を備えている(図示せず)。
また、抵抗式ヒータ46,48をグリル筐体18の上方隅に配置したので、グリル筐体18の中央部における高さ寸法を増大させることができるので、より嵩の高い食材Fを載置し調理することができる。
図7を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態5について以下詳細に説明する。実施の形態5のグリル加熱部10は、概略、グリル筐体18の内部の上方隅に設けた一対の第1の抵抗式ヒータ46,48と、受け皿30と網32の間に配設した第2の抵抗式ヒータ50とを追加した点を除き、実施の形態2のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
なお、図7には示していないが、図2と同様、駆動回路36は検知回路40を含む駆動制御部38により制御されており、誘導加熱コイル24に供給する高周波電流を調節することができる。同様に、図示しないが、グリル加熱部10は第1および第2の抵抗式ヒータ46,48,50の発熱量を制御するための電力調節部を備えている。
図8を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態6について以下詳細に説明する。実施の形態6のグリル加熱部10は、概略、グリル筐体18が誘導加熱に適した金属材料からなる底板14、非磁性の金属からなる側板16および天板12から構成される点を除き、実施の形態2のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
図9を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態7について以下詳細に説明する。実施の形態7のグリル加熱部10は、概略、グリル筐体18が非金属材料からなる底板14と、非磁性の金属材料からなる側板16および天板12とから構成され、グリル筐体18内の受け皿30が誘導加熱に適した金属材料で構成される点を除き、実施の形態6のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
また、受け皿30をグリル筐体18から着脱可能としたので、グリル筐体18の内部の清掃性が向上するという効果を期待することができる。
図10を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態8について以下詳細に説明する。実施の形態8のグリル加熱部10は、誘導加熱コイル72がグリル筐体18内である底板14と受け皿30との間に設けられている点を除き、実施の形態7のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
図11および図12を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態9について以下詳細に説明する。これまで説明したグリル加熱部10が平面状に捲回された誘導加熱コイル22,24を採用するものであったのに対し、実施の形態9のグリル加熱部10は、概略、断熱部20を介して箱状のグリル筐体18の全体周囲に捲回された誘導加熱コイル52を採用する点を除き、上記実施の形態のグリル加熱部10と同様の構成を有するので、重複する内容については説明を省略する。なお図中、同様の構成部品については同一の符号を用いて参照する。
Claims (11)
- 食材を収納する筐体と、
食材を出し入れするための開閉可能なドアと、
前記筐体内で食材を支持する受け皿と、
前記筐体の外部に設けた断熱部を介して配置された少なくとも1つの誘導加熱コイルと、
前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給する駆動回路と、
高周波電流量を制御する駆動制御部とを備え、
前記誘導加熱コイルが前記筐体の少なくとも一部を誘導加熱し、前記筐体内部の雰囲気温度を上昇させて、食材を加熱調理する誘導加熱調理器であって、
前記誘導加熱コイルは、前記筐体の上面、側面および下面に沿って前記筐体の周りに捲回され、食材を出し入れする前記ドア付近の誘導加熱コイルの巻線の間隔が、前記筐体の奥行き側の巻線の間隔よりも密となるように構成したことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 筐体内の温度を検知する検知手段と、
誘導加熱コイルへの投入電力を検知する手段とを備え、
駆動制御部は、前記筐体内の温度および前記誘導加熱コイルへの投入電力に基づいて高周波電流量を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 筐体の少なくとも一部は磁性金属で形成され、誘導加熱コイルが前記筐体を直接的に誘導加熱し、前記筐体内部の雰囲気温度を上昇させることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 筐体の複数の面を加熱する複数の誘導加熱コイルを有し、
前記各誘導加熱コイルは独立して制御可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。 - 受け皿は筐体内に着脱可能な金属板であって、
誘導加熱コイルが前記金属板を直接的に誘導加熱し、前記筐体内部の雰囲気温度を上昇させることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。 - 筐体の少なくとも一部は非磁性金属で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。
- 筐体内の雰囲気または食材を加熱するために、前記筐体内に配置された抵抗式ヒータをさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の誘導加熱調理器。
- 筐体から誘導加熱コイルに伝わる熱を遮断するために、前記筐体と前記誘導加熱コイルとの間に設けられた断熱部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 筐体内部の温度は、誘導加熱コイルを形成する巻線の耐熱温度より高いことを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 誘導加熱コイルは、平面状に捲回されて平坦な主面を有し、筐体の上面または下面に対向するように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 請求項1〜10のいずれか1に記載された誘導加熱調理器を採用したIHクッキングヒータ。
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