JP5506512B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は加熱調理器に係り、より詳しくは、グリル扉の前面部を樹脂部材によって構成して安全性を高めた加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器のグリル扉は、ガラス製の扉前板と金属製の前板保持部材との間に空気断熱層を設けて、使用中、使用直後の熱気を遮断し、グリル扉が熱くならないようにして安全性を高めていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−213684号公報(第5頁−第6頁、図2、図3)
特許文献1の加熱調理器においては、ガラス製の扉前板と金属製の前板保持部材との間に空気断熱層を設けているが、扉前板の温度は80℃まで上昇することがあり、その部分に触れればやけどするおそれがある。また、構成部品の種類も、ガラス、金属、樹脂と分かれており、部品点数が増加するため部品のコストが増加するだけでなく、組立コストも上昇する。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、扉に触れてもやけど等をすることがなく安全性で、その上、部品点数を削減してコストを低減することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、本体内に設置され、前面が開口されて天面側と底面側の両者又はいずれか一方にヒータが設けられた加熱室と、該加熱室の前面開口部を開閉する扉と、前記加熱室に出し入れ自在な汁受け皿と、該汁受け皿上に載置する焼き網とを有し、
前記扉は、該扉を開閉する取っ手を有し、樹脂材料によって構成した扉前板と、該扉前板の背面側に位置して該扉前板を保持し、該扉前板との間に空気断熱層を形成する金属製の扉後板とを備え、
前記扉後板に形成されたフランジ部の幅は、前記扉前板に形成されたフランジ部の幅よりも長くしてあり、前記扉前板のフランジ部の内壁と前記扉後板のフランジ部の外壁とを嵌合して、前記扉後板に前記扉前板を取りつけたときに、前記扉後板のフランジ部の一部を露出させてあり、前記扉前板と扉後板との間であって、且つ前記扉前板のフランジ部の内側に断熱材を配設したものである。
扉の前面部側をガラスよりも熱伝導率の低い樹脂材料によって形成したので、使用者などが触れてもやけど等をすることがなく、安全な加熱調理器を得ることができる。
また、扉の構成部品数を削減することができるので、組立作業性を改善して組立コスト及び管理費用を削減することができる。
さらに、空気断熱層に断熱材を配設したので断熱効果を上げることができ、消費電力量を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の設置状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の斜視図である。 図2の加熱調理器の正面図である。 図2の加熱調理器の縦断面図である。 図4の要部の拡大図である。
図1、図2、図3において、キッチンキャビネット1は、前面に扉2を有するキャビネット本体3と、この上面部に設けたキッチンカウンタートップ4とからなっている。
また、キッチンキャビネット1にビルトインされた例えば電磁誘導式の加熱調理器5は、天板組立体6を有する上部ユニット7と、ロースター8及び操作部9を有しキッチンキャビネット1内に収容される下部ユニット10とからなり、天板組立体6をキッチンカウンタートップ4の上面とほぼ面一に露出させ、ロースター8の前部及び操作部9をキャビネット本体3の前面とほぼ面一に露出させている。
上部ユニット7は、上部が開口された下部ユニット10を構成する本体ケース(本体)11の上面に天板組立体6が設けられており、天板組立体6の下方、すなわち本体ケース11内の左右及び後方中央には例えば誘導加熱コイルの如き加熱手段(図示せず)が配設され、天板組立体6の上面の加熱手段に対応した位置には調理容器の載置部12、13、14が設けられている。
なお、天板組立体6の後方には吸気口と排気口が設けられており、この上面にはこれを覆うようにスリット形状のカバー15が設置されている。
下部ユニット10は、本体ケース11の前部左右に操作部9を設けると共に、本体ケース11内にはロースター8を構成する加熱室20(図4参照)を備えている。なお、操作部9は、加熱手段による加熱調理等を行うときに操作するもので、複数の操作スイッチや表示部が設けられている。
図4において、加熱室(調理庫)20は、本体ケース11内に設けられて前面開口部21を有するほぼ箱状に形成され、天面側と底面側には上ヒータ23a及び下ヒータ23bが設けられている。そして、加熱室20の前面開口部21には後述の汁受け皿31と連結されて前面開口部21を開閉する扉(グリル扉)30が設けられている。
加熱室20内には、前面開口部21を通して出し入れ可能な汁受け皿(グリル皿)31が設けられており、扉30の背面下部に着脱可能に取り付けられて扉30の開閉と共に加熱室20内を前後方向に移動するようになっている。
汁受け皿31は、底面31aと周壁31bとからなり、周壁31bの上方縁部には外側に張り出したフランジ31cが設けられている。
この汁受け皿31の上には、これに載置して調理物を載せる焼き網40が設けられている。焼き網40は、線材をほぼコ字状に折り曲げた上枠部42、垂直部43及び脚部44からなる一対の主枠と、この主枠をほぼ平行に対向させて(図4の紙面と垂直方向に対向させて)対向する上枠部42の間を複数の線材45で連結して調理物を載置する載置部46を形成したものである。
そして、焼き網40の前後に、それぞれ前側、後側の斜め下方に舌状(凸状)に突出した線材48、49が設けられている。
なお、焼き網40を汁受け皿31に載置した場合、下ヒータ23bは焼き網40の間、すなわち載置部46と脚部44との間に位置する。
次に、加熱室(調理庫)20の前面開口部21に設けられた扉30について図5により詳述する。
扉30は、扉前板によって形成された前面部(扉前板ともいう)32と、扉前板の背面側に位置して扉前板の保持部分を構成し扉前板との間に空気断熱層33を形成する扉後板によって形成された背面部(扉後板ともいう)34とを備えている。
前面部32は樹脂材料によって一体に形成されており、正面部32aと、その上下左右の端部を後側(加熱室20側、図の左側)にほぼ直角に折り曲げて形成された前面フランジ部32bとにより構成され、正面部32aの前側下方には正面部32aと一体に扉30を開閉するための下方が開放された取っ手32cが設けられている。
そして、前面部32及び取っ手32cには塗装や意匠性の部品(シール、プレート)を施してある。
背面部34は金属材料によって一体に形成されており、後面部34aと、その上下左右の端部を前側(扉30の外側、図の右側)にほぼ直角に折り曲げて形成された背面フランジ部34bとにより構成されている。
そして、背面部34の背面フランジ部34bの外壁に前面部32の前面フランジ部32bの内壁が嵌合して一体に結合され、扉30を形成している。
なお、前面部32と背面部34の間の空気断熱層33内には断熱材35が配設されている。
上記の扉30の背面部34側のフランジ(背面フランジ部34b)の前後方向の幅(図の左右方向の長さ)は、前面部32側のフランジ(前面フランジ部32c)の前後方向の幅(図の左右方向の長さ)よりも長く形成されており、背面部34に前面部32を嵌合したときに、扉30の外側方向では両フランジ32b、34bは重なるが、扉30の内側方向では重ならず、背面部34側のフランジ(背面フランジ部34b)の一部が露出する。具体的には、扉30の前後方向の寸法をBとし、前面部32の前面フランジ部32bの前後方向の寸法をCとしたとき、CがBよりも短い、すなわち、C<Bのように構成されている。扉30の内側方向では背面フランジ部34bが一部露出するようにしてあるが、この部分から空気断熱層33内の熱を逃がし、熱が空気断熱層33内に籠もるのを防止するようにしたためである。
上記の説明では、扉30の前後方向の寸法をBとし、前面部32の前後方向の寸法をCとして、C<Bの場合について示したが、扉30の前後方向の寸法Bと前面部32の前後方向の寸法Cとを等しく形成してもよく、この場合は、背面部34aと前面部32aを嵌合したときに、背面フランジ部34bと前面フランジ部32bとは二重壁を構成し、B=Cとなる。
上記のように構成した加熱調理器の作用について説明する。
調理時には、扉30の取っ手32cに手を掛けて汁受け皿31及び汁受け皿31に載置された焼き網40を引き出す。
そして、焼き網40の載置部46に調理物である例えば魚を載置し、扉30を閉じる。
この状態で、操作部9の操作スイッチを操作し、調理物である魚を、天面側と底面側に設けた上、下のヒータ23a、23bによって加熱して、調理する。
この際、扉30の前面部32側をガラスよりも熱伝導率の低い樹脂材料によって構成したので、使用者などが誤って接触してもやけど等することがなく、安全である。
調理後、扉30を引いて汁受け皿31及び焼き網40を引き出す。
なお、扉30の背面部34側では背面フランジ部34bの一部が露出しており、この部分から熱が外部に逃げ、熱が空隙部33内に籠もるのを防止する。
本実施の形態によれば、扉30の前面部32側をガラスよりも熱伝導率の低い樹脂材料によって形成したので、使用者などがこの部分に接触してもやけど等することがなく、安全性を高めることができる。
また、扉30の構成品数を削減することができるので、組立作業性を改善して、組立コスト及び管理費用を削減することができる。
さらに、空気断熱層33に断熱材35を配設したので断熱効果を上げることができ、消費電力量を削減することが可能となる。
上記の説明では、本発明をキッチンキャビネット1にビルトインした組み込み式の加熱調理器に実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、キッチンキャビネット等の上に設置される加熱調理器にも本発明を実施することができる。
11 本体、20 加熱室、21 前面開口部、23a、23b 上下のヒータ、30 扉、31 汁受け皿、32 前面部(扉前板)、32b 前面フランジ部(フランジ部)、32c 取っ手、33 空気断熱層、34 背面部(扉後板)、34b 背面フランジ部(フランジ部)、35 断熱材、40 焼き網。

Claims (3)

  1. 本体内に設置され、前面が開口されて天面側と底面側の両者又はいずれか一方にヒータが設けられた加熱室と、
    該加熱室の前面開口部を開閉する扉と、
    前記加熱室に出し入れ自在な汁受け皿と、
    該汁受け皿上に載置する焼き網とを有し、
    前記扉は、
    該扉を開閉する取っ手を有し、樹脂材料によって構成した扉前板と、該扉前板の背面側に位置して該扉前板を保持し、該扉前板との間に空気断熱層を形成する金属製の扉後板とを備え、
    前記扉後板に形成されたフランジ部の幅は、前記扉前板に形成されたフランジ部の幅よりも長くしてあり、前記扉前板のフランジ部の内壁と前記扉後板のフランジ部の外壁とを嵌合して、前記扉後板に前記扉前板を取りつけたときに、前記扉後板のフランジ部の一部を露出させてあり、
    前記扉前板と扉後板との間であって、且つ前記扉前板のフランジ部の内側に断熱材を配設したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記扉を開閉する取っ手を前記扉前板と一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記扉前板及び取っ手の両者またはいずれか一方に塗装を施し、意匠性の部品を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
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