JP2008304107A - コンロ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のグリル部ではグリル庫が前方に向かって開口しているので、グリル扉を手前に引いて焼き網と汁受け皿とをグリル庫から引き出す際、手を離しても焼き網がグリル庫から脱落しないように、焼き網を完全にグリル庫から引き出すことができないように構成されている。そのため、焼き網上に調理物をのせる場合や調理された調理物を焼き網から取り出す場合に、グリル庫の開口縁が邪魔になって作業がしづらいという不具合がある。
【解決手段】天板部11に挟まれたグリル扉2を設け、このグリル扉2を後側に跳ね上げると、グリル扉2の下方に設けられたグリル庫3が上方に向かって開口するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】天板部11に挟まれたグリル扉2を設け、このグリル扉2を後側に跳ね上げると、グリル扉2の下方に設けられたグリル庫3が上方に向かって開口するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、グリル部を備えたコンロ装置に関する。
従来のこの種のコンロ装置は、水平な天板を備えており、この天板上に鍋などの調理具を載置して加熱調理を行うことができるように構成されている。天板の下方に位置してグリル部を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。このグリル部は前方に対して開口するグリル庫を有しており、グリル庫内には調理物が載置される焼き網と、焼き網から滴下する焼き汁等を受ける汁受け皿とが配設されている。
焼き網と汁受け皿とはグリル庫の開口を開閉するグリル扉に連結されており、グリル扉を手前に引くと焼き網と汁受け皿とが手前方向にグリル庫内から引き出されるように構成されている。なお、汁受け皿には滴下した焼き汁等がグリル調理中に発火することを防止するため、注水して使用される。
特開2005−160837号公報(図1)
上記従来のグリル部ではグリル庫が前方に向かって開口しているので、グリル扉を手前に引いて焼き網と汁受け皿とをグリル庫から引き出す際、手を離しても焼き網がグリル庫から脱落しないように、焼き網を完全にグリル庫から引き出すことができないように構成されている。そのため、焼き網上に調理物をのせる場合や調理された調理物を焼き網から取り出す場合に、グリル庫の開口縁が邪魔になって作業がしづらいという不具合がある。
また、グリル扉がグリル庫の開口を開閉する際に、汁受け皿が水平に移動するので汁受け皿内の水がこぼれやすいという不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、焼き網上に調理物をのせたり取り上げたりすることが容易で、かつ汁受け皿からの水の溢れのおそれのないコンロ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるコンロ装置は、上面に水平な天板を備え、この天板の下方にグリル部を備えたコンロ装置において、天板の一部を開閉自在なグリル扉にすると共に、このグリル扉の下方にグリル部のグリル庫を設け、グリル扉を開放するとグリル庫が上方に開口し、グリル庫に対して上方から調理物を出し入れ可能にしたことを特徴とする。
グリル庫が上方に開口するので、焼き網に対して調理物を載せたり取り上げたりすることを上方から行うことが可能となる。なお、焼き網の下方に位置する汁受け皿はグリル扉の開閉によって移動させる必要がない。
なお、グリル庫内に調理物が載置される焼き網を設け、この焼き網をグリル扉の開閉に連動させて、グリル庫の開放動作に伴って上昇させる連動手段を設ければ、焼き網に対して調理物を載せたり取り上げたりすることが更に容易になる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、従来のグリル部のようにグリル扉を手前に引き出してグリル庫を開けるのではなく、グリル庫を上方に向かって開けるので調理物をグリル庫に対して出し入れしやすく、また、その際汁受け皿を移動させる必要がないので、汁受け皿に注水しても汁受け皿から水がこぼれるおそれがない。
図1を参照して、1は本発明によるコンロ装置であり、カウンタトップに取り付けられる、ビルトイン型のものである。このコンロ装置1には水平な左右1対の天板部11が設けられている。この天板部11は非磁性体であり、かつ耐熱性の板材として、例えば耐熱性のガラス板から形成されている。各天板部11には鍋等の調理具が載置される加熱部12が設定されており、これら加熱部12の下方には図示しない誘導加熱コイルが設けられている。そして、その誘導加熱コイルから発せられる交番磁界により加熱部12にセットされた調理具が加熱される。
両天板部11に挟まれ、両天板部11と共にコンロ装置1の天板を形成するグリル扉2を設けた。このグリル扉2は、天板部11とグリル扉2とで構成するコンロ装置1の天板を囲うパッキン部14を超えて前方に張り出しており、その前端部分の上面にセンサ部22を取り付けた。なお、13はコンロ装置1の操作パネルであり、21は後述するグリル庫からの排気口である。
図2を参照して、上記グリル扉2は後端部でコンロ装置1に開閉自在に連結されており、図示のように後端部を中心に揺動して水平状態からほぼ垂直状態に開くことができる。なお、センサ部22の後方に、グリル扉2が水平状態、すなわち閉鎖状態になったときにパッキン部14の一部となるパッキン片2aを取り付けた。
図示のように、グリル扉2を後方へ跳ね上げて開口状態にすると、グリル扉2の下方に設けられたグリル庫3が上方に開口するようにした。このグリル扉2が水平な閉鎖状態から垂直な開口状態に揺動すると、グリル庫3内に収納された焼き網31が上昇するようにした。本実施の形態では、グリル扉2に左右1対のリンク部材23を取り付け、このリンク部材23を介してグリル扉2の揺動による変位が焼き網31に伝えられ、図3のガイド穴32に沿って上昇するようにした。なお、グリル扉2を閉めれば焼き網31は図3に示す位置まで下降する。
グリル扉2の下面にはスペーサ42を挟んで所定の隙間が確保されるように反射板41を取り付け、さらにその反射板41の下面に加熱用の電気ヒータ4を取り付けた。従って、グリル扉2を開口状態にして焼き網31上に調理物をのせ、グリル扉2を閉めると、焼き網31は下降すると共に、電気ヒータ4が調理物の上面に対峙する。その状態で電気ヒータ4に通電して加熱すると、電気ヒータ4からの輻射熱により調理物が加熱され、グリル調理ができるようにした。なお、焼き網31の下方に汁受け皿33を取り付けた。
この汁受け皿33はグリル庫3から取り外すことができる。グリル庫3に対して出し入れしやすいように、1対の取手33aを汁受け皿33に設けた。なお、汁受け皿33をグリル庫3にセットした状態でグリル庫3の底面と汁受け皿33との間に所定の隙間が形成されるようにした。
5は送風ファンであり、この送風ファン5が作動すると、送風ファン5から吹き出される空気はグリル庫3の下方を、後方から前方に向かって流れ、その後、一部の空気はグリル庫3の底面と汁受け皿33との隙間を後方に向かって流れると共に、残りの空気はグリル扉2と反射板41との隙間を通って後方に流れるようにした。グリル調理中に送風ファン5を作動させると、まず汁受け皿33が冷却される。汁受け皿33が冷却されると、汁受け皿33に受け止められている焼き汁等が発火するおそれがなくなるので、汁受け皿33に注水する必要がなくなる。なお、本実施の形態では汁受け皿33に注水する必要はないが、グリル調理後の汁受け皿33の洗浄を容易にするために汁受け皿33に注水してもよい。なお、たとえ汁受け皿33に注水してもグリル扉2の開閉によって汁受け皿33は移動しないので、汁受け皿33から水がこぼれるおそれはない。
また、送風ファン5からの空気によりグリル扉2が冷却されるので、グリル調理中にグリル扉2を素手で触っても、グリル扉2の温度を暖かく感じられる程度の温度にすることができる。
ところで、グリル扉2が閉鎖状態にありグリル調理が行われている状態では、図示しないアクチュエータがリンク部材23に係合してグリル扉2が開かないようにした。このようにグリル調理中にグリル扉2が不用意に開けられ、グリル庫3内の熱気が溢れ出さないようにした。
グリル調理後にグリル扉2を開ける場合には、グリル扉2の先端に取り付けたセンサ部22を上下方向から所定の力で摘む。すると、図示しないコントローラが、センサ部22が摘まれたことを検知して、アクチュエータによるロックを解除するようにした。
なお、図2に示すように、グリル庫3の上縁にはグリル扉2が密着するように、耐熱ゴム製のシール3aが設けられてる。また、加熱部12上の調理具から煮こぼれが生じた場合に、天板部11とグリル扉2との隙間から侵入する煮こぼれを受ける溝3bをシール3aの外側に設けた。なお、この溝3bで受けられた煮こぼれは汁受け皿33に導かれるように、通路を設けることが望ましい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 コンロ装置
2 グリル扉
3 グリル庫
4 電気ヒータ
5 送風ファン
11 天板部
23 リンク部材
31 焼き網
32 ガイド穴
33 汁受け皿
41 反射板
2 グリル扉
3 グリル庫
4 電気ヒータ
5 送風ファン
11 天板部
23 リンク部材
31 焼き網
32 ガイド穴
33 汁受け皿
41 反射板
Claims (2)
- 上面に水平な天板を備え、この天板の下方にグリル部を備えたコンロ装置において、天板の一部を開閉自在なグリル扉にすると共に、このグリル扉の下方にグリル部のグリル庫を設け、グリル扉を開放するとグリル庫が上方に開口し、グリル庫に対して上方から調理物を出し入れ可能にしたことを特徴とするコンロ装置。
- グリル庫内に調理物が載置される焼き網を設け、この焼き網をグリル扉の開閉に連動させて、グリル庫の開放動作に伴って上昇させる連動手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンロ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007150462A JP2008304107A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | コンロ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007150462A JP2008304107A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | コンロ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008304107A true JP2008304107A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40232984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007150462A Pending JP2008304107A (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | コンロ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008304107A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010128719A1 (ko) * | 2009-05-04 | 2010-11-11 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
JP2015131077A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 美和 関 | キッチンユニット |
JP2015169362A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
KR102205797B1 (ko) * | 2020-03-09 | 2021-01-21 | 최윤수 | 그리들 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01140401A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
2007
- 2007-06-06 JP JP2007150462A patent/JP2008304107A/ja active Pending
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KR20100120018A (ko) * | 2009-05-04 | 2010-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
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